JP6978752B2 - 歯ブラシ - Google Patents

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Description

本発明は、歯ブラシに関するものであり、特に詳しくは、通常の歯磨き操作を行えると共に、歯と歯肉の境目に存在する細菌の塊である歯垢や歯石を除去して歯周病及び歯周菌の炎症、細菌の増殖を予防する事が出来る、従来の歯ブラシの標準的な領域と範囲を超えた新しい歯ブラシに関するものであるである。
従来から一般的に販売され使用されている歯ブラシは、歯の表面を磨くだけの機能を有するものが主流となっており、歯周病及び歯周菌の発生を予防する為の機能を有する歯間ブラシ等は別体として販売されており、両者は使い分けの使用形態を維持しており、両者を一体化した歯ブラシは、市販されていないのが現状である。
一方、文献上で見る限りでは、通常の歯磨き操作のみが可能である歯ブラシに於いて、歯間ブラシ機能を有する部材や歯垢や歯石を除去する機能を有する部材等を組み合わせた歯ブラシとしては、例えば、以下に示す様な公知例が見つかっている。
即ち特開2000−70042号公報(特許文献1)には、通常の歯ブラシの柄部の後端部に空洞部を設け、その中に歯間ブラシを内蔵出来る様にし、当該内蔵歯間ブラシを柄部内部から取り出して当該柄部の後端部の空洞部に差し込んで歯間ブラシとして使用する構成が示されてはいるが、当該歯ブラシの柄部の全長を使用して歯間ブラシを操作する事になるので極めて不便であり、一方、特開2011−56238号公報(特許文献2)には、単に歯ブラシの柄部に於ける、ブラシ部が設けられている端部とは反対側の端部に、歯石取り除き用の治具を固定状態で取り付け、且つ当該治具を適宜のキャップで覆っただけの構造を有する歯ブラシが開示されているに過ぎない。
又、特開2013−226202号公報(特許文献3)には、電動式歯ブラシに於ける歯ブラシの振動時の揺動を防止する機構と当該歯ブラシの柄部内に歯間ブラシを単に挿入した構造の歯ブラシが記載されているに過ぎず、一方、米国特許出願公開第2015−257519号公報(特許文献4)には、歯ブラシに於ける柄部の後端部に空洞部を設けその内部に歯間ブラシを着脱自在に内蔵出来る様にすると同時に当該柄部の一部に窓部を設け、当該歯間ブラシを乾燥させる様に構成した歯ブラシが示されているに過ぎない。
更に、特開2003−88423号公報(特許文献5)には、口腔清浄具に関して記載されているものの、その基本的構造は、複数種類の歯部清掃具を単に、任意に直列状に連結させ且つそれらを個別に分離させて使用する歯ブラシの構造が示されているに過ぎないものであり、又、特開2004−113710号公報(特許文献6)には、単に歯ブラシと楊枝とが合体された補助治具が適宜のケース内に収容出来、且つ当該ケース部の一方の端部に当該補助治具を取り付けて歯を清掃する装置が開示されているに過ぎず、一方、実開平05−60319号公報(特許文献7)には、単に歯ブラシの柄部の表面に、当該柄部の長手軸方向に溝部を設けた事のみを特徴とする歯ブラシが開示されているに過ぎない。
その他、特表第2008−522700号公報(特許文献8)には、単に歯ブラシの柄部の一方の端部に、楕円形の形状を有するブラシ部が設けられており、且つ、当該ブラシ部は、その楕円形部の長尺部の長さ方向が、当該柄部の長手方向軸線と直交した状態で取り付けられる場合と、当該楕円形部の長尺部の長さ方向が、当該柄部の長手方向軸線と平行したた状態で取り付けられる場合がある事を示すブラシの構造が開示されているに過ぎないのであり、又、登録実案第3163229号公報(特許文献9)には、歯ブラシに於ける平面部材に歯と歯の間の隙間幅に合わせて刷毛となる毛束の列を略並列に対の形で植毛した歯間磨き用歯ブラシに関して記載されているに過ぎず、一方、特開2001−211936号公報(特許文献10)には、単に歯ブラシの柄部の中央部分に長さを異にする2枚の板部を上下に相互に空間部を介した状態で積層させ、当該板部の一方を押圧することによって、当該柄部に適度の湾曲形状を発生させる様に構成された歯ブラシの構造に関して開示されているに過ぎないのである。
