JP2002335424A - 輪郭補正回路 - Google Patents

輪郭補正回路

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JP2002335424A JP2001138163A JP2001138163A JP2002335424A JP 2002335424 A JP2002335424 A JP 2002335424A JP 2001138163 A JP2001138163 A JP 2001138163A JP 2001138163 A JP2001138163 A JP 2001138163A JP 2002335424 A JP2002335424 A JP 2002335424A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビジョンやパソコンの画像の輪郭部分に
発生するオーバーシュートを抑制乃至除去することがで
きる輪郭補正回路を提供する。 【解決手段】 注目画素の信号と、注目画素から右方向
または下方向にn(nは1以上の整数)画素離れた画素
の信号との差分と、注目画素の信号と注目画素から左方
向または上方向にn画素離れた画素の信号と注目画素の
信号との差分とに基づいて振幅制限信号を求め(6,1
3)、画素信号から抽出(5)された高域信号の絶対値
が振幅制限信号以下になるように制限する(7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル映像
信号で表わされる画像の輪郭を補正する輪郭補正回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビやパソコンの表示端末としてのデ
ィスプレイ装置には、表示された画像の輪郭を強調して
先鋭感を向上させる方法としてディジタル信号処理によ
る輪郭補正がある。一般には、ディジタル化された映像
信号にディジタルフィルタを用いることで高域信号成分
を抽出し、抽出した高域信号成分を原信号に加算するこ
とで輪郭補正された映像信号が得られる。
【0003】図16は、従来の輪郭補正回路を示す構成
図である。この輪郭補正回路は、ディジタル化された映
像信号Saを入力する入力端子101と、信号Saを1
画素分遅延し、信号Sbとして出力する1画素遅延器1
と、信号Sbを1画素分遅延し、信号Scとして出力す
る1画素遅延器2と、信号Scを1画素分遅延し、信号
Sdとして出力する1画素遅延器3と、信号Sdを1画
素分遅延し、信号Seとして出力する1画素遅延器4
と、ディジタルフィルタで構成された高域信号抽出回路
5と、加算回路8と、輪郭補正された映像信号を出力す
る出力端子102とを有する。
【0004】次に、従来の輪郭補正回路の動作につい
て、各部の信号波形を示す図17を参照して説明する。
【0005】まず、入力端子101に図17(a)に示
すような映像信号Saが入力されたとすると、この映像
信号Saは1画素遅延器1、2、3及び4により次々に
遅延される。図17(b)及び(c)は、信号Sc及び
Seを示す。
【0006】高域信号抽出回路5は、信号Sa、Sc及
びSeを用いた演算を行なって、図17(d)に示すよ
うな高域信号Sfを発生する。この信号Sfは、入力信
号(Sa)の立ち上がり部分と立ち下がり部分において
振幅が最大となる高域信号である。
【0007】一例として、高域信号抽出回路5は、入力
された信号Sa、Sc及びSeに、それぞれ係数−1/
4、1/2、−1/4を乗じて加算し、必要に応じて振
幅調整を行なってその結果を出力する。例えば振幅調整
で振幅を4倍にする場合には、出力信号Sfは、図示の
ように、Sf=−Sa+2Sc−Seを表わすものとな
る。
【0008】高域信号抽出回路5から出力される高域信
号Sfは、高域信号抽出回路5で生じる遅延を補償した
原信号Scと加算回路8により加算され、図17(e)
に示すような輪郭補正された信号Spが得られる。ここ
では、わかりやすいように0以下の値も示しているが、
表示装置で表示する場合は、0以下は0にクリップされ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の輪
郭補正回路では、輪郭部分にオーバーシュートやアンダ
ーシュート(以下、両者を含めて単に「オーバーシュー
ト」と記す)が過剰に発生するという問題点があった。
また、オーバシュートを目立たなくするために、高域信
号抽出回路5内の振幅調整により高域信号を小さくする
ことも可能であるが、その場合には、必要な輪郭強調が
