JP2002335356A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JP2002335356A
JP2002335356A JP2001139592A JP2001139592A JP2002335356A JP 2002335356 A JP2002335356 A JP 2002335356A JP 2001139592 A JP2001139592 A JP 2001139592A JP 2001139592 A JP2001139592 A JP 2001139592A JP 2002335356 A JP2002335356 A JP 2002335356A
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copying apparatus
communication
spread spectrum
power supply
spectrum communication
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JP2001139592A
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Junichi Kishimoto
順一 岸本
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信に必要なケーブルの数を減らすことがで
き、また、放射ノイズを低減することができ、外来ノイ
ズの影響による誤動作を低コストで実現することができ
る複写装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 複写装置と、上記複写装置に接続される
付加装置との相互動作制御を、スペクトラム拡散通信に
よって行う複写装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写装置を構成す
るユニット間のデータ通信に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像を読み取るリーダーユニットや、高
圧ユニット等、多くのユニットによって、複写装置が構
成されている。また、ペーパーデッキ、ADF(自動原
稿送り装置)、ソータまたはフィニッシャー等、多くの
アプリケーション装置が、複写装置に装着される。
【0003】これら各ユニットを制御している基板間
と、アプリケーション類と複写装置本体とは、それぞれ
通信用のCPUを搭載し、非同期式シリアルデータ伝送
方式によって、データをやり取りしている。
【0004】図8は、従来の複写装置において、各ユニ
ット間、または複写装置本体とアプリケーション類との
間におけるデータ通信の一例を示す図である。
【0005】従来の複写装置C11は、本体コントロー
ラ801と、ADFコントローラ802と、フィニッシ
ャーコントローラ803と、ペーパーデッキコントロー
ラ804と、通信用CPU805〜810とを有する。
【0006】本体側の通信用CPUと、それぞれのアプ
リケーションに搭載された通信用CPUとの間に、24
V電源線、GND線、RxD、TxD用の信号線が設け
られ、動作シーケンスに基づいて、データを送受信す
る。
【0007】また、複写装置本体とアプリケーションと
の間以外にも、リーダーユニット、高圧ユニット等、複
写装置本体を構成するユニット同士の間でも、上記と同
様の構成を有する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は、電源線、GND線、送信データ(TxD)線、受信
データ(RxD)線等、多くのケーブルを、複写装置と
アプリケーションとの間に設ける必要がある。
【0009】また、複写装置本体とそのアプリケーショ
ンとの間の接続は、外部コネクタによって行われるの
で、ケーブルが、複写装置本体の外に出ることになり、
上記ケーブルから放射ノイズが輻射されることが多く、
ケーブルにコアを入れ、ノイズを低減する等の対策を実
行する必要があるという問題がある。
【0010】さらに、高圧ユニットの近傍や、排紙部ユ
ニットの近傍等では、高圧や静電気による外来ノイズの
ために、通信データが影響を受け、複写装置が誤動作を
起こす場合があり、板金等でケーブルを外来ノイズ源か
らブロックする等の対策を実行する必要があるという問
題がある。
【0011】本発明は、通信に必要なケーブルの数を減
らすことができ、また、放射ノイズを低減することがで
き、外来ノイズの影響による誤動作を低コストで実現す
ることができる複写装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、複写装置と、
上記複写装置に接続される付加装置との相互動作制御
を、スペクトラム拡散通信によって行う複写装置であ
る。
【0013】
【発明の実施の形態および実施例】[第1の実施例]図
1は、本発明の第1の実施例である複写装置C1の構成
を示す図である。
【0014】以下の実施例では、複写装置C1の本体と
アプリケーションとの間における通信を例にとって説明
する。
【0015】複写装置本体101に装着されるアプリケ
ーションとして、自動原稿紙送り装置(ADF)10
2、丁合装置(フィニッシャー)103、ペーパーデッ
キ104、カセットペディスタル105がある。
【0016】図2は、複写装置本体101に、ADF1
02、フィニッシャー103を接続した場合におけるデ
