JP2002332275A - 重合開始剤としてのペルフルオロジアシルペルオキシド - Google Patents
重合開始剤としてのペルフルオロジアシルペルオキシドInfo
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Abstract
定な重合開始剤の提供。 【解決手段】 次の構造: 【化1】 (式中、RfがFのとき、Rf'とRf''は共に−CF3、
Rfが−CF3のとき、Rf'とRf''はC1〜C3の線状ま
たは分枝状ペルフルオロアルキル基)を有し、このもの
は水の存在下の熱分解定数Kd(sec-1)は、水の非
存在下の熱分解定数に対し、実質的に変動しない条件を
満たすペルフルオロジアシルペルオキシドの提供により
解決する。
Description
て広範な温度で使用されるペルフルオロジアシルペルオ
キシドに関する。特に、この発明は、それぞれのペルフ
ルオロアシルフルオライドから高収率で得られ、特に水
性媒体中で重合開始剤として使用するとき高い加水分解
安定性を有するペルフルオロジアシルペルオキシドに関
する。重合開始剤の高い加水分解安定性は、重合方法に
収率の改良を与え、一方重合開始剤のペルフルオル化構
造が安定なペルフルオロアルキル末端基を有するポリマ
ーを得させる。
ゲン化ジアシルペルオキシドを重合開始剤として使用す
ることが従来技術で知られている。これらの化合物は、
文献記載の各種方法を使用してそれぞれのアシルハライ
ドからの合成で得ることができる。それぞれのペルフル
オロアシルハライドから、H2O2とNaOHの存在下で
のペルフルオロジアシルペルオキシドの合成が、例えば
H.沢田、ケミカル レビュー 1996, 96巻1779〜1808
頁に記載されている。ペルフルオロジアシルペルオキシ
ドを合成する従来技術で、ペルフルオロアシルクロライ
ドが、対応するペルフルオロアシルフルオライドより反
応性であるため好んで使用されている。実際に、ペルフ
ルオロアシルフルオライドは、対応するクロライドより
合成収率が低い。他に、得られたペルフルオロジアシル
ペルオキシドが、その製造の反応媒体中で容易に加水分
解をされることから、副反応を起こす。
ルフルオロジアシルペルオキシドは水性媒体での重合法
に使用されると低収率である。この欠点を克服するに
は、溶剤の存在下で重合させることであろう。しかし、
溶剤中での重合は、水性媒体より、費用がかかる。加え
て、環境上の影響がない特定の溶剤を使用する必要があ
り、そうでない溶剤ではその処理のための付加ユニット
を必要とするであろう。さらに、水性媒体での重合は、
一般に高い重合収率を与え、ポリマーの分子量の良好な
コントロールがされる。
分解されない開始剤を使用して水性媒体中で重合させる
のが有利である。一方、非フルオル化開始剤、例えば過
硫酸アンモニウムが知られ、このものは加水分解安定性
が良好で、そのため水中の重合で良好な収率を与える。
しかし、これらの開始剤は、不安定な末端基を有するポ
リマーを与える欠点があり、そのため最終ポリマーの高
い安定性と高い純度を必要とする例えば光学的応用のよ
うな応用には使用できない。その使用には安定な末端基
を得るための処理を必要とするであろう。
ルオロ化またはクロロフルオロ化溶剤を使用し、開始剤
の存在下でのペルフルオロオレフィンの重合が記載され
ている。その特許では、ペルフルオロ化ペルオキシドを
水性媒体中で重合開始剤として使用することは、水の存
在が、0℃以上の温度でペルオキシドそれ自体の不活性
化をするためできないことを指摘している。米国特許第
3,671,510号には、どのようにペルフルオロジア
シルペルオキシドが水の存在下で加水分解されるかを指
摘し、そこでは開始剤の効力が強く拘束されそのためモ
ノマーの変換が著しく減少する。これらの不都合を克服
するため、この特許では、水性媒体中での重合開始剤と
して(ペルクロロフルオロ)ジアシルペルオキシドを使
用することを示唆している。しかし、このペルオキシド
