JP2006051325A - デンタルフロスホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】多種類の市販デンタルフロスの中から利用者に最適なデンタルフロスを取り付けられ経済性及び廃棄物の削減も大幅に改善した上に清潔で尚且つ使い易いことが目的である。
【解決手段】デンタルフロスホルダは、1個以上のヘッドと、それらのヘッドを支えるアームからなり、当該ヘッドの内の、少なくとも1個のヘッドには、デンタルフロスを挟んで摘み保持するスリットと、当該デンタルフロスを挟む位置を定めるフロス受けと、を設け、当該スリットの当該デンタルフロスを挟む位置を、当該スリットの基底で受けて定めるのではなく、当該フロス受けによって定める事を特徴としている。
【選択図】 図1

Description

この発明は歯間清掃用のデンタルフロスホルダに関するものである。
近年健康思考が盛んになってきたが虫歯や歯周病で歯をなくす人々はまだ多い。それは歯ブラシの使い方が不充分であり何時の間にか病が進んでいる為と推測される。それを補う為にデンタルフロスや歯間ブラシ等を奨める歯科医は多いが余り普及していない。特にデンタルフロスには優れた点が多く有るのだが使う人はまだ僅かである。普及を妨げている原因はデンタルフロスの使用法が難しく尚且つ面倒な事である。
現在市販されているデンタルフロスは自らの指に巻きつけて使用する方式やデンタルフロスとデンタルフロスホルダが一体成形された使い捨て式等(例えば特許文献1参照)が主流になっている。
従来のデンタルフロスのみを交換して使うデンタルフロスホルダ(例えば特許文献2参照)はデンタルフロスに特殊な加工をしてデンタルフロスホルダの二股になった端部のスリットに挟み込みデンタルフロスの特殊加工部を利用して留めている。
従来の方法(例えば特許文献3参照)として長尺のデンタルフロスを巻いたスプールをデンタルフロスホルダの中に収納して使用した分だけ引き出して使っている。
棒状歯ブラシ(例えば特許文献4参照)の柄の端面にスリットを設けてデンタルフロスの一端を挟み更にもう一方を指に巻き付けて使用している。
特開2000-197647(P2000-197647A) 実開平6-75421 特表平8-501964 特開平8-191719
指に巻きつけて使用する方法は奥歯で使うには難しい上に指が痛む事と大きく口を開け両手の指を口の奥深く突っ込まねばならず、人前ではみっともなくて出来ない。更に面倒であり習熟にも時間が掛かりなかなか続かないのが現状である。
使い捨てのデンタルフロスホルダは数多く市販されてはいるが肝心の奥歯に対しては使い易い物が少ない。また有っても奥歯用は高価で有り、更に大型になる為に廃棄されるプラスチック等の量が増加し経済的にも自然環境や地球温暖化にも悪影響があり、また使い易さも中途半端になっている。その為にデンタルフロスホルダ本体が少々高価になっても、使い易く更に少量のデンタルフロスを交換するだけで長期にわたって使えるデンタルフロスホルダが求められている。
またデンタルフロスに特殊な加工を必要とするデンタルフロスホルダでは専用のデンタルフロスに限られ、多くのメーカーの製品から自分に最適のデンタルフロスを選べない上に、このデンタルフロスも割高になって経済的に不利になっている。
デンタルフロスホルダは使用すればデンタルフロスホルダ等の隙間に唾液や食べカス等の栄養物が入り込み、腐敗や雑菌の巣となり衛生上好ましくない。何事も清潔で衛生的であることを維持するには薬剤等による消毒以前に、雑菌繁殖や腐敗等の原因となる汚れを取り除くことが最も大切である。デンタルフロスホルダの構造が複雑になるほど洗浄乾燥が困難になる。出来るだけ構造が簡素な事と洗浄乾燥が容易に出来るように密着部や袋になった所を無くしたい。特にスプール内臓式のものはデンタルフロスの使用済み部分に関しては使い捨てでもデンタルフロスホルダ本体が複雑になり易く、また未使用のデンタルフロス部分に付着した食滓及び口の中から移った病原菌等の洗浄及び消毒殺菌が困難で不潔になりやすい。
上記目的を達成する為に請求項1におけるデンタルフロスホルダは、1個以上のヘッドと、それらのヘッドを支えるアームからなり、当該ヘッドの内の、少なくとも1個のヘッドには、デンタルフロスを挟んで摘み保持するスリットと、当該デンタルフロスを挟む位置を定めるフロス受けと、を設け、当該スリットの当該デンタルフロスを挟む位置を、当該スリットの基底で受けて定めるのではなく、当該フロス受けによって定める事を特徴としている。