ータ伝送路を示す図である。
【0017】複写装置本体101は、本体コントローラ
201と、本体とADFとの通信の検波回路202と、
本体とADFとの通信の重畳回路203と、本体とフィ
ニッシャーとの通信の検波回路204と、本体とフィニ
ッシャーとの通信の重畳回路205とを有する。
【0018】ADF102は、ADFのコントローラ2
06と、ADFと本体との通信の検波回路207と、A
DFと本体との通信の重畳回路208とを有する。
【0019】フィニッシャー103は、フィニッシャー
のコントローラ209と、フィニッシャーと本体との通
信の検波回路210と、フィニッシャーと本体との通信
の重畳回路211とを有する。
【0020】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0021】本体コントローラ201からADFコント
ローラ206へ送信されるデータは、重畳回路203で
スペクトラム拡散方式によって拡散され、24VDC給
電線の24Vに重畳される。この拡散されたデータは、
検波回路207によって拡散復調され、通信データとし
て、ADFコントローラ206で受信される。同様に、
ADFコントローラ206から本体コントローラ201
へ送信されるデータは、重畳回路208でスペクトラム
拡散方式によって拡散され、24VDC給電線の24V
に重畳される。この拡散されたデータは、検波回路20
2によって拡散復調され、通信データとして、本体コン
トローラ201で受信される。フィニッシャー103
や、他のアプリケーションとの通信も、上記と同様に行
われる。
【0022】図3は、各コントローラの電源部を示す構
成図である。
【0023】図3に示すように、コントローラと他の回
路とで、24Vを電源として使用する際に、重畳された
データ信号が悪影響を及ぼさないようにするために、フ
ィルタ回路301を通し、データ信号を除去した後に、
使用する。
【0024】ここで、スペクトラム拡散方式の1つであ
るDS(直接拡散)方式について説明する。
【0025】図4は、スペクトラム拡散方式の1つであ
るDS(直接拡散)方式を表すブロック図である。
【0026】図5は、DS方式で拡散の際に使われるP
N系列の一例である。
【0027】図4に示すように、まず、送信すべきデジ
タル情報は、適当な狭帯域変調方式によって、1次変調
401がかけられる。続いて、2次変調として拡散を行
うが、DS方式では、PN系列発生器402によって生
成されるPN系列と呼ばれる特殊な波形を乗積し、拡散
された信号をDC電源線に重畳する。
【0028】PN系列は、図5に示すように、±1のレ
ベルの値をランダムにとるような矩形波の集まりになっ
ている。
【0029】PN系列を構成するランダムな矩形波の集
まりの変化速度Tcは、それによって変調を受ける1次
変調信号のシンボル切替速度Tに比べて、はるかに速い
速度で切り替わるように設定される。このシンボル切替
速度Tと、矩形波の集まりの変化速度Tcとの比、すな
わちT/Tcを、拡散率と呼び、通常10〜10000
程度の値が想定される。
【0030】送られた広帯域の信号は、BPF404
で、不要周波数帯域からの混信が除去され、送信側の拡
散回路と同様の逆拡散回路を通って、元の1次変調信号
に戻される。つまり、送信側のPN系列発生器402と
全く同じPN系列を発生するPN系列発生器407によ
って、もとの狭帯域変調信号に戻され、その後に、通常
の検波回路406を通して、ベースバンド波形が再生さ
れる。
【0031】次に、本発明の特徴的な点について説明す
る。
【0032】図6は、上記実施例の構成を示すブロック
図である。
【0033】図7は、上記実施例の特徴を表すPN系列
である。
【0034】ADFコントローラ601、ペーパーデッ
キコントローラ602、フィニッシャーコントローラ6
03、本体コントローラ604のそれぞれが一次変調回
路、PN系列発生器等を有している。
【0035】本構成ブロックでは、アプリケーション側
のデータ送信部、本体コントロール側のデータ受信部に
ついて注目して説明する。
【0036】各アプリケーションで静電気等の外来ノイ
ズによって誤動作を起こしやすいもの、起こしにくいも
のがある。そこで、上記実施例では、ADFが誤動作を
起こしにくいもの、ペーパーデッキが次に誤動作を起こ
しにくいもの、フィニッシャーが1番誤動作を起こしや
すいものと考えて構成している。
【0037】外来ノイズによる影響の少ない通信回線に
関しては、PN系列による拡散率を低く構成し、静電気
等の外来ノイズによる影響の大きいものに関しては、P
N系列による拡散率を大きくするのが上記実施例の特徴
である。
【0038】この拡散率は、外来ノイズの影響を受けや
すい場所が予めわかっている場合には、固定値として設
定することも可能であるが、突発的な外来ノイズによっ
て通信データの誤り率が大きくなった場合に、その都度
拡散率を上げていく方式を取ることも可能である。
【0039】このような手法をとることによって、各ア
プリケーション間に、必要だった信号線の数を削減する
ことが可能になるとともに、伝送する信号が拡散された
状態で伝送されるので、スペクトル強度が非常に弱ま
り、したがって、放射ノイズの低減にも効果がある。
【0040】特に、静電気等のパワーの大きい外来ノイ
ズが信号線に加わる場合、拡散率を大きくしているの
で、静電ノイズは、逆拡散をかけた際に広帯域に拡散
し、外来の影響を受け難くなり、誤動作しなくなる。
【0041】上記説明では、スペクトラム拡散通信方式
