JP3117046U - 歯間清掃具 - Google Patents

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Abstract

【課題】不織布が脱落することなく確実に装着できる歯間清掃具を提供する。
【解決手段】横長で平坦な帯板状のホルダー本体1の両端に把持用の摘み3を設け、該ホルダー本体の幅方向中央部には長手方向の中心軸に沿って開口する長溝5を設けると共に、該長溝とホルダー本体の側縁6間に形成するステイック片7の中間部には該ステイック片の外表面よりも窪ませて設けた凹み溝8を設け、該凹み溝を基準としてホルダー本体1が屈曲自在となるように構成した。
【選択図】 図1


Description

本考案は、乳幼児や寝たきり老人等の口内歯間の消毒や歯垢除去を行うための歯間清掃具に関する。
従来、乳幼児や寝たきり老人は、自らの手によって歯磨きを行うことが困難なことから、口内に雑菌が繁殖したり食べ物粕が歯垢となって堆積し口臭を放ったり、さらには虫歯の進行を早める原因となることから、食後第3者(親又は介護者)によって口内の歯間清掃を行っている。
上記歯間の清掃を行う用具としては、例えば実開昭59−44417号公報に示す歯ブラシ状の歯清掃具や特開2002−336278号公報に示す口腔用清掃具などが知られている。
また、近年では単に食べ物粕や歯垢を除去するだけでは十分な予防とはならないことから、実登3020703号公報に示すように紙又は不織布に消毒薬を含浸させたものを棒材の先端に装着して口内を清掃するものや特開平2002−336280号公報に示すように一端がY字状に二股となったステイックに消臭剤や抗菌剤を含浸させた不織布を装着して口内の清掃を行うものも提案されている。
また、清掃具に用いる不織布としてはメッシュ構造の生地に消毒剤や抗菌剤の他清掃後の薬用効果を高めるための抗炎症剤やキシリトールなどを含浸させた8ないし10センチ四方の生地を密封包装したものが販売されている。
実開昭59−44417号公報(図2)
特開2002−336278号公報(図2)
実登3020703号公報(図1)
特開2002−336280号公報(図1)
上述した如く、従来の歯間清掃具は単に歯ブラシを改良するか又は消毒剤や抗菌剤を含浸させた不織布を棒状ステイックの先端に装着して歯間に堆積した食べ物粕や歯垢を擦りながら拭き取るものであるが、前記不織布の装着が不十分だとこれが清掃時口内で脱落して該口内を傷付ける場合もある。
特に乳幼児の場合は、親の手によって歯間清掃を行うのが普通であるが口内に清掃具を挿入すること自体嫌がることから口の開け方が小さくしかも不織布を噛み取って飲み込む虞もある。このような時には親が直接乳幼児の口内に指を突っ込んで脱落した不織布を引き出すことも多く、そのうえ、再三にわたって不織布を指で摘んで巻き直すことから不織布自体が不衛生となり易い。
この対策として、親又は介護者が指の先端に直接不織布を巻き付けて口内歯間の食べ物粕や歯垢を拭き取ることも考えられるが、他人の口内に直接指先を挿入することから不潔かつ危険である。
そこで、本考案はかかる実態に鑑み前記不織布が清掃用ステイックに対して確実に装着でき、万一噛み込まれたとしても前記ステイックから脱落することなく安全に口内を清掃できる歯間清掃具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本考案は、横長で平坦な帯板状のホルダー本体1の両端に把持用の摘み3を設け、該ホルダー本体の幅方向中央部には長手方向の中心軸に沿って開口する長溝5を設けると共に、該長溝とホルダー本体の側縁6間に形成するステイック片7の中間部には該ステイック片の外表面よりも窪ませて設けた凹み溝8を設け、該凹み溝を基準としてホルダー本体1が屈曲自在となるように構成したことを特徴とする(請求項1)。
さらに、前記摘み3の略中央部には該摘みを貫通して開口する貫通穴11を設けることもできる(請求項2)。
本考案によれば、親又は介護者がホルダー本体1に歯間清掃用の不織布9を巻き付けた後該ホルダー本体を二つ折りにするという簡単な操作で確実に不織布9を装着・保持できると共に、前記ホルダー本体の折り曲げにより不織布9が抜け止め状態となるので口内の歯間の清掃時ステイック片7から脱落することなく安全に清掃できる(請求項1)。
また、ホルダー本体1の両端に設けた摘み3には貫通穴10を開口したことにより該貫通穴を介して摘んだ指の腹同士が密着することによってホルダー本体1を確実に把持でき、よって歯間の清掃も好適に実施できる(請求項2)。
ホルダー本体1の両端に把持用の摘み3を設け、該ホルダー本体の幅方向中央部に長溝5を設け、さらに該長溝とホルダー本体の側縁6間に形成するステイック片7の中間部には該ステイック片の外表面よりも窪ませて設けた凹み溝8を設ける。これにより歯間清掃用の不織布を確実に装着できる。
以下、本考案の実施例を図1ないし図5により説明する。平面視において横長で平坦な帯板状のホルダー本体1の両端部には、該本体幅よりも括れた幅の柄部2と該柄部よりも外端に把持用摘み3が一体形成されている。また、ホルダー本体1の幅方向略中央部には長手方向の中心軸4に沿って細長に開口する長溝5が設けられている。
