JP2002335101A - 高周波回路基板組立体及びそれを用いた高周波用アンテナスイッチモジュール - Google Patents

高周波回路基板組立体及びそれを用いた高周波用アンテナスイッチモジュール

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JP2002335101A JP2002005027A JP2002005027A JP2002335101A JP 2002335101 A JP2002335101 A JP 2002335101A JP 2002005027 A JP2002005027 A JP 2002005027A JP 2002005027 A JP2002005027 A JP 2002005027A JP 2002335101 A JP2002335101 A JP 2002335101A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の高周波スイッチモジュールに伴う問題点
を解決して、通信機器内に画定された収納容積の低減に
適合できしかもインダクタ素子による干渉などの影響を
低減できる小型の高周波スイッチモジュールを提供す
る。 【解決手段】本発明による高周波用アンテナスイッチモ
ジュールは、高周波スイッチング回路における高周波デ
バイスの駆動回路への高周波信号の漏れを防止するチョ
ーク回路素子をチップインダクタとして誘電体積層構造
体を形成する誘電体層の最上層に配置し、かつ、チップ
インダクタと、最上層とは別の層に形成された回路パタ
ーンとが積層方向において重ならない層が少なくとも一
層存在するように構成したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話な
どの通信機器に使用され得る高周波回路基板組立体及び
それを用いた高周波用アンテナスイッチモジュールに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例えば携帯電話などの通信機器にお
いては、受信回路をアンテナに接続したり送信回路をア
ンテナに接続するために高周波スイッチモジュールが用
いられている。この種の高周波スイッチモジュールは、
通信機器自体の小型軽量化の観点から、複数の回路素子
のうち一部を誘電体基板に形成して誘電体積層構造体
(調波回路基板)とし、残りの回路素子をチップ素子に
形成して誘電体積層構造体の外面に装着した複合構造の
ユニットとして構成されている(特開平6−20491
2号公報参照)。
【0003】この種の公知の高周波スイッチにおいて
は、例えば特開平8−97743号公報に開示されてい
るように、送信回路にコンデンサを介して第1のダイオ
ードのアノードが接続され、第1のダイオードのアノー
ドはチョークコイルとして作用する第1のストリップラ
インとコンデンサとの直列回路を介して接地され、第1
のストリップラインとコンデンサとの中間点には第1の
制御端子が接続され、第1の制御端子には、高周波スイ
ッチの切換えを行う制御回路が接続される。また第1の
ダイオードのカソードは別のコンデンサを介してアンテ
ナに接続されている。一方、アンテナにはこの別のコン
デンサ及び第2のストリップラインとコンデンサとの直
列回路を介して受信回路が接続され、第2のストリップ
ラインとコンデンサとの中間点は第2のダイオードのア
ノードが接続され、第2のダイオードのカソードはコン
デンサを介して接地され、第2のストリップラインとコ
ンデンサとの中間点には第2の制御端子が接続され、第
2の制御端子には、高周波スイッチの切換えを行う制御
回路が接続される。そしてこのように構成した高周波ス
イッチは、第1、第2の制御端子に印加するバイアス電
圧を制御することにより送信信号及び受信信号の切換え
を行うようにされている。
【0004】また、特開平8−97743号公報には、
このような構成の高周波スイッチング回路素子とフィル
タ回路素子とを、高周波スイッチング回路素子のうち高
周波デバイスを成すダイオードを除いて複数の誘電体基
板に形成し、ダイオードをチップ素子として構成し、複
数の誘電体基板の積層体上にダイオードチップ素子を装
着したものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように高周波スイ
ッチング回路素子のうち高周波デバイスを成すダイオー
ドをチップ素子として構成し、高周波スイッチング回路
素子の残りの素子及びフィルタ回路素子を複数の誘電体
