JP2002342040A - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

画像形成装置およびその制御方法

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JP2002342040A
JP2002342040A JP2001143233A JP2001143233A JP2002342040A JP 2002342040 A JP2002342040 A JP 2002342040A JP 2001143233 A JP2001143233 A JP 2001143233A JP 2001143233 A JP2001143233 A JP 2001143233A JP 2002342040 A JP2002342040 A JP 2002342040A
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JP2001143233A
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Junichi Kishimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置本体とアプリケーション装置と
の間でデータ通信する場合、上記画像形成装置本体と上
記アプリケーション装置との間で、データ通信専用の配
線を設ける必要がない画像形成装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 画像形成装置本体と、この画像形成装置
本体のアプリケーション装置とを有する画像形成装置に
おいて、上記画像形成装置本体から、上記アプリケーシ
ョン装置にDC電源を供給するDC電源線と、上記画像
形成装置本体から上記アプリケーション装置へ通信デー
タを伝送する場合、および上記アプリケーション装置か
ら上記画像形成装置本体へ通信データを伝送する場合、
スペクトラム拡散通信方式によって、上記通信データの
信号を広帯域化し、この広帯域化された通信データの信
号を、上記DC電源に重畳して通信する画像形成装置で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写装置等の画像
形成装置本体と、この画像形成装置本体のアプリケーシ
ョン装置とを有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写装置は、原稿に現れている画像を読
みとって、この読み取った画像を記録用紙に記録する複
写装置本体と、この複写装置本体が使用する記録用紙を
ハンドリングし、または、上記複写装置本体が読み取る
原稿をハンドリングするアプリケーション装置とによっ
て構成されている。
【0003】ここで、上記アプリケーション装置とし
て、ペーパデッキ(記録用紙を大量に格納できる給紙装
置)、ADF(自動原稿紙送り装置)、ソータ、フィニ
ッシャ(コピー後の記録用紙を仕分けする装置)等の装
置が存在する。
【0004】上記複写装置本体と、この複写装置本体の
アプリケーション装置とは、通信用のCPUをそれぞれ
搭載し、非同期式シリアルデータ伝送方式によって、互
いにデータをやり取りする。
【0005】図8は、複写装置本体とアプリケーション
装置との間で、データ通信する場合における従来のデー
タ通信方式を示す図である。
【0006】従来のデータ通信方式では、本体コントロ
ーラ801と、ADFコントローラ802との間に、D
C24V電源線、GND線、送信データ(RxD)用の
信号線、受信データ(TxD)用の信号線を設け、本体
コントローラ801に設けられている通信用CPU80
5と、ADFコントローラ802に設けられている通信
用CPU808との間で、動作シーケンスに基づいたデ
ータを送受信する。
【0007】また、本体コントローラ801とソータコ
ントローラ803との間でも上記と同様にデータを送受
信し、本体コントローラ801とペーパデッキコントロ
ーラ804との間でも上記と同様にデータを送受信す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の通信
方式では、複写装置本体とアプリケーション装置との間
でデータ通信する場合、電源線、GND線の他に、デー
タ通信専用の配線である送信データ線、受信データ線を
設ける必要があるという問題がある。
【0009】また、従来の通信方式では、上記複写装置
本体の外部に設けられているコネクタと、上記アプリケ
ーション装置の外部に設けられているコネクタとを用い
て、上記複写装置本体と上記アプリケーション装置とを
接続するので、上記接続に用いるケーブルが上記複写装
置本体と上記アプリケーション装置との外に出てしま
う。したがって、上記ケーブルにコアを設けないと、上
記ケーブルから放射される輻射ノイズのレベルを低い状
態に維持することができないという問題がある。
【0010】本発明は、画像形成装置本体とアプリケー
ション装置との間でデータ通信する場合、上記画像形成
装置本体と上記アプリケーション装置との間で、データ
