JP2002331195A - 洗濯機等の多連式電磁給水弁 - Google Patents

洗濯機等の多連式電磁給水弁

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JP2002331195A JP2001139905A JP2001139905A JP2002331195A JP 2002331195 A JP2002331195 A JP 2002331195A JP 2001139905 A JP2001139905 A JP 2001139905A JP 2001139905 A JP2001139905 A JP 2001139905A JP 2002331195 A JP2002331195 A JP 2002331195A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大流量から小流量程度の水を給水させる電磁
給水弁ユニットと、微少流量程度の水を給水させる電磁
給水弁ユニットと、を一体化させた多連式電磁給水弁に
おいて、微少流量では異物等が流れにくく、流出管路の
内周部に設けられる微少流量用流量調節部品等に堆積す
る可能性が高いという問題点がある。 【解決手段】 微少流量の給水を担当する主弁座15−
2には、複数の貫通孔22を有する軟質ダイヤフラム2
1−2と複数の貫通孔26を有する硬質ディスク25−
2と両者の間に挟着される網目が細かい金属製平網29
とからなり中突起部27−2を有しサイド・オリフィス
が無いダイヤフラム弁B30−2を設置し、該中突起部
27−2の外周部には水密パッキン28を環装して微少
流量用流量調節部品56−2と共に流出管路14−2の
内周部に挿入し、主弁座15−2の開閉を無効とし、パ
イロット弁直動方式の電磁給水弁ユニットHとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道水等の給水配
管ライン等(以下、ラインという。)に設置して、プラ
ンジャに連結されたパイロット弁(弁体)でダイヤフラ
ム弁のパイロット・オリフィスを開閉することにより、
ダイヤフラム弁を連動させて主弁座の開閉を行う洗濯機
等のパイロット弁方式の電磁給水弁に係るものであり、
詳しくは2連式、3連式、4連式等の多連式電磁給水弁
において、毎分500cc未満の微少流量の給水を担当
する電磁給水弁ユニットの給水の信頼性向上、微少流量
用流量調節部品の機能維持の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、全自動洗濯機等には、例えば、洗
濯(脱水)槽に大流量(例えば、毎分30L)の水を給
水させる電磁給水弁ユニットEと、濯ぎ洗いの為に中流
量程度(例えば、毎分15L)の水を給水させる電磁給
水弁ユニットFと、を一体化させた横連設型2連式のパ
イロット弁方式の多連式電磁給水弁(図3参照)等が、
搭載されているものがある。又、例えば、洗濯(脱水)
槽に大流量(例えば、毎分30L)の水を給水させる電
磁給水弁ユニットEと、濯ぎ洗いの為に中流量程度(例
えば、毎分15L)の水を給水させる電磁給水弁ユニッ
トFと、洗剤やリンス剤等の溶解の為に小流量程度(例
えば、毎分8L)の水を給水させる電磁給水弁ユニット
Gと、を一体化させた集合型3連式のパイロット弁方式
の多連式電磁給水弁(不図示)等が、搭載されているも
のがある。
【0003】前記のような各種の多連式電磁給水弁に
は、1つの流入口(例えば、ねじ継手の呼びPT3/
4、口径の呼び20というように、業界では給水ホース
等のねじ接続や口径等を規格化している。流入口には異
物(例えば、虫、砂、鉄屑等)混入防止の60メッシュ
