JP2003332941A - スイッチ回路 - Google Patents
スイッチ回路Info
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- JP2003332941A JP2003332941A JP2003109403A JP2003109403A JP2003332941A JP 2003332941 A JP2003332941 A JP 2003332941A JP 2003109403 A JP2003109403 A JP 2003109403A JP 2003109403 A JP2003109403 A JP 2003109403A JP 2003332941 A JP2003332941 A JP 2003332941A
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Abstract
の送受信系に対応する高周波複合部品で送受信系の送信
回路と受信回路を切り換える新たなスイッチ回路を提供
する。 【解決手段】 アンテナ側にアノードを接続し、送信回
路側にカソードを接続した第一のダイオードと、受信回
路側にカソードを接続し、アース側にアノードを接続し
た第二のダイオードとを具備し、前記第一のダイオード
と前記第二のダイオードとは伝送線路を介するがコンデ
ンサを介さずに直列に接続されており、前記第二のダイ
オードのアノード側から前記第一及び第二のダイオード
に所定の電圧を加えることにより前記第一及び第二のダ
イオードを制御し、アンテナ側と送信回路側の接続、ま
たはアンテナ側と受信回路側の接続を適宜切り換えるこ
とを特徴とした。
Description
用いるスイッチに関するものである。
ナANTと送信回路TXとの接続及びアンテナANTと
受信回路RXとの接続を切り換えるために、高周波スイ
ッチが用いられている。この高周波スイッチとしては、
特開平6−197040号公報に開示されているものが
ある。
にアノードが接続されアンテナ側にカソードが接続され
る第1のダイオード、アンテナと受信回路との間に接続
されるストリップライン、および受信回路側にアノード
が接続されアース側にカソードが接続される第2のダイ
オードを含み、ストリップラインは多層基板に内蔵さ
れ、第1のダイオード及び第2のダイオードは多層基板
上に実装されたものである。
には、目を見張るものがあり、携帯電話の機能、サービ
スの向上が図られている。この新たな携帯電話として、
デュアルバンド携帯電話の提案がなされている。このデ
ュアルバンド携帯電話は、通常の携帯電話が一つの送受
信系のみを取り扱うのに対し、2つの送受信系を取り扱
うものである。これにより、利用者は都合の良い送受信
系を選択して利用することができるものである。
れぞれの送受信系にそれぞれ専用の回路を構成すれば、
機器の大型化、高コスト化を招く。共通部分はできるだ
け共通部品を用いることが、機器の小型化、低コスト化
に有利となる。
共通とし、通過帯域の異なる複数の送受信系に対応する
高周波複合部品で送受信系の送信回路と受信回路を切り
換える新たなスイッチ回路を提供することを目的とす
る。
側にアノードが接続され、送信回路側にカソードが接続
された第一のダイオードと、受信回路側にカソードが接
続され、アース側にアノードが接続された第二のダイオ
ードとを具備し、前記第一のダイオードと前記第二のダ
イオードとは伝送線路を介するがコンデンサを介さずに
直列に接続されており、前記第二のダイオードのアノー
ド側から前記第一及び第二のダイオードに所定の電圧を
加えることにより前記第一及び第二のダイオードが制御
され、アンテナ側と送信回路側の接続、またはアンテナ
側と受信回路側の接続を適宜切り換えるスイッチ回路で
ある。本発明においては、前記第一のダイオードのカソ
ード側に、アースに接続される伝送線路が接続されてい
ることが好ましい。そして、前記第二のダイオードのア
ノード側からのみ、前記第一及び第二のダイオードに所
定の電圧を加えるようになし、前記第一及び第二のダイ
オードを制御し、アンテナ側と送信回路側の接続、また
はアンテナ側と受信回路側の接続を適宜切り換えるよう
に構成することができる。
数の送受信回路に信号を分波する分波回路と、前記分波
回路に接続され、前記送受信回路の送信回路と受信回路
を切り換える複数のスイッチ回路を有する複合スイッチ
回路であって、前記分波回路は、フィルタ回路で構成さ
れ、前記複数のスイッチ回路の少なくとも一つのスイッ