上記課題を達成する為に請求項2におけるデンタルフロスホルダは、一対のヘッドとそれらを支えるアームとアームに繋がる柄からなり、当該ヘッドの、双方または一方のヘッドには、デンタルフロスを挟んで摘み保持するスリットと、当該デンタルフロスを挟む位置を定めるフロス受けと、を設け、当該スリットの当該デンタルフロスを挟む位置を、当該スリットの基底で受けて定めるのではなく、当該フロス受けによって定める事を特徴としている。
上記目的を達成する為に、請求項3におけるデンタルフロスホルダは、1個以上のヘッドと、それらのヘッドを支えるアームからなり、当該ヘッドの内の、少なくとも1個のヘッドには、デンタルフロスを挟んで摘み保持するスリットと、当該デンタルフロスを挟む位置を定めるフロス受けと、を設け、当該スリットの当該デンタルフロスを挟む位置を、当該スリットの基底で受けて定めるのではなく、当該フロス受けによって定め、更に当該スリットと当該フロス受けを設けたヘッドの内の1個以上のヘッドには、デンタルフロスを指定位置に巻き易くする為の鉢巻部と、鉢巻部に巻いたデンタルフロスをスリットに挟み易くする為に後退部と顎と、を備え、後退部と顎の間には、鉢巻部から先端側の部分おいて、スリットを境にして、当該ヘッドの中心軸相当に対し直角方向の段差を有する事を特徴としている。
上記目的を達成する為に、請求項4のデンタルフロスホルダは、デンタルフロスを保持する一対のヘッドと、それらのヘッドを支えるアームと、アームに繋がる柄からなり、当該一対のヘッドと当該柄との三者それぞれの中心軸相当を、同一平面上で互いに略平行に配置し、当該一対のヘッド間に緩みなく掛け渡して取付けたデンタルフロス(5)は、当該同一平面と平行な平面に当該三者を投影した図上で、当該柄の中心軸延長線(16)と、角度95°〜125°を形成し交差する事を特徴としている。
上記発明によるデンタルフロスホルダは、一例として図1(A)のデンタルフロス(5)をヘッド(1a・1b)の図4に示すスリット(2a・2b)に挟み込み、鉢巻部(4a・4b)に巻き付ける事によりスリット(2a・2b)は閉じる方向に締め付けられスリット(2a・2b)の隙間は無くなり密着し、スリット(2a・2b)に挟まれたデンタルフロス(5)を挟みつけ摘んで保持する。更に締め付けられて密着して閉じたスリット(2a・2b)にデンタルフロス(5)を再度挟み込む事で鉢巻部(4a・4b)へ巻いたデンタルフロス(5)を緩まぬように押える。以上の操作それぞれが互いに干渉拘束しあってヘッド(1a・1b)への取付固定が出来る。
しかし当発明について、これだけの仕組みではスリット(2a・2b)の深さや形状は限定される上に洗浄を困難にする原因である狭小部を減少させたり密着部を無くす事は難しい。図4及び図5に示すような当該スリットの基底(9a・9b)でデンタルフロスを受けて位置決めするのではなく、一例として図4及び図6(A)に示す位置決め用のフロス受け(3a・3b)を別個に設ける事により、デンタルフロスを当該スリット(2a・2b)のヘッド先端側から基底(9a・9b)迄の間の自由に選んだ所定位置に簡単に挟み込ませる事が出来る。また当該フロス受け(3a・3b)を設ける事でスリット(2a・2b)は図5に示すごとく、デンタルフロスを挟む部分(17)とデンタルフロスを挟まない部分(18)に分けられる。これでスリット(2a・2b)の深さやデンタルフロスを挟まない部分(18)のスリット(2a・2b)の形状を自由に設計が可能になる。以上のように当該フロス受け(3a・3b)を設ける事によってデンタルフロスホルダの使い勝手を損なわない限り、外観上のデザイン又は洗浄乾燥を優先したスリット(2a・2b)の形状にする事が可能になる。尚当該所定位置はデンタルフロスを取り付けて使う上で最も効果的と判断される位置に定める。
デンタルフロスを取り付ける位置についてはヘッド(1a・1b)先端近辺の場合とヘッド(1a・1b)から大きく離れた場所の場合ではデンタルフロスホルダの使い勝手に大差が現れる。デンタルフロスをヘッド(1a・1b)先端から1cmも2cmも離れた位置や毎回異なる位置に固定したのではとても常に使い易くの要求には応えられない。また範囲の広いスリットの何処で挟んでも同じ保持する力を得るにはスリットの形状に難しい条件が要求される。別個にフロス受けを備え常に一定の場所で挟む事でにより狭い範囲のみを摘み保持しやすいように条件を整える事で安定した保持を可能にすると共に使い易さも確保できる。