の使用は、上記の不利益を有する不安定な末端基を有す
るポリマーを与える欠点を含む。
トラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロペンの水性
相での重合法に関して、ジフルオロアシルペルオキシド
が、適当なペルフルオロアルキルカルボン酸の存在下で
の重合開始剤として使用されている。このペルフルオロ
アルキルカルボン酸は、ペルフルオロアシルペルオキシ
ドの加水分解傾向を減少させる。しかし酸性媒体中での
操作により、得られたポリマーラテックスの安定性が悪
い欠点がある。
分解のし易さは、低分子量の化合物でより強調される、
沢田ら、Chem. Abs. vol. 112:117996bとWO 97/08142
号参照。この特許出願には、得られたペルフルオロジア
シルペルオキシドの加水分解傾向を制限する合成法を述
べている。この方法の変数、例えば反応温度、反応剤の
接触時間、反応剤の混合と割合を、十分に注意して決定
し、反応中一定に厳密に維持しなければならない。これ
らの変数を加水分解を避けるのに有用な狭い範囲に維持
するのに、超音波システムやマイクロエジェクターのよ
うな複雑な装置を使用する。この方法の欠点は、工業的
スケールで行うのが難しいことである。本出願人は、水
性媒体中熱分解に対応する温度で長時間加水分解されな
い、分枝または環状構造の末端基を有するペルフルオロ
ジアシルペルオキシドを意外にも見出した。それらの分
解温度に従属し、−20℃〜200℃の広い温度範囲
で、重合開始剤として使用でき、かつ改良収率(参考例
を参照)を与える。
は、次の構造
あり、Rfが−CF3のとき、Rf'とRf''はC1〜C3の
線状または分枝状ペルフルオロオキシアルキル基であ
る);
〜C3の線状または分枝状ペルフルオロアルキル基から
選択され、X1とX2はF、ペルフルオロアルキル、C1
〜C3の線状または分枝状ペルフルオロオキシアルキル
基から選択される);
分枝状ペルフルオロアルキル基である、但し、n=3の
とき、X3はFではない)を有するペルフルオロジアシ
ルペルオキシドで、このペルフルオロジアシルペルオキ
シドは、水の存在下の熱分解定数Kd(sec-1)は、
水の非存在下の熱分解定数に対し、実質的に変動しない
条件を満たすものである。
シルペルオキシドが、無水条件下で測定した半減時間の
変動がなく、水性重合での開始剤として使用できること
を意味する。そのため、この発明の化合物は、加水分解
することなく、長時間2〜3日以上でも水性エマルジョ
ン中での貯蔵後でも使用できる。これは、従来技術で知
られたアシルペルオキシドに起こったことと異なり、ア
シルペルオキシドを直ちに用いる必要がないことから、
工業的見地からのさらなる利点である。
シドは、H2O2とNaOHの存在下、対応するペルフル
オロアシルハライドから合成で得られる。特に、ペルフ
ルオロアシルフルオライドをハロゲン化溶媒とH2O2と
水酸化アルカリ金属(例えばNaOH、KOH)を含む
水溶液で形成された二相系に添加して作られる。ハロゲ
ン化溶媒は、1,1,2−トリクロロ−1,1,2−トリ
フルオロエタン、トリクロロフルオロメタン、ペルフル
オロヘプタン、ペルフルオロポリエーテルであることが
できる。ペルフルオロアシルフルオライドの供給量はH
2O2のモル当たり0.5〜2モルで、アルカリ金属水酸
化物の量は、ペルフルオロアシルフルオライドのモル当
たり0.8〜1.5モルの範囲である。系は、−15℃〜
+20℃好ましくは−5℃〜+5℃の温度範囲に撹拌下
に維持される。溶液における反応生成物含有の有機相を
水相から分離して回収される。有機相を水で洗浄し、次
いで硫酸ナトリウムで無水化する。
して上記のペルフルオロジアシルペルオキシドを使用す
る、1以上のフッ素化モノマーを溶媒または水性媒体中
での重合方法である。重合溶媒としては、フッ素化溶
媒、好ましくは(ペル)フルオロアルカンまたは(ペ
ル)フルオロポリエーテルが使用される。上記のよう
に、この発明の化合物は、重合タイプにより広い温度範