程度の網目が粗い湾曲形メッシュフィルタ(例えば、ス
テンレス鋼線)や、全流量(大流量〜小流量)制御用の
流量調節部品(流量制御用の弾性部材(例えば、NB
R)の環状ディスク(フローシート)、該環状ディスク
の支持材であるカラーやカップ等を組み込むことが多
い。)と、1つの流入管路と、複数(2連式であれば2
つ、3連式であれば3つ、4連式であれば4つ、以下、
同じ。)の流入室(流出管路の外周部)と、複数の主弁
座(流出管路の端面部の外周部肉厚を薄くした部分)
と、複数の流出管路と、複数の流出口とを有する樹脂成
形部材(例えば、ポリプロピレン樹脂)で一体成形した
弁本体に、各々の弁座を各々閉鎖するように複数のダイ
ヤフラム弁(弁体)を設置し、該弁本体に各々の該ダイ
ヤフラム弁のダイヤフラムの液密パッキン部を押圧する
ように樹脂成形部材(例えば、ナイロン樹脂)のガイド
ケース(内部を一次背圧室という。)を各々押止め、各
々の該ガイドケースの内周には該ダイヤフラム弁のパイ
ロット・オリフィスが閉鎖されるように、弾性部材(例
えば、シリコンゴム)の軟質パイロット弁(弁体)が固
定された磁性部材のプランジャ(可動鉄心)と、該プラ
ンジャを常時弾発付勢しているコイルスプリング(例え
ば、ステンレス鋼線)を各々収納し、各々の該ガイドケ
ースの外周部にはマグネット・ワイヤと呼ばれる銅線
(例えば、エナメル線)を円筒状のボビン(例えば、ナ
イロン樹脂)に巻いて端子片(例えば、ファストン端子
#250)やリード線(電線)に接続(例えば、半田付
け、ヒュージング、スポット溶接、レーザ溶接)し、電
気絶縁材(例えば、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、
シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等の接着シール材等で、
他の材質の防水対策材、防湿対策材、結露対策材用等の
ものも含む。)で封止し、ヨークで囲繞したソレノイド
(コイル)を各々設置して構成された一次背圧室配設常
閉形のものが知られている。
【0004】細部において、例えば、2連式の多連式電
磁給水弁においては、例えば、実公昭62−29073
号公報等で開示されているように、大流量用貫通孔と中
流量用貫通孔とを備え、流入管路内の管路を隔てるよう
な複合型流量調節部品等を配設されているものもある。
【0005】又、前記2連式の多連式電磁給水弁におい
ては、前記のように流入口の内周部に全流量制御用の流
量調節部品を配設する場合が一般的だが、例えば、実開
昭56−136685号公報、登録実用新案第3021
488号公報等で開示されているように、流出管路又は
流出口の内周部に小流量〜微少流量用流量調節部品を配
設する場合もある。
【0006】流入管路は、該流入口の水を流入室に誘導
する通路であるが、流入管路内でキャビテーションを発
生しやすくする(ダイヤフラム弁を主弁座から浮遊させ
る水撃圧を確保する)ために、管路を長くすることが多
い。又、該全流量制御用流量調整部品で水の流れが乱流
になってしまうので、キャビテーションをより発生しや
すくするためには一度整流させることが必要であり、流
入管路内に整流羽根(例えば、*字状)を設ける場合が
多い。
【0007】各々の流入室は、弁本体の内壁と流出管路
の外周部とに囲まれた室をいい、ダイヤフラム弁に水の
圧力を伝播させる機能がある。通常、該流入管路内で発
生したキャビテーションは各々の該流入室で消失されて
いる。
【0008】各々の主弁座は、流出管路(各々の流入室
内の管路をいう。)の端面部(入口部)である。止水性
能の向上のために、ダイヤフラム弁が食い込みやすくな
る形状になっている。
【0009】各々の流出口は、流出管路の出口部である