基板に形成して積層体とし、この積層体上にダイオード
チップ素子を装着した従来の高周波用アンテナスイッチ
モジュールユニットは、通信機器自体の小型軽量化に伴
う小型化の要求を十分に満足するものとなっていない。
すなわち、上述のような従来の構造では、アンテナと送
信回路との間に接続されたダイオードのアノードに接続
されたチョークコイルとして作用するストリップライン
は、高周波スイッチング回路における高周波デバイスの
駆動回路への高周波信号の漏れを防止するため、送信回
路からの送信信号の波長をλとしたとき、λ/4線路以
下の長さをもつようにされており、従ってストリップラ
インは、実際には相当な大きなインダクタンス(例えば
100nH程度)をもつ必要がある。そのため、このス
トリップラインを誘電体基板上にパターン化するにはか
なりの面積をもつ基板を用いる必要があり、このこと
は、誘電体基板の積層体の縦横寸法をストリップライン
のパターン化に必要な面積に合わせて設定しなければな
らず、小型化には限界があった。
【0006】一方、携帯電話などの通信機器の小型軽量
化の傾向は益々進んでおり、それに伴い機器内部におけ
る高周波スイッチのための収納容積も減少され、その減
少した収納容積に適合できる寸法で高周波スイッチモジ
ュールを実現することが要望されている。
【0007】従って、本発明は、従来の高周波スイッチ
モジュールに伴う問題点を解決して、通信機器内に画定
された収納容積の低減に適合できしかもインダクタ素子
による干渉などの影響を低減できる高周波回路基板組立
体及びそれを用いた小型の高周波用アンテナスイッチモ
ジュールを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の発明によれば、高周波スイッチン
グ回路のチョークコイル回路素子をチップインダクタと
して搭載した高周波回路基板組立体において、高周波回
路基板の表面にチップインダクタ用のランドが形成さ
れ、前記高周波回路基板の表面に最も近い、別の高周波
回路基板内に形成されたインダクタ回路とチップインダ
クタ用のランドが積層方向において互いに重ならないよ
うに位置決めされていることを特徴としている。
【0009】また、本発明の第2の発明によれば、高周
波スイッチング回路のチョークコイル回路素子をチップ
インダクタとして搭載した高周波回路基板組立体におい
て、高周波回路基板の表面にチップインダクタ用のラン
ドが形成され、前記高周波回路基板の表面に最も近い、
別の高周波回路基板内に形成された回路パターンとチッ
プインダクタ用のランドが積層方向において互いに重な
らないように位置決めされていることを特徴としてい
る。
【0010】さらに、本発明の第3の発明によれば、フ
ィルタ回路と、高周波スイッチング回路とを備え、高周
波スイッチング回路のチョークコイル回路素子をチップ
インダクタとして誘電体積層構造体に搭載し、少なくと
もフィルタ回路の構成要素を誘電体積層構造体内に形成
した高周波用アンテナスイッチモジュールにおいて、前
記誘電体積層構造体を形成する誘電体層の最上層にチッ
プインダクタ用のランドが形成され、前記最上層とは別
の層に形成される前記最上層に最も近い回路パターンと
前記最上層におけるチップインダクタ用のランドとが積
層方向において互いに重ならないように位置決めされて
いることを特徴としている。
【0011】本発明の第3の発明による高周波用アンテ
ナスイッチモジュールにおいては、高周波スイッチング
回路は、高周波デバイスを形成するダイオードと、抵抗
と、コンデンサと、インダクタとを備え、前記ダイオー
ドと、前記抵抗と、前記コンデンサの一部をチップ素子
として構成し、前記インダクタ及び前記コンデンサの残
りの部分を誘電体積層構造体内に形成され得る。
【0012】好ましくは、誘電体積層構造体は、フィル
タ回路における複数のコンデンサ素子を形成した複数の
誘電体基板と、フィルタ回路における複数のインダクタ
素子を形成した複数の誘電体基板と、高周波スイッチン
グ回路におけるチップ素子として構成した以外の素子を
形成した複数の誘電体基板とを積層して構成され得る。
【0013】さらに、本発明の第4の発明によれば、フ
ィルタ回路及び高周波スイッチング回路をそれぞれ二つ
ずつ備え、各高周波スイッチング回路がダイプレクサ回
路を介してアンテナに接続するように構成され、各高周
波スイッチング回路のチョーク回路素子がチップインダ
クタとして誘電体積層構造体に搭載され、少なくともフ
ィルタ回路及びダイプレクサ回路の構成要素子を誘電体