十分に行なえないという問題があった。
【0010】この発明は上記の問題を解決するためにな
されたものであり、その目的はオーバシュートを抑制乃
至除去し、しかも必要な輪郭強調を十分に行ない得る輪
郭補正回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、ディジタル
化された映像信号により表わされる画像の輪郭補正回路
であって、補正対象画素(以下、注目画素と言う)から
右方向または上方向にm(mは2以上の整数)画素離れ
た画素の信号と、上記注目画素から左方向または下方向
にm画素離れた画素の信号と、上記注目画素の信号とに
基づく演算により画像の高域信号を抽出する高域信号抽
出手段(5)と、上記注目画素から右方向または下方向
にn(nは1以上でmより小さい整数)画素離れた画素
の信号と上記注目画素の信号との差分の絶対値と、上記
注目画素から左方向または上方向にn画素離れた画素の
信号と上記注目画素の信号との差分の絶対値との最小値
又は最大値に基づいて振幅制限信号(Si)を求める振
幅制限信号発生手段(6)と、上記高域信号抽出手段
(5)の出力の絶対値が上記振幅制限信号発生手段
(6)の出力以下になるように、上記高域信号抽出手段
(5)の出力を制限する振幅制限手段(7)と、上記振
幅制限手段(7)の出力(Si)又はこれを元にして得
られる信号を輪郭補正信号(Sj、Sq)として上記注
目画素の信号(Sc)に加算する加算手段(8)とを備
えた輪郭補正回路を提供する。
【0012】上記高域信号抽出手段(5)が、出力され
る高域信号の振幅を変更する機能を有するものであって
も良い。
【0013】上記振幅制限信号発生手段(6)が、出力
される振幅制限信号の振幅を変更する機能を有するもの
であっても良い。
【0014】上記高域信号抽出手段(5)の出力(S
f)から上記振幅制限手段(7)の出力(Sj)を減算
する減算手段(9)と、上記減算手段(9)の出力の振
幅を制御する振幅制御手段(10)と、上記振幅制御手
段(10)の出力と上記振幅制限回路(7)の出力とを
加算する第2の加算手段(12)とをさらに備え、上記
第2の加算手段(12)の出力が上記輪郭補正信号(S
q)として用いられるように構成されていても良い。
【0015】上記高域信号抽出手段(5)の出力(S
f)から上記振幅制限手段(7)の出力(Sj)を減算
する減算手段(9)と、上記振幅制限回路(7)の出力
の振幅を調整する振幅調整手段(11)と、上記減算回
路(9)の出力と上記振幅調整回路(11)の出力とを
加算する第2の加算手段(12)とをさらに備え、上記
第2の加算手段(12)の出力が上記輪郭補正信号(S
q)として用いられるように構成されていても良い。
【0016】この発明はまた、ディジタル化された映像
信号で表わされる画像の輪郭補正回路であって、補正対
象画素(以下、注目画素と言う)から右方向または上方
向にm(mは2以上の整数)画素離れた画素の信号と、
上記注目画素から左方向または下方向にm画素離れた画
素の信号と、上記注目画素の信号とに基づく演算により
画像の高域信号を抽出する高域信号抽出手段(5)と、
上記注目画素から右方向または下方向にn(nは1以上
でmよりも小さい整数)画素離れた画素の信号と上記注
目画素の信号との差分と、上記注目画素から左方向また
は上方向にn画素離れた画素の信号と上記注目画素の信
号との差分とに基づいて振幅制限信号を求める振幅制限
信号発生手段(13)と、上記高域信号抽出手段(5)
の出力の絶対値が上記振幅制限信号発生手段(6)の出
力以下になるように、上記高域信号抽出手段(5)の出
力を制限する振幅制限手段(7)と、上記振幅制限手段
(7)の出力又はこれを元にして得られる信号を輪郭補
正信号(Sj、Sq)として上記注目画素の信号(S
c)に加算する加算手段(8)とを備え、上記振幅制限
信号発生手段(13)が、上記注目画素から右方向また
は下方向にn画素離れた画素の信号から上記注目画素の
信号を減算して得られる第1の減算値と、上記注目画素
から左方向または上方向にn画素離れた画素の信号から
上記注目画素の信号を減算して得られる第2の減算値と
が同一の符号のとき(又は少なくとも一方がゼロのと
き)には、0を選択して出力し、上記第1の減算値と上
記第2の減算値との双方がゼロでなく、かつ符号が異な
るときには、上記第1の減算値と上記第2の減算値のう
ち、上記高域信号抽出手段(5)の出力と同一の符号で
ある方を選択して上記振幅制限信号として出力すること
を特徴とする輪郭補正回路を提供するものである。