が、弁本体外周部の管路をいう。各々の該流出口の外周
部には、給水ホース等の抜け止め用に、環状の凸部(リ
ブ)等がある。
【0010】各々の該ダイヤフラム弁は、例えば、弾性
部材(例えば、シリコンゴム)の軟質ダイヤフラムに設
けられた少なくとも一個の小穴と一個の中穴に、樹脂成
形部材(例えば、ポリアセタール樹脂)の硬質ディスク
の片面に設けられた少なくとも一個の小突起と一個の中
突起部(円筒形)を嵌挿することにより結合(例えば、
登録実用新案第3010806号公報等で開示されてい
るように、複数の小穴と小突起を設けて嵌挿結合させて
も良い。)していて、該ダイヤフラム弁の外周部には該
小突起が飛び出ていて、流入室と一次背圧室(ガイドケ
ース内部)を貫通するサイド・オリフィス(小孔、ブリ
ード孔ともいう。)を備え、該ダイヤフラム弁の中央部
には該中突起部が飛び出ていて、略中央部には一次背圧
室と背圧室流出口(中突起部内周部)を貫通するパイロ
ット・オリフィス(中孔)を備えている。又該中突起部
外周部には通水時の水の流れを整流する整流羽根等が設
けられている。
【0011】さて、単体のパイロット弁方式の電磁給水
弁と同様に、該多連式電磁給水弁にある複数の該ソレノ
イドの何れか(複数可)に電流を流し(通常は交流10
0Vの電圧を印加するが、交流100Vの電圧を全波整
流した電圧や、直流電圧を印加しても良い。)励磁する
と、該ソレノイドの内側に設置された該ガイドケース内
の略中央部に該プランジャが吸引されて、該パイロット
・オリフィスを閉鎖していた該パイロット弁が離れる。
すると、流入室の流体は該サイド・オリフィスから該一
次背圧室に流入し、該パイロット・オリフィス、該背圧
室流出口を通り、該流出管路、該流出口に流出する。こ
の通路が開通されると、流入室の流体の圧力で該ダイヤ
フラム弁が該弁座から浮遊し、流体の大部分は、該流入
口、該流入管路、該流入室、該弁座、該流出管路、該流
出口の主流路を通り流出する。
【0012】次に、該ソレノイドに電流を流すのを止め
消磁すると、該コイルスプリングにより該プランジャが
定位に復旧し、該パイロット弁が該パイロット・オリフ
ィスを閉鎖する。すると、該サイド・オリフィスから該
一次背圧室に流入している流体は行き場を無くして、流
体圧の上昇により該主弁座から浮遊していた該ダイヤフ
ラム弁を該主弁座に押圧するようになる。そして、該主
弁座が該ダイヤフラム弁で急閉鎖されて止水される。
【0013】さて、最近の全自動乾燥洗濯機等には、例
えば、洗濯(脱水)槽に大流量の水を給水させる電磁給
水弁ユニットEと、濯ぎ洗いの為に中流量程度の水を給
水させる電磁給水弁ユニットFと、洗剤やリンス剤等の
溶解の為に小流量程度の水を給水させる電磁給水弁ユニ
ットGと、例えば、乾燥工程時に温風送風と同時に噴霧
させるための毎分500cc未満の微少流量程度の水を
給水させる電磁給水弁ユニットと、を一体化させたパイ
ロット弁方式の多連(2連、3連、4連等)式電磁給水
弁の開発要望が多くなっている。
【0014】大流量の電磁給水弁ユニットEは、流入口
に全流量制御用流量調節部品等が配設されているので、
特に別途流量調節部品等を配設しなくてもよいが、微少
流量の電磁給水弁ユニットにおいては、前記(例えば、
実開昭56−136685号公報、登録実用新案第30
21488号公報等で開示されている技術)のように、
各ユニットの流出管路又は流出口の内周部に、微少流量
用流量調節部品等を配設する必要がある。中流量の電磁
給水弁ユニットF、小流量の電磁給水弁ユニットGにお
いては、必要により中流量〜小流量用流量調節部品等を
各ユニットF〜Gの流出管路又は流出口の内周部等に配
設すると良い。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、毎分5