積層構造体内に形成した高周波用アンテナスイッチモジ
ュールにおいて、前記誘電体積層構造体を形成する誘電
体層の最上層にチップインダクタ用のランドが形成さ
れ、前記最上層とは別の層に形成される前記最上層に最
も近い回路パターンと前記最上層におけるチップインダ
クタ用のランドとが積層方向において互いに重ならない
ように位置決めされていることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。図1には、本発明の一
つの実施の形態による高周波用アンテナスイッチモジュ
ールの回路構成の一例を示している。SWは高周波スイ
ッチング回路で、二つのダイオードD1、D2と、二つ
のインダクタL1、L2と、五つのコンデンサC1、C
2、C3、C4、C5と、一つの抵抗R1とで構成され
ている。すなわち第1のダイオードD1のアノードは第
1のコンデンサC1を介してローパスフィルタLPFを
介して送信回路TXに接続され、第1のダイオードD1
と第1のコンデンサC1との接続点は、チョークコイル
として作用する第1のインダクタL1と第2のコンデン
サC2の直列回路を介して接地され、第1のインダクタ
L1と第2のコンデンサC2との間には制御端子VCが
接続されている。また、第1のダイオードD1のカソー
ドは一方では第3のコンデンサC3を介してアンテナ端
子ANTに接続され、他方では第2のインダクタL2の
一端に接続され、第2のインダクタL2の他端は第4の
コンデンサC4を介して受信回路RXに接続される。第
2のインダクタL2と第4のコンデンサC4との接続点
は第2のダイオードD2と第5のコンデンサC5の直列
回路を介して接地され、第5のコンデンサC5と並列に
抵抗R1が接続されている。
【0015】高周波スイッチング回路SWと送信回路T
Xとの間に接続されたローパスフィルタLPFは、イン
ダクタL3、L4とコンデンサC6〜C10から成り、
これらの素子は図示したように接続されている。
【0016】このように構成した高周波用アンテナスイ
ッチモジュールの回路の動作において、制御端子VCに
正の電圧を印加すると、第1のダイオードD1及び第2
のダイオードD2は順方向にバイアスがかけられ、これ
らのダイオードは導通状態となる。それにより送信回路
TXからの送信信号は、ローパスフィルタLPF、コン
デンサC1、第1のダイオードD1及びコンデンサC3
を介してアンテナANTから送信される。この場合、受
信回路側に通じる回路は、第2のダイオードD2が導通
状態にあるため第2のインダクタL2が接地され、従っ
て送信回路TXからの送信信号は、受信回路RX側へは
伝送されない。こうして送信状態が確立される。一方、
制御端子VCに負の電圧を印加すると、第1のダイオー
ドD1及び第2のダイオードD2は逆方向にバイアスが
かけられ、これらのダイオードは非導通状態となる。従
ってアンテナANTからの受信信号は受信回路RXへ伝
送され、こうして受信状態が確立される。
【0017】図2は、本発明の別の実施の形態によるデ
ュアルバンド用として構成した高周波用アンテナスイッ
チモジュールの回路構成を概略的に示す。図示アンテナ
スイッチは、フィルタLPF1、LPF2、スイッチ回
路SW1、SW2及びダイプレクサDPなどから構成さ
れており、GSM用送信部に接続される送信端子TX
1、DCS用送信部に接続される送信端子TX2、GS
M用受信部に接続される受信端子RX1、DCS用受信
部に接続される受信端子RX2、アンテナに接続される
アンテナ端子ANT、制御部に接続される制御端子VC
1、VC2、VC3、VC4、及び無線部の基準電位に
接続されるアース端子GNDを備えている。
【0018】フィルタLPF1は、コンデンサC101、
C102、C103、C104、C105、及びインダクタL101、
L102の回路素子から成り、これら回路素子は図示した
ように接続されてローパスフィルタを構成している。
【0019】フィルタLPF2は、コンデンサC201、
C202、C203、C204、C205、及びインダクタL201、
L202の回路素子から成り、これら回路素子は前述した
フィルタLPF1と同様に接続されてローパスフィルタ
を構成している。フィルタLPF2は、遮断周波数が異
なるところ以外は、前述のフィルタLPF1と同様であ
る。
【0020】スイッチ回路SW1は、フィルタLPF1
を通過した送信信号(GSM)をアンテナ端子ANTに
出力するための信号経路、又はアンテナから受信した受