またフロス受け(3a・3b)を設ける事は、一例として図5に示す如くデンタルフロスを挟まない部分(18)のようにスリットの基底(9a・9b)を大きく広げる事が可能である。一般的に最も洗浄困難なスリットの基底(9a・9b)及びその付近を、デンタルフロスを挟む部分(17)より大幅に広げる事でこの付近の洗浄が容易になる。更にデンタルフロスを挟まない部分(18)の密着部や狭小部を最小限にする事が可能になり、当該スリット(2a・2b)の洗浄困難な部分を大幅に削減できる。
更に図5に示す形状はスリットの基底(9a・9b)付近の肉厚が小さくなって、ここが支点となりスリット(2a・2b)の弾力性が増加し,デンタルフロスを挟む部分(17)が開閉できるようになる。当該フロス受け(3a・3b)は図5及び図6(A)又は図6(B)に示すごとくスリット(2a・2b)の開閉が可能な形で設けてあり、デンタルフロスを挟む部分(17)はデンタルフロスの巻付や取外によっても開閉出来るように調整できる。また弾力の大小によりデンタルフロス(5)を取付けていない時にはスリット(2a・2b)のデンタルフロスを挟む部分(17)にも大き目の隙間を設ける事も出来る。一例として示した図5のようにスリット(2a・2b)の最狭部の範囲を最小限にする事とスリット(2a・2b)にある全ての密着部、接触部を排除可能となり更なる洗浄及び乾燥を容易にして清潔を保つ効果甚大となる。
デンタルフロスを指定位置に巻き易くする為の鉢巻部(4a・4b)を設ける効果を、図5を参照しながら説明する。スリット(2a・2b)の所定位置に挟まれたデンタルフロスを摘む力は、梃子の原理と同じであり、スリット(2a・2b)が開閉する支点からデンタルフロスを巻きつける位置までの距離と概ね比例関係にある。その為に使い易さを考慮した上で、デンタルフロスを一定の場所に巻きつけ易くして、巻いたデンタルフロスが安定する鉢巻部(4a・4b)を最大の効果が出る位置に設け、当該鉢巻部(4a・4b)にデンタルフロスを巻きつける事によりデンタルフロスの安定した締め付けと固定が出来る。
鉢巻部に巻いたデンタルフロスをスリットに挟み込み易くする後退部と顎を図7で説明する。鉢巻部(4a・4b)から先端側の部分で、後退部(10a・10b)と顎(11a・11b)の間に、スリット(2a・2b) を境にして、ヘッド(1a・1b)の軸心相当に対し直角方向の段差をつける。そのため鉢巻部(4a・4b)に巻いたデンタルフロスを張ったままで後退部(10a・10b)の位置からヘッド(1a・1b)先端側へ引き上げると、後退部(10a・10b)よりも外側に張り出した顎(11a・11b)にデンタルフロスが引っ掛り、そのままスリット(2a・2b)へ引き込むだけで挟み入れることが出来る。ただし鉢巻部(4a・4b)にデンタルフロスを巻く方向により効果が無くなることから、ヘッド(1a・1b)へ図3及び図7に記載のような矢印(13a・13b)をつけて巻き付ける方向を指定すると尚良い。
市販されているデンタルフロスホルダで奥歯に使いやすくしてある物は殆どが左右対称であり同じ面で左右両方の奥歯の手入れをするようになっている。使用時には取り付けられたデンタルフロスの両端のどちらか一方に使いにくい部分または使えない部分が発生する。その部分がある為に左右対称の市販デンタルフロスホルダはヘッド間隔が大きくなる。それに対して当発明のデンタルフロスホルダは、一例として図1(A)または図1(B)に示すような左右非対称形にしてあり、表裏それぞれの片面が片一方の奥歯専用にデザインすることで使いにくい部分および使えない部分を大幅に減少させると共に、柄の中心軸延長線(16)に対してデンタルフロス(5)を斜めにした相乗効果により本発明デンタルフロスホルダは幅を狭くする事が可能になった。
図1(A)または図1(B)に示すように取付けられたデンタルフロス(5)が略柄の中心軸延長線(16)上に有る事と、当該柄の中心軸延長線(16)と適度な角度(6)を為す事によって手入れの難しい奥歯も図8に示すデンタルフロスホルダを口の中央から奥歯へ向けて入れるだけで、目的の歯間に狙いをつけ易い上に取付けられたデンタルフロス(5)が使い易い角度になり大口を開けなくても片手で簡単に手入可能となる。
また図1(A)または図1(B)に示すようにヘッド(1a・1b)の配置が柄の中心軸延長線(16)に対して非対称であり、尚且つデンタルフロスに傾斜がつけられた形状なら市販されている奥歯用の左右対称型デンタルフロスホルダとは違って、図9に示す前歯の清掃にも使い易く、特殊な場合を除きこのデンタルフロスホルダ1本で全歯間の手入れを容易に行える。使い捨てのデンタルフロスホルダと違って少量のデンタルフロスを交換するだけで長期間使用できる上に、何種類ものデンタルフロスホルダを必要とせず更なる廃棄物削減が可能になった。