00cc以上の大流量から小流量においては、異物が流
れてきても、各電磁給水弁ユニットE〜Gの流出口の内
周部に設けられた各々流量調節部品の付着することは少
ないが、微少流量においては、異物が流れにくく、毎分
500cc未満の微少流量の給水を担当する電磁給水弁
ユニットの流出口の内周部に設けられた微少流量用流量
調節部品等に堆積する可能性が高いという問題点があ
る。
【0016】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、毎分500cc未満の微少流量の給水を担当す
る電磁給水弁ユニットの微少流量の給水信頼性、微少流
量用流量調節部品の機能維持が期待できる洗濯機等の多
連式電磁給水弁を提供しようとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の洗濯機等の多連式電磁給水弁は、網目が粗
い(例えば、20〜70メッシュ程度)湾曲形メッシュ
フィルタ(例えば、ステンレス鋼線、鉄線、銅線、アル
ミニウム線、合金線、樹脂線、或いはゴムメッシュフィ
ルタ、樹脂メッシュフィルタ、不織紙フィルタ、不織布
フィルタ、セルローズ繊維フィルタ、活性炭繊維フィル
タ、ガラス繊維フィルタ、多孔質スポンジ等でも良い
し、又ステンレス鋼線等と前記フィルタとの複合フィル
タ等であっても良い。)と全流量制御用の流量調節部品
(例えば、カラー、環状ディスク等からなる。又、通水
抵抗の多い多孔質スポンジ、多孔質グラファイト、多孔
質セラミック、多孔性カーボン、多孔性無機物質等でも
良い。)とを設けた流入口、流入管路、複数の流入室、
複数の主弁座、複数の流出管路、複数の流出口、を一体
成形した弁本体に、各々の該主弁座を閉鎖するように、
軟質ダイヤフラムと硬質ディスクとからなり中突起部と
サイド・オリフィスとを有するダイヤフラム弁A(大流
量から小流量程度の給水を担当する電磁給水弁ユニット
用のダイヤフラム弁)、又は、複数(例えば、八個)の
貫通孔を有する軟質ダイヤフラムと複数(例えば、八
個)の貫通孔を有する硬質ディスクと両者の間に挟着さ
れる網目が細かい(例えば、80〜120メッシュ程
度)金属製平網(例えば、ステンレス鋼線、銅線、アル
ミニウム線)とからなり中突起部を有する(サイド・オ
リフィスは有って無くても良い。)ダイヤフラム弁B
(微少流量の給水を担当する電磁給水弁ユニット用のダ
イヤフラム弁)、を設置し、該弁本体に各々の該ダイヤ
フラム弁A又はダイヤフラム弁Bのダイヤフラムの液密
パッキン部を押圧するように各々のガイドケースを押止
め、各々の該ガイドケースの内周部には該ダイヤフラム
弁A又はダイヤフラム弁Bの中突起部の略中央に設けら
れたパイロット・オリフィスが閉鎖されるように、パイ
ロット弁が固定されたプランジャと、該プランジャを常
時弾発付勢しているコイルスプリングを収納し、各々の
該ガイドケースの外周部には各々のソレノイドを設置し
て構成された複合型のパイロット弁方式の多連式電磁給
水弁であって、少なくとも1つの該主弁座にはダイヤフ
ラム弁Bを設置し、該ダイヤフラム弁Bの中突起部の外
周部に水密パッキンを環装して微少流量用流量調節部品
(例えば、カップ、環状ディスク等からなる。従来品で
良い。振動音防止等にはカップの外周部に水密パッキン
等を環装しても良い。又、通水抵抗の多い多孔質スポン
ジ、多孔質グラファイト、多孔質セラミック、多孔性カ
ーボン、多孔性無機物質等でも良い。)と共に当該主弁
座の流出管路の内周部に挿入し、該ダイヤフラム弁Bの
当該主弁座の開閉を無効とさせてパイロット弁直動方式
の電磁給水弁ユニット(微少流量の給水を担当する電磁