チ回路は、アンテナ側にアノードが接続され、送信回路
側にカソードが接続された第一のダイオードと、受信回
路側にカソードが接続され、アース側にアノードが接続
された第二のダイオードとを具備し、前記第一のダイオ
ードと前記第二のダイオードとは伝送線路を介するがコ
ンデンサを介さずに直列に接続されており、前記第二の
ダイオードのアノード側から前記第一及び第二のダイオ
ードに所定の電圧を加えることにより前記第一及び第二
のダイオードが制御され、アンテナ側と送信回路側の接
続、またはアンテナ側と受信回路側の接続を適宜切り換
える複合スイッチ回路である。本発明においては、前記
第一のダイオードのカソード側に、アースに接続される
伝送線路が接続されていることが好ましい。そして前記
第二のダイオードのアノード側からのみ、前記第一及び
第二のダイオードに所定の電圧を加え、前記第一及び第
二のダイオードを制御し、アンテナ側と送信回路側の接
続、またはアンテナ側と受信回路側の接続を適宜切り換
えるように構成することができる。また本発明のスイッ
チ回路においては、前記各送受信回路において、送信信
号が通る経路にローパスフィルタ回路が設けるのが好ま
しい。
ロック図を図1に示す。図1において、本発明のスイッ
チ回路を用いた高周波スイッチモジュール(高周波複合
部品)である。この高周波スイッチモジュールは、例え
ば、第1の送受信系としてGSMシステム、第2の送受
信系としてDCS1800システムの2つのシステムに
対応した構成として、デュアルバンド携帯電話のアンテ
ナANTと、GSM系、DCS系のそれぞれの送受信回
路との振り分けに用いることができる。
ィルタ回路とノッチフィルタ回路とから構成し、第1の
送受信系用にローパスフィルタ回路を、第2の送受信系
用にノッチフィルタ回路を用いている。そして、第1の
送受信系では、スイッチ回路SWにより、送信回路TX
と受信回路RXを切り換えている。また第2の送受信系
では、スイッチ回路SWにより、送信回路TXと受信回
路RXを切り換え、その送信系に他のローパスフィルタ
回路が設けられている。
誘電体層と電極層とを積層した積層体を用い、該積層体
内にスイッチ回路用の伝送線路、分波回路用のインダク
タ成分、コンデンサ成分、及びローパスフィルタ回路用
のインダクタ成分、コンデンサ成分を構成し、積層体上
にスイッチ回路用のダイオードなどの素子を搭載するこ
とにより、ワンチップ化することができる。
を図2に示す。この第2実施例は、分波回路をローパス
フィルタ回路とハイパスフィルタ回路とから構成し、第
1の送受信系用にローパスフィルタ回路を、第2の送受
信系用にハイパスフィルタ回路を用いている。そして、
第1の送受信系では、スイッチ回路SWにより、送信回
路TXと受信回路RXを切り換えている。また第2の送
受信系では、スイッチ回路SWにより、送信回路TXと
受信回路RXを切り換え、その送信系に他のローパスフ
ィルタ回路が設けられている。
を図3に示す。この第3実施例は、分波回路をノッチフ
ィルタ回路とバンドパスフィルタ回路とから構成し、第
1の送受信系用にノッチフィルタ回路を、第2の送受信
系用にバンドパスフィルタ回路を用いている。そして、
第1の送受信系では、スイッチ回路SWにより、送信回
路TXと受信回路RXを切り換え、その送信系に他のロ
ーパスフィルタ回路が設けられている。また第2の送受
信系では、スイッチ回路SWにより、送信回路TXと受
信回路RXを切り換えている。
を図4に示す。この第4実施例は、分波回路をローパス
フィルタ回路とバンドパスフィルタ回路とから構成し、
第1の送受信系用にローパスフィルタ回路を、第2の送
受信系用にバンドパスフィルタ回路を用いている。そし
て、第1の送受信系では、スイッチ回路SWにより、送
信回路TXと受信回路RXを切り換えている。また第2
の送受信系では、スイッチ回路SWにより、送信回路T
Xと受信回路RXを切り換えている。
を図5に示す。この第5実施例は、分波回路を2つのノ
ッチフィルタ回路で構成している。そして、第1の送受
信系では、スイッチ回路SWにより、送信回路TXと受
信回路RXを切り換え、その送信系に他のローパスフィ
ルタ回路が設けられている。また第2の送受信系では、
スイッチ回路SWにより、送信回路TXと受信回路RX
を切り換え、その送信系に他のローパスフィルタ回路が
設けられている。
を図6に示す。この第6実施例は、分波回路をノッチフ
ィルタ回路とハイパスフィルタ回路とから構成し、第1
の送受信系用にノッチフィルタ回路を、第2の送受信系