【0017】上記高域信号抽出手段(5)が、出力され
る高域信号の振幅を変更する機能を有するものであって
も良い。
【0018】上記振幅制限信号発生手段(6)が、出力
される振幅制限信号の振幅を変更する機能を有するもの
であっても良い。
【0019】上記高域信号抽出手段(5)の出力(S
f)から上記振幅制限手段(7)の出力(Sj)を減算
する減算手段(9)と、上記減算手段(9)の出力の振
幅を制御する振幅制御手段(10)と、上記振幅制御手
段(10)の出力と上記振幅制限回路(7)の出力とを
加算する第2の加算手段(12)とをさらに備え、上記
第2の加算手段(12)の出力が上記輪郭補正信号(S
q)として用いられるように構成されていても良い。
【0020】上記高域信号抽出手段(5)の出力(S
f)から上記振幅制限手段(7)の出力(Sj)を減算
する減算手段(9)と、上記振幅制限回路(7)の出力
の振幅を調整する振幅調整手段(11)と、上記減算回
路(9)の出力と上記振幅調整回路(11)の出力とを
加算する第2の加算手段(12)とをさらに備え、上記
第2の加算手段(12)の出力が上記輪郭補正信号(S
q)として用いられるように構成されていても良い。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明をその実施の形態
を示す図1乃至図15を参照して説明する。
【0022】実施の形態1.図1はこの発明の実施の形
態1である輪郭補正回路を示すものである。図2及び図
3は、その各部における信号を示す。
【0023】図1に示すように、この輪郭補正回路は、
それぞれ各画素の輝度や色を表わすディジタル化された
画素信号の列で構成されるディジタル化された映像信号
Saを受ける入力端子101と、互いに直列に接続され
た4つの1画素遅延器1、2、3及び4と、高域信号抽
出回路5と、振幅制限信号発生回路6と、振幅制限回路
7と、加算回路8と、輪郭補正された映像信号を出力す
る出力端子102とを有する。
【0024】入力端子1に入力された映像信号Sa(図
2(a))は、1画素遅延素子1、2、3及び4により
順次遅延され、各遅延器の出力信号Sb、Sc、Sd及
びSe(図2(b)、(c)、(d)及び(e))とな
る。
【0025】高域信号抽出回路5は、ディジタルフィル
タで構成されており、信号Sa、Sc及びSeを受け
て、これらに基づく所定の演算を行なって、図2(f)
に示す高域信号Sfを生成する。この信号Sfは、入力
信号の立ち上がり部分と立ち下がり部分において振幅が
最大となる高域信号である。
【0026】図4は高域信号抽出回路5の詳細を示す。
図示のように、この高域信号抽出回路5は、信号Saが
入力される入力端子501と、信号Scが入力される入
力端子502と、信号Seが入力される入力端子503
と、それぞれ入力端子501、502及び503に入力
される信号に係数−1/4、1/2及び−1/4を掛け
る係数乗算器51、52及び53と、係数乗算器51、
52及び53の出力を加算する加算回路54と、加算回
路54の出力の振幅を調整する振幅調整回路55とを有
する。
【0027】信号Scは後述の理由で注目画素の信号と
呼ばれる。信号Saは、注目画素の2画素右の画素(注
目画素から右方向に2画素離れた画素)の信号であり、
信号Seは、注目画素の信号Scの2画素左の画素(注
目画素から左方向に2画素離れた画素)の信号である。
【0028】信号Sa、Sc及びSeは、それぞれ係数
乗算器51、52、53で係数−1/4、1/2、−1
/4が乗じられ、次に加算回路54で互いに加算され
る。加算回路54の出力は、振幅調整回路55によりそ
の振幅が調整され、信号Sfとして出力端子504へ供
給される。振幅調整回路55は、入力信号の状態により
輪郭強調量を変更するためのものである。図2は、振幅
調整回路55において、振幅が4倍にされる場合を示し
ている。この場合、信号Sfは、Sf=−Sa+2Sc
−Seとなる。出力端子504は、振幅制限回路7の入
力に接続されている。
【0029】振幅制限信号発生回路6は、信号Sb及び
Scから、振幅制限信号Siを生成し、振幅制限回路7
へ供給する。図5は、振幅制限信号発生回路6の詳細を
示す。図示のように、この振幅制限信号発生回路6は、
信号Scが入力される入力端子601と、信号Sbが入
力される入力端子602と、信号Sbから信号Scを減
ずる演算を行なう減算回路61と、減算回路61におけ
る減算結果の絶対値Sg(図3(c))を求める絶対値
回路62と、絶対値回路62の出力を1画素分遅延させ
て遅延信号Shを出力する1画素遅延器63と、最小値