信信号(GSM)をGSM用受信部に入力するための信
号経路を切り換える機能を有するものである。図示スイ
ッチ回路SW1は、フィルタLPF1の次段に位置して
おり、結合コンデンサC1、C3、C4、バイパスコン
デンサC2、C5、チョークコイルL1、インダクタL
104、抵抗R1、高周波スイッチングダイオードD1、
D2の回路素子から成っている。
【0021】スイッチ回路SW2は、フィルタLPF2
を通過した送信信号(DCS)をアンテナ端子ANTに
出力するための信号経路、又はアンテナから受信した受
信信号(DCS)をDCS用受信部に入力するための信
号経路を切り換える機能を有するものであり、前述した
スイッチ回路SW1とほぼ同様な構成から成っている。
図示スイッチ回路SW2は、フィルタLPF2の次段に
位置しており、結合コンデンサC6、C8、C9、バイ
パスコンデンサC7、C10、チョークコイルL3、イ
ンダクタL204、抵抗R2、高周波スイッチングダイオ
ードD3、D4の回路素子から成っている。
【0022】ダイプレクサDPは、ローパスフィルタ
(LPF)とハイパスフィルタ(HPF)とを組合わせ
て構成されており、図示例では、スイッチ回路SW1の
結合コンデンサC3とアンテナ端子ANTとの間に接続
され、コンデンサC107、C108、及びインダクタL106
の回路素子から成るローパスフィルタと、スイッチ回路
SW2の結合コンデンサC8とアンテナ端子ANTとの
間に接続され、コンデンサC207、C208、C209及びイ
ンダクタL206の回路素子から成るハイパスフィルタと
で構成されている。
【0023】このような回路構成から成るデュアルバン
ド用として構成した高周波用アンテナスイッチモジュー
ルの誘電体積層構造体を図3に概略分解図で示す。アン
テナスイッチモジュールの誘電体積層構造体は図示した
ように15層の誘電体基板1、2、3、4、5、6、
7、8、9、10、11、12、13、14、15で構
成されている。高周波回路基板を構成する各誘電体基板
にはそれぞれ、図2に示す回路素子のうちスイッチ回路
SW1における結合コンデンサC1、C3、C4、コン
デンサC2、バイパスコンデンサC5、チョークコイル
L1、抵抗R1及び高周波スイッチングダイオードD
1、D2の回路素子、並びにスイッチ回路SW2におけ
る結合コンデンサC6、C8、C9、コンデンサC7、
バイパスコンデンサC10、チョークコイルL3、抵抗
R2及び高周波スイッチングダイオードD3、D4の回
路素子を除くそれぞれの回路素子が対応した一つの又は
複数の基板上に形成されている。
【0024】すなわち、図3において、第1の誘電体基
板1には、ローパスフィルタLPF1を構成しているコ
ンデンサC101、C103、C105の電極、ローパスフィル
タLPF2を構成しているコンデンサC201、C203、C
205の電極、及びダイプレクサDPを構成しているコン
デンサC209の電極が形成されている。
【0025】第2の誘電体基板2には、ローパスフィル
タLPF1を構成しているコンデンサC101、C103、C
105の電極、ローパスフィルタLPF2を構成している
コンデンサC201、C203、C205の電極、ダイプレクサ
DPを構成しているコンデンサC209の電極、及びダイ
プレクサDPを構成しているコンデンサC107の電極が
形成されている。
【0026】第3の誘電体基板3には、ローパスフィル
タLPF1を構成しているコンデンサC101、C103、C
105の電極、ローパスフィルタLPF2を構成している
コンデンサC201、C203、C205の電極、及びダイプレ
クサDPを構成しているコンデンサC107の電極が形成
されている。
【0027】第5の誘電体基板5には、ダイプレクサD
Pを構成しているインダクタL206が形成されている。
【0028】第6の誘電体基板6には、ローパスフィル
タLPF1を構成しているコンデンサC102、C104の電
極、及びローパスフィルタLPF2を構成しているコン
デンサC202、C204の電極が形成されている。
【0029】第7の誘電体基板7には、ローパスフィル
タLPF1を構成しているコンデンサC102、C104の電
極、及びローパスフィルタLPF2を構成しているコン
デンサC202、C204の電極が形成されている。
【0030】第8の誘電体基板8には、ローパスフィル
タLPF1を構成しているコンデンサC102、C104の電
極が形成されている。
【0031】第9の誘電体基板9には、スイッチ回路S
W1を構成しているインダクタL104、及びスイッチ回