用にハイパスフィルタ回路を用いている。そして、第1
の送受信系では、スイッチ回路SWにより、送信回路T
Xと受信回路RXを切り換え、その送信系に他のローパ
スフィルタ回路が設けられている。また第2の送受信系
では、スイッチ回路SWにより、送信回路TXと受信回
路RXを切り換え、その送信系に他のローパスフィルタ
回路が設けられている。
を図7に示す。この第7実施例は、分波回路を2つのバ
ンドパスフィルタ回路で構成している。そして、第1の
送受信系では、スイッチ回路SWにより、送信回路TX
と受信回路RXを切り換えている。また第2の送受信系
では、スイッチ回路SWにより、送信回路TXと受信回
路RXを切り換えている。
を図8に示す。この第8実施例は、分波回路をバンドパ
スフィルタ回路とノッチフィルタ回路とから構成し、第
1の送受信系用にバンドパスフィルタ回路を、第2の送
受信系用にノッチフィルタ回路を用いている。そして、
第1の送受信系では、スイッチ回路SWにより、送信回
路TXと受信回路RXを切り換えている。また第2の送
受信系では、スイッチ回路SWにより、送信TXと受信
RXを切り換え、その送信系に他のローパスフィルタ回
路が設けられている。
を図9に示す。この第9実施例は、分波回路をバンドパ
スフィルタ回路とハイパスフィルタ回路とから構成し、
第1の送受信系用にバンドパスフィルタ回路を、第2の
送受信系用にハイパスフィルタ回路を用いている。そし
て、第1の送受信系では、スイッチ回路SWにより、送
信回路TXと受信回路RXを切り換えている。また第2
の送受信系では、スイッチ回路SWにより、送信回路T
Xと受信回路RXを切り換え、その送信系に他のローパ
スフィルタ回路が設けられている。
路、ローパスフィルタ回路、ハイパスフィルタ回路、バ
ンドパスフィルタ回路を組み合わせている。これらの回
路は、インダクタ成分とコンデンサ成分の組み合わせに
より構成することができる。また、適宜付加されるロー
パスフィルタ回路も同様である。そして、これらのフィ
ルタ回路は、低温焼成が可能なセラミック誘電体材料か
らなるグリーンシート上に、例えばAgを主体とする導
電ペーストを印刷して、所望の電極パターンを形成し、
それを適宜積層し、一体焼成させて構成される積層構造
にて構成することができる。
ード、伝送線路、コンデンサなどの組み合わせにより、
構成することができる。このスイッチ回路SWも上記各
種フィルタ回路同様に、伝送線路を積層体内に構成し、
積層体上にダイオードを搭載して構成することが可能で
ある。またコンデンサは、積層体内に構成することもで
きるし、積層体上に搭載することもできる。
ルは、電極パターンの形成された誘電体グリーンシート
を適宜積層し一体焼成した積層体と、該積層体上に配置
されたダイオード、チップコンデンサなどのチップ素子
とから構成し、ワンチップ化を達成することができる。
このとき、積層体内には、上記のフィルタ回路及びスイ
ッチ回路の伝送線路が形成される。このワンチップ化す
ることにより、スイッチ回路、ローパスフィルタ回路、
分波回路のそれぞれの回路素子を基板に搭載し、接続す
る場合に対し、素子間の整合回路が不要となり、部品点
数の削減、工数低減を図ることができる。
めの一例の等価回路図を図10に示す。この実施例の等
価回路図は、第1の送受信系としてGSMを、第2の送
受信系としてDCSを用いている。そして、このGSM
とDCSの2つのシステムとアンテナとを接続するアン
テナスイッチモジュールとなっている。アンテナANT
に接続される分波器部分は、2つのノッチ回路が主回路
となっている。つまり、インダクタLF1とコンデンサ
CF1で一つのノッチ回路を構成し、インダクタLF2
とコンデンサCF2でもう一つのノッチ回路を構成して
いる。そして、一つのノッチ回路には、アースに接続さ
れるコンデンサCF3が接続されている。このコンデン
サCF3は、分波特性のローパスフィルタ特性を向上さ
せる目的で接続されている。また、もう一つのノッチ回
路には、アースに接続されるインダクタLF3と、コン
デンサCF4を直列に接続している。このインダクタL
F3とコンデンサCF4は、分波特性のハイパスフィル
タ特性を向上させる目的で接続されている。この分波回
路は、2つのノッチ回路のみでも良い。
る。第1のスイッチ回路は、図10上側のスイッチ回路
であり、GSM系の送信回路TXと受信回路RXを切り
換えるものである。このスイッチ回路SWは、2つのダ
イオードDG1、DG2と、2つの伝送線路LG1、L