選択回路64と、振幅調整回路65とを有する。
【0030】遅延信号Shは、信号Scと信号Sdの差
の絶対値とに等価である。最小値選択回路64は、信号
Sgと信号Shを受け、小さい方を選択して出力する。
振幅調整回路65は、最小値選択回路64の出力の振幅
を調整して図3(e)に示す信号Siを出力端子603
へ供給する。出力端子603は、振幅制限回路7の入力
に接続されている。
【0031】振幅制限回路7は、入力された高域信号S
fの絶対値が振幅制限信号Siを超えないように振幅制
限を行ない、振幅制限された高域信号Sjを、加算回路
8へ供給する。図6は振幅制限回路7の詳細を示す。図
示のようにこの振幅制限回路7は、高域信号抽出回路5
の出力信号Sfが入力される入力端子701と、振幅制
限信号発生回路6の出力信号Siが入力される入力端子
702と、信号Sfの絶対値を求める絶対値回路71
と、絶対値回路71の出力信号と信号Siを比較して比
較結果を示す信号を出力する比較回路72と、信号Si
の符号を反転する符号反転回路73と、第1の選択回路
74と、第2の選択回路75と、出力端子703とを有
する。
【0032】第1の選択回路74は、信号Sfの符号が
正のときには信号Siを、信号Sfの符号が負のときに
は符号反転回路73の出力信号を選択して出力する。第
2の選択回路75は、比較回路72が、絶対値回路71
の出力信号の方が信号Siよりも小さいと判定したとき
は、信号Sfを、それ以外のときは、選択回路74の出
力信号を選択し、図3(f)に示すような信号Sjを出
力する。選択回路75の出力信号Sjは、出力端子70
3を介して加算回路8へ供給される。
【0033】加算回路8は、1画素遅延器2の出力であ
る注目画素の信号Scに対して振幅制限された高域信号
Sjを加算して、輪郭補正された画像Spを出力端子1
02へ供給する。注目画素の信号(原信号)として1画
素遅延器2の出力Scを用いるのは、処理によって生じ
る遅延を補償するためである。
【0034】以上の動作により、高域信号抽出回路7の
出力信号Sfは、振幅制限回路7により、その振幅の絶
対値が、振幅制限回路発生信号6の出力信号Si以下に
なるように制限されて信号Sjとなる。信号Sjは、オ
ーバーシュート成分が除去された高域信号であるため、
本明細書では、「傾き改善信号」と呼ぶ。
【0035】傾き改善信号Sjとそれを抽出する処理に
よって生じる遅延を補償した原信号Scが加算回路8で
加算され、図3(g)にSpの実線に示すような輪郭補
正された信号Spとなる。
【0036】以上のように、高域信号Sfを振幅制限信
号Siを用いて振幅制限をかけることで、オーバーシュ
ートが除去された、輪郭補正された信号Spが得られ
る。
【0037】実施の形態1では、上記のようにオーバシ
ュートが除去された映像信号を得ているが、画像を目で
見た場合に、信号としてオーバーシュートが若干混入し
ている場合の方が先鋭感があり良く見える場合がある。
その場合には、振幅制限信号発生回路6の構成要素であ
る振幅調整回路65を用い、振幅制限信号Siの振幅を
変更して若干大きくすることで、オーバーシュート成分
を若干混入させることも出来る。
【0038】上記のように、振幅調整回路65で振幅を
調整することにより、オーバシュートを完全に除去する
のではなく、オーバーシュートが適度に抑制され、先鋭
感を併わせ持つ、輪郭補正された映像信号を得ることが
できる。
【0039】実施の形態2.図7はこの発明の実施の形
態2の輪郭補正回路を示すものである。この実施の形態
の回路の各部に現れる信号は、図8及び図2に示されて
いる。この実施の形態の輪郭補正回路は、図1に示す第
1の実施の形態と概して同じであるが、減算回路9、振
幅制御回路10、振幅調整回路11、及び加算回路12
が付加されている点で異なる。
【0040】減算回路9は、高域信号抽出回路5から出
力される高域信号Sfから、振幅制限回路7から出力さ
れる傾き改善信号Sjを減算して、図8(g)に示すオ
ーバーシュート信号Skを出力する。
【0041】振幅制御回路10は、オーバーシュート信
号Skの振幅を調整し、さらに、クリッピングにより振
幅を所定値以内に制限する。振幅調整回路11は、振幅
制限回路7から出力される傾き改善信号Sjの振幅を調
整する。
【0042】加算回路12は、振幅制御回路10の出力
と振幅調整回路11の出力とを加算する。加算回路8
は、加算回路12の出力と、1画素遅延器2から出力さ
れる、遅延補償された原信号である信号Scとを加算
し、図8(h)に示すように輪郭補正された信号Spを