通信専用の配線を設ける必要がない画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像形成装置
本体と、この画像形成装置本体のアプリケーション装置
とを有する画像形成装置において、上記画像形成装置本
体から、上記アプリケーション装置にDC電源を供給す
るDC電源線と、上記画像形成装置本体から上記アプリ
ケーション装置へ通信データを伝送する場合、および上
記アプリケーション装置から上記画像形成装置本体へ通
信データを伝送する場合、スペクトラム拡散通信方式に
よって、上記通信データの信号を広帯域化し、この広帯
域化された通信データの信号を、上記DC電源に重畳し
て通信する画像形成装置である。また、その制御方法で
ある。
【0012】
【発明の実施の形態および実施例】[第1の実施例]図
1は、本発明の第1の実施例である複写装置100の構
成を示す図である。
【0013】複写装置100は、複写装置本体101
と、ADF(自動原稿紙送り装置)102と、ソータ1
03と、ペーパデッキ(記録用紙を大量に格納できる給
紙装置)104と、カセットペディスタル(記録用紙用
カセットを格納する装置)105とを有する。
【0014】なお、ADF102と、ソータ103と、
ペーパデッキ104と、カセットペディスタル105と
は、複写装置本体101に接続されるアプリケーション
装置の例である。
【0015】また、アプリケーション装置とは、複写装
置本体101が使用する記録用紙をハンドリングする装
置であり、また、複写装置本体101が読み取る原稿を
ハンドリングする装置である。
【0016】また、アプリケーション装置として、AD
F102等の他に、フィニッシャ(コピー後の記録用紙
を仕分け等する装置)等を考えることができる。
【0017】図2は、複写装置100の回路構成を示す
ブロック図である。
【0018】複写装置本体101は、コントローラ20
1と、検波回路202、204と、重畳回路203、2
05とを有する。
【0019】ここで、検波回路202は、ADF102
から伝送された通信データを検出する回路であり、検波
回路204は、ソータ103から伝送された通信データ
を検出する回路である。
【0020】また、重畳回路203は、複写装置本体1
01からADF102へ送信する通信データを、給電線
L1のDC24V電源に重畳する回路であり、重畳回路
205は、複写装置本体101からソータ103へ送信
する通信データを、給電線L1のDC24V電源に重畳
する回路である。
【0021】ADF102は、コントローラ206と、
検波回路207と、重畳回路208とを有する。
【0022】ここで、検波回路207は、複写装置本体
101から伝送された通信データを検出する回路であ
り、重畳回路208は、ADF102から複写装置本体
101へ送信する通信データを、給電線L1のDC24
V電源に重畳する回路である。
【0023】ソータ103は、コントローラ209と、
検波回路210と、重畳回路211とを有する。
【0024】ここで、検波回路210は、複写装置本体
101から伝送された通信データを検出する回路であ
り、重畳回路211は、ソータ103から複写装置本体
101へ送信する通信データを、給電線L1のDC24
V電源に重畳する回路である。
【0025】また、複写装置本体101とADF102
とが、複写装置本体101からADF102へ、DC2
4V電源を供給する給電線(電源線)L1によって接続
され、また、複写装置本体101からソータ103へD
C24Vの電源を供給する給電線L1によって、複写装
置本体101とソータ103とが接続されている。
【0026】複写装置本体101のコントローラ201
からADF102のコントローラ206へ、データを送
信する場合、この送信するデータ信号を、スペクトラム
拡散方式によって拡散(広帯域化)し、この拡散したデ
ータ信号を、重畳回路203が給電線L1のDC24V
電源に重畳して送信する。また、上記拡散され、送信さ
れたデータ信号を、検波回路207が検出して逆拡散
し、この逆拡散されたデータ信号を復調し、この復調さ
れたデータ信号を通信データとしてADF102のコン
トローラ206が受信する。
【0027】また、ADF102のコントローラ206
から複写装置本体101のコントローラ201へ、デー
タを送信する場合、この送信するデータ信号を、スペク
トラム拡散方式によって拡散し、この拡散したデータ信
号を、重畳回路208が給電線L1のDC24V電源に
重畳して送信する。また、上記拡散され、送信されたデ
ータを、検波回路202が検出して逆拡散し、この逆拡
散されたデータ信号を復調し、この復調されたデータ信
号を通信データとして複写装置本体101のコントロー
ラ201が受信する。
【0028】なお、複写装置本体101とソータ103
との間の通信も、上記と同様に、検波回路204、21
0と、重畳回路205、211とを使用したスペクトラ
ム拡散方式によって行われる。
【0029】また、図2では、複写装置本体101と、
ADF102と、ソータ103との回路が示されている
が、ADF102、ソータ103に代えてまたは加え