囲で使用できる。これは、この発明のペルフルオロジア
シルペルオキシドが意外に広い温度範囲で分解すること
から可能なことである。例えば、ビニリデンフルオライ
ド(VDF)−ベースのポリマーの製造では低い重合温
度(0℃〜10℃)を用いるのが好ましい。逆にあまり
反応性でないモノマーの高含量を有するコポリマーの場
合、例えば2,2,3−トリフルオロ−4−トリフルオロ
メトキシ−1,3−ジオキソール(TTD)のコポリマ
ーの場合、より高い温度(50℃以上)で重合を行うこ
とが好ましい。
の重合反応には、構造(C)の化合物または、次式の構
造(A)の化合物
での重合反応には、次式
の線状または分枝状(ペルフルオロオキシアルキル基)
の構造(A)の化合物を使用するのが好ましい。さら
に、(A)のアシルペルオキシドは、0℃より低い温度
で溶媒中、重合開始剤として使用できる。
シドの存在下で重合できるフッ素化モノマーとしては、
次のものを挙げることができる。 − C2〜C8ペルフルオロオレフィン、例えばテトラフ
ルオロエチレン(TFE)、ヘキサフルオロプロペン
(HEP); − C2〜C8水素化フルオロオレフィン、例えばビニル
フルオライド(VF)、ビニリデンフルオライド(VD
F)、トリフルオロエチレン、CH2=CH−Rfペルフ
ルオロアルキルエチレン(式中RfがC1〜C6ペルフル
オロアルキル)、ヘキサフルオロイソブテン; − C2〜C8クロロフルオロオレフィン、例えばクロロ
トリフルオロエチレン(CTFE); − CF2=CFORf(ペル)フルオロアルキルビニル
エーテル(PAVE)(式中RfはC1〜C6(ペル)フ
ルオロアルキル、例えばCF3、C2F5、C3F7); − CF2=CFOX(ペル)フルオロオキシアルキル
ビニルエーテル(式中XはC1〜C12アルキルまたは、
C1〜C12オキシアルキルまたは、1以上のエーテル基
を有するC1〜C12(ペル)フルオロオキシアルキル、
例えばペルフルオロ−2−プロポキシプロピル); − ペルフルオロジオキソール、例えば2,2,4−トリ
フルオロ−5−トリフルオロメトキシ−1,3−ジオキ
ソール(TTD)、2,2−ビス−トリフルオロメチル
−4,5−ジフルオロジオキソール(PPD); − スルホン性モノマー、例えばCF2=CFOCF2C
F2SO2F; − フッ素化ジエン、例えばCF2=CFOCF2CF2
CF=CF2、CF2=CFOCCl2CF2CF=C
F2、CF2=CFOCF2OCF=CF2、CF2=CF
OCF2OCCl=CF2、CF2=CFOC(CF3)2O
CF=CF2 。
するこの発明のペルフルオロジアシルペルオキシドの存
在下での懸濁液、エマルジョンまたはマイクロエマルジ
ョン中で行うことができる。開始剤の供給方法は連続で
または重合開始時に単一添加ができる。ペルフルオロジ
アシルペルオキシド開始剤の量は、供給モノマー量に対
し0.0001%〜5%(モル)の範囲である。重合温
度は2〜50barの圧下で−20℃〜80℃の範囲と
することができる。
面活性剤の存在を必要とし、ペルフルオロオクタノエー
トあるいはアンモニウム、カリウムもしくはナトリウム
ペルフルオロオクタノエートの混合物、ペルフルオロノ
ナノエート、ペルフルオロデカノエートのようなフッ素
化界面活性剤が特に好ましい。特に、水性相での重合を
界面活性剤としてペルフルオロポリエーテルの存在下で
行うのが好ましい。このペルフルオロポリエーテルは、
USP4,864,006に記載のようにマイクロエマル
ジョンの形で反応媒体に添加できる。この発明を次の具
体的実施例でさらに例証するかこれは単なる指示目的で
発明の範囲を限定するものではない。
(1.95g)を機械的撹拌器、固体CO2コンデンサ
ー、温度計と滴下ロートを備えた4頸フラスコに導入す
る。CCl2FCClF2溶媒の50mlを添加し、次い
で系の温度を冷浴で約0℃に低下させる。57.5%の
H2O2の4.6ml(H2O2の94mmolに相当)を
導入し、次いで滴下ロートから(CF3)2CFCOFの