一方、特開2004−216015号公報(特許文献11)には、単に適宜の柄部の一方の端部に適宜の歯間ブラシが交換自在に取り付けられている歯ブラシホルダーの構造に関して開示されているに過ぎず、又、特開平07−298924号公報(特許文献12)には一つのホルダーの中にブラシ部と歯間ブラシ部と糸楊枝部を当該ホルダー部に対して、旋回折り畳み自在或いは取外し自在に取り付け、当該ブラシ部と歯間ブラシ部と糸楊枝部の何れか一つを選択して当該ホルダーから突出させて、使用するか、当該ホルダーから分離独立させて歯間ブラシ或いは糸楊枝として個別的に使用する歯ブラシの構造が開示されているに過ぎず、更には、特開2017−189465号公報(特許文献13)には、ブラシ毛の植毛方法を特定すると同時に植毛された支持体の長軸をブラシの柄部の長軸と直交させる事を特定した内容が開示さているに過ぎないのである。
然しながら、上記したいずれの特許文献にも、後述する様に、複数の必須構成要件を有機的かつ関連的に結合された技術構成を有する本発明に係る歯ブラシの構造に関しては、全くの開示も無ければそれを示唆する記載すら全く見当たらないのである。
従って、上記した従来技術の現状に鑑み、当該従来技術の欠陥を回避する為に、通常の歯磨き機能を有すると共に、歯周病及び歯周菌の炎症、細菌の増殖を予防する機能を備え、且つ、歯周病及び歯周菌の炎症、細菌の増殖を予防する機能を歯ブラシと一体化させ歯ブラシが、これ迄、需要者間で強く要望されて来ている。
特開2000−70042号公報 特開2011−56238号公報 特開2013−226202号公報 米国特許出願公開第2015−257519号公報 特開2003−88423号公報 特開2004−113710号公報 実開平05−60319号公報 特表第2008−522700号公報 登録実案第3163229号公報 特開2001−211936号公報 特開2004−216015号公報 特開平07−298924号公報 特開2017−189465号公報
従って、本発明の目的は、従来技術の欠点を改良し、通常の歯磨き操作が実行できる歯ブラシであると同時に、歯と歯肉の境目に存在する歯周菌を出来る限り除去する事を可能にすると共に、歯間を完全に磨き、歯垢や歯石を除去する操作も同じ歯ブラシを使用して実行出来る歯ブラシであって、一つの歯ブラシに、当該歯垢や歯石を最大限に除去する事により歯周病の発生を予防する機能を一体化し、常に清潔な歯を保ち、永久歯を保持する事が出来る歯ブラシを提供するものである。
本発明に係る当該歯ブラシは、上記した目的を達成する為に、以下に示す様な基本的技術構成を採用するものである。
即ち、本発明に係る当該歯ブラシに於ける基本的技術構成の態様としては、長手方向の中心軸線に対して直交する方向に於ける断面形状が三角形状を有する柄部と、当該柄部の一方の端部に於ける当該三角形状断面の一つの辺部から当該中心軸線方向に沿って外方に突出延展された湾曲状のアーム部と、当該アーム部の先端部に設けられている、楕円形の基板部に複数本のブラシが植設されたブラシ部とで構成されたものであって、当該ブラシ部に於ける当該楕円形基板部の長軸方向が、当該柄部の中心軸線と直交する方向に固定配置されたものであり、且つ、当該ブラシ部の当該基板部は、当該アーム部を介して、当該柄部に於ける三角形状断面の当該一つの辺部と対向する当該三角形状断面の頂点部が存在する方向に持ち上げられており、然も、当該ブラシ部の当該基板部が形成する平面が当該柄部の中心軸線と並行となる様に配置されている歯ブラシであって、更に、当該歯ブラシにおける当該柄部の内部は断面が三角形である中空状に形成されていると同時に、当該柄部の一部には、当該柄部の中心軸線と直交する方向に沿って当該柄部を着脱自在に2つに分離できる分割部が設けられており、且つ、当該柄部の当該中空状内部に於ける当該分割部近傍部には、当該柄部内部の三角形状の断面形状と同じ三角状の断面形状を持った本体部を有する歯間ブラシ機能及び歯石歯垢除去機能を備えた補助治具が、着脱自在に挿入固定されており、然も、当該補助治具に於ける当該本体部の着脱挿入方向に面する一方の端部には、歯間ブラシ部が設けられており、当該本体部に於ける着脱挿入方向に面する他方の端部には、歯石歯垢除去用治具部が設けられている事を特徴とする歯ブラシ100である
