JP3233730U - 歯ブラシ保持具及び飛沫吸着部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】歯磨き中に口内から飛散する飛沫を効率よく捕捉でき、且つ使い勝手がよい歯ブラシ保持具及び飛沫吸着部材を提供する。
【解決手段】飛沫吸着部材2と握り部材11とからなる歯ブラシ保持具1であり、その飛沫吸着部材2は、人の口を覆い得る大きさを有し、少なくとも使用時に人の口と対向する側の面21が吸水性又は保水性を有する材料からなり、中央部に開口22を有する。握り部材11は、一端部に、飛沫吸着部材2の開口22に嵌挿させて該飛沫吸着部材を着脱可能に保持する飛沫吸着部材保持部12を備えると共に、歯ブラシ3の柄31を挿通可能であり、軟性樹脂等の柔軟な材料で筒状に形成されている。飛沫吸着部材2の中央部に、開口22に代えて切込み又はミシン目による開口容易形成部を設けてもよい。
【選択図】図2
【解決手段】飛沫吸着部材2と握り部材11とからなる歯ブラシ保持具1であり、その飛沫吸着部材2は、人の口を覆い得る大きさを有し、少なくとも使用時に人の口と対向する側の面21が吸水性又は保水性を有する材料からなり、中央部に開口22を有する。握り部材11は、一端部に、飛沫吸着部材2の開口22に嵌挿させて該飛沫吸着部材を着脱可能に保持する飛沫吸着部材保持部12を備えると共に、歯ブラシ3の柄31を挿通可能であり、軟性樹脂等の柔軟な材料で筒状に形成されている。飛沫吸着部材2の中央部に、開口22に代えて切込み又はミシン目による開口容易形成部を設けてもよい。
【選択図】図2
Description
この考案は、歯ブラシ保持具及び歯磨き中に口内から飛散する飛沫を吸着する飛沫吸着部材に関する。
歯磨きは、歯ブラシのブラシ部に歯磨剤を付け、その柄を片手で握り、ブラシ部を口内に入れて歯や歯茎をこすって磨く。その歯磨き中に、唾液と歯磨剤とが混ざった飛沫が口内から飛散して、手や衣服を汚したり、近くに居る人にかかって感染症に感染する恐れが生じたりする。
そのため、従来から種々の提案がなされており、例えば特許文献1には、歯ブラシの柄に漏斗を着脱自在に嵌着して、歯ブラシの柄と漏斗の朝顔部との間に液受けを形成することが開示されている。
そのため、従来から種々の提案がなされており、例えば特許文献1には、歯ブラシの柄に漏斗を着脱自在に嵌着して、歯ブラシの柄と漏斗の朝顔部との間に液受けを形成することが開示されている。
また、特許文献2には、歯ブラシの柄の中間部に口内残渣液遮断ガードを取り付けて、歯磨き中に口から溢れて柄へ伝い流れ出た残渣液と飛散り残渣液を直接下方へ垂れ流して、衣類の濡れを抑止することが開示されている。
さらに、特許文献3には、鏡の前で歯磨きをしている時に、鏡に向かって飛散する歯磨剤と唾液を遮断する遮蔽板に、歯ブラシの柄を脱着可能にする挿入部を設けた歯磨き飛沫防止具が開示されている。
さらに、特許文献3には、鏡の前で歯磨きをしている時に、鏡に向かって飛散する歯磨剤と唾液を遮断する遮蔽板に、歯ブラシの柄を脱着可能にする挿入部を設けた歯磨き飛沫防止具が開示されている。
しかしながら、このような従来提案されているものは、いずれも歯磨き中に口内から飛散する飛沫を捕捉する効果は少なく、飛散する飛沫の一部が口内残渣液遮断ガードや遮蔽板に付着したとしても、その表面を下方に流れて滴下することになる。
また、上記漏斗、口内残渣液遮断ガードや遮蔽板は、歯ブラシの柄を貫通させてその柄に取り付けているだけなので、その位置決め及び安定性が悪く、使い勝手がよくないという問題もあった。
また、上記漏斗、口内残渣液遮断ガードや遮蔽板は、歯ブラシの柄を貫通させてその柄に取り付けているだけなので、その位置決め及び安定性が悪く、使い勝手がよくないという問題もあった。