さらに、前記長溝5とホルダー本体1の側縁6間に形成するステイック片7の略中間部には該ステイック片の外表面よりもやや窪ませて設けた凹み溝8(図2)が設けられており、ホルダー本体1はこの凹み溝8を基準として略180度の範囲で二つ折りに屈曲自在となっている。即ち、ホルダー本体1の折り曲げ時凹み溝8部分がホルダー本体の厚さよりも薄いため必然的に前記凹み溝部で折り曲がることとなる。
また、ホルダー本体1の両端部に形成の摘み3の表面は使用時親指と人差し指で挟持し易いように適度の平面面積(少なくとも0.5平方センチメートル)を有すると共に、その裏面の中央部は皿状にやや窪ませて成形してあり後述する口内の清掃時指の腹が当接して挟持し易いようになっている。なお、ホルダー本体1は全体の厚さを概ね1から5ミリメートル位に設定すると好適で、これよりも薄いと使用時に反り易く、また、厚いと口内への挿入時かさばって使い難くなる。
また、ホルダー本体1の材料は、例えば柔軟性に優れしかも適度の強度と耐熱性を有するポリプロピレン樹脂系又はポリエチレン系の合成樹脂で成形するのが好ましく、また本考案ホルダー本体1に適用し装着する不織布は、一般に市販されている消毒剤ならびに抗菌剤その他の薬剤を含浸したメッシュ構造の不織布で包装体内に密封包装されたものを用いることで説明したが、これに限らず長溝5内に挿入し巻着可能なものであればその種類や形状は限定されないことは言うまでもない。
次いで本考案の作用について説明する。まず、予めホルダー本体1と別途市販の各種薬剤含浸の不織布を包装体から取り出して準備した後、ホルダー本体1の一方の摘み部3を片手の親指12と人差し指13で挟持しほぼ水平に保持した状態で前記不織布をもう一方の手に持ち、ホルダー本体の長溝5にその一辺9a側を挿入し(図3a)、約1/2程度を挿入したところでもう一方の辺9bを前記ステイック片7に折り返すように引っ掛け(図3b)。次いでホルダー本体1を回しながら残りの辺全てを巻き付ける。(このとき、前記不織布の折り返し位置は一般に包装体内から取り出したときに予め付いている折り目を目安とするとよい。)
そして、巻き終わった状態でステイック片7の中間部に形成した凹み溝8を基準として両端の摘み3同士が対向する方向に折り曲げて密着させ、この状態で前記摘み部に形成した窪み部に親指と人差し指を当接させて挟持する(図4)。よって、不織布の端辺9a、9bは折り曲げられた内側に位置し、巻き付け状態が弛むことなく確実に保持される。なお、この場合摘み3の表面に折り曲げ持相互に係合する係合手段(例えば、係合突起と係合穴等)を設けておくと歯間の清掃時前期摘み部の挟持が弛んでもホルダー本体1の折り曲げ状態が解かれることがない。
以上により、ホルダー本体1の折り曲げによって形成される折り曲げ先端部10は口内に挿入便利なようにやや尖った態様となり、この状態で口内に挿入して歯間を擦り歯垢や食べ物粕を拭き取る(図5)。そして、もしも不織布9が汚れた場合は一旦不織布の巻取りを解し汚れのない面が表になるようにして使用すればよくこれを数回繰り返す。
図6は、ホルダー本体1両端の摘み3aの略中央部に円形又は多角形又は長方形の貫通穴11を開口させた他の実施例で、このようにするとホルダー本体1を把持して口内の清掃をするときに前記貫通穴を介して親指12と人差し指13の腹同士が図7に示すように密着してホルダー本体1の把持がより確実にでき、よって好適に歯間の清掃を行うことができる。
また、図8は別の実施例の全体図でホルダー本体1全体を予め反らして成型したものである。このようにすると、不織布9をホルダー本体に巻き付けて該ホルダー本体1を二つ折りにしたときに不織布9の巻き終わり部が前記反り部の弾力(スナップ)によってその合わせ面同士が程よく密着するのでより強固に装着状態を保持できる。
以上、本考案の実施例について説明したが、本考案ホルダー本体1の形状ならびに長溝5の形状や大きさは乳幼児用、寝たきり老人用など適応対象の不織布に合わせて適宜設定すればよく、本考案の要旨の範囲において各種の変形態様が可能であることは言うまでもない。
本考案歯間清掃具の平面図である。 本考案歯間清掃具の断面図である。 不織布装着時の説明図である。 不織布の装着状態を示す説明図である。 使用状態の概要図である。 他の実施例の摘み部拡大図である。 他の実施例の摘み部把持状態の説明図である。 別の実施例の説明図である。
符号の説明
1 ホルダー本体
2 柄部
3 摘み
4 中心軸
5 長溝
7 ステイック片
8 凹み溝
9 不織布

Claims (2)

  1. 横長で平坦な帯板状のホルダー本体の両端に把持用の摘みを設け、該ホルダー本体の幅方向中央部には長手方向の中心軸に沿って開口する長溝を設けると共に、該長溝とホルダー本体の側縁間に形成するステイック片の中間部には該ステイック片の外表面よりも窪ませて設けた凹み溝を設け、該凹み溝を基準としてホルダー本体が屈曲自在となるように構成したことを特徴とする歯間清掃具。
  2. 前記摘みの略中央部には該摘みを貫通して開口する貫通穴を設けたことを特徴とする請求項1記載の歯間清掃具。






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