路SW2を構成しているインダクタL204が形成されて
いる。
【0032】第10の誘電体基板10には、スイッチ回
路SW1を構成しているインダクタL104、スイッチ回
路SW2を構成しているインダクタL204、ローパスフ
ィルタLPF1を構成しているインダクタL101、L10
2、及びダイプレクサDPを構成しているコンデンサC2
07の電極が形成されている。
【0033】第11の誘電体基板11には、ローパスフ
ィルタLPF1を構成しているインダクタL101、L10
2、及びダイプレクサDPを構成しているコンデンサC2
07、C208の電極が形成されている。
【0034】第12の誘電体基板12には、ローパスフ
ィルタLPF1を構成しているインダクタL101、L10
2、ローパスフィルタLPF2を構成しているインダク
タL201、L202、及びダイプレクサDPを構成している
コンデンサC108、C208の電極が形成されている。
【0035】第13の誘電体基板13には、ローパスフ
ィルタLPF2を構成しているインダクタL201、L20
2、及びダイプレクサDPを構成しているコンデンサC1
08の電極が形成されている。
【0036】第14の誘電体基板14には、ダイプレク
サDPを構成しているインダクタL106が形成されてい
る。
【0037】高周波回路基板の表面すなわち誘電体積層
構造体の最上層を形成する誘電体基板15上には、前述
の図2に示す回路素子のうちスイッチ回路SW1におけ
る結合コンデンサC1、C3、C4、コンデンサC2、
バイパスコンデンサC5、チョークコイルL1、抵抗R
1及び高周波スイッチングダイオードD1、D2の九個
の回路素子、並びにスイッチ回路SW2における結合コ
ンデンサC6、C8、C9、コンデンサC7、バイパス
コンデンサC10、チョークコイルL3、抵抗R2及び
高周波スイッチングダイオードD3、D4の九個の回路
素子が、チップ素子として搭載されるランドが形成され
ている。
【0038】すなわち、図4に示すように、コンデンサ
C2を搭載するランド16、チョークコイルL1を搭載
するランド17、コンデンサC1を搭載するランド1
8、コンデンサC3を搭載するランド19、コンデンサ
C5を搭載するランド20、抵抗R1を搭載するランド
21、コンデンサC4を搭載するランド22、高周波ス
イッチングダイオードD1を搭載するランド23、高周
波スイッチングダイオードD2を搭載するランド24、
高周波スイッチングダイオードD3を搭載するランド2
5、高周波スイッチングダイオードD4を搭載するラン
ド26、コンデンサC7を搭載するランド27、チョー
クコイルL3を搭載するランド28、コンデンサC6を
搭載するランド29、コンデンサC8を搭載するランド
30、コンデンサC10を搭載するランド31、抵抗R
2を搭載するランド32、コンデンサC9を搭載するラ
ンド33が形成され、これらの素子は図示していないが
図2の回路構成となるように接続されている。
【0039】さらに、図3において第1の誘電体基板1
の下側には、GSM用送信部に接続される送信端子TX
1、DCS用送信部に接続される送信端子TX2、GS
M用受信部に接続される受信端子RX1、DCS用受信
部に接続される受信端子RX2、アンテナに接続される
アンテナ端子ANT、制御部に接続される制御端子V
C、及び無線部の基準電位に接続されるアース端子Gの
それぞれのパターンが形成されている基板が示されてい
る。又、各基板に形成された回路素子はビアホール(図
示しない)により、所定の基板間で接続されている。
【0040】ところで、本発明では、スイッチ回路SW
1におけるチョークコイルL1を形成するチップインダ
クタ素子及びスイッチ回路SW2におけるチョークコイ
ルL3を形成するチップインダクタ素子は、少なくとも
その直ぐ下に位置する第14の誘電体基板14上の回路
パターンの形成されてない部位上に位置するように最上
層の誘電体基板15上に形成されたランド17、28上
に配置される。言い換えれば、最上層の誘電体基板15
上のチップインダクタ素子の配置領域に対応した第14
の誘電体基板又は好ましくは第14の誘電体基板を含む
複数の基板上の部位には回路パターンが位置しないよう
にされ、これにより、動作時に干渉などの悪影響を防止
することができる。
【0041】すなわち、図5に示すように、スイッチ回
路SW1におけるチョークコイルL1を形成するチップ
インダクタ素子及びスイッチ回路SW2におけるチョー
クコイルL3を形成するチップインダクタ素子を搭載す