生成する。
【0043】以上のように、実施の形態1が傾き改善信
号Sj(図3(f))を原信号に加算することで輪郭補
正された信号を得ているのに対し、実施の形態2では、
高域信号Sfから傾き改善信号Sjを減算することでオ
ーバーシュート信号Skを抽出し、その振幅を調整し、
これとともに、傾き改善信号Sjの振幅を調整し、振幅
を制御されたオーバシュート信号Sk(振幅制御回路1
0の出力)及び振幅を調整された傾き改善信号(振幅調
整回路11の出力)の和Sqを原信号Scに加算するこ
とで、オーバーシュート成分と傾きが最適な輪郭補正信
号Sp(図8(h))を得るものである。
【0044】なお、振幅制御回路10及び振幅調整回路
11のいずれか一方を省略しても良い。
【0045】実施の形態2によれば、オーバーシュート
成分と輪郭の傾きを改善する成分を独立に調整すること
ができ、最適な輪郭補正が可能である。
【0046】実施の形態3.図9は、この発明の実施の
形態3の輪郭補正回路を示す。実施の形態3の回路の各
部に現れる信号は、図10及び図2に示されている。実
施の形態3は、実施の形態1と概して同じであるが、図
1の振幅制限信号発生回路6の代りに、振幅制限信号発
生回路13を備えている。
【0047】この振幅制限信号発生回路13は、1画素
遅延器1及び2の出力信号Sb及びScのほか、高域抽
出回路5から出力される高域信号Sfを受け、これらに
基づいてオーバシュート成分を除去するための振幅制限
信号Siを生成している点で、図1の振幅制限信号発生
回路6とは異なる。
【0048】図11は、図9の振幅制限信号発生回路1
3の詳細を示す。図11で、図5と同一の符号は同一又
は相当する部材を示す。図11に示すように、この振幅
制限信号発生回路13は、図5の振幅制限信号発生回路
6と同様、1画素遅延器2の出力信号Scを受ける入力
端子601と、1画素遅延器1の出力信号Sbを受ける
入力端子602と、出力端子603とを有するほか、高
域信号抽出回路5から出力される高域信号Sfを受ける
入力端子604を更に有する。
【0049】振幅制限信号発生回路13はさらに、減算
回路61と、遅延器67と、符号反転回路68と、選択
回路69とを有する。減算回路61は、(図5の減算回
路61と同様)信号Sbから信号Scを減算し、図10
(c)に示すような信号Smを出力する。減算回路61
の出力Smは、注目画素の1画素右の画素の信号Sbか
ら注目画素の信号Scを減算した結果を表わすものであ
る。
【0050】1画素遅延器67は、信号Smを1画素分
遅延させる。符号反転回路68は、1画素遅延器67の
出力信号の符号を反転し図10(d)に示す信号Snを
出力する。この信号Snは、1画素遅延器3の出力信号
(即ち注目画素の1画素左の画素の信号)Sdから、1
画素遅延器2の出力信号(即ち注目画素の信号)Scを
減算した結果と等価である。
【0051】選択回路69は、高域信号Sf、信号S
m、信号Sn、及び階調"0"を表わす信号を入力とし、
信号Sm、信号Snおよび、階調"0"のいずれかを選択
して、図10(e)に示すような出力信号Srとして出
力する。選択回路69は、信号Smと信号Snの少なく
とも一方がゼロであるか、又は両者の符号が同一なら
ば、"0"を選択して出力し、信号Smと信号Snが共に
ゼロではなく、両者の符号が異なれば、信号Smと信号
Snのうち高域信号Sfと同一符号の方を出力する。な
お、信号Sfがゼロのときは、正であるとして扱っても
良く、負であるとして扱っても良い。図示の例では、信
号Sfがゼロのときは正であるとして扱っている。図示
の例では、選択回路69は信号Sfを受けて、内部でそ
の符号を判定しているが、信号Sfの符号を表わす信号
を選択回路69に供給するようにしても良い。選択回路
69の出力信号が振幅制御信号Srとして出力端子60
7を通して振幅制御回路7へ供給されている。
【0052】以下、実施の形態1と同様の動作により、
振幅制限回路7において高域信号Sfから振幅制限信号
Sr以上の振幅であるオーバーシュート成分が除去され
図10(f)に示すような信号Sjとなり、加算回路8
で、原信号Scと加算されて、出力端子102に、図1
0(g)に示すような輪郭補正された信号Spが得られ
る。
【0053】以上のように、実施の形態3によれば、オ
ーバシュートが除去された輪郭補正された映像信号を得
ることができる。
【0054】なお、実施の形態1について、上記振幅制
限信号発生手段6が振幅制限信号の振幅を変更する機能
を有しても良い旨述べたが、実施の形態3の振幅制限信