て、ペーパデッキ104、カセットペディスタル105
を、複写装置本体101に接続してもよい。
【0030】この場合、ペーパデッキ104、カセット
ペディスタル105と、複写装置本体101との間の通
信も、上記と同様に、重畳回路と検波回路とを用いたス
ペクトラム拡散方式によって行われる。
【0031】図3は、フィルタ回路301が設けられた
ADF102の回路構成を示す図である。
【0032】ADF102は、コントローラ206と、
検波回路207と、重畳回路208と、フィルタ回路3
01とを有する。
【0033】複写装置本体101からのDC電源が、電
源線L1とフィルタ回路301とを介して、コントロー
ラ206に供給される。そして、コントローラ206に
供給されたDC電源が、検波回路207と重畳回路20
8とに供給される。
【0034】このようにすることによって、電源線L1
に重畳されているデータ通信の信号が、フィルタ回路3
01によって除去される。そして、このデータ通信信号
が除去されたDC電源を、コントローラ206と検波回
路207と重畳回路208とが電力として使用する。
【0035】なお、ソータ103、ソータ103以外の
アプリケーション装置も、上記と同様にコントローラと
検波回路と重畳回路とフィルタ回路とを有する。
【0036】次に、周波数ホッピング(FH)方式を使
用したスペクトラム拡散通信方式によって、複写装置本
体101からADF102へデータを伝送する動作につ
いて説明する。
【0037】図4は、重畳回路203の具体的回路構成
および検波回路207の具体的回路構成を示す図であ
る。
【0038】図5は、周波数ホッピングパターンの一例
を示す図である。
【0039】複写装置本体101に設けられている重畳
回路203は、一次変調部401と、BPF(バンドパ
スフィルタ)402と、周波数ホッピングパターン格納
部403と、ホッピングシンセサイザ404と、重畳部
405とを具備する。また、ADF102に設けられて
いる検波回路207は、BPF(バンドパスフィルタ)
406、407と、検波部408と、ホッピングシンセ
サイザ409と、周波数ホッピングパターン格納部41
0とを具備する。さらに、重畳部405とBPF406
とは、電源線L1を介して互いに接続されている。
【0040】一次変調部401は、送信すべきデータ
(デジタル情報)を、コントローラ201から受け取
り、この受け取ったデータを、狭い周波数帯域幅で変調
する狭帯域変調方式によって一次変調し、この一次変調
された一次変調信号を出力する。
【0041】また、ホッピングシンセサイザ404は、
所定の周波数の正弦波を出力する正弦波発振器であり、
ホッピングシンセサイザ404が出力する正弦波の周波
数は、周波数ホッピングパターン格納部403が格納し
ている周波数ホッピングパターンに基づき、所定の時間
が経過する度に、広い周波数範囲内で、たとえば図5に
示すように変化する。
【0042】一次変調部401が出力する一次変調信号
に、ホッピングシンセサイザ404が出力する信号を乗
算(乗積)して、信号帯幅を広帯域化(拡散)するニ次
変調を行う。そして、上記ニ次変調された信号が、BP
F402を通過して、重畳部405に送出される。
【0043】重畳部405は、BPF402から受け取
った信号であって、広帯域に拡散された信号を、電源線
(伝送路)L1のDC24V電源に重畳する重畳部であ
る。
【0044】BPF406は、電源線L1を介して、重
畳部405から送られた信号から干渉波(不要帯域から
の干渉波)を除去するフィルタである。
【0045】ホッピングシンセサイザ409は、BPF
406を通過した信号を逆拡散処理する周波数ホッピン
グパターンを発生するシンセサイザである。
【0046】なお、上記逆拡散処理は、周波数ホッピン
グパターン格納部410が格納している周波数ホッピン
グパターン(周波数ホッピングパターン格納部403が
格納している周波数ホッピングパターンと同一の周波数
ホッピングパターン)であって、しかも、周波数ホッピ
ングパターン格納部403が格納している周波数ホッピ
ングパターンと位相が同一である周波数ホッピングパタ
ーンを使用して行う。
【0047】BPF407は、上記逆拡散処理すること
によって復調された信号から干渉波を除去するフィルタ
である。
【0048】検波部408は、BPF407を通過した
信号を、複写装置100がADF102へ伝送する情報
を表わす波形であるベースバンド波形の信号に再生する
検波部である。そして、この再生されたベースバンド波
形の信号が、ADF102に設けられているコントロー
ラ206に送出される。
【0049】なお、上記実施例は、複写装置本体101
からADF102へデータを伝送する実施例である。A
DF102から複写装置本体101へデータを伝送する
場合、複写装置本体101からソータ103へデータを
伝送する場合等についても、上記と同様にデータが伝送
される。ただし、上記各伝送では、次に示すように、互
いに異なる周波数ホッピングパターンを用いて、データ
を伝送する。
【0050】次に、互いに異なる周波数ホッピングパタ
ーンを用いて、複写装置本体101からADF102へ