この考案は、これらの問題を解決するためになされたものであり、歯磨き中に口内から飛散する飛沫を効率よく捕捉でき、且つ使い勝手がよい歯ブラシ保持具及び飛沫吸着部材を提供することを目的とする。
こ考案よる歯ブラシ保持具は、人の口を覆い得る大きさを有し、少なくとも使用時に人の口と対向する側の面が吸水性又は保水性を有する材料からなり、中央部に開口、あるいは切込み又はミシン目による開口容易形成部を有する飛沫吸着部材と、一端部に、その飛沫吸着部材の上記開口に又は上記開口容易形成部を開いて嵌挿させ、該飛沫吸着部材を着脱可能に保持する飛沫吸着部材保持部を備えると共に、歯ブラシの柄を挿通可能で柔軟な筒状の握り部材とからなることを特徴とする。
上記飛沫吸着部材は、少なくとも使用時に人の口と対向する側の面が吸水性を有する紙、不織布、布、薄板、あるいは上記面に粗面加工が施された樹脂シート等の保水性素材からなるとよい。
上記飛沫吸着部材保持部は、上握り部材の上記一端部を形成する肩部と、該肩部の外周より小さい外周を有する中空突起と、該中空突起の外周にねじ込み又は弾性嵌合可能で、歯ブラシの柄を挿入可能な孔を有するキャップとを備え、上記中空突起を上記開口に又は上記開口容易形成部を開いて嵌挿させた上記飛沫吸着部材を、上記肩部と上記キャップとで挟持するように構成るとよい。
上記飛沫吸着部材保持部は、上握り部材の上記一端部を形成する肩部と、該肩部の外周より小さい外周を有する中空突起と、該中空突起の外周にねじ込み又は弾性嵌合可能で、歯ブラシの柄を挿入可能な孔を有するキャップとを備え、上記中空突起を上記開口に又は上記開口容易形成部を開いて嵌挿させた上記飛沫吸着部材を、上記肩部と上記キャップとで挟持するように構成るとよい。
この考案による飛沫吸着部材は、上記歯ブラシ保持具に装着する飛沫吸着部材であって、人の口を覆い得る大きさを有し、少なくとも使用時に人の口と対向する側の面が吸水性又は保水性を有する材料からなり、中央部に上記握り部材の上記飛沫吸着部材保持部を嵌挿させる開口、あるいは切込み又はミシン目による開口容易形成部を有することを特徴とする。
この考案による歯ブラシ保持具は、歯磨き中に口内から飛散する飛沫を効率よく捕捉でき、且つ歯磨き時に歯ブラシと飛沫吸着部材とを所望の位置にしっかりと保持できて使い勝手がよい。また、この考案による飛沫吸着部材は、少なくとも使用時に人の口と対向する側の面が吸水性又は保水性を有する材料からなるので、口内から飛散する飛沫を確実に捕捉し、下方に垂れ流すようなことはない。
以下、図面を参照してこの考案の実施形態について説明する。
まず、図1から図3を参照して、この考案による歯ブラシ保持具の一実施形態を説明する。図1はその歯ブラシ保持具を歯ブラシに装着した状態を示す側面図、図2はその長手方向に沿う断面図、図3はその歯ブラシ保持具のみの正面図である。
まず、図1から図3を参照して、この考案による歯ブラシ保持具の一実施形態を説明する。図1はその歯ブラシ保持具を歯ブラシに装着した状態を示す側面図、図2はその長手方向に沿う断面図、図3はその歯ブラシ保持具のみの正面図である。
この歯ブラシ保持具1は、飛沫吸着部材2と握り部材11とからなる。その飛沫吸着部材2は、人の口を覆い得る大きさを有し、少なくとも使用時に人の口と対向する側の面(対面側の面)21が吸水性又は保水性を有する材料からなり、中央部に開口22を有する。
握り部材11は、一端部に、飛沫吸着部材2の開口22に嵌挿させて該飛沫吸着部材2を着脱可能に保持する飛沫吸着部材保持部12を備えると共に、歯ブラシ3の柄31を挿通可能であり、軟性樹脂等の柔軟な材料で筒状に形成されている。歯ブラシ3の先端部にはブラシ部32を備えている。
握り部材11は、一端部に、飛沫吸着部材2の開口22に嵌挿させて該飛沫吸着部材2を着脱可能に保持する飛沫吸着部材保持部12を備えると共に、歯ブラシ3の柄31を挿通可能であり、軟性樹脂等の柔軟な材料で筒状に形成されている。歯ブラシ3の先端部にはブラシ部32を備えている。