本発明に係る当該歯ブラシは、上記したような基本的な技術構成を採用した結果、従来に於ける歯そのもののみを磨く為のブラシ部を有する歯ブラシに、歯間ブラシ機能を有する歯間ブラシ及び/又は、歯石歯垢除去機能を有する歯石歯垢除去治具部とを備えた補助治具が、当該柄部に内部に一体的に備えられており、夫々の機能部材を適宜選択的に使用する事により、通常の歯磨き操作と歯間の清掃及び歯石歯垢除去操作を、且つ所望の順番で容易に実行する事が出来るので常に、歯のケアを毎回確実にすることが出来るので、歯をクリーンに保つことが出来る。
又、本発明に係る当該歯ブラシを使用する事によって、磨き残しが皆無となり、歯周病等の発生を最大限に予防する事が可能となる。
更に、歯に係る当該歯ブラシに於いては、歯と歯肉の境目に、細菌の塊である歯垢歯石の除去する形成としブラシ部も歯形にそった歯間のケアも可能とし、柄の中空部に歯間ブラシ歯垢歯石除去治具部を含む補助治具を内蔵とし、且つ補助治具に於ける当該歯間ブラシは当該本体部に対して脱着自在とし、一方、当該歯垢歯石除去治具は当該本体部に対して固定したものであり、歯周菌の増殖を予防する事を最大に発揮できる構成である。
つまり、本発明に於いては、上記した様な技術構成を有する歯ブラシを使用する事によって、歯と歯肉の境目に、細菌の塊である歯垢歯石の除去する構成とし、ブラシ部も歯形に沿った歯間のケアも可能とし、柄の中空部に歯間ブラシや歯垢歯石除去治具を内蔵させる構成とし、且つ、歯間ブラシは当該補助治具の本体部と脱着自在とし、歯垢歯石除去治具は当該補助治具の本体部に対して固定し、歯周菌の増殖を予防する事を最大に発揮できる構成である。
一体型なので歯磨き、歯間ブラシの使用、歯石歯垢除去治具を順次することにより、常に歯のケアを毎回することができて、歯をクリーンに保つことができる。歯周病等を完璧に予防することができる。歯ブラシとして磨きやすく、力を加えて磨くことができる。
更に、本発明に於いては、柄部の中空部に内蔵した、歯間ブラシがの荒めの為、歯周菌を増殖することなく、歯周ポケットも浅層時に予防でき、炎症歯槽膿漏等を薬用ハミガキと併用することで、更なる清潔な歯を保つ効果は創造以上の錚々(そうそう)の爽快さを感じると実証できる。
図1は、本発明に係る歯ブラシの概要を説明する正面図である。 図2は、本発明に係る歯ブラシの概要を説明する側面図であり、補助治具を柄部の内部に内蔵した場合の一具体例の構成を示す図である。 図3(A)は、本発明に係る歯ブラシの柄部に於ける分割部の近傍部に内蔵される補助治具の挿入固定化状態を説明する平面図であり、図3(B)は、図3(A)に於ける矢印X方向から見た断面図である。 図4は、本発明に係る歯ブラシで使用される当該補助治具に於ける具体例の構造の概要を説明する側面図である。 図5は、本発明に係る歯ブラシの柄部に於ける他方の端部の構成を説明する裏面図である。
以下に、本発明に係る当該歯ブラシの具体例を、図面を参照しながら詳細に説明する。
即ち、図1及び図2には、本発明に係る当該歯ブラシの構成の一具体例が示されており、図中、長手方向の中心軸線Pに対して直交する方向に於ける断面形状が三角形状を有する柄部3と、当該柄部3の一方の端部15に於ける当該三角形状断面の一つの辺部17から当該中心軸線P方向に沿って外方に突出延展された湾曲状のアーム部2と、当該アーム部2の先端部18に設けられている、楕円形の基板部19に複数本のブラシ20が植設されたブラシ部1とで構成されたものであって、当該ブラシ部1に於ける当該楕円形基板部19の長軸方向Lが、当該柄部の中心軸線Pと直交する方向に固定配置されたものであり、且つ、当該ブラシ部1の当該基板部19は、当該アーム部2を介して、当該柄部3に於ける三角形状断面の当該一つの辺部17と対向する当該三角形状断面の頂点部Qが存在する方向に持ち上げられており、然も、当該ブラシ部1の当該基板部19が形成する平面Rが当該柄部3の中心軸線Pと並行となる様に配置されている歯ブラシ100であって、更に、当該歯ブラシ100における当該柄部3の内部は断面が三角形である中空状に形成されていると同時に、当該柄部3の一部には、当該柄部3の中心軸線Pと直交する方向に沿って当該柄部3を着脱自在に2つに分離できる分割部4が設けられており、且つ、当該柄部3の当該中空状内部に於ける当該分割部4近傍部には、当該柄部3内部の三角形状の断面形状と同じ三角状の断面形状を持った本体部63を有する歯間ブラシ機能及び歯石歯垢除去機能を備えた補助治具6が、着脱自在に挿入固定されており、然も、当該補助治具6に於ける当該本体部の63の着脱挿入方向に面する一方の端部61には、歯間ブラシ部6aが設けられており、当該本体部62に於ける着脱挿入方向に面する他方の端部62には、歯石歯垢除去用治具部6bが設けられている事を特徴とする歯ブラシ100が示されている
本発明に係る当該歯ブラシ100の構成に関し更に詳細に説明するならば、 本発明に係る当該歯ブラシ100の長手方向の長さ、つまり当該歯ブラシ100のブラシ部先端部から当該柄部3の自由端部16までの長さは、国内で一般的に販売されている通常の歯ブラシの長さと略同じ長さである17.00cmに設定されている事が望ましい具体例である。
一方、本発明に歯ブラシ100に於ける当該ブラシ部1の平面形状は図1に示す通り楕円形を有しており、その長尺軸線Lが当該柄部3の長手方向中心軸線Pと直交する様に配置されている事が望ましい。
本発明に係る当該ブラシ部1の基板部19は、例えばナイロン樹脂で構成されており、その表面部Rには、図1で示す様に、豚毛の刷毛部20が植毛されており、その植毛部の配置形状は、特に限定されるものではないが、一例として、図1に示す様に、当該長尺軸線L方向に平行に4行でそれと直交する方向に5列の様な形状に植毛されたものであってもよく、又、当該長尺軸線Lと並行する方向に4行でそれと直交する方向に7列の様な形に植毛されているものであっても良い。
尚、当該個々のブラシ20の当該平面Rからの刷毛長さは6mmであることが好ましい具体例である。
一方、本発明に於ける当該歯ブラシ100に於ける当該柄部3は、図示の通り、の長手方向中心軸線Pに対して直交する方向に於ける断面形状が略正三角形状に構成された三角形状の外観を有し,且つ、その内部も当該長手方向中心軸線Pに対して直交する方向に於ける断面形状が三角形状を呈する中空状の空間部材で構成されているものであり、且つ、当該柄部3の外側部に於ける当該三角形状断面形状に於ける一辺17の長さは15mm乃至17mmである事が望ましく、一方、当該内部中空状空間部に於ける当該三角形状断面形状に於ける一辺の長さは、例えば14.7mmに設定されている事が望ましい具体例である。
本発明に於ける当該柄部3の材質は、ナイロン樹脂で構成されていることが好ましい具体例である。
又、本発明に係る当該歯ブラシ100に於ける当該アーム部2はナイロン樹脂で構成された適宜の幅と厚みを有する細長状の板状部材であって、適宜の湾曲状に形成され、当該基板部19は、当該アーム部2の当該湾曲状形成部を介して、当該柄部3に於ける三角形状断面の当該一つの辺部17と対向する当該三角形状断面の頂点部Qが存在する方向に持ち上げられており、然も、当該ブラシ部1の当該基板部19が形成する平面Rが当該柄部3の中心軸線Pと並行となる様に配置されているという構成を創出するものである。
更に、当該アーム部2は、その一端部が当該柄部3に於ける一方の端部15に於ける当該三角状断面形状部の一辺部つまり底辺部17と適宜の接合手段を介して固定配置されており、当該アーム部2の他方の端部は図1に示す通り、当該ブラシ部1の基板部19の裏面部と接合せしめられている。
一方、本発明に於ける当該歯ブラシ100の、更に異なる特徴的な構成要件は、図2乃至図4に示されている様な、当該柄部3の三角形状を有する内部中空状空間部21内に、歯間ブラシ機能及び歯石歯垢除去機能を備えた断面が三角形状を有する本体部63を含む補助治具6が着脱自在に挿入固定されている事である。
係る構成により、本発明に於ける当該歯ブラシ100に於いては、当該ブラシ部1を使用し、通常のブラッシング操作を実行すると同時に、その間或いはその後に於いて、当該補助治具6を使用して歯間を清掃し、歯石或いは歯垢を除去する操作を適宜実行する事が可能となるのである。
