JP2002335837A - 釣り糸 - Google Patents

釣り糸

Info

Publication number
JP2002335837A
JP2002335837A JP2001148802A JP2001148802A JP2002335837A JP 2002335837 A JP2002335837 A JP 2002335837A JP 2001148802 A JP2001148802 A JP 2001148802A JP 2001148802 A JP2001148802 A JP 2001148802A JP 2002335837 A JP2002335837 A JP 2002335837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fishing line
yarn
fiber
line according
specific gravity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001148802A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Yamamoto
勉 山本
Masamichi Okada
正道 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Du Pont Toray Co Ltd
Original Assignee
Du Pont Toray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Du Pont Toray Co Ltd filed Critical Du Pont Toray Co Ltd
Priority to JP2001148802A priority Critical patent/JP2002335837A/ja
Publication of JP2002335837A publication Critical patent/JP2002335837A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、強力が高く、水中での吹かれが小さ
く、柔軟で取り扱い易く、絡みにくく、さらに摩耗にも
強く、耐切創性が優れるため、魚の歯によるかみ切り防
止性に優れた釣り糸を提供せんとするものである。 【解決手段】本発明の釣り糸は、アラミド繊維の少なく
とも一部が、比重5.0以上の高比重物で被覆されてい
ることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リールなどを使用
する投げ釣りや、船での手釣りなどに使用する釣り糸に
関し、特にマルチフィラメント糸を用いたより糸、また
は組み紐形態から成る釣り糸に関する。
【0002】
【従来の技術】釣り糸は、強力が高く切れにくいこと、
適度な比重があり糸の直径が小さく、水中で潮流などに
よる抵抗が小さく吹かれが小さいこと。ヤング率が高く
魚がつついたり針に掛かったりしたいわゆる”当たり”
が良く判ること、さらに、柔軟で取り扱いやすいことな
どが特に必要であるとされている。
【0003】従来釣り糸は、ポリアミド繊維やフッ素繊
維から成るモノフィラメントタイプと、マルチフィラメ
ント糸を撚ったり、製紐したマルチタイプがあり、モノ
フィラメントタイプは透明性が優れるため、魚に認知さ
れにくい特徴があり、比較的浅い河川や海で使用される
が、深海釣り糸や大きな魚、引きの強い魚を釣る場合
は、強力の強い、切れにくい糸を得るために、糸の直径
を大きく、太くする必要があった。
【0004】しかし、直径の大きいモノフィラメント糸
は剛性が高いため硬くなり、かさばりが大きく、糸が絡
みやすくて取り扱いも困難であるため、マルチフィラメ
ント糸を撚ったり、製紐したマルチタイプの釣り糸が使
用されていた。しかし、マルチタイプの釣り糸は、1種
類の素材のみで上記の必要特性を満足するものは得られ
なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかるマルチタイプの
釣り糸としては、ポリアミド、ポリエステル、ポリエチ
レン繊維を撚糸したり、組み紐に加工した釣り糸が一般
的に使用されているが、これらの繊維は、比重が小さ
く、特にポリエチレン繊維は水より比重が小さい。この
ように比重が小さいと、先端におもりを付着させていて
も、水中で水流などによって糸が流される現象が起こ
り、大きくたるむ。この現象が吹かれであり、吹かれが
大きいと、魚がつついたり、針に掛かったときの感触が
手に伝わりにくい。従って、吹かれにくい比重の大きい
繊維が好まれ、繊維のみで比重が不足する場合には、繊
維に金属糸を交撚したり、樹脂に金属粉末を練り込み、
これを繊維に付着させたりして、比重を向上する手段が
とられた。
【0006】しかし、金属繊維を交撚したり、金属粉末
を練り込んだ樹脂を付着させたものは、釣り糸として、
剛くなり、取り扱いにくくなる欠点があった。
【0007】また、上記ヤング率が高く、引張強力が高
く、更に繊維比重も大きいアラミド繊維が、撚糸、また
は、組み紐の形態に加工されて使用されたが、アラミド
繊維を用いた釣り糸は、撚糸、または、組み紐に加工す