るために最上層の誘電体基板15上に形成されたランド
17、28の領域は、第14の誘電体基板14上に形成
されたダイプレクサDPを構成するインダクタL106と
は重ならないように形成されている。これにより、動作
時にチップインダクタ素子L1、L3に流れる信号がダ
イプレクサDPを構成するインダクタL106に漏れるこ
とによるノイズの発生といった不具合や、チップインダ
クタ素子L1、L3とダイプレクサDPを構成するイン
ダクタL106との干渉などの悪影響を防止することがで
きる。
【0042】次に、誘電体積層構造体の製造について簡
単に説明する。まず、グリーンシートを用意し、必要な
部位つまり上下に電気的に接続すべき部位に孔をあけ
る。こうして孔のあけられた各グリーンシート上に、所
定の回路素子の全部又は一部をAg又はAgPtを用い
てスクリーン印刷法により印刷する。同時に各グリーン
シートにおける各孔もAg又はAgPtを用いてスクリ
ーン印刷法により孔埋めする。しかる後、それぞれのグ
リーンシートを積層し、そして燒結処理が施される。そ
の後、誘電体積層構造体の頂部に高周波スイッチング回
路SW1及びSW2を構成する別個に用意したチップ素
子が搭載され、そして図6に示すように個々のモジュー
ルに切断されて完成される。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように、高周波スイッ
チング回路のチョークコイル回路素子をチップインダク
タとして搭載した本発明による高周波回路基板組立体に
おいては、高周波回路基板の表面にチップインダクタ用
のランドを形成し、前記高周波回路基板の表面に最も近
い、別の高周波回路基板内に形成されたインダクタ回路
又は回路パターンとチップインダクタ用のランドが積層
方向において互いに重ならないように位置決めしたこと
により、ノイズの発生や干渉などの悪影響を防止するこ
とができるようになる。
【0044】また、本発明による高周波用アンテナスイ
ッチモジュールにおいては、誘電体積層構造体を形成す
る誘電体層の最上層にチップインダクタ用のランドを形
成し、最上層とは別の層に形成される最上層に最も近い
回路パターンと最上層におけるチップインダクタ用のラ
ンドとが積層方向において互いに重ならないように位置
決めしているので、積層構造体のサイズを小型化できる
と共に、チョーク回路素子による干渉の影響を実質的に
低減することができ、従って、携帯電話などの通信機器
の小型軽量化に伴う機器内部における高周波スイッチの
ための収納容積の縮小に十分適合できる寸法をもちしか
も安定した動作を保証できる高周波スイッチモジュール
を提供できるようになる。
【0045】また、本発明による高周波スイッチモジュ
ールは、デュアルバンド用として構成した場合も、同様
に、誘電体積層構造体を形成する誘電体層の最上層にチ
ップインダクタ用のランドを形成し、最上層とは別の層
に形成される最上層に最も近い回路パターンと最上層に
おけるチップインダクタ用のランドとが積層方向におい
て互いに重ならないように位置決めされているので、通
信機器内に画定された収納容積の低減に適合できるだけ
でなく、チョーク回路素子による干渉の影響を実質的に
低減することができ、高周波スイッチとして安定した動
作を保証できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態による高周波用アン
テナスイッチモジュールの回路構成の一例を示す回路線
図。
【図2】本発明の別の実施の形態によるデュアルバンド
用として構成した高周波用アンテナスイッチモジュール
の回路構成の一例を示す回路線図。
【図3】図2に示す高周波用アンテナスイッチモジュー
ルにおける誘電体積層構造体の構成を示す分解斜視図。
【図4】図3に示す誘電体積層構造体における最上層の
高周波回路基板の表面上に形成されるスイッチ回路SW
1及びSW2における回路素子を成すチップ素子搭載用
のランドを示す概略平面図。
【図5】図3に示す誘電体積層構造体における最上層の
高周波回路基板上のチップインダクタ素子を搭載するた
めのランド領域とその下の層の誘電体基板上に形成され
たインダクタL106との位置関係を示す概略平面図。
【図6】図2に示す高周波用アンテナスイッチモジュー
ルを示す概略斜視図。
【符号の説明】