飛沫吸着部材2は、少なくとも使用時に人の口と対向する側の面(対面側の面)21が吸水性を有する紙、不織布、布、薄板、あるいは上記面に粗面加工が施された樹脂シート等の保水性素材からなるとよい。不織布や布等からなる場合は、糊加工などを施して、形状を維持できる剛性を持たせるのが望ましい。
飛沫吸着部材保持部12は、上握り部材11の一端部を形成する肩部13と、その肩部13の外周より小さい外周を有する中空突起14と、その中空突起14の外周にねじ込み又は弾性嵌合可能で、歯ブラシ3の柄31を挿入可能な孔15aを有するキャップ15とを備えている。そして、その中空突起14を開口22に嵌挿させた飛沫吸着部材2を、肩部13とキャップ15とで挟持するように構成する。キャップ15の孔15aは、市販の各種歯ブラシの柄が容易に挿入できる大きさ及び形状に形成する。
キャップ15も幾分弾性を有する樹脂等で形成するとよく、中空突起14の外周面に雄ねじを、キャップ15の内周面に雌ねじを形成してねじ込み式にするか、溝と突起又は突条によるクリック嵌合、あるいは摩擦嵌合等の弾性嵌合によって中空突起14に着脱可能に固定する。
肩部13の端面を若干凹面に形成し、キャップの環状後端面を若干凸面に形成しておけば、肩部13とキャップ15とで飛沫吸着部材2の開口22の周辺部を挟持したときに、図1及び図2に示すように飛沫吸着部材2が若干傘状に湾曲した形状になり、飛沫を捕捉し易くなる。しかし、これは必須ではなく、飛沫吸着部材2を平面状のまま取り付けてもよい。
このように構成した歯ブラシ保持具1に、キャップ15の孔15aから中空突起14の中空部を通して、歯ブラシ3の柄31を挿通させて、図1及び図2に示すように歯ブラシ3を使い易い位置に保持する。
そして、使用者が握り部材11を手で握れば、握り部材11は柔軟な筒状で後端が開放されているので、容易に変形して歯ブラシ3の柄31も押さえることができ、飛沫吸着部材保持部12に保持した飛沫吸着部材2と歯ブラシ3とを、所望の位置に確実に保持することができる。
そして、使用者が握り部材11を手で握れば、握り部材11は柔軟な筒状で後端が開放されているので、容易に変形して歯ブラシ3の柄31も押さえることができ、飛沫吸着部材保持部12に保持した飛沫吸着部材2と歯ブラシ3とを、所望の位置に確実に保持することができる。
その状態で、歯ブラシ3のブラシ部32に歯磨剤を付けて口の中に入れ、握り部材11を握った手を動かせば歯磨きを行うことができる。
そのとき口内から飛散する唾液と歯磨剤とが混ざった飛沫の殆どが、飛沫吸着部材2の口と対向する側の面21に受け止められ捕捉される。飛沫吸着部材2の少なくとも口と対向する側の面21は吸水性又は保水性を有する材料からなるので、捕捉された飛沫は飛沫吸着部材2に吸着されるか保留され、下方に流れて滴下するようなことはない。
そのとき口内から飛散する唾液と歯磨剤とが混ざった飛沫の殆どが、飛沫吸着部材2の口と対向する側の面21に受け止められ捕捉される。飛沫吸着部材2の少なくとも口と対向する側の面21は吸水性又は保水性を有する材料からなるので、捕捉された飛沫は飛沫吸着部材2に吸着されるか保留され、下方に流れて滴下するようなことはない。
歯磨き中は、歯ブラシ3と飛沫吸着部材2とを所望の位置にしっかりと保持することができるので使い勝手がよい。
使用後は、歯ブラシ保持具1からキャップ15を外して飛沫吸着部材2を離脱させて廃棄し、次に使用する際には新しい飛沫吸着部材2を装着すれば、きわめて衛生的である。
使用後は、歯ブラシ保持具1からキャップ15を外して飛沫吸着部材2を離脱させて廃棄し、次に使用する際には新しい飛沫吸着部材2を装着すれば、きわめて衛生的である。