データを伝送する場合、ADF102から複写装置本体
101へデータを伝送する場合、複写装置本体101か
らソータ103へデータを伝送する場合について説明す
る。
【0051】図6は、複写装置本体101とアプリケー
ション装置との間で、通信データを伝送する通信回線に
おいて使用される周波数ホッピングパターンを示す図で
ある。
【0052】図6(1)は、複写装置本体101からA
DF102へ通信データを伝送する通信回線で使用され
る通信周波数ホッピングパターンを示す図であり、図6
(2)は、ADF102から複写装置本体101へ通信
データを伝送する通信回線で使用される周波数ホッピン
グパターンを示す図であり、図6(3)は、複写装置本
体101からソータ103へ通信データを伝送する通信
回線で使用される周波数ホッピングパターンを示す図で
ある。
【0053】ここで、周波数f1〜f9は、互いに異な
る周波数である。そして、複写装置本体101からAD
F102へ通信データを伝送する通信回線で使用される
周波数ホッピングパターンでは、周波数f1、周波数f
7、周波数f5、周波数f9、周波数f2…の順に周波
数を切り換える。また、ADF102から複写装置本体
101へ通信データを伝送する通信回線で使用される周
波数ホッピングパターンでは、周波数f4、周波数f
2、周波数f5、周波数f8、周波数f7…の順に周波
数を切り換える。また、複写装置本体101からソータ
103へ通信データを伝送する通信回線で使用される周
波数ホッピングパターンでは、周波数f9、周波数f
3、周波数f8、周波数f1、周波数f2…の順に周波
数を切り換える。
【0054】すなわち、上記3つの各通信回線では、互
いに異なる周波数ホッピングパターンを用いて、データ
を伝送する。
【0055】また、上記3つの各周波数ホッピングパタ
ーンにおいては、周波数を切り換える時刻が互いに異な
っている。たとえば、図6(1)において、周波数がf
1からf7に切り替わる時刻と、図6(2)において、
周波数がf4からf2に切り替わる時刻とがずれて異な
っている。
【0056】複写装置100によれば、ADF102と
複写装置本体101との間で、データ通信する場合、上
記データ通信の信号をスペクトラム拡散通信によって拡
散し、この拡散した信号を、複写装置本体101からA
DF102にDC電源を供給するDC電源線L1のDC
電源に重畳して通信するので、複写装置本体101とA
DF102との間で、データ通信専用の配線を設ける必
要がなくなる。
【0057】また、スペクトラム拡散通信によってデー
タ通信するので、伝送される信号の電力密度が、いずれ
の周波数帯域においても低くなり、DC電源線L1にコ
アを設けなくても、DC電源線L1から放射される輻射
ノイズのレベルを低い状態に維持することができる。
【0058】なお、複写装置本体101が、ADF10
2およびソータ103以外のアプリケーション装置との
間でデータ通信する場合も、上記と同様に、複写装置本
体101と上記アプリケーション装置との間で、データ
通信専用の配線を設ける必要がなくなり、また、DC電
源線L1にコアを設けなくても、DC電源線L1から放
射される輻射ノイズのレベルを低い状態に維持すること
ができる。
【0059】また、図3に示すように、複写装置本体1
01からのDC電源が、電源線L1とフィルタ回路30
1とを介して、コントローラ206に供給される。そし
て、コントローラ206に供給された上記電源が、検波
回路207と重畳回路208とに供給される。
【0060】したがって、電源線L1に重畳されている
データ通信の信号が、フィルタ回路301によって除去
される。そして、コントローラ206と検波回路207
と重畳回路208とが、上記データ通信信号が除去され
たDC電源を電力として使用することができる。
【0061】したがって、コントローラ206と検波回
路207と重畳回路208とは、上記データ通信信号に
よって、悪影響を受けることがなくなり、コントローラ
206等の誤作動等を防止することができる。
【0062】また、複写装置本体101からADF10
2へデータを伝送する通信回線で使用される周波数ホッ
ピングパターンと、ADF102から複写装置本体10
1へデータを伝送する通信回線で使用される周波数ホッ
ピングパターンと、複写装置本体101からソータ10
3へデータを伝送する通信回線で使用される周波数ホッ
ピングパターンとが、互いに異なる周波数ホッピングパ
ターンであるので、上記各通信回線の通信データ信号を
1つの電源線L1に重畳することができる。したがっ
て、1つの電源線L1を用いて、複写装置本体101
と、ADF102、ソータ103との間で、同時にデー
タ通信することができる。
【0063】なお、互いに異なる周波数ホッピングパタ
ーンを用いて、複写装置本体101が複数のアプリケー
ション装置との間で、各々データ通信する場合、図6に
おいて斜線で示すように、ある時刻において、上記デー
タ通信のデータ通信信号が互いに衝突することがある。
たとえば、図6において、複写装置本体101からAD
F102へ周波数f5でデータ伝送する場合と、ADF
102から複写装置本体101へ周波数f5でデータ伝