る際、さらには使用中に、毛羽が極めて発生しやすいと
いう欠点があった。
【0008】本発明は、かかる従来技術の背景に鑑み、
強力が高く、水中での吹かれが小さく、柔軟で取り扱い
易く、絡みにくく、さらに摩耗にも強く、耐切創性が優
れるため、魚の歯によるかみ切り防止性に優れた釣り糸
を提供せんとするものである。 更に、本発明によれ
ば、金属線を用いないため、曲げ癖がつかず、リールで
の巻き上げ性、手釣り時の取り扱い性にも優れた釣り糸
を提供することができる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために、次のような手段を採用するものであ
る。すなわち、本発明の釣り糸は、アラミド繊維の少な
くとも一部が、比重5.0以上の高比重物で被覆されて
いることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、前記課題、つまり強力
が高く、水中での吹かれが小さく、柔軟で取り扱い易
く、絡みにくく、さらに摩耗にも強く、耐切創性が優れ
るため、魚の歯によるかみ切り防止性に優れた釣り糸に
ついて、鋭意検討し、耐切創性が優れた特定な繊維から
なる糸に、比重5.0以上という高比重物を被覆させて
みたところ、かかる課題を一挙に解決することを究明し
たものである。
【0011】本発明でいうアラミド繊維としては、パラ
系とメタ系のアラミド繊維のいずれでも使用することが
できるが、ヤング率が高く、柔軟で糸の引張強度が高い
点から、パラ系のアラミド繊維を使用するのが好まし
い。
【0012】かかるパラ系アラミド繊維としては、デュ
ポン社製のケブラー糸、帝人社製のテクノーラなどが好
ましく使用され、特にケブラー29タイプが最も好まし
く使用される。
【0013】これらのアラミド繊維に被覆させる高比重
物としては、比重5.0以上であれば、別に何でもよい
が、金、銀、錫、銅、ニッケル、鉛などの重金属が好ま
しく、錫、銅、ニッケル等が特に好ましく使用される。
比重が5.0より小さいもので被覆した場合は、釣り糸
としての比重を高めるには、被覆層を厚くする必要があ
り、このように被覆層が厚くすると、釣り糸の直径が大
きくなって、釣り糸が剛く、曲がりにくく取り扱いにく
くなってしまうので好ましくない。
【0014】かかる被覆の方法は、メッキ加工が好まし
く、かかるメッキ加工は、アラミド繊維の単糸の外面
に、金属の薄膜を均一に付着させて行う。かかるメッキ
加工には、化学メッキ、電気メッキなどの方法がある
が、短時間で均一に加工できる化学メッキが好ましく採
用される。
【0015】アラミド繊維に化学メッキをするには、繊
維をチーズ状にソフトワィンドした後、メッキする金属
が付着しやすいように前処理し、チーズ状のまま無電解
金属イオン水溶液中で、20〜40℃の温度条件で、5
〜30分間処理する。または、繊維を前処理液、無電解
イオン水溶液中を連続的に走行させてメッキ加工する方
法があるが、どのような方法であっても良い。かかるメ
ッキ層の厚さは、5〜10ミクロン程度で、釣り糸の比
重を2程度以上に高めることができる。
【0016】また、アラミド繊維を撚糸、組み紐に予め
加工した後で、前述した方法でメッキすることもでき
る。この方法によるものは、アラミド繊維の原糸にメッ
キ加工してから撚糸、製紐したものより、撚糸、製紐工
程でメッキが擦過されて脱落することがない点で好まし
い。なお、かかる撚糸、製紐工程では、撚糸の撚り数が
高すぎたり、組み紐の交差角度がきつすぎると、紐状物
の内部まで均一にメッキ加工できないことがあるので、
撚糸の場合は、撚り係数Kを1000以下に設定するこ
とが望ましく、組み紐の場合は、交差角度を90度以下
に低くすることが望ましい。
【0017】なお、かかる撚り係数Kは次式によって表
される。
【0018】 K=T×(D)1/2 K:下撚り時の撚り係数 T:10cm当たりの下撚り数 D:原糸の繊度(デシテックス) 本発明の釣り糸は、アラミド繊維にメッキ加工した後
で、さらに、フッ素系樹脂およびシリコン系樹脂から選
ばれた少なくとも1種類の樹脂で加工することができ
る。かかる加工を施すと、金属メッキした繊維と繊維の
擦過を防止したり、繊維とリールなどの金属やプラスチ
ック類等との擦過を防止したり、水から釣り糸を引き上
げた後の水切り性を向上させることができるので好まし
い。
【0019】かかるフッ素系やシリコン系の樹脂は、摩
擦係数の小さいものが好ましく使用される。かかる樹脂
を付着させる方法としては、かかる樹脂液中に、メッキ
した原糸またはメッキした撚糸または組み紐を、浸漬し
た後、風乾したり、連続的に一定の張力下で浸漬した
り、ダイスに該樹脂液を入れて、コートし、乾燥ゾーン
で乾燥させる通常のディップ法やコート法でも良い。
【0020】かかる樹脂の付着率は、10重量%程度以
下でよく、あまり付けすぎると、釣り糸が剛くなるので
好ましくない。かかる樹脂液は、繊維に金属メッキした
後、または、撚糸や組み紐にしてメッキした後で、それ
ぞれ加工することが好ましい。すなわち、メッキ加工の
前の段階で行うと、繊維へのメッキの付着状態が悪く、
剥がれ易くなるので好ましくない。
【0021】また本発明では、前記重金属でメッキ加工
したアラミド原糸、または撚糸、組み紐を、芯にして、