号発生手段13についても同様に振幅制限信号の振幅を
変更する機能を有することとしても良い。
【0055】実施の形態4.上記の実施の形態2は、実
施の形態1に対して、図7に示すように、減算回路9、
振幅制御回路10、振幅制御回路11、及び加算回路1
2を付加してオーバーシュート信号Sk及び傾き改善信
号Sjを調整可能にすることにより、最適な画質が得ら
れるようにしたものであるが、実施の形態3について
も、同様の回路を付加することができる。
【0056】図12は、実施の形態3に対してそのよう
な変形を加えた輪郭補正回路の構成を示す。図12の回
路9、10、11、及び12の動作及びこれらを付加す
ることによる効果は、実施の形態2について説明したの
と同様である。
【0057】実施の形態5.実施の形態1では、振幅制
御信号発生回路6の構成要素において信号Sgと信号S
hの最小値を選択する最小値選択回路64を用いたが、
この代りに、図13に示すように、信号Sgと信号Sh
の最大値を選択する最大値選択回路66を用いても良
い。図13に示される回路の各部に現れる信号は、図1
4及び図2に示されている。
【0058】最小値選択回路64の代りに用いた最大値
選択回路を用いることにより、振幅制御信号発生回路の
出力である振幅制限信号Siは、図14(e)に示すよ
うになる。この振幅制限信号Siにより高域信号Sfの
振幅が制限され、図14(f)に示す傾き改善信号Sj
が振幅制御回路7の出力信号として得られる。傾き改善
信号Sjが遅延補償された原信号である信号Scに加算
されることにより図14(g)に示すような輪郭補正さ
れた信号Spが得られる。
【0059】実施の形態6.実施の形態1乃至5では、
1画素遅延器を用いて構成することにより水平方向の輪
郭補正が行なわれたが、1画素遅延器を1ライン遅延器
に置き換えると垂直方向の輪郭補正が可能である。例え
ば図15は、図1の1画素遅延器1、2、3及び4を、
1ライン遅延器21、22、23及び24に置き換えた
ものである。
【0060】変形例.なお、以上の実施の形態では、注
目画素の信号と、注目画素から2画素離れた画素の信号
とを用いて画像の高域信号を抽出し、注目画素の信号
と、注目画素から1画素離れた画素の信号とを用いて振
幅制限信号を発生しているが、代りに、注目画素の信号
と、注目画素m(mは2以上の整数)画素離れた画素の
信号とを用いて高域信号を抽出し、注目画素の信号と、
注目画素からn(nは1以上でmより小さい整数)画素
離れた画素の信号とを用いて、これらの差分などから振
幅制限信号(Si)を発生することとしても良い。
【0061】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0062】請求項1によれば、水平方向又は垂直方向
のオーバシュートを抑制乃至除去した、輪郭補正された
映像信号を得ることができる。
【0063】請求項2によれば、入力信号の状態により
輪郭強調量を調整することができる。
【0064】請求項3によれば、オーバシュートの混入
割合を調整することができ、所望の先鋭度を有する映像
を得ることができる。
【0065】請求項4によれば、オーバーシュート成分
と輪郭の傾きを改善する成分を独立に調整することがで
き、最適な輪郭補正が可能である。
【0066】請求項5によれば、オーバーシュート成分
と輪郭の傾きを改善する成分を独立に調整することがで
き、最適な輪郭補正が可能である。
【0067】請求項6によれば、水平方向又は垂直方向
のオーバシュートを抑制乃至除去した、輪郭補正された
映像信号を得ることができる。
【0068】請求項7によれば、入力信号の状態により
輪郭強調量を調整することができる。
【0069】請求項8によれば、オーバシュートの混入
割合を調整することができ、所望の先鋭度を有する映像
を得ることができる。
【0070】請求項9によれば、オーバーシュート成分
と輪郭の傾きを改善する成分を独立に調整することがで
き、最適な輪郭補正が可能である。
【0071】請求項10によれば、オーバーシュート成
分と輪郭の傾きを改善する成分を独立に調整することが
でき、最適な輪郭補正が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の輪郭補正回路を示
すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の回路の各部に現れ
る信号を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の回路の各部に現れ