図2に示すような一対のヘッド(1a・1b)と、柄(8)とのそれぞれの中心軸相当の三者を同一平面上に配置した形状は表裏が同様に使える。更にこの形状は図8で示す奥歯で使用する場合に、メーカーなどが推奨しているデンタルフロス(5)を鋸状に動かす操作でも、柄(8)にねじりの力がかかることが少なくて操作し易い。本発明のデンタルフロスホルダは、図1(A)及び図1(B)に示す面は奥歯の左側専用であり、この裏側の面は右側専用となりそれぞれが最適な形状となった。これら表裏を簡単な使い分けをするだけで、それぞれが最も使い易い形状であり歯間清掃が大変容易に出来る。その上に厚さも最小になって旅行用等に市販されている携帯用歯ブラシ入れにも入り持ち運びにも便利である。
更に請求項4のデンタルフロスホルダではデンタルフロス(5)の取付ける順番を図1(A) および図1(B)に示す、取付けたデンタルフロス(5)がヘッド(1a・1b)の中心軸相当と形成するする角度(6)が鈍角を為すヘッド(1a)に先に取り付けてから相方のヘッド(1b)へ取付ける事によって、後から取付けるヘッド(1b)の鉢巻部(4b)へ巻き付ける時には、取付けたデンタルフロス(5)の角度が後退していて指に当たり難くなり巻きつける操作を行い易い。
当発明によるデンタルフロスホルダは構造や使用法が簡単でデンタルフロスの素早い交換が出来る上にデンタルフロスに特別な細工を必要としない為、多くの市販品の中から使用者に最適なデンタルフロスを選択できる。またデンタルフロス及びデンタルフロスホルダ本体等の廃棄物も大幅に削減でき経済性や自然環境保全にも大いに貢献できる。前歯は勿論のこと手入れの難しい奥歯にも使い易い形でありながら、従来の奥歯用市販デンタルフロスホルダより幅は狭く、厚さも薄く出来る為に携帯用にも最適である。またヘッド部分の狭小部を最小限にして密着部を無くすことでデンタルフロスホルダに付着した唾液や食べ滓、歯周病や虫歯による膿や細菌類及び口臭の元になるものを洗い流し長期間清潔な状態で使用できる。
デンタルフロスを挟んで摘み保持するスリットにフロス受けを組合わせる事により、スリットのデンタルフロスを挟む部分にも隙間を設ける事が可能になった。また狭小部を最小限にして更に最も洗浄が困難なスリットの基底も洗浄及び乾燥を簡単にする事が出来て清潔な上に尚且つ使い易いという目的を僅かな部品点数で達成できた。
以下、図面により本発明に関わるデンタルフロスホルダの実施例について詳細に説明する。図1(A)及び図1(B)は本発明のデンタルフロス取付例縮尺正面図、図2は本発明の縮尺平面図、図3は図1(A)及び図1(B)におけるヘッド(1a・1b)の拡大平面図、図4は同ヘッド(1a・1b)の拡大正面図、図5は図3におけるA−A線断面図、図6(A)及び図6(B)は図4におけるB−B線断面図、図7はヘッド(1a・1b)先端の拡大斜視図、図8及び図9は歯間に対する本発明の使用例図であり、図10から図17までは本発明のその他使用例図である。
以下試作品のものであるが一例として掲げた図1(A)及び図1(B)の全長は175mm、一対のヘッド(1a・1b)が為す外幅は30mm、厚さ寸法は6mmを有する。
試作品の図1(A)におけるアーム(7)は金属で作って使用したが柄(8)とヘッド(1a・1b)は木製であり、水分などを殆ど吸収しない樹脂塗装を施した。量産に当たっては薬剤や熱湯による洗浄消毒等も考慮した合成樹脂等による成形加工が有利であろう。また熱湯洗浄が出来る材料なら巷で問題になっている薬害も心配無く洗浄および乾燥がより早く簡単である。
柄の指で握る部分の表面には曲面より平面の部分を広めに残すと使用している時の角度を手に感じ取り易くなり使い勝手がよくなる。
また一例として、図4及び図5に示すスリットの基底(9a・9b)にはφ3.5の貫通穴を設け、デンタルフロス(5)を取付けていない状態ではスリット(2a・2b)の最狭部に1mm以上の隙間を開けて密着部を排除し洗浄乾燥を容易にしている。デンタルフロスを挟む部分(17) の開閉可動量及び弾力の強弱を調整するにはスリット(2a・2b)の深さを変え、開閉する支点の位置を調整すると容易である。開閉可動量はデンタルフロスを挟む部分(17)から上記支点までの距離に略比例、また弾力性の強さは当該距離に略反比例する。また上記開閉する支点の肉厚にも大きく左右される為、これらも考慮して調整することで上記最狭部の隙間をもっと大きくする事も可能になる。