アラミド繊維以外の繊維を鞘とした芯鞘構造糸、つまり
芯鞘構造複合撚糸、芯鞘構造組み紐を作ることができ
る。かかるアラミド繊維以外の複合構造にする繊維とし
ては、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリエチレ
ン繊維およびポリビニルアルコール繊維から選ばれた少
なくとも1種の繊維が好ましく使用される。これらの繊
維と複合することにより、釣り糸強度を高くすることが
できる。
【0022】かかる芯鞘構造糸を得るには、アラミド繊
維に重金属をメッキ加工した糸または紐を芯糸にして、
鞘部分を、上記の1種以上の繊維で包み込む。たとえば
撚糸の場合は、給糸速度を変えられるローラーによっ
て、芯糸と鞘糸との送りだし量を変更し、鞘糸が芯糸の
外周になるようにしたり、芯糸と鞘糸との給糸時の張力
を変更することなどによつて得ることができる。また、
組み紐の場合は、製紐機の中央部にもうけられた給糸部
から芯糸を供給し、周囲を鞘糸で組み紐にする方法で簡
単に得ることができる。かかる芯鞘構造糸の芯糸と鞘糸
との混合比率は、目標とする最終釣り糸としての比重、
強力などによって適宜きめれば良い。またアラミド繊維
以外の糸は、予めメッキされた糸を使用しても良いし、
メッキされていなくても良い。
【0023】また本発明の釣り糸はJIS L1034
に基づいて測定される沈降速度が、120秒/mm2
り速いことが好ましい。沈降速度が速いものは、水中で
の流水などによる糸の吹かれが小さい。沈降速度は、釣
り糸の比重、直径、表面の凹凸や毛羽などによる表面状
態によって決まり、表面が平滑であることが好ましい。
【0024】また釣り糸は、高強度であるほど切れにく
く、直径の小さい糸で大きな魚を釣り上げることができ
る。直径が小さくて強度が高いことは、水中での流水抵
抗が小さく、しかも魚が針に掛かった時の当たりがとり
やすいため直径が小さくて強度の高い釣り糸が好まれ、
特に引っ張り強度が2000N/mm2以上のものが好
ましい。更に釣り糸の柔軟性も重要で押し込み式曲げ硬
さ試験法で測定した曲げ硬さが100N/mm2以下で
あるものが好ましい。曲げ硬さの大きいものは扱いにく
い。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。
【0026】本実施例中、釣り糸の直径はマイクロメー
ターで測定した。
【0027】沈降速度は、JISL1034に基づい
て、30mmの長さにカットしたサンプルをピンセット
で挟み、直径が200mm、高さ500mmのガラス容
器の中に入れた蒸留水中に、水面に平衡の状態でサンプ
ルを離し、サンプルが落下する時間をストップウォッチ
で測定して速度に換算したものである。水中落下の際、
サンプルが水面に対して垂直になつたものは測定から除
外した。
【0028】また、引っ張り強さは、JIS L103
4に基づき、(株)島津製作所の引っ張り試験機オート
グラフを用い、試長200mm、引っ張り速度300m
mで測定した。
【0029】押し込み式曲げ硬さは、穴径10mmの鉄
板の穴の中心部に30mmにカットしたサンプルを乗
せ、(株)島津製作所の引っ張り試験機オートグラフの
ロードセルに取り付けた直径3mm、長さ100mmの
押さえ棒で速度100mm/分の速度でサンプルを鉄板
に設けた穴の中に押し込む時の最大抵抗値をチャートか
ら読みとったものである。
【0030】摩耗性は、衡工社製の平面摩耗試験機を用
い、直径41mmのステンレス棒の外周に両面テープで
貼りつけたCCー400のサンドーペーパーに10gの
荷重をつるした状態でサンプルが接するように取り付
け、50回回転してサンプルを摩耗した後、引っ張り試
験機で摩耗後の切断強力を求め、摩耗前の強力に対する
強力保持率で示した。
【0031】実施例1 デュポン(社)製のパラ系アラミド繊維220dTEX
133フィラメントのケブラー糸をチーズ形状にソフト
ワィンディングした後、ニッケルの無電解水溶液中で3
0℃で30分間処理してニッケルの付着率32%のケブ
ラー/ニッケルメッキ糸を得た。
【0032】このメッキ糸を2本引き揃えて、リング撚
糸機で、124S/mの下撚りを与えた後、この下撚り
糸を2本合わせて、65Z/mの上撚りを与えて撚り糸
を得た。 実施例2 実施例1で使用したケブラー220dTEXの原糸を製
紐機用のボビンに巻き返し、芯糸無しの状態で、糸-糸
交差角が60度の4本打ちの組み紐を作り、この組み紐
を実施例1と同じ条件で、ニッケルメッキし、ニッケル
の付着量30%のケブラー/ニッケルメッキ組み紐を得
た。
【0033】実施例3 実施例2で得られたケブラー/ニッケルメッキ組み紐を
明成化学工業(株)製のハイソフターK−10のシリコ
ーンエマルジョン5%溶液中に浸漬し、風乾後120℃
で1分間熱処理して樹脂加工品を得た。
【0034】実施例4 実施例1で得られたニッケルの付着率32%のケブラー
/ニッケルメッキ糸2本を芯糸に使用し、東洋紡(株)
の高弾性率ポリエチレン繊維ダイニーマー220dTE
X糸を鞘糸に用い、実施例2と同条件で、製紐して、ポ
リエチレン/ケブラーメッキ糸の芯鞘構造の組み紐を得
た。
【0035】比較例1 実施例4で使用した220dTEXのダイニーマー糸で
実施例2と同じ条件で製紐し、高弾性率ポリエチレン糸