47mmol(10.2g)を導入する。系の温度は0
℃から8℃になる。反応の発熱量を冷浴でコントロール
し、約2℃に維持する。10分後にフラスコの内容物を
分液ロートに移し、有機層を中性になるまで蒸留水で洗
浄し、無水NaSO4で脱水する。CCl2FCClF2
中のペルオキシド濃度をヨウ素滴定で測定する。反応収
率は70%。
付け NMR19F スペクトル(CFCl3=0に関して): −184ppm 1F;−75ppm 6F IRスペクトル主要バンド(cm-1) 強度:(w)=弱;(m)=中位;(s)=強;(v
s)=非常に強: 1853(m)、1824(m)、1309(m)、1264
(s) マススペクトル(E.I電子衝撃)、主要ピークとそれ
ぞれの強度: 319(3)、281(3)、231(5)、181(5)、1
31(5)、69(100)
定数Kd(sec-1)を、60℃、70℃、80℃に等
しい異なる温度で、無水条件下で測定する。溶媒として
のCCl2FCClF2を、6重量%に等しい過酸化物濃
度を使用して、次の結果を得る。 Kd=4.4・10-5(60℃);16.2・10-5(7
0℃);57.8・10 -5(80℃) 磁気撹拌下に過酸化物溶液ml当たりH2Oの0.5ml
を導入し、有機層を滴定し、60℃、70℃と80℃の
同温度で測定した分解定数は、それぞれの上記の熱分解
定数と有意な変動をしないことが結果として見られた。
その他、上記の加水分解中、水性層のpHは、不変で、
分解産物はCO2と(CF3)2CFCF(CF3)2のみで
ある。
的変更をする。(CF3)(CF3O)2CCOFを26m
mol(7.8g)、NaOHを35mmol(1.39
g)、蒸留水を15ml、57.5%H2O2を3.0ml
(62mmol)、CCl2FCClF2溶媒を50m
l。90分の反応後IR分析でアシルフルオロイドの消
失をみる。反応収率は46%
の特徴付け NMR19F スペクトル(CFCl3=0に関して): −59ppm 6F;82ppm 3F IRスペクトル主要バンド(cm-1) 強度:(w)=弱;(m)=中位;(s)=強;(v
s)=非常に強: 1854(m)、1828(m)、1287(m)、1254
(s) マススペクトル(E.I電子衝撃)、主要ピークとそれ
ぞれの強度: 263(6)、251(3)、135(2)、97(4)、69
(100)
下(溶媒としてCCl2FCClF2)で測定する。 Kd=1.8・10-5(5℃);7.6・10-5(15
℃);46.2・10-5(25℃) 水の存在下の分解定数は、15℃の温度で、8mlの過
酸化物溶液と8mlの水を磁気撹拌をし、有機層を滴定
して測定する。水の非存在下のそれぞれの熱分解定数に
対して意味のある変動は認められない。
的変更をする。23mmolのアシルフルオライド
(6.4g)、25mmolのNaOH(0.99g)、1
6mlの2回蒸留した水、2.1mlの57.5%H2O2
(43mmol)と45mlのCCl2FCClF2溶媒。
収率は56%である。
m 1F、−75ppm1F、−90ppm 1F IRスペクトル主要バンド(cm-1) 強度:(w)=弱;(m)=中位;(s)=強;(v
s)=非常に強: 1857(m)、1828(m)、1349(m)、1236
(s) マススペクトル(E.I電子衝撃)、主要ピークとそれ
ぞれの強度: 229(42)、163(21)、135(7)、116
(3)、97(30)、78(4)、69(100)、50(6)
下(溶媒としてCCl2FCClF2)で測定する。 Kd=3.1・10-5(20℃);11.7・10-5(3
0℃);50.2・10 -5(40℃) 水の存在下の分解定数は、30℃の温度で、8mlの過
酸化物溶液と8mlの水を磁気撹拌をし、有機層を滴定
して測定する。水の非存在下のそれぞれの熱分解定数に
対して意味のある変動は認められない。
[(CF3)2CFCOO]2を、フッ化ビニリデン(VD
F)ホモポリマーの製造用の懸濁液に重合開始剤として
使用する。1.2mlのCCl2FCClF2と20ml