G2からなり、ダイオードDG1はアンテナANT側に
アノードが接続され、送信回路TX側にカソードが接続
され、そのカソード側にアースに接続される伝送線路L
G1が接続されている。そして、アンテナ側と受信回路
RX間に伝送線路LG2が接続され、その受信側にカソ
ードが接続されたダイオードDG2が接続され、そのダ
イオードDG2のアノードには、アースとの間にコンデ
ンサCG6が接続され、その間に抵抗RG、インダクタ
LGの直列回路が接続され、コントロール回路VC1に
接続される。
ーパスフィルタ回路は、インダクタLG3と、コンデン
サCG3、CG4、CG7から構成され、スイッチ回路
SWのダイオードDG1と伝送線路LG1の間に挿入さ
れている。
る。第2のスイッチ回路は、図10下側のスイッチ回路
であり、DCS系の送信回路TXと受信回路RXを切り
換えるものである。このスイッチ回路SWは、2つのダ
イオードDP1、DP2と、2つの伝送線路LP1、L
P2からなり、ダイオードDP1はアンテナANT側に
アノードが接続され、送信回路TX側にカソードが接続
され、そのカソード側にアースに接続される伝送線路L
P1が接続されている。そして、アンテナ側と受信回路
RX間に伝送線路LP2が接続され、その受信側にカソ
ードが接続されたダイオードDP2が接続され、そのダ
イオードDP2のアノードには、アースとの間にコンデ
ンサCP6が接続され、その間に抵抗RP、インダクタ
LPの直列回路が接続され、コントロール回路VC2に
接続される。
ローパスフィルタ回路は、インダクタLP3と、コンデ
ンサCP3、CP4、CP7から構成され、スイッチ回
路SWのダイオードDP1と伝送線路LP1の間に挿入
されている。
るための一実施例の平面図を図11に、その実施例の積
層体部分の斜視図を図12に、その積層体の内部構造を
図13に示す。この実施例では、分波回路、ローパスフ
ィルタ回路、スイッチ回路の伝送線路を積層体内に構成
し、ダイオード、チップコンデンサをその積層体上に搭
載して、ワンチップ化された高周波スイッチモジュール
を構成したものである。
この積層体は、低温焼成が可能なセラミック誘電体材料
からなるグリーンシートを用意し、そのグリーンシート
上にAgを主体とする導電ペーストを印刷して、所望の
電極パターンを形成し、それを適宜積層し、一体焼成さ
せて構成される。
まず、下層のグリーンシート11上には、アース電極3
1がほぼ全面に形成されている。そして、側面に形成さ
れる端子電極81、83、85、87、89、91、9
3、94、95に接続するための接続部が設けられてい
る。
ミーのグリーンシート12を積層する。その上のグリー
ンシート13には、3つのライン電極41、42、43
が形成され、その上のグリーンシート14には、4つの
ライン電極44、45、46、47が形成されている。
その上に、2つのスルーホール電極(図中丸に十字の印
を付けたものがスルーホール電極である)が形成された
グリーンシート15を積層し、その上に、アース電極3
2が形成されたグリーンシート16が積層される。
た領域に形成されたライン電極は適宜接続され、第1及
び第2のスイッチ回路SW用の伝送線路を形成してい
る。ライン電極42と46はスルーホール電極で接続さ
れ、等価回路の伝送線路LG1を構成し、ライン電極4
1と45はスルーホール電極で接続され、等価回路の伝
送線路LG2を構成し、ライン電極43と47はスルー
ホール電極で接続され、等価回路の伝送線路LP1を構
成し、ライン電極44は等価回路の伝送線路LP2を構
成している。
ーンシート17には、コンデンサ用の電極61、62、
63、64、65、66が形成されている。その上に積
層されるグリーンシート18にもコンデンサ用の電極6
7、68、69、70が形成されている。その上に積層
されるグリーンシート19には、コンデンサ電極71が
形成されている。
形成されたグリーンシート20が積層され、その上に、
ライン電極50、51、52、53、54、55が形成
されたグリーンシート21が積層される。そして、最上
部のグリーンシート22には、搭載素子接続用のランド
23、24、25、26、27、28、29、33、3
4、35、36、37が形成されている。
ンシート16の上に積層されたグリーンシート17のコ
ンデンサ用電極の61、62、63、64、65は、ア
ース電極32との間で容量を形成し、コンデンサ用電極
61は、等価回路のCG4を、コンデンサ用電極62
は、等価回路のCG3を、コンデンサ用電極63は、等