る信号を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1で用いられる高域信
号抽出回路を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態1で用いられる振幅制
限信号発生回路を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態1で用いられる振幅制
限回路を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態2の輪郭補正回路を示
すブロック図である。
【図8】 実施の形態2の回路の各部に現れる信号を示
す図である。
【図9】 この発明の実施の形態3の輪郭補正回路を示
すブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態3の回路の各部に現
れる信号を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態3で用いられる振幅
制限信号発生回路を示すブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態3の輪郭補正回路を
示すブロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態4で用いられる振幅
制限信号発生回路を示すブロック図である。
【図14】 この発明の実施の形態5の回路の各部に現
れる信号を示す図である
【図15】 この発明の実施の形態6の輪郭補正回路を
示すブロック図である。
【図16】 従来の輪郭補正回路を示すブロック図であ
る。
【図17】 従来の輪郭補正回路の各部に現れる信号を
示す図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 1画素遅延器、 5 高域信号抽出回
路、 6 振幅制限信号発生回路、 7 振幅制限回
路、 8 加算回路、 9 減算回路、 10振幅制御
回路 11 振幅調整回路、 12 加算回路、 13
振幅制限信号発生回路。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル化された映像信号により表わ
    される画像の輪郭補正回路であって、 補正対象画素(以下、注目画素と言う)から右方向また
    は上方向にm(mは2以上の整数)画素離れた画素の信
    号と、上記注目画素から左方向または下方向にm画素離
    れた画素の信号と、上記注目画素の信号とに基づく演算
    により画像の高域信号を抽出する高域信号抽出手段
    (5)と、 上記注目画素から右方向または下方向にn(nは1以上
    でmより小さい整数)画素離れた画素の信号と上記注目
    画素の信号との差分の絶対値と、上記注目画素から左方
    向または上方向にn画素離れた画素の信号と上記注目画
    素の信号との差分の絶対値との最小値又は最大値に基づ
    いて振幅制限信号(Si)を求める振幅制限信号発生手
    段(6)と、 上記高域信号抽出手段(5)の出力の絶対値が上記振幅
    制限信号発生手段(6)の出力以下になるように、上記
    高域信号抽出手段(5)の出力を制限する振幅制限手段
    (7)と、 上記振幅制限手段(7)の出力(Si)又はこれを元に
    して得られる信号を輪郭補正信号(Sj、Sq)として
    上記注目画素の信号(Sc)に加算する加算手段(8)
    とを備えた輪郭補正回路。
  2. 【請求項2】 上記高域信号抽出手段(5)が、出力さ
    れる高域信号の振幅を変更する機能を有することを特徴
    とする請求項1に記載の輪郭補正回路。
  3. 【請求項3】 上記振幅制限信号発生手段(6)が、出
    力される振幅制限信号の振幅を変更する機能を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の輪郭補正回路。
  4. 【請求項4】 上記高域信号抽出手段(5)の出力(S
    f)から上記振幅制限手段(7)の出力(Sj)を減算
    する減算手段(9)と、 上記減算手段(9)の出力の振幅を制御する振幅制御手
    段(10)と、 上記振幅制御手段(10)の出力と上記振幅制限回路
    (7)の出力とを加算する第2の加算手段(12)とを
    さらに備え、 上記第2の加算手段(12)の出力が上記輪郭補正信号