の2回蒸留した水に溶解した0.12mmolの[(C
F3)2CFCOO]2を、磁気撹拌器を備えた50mlの
スチール製反応器に導入する。充填したスチール製反応
器を、室温にし、液体窒素中での濃縮および酸素の痕跡
を除去するため10-3mbarの圧での蒸発を3サイク
ル行う。この工程の終わりに、22atmのVDFを反
応器に導入し、この系を磁気撹拌下に57℃の温度に維
持する。オートクレーブの圧が15atmに減少したと
き、20atmの値までモノマーの追加(restoratio
n)をする。48時間後に、未反応モノマーを除去し、
90%収率に等しいホモポリマー3.3gを得る。
2CFCOO]2の代わりに線状構造の過酸化物[CF3
CF2CF2OCF(CF3)CF2OCF(CF3)COO]2
を使用して実施例4のように行う。全ての他の反応パラ
メータを維持し、収率16%に等しいVDFホモポリマ
ー0.5gを得る。
2のペルフルオロジアシルペルオキシドをフッ化ビニリ
デン(VDF)ホモポリマーの製造用の溶液で重合開始
剤として使用する。1.4mlのCCl2FCClF2と
8.6mlのペルフルオロポリエーテル溶媒(ガルデン
(登録商標)LS−155)に溶解した0.15mmo
lの[(CF3O)2(CF3)CCOO]2を磁気撹拌器付
きの50mlのスチール製反応器に導入する。充填した
反応器を室温にし、液体窒素中での濃縮および酸素の痕
跡を除去するため10-3mbarの圧での蒸発を3サイ
クル行う。これらの工程の終わりに、反応器を5℃に加
熱、次いで気体VDFを溶媒に溶解したモノマーが気体
モノマーの15atmの圧と平衡になるまで導入する。
この系を磁気撹拌下5℃の温度で1時間維持し、その終
わりに未反応モノマーを排気する。真空下120℃で5
時間の熱処理後に65%の収率に相当するVDFホモポ
リマー3.3gを得る。
の代わりに線状構造の過酸化物[CF3CF2CF2OC
F(CF3)CF2OCF(CF3)COO]2を使用して実施
例6のように行う。全ての他の反応パラメータを維持
し、29%の収率に相当するVDFホモポリマー1.5
gを得る。
DFホモポリマーの製造のためエマルジョン中、重合開
始剤として使用する。この実施例および続く全ての実施
例でのエマルジョン中での重合において、「乳化剤」と
はナトリウムで塩にしたマイクロエマルジョンで本出願
人名のUSP4,846,006により作られるものを意
味する。0.106gの乳化剤と10.030gの2回蒸
留した水、次いで短時間撹拌後に、CCl2FCClF2
溶媒中0.15mmolの[(CF3)2CFCOO]2を
含有する過酸化物溶液の1mlを、磁気撹拌器付の50
mlのスチール製反応器に導入する。充填した反応器
を、室温にし、液体窒素中の濃縮と酸素の痕跡を除去す
るため10-3mbar圧での蒸発を2サイクル行う。こ
れらの工程の終わりに、25atmのVDFを反応器に
導入し、次いで系を磁気撹拌下に、57℃の温度に維持
する。6時間後に、未反応のVDFを脱気し、58%の
収率に相当のホモポリマー2.1gを得る。
Fホモポリマーを作るエマルジョンでの重合開始剤とし
て使用する。0.104gの乳化剤、10.431gの2
回蒸留した水と、次いで短時間撹拌後に、CCl2FC
ClF2溶媒中0.15mmolの[CF3CF2CF2C
OO] 2を含有する過酸化物溶液1mlを、磁気撹拌器
付50mlのスチール製反応器に導入する。充填した反
応器を、室温にし、液体窒素中での濃縮、酸素痕跡を除
去するため10-3mbar圧での蒸発を2サイクル行
う。これら工程の終わりに、25atmのVDFを反応
器に導入し、系を磁気撹拌下57℃の温度に維持する。
6時間後に、未反応VDFを脱気し、14%の収率に相
当のホモポリマー0.5gを得る。
O]2をフッ化ビニリデンホモポリマーの製造用エマル
ジョンでの重合開始剤として用いる。0.108gの乳
化剤と10.042gの2回蒸留した水、および短時間
撹拌後に、CCl2FCClF2中0.15mmolの