デンタルフロスの取付け方法として、図1(A)及び図1(B)に示すデンタルフロス(5)を一回分の使用長さ約20cmを準備する。ヘッド(1a)の図4に示すスリット(2a)に、デンタルフロス(5)の一端をフロス受け(3a)に当たる位置まで挿入し、鉢巻部(4a)に2〜3周巻き付けてスリット(2a)を締め付けて閉じる。更にデンタルフロス(5)を閉じたスリット(2a)に再度挟み込む事でデンタルフロスが緩む事を抑えてヘッド(1a)への取付が出来る。次に残りのデンタルフロス(5)をヘッド(1b)へ渡し、スリット(2b)へフロス受け(3b)に当たる位置まで挿入し、鉢巻部(4b)に2〜3周巻き付ける事でスリット(2b)を締め付けて閉じる事でデンタルフロス(5)を摘み保持し、再び閉じたスリット(2b)へ挟み込む事により緩みの無いデンタルフロス(5)の取付が出来る。以上の取付けは、少し慣れたら無理なく5〜7秒で取付けられる。
図8及び図9に示す、右または左を表す印(12)を柄(8)等に付けることで奥歯の手入れに使い易い右用又は左用の面を迷うことなく速やかに選択できる。デンタルフロス(5)を取付けたデンタルフロスホルダで右(左)側の奥歯を清掃する場合は、図8のような状態で、柄(8)等に印された右(左)を表す印(12)を自分側に向けて、柄の中心軸延長線(16)を右(左)奥歯へ向けて入れることで歯間に入り易い最適なデンタルフロス(5)の角度になる。慣れるまでは鏡に向かって使用するが直ぐ慣れるので、その後は鏡のない場所でも使用できる。奥歯に関しての右左の印(12)の使い方は上下の歯共に同じである。また奥歯の右側を手入れする場合は左手で、奥歯の左側を手入れする場合は右手を使うようにするとより理想的な歯間清掃が可能となる。
図1(B)に示すデンタルフロスホルダで1対のヘッド(1a・1b) と柄(8)の位置関係は、当該1対のヘッド(1a・1b)の内、取付けたデンタルフロス(5)と鈍角を為すヘッド(1a)の中心軸相当の方に近い位置を柄の中心軸延長線(16)が通るように配置する事で幅はより狭く出来る上、使い易くなる。
前歯の歯間清掃には図9に示すような形で、柄に付けられた右左の印(12)は無視してアーム(7)を摘むか又は柄(8)のヘッド(1a・1b)に近い部分を掴んで使用すると使い易い。
デンタルフロスホルダの塑性変形を防ぐ為と、デンタルフロスホルダを水洗いして乾燥させ清潔に保つ為、使用後は必ずデンタルフロス(5)を外す事で、より長期間使用出来る。
図5に示すスリット(2a・2b)のデンタルフロスを挟む部分(17)だけ初めから密着させておくか又は極狭くしておいて、更にデンタルフロスを巻きつけることで、開いていたスリット(2a・2b)を閉じる為に使われていた力もデンタルフロスを摘み保持する方に振り向ける事が出来て保持する力を増加させる。この場合でもフロス受け(3a・3b)を設ける事でデンタルフロスを挟む位置が一定になるため密着部の範囲を最小限にする事が可能である。洗浄する時には爪楊枝のような楔等で密着部を開き洗浄すると清潔を保つ事が出来る。
図3および図4に描かれた鉢巻部(4a・4b)の形状はデンタルフロスを巻き易く、更に一定の位置に納まり易くさせる為に溝の片面を円錐状にした一例であるが両面を円錐状にしても良い。または図10(A)に示す鉢巻部(4a・4b)のようにヘッド(1a・1b)の周りの角だけ凹ませて鉢巻部とする事で全周囲に渡って溝を設けるよりもヘッド(1a・1b)の太さを細くする事が出来る上に汚れの付着が減少するため洗浄及び乾燥がより簡単になって良好である。前後、又は前か後のどちらかに段差を設けて鉢巻部(4a・4b)としても良い。
使用中に、虫歯の角や金属製の義歯等でデンタルフロスが傷んだ場合は一度外してからデンタルフロスをひっくり返して付け直せばデンタルフロスの傷んだ位置がずれる為、まだ使用していない部分でもう一度使える。更に使用前にデンタルフロスを長めに切り取り使用する事で、2〜3cmずつずらして付け直す事で更に使用回数を増やすことが出来る。デンタルフロスに特殊な細工をしたり、デンタルフロス一体成形の市販デンタルフロスに比べると数倍の使用も可能になり、更に経済的にはそれら市販のデンタルフロスホルダに比べると、使用1回あたりの経済性は驚異的なものである。