給水弁ユニットH。以下、ユニットHという。)とし、
他の該主弁座にはダイヤフラム弁A(従来品)を設置
し、従来のパイロット弁方式の電磁給水弁ユニット(大
流量から小流量程度の給水を担当する電磁給水弁ユニッ
トE〜G。以下、ユニットPという。)とし、これらユ
ニット(ユニットHとユニットP)を任意に(例えば、
2連式、3連式、4連式とするために)組み合わせた
(例えば、ユニットH+ユニットP、ユニットH+ユニ
ットP+ユニットP、ユニットH+ユニットH+ユニッ
トP、ユニットH+ユニットP+ユニットP+ユニット
P、ユニットH+ユニットH+ユニットP+ユニット
P、ユニットH+ユニットH+ユニットH+ユニット
P)ことを特徴とする。
【0018】細部においては、毎分500cc未満の微
少流量の給水を担当する該主弁座には該ダイヤフラム弁
Bを設置し、該ダイヤフラム弁Bの中突起部の外周部に
水密パッキンを環装して微少流量用流量調節部品と共に
当該主弁座の流出管路の内周部に挿入し、該ダイヤフラ
ム弁Bの当該主弁座の開閉を無効とさせてパイロット弁
直動方式の電磁給水弁ユニット(ユニットH)とし、毎
分500cc以上の流量(流出口の口径等により大流量
から小流量にコントロールできる。)の給水を担当する
該主弁座には該ダイヤフラム弁Aを設置し、従来のパイ
ロット弁方式の電磁給水弁ユニット(ユニットP)とし
たことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施例の洗濯機等
の多連式電磁給水弁10のダイヤフラム弁Bを搭載する
パイロット弁直動方式の電磁給水弁ユニット(ユニット
H)の閉弁時における断面図(図3のB−B断面図)で
あり、図2は本発明の一実施例の洗濯機等の多連式電磁
給水弁10のダイヤフラム弁Bを搭載するパイロット弁
直動方式の電磁給水弁ユニット(ユニットH)の開弁時
における断面図(図3のB−B断面図)である。図4は
本発明の一実施例の洗濯機等の多連式電磁給水弁10の
ダイヤフラム弁Aを搭載する従来のパイロット弁方式の
電磁給水弁ユニット(ユニットP)の閉弁時における断
面図(図5のA−A断面図)である。
【0020】本発明の一実施例の洗濯機等の多連式電磁
給水弁10においては、図3(図5)の弁本体17の流
入口11に、全流量の異物(例えば、虫、砂、鉄屑等)
混入防止用20〜70メッシュ程度(本一実施例におい
ては60メッシュ)の流入口用湾曲形メッシュフィルタ
(例えば、ステンレス鋼線、鉄線、銅線、アルミニウム
線、合金線、樹脂線)50、全流量制御用の流量調節部
品57(例えば、カラー51、環状ディスク52等から
なる。又、通水抵抗の多い多孔質スポンジ、多孔質グラ
ファイト、多孔質セラミック、多孔性カーボン、多孔性
無機物質等でも良い。)を設けてある。メッシュフィル
タ50は、例えば、ゴムメッシュフィルタ、樹脂メッシ
ュフィルタ、不織紙フィルタ、不織布フィルタ、セルロ
ーズ繊維フィルタ、活性炭繊維フィルタ、ガラス繊維フ
ィルタ、多孔質スポンジ等と置換しても良いし、又メッ
シュフィルタ50と前記フィルタとの複合フィルタ等で
あっても良い。又、例えば、特開平2−266179号
公報等で開示されているように、二重の湾曲形メッシュ
フィルタ等を配設しても良い。
【0021】先ず、図1及び図2の図面を参照して説明
する。図1及び図2は従来の弁本体17(従来品:合成
樹脂製でも真鍮製でも良い。)のうち、水が流入する流
入口11、流入管路12、ダイヤフラム弁B30−2に
水の圧力を伝播させる流入室13−2、主弁座15−
2、流出管路14−2、水が流出する流出口16−2が
断面としてあらわしたものである。該主弁座15−2を
閉鎖するようにダイヤフラム弁B30−2を設置し、該