としてDS方式について説明したが、FH方式(周波数
ホッピング方式)等、他のスペクトラム拡散通信方式を
使用するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、外来の影響を受けやす
い電源線で、拡散率を大きくし、静電気等のパワーの大
きい外来ノイズが信号線に加わる場合、静電ノイズは逆
拡散をかけた際に、広帯域に拡散するので、外来の影響
を受け難くなり、誤動作を防止することができるという
効果を奏し、また、DC電源線に拡散データを重畳させ
ることによって、DC電源線、GND線以外のデータ通
信用の伝送線を削減することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である複写装置C1の構
成を示す図である。
【図2】複写装置本体101に、ADF102、フィニ
ッシャー103を接続した場合におけるデータ伝送路を
示す図である。
【図3】各コントローラの電源部を示す構成図である。
【図4】スペクトラム拡散方式の1つであるDS(直接
拡散)方式を表すブロック図である。
【図5】DS方式で拡散の際に使われるPN系列の一例
である。
【図6】上記実施例の構成を示すブロック図である。
【図7】上記実施例の特徴を表すPN系列である。
【図8】従来の複写装置において、各ユニット間、また
は複写装置本体とアプリケーション類との間におけるデ
ータ通信の一例を示す図である。
【符号の説明】
C1…複写装置、 101…複写装置本体、 102…自動原稿紙送り装置(ADF)、 103…丁合装置(フィニッシャー)、 104…ペーパーデッキ、 105…カセットペディスタル、 201…本体コントローラ、 202、204,207、210…検波回路、 203、205、208,211…重畳回路、 206…ADFのコントローラ、 209…フィニッシャーのコントローラ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写装置と、上記複写装置に接続される
    付加装置との相互動作制御を、スペクトラム拡散通信に
    よって行うことを特徴とする複写装置。
  2. 【請求項2】 複写装置内部に設けられている複数制御
    回路間における相互動作制御を、スペクトラム拡散通信
    によって行うことを特徴とする複写装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 通信データが外来の影響を受けやすい場所と、通信デー
    タが外来の影響を受けにくい場所とで、上記スペクトラ
    ム拡散通信の拡散率を変えることを特徴とする複写装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2において、 外来ノイズの影響を受けやすい基板と上記複写装置との
    間における上記スペクトラム拡散通信の拡散率を大きく
    し、外来ノイズの影響を受けにくい基板と上記複写装置
    との間の通信の拡散率を小さくすることを特徴とする複
    写装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2において上記ス
    ペクトラム拡散通信の方式として、直接拡散方式を使用
    し、各装置間の通信データを見分けることを特徴とする
    複写装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2において上記ス
    ペクトラム拡散通信の方式として、周波数ホッピング方
    式を使用し、各装置間の通信データを見分けることを特
    徴とする複写装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項2において通信デ
    ータの誤り率が所定の値よりも大きくなったときに、上
    記拡散率を大きくすることを特徴とする複写装置。
  8. 【請求項8】 請求項1または請求項2において上記複
    写装置内の各ユニット基板間を接続するDC電源線と、
    複写装置本体から上記複写装置本体の各アプリケーショ
    ンへ電力を供給するDC電源線とを、通信線として使用
    することを特徴とする複写装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 上記複写装置と上記各アプリケーションの回路とにおい
    て、DC電源を電力として使用する際には、重畳したデ
    ータ信号を、フィルタによって除去することを特徴とす
    る複写装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007088786A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Oki Data Corp 画像読取装置
JP2013530451A (ja) * 2010-05-17 2013-07-25 ヒューレット−パッカード・インデイゴ・ビー・ブイ インラインフィニッシングを有する印刷システム

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JP2007088786A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Oki Data Corp 画像読取装置
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