請求項2および請求項3のデンタルフロスホルダで、片一方のヘッドには一例として図12(A)に示すような更に構造を簡略化したヘッドにする。取付例として図13を示す。使用法としてはデンタルフロス(5)に投げ縄結びやちち輪を作り、図12(A)に示すデンタルフロス掛止用くびれ(19)に止め、当該ヘッド先端の溝(20)を経て相方のヘッド(1b)に渡し、相方のヘッド(1b)には実施例1と同様に備えたスリット(2b)とフロス受け(3b)を利用して取付ける。デンタルフロス掛止用くびれ(19)を複数段設け、使用途中で使用する段を変え付け直す事でデンタルフロス(5)の傷んだ処をずらして使い分けられ未使用の部分を使用できる。これで片一方の図12(A)に示すようなヘッドは更に汚れが付き難く洗浄乾燥が容易になり清潔さを向上する事が出来る。
当発明によるデンタルフロスホルダでデンタルフロスの保持は、デンタルフロスが接触するヘッド側の材料との摩擦で保持固定される。このためデンタルフロスを挟む部分(17)や鉢巻部(4a・4b)に摩擦係数の大きい材料を貼り付ける等をするか、又は摩擦が大きくなる形状にする事により鉢巻部(4a・4b)にデンタルフロス(5)を巻き付ける回数を減らしても固定可能となり、取付けの手間とデンタルフロス(5)の使用量を更に節約できる。
フロス受け(3a・3b)は一例として図6(A)又は図6(B)に示すごとく表裏何れか一方または双方に設けても良い。図6(A)はフロス受け(3a・3b)を片面だけに設け更に当該フロス受け(3a・3b)が為す最狭部の隙間を広く設けた構造であって簡単で洗浄がより容易であり、両面に設けた図6(B)はデンタルフロスの巻付けが容易で位置が安定する。
フロス受け(3a・3b)とスリット(2a・2b)の位置関係をヘッドの中心軸に対して角度を少しひねってずらす。一例として図10(A)や図10(B)または図11(A)、図11(B)、図11(C)に示すような形態にする。これで更に洗浄が容易になる上に製造工程数を減らして製造原価を低減できる。使用法は初めにフロス受け(3a・3b)で受けてからスリット(2a・2b)に挟む事以外は実施例1と同様である。
2個以上のヘッドを設けている当発明のデンタルフロスホルダで、互いのヘッド間に張詰めて取付けたデンタルフロスを使用する場合に次のような使い方も出来る。実施例1ではデンタルフロス(5)を巻き付けた鉢巻部(4a・4b)の前後で各1回ずつ計2回スリット(2a・2b)に挟み込んで摘み、それぞれのヘッドが単独で保持している。しかし当該デンタルフロス(5)を同一ヘッドの鉢巻部(4a・4b)前後で計2回挟む行為に対してその両方を同じように摘み保持することが構造上難しいことも有る。それを補う一例として一対のヘッド間に取付けられたデンタルフロスを使用する場合を説明する。図14に示すデンタルフロス(5)の左側を使用する場合で説明すると、スリット(2a・2b)に挟んでいるデンタルフロス(5)の上側を優先して摘み保持する構造にして、鉢巻部(4a・4b)に巻かれたデンタルフロス(5)と使用する左側のデンタルフロス(5)は互いに引合っている為にデンタルフロス(5)の下側を挟んだ部分は緩むことは少ない。当然相手側のヘッドにも同様な構造にすることで一対のヘッドが互いに協力して保持することになり十分に使用可能である。なお図14に示すデンタルフロス(5)はヘッドに取り付けられている状態を判り易く説明する為に、巻き付けた状態をヘッドから離して描いたもの。
複数のヘッドを設けた当発明のデンタルフロスホルダではアーム等の断面を楕円形などにして一定方向の弾力による可動量を増やす。一例として図1(A)で示す一対のヘッド(1a・1b)間の弾力を利用して、取付ける時にヘッド(1a)とヘッド(1b)間の距離を縮めて取付け、使用中にデンタルフロスが多少緩むことがあってもヘッド(1a)とヘッド(1b)間の距離の伸びでその緩みを吸収出来るようにすると常にピンと張ったデンタルフロスを使用できる。
請求項1のデンタルフロスホルダの内、ヘッドを1個のみ設けたデンタルフロスホルダを2本使用して清掃する。この方法は指にデンタルフロス(5)を巻き付けて使う場合と同様に使用中の角度などを自由に変えながら歯間の清掃を行う事が出来る。図14はデンタルフロス(5)の巻き方による違いを表している。この場合には図14に示すヘッド(1a)に巻付けたデンタルフロス(5)の左側に伸びている方を使うと、下側はフロス受け(3a)で受け止められ上側は鉢巻部(4a)に巻いたデンタルフロス(5)で押さえられて使用中にデンタルフロス(5)の角度が大きく変わっても外れる事が少ない。しかし何らかの理由、例えば使用後デンタルフロス(5)を歯間から外すとき義歯などが引っ掛かる場合など、口の中でデンタルフロス(5)をデンタルフロスホルダのヘッド(1a)から外したい場合には、図14に示す巻付けたデンタルフロス(5)の右側から伸びる方を使用し最後にデンタルフロス(5)がスリット(2a)から外れるような方向である図14で示すヘッド(1a・1b)を図の下側へ引く事で、外す事が可能となる。これで歯間に挟まったデンタルフロス(5)は、もう一方のデンタルフロスホルダにより歯間を滑らせて口の外に抜き取ることが出来て、義歯等を損傷する事が少なくなる。当該デンタルフロスホルダは、このような使い分けも可能となり、特に歯周病が進んだ人や義歯等を多く使用している人達にとってはこれまでのデンタルフロスホルダには無い使い方でありとても便利に使える。