したがって、この考案による歯ブラシ保持具を使用すれば、口内から飛散する飛沫を拡散させることなく、歯磨きを衛生的に行うことができる。特に病院や介護施設あるいは家庭などにおいて、病人や被介護者の歯磨きを看護師や介護士あるいは家族などが補助して行う場合に、病人や被介護者の口から飛散する飛沫の拡散を防止し、新型コロナウイルス等の感染リスクを低下させることができる。
上述した飛沫吸着部材2が、この考案による飛沫吸着部材の一実施形態である。
図4は、この考案による飛沫吸着部材2の異なる形状例を示す正面図である。(a)は円形、(b)は楕円形、(c)は角にアールを付けた長方形の外形を有する。そして、これらの各飛沫吸着部材2はいずれも人の口を覆い得る大きさを有し、少なくとも使用時に人の口と対向する側の面(対面側の面)が吸水性又は保水性を有する材料からなり、中央部に握り部材11の飛沫吸着部材保持部12を嵌挿させる開口22を有する。飛沫吸着部材2の外形はこれらの例に限らず、種々の形状に形成するこができる。
図4は、この考案による飛沫吸着部材2の異なる形状例を示す正面図である。(a)は円形、(b)は楕円形、(c)は角にアールを付けた長方形の外形を有する。そして、これらの各飛沫吸着部材2はいずれも人の口を覆い得る大きさを有し、少なくとも使用時に人の口と対向する側の面(対面側の面)が吸水性又は保水性を有する材料からなり、中央部に握り部材11の飛沫吸着部材保持部12を嵌挿させる開口22を有する。飛沫吸着部材2の外形はこれらの例に限らず、種々の形状に形成するこができる。
図5は、この考案による中央部に開口容易形成部を有する飛沫吸着部材2の異なる例を示す正面図である。(a)は×形の切込み23による開口容易形成部を、(b)は○形と×形のミシン目24による開口容易形成部を、(c)は×形の切込み23と○形のミシン目24による開口容易形成部をそれぞれ有する例である。
これらの切込み23又はミシン目24による開口容易形成部は、前述した握り部材11の飛沫吸着部材保持部12を構成する中空突起14を飛沫吸着部材2の中央部に嵌挿させる際に、容易に押し曲げて開く(開口を形成する)ことができる。
これらの切込み23又はミシン目24による開口容易形成部は、前述した握り部材11の飛沫吸着部材保持部12を構成する中空突起14を飛沫吸着部材2の中央部に嵌挿させる際に、容易に押し曲げて開く(開口を形成する)ことができる。
開口容易形成部を形成する切込み23及びミシン目24の形状や数及び組み合わせは任意であり、飛沫吸着部材2の中央部に、握り部材11の飛沫吸着部材保持部12を嵌挿させるための開口を容易に形成できればよい。飛沫吸着部材2の外形は円形又は楕円形に限らず、種々の形状に形成するこができる。
これらの飛沫吸着部材2は、歯ブラシ保持具1の一部として握り部材11とセットにして、あるいは補給用消耗品として単独で提供することができる。
これらの飛沫吸着部材2は、歯ブラシ保持具1の一部として握り部材11とセットにして、あるいは補給用消耗品として単独で提供することができる。
図6は、この考案による持ち手片を有する飛沫吸着部材の例を示す側面図であり、図7は、図6に示した飛沫吸着部材を使用した歯ブラシ保持具を歯ブラシに装着した状態を示す図1と同様な側面図である。
この実施形態の飛沫吸着部材2′は、中心線C−Cを中心とする開口22あるいは切込み23又はミシン目24による開口容易形成部の周辺部でその径方向に対向する裏面に、一対の持ち手片25を設けている。この持ち手片25は、紙片や布片又は紐あるいは樹脂シート片等で形成され、一端部を飛沫吸着部材2′の裏面に貼り付けている。その他の構成は前述した実施形態の飛沫吸着部材2と同様である。