送する場合とにおいて、データ通信信号が衝突する。
【0064】上述のようにデータ通信信号が互いに衝突
すると通信エラーになるので、上記衝突によって欠損し
た部分のデータを、誤り訂正符号化処理を併用すること
によって回復させる。なお、上記衝突を避けるために、
できるだけ周波数の衝突のないような周波数ホッピング
パターンを選ぶ必要がある。
【0065】なお、複写装置100において、周波数ホ
ッピング方式以外の拡散方式(たとえば直接拡散(D
S)方式)を使用したスペクトラム拡散通信方式によっ
て、複写装置本体101とアプリケーション装置との間
でデータを伝送するようにしてもよい。
【0066】[第2の実施例]第2の実施例は、第1の
実施例において、複写装置本体101とアプリケーショ
ン装置との間で、周波数ホッピング方式を使用したスペ
クトラム拡散通信する場合、通信データを伝送する通信
回線ごとに、位相が互いに異なる同一の周波数ホッピン
グパターンを用いて通信する例である。
【0067】図7は、複写装置本体101とアプリケー
ション装置との間で、通信データを伝送する通信回線に
おいて使用される周波数ホッピングパターンを示す図で
ある。
【0068】図7(1)は、複写装置本体101からA
DF102へ通信データを伝送する通信回線で使用され
る周波数ホッピングパターンを示す図であり、図7
(2)は、ADF102から複写装置本体101へ通信
データを伝送する通信回線で使用される周波数ホッピン
グパターンを示す図である。
【0069】また、図7(3)は、複写装置本体101
からフィニッシャへ通信データを伝送する通信回線で使
用される周波数ホッピングパターンを示す図であり、図
7(4)は、フィニッシャから複写装置本体101へ通
信データを伝送する通信回線で使用される周波数ホッピ
ングパターンを示す図である。
【0070】また、図7(5)は、複写装置本体101
からペーパデッキ104へ通信データを伝送する通信回
線で使用される周波数ホッピングパターンを示す図であ
り、図7(6)は、ペーパデッキ104から複写装置本
体101へデータを伝送する通信回線で使用される周波
数ホッピングパターンを示す図である。
【0071】第2の実施例で使用する周波数ホッピング
パターンは、周波数f1、周波数f7、周波数f5、周
波数f9、周波数f2、周波数f6、周波数f3、周波
数f8、周波数f4の順序に周波数が切り換り、また、
上記順序を繰返して周波数が切り換るので、図7(1)
〜(6)に示す周波数ホッピングパターンは同一であ
る。また、上記周波数ホッピングパターンのそれぞれに
おいて、周波数を切り換える時刻が一致している。ただ
し、周波数を切り換えてから次に周波数を切り換えるま
での時間であるホッピング周期を正の整数倍した時間だ
け、周波数ホッピングパターンの位相が異なる。
【0072】したがって、図7(1)〜(6)に示す周
波数ホッピングパターンでは、いつの時刻においても、
上記周波数ホッピングパターンのそれぞれが発生するホ
ッピング周波数が、互いに同じ周波数になることはな
い。
【0073】第2の実施例によれば、複写装置本体10
1と、複数のアプリケーション装置との間で通信データ
を伝送する通信回線ごとに、位相が互いに異なる同一の
周波数ホッピングパターンを用いてデータ通信するの
で、1本の電源線L1を用いて、複写装置本体101
と、アプリケーション装置との間で多重通信することが
できる。
【0074】また、本実施例で使用している周波数ホッ
ピングパターンは、周波数ホッピングパターン1周期当
たりの周波数ホッピング数を、周波数f1〜f9まで9
個有する。したがって、ホッピング周期を正の整数倍し
た時間だけ、上記周波数ホッピングパターンの位相を互
いに異ならせてデータ通信すれば、9回線の通信データ
を、互いに衝突させることなく伝送することができる。
また、周波数ホッピングパターン1周期あたりの周波数
ホッピング数をN個(Nは正の整数)とすれば、N回線
の通信データを、互いに衝突させることなく伝送するこ
とができる。
【0075】上記実施例において、通信回線ごとに、同
一の周波数ホッピングパターンの位相を互いに異ならせ
ているので、複数の通信回線を用いてデータ通信する場
合、複写装置本体101は、複数の周波数ホッピングパ
ターンを格納しておく必要がなく、複写装置本体101
の構成を簡素化することができる。
【0076】また、複写装置本体101と複数のアプリ
ケーション装置との間で、データ通信する場合、上記デ
ータ通信の信号が、互いに衝突(干渉)しなくなるの
で、上記衝突によって欠損した部分のデータについて誤
り訂正符号処理を行う回路を、複写装置本体101と複
数のアプリケーション装置とにおいて設ける必要がな
い。
【0077】なお、上記各実施例は、複写装置本体と、
この複写装置本体のアプリケーション装置との間でデー
タ通信する複写装置について説明したが、複写装置以外
の画像形成装置にも、上記各実施例を適用することがで
きる。
【0078】この場合、上記画像形成装置として、プリ
ンタ装置本体と、このプリンタ装置本体のアプリケーシ
ョン装置との間でデータ通信するプリンタ装置、プリン
タ機能や複写機能を有する複合機本体と、この複合機本