    (Sq)として用いられることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載の輪郭補正回路。
  5. 【請求項5】 上記高域信号抽出手段(5)の出力(S
    f)から上記振幅制限手段(7)の出力(Sj)を減算
    する減算手段(9)と、 上記振幅制限回路(7)の出力の振幅を調整する振幅調
    整手段(11)と、 上記減算回路(9)の出力と上記振幅調整回路(11)
    の出力とを加算する第2の加算手段(12)とをさらに
    備え、 上記第2の加算手段(12)の出力が上記輪郭補正信号
    (Sq)として用いられることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載の輪郭補正回路。
  6. 【請求項6】 ディジタル化された映像信号で表わされ
    る画像の輪郭補正回路であって、 補正対象画素(以下、注目画素と言う)から右方向また
    は上方向にm(mは2以上の整数)画素離れた画素の信
    号と、上記注目画素から左方向または下方向にm画素離
    れた画素の信号と、上記注目画素の信号とに基づく演算
    により画像の高域信号を抽出する高域信号抽出手段
    (5)と、 上記注目画素から右方向または下方向にn(nは1以上
    でmよりも小さい整数)画素離れた画素の信号と上記注
    目画素の信号との差分と、上記注目画素から左方向また
    は上方向にn画素離れた画素の信号と上記注目画素の信
    号との差分とに基づいて振幅制限信号を求める振幅制限
    信号発生手段(13)と、 上記高域信号抽出手段(5)の出力の絶対値が上記振幅
    制限信号発生手段(6)の出力以下になるように、上記
    高域信号抽出手段(5)の出力を制限する振幅制限手段
    (7)と、上記振幅制限手段(7)の出力又はこれを元
    にして得られる信号を輪郭補正信 号(Sj、Sq)として上記注目画素の信号(Sc)に
    加算する加算手段(8)とを備え、 上記振幅制限信号発生手段(13)が、 上記注目画素から右方向または下方向にn画素離れた画
    素の信号から上記注目画素の信号を減算して得られる第
    1の減算値と、上記注目画素から左方向または上方向に
    n画素離れた画素の信号から上記注目画素の信号を減算
    して得られる第2の減算値とが同一の符号のとき(又は
    少なくとも一方がゼロのとき)には、0を選択して出力
    し、 上記第1の減算値と上記第2の減算値との双方がゼロで
    なく、かつ符号が異なるときには、上記第1の減算値と
    上記第2の減算値のうち、上記高域信号抽出手段(5)
    の出力と同一の符号である方を選択して上記振幅制限信
    号として出力することを特徴とする輪郭補正回路。
  7. 【請求項7】 上記高域信号抽出手段(5)が、出力さ
    れる高域信号の振幅を変更する機能を有することを特徴
    とする請求項6に記載の輪郭補正回路。
  8. 【請求項8】 上記振幅制限信号発生手段(6)が、出
    力される振幅制限信号の振幅を変更する機能を有するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の輪郭補正回路。
  9. 【請求項9】 上記高域信号抽出手段(5)の出力(S
    f)から上記振幅制限手段(7)の出力(Sj)を減算
    する減算手段(9)と、 上記減算手段(9)の出力の振幅を制御する振幅制御手
    段(10)と、 上記振幅制御手段(10)の出力と上記振幅制限回路
    (7)の出力とを加算する第2の加算手段(12)とを
    さらに備え、 上記第2の加算手段(12)の出力が上記輪郭補正信号
    (Sq)として用いられることを特徴とする請求項6乃
    至8のいずれかに記載の輪郭補正回路。
  10. 【請求項10】 上記高域信号抽出手段(5)の出力
    (Sf)から上記振幅制限手段(7)の出力(Sj)を
    減算する減算手段(9)と、 上記振幅制限回路(7)の出力の振幅を調整する振幅調
    整手段(11)と、 上記減算回路(9)の出力と上記振幅調整回路(11)
    の出力とを加算する第2の加算手段(12)とをさらに
    備え、 上記第2の加算手段(12)の出力が上記輪郭補正信号
    (Sq)として用いられることを特徴とする請求項6乃
    至8のいずれかに記載の輪郭補正回路。
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