上記デンタルフロスホルダを2本使う方法などで、どちらか一本を当該デンタルフロスホルダの代わりに、他の方法で保持するデンタルフロスホルダ又は割箸など棒状の代用品の使用も可能である。他の方法で保持するデンタルフロスホルダの一例として図12(A)のヘッドを備えた例を示す。しかし他の方法で保持するデンタルフロスホルダはちち輪を作る手間がかかる事や使用する部分に結び瘤が出来る為に使い難くなる。その上でデンタルフロス(5)の角度により図12(A)のヘッド先端の溝から外れやすい等の欠点も有る。また他の方法で保持するデンタルフロスホルダのみを2本組合わせて使うなら更に手間がかかる上に長さの調整も難しくなる為、少なくとも一方は当該請求項1の当該デンタルフロスホルダを使用する事が望ましい。
請求項1のデンタルフロスホルダの内、3個以上のヘッドを設けたデンタルフロスホルダでは、図15(A)及び図15 (B)に示すようなヘッドの配置をする事で取付けたデンタルフロス(5)が図15 (B)のように広がり、より広い曲面の歯間清掃を簡単にする事が出来る。当該ヘッド(21a・21b・21c)全てが請求項1のデンタルフロスホルダのヘッドでも良いし、請求項1のデンタルフロスホルダのヘッド以外と組合わせる事も可であるが、全ヘッド(21a・21b・21c)の内1個以上のヘッドは当発明のデンタルフロスホルダのヘッドを使用することで取付けの手間や使い易さが維持できる。図16は3個のヘッド(21a・21b・21c)を設けたデンタルフロスホルダ取付け使用例で、3個のヘッド間に取付けられたデンタルフロス(5)が歯間に挿入されて歯側面の曲面までデンタルフロス(5)が届く様子を表す図である。図15(A)、図15 (B)及び図16のヘッド(21a)は当発明のデンタルフロスホルダのヘッドを表し、ヘッド(21b)及びヘッド(21c)は当発明のデンタルフロスホルダのヘッド以外を表す一例である。しかし当該デンタルフロスホルダでは幅を狭くしたり厚みを小さくすることが難しい。
請求項1のデンタルフロスホルダの内で、デンタルフロスを保持するヘッドが1個のデンタルフロスホルダを2本用意する。更にこれらを2本同時に固定して使う固定具を準備する事で実施例1と実施例11を使い分け兼用する事も可能である。実施例11と同様にどちらか一本の当該デンタルフロスホルダの代わりに、他の方法で保持するデンタルフロスホルダ又は割箸など棒状の代用品の使用も可能である。このような使い方は歯垢や口臭が気になる人達には大変有効な道具となる。
図17に示すように一対のヘッド(1a・1b)又はヘッド(1a・1b)付近のアーム(7)について、全て若しくは幾つかに歯並びに沿うようなカーブをつける。これによりヘッド(1a・1b)等が歯等に当たり難くなってデンタルフロスをノコギリ状に動かす動作が多少楽になる。またその分ヘッド間隔を少しでも狭くすることも可能になる。
構造が簡単で厚みが薄く小型になり歯ブラシ用携帯袋にも入る上に、当発明のデンタルフロスホルダで口内全ての歯間清掃が可能であり更に経済性及び廃棄物削減にも多大な貢献ができる。このデンタルフロスホルダなら歯ブラシと共に携帯して、外出先でも食後の歯磨き後の手入れに使用する人の増加が期待できる。また片手でも口を大きく開けずに使える為に外出先でも羞恥心を感じる事が少なくなり、特に若い女性達の清潔志向に対して歯ブラシでは清掃できない部分もこのデンタルフロスホルダでは簡単に清掃が出来て口内の健康と口臭防止に効果がある。以上の事からデンタルフロスの使用者数と使用頻度の増加により虫歯と歯周病患者の減少を期待できる。