その為の具体例としては、例えば、先ず当該柄部3の適宜の部位、例えば図2に示す分割線4に於いて2分割し、当該ブラシ部1を有する第1の柄部31と当該柄部2の他方の端部16を有する第2の柄部32とに分割し、当該両者は、任意に分割分離と相互嵌合可能に構成されている事が望ましく、例えば図3に例示されている通り、当該補助治具6に於ける本体部63の略中央部の外周壁面に、当該柄部31の当該分割端部42近傍に於ける内周壁面8’の外径寸法よりも外径寸法をやや小さくすると共に、当該柄部32の当該分割端部42近傍に於ける内周壁面8”の外径寸法よりもやや大きくした外径寸法をするストッパー機能を有する嵌合支持部材7を設けておき、例えば、かかる嵌合支持部材7を有する当該補助治具6の一方の端部62を当該第2の柄部有する32の分割部4の一方の端部41から当該柄部3内部に挿入し、且つ、当該補助治具6の他方の端部61を当該第2の柄部32の分割部4の一方の端部41から外方に突出する様に配置形成し、他方、補助治具6の他方の端部61は、当該第1の柄部31の一方の分割端部42近傍に於ける内周壁面8’で形成される中空空間部21の内壁部8’の内径を当該柄部3の外周壁面8の外径寸法よりもやや小さくした内径寸法に設定してあるので、それによって、補助治具6の他方の端部61は、当該嵌合支持部材7を含めて当該第1の柄部31の一方の分割端部42からその内部に収納できるように構成する事が望ましい具体例である。
本発明に於ける当該補助治具6について、更に詳述するならば、図4に示す様に、当該補助治具6に於ける本体部63の一方の端部61には、例えば、歯間ブラシ部6aが設けられており、当該本体部63の他方の端部62には、歯石歯垢除去用補助部材6bが設けられている事が望ましい具体例である。
上記の当該歯間ブラシ部6aは当該本体部63一端部61の平面から1mm乃至2mm程度突出しているものであり、一方、当該歯石歯垢除去用補助部材6bは、当該本体部63の他方の端部62の平面から突出している金属製材料から構成されている棒状体であって、その自由端部には、例えば、フック状の形状を持った部材67が設けられている。
更に、本発明に於いては、当該補助治具6に於ける当該本体部63の一方の端部61に設けられる当該歯間ブラシ部6aは、その先端部には歯間ブラシが稙設されており、その後端部は、当該本体部63に設けられている適宜の挿入孔部65に対して着脱自在に取り付けられており、又、当該本体部63の他方の端部62に設けられる当該歯石歯垢除去用フック状部材6bは、当該本体部63に対して固定した状態で取り付けられている事が望ましい具体例である。
これは、当該歯間ブラシ部6a は、その材質やブラシの長さを適宜変更して使用し、古くなった当該歯間ブラシ部6aを容易に交換出来る様にしておくことが望ましいからである。
そして、本発明に係る当該歯ブラシ100に於いては、当該補助治具6が、上記した三角形面形状を有する中空部空間62内に着脱自在に挿入嵌合されているものであり、当該補助治具6は、任意に当該第2の柄部32から取外したり、取り付けたりすることが可能であり、又、当該第2の柄部32を手に持って、当該歯間ブラシ部6aを使用する場合と当該歯石歯垢除去用フック状部材6bを使用する場合と順次に使い分けて使用する事が可能となる。
更に、本発明に係る当該歯ブラシ100に於いては、当該柄部の3内部中空状空間部内に当該補助治具6が収納されている事から、当該柄部3内部中空状空間部内の通気と水抜きを行わせる為に、当該柄部3の中空内部空間21と外気を連通させる為の通気用孔部5が設けられている事も望ましい具体例である。
具体的には、図1で示す様に、当該柄部3に於ける当該第1の柄部31の外壁部表面に当該柄部3の内部空間21と連通する複数個の通気用孔部5を設ける事が出来、又、図5に示す様に、当該柄部3の当該第2の柄部32の自由端部16の底面壁部25に、複数個の同じ通気用孔部5を設ける事も好ましい具体例である。
上記した通り、本発明に於ける当該歯ブラシ100の第2の具体的態様としては、当該補助治具6に於ける当該本体部63の一方の端部61に設けられる当該歯間ブラシ部6aは、当該本体部63と着脱自在に取り付けられており、当該本体部63の他方の端部62に設けられる当該歯石歯垢除去用補助部材6bは、当該本体部63に対して固定した状態で取り付けられている事を特徴とする歯ブラシである。