のみから成る組み紐を得た。
【0036】比較例2 東レ(株)製のナイロン230dTEX24フィラメン
ト糸を用い、実施例2と同じ条件で、製紐して、ナイロ
ン糸のみから成る組み紐を得た。
【0037】比較例3 比較例1の組み紐の芯糸として比重7.8、直径200
ミクロンのステンレス繊維1本から成るポリエチ/ステ
ンレス繊維芯鞘構造の組み紐を得た。
【0038】実施例及び比較例の釣り糸特性を表1に示
す。
【0039】
【表1】
【0040】表1から明らかなように、実施例1〜4の
釣り糸は、いずれも沈降速度も速く、柔軟で耐摩耗性に
も優れることがわかる。
【0041】これに対し比較例1の釣り糸は、繊維の比
重が1.0以下であり沈降しない。また、比較例2の釣
り糸は、繊維の比重が小さいため沈降速度が遅く、引っ
張り強力が低く、耐摩耗性も低い。比較例3の釣り糸
は、沈降させるために入れた金属繊維の剛性が高いため
曲げ抵抗が大きく、反発性が高いため取り扱いにくいも
のであった。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、強力が高く、水中での
吹かれが小さく、柔軟で取り扱い易く、絡みにくい上
に、摩耗に強く、特にケブラーを釣り糸の表面に使った
ものは耐切創性が優れるため、魚の歯によるかみ切り防
止性に優れた釣り糸を提供することができる。さらに
は、金属線を用いないため曲げ癖がつかず、リールでの
巻き上げ性、手釣り時の取り扱い性にも優れた効果を有
するものを提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06M 15/643 D06M 11/00 D Fターム(参考) 2B107 CA02 CA06 CA08 CA11 4L031 AA13 AA18 AA20 AA21 AB04 AB21 BA04 CB12 4L033 AA05 AA07 AA08 AB01 AB03 AC03 AC15 CA59 4L036 MA06 MA24 MA39 RA24 UA25 4L046 AA01 AA24 BA08 BB01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アラミド繊維の少なくとも一部が、比重
    5.0以上の高比重物で被覆されていることを特徴とす
    る釣り糸。
  2. 【請求項2】該高比重物が、重金属であることを特徴と
    する請求項1に記載の釣り糸。
  3. 【請求項3】該被覆が、メッキ加工であることを特徴と
    する請求項1または2に記載の釣り糸。
  4. 【請求項4】該メッキ加工が、重金属のイオン水溶液を
    用いる方法であることを特徴とする請求項3に記載の釣
    り糸。
  5. 【請求項5】該釣り糸の形態が、撚糸または組み紐であ
    る請求項1〜4のいずれかに記載の釣り糸。
  6. 【請求項6】該撚糸または組み紐に加工した後でメッキ
    加工することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
    載の記載の釣り糸。
  7. 【請求項7】該撚糸または組み紐が、予めメッキされた
    原糸を撚り合わせるか、または製紐加工してなるもので
    あることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
    釣り糸。
  8. 【請求項8】該釣り糸が、さらにフッ素系樹脂およびシ
    リコーン系樹脂から選ばれた少なくとも1種をメッキ加
    工の後に付着させたものであることを特徴する請求項3
    〜7のいずれかに記載の釣り糸。
  9. 【請求項9】該釣り糸が、請求項1〜8のいずれかに記
    載の釣り糸を芯に、ポリエステル繊維、ポリアミド繊
    維、ポリエチレン繊維およびポリビニルアルコール繊維
    から選ばれた少なくとも1種の繊維を鞘糸として構成さ
    れた芯鞘構造糸であることを特徴とする釣り糸。
  10. 【請求項10】該釣り糸が、JIS L1034に基づ
    いて測定した沈降速度が120秒/mより大きいことを
    特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の釣り糸。
  11. 【請求項11】該釣り糸が、JIS L1034に基づ
    いて測定した引張り強さが、2000N/mm2以上で、か
    つ、押し込み式の曲げ硬さ試験法による柔軟性が100
    N/mm2 以下であることを特徴とする請求項1〜10の
    いずれかに記載の釣り糸。
JP2001148802A 2001-05-18 2001-05-18 釣り糸 Pending JP2002335837A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001148802A JP2002335837A (ja) 2001-05-18 2001-05-18 釣り糸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001148802A JP2002335837A (ja) 2001-05-18 2001-05-18 釣り糸