本発明のデンタルフロス取付例縮尺正面図(A)はヘッド(1a) の中心軸相当と柄の中心軸延長線(16)が略重なっている一例図、(B)は1対のヘッド(1a・1b)の中心軸相当間に柄の中心軸延長線(16)がある一例図。 本発明の縮尺平面図 ヘッド(1a・1b)の拡大平面図 ヘッド(1a・1b)の拡大正面図 図3におけるA−A線断面図 図4におけるB−B線断面図 (A)はフロス受けをヘッドの片側にだけ設けた図、 (B)はヘッドの両側にフロス受けを設けた図。 ヘッド(1a・1b)先端に設けた後退部と顎の一例拡大斜視図 本発明の上顎奥歯への使用例縮尺図 本発明の上顎前歯への使用例縮尺図 フロス受けの位置をずらしたヘッド(1a・1b)先端の拡大斜視図 (A)はフロス受けをスリット(2a・2b)の直ぐ脇に少しずらした図、 (B)はフロス受けをスリット(2a・2b)から角度を大きくずらして 更にヘッドの裏側までわたって設けている図。 フロス受けの位置をずらしたヘッド(1a・1b)の拡大図 (A)は平面図、 (B)は正面図、 (C)は(B)に示す矢印(⇒)方向から見た側面図 簡略化したヘッドの拡大図 (A)は正面図、 (B)は(A)に示す矢印(⇒)方向から見た側面図 簡略化したヘッドにデンタルフロス取付例の拡大図 鉢巻部へのデンタルフロスの巻付け例拡大図 3個のヘッドを設けたデンタルフロスホルダの縮尺図 (A)は側面図、 (B)はヘッドにデンタルフロスを取付けた一例の正面図 3個のヘッドを設けたデンタルフロスホルダの使用例縮尺図 ヘッド(1a・1b)の形状を湾曲させた本発明の上顎奥歯への使用例縮尺図
符号の説明
1a・1b ヘッド
2a・2b スリット
3a・3b フロス受け
4a・4b 鉢巻部
5 デンタルフロス
6 デンタルフロスが柄の中心軸延長線と為す角度
7 アーム
8 柄
9a・9b スリットの基底
10a・10b 後退部
11a・11b 顎
12 右、又は左を表す印
13a・13b デンタルフロスを巻き付ける方向を示す矢印
14 上顎の奥歯
15 上顎の前歯
16 柄の中心軸延長線
17 デンタルフロスを挟む部分
18 デンタルフロスを挟まない部分
19 デンタルフロス掛止用くびれ
20 ヘッド先端の溝
21a・21b・21c ヘッド

Claims (4)

1個以上のヘッドと、それらのヘッドを支えるアームからなり、
当該ヘッドの内の、少なくとも1個のヘッドには
デンタルフロスを挟んで摘み保持するスリットと
当該デンタルフロスを挟む位置を定めるフロス受けと
を設け、
当該スリットの当該デンタルフロスを挟む位置を、当該スリットの基底で受けて定めるのではなく、当該フロス受けによって定める事を特徴とする
デンタルフロスホルダ。
一対のヘッドとそれらを支えるアームとアームに繋がる柄からなり、
当該ヘッドの、双方または一方のヘッドには
デンタルフロスを挟んで摘み保持するスリットと
当該デンタルフロスを挟む位置を定めるフロス受けと
を設け、
当該スリットの当該デンタルフロスを挟む位置を、当該スリットの基底で受けて定めるのではなく、当該フロス受けによって定める事を特徴とする
デンタルフロスホルダ。
1個以上のヘッドと、それらのヘッドを支えるアームからなり、
当該ヘッドの内の、少なくとも1個のヘッドには
デンタルフロスを挟んで摘み保持するスリットと
当該デンタルフロスを挟む位置を定めるフロス受けと
を設け、
当該スリットの当該デンタルフロスを挟む位置を、当該スリットの基底で受けて定めるのではなく、当該フロス受けによって定め、
更に当該スリットと当該フロス受けを設けたヘッドの内の1個以上のヘッドには
デンタルフロスを指定位置に巻き易くする為の鉢巻部と
鉢巻部に巻いたデンタルフロスをスリットに挟み易くする為に後退部と顎と
を備え、
後退部と顎の間には
鉢巻部から先端側の部分おいて、スリットを境にして、当該ヘッドの中心軸相当に対し直角方向の段差を有する事を特徴とする
デンタルフロスホルダ。
デンタルフロスを保持する一対のヘッドと、それらのヘッドを支えるアームと、アームに繋がる柄からなり、
当該一対のヘッドと当該柄との三者それぞれの中心軸相当を、同一平面上で互いに略平行に配置し、
当該一対のヘッド間に緩みなく掛け渡して取付けたデンタルフロス(5)は
当該同一平面と平行な平面に当該三者を投影した図上で、当該柄の中心軸延長線(16)と、角度95°〜125°を形成し交差する事を特徴とする
デンタルフロスホルダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114469407A (zh) * 2022-02-14 2022-05-13 荣成市寻山街道卫生院 可换线牙线结构
JP2022138150A (ja) * 2021-03-09 2022-09-22 古見 太和 簡易口腔ケア具

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