[(CF3)(CF3O)2CCOO]2を含有する1mlの
過酸化物溶液を、磁気撹拌器付50mlのスチール製反
応器に導入する。充填した反応器を、室温に到達させ、
液体窒素中濃縮し、酸素痕跡の除去のため10-3mba
r圧での蒸発を2サイクルに付す。この工程の終わりに
反応器に25atmのVDFを導入し、次いで系を6℃
の温度で磁気撹拌下に維持する。6時間後に未反応VD
Fを脱気し、78%収率に相当の2.8gのホモポリマ
ーを得る。
ロイ(Hastelloy)オートクレーブを真空にし、300
ccの水、本出願人名のUSP4,864,006によっ
て作ったアンモニウム塩にしたマイクロエマルジョンの
水1リットル当たり5.3gを順次導入する。次いでオ
ートクレーブを60℃にし、その温度に達したら、65
gの2,2,3−トリフルオロ−4−トリフルオロメトキ
シ−1,3−ジオキソール(TTD)を導入し、次いで
テトラフルオロエチレン(TFE)を9絶対バールに達
するまで導入する。ガルデン(登録商標)080に溶解
した実施例1で得た過酸化物[(CF3)2CFCOO]2
0.6g(液濃度は0.1g/cc)を供給する。反応開
始後、TTD/TFE重量比18.9でTTDとTFE
とを供給して圧を一定に維持する。220分後に反応を
中止し、ラテックスを排出する。生成物をHNO3で凝
固させ、ポリマーをオーブン中120℃で18時間乾燥
し、次いで230℃2時間処理する。
TDと52%TFEである。全てのポリマー鎖と基はペ
ルフルオロ化される。1780〜1880の吸収帯の赤
外スペクトルでカルボニルとカルボキシル基が実質的に
存在しないことが分かる。ポリマーは非晶質で、DSC
分析で106.4℃の唯一のTgを示す。
変更をする。30mmolのc−C4F7COF(6.8
g)、33mmolのNaOH(1.32g)10ml
の2回蒸留した水、6.0mlの30%H2O2(60m
mol)と30mlのCCl2FCClF2溶媒。10分
間反応させ、IR分析でアシルフルオライドの消失を併
う。反応収率は55%。
1ppm 2F、−188pp 1F IRスペクトル主要バンド(cm-1) 強度:(w)=弱;(m)=中位;(s)=強;(v
s)=非常に強: 1843(m)、1817(m)、1289(m)、1232
(s) マススペクトル(E.I電子衝撃)、主要ピークとそれ
ぞれの強度: 293(25)、262(12)、243(20)、193
(29)、162(47)、100(100)、69(37)分解定数 分解定数Kd(sec-1)とそれぞれの温度を無水条件
下(溶媒としてCCl2FCClF2)で測定する。 Kd=11×10-5(70℃);36×10-5(80
℃)
[(CF3)2CFCOO]2をTTD(2,2,3−トリフ
ルオロ−4−トリフルオロメトキシ−1,3−ジオキソ
ール)の重合開始剤として使用する。9.3g(44m
mol)のTTDと、CCl2FCClF2中に溶解した
0.044mmolの[(CF3)2CFCOO]2を、磁
気撹拌器付の50ml重合用ガラス反応器に導入する。
充填した反応器を室温に達し、液体窒素中の濃縮と酸素
痕跡の除去のため10-3mbarの圧での蒸発を3サイ
クル行う。この工程の終わりに、系を磁気撹拌下、57
℃の温度に24時間維持する。
24時間再び反応させ、同じ操作を第3日も繰り返す。
57℃での3日後に、未反応モノマーを、反応器を13
0℃の温度と10-3mbarの圧に維持しながら1時間
かけて除去し、39%収率に相当の3.6gのホモポリ
マーを得る。 TTDホモポリマーの特徴付け DSC:Tg=176.1℃ TGA=−1%332℃、−2%356℃、−10%3
99℃、−50%432℃
3)2CFCOO]2の代わりに過酸化物[CF3CF2C
(O)O]2を用い、実施例13のように行う。反応温度
(27℃である)以外の全ての反応パラメータを等しく
保ち、5%の収率に相当の0.3gのTTDホモポリマ
ーを得る。
いると、水の非存在下の熱分解定数に対し実質的に変動
しない、水の存在下の熱分解定数Kd(sec-1)を有