一方、本発明に於ける当該歯ブラシ100の第3の具体的態様としては、当該柄部3の少なくとも一部に、当該柄部3内部の通気と水分を除去させる為に、当該柄部中空内部空間21と外気を連通させる為の通気用孔部5が設けられている事を特徴とする歯ブラシである。
上記した通り、本発明に係る歯ブラシ100は、一体型なので歯磨き、歯間ブラシの使用、歯石歯垢除去治具を順次することにより、常に歯のケアを毎回することができて、歯をクリーンに保つことができる。歯周病等を完璧に予防することができる。歯ブラシとして磨きやすく、力を加えて磨くことができる。
又、本発明に係る当該歯ブラシ100は、柄部の中空部に内蔵した、歯間ブラシが荒めの為、歯周菌を増殖することなく、歯周ポケットも浅層時に予防でき、炎症歯槽膿漏等を薬用ハミガキと併用することで、更なる清潔な歯を保つ効果は創造以上の錚々(そうそう)の爽快さを感じると実証できる。
1 ブラシ部
2 アーム部
3 柄部
4 分割線、分割部
5 通気用孔部
6 補助治具
6a 歯間ブラシ部
6b 歯石歯垢除去用補助部材
7 嵌合支持部材
8 柄部の外周壁部
8’ 第1柄部の内周壁部
8” 第2柄部の内周壁部
15 柄部の先端部、柄部の一方の端部
16 第2柄部の自由端部
17 三角形状断面の一つの辺部
18 アーム部の先端部
19 基板部
20 ブラシ
21 柄部の内部中空空間部
25 第2の柄部の底面壁部
31 第1の柄部
32 第2の柄部。
61 本体部の一方の端部
62 本体部の他方の端部
63 本体部
64 歯間ブラシ部
65 挿入孔部
100 歯ブラシ
P 長手方向の中心軸線
Q 三角形状断面の頂点部
L 基板部の長尺軸線
C 基板部の中心部
R 基板部の平面

Claims (3)

  1. 長手方向の中心軸線に対して直交する方向に於ける断面形状が三角形状を有する柄部と、当該柄部の一方の端部に於ける当該三角形状断面の一つの辺部から当該中心軸線方向に沿って外方に突出延展された湾曲状のアーム部と、当該アーム部の先端部に設けられている、楕円形の基板部に複数本のブラシが植設されたブラシ部とで構成されたものであって、当該ブラシ部に於ける当該楕円形基板部の長軸方向が、当該柄部の中心軸線と直交する方向に固定配置されたものであり、且つ、当該ブラシ部の当該基板部は、当該アーム部を介して、当該柄部に於ける三角形状断面の当該一つの辺部と対向する当該三角形状断面の頂点部が存在する方向に持ち上げられており、然も、当該ブラシ部の当該基板部が形成する平面が当該柄部の中心軸線と並行となる様に配置されている歯ブラシであって、更に、当該歯ブラシにおける当該柄部の内部は、断面が三角形である中空状に形成されていると同時に、当該柄部の一部には、当該柄部の中心軸線と直交する方向に沿って当該柄部を着脱自在に2つに分離できる分割部が設けられており、且つ、当該柄部の当該中空状内部に於ける当該分割部近傍部には、当該柄部内部の三角形状の断面形状と同じ三角状の断面形状を持った本体部を有する歯間ブラシ機能及び歯石歯垢除去機能を備えた補助治具が、着脱自在に挿入固定されており、然も、当該補助治具に於ける当該本体部の着脱挿入方向に面する一方の端部には、歯間ブラシ部が設けられており、当該本体部に於ける着脱挿入方向に面する他方の端部には、歯石歯垢除去用治具部が設けられている事を特徴とする歯ブラシ
  2. 当該補助治具に於ける当該本体部の一方の端部に設けられる当該歯間ブラシ部は、当該本体部と着脱自在に取り付けられており、当該本体部の他方の端部に設けられる当該歯石歯垢除去用補助部材は、当該本体部に対して固定した状態で取り付けられている事を特徴とする請求項1に記載の歯ブラシ。
  3. 当該柄部の少なくとも一部に、当該柄部内部の通気と水分を除去させる為に、当該柄部中空内部空間と外気を連通させる為の通気用孔部が設けられている事を特徴とする請求項1又は2に記載の歯ブラシ。
JP2021062283A 2019-02-15 2021-03-31 歯ブラシ Active JP6978752B2 (ja)

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