ANT :アンテナ端子 SW :高周波スイッチング回路 SW1 :高周波スイッチング回路 SW2 :高周波スイッチング回路 L1 :インダクタ(チョーク回路素子) LPF :ローパスフィルタ LPF1:ローパスフィルタ LPF2:ローパスフィルタ DIP :ダイプレクサ 16〜33:ランド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E351 BB09 BB29 CC12 DD05 DD20 GG07 GG09 5E070 AA05 CB03 5E346 AA33 AA35 BB16 CC01 CC39 DD02 DD13 DD45 EE23 FF18 GG06 GG28 HH03 HH04 HH06 5J012 BA02 5K011 AA16 DA22 DA27 JA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波スイッチング回路のチョークコイル
    回路素子をチップインダクタとして搭載した高周波回路
    基板組立体において、 高周波回路基板の表面にチップインダクタ用のランドが
    形成され、前記高周波回路基板の表面に最も近い、別の
    高周波回路基板内に形成されたインダクタ回路とチップ
    インダクタ用のランドが積層方向において互いに重なら
    ないように位置決めされていることを特徴とする高周波
    回路基板。
  2. 【請求項2】高周波スイッチング回路のチョークコイル
    回路素子をチップインダクタとして搭載した高周波回路
    基板組立体において、 高周波回路基板の表面にチップインダクタ用のランドが
    形成され、 前記高周波回路基板の表面に最も近い、別の高周波回路
    基板内に形成された回路パターンとチップインダクタ用
    のランドが積層方向において互いに重ならないように位
    置決めされていることを特徴とする高周波回路基板。
  3. 【請求項3】フィルタ回路と、高周波スイッチング回路
    とを備え、高周波スイッチング回路のチョークコイル回
    路素子をチップインダクタとして誘電体積層構造体に搭
    載し、少なくともフィルタ回路の構成要素を誘電体積層
    構造体内に形成した高周波用アンテナスイッチモジュー
    ルにおいて、 前記誘電体積層構造体を形成する誘電体層の最上層にチ
    ップインダクタ用のランドが形成され、 前記最上層とは別の層に形成される前記最上層に最も近
    い回路パターンと前記最上層におけるチップインダクタ
    用のランドとが積層方向において互いに重ならないよう
    に位置決めされていることを特徴とする高周波用アンテ
    ナスイッチモジュール。
  4. 【請求項4】高周波スイッチング回路が高周波デバイス
    を形成するダイオードと、抵抗と、コンデンサと、イン
    ダクタとを備え、前記ダイオードと、前記抵抗と、前記
    コンデンサの一部をチップ素子として構成し、前記イン
    ダクタ及び前記コンデンサの残りの部分を誘電体積層構
    造体内に形成したことを特徴とする請求項3に記載の高
    周波用アンテナスイッチモジュール。
  5. 【請求項5】誘電体積層構造体が、フィルタ回路におけ
    る複数のコンデンサ素子を形成した複数の誘電体基板
    と、フィルタ回路における複数のインダクタ素子を形成
    した複数の誘電体基板と、高周波スイッチング回路にお
    けるチップ素子として構成した以外の素子を形成した複
    数の誘電体基板とを積層して成ることを特徴とする請求
    項3又は4に記載の高周波用アンテナスイッチモジュー
    ル。
  6. 【請求項6】フィルタ回路及び高周波スイッチング回路
    をそれぞれ二つずつ備え、各高周波スイッチング回路が
    ダイプレクサ回路を介してアンテナに接続するように構
    成され、各高周波スイッチング回路のチョーク回路素子
    がチップインダクタとして誘電体積層構造体に搭載さ
    れ、少なくともフィルタ回路及びダイプレクサ回路の構
    成要素子を誘電体積層構造体内に形成した高周波用アン
    テナスイッチモジュールにおいて、 前記誘電体積層構造体を形成する誘電体層の最上層にチ
    ップインダクタ用のランドが形成され、 前記最上層とは別の層に形成される前記最上層に最も近
    い回路パターンと前記最上層におけるチップインダクタ
    用のランドとが積層方向において互いに重ならないよう
    に位置決めされていることを特徴とする高周波用アンテ
    ナスイッチモジュール。
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