価回路のCP4を、コンデンサ用電極64は、等価回路
のCP3を、コンデンサ用電極65は、等価回路のCF
3を構成している。
成されたコンデンサ電極は互の間で容量を形成し、コン
デンサ電極66と70の間で、等価回路のCF4を構成
し、同様にコンデンサ電極64と69の間で、等価回路
のCP7を構成し、コンデンサ電極62と67の間で、
等価回路のCG7を構成し、コンデンサ電極70と71
の間で、等価回路のCF2を構成し、コンデンサ電極6
8と71の間で、等価回路のCF1を構成している。
ン電極48、55が等価回路のLF1を構成し、ライン
電極54、56が等価回路のLF2を構成し、ライン電
極49、53が等価回路のLF3を構成し、ライン電極
50が等価回路のLG3を構成し、ライン電極52が等
価回路のLP3を構成している。なお、ライン電極51
はDCラインである。
成して積層体を得た。この積層体の側面に端子電極8
1、82、83、84、85、86、87、88、8
9、90、91、92、93、94、95、96を形成
した。この外観図を図12に示す。
G2、DP1、DP2、チップコンデンサCG1、CG
6、CP1、CP6を搭載した。また、チップインダク
タLP4、チップコンデンサCP8を搭載しているが、
このLC直列回路は、搭載しなくとも良い。図11に、
この搭載素子を搭載した様子を示す平面図を示す。ま
た、図11に、この高周波スイッチモジュールの実装構
成を合わせて示す。
ッチ回路の伝送線路を積層体内に形成する際に、アース
電極で挟まれた領域内に配置している。これにより、ス
イッチ回路と分波回路、ローパスフィルタ回路との干渉
を防いでいる。そして、このアース電極で挟まれた領域
を積層体の下部に配置し、アース電位を取り易くしてい
る。そして、アースとの間に接続されるコンデンサを構
成する電極を、その上側のアース電極に対向させて形成
している。
構成することにより、アース電極を積層体の下側に配置
することができ、実装基板の影響を少なくすることがで
きる。さらに、アース電極と対向させるコンデンサ形成
用の容量電極をその次に配置し、上部にローパスフィル
タ回路と分波回路のインダクタンス成分を配置すること
により、インダクタンス成分をアース電極から離すこと
ができ、短い伝送線路長で必要なインダクタンス値を得
ることができる。これにより、高周波スイッチモジュー
ルの小型化を図れる。
れた端子電極において、アンテナANT端子に対して積
層体を2分した反対側に、GSM系の送信回路TX端
子、受信回路RX端子、DCS系の送信回路TX端子、
受信回路RX端子がそれぞれ形成されている。この高周
波スイッチモジュールは、アンテナと送受信回路の間に
配置されるので、この端子配置により、アンテナと高周
波スイッチモジュール、及び送受信回路と高周波スイッ
チモジュールを最短の線路で接続することができ、余分
な損失を防止できる。
片側に、GSM系の送信回路TX端子、DCS系の送信
回路TX端子が形成され、もう一方の片側に、GSM系
の受信回路RX端子、DCS系の受信回路RX端子が形
成されている。2つの送信回路、2つの受信回路は、そ
れぞれかたまって配置されるので、高周波スイッチモジ
ュールの送信端子どうし、受信端子どうしを近くに配置
して、最短経路での接続が可能となり、余分な損失を防
止できる。
成されたアンテナANT端子、GSM系の送信回路TX
端子、受信回路RX端子、DCS系の送信回路TX端
子、受信回路RX端子はいずれも、側面の周回方向で見
た場合、各端子間にはアース端子が形成されており、各
端子はアース端子で挟まれている。各入出力端子は、ア
ース端子に挟まれた配置となっている。これにより、各
端子間の信号の漏洩が遮断され、干渉が無くなり、信号
端子間のアイソレーションが確実なものとなる。
のコントロール電源端子をスイッチ毎に別々に設けてい
るが、一つのコントロール電源端子として、2つのスイ
ッチを制御するようにしても良い。
5実施例の回路ブロック図に対応するものであるが、図
1〜図9に示した第1実施例から第9実施例の他の回路
ブロック図に示す実施例を積層構造で構成することは、
上記実施例の変形例として容易に構成することができ
る。例えば、インダクタ成分、コンデンサ成分の電極パ
ターンを変更し、接続方法を変更することで可能であ
る。
ルバンド携帯電話において、2つのシステムと1つのア
ンテナを接続する部分に用いることができ、複数の回路
構成をワンチップに構成することができる。このため、