するペルフルオロジアシルペルオキシドが得られ、該ペ
ルオキシドを用いてより良い収率で重合を行うことがで
きた。
Claims (8)
- 【請求項1】 次の構造: 【化1】 (式中、RfがFのとき、Rf'とRf''は共に−CF3で
あり、 Rfが−CF3のとき、Rf'とRf''はC1〜C3の線状ま
たは分枝状ペルフルオロオキシアルキル基である); 【化2】 (式中、RvはF、ペルフルオロオキシアルキル、C1
〜C3の線状または分枝状ペルフルオロアルキル基から
選択され、 X1とX2はF、ペルフルオロアルキル、C1〜C3の線状
または分枝状ペルフルオロオキシアルキル基から選択さ
れる); 【化3】 (式中、n=1〜3、 X3はF、C1〜C3の線状または分枝状ペルフルオロア
ルキル基から選択される、但し、n=3のとき、X3は
Fではない)を有し、このものは水の存在下の熱分解定
数Kd(sec-1)は、水の非存在下の熱分解定数に対
し、実質的に変動しない条件を満たすペルフルオロジア
シルペルオキシド。 - 【請求項2】 請求項1によるペルフルオロジアシルペ
ルオキシドが重合開始剤として使用される1以上のフッ
素化モノマーの重合方法。 - 【請求項3】 重合が、水性媒体、懸濁液、エマルジョ
ンまたはマイクロエマルジョンで行われる、請求項2に
よる重合方法。 - 【請求項4】 50℃〜80℃のオーダーの温度で、構
造(C)のペルフルオロジアシルペルオキシドまたは式 【化4】 を有する構造(A)の化合物が使用される請求項2また
は3による重合方法。 - 【請求項5】 −20℃〜+25℃のオーダーの温度で
式: 【化5】 (式中Rfが−CF3のとき、Rf'とRf''はC1〜C3の
線状または分枝状ペルフルオロオキシアルキル基であ
る)の構造(A)のペルフルオロジアシルペルオキシド
が使用される請求項2または3による重合方法。 - 【請求項6】 フッ素化モノマーが、 − C2〜C8ペルフルオロオレフィン、例えばテトラフ
ルオロエチレン(TFE)、ヘキサフルオロプロペン
(HEP); − C2〜C8水素化フルオロオレフィン、例えばビニル
フルオライド(VF)、ビニリデンフルオライド(VD
F)、トリフルオロエチレン、CH2=CH−Rfペルフ
ルオロアルキルエチレン(式中RfがC1〜C6ペルフル
オロアルキル)、ヘキサフルオロイソブテン; − C2〜C8クロロフルオロオレフィン、例えばクロロ
トリフルオロエチレン(CTFE); − CF2=CFORf(ペル)フルオロアルキルビニル
エーテル(PAVE)(式中RfはC1〜C6(ペル)フ
ルオロアルキル、例えばCF3、C2F5、C3F7); − CF2=CFOX(ペル)フルオロオキシアルキル
ビニルエーテル(式中XはC1〜C12アルキルまたは、
C1〜C12オキシアルキルまたは、1以上のエーテル基
を有するC1〜C12(ペル)フルオロオキシアルキル; − ペルフルオロジオキソール、例えば2,2,4−トリ
フルオロ−5−トリフルオロメトキシ−1,3−ジオキ
ソール(TTD)、2,2−ビス−トリフルオロメチル
−4,5−ジフルオロジオキソール(PPD); − スルホン性モノマー、例えばCF2=CFOCF2C
F2SO2F; − フッ素化ジエン、例えばCF2=CFOCF2CF2
CF=CF2、CF2=CFOCCl2CF2CF=C
F2、CF2=CFOCF2OCF=CF2、CF2=CF
OCF2OCCl=CF2、CF2=CFOC(CF3)2O
CF=CF 2 から選択される請求項2〜5のいずれか一つによる重合
方法。 - 【請求項7】 ペルフルオロジアシルペルオキシド開始
剤が、連続的に、または重合開始時に1回添加で供給さ
れる請求項2〜6のいずれか一つによる重合方法。 - 【請求項8】 ペルフルオロジアシルペルオキシド開始
剤の量が、供給モノマー量に対して0.0001〜5モ
ル%の範囲である請求項2〜7のいずれか一つによる重
合方法。
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