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002335837A true JP2002335837A (ja) 2002-11-26

Family

ID=18994054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001148802A Pending JP2002335837A (ja) 2001-05-18 2001-05-18 釣り糸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002335837A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006075159A (ja) * 2004-08-13 2006-03-23 Shirakawa:Kk 釣糸
WO2009154202A1 (ja) * 2008-06-16 2009-12-23 株式会社サンライン 金属メッキが施された釣糸及びその製造方法
JP2011125227A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Sunline Co Ltd 金属メッキが施された釣糸及びその製造方法
JP2013204125A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Achilles Corp 金属被覆繊維

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006075159A (ja) * 2004-08-13 2006-03-23 Shirakawa:Kk 釣糸
WO2009154202A1 (ja) * 2008-06-16 2009-12-23 株式会社サンライン 金属メッキが施された釣糸及びその製造方法
JP2011125227A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Sunline Co Ltd 金属メッキが施された釣糸及びその製造方法
JP2013204125A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Achilles Corp 金属被覆繊維

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10076106B2 (en) Fishing line of core-sheath structure comprising short fiber
JP4832506B2 (ja) マルチフィラメント及びその製造方法、並びに糸及びその製造方法
JP3572691B2 (ja) 釣糸
JP4054646B2 (ja) 比重調整可能な低伸度耐磨耗性糸条
JP2002335837A (ja) 釣り糸
WO2006038505A1 (ja) 釣糸
JP2010168700A (ja) 糸条
JP6906365B2 (ja) 釣り糸およびその製造方法
JP6366551B2 (ja) 耐摩耗性と屈曲性に優れたコード糸
JP2901575B2 (ja) 釣 糸
JPH04335849A (ja) 釣糸及びその製造方法
JP2006274490A (ja) 高強力高弾性繊維構造体
JP2000023605A (ja) 釣 糸
JPH02210079A (ja) 耐カーリング特性に優れた釣糸
JP2500011B2 (ja) 釣糸及びその製造方法
JP2525132B2 (ja) 釣 糸
JPH11103737A (ja) 釣り糸
JP2930560B2 (ja) 釣 糸
JP2000023604A (ja) 釣 糸
JP2007312766A (ja) 釣り糸及びその製造方法
JP2007312670A (ja) 釣り糸及びその製造方法
WO2023041580A1 (en) Cut resistant jacket
JP2021168819A (ja) 靴紐
JPH101887A (ja) 製紐糸
JP2006129867A (ja) 釣糸

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100204

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100226

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100817