この飛沫吸着部材2′を握り部材11に装着すると、図7に示すように一対の持ち手片25が握り部材11の外周上に延びる。そこで、その一対の持ち手片25の外側から握り部材11を握れば、親指と人指し指で持ち手片25を押さえ、飛沫吸着部材2′をより安定して確実に保持することができる。
また、握り部材11を使用せずに、この飛沫吸着部材2′に歯ブラシ3の柄31を挿通させるだけでも、一対の持ち手片25と共に柄31を握ることによって、歯ブラシ3の所望の位置に飛沫吸着部材2′を保持して歯磨きを行うことが可能になる。
なお、飛沫吸着部材2′に切込み23又ミシン目24による開口容易形成部を設けた場合は、そこに歯ブラシ3の柄31を挿通させ得るだけの最小の開口を形成することができ、飛沫吸着部材2′のぐらつきを少なくすることができる。
持ち手片25の数は1本でもよいし、3本以上でもよい。
持ち手片25の数は1本でもよいし、3本以上でもよい。
この考案は上述した実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の各請求項で規定した範囲内で、種々の変更や追加あるいは省略又は組み合わせ等が可能である。
1:歯ブラシ保持具 2、2′:飛沫吸着部材 3:歯ブラシ
11:握り部材 12:飛沫吸着部材保持部 13:肩部 14:中空突起
15:キャップ 15a:孔
21:飛沫吸着部材における使用時に人の口と対向する側の面(対面側の面)
22:開口 23:切込み 24:ミシン目 25:持ち手片
11:握り部材 12:飛沫吸着部材保持部 13:肩部 14:中空突起
15:キャップ 15a:孔
21:飛沫吸着部材における使用時に人の口と対向する側の面(対面側の面)
22:開口 23:切込み 24:ミシン目 25:持ち手片
Claims (4)
- 人の口を覆い得る大きさを有し、少なくとも使用時に前記人の口と対向する側の面が吸水性又は保水性を有する材料からなり、中央部に開口、あるいは切込み又はミシン目による開口容易形成部を有する飛沫吸着部材と、
一端部に、前記飛沫吸着部材の前記開口に又は前記開口容易形成部を開いて嵌挿させ、該飛沫吸着部材を着脱可能に保持する飛沫吸着部材保持部を備えると共に、歯ブラシの柄を挿通可能で柔軟な筒状の握り部材とからなることを特徴とする歯ブラシ保持具。 - 請求項1に記載の歯ブラシ保持具であって、前記飛沫吸着部材は、少なくとも使用時に前記人の口と対向する側の面が吸水性を有する紙、不織布、布、薄板、あるいは前記面に粗面加工が施された樹脂シート等の保水性素材からなることを特徴とする歯ブラシ保持具。
- 請求項1又は2に記載の歯ブラシ保持具であって、前記飛沫吸着部材保持部は、前記握り部材の前記一端部を形成する肩部と、該肩部の外周より小さい外周を有する中空突起と、該中空突起の外周にねじ込み又は弾性嵌合可能で、歯ブラシの柄を挿入可能な孔を有するキャップとを備え、
前記中空突起を前記開口に又は前記開口容易形成部を開いて嵌挿させた前記飛沫吸着部材を、前記肩部と前記キャップとで挟持するようにしたことを特徴とする歯ブラシ保持具。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の歯ブラシ保持具に装着する飛沫吸着部材であって、
人の口を覆い得る大きさを有し、少なくとも使用時に前記人の口と対向する側の面が吸水性又は保水性を有する材料からなり、中央部に前記握り部材の前記飛沫吸着部材保持部を嵌挿させる開口、あるいは切込み又はミシン目による開口容易形成部を有することを特徴とする飛沫吸着部材。
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- 2021-05-14 JP JP2021002459U patent/JP3233730U/ja active Active
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