体のアプリケーション装置との間でデータ通信する複合
機等を考えることができる。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、複写装置等の画像形成
装置本体とアプリケーション装置との間でデータ通信す
る場合、上記画像形成装置本体と上記アプリケーション
装置との間で、データ通信専用の配線を設ける必要がな
いという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である複写装置100の
構成を示す図である。
【図2】複写装置100の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図3】フィルタ回路301が設けられたADF102
の回路構成を示す図である。
【図4】重畳回路203の具体的回路構成および検波回
路207の具体的回路構成を示す図である。
【図5】周波数ホッピングパターンの一例を示す図であ
る。
【図6】複写装置本体101とアプリケーション装置と
の間で、通信データを伝送する通信回線において使用さ
れる周波数ホッピングパターンを示す図である。
【図7】複写装置本体101とアプリケーション装置と
の間で、通信データを伝送する通信回線において使用さ
れる周波数ホッピングパターンを示す図である。
【図8】複写装置本体とアプリケーション装置との間
で、データ通信する場合における従来のデータ通信方式
を示す図である。
【符号の説明】
100…複写装置、 101…複写装置本体、 102…ADF、 103…ソータ 104…ペーパデッキ 105…カセットペディスタル、 201、206、209…コントローラ、 202、204、207、210…検波回路、 203、205、208、211…重畳回路、 301…フィルタ回路、 403、410…周波数ホッピングパターン格納部、 404、409…ホッピングシンセサイザ、 L1…電源線。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体と、この画像形成装置
    本体のアプリケーション装置とを有する画像形成装置に
    おいて、 上記画像形成装置本体から、上記アプリケーション装置
    にDC電源を供給するDC電源線と;上記画像形成装置
    本体と上記アプリケーション装置との間で通信データを
    伝送する場合、スペクトラム拡散通信方式によって、上
    記通信データの信号を広帯域化し、この広帯域化された
    通信データの信号を、上記DC電源に重畳して通信する
    データ通信手段と;を有することを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記アプリケーション装置は、上記DC電源に重畳され
    ている通信データの信号を除去するフィルタを有する装
    置であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 上記スペクトラム拡散通信方式は、周波数ホッピング方
    式を使用する通信方式であることを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記スペクトラム拡散通信方式は、上記通信データを伝
    送する通信回線ごとに、互いに異なる周波数ホッピング
    パターンを用いる通信方式であることを特徴とする画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 上記スペクトラム拡散通信方式は、上記通信データを伝
    送する通信回線ごとに、位相が互いに異なる同一の周波
    数ホッピングパターンを用いる通信方式であることを特
    徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2において、 上記スペクトラム拡散通信方式は、直接拡散方式を使用
    する通信方式であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 画像形成装置本体と、この画像形成装置
    本体のアプリケーション装置とを有する画像形成装置の
    制御方法において、 上記画像形成装置本体と上記アプリケーション装置との
    間で通信データを伝送する場合、スペクトラム拡散通信
    方式によって、上記通信データの信号を広帯域化し、こ
    の広帯域化された通信データの信号を、上記画像形成装
    置本体から上記アプリケーション装置に供給するDC電
    源に重畳して通信することを特徴とする画像形成装置の
    制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008502215A (ja) * 2004-06-03 2008-01-24 シリコン・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド スペクトル拡散アイソレータ

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