複数の回路素子を別々に搭載し、接続する方法に比較
し、部品点数の削減、工数の削減、小型化などの利点を
有する。
話などにおいて、極めて有益となるスイッチ回路及び複
合スイッチ回路を提供することができる。本発明によれ
ば、このスイッチ回路及び複合スイッチ回路を、積層構
造を用いることにより、小型に、しかもワンチップに構
成することができる。これにより、デュアルバンド携帯
電話などにおいて、機器の小型化に有効なものとなる。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
の一例の等価回路図である。
一実施例の平面図である。
一実施例の積層体部分の斜視図である。
の一実施例の積層体の内部構造図である。
9、20、21、22 誘電体グリーンシート 31、32 アース電極 41、42、43、44、45、46、47、48、4
9、50、51、52、53、54、55、56ライン
電極 61、62、63、64、65、66、67、68、6
9、70、71 コンデンサ用電極 81、82、83、84、85、86、87、88、8
9、90、91、92、93、94、95、96端子電
極
Claims (7)
- 【請求項1】 アンテナ側にアノードが接続され、送信
回路側にカソードが接続された第一のダイオードと、受
信回路側にカソードが接続され、アース側にアノードが
接続された第二のダイオードとを具備し、前記第一のダ
イオードと前記第二のダイオードとは伝送線路を介する
がコンデンサを介さずに直列に接続されており、前記第
二のダイオードのアノード側から前記第一及び第二のダ
イオードに所定の電圧を加えることにより前記第一及び
第二のダイオードが制御され、アンテナ側と送信回路側
の接続、またはアンテナ側と受信回路側の接続を適宜切
り換えることを特徴とするスイッチ回路。 - 【請求項2】 前記第一のダイオードのカソード側に、
アースに接続される伝送線路が接続されていることを特
徴とする請求項1記載のスイッチ回路。 - 【請求項3】 前記第二のダイオードのアノード側から
のみ、前記第一及び第二のダイオードに所定の電圧を加
え、前記第一及び第二のダイオードを制御し、アンテナ
側と送信回路側の接続、またはアンテナ側と受信回路側
の接続を適宜切り換えることを特徴とする請求項1又は
2に記載のスイッチ回路。 - 【請求項4】 アンテナ側に接続され、複数の送受信回
路に信号を分波する分波回路と、前記分波回路に接続さ
れ、前記送受信回路の送信回路と受信回路を切り換える
複数のスイッチ回路を有する複合スイッチ回路であっ
て、 前記分波回路は、フィルタ回路で構成され、 前記複数のスイッチ回路の少なくとも一つのスイッチ回
路は、アンテナ側にアノードが接続され、送信回路側に
カソードが接続された第一のダイオードと、受信回路側
にカソードが接続され、アース側にアノードが接続され
た第二のダイオードとを具備し、前記第一のダイオード
と前記第二のダイオードとは伝送線路を介するがコンデ
ンサを介さずに直列に接続されており、前記第二のダイ
オードのアノード側から前記第一及び第二のダイオード
に所定の電圧を加えることにより前記第一及び第二のダ
イオードが制御され、アンテナ側と送信回路側の接続、
またはアンテナ側と受信回路側の接続を適宜切り換える
ことを特徴とする複合スイッチ回路。 - 【請求項5】 前記第一のダイオードのカソード側に、
アースに接続される伝送線路が接続されていることを特
徴とする請求項4記載のスイッチ回路。 - 【請求項6】 前記第二のダイオードのアノード側から
のみ、前記第一及び第二のダイオードに所定の電圧を加
え、前記第一及び第二のダイオードを制御し、アンテナ
側と送信回路側の接続、またはアンテナ側と受信回路側
の接続を適宜切り換えることを特徴とする請求項4又は
5に記載のスイッチ回路。 - 【請求項7】 前記各送受信系において、送信信号が通
る経路にローパスフィルタ回路が設けられていることを
特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載のスイッチ回
路。
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2003
- 2003-04-14 JP JP2003109403A patent/JP3824231B2/ja not_active Expired - Lifetime
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