弁本体17に該ダイヤフラム弁B30−2の液密パッキ
ン部33−2を押圧するようにガイドケース40−2
(従来品)を押止め、該ガイドケース40−2の内周部
には該ダイヤフラム弁B30−2のパイロット・オリフ
ィス31−2が閉鎖されるように、パイロット弁(弁
体)41−2(従来品)が固定されたプランジャ42−
2(従来品)と、該プランジャ42−2を常時弾発付勢
しているコイルスプリング43−2(従来品)を収納
し、該ガイドケース40−2の外周部には銅線44−2
を円筒状のボビン45−2に巻いて端子片46−2に接
続したソレノイド47−2(従来品)を設置したもので
ある。
【0022】ダイヤフラム弁B30−2は、少なくとも
一個(本一実施例においては八個)のダイヤフラム・オ
リフィス(貫通孔)22と一個の中穴を設けた、例え
ば、弾性部材(例えば、シリコンゴム)の軟質ダイヤフ
ラム21−2と、少なくとも一個(本一実施例において
は八個)のディスク・オリフィス(貫通孔)26と一個
の中突起部27−2を設けた、例えば、合成樹脂成形部
材(例えば、ポリアセタール樹脂)の硬質ディスク25
−2と、両者の間に、微細異物混入防止用80〜120
メッシュ程度(本一実施例においては100メッシュ)
の金属製平網(例えば、ステンレス鋼線、鉄線、銅線、
アルミニウム線、合金線)29を挟着し、該軟質ダイヤ
フラム21−2の中穴に硬質ディスク25−2の中突起
部27−2を嵌挿することにより結合させたものであ
る。該中突起部27−2の略中央部には、例えば、直径
0.7mmのパイロット・オリフィス(貫通孔)31−
2を備えた。(従来品のダイヤフラム弁A30−1に有
るサイド・オリフィスは有って無くても良い。)
【0023】無機質である金属製平網29は、例えば、
ゴムメッシュフィルタ、樹脂メッシュフィルタ、不織紙
フィルタ、不織布フィルタ、繊維フィルタ、ガラス繊維
フィルタ等と置換しても良いし、又金属製平網29と前
記フィルタとの複合フィルタ等であっても良い。但し、
フィルタを形成している成分に有機質等が存在すると、
異物、固形物、スケール堆積物、ぬめり、水垢、糊状皮
膜等により、早めに目詰まりを起こす可能性があるの
で、注意が必要である。
【0024】必要であれば、前記フィルタに、銀及び/
又は銅の鍍金、塗布、被覆(コーティング)加工等の抗
菌処理等をすることにより、抗菌性が向上し、異物、固
形物、スケール堆積物、ぬめり、水垢、糊状皮膜等が付
着(成長)しにくくすることが可能である。
【0025】所定の通水量が毎分500cc以上の流量
の水が給水されないように、該中突起部27−2の外周
部には水密パッキン(例えば、Oリング)28を環装し
て該流出管路14−2の内周部に挿入し、該主弁座15
−2の開閉を無効とさせた。又、不図示ではあるが、該
ダイヤフラム弁B30−2の浮遊防止に、該ガイドケー
ス40−2と該ダイヤフラム弁B30−2とを常時弾発
付勢させるコイルスプリングを入れても良い。
【0026】又、流出管路14−2の内周部に微少流量
用の流量調節部品56−2(例えば、カップ54−2、
環状ディスク55−2等からなる。従来品で良い。振動
音防止等にはカップ54−2の外周部に水密パッキン等
を環装しても良い。又、通水抵抗の多い多孔質スポン
ジ、多孔質グラファイト、多孔質セラミック、多孔性カ
ーボン、多孔性無機物質等でも良い。)を設けた。又、
流出管路14−2の内周部でなく、流出口16−2の内
周部に設けても良い。又、不図示ではあるが、流出口1
6−2の内周部には、該微少流量用流量調節部品56−
2の飛び出し等を防止するために、支持材58等を挿入
(圧入)しても良いし、該弁本体17に一体成形してお
いても良い。
【0027】さて、作用として、該ソレノイド47−2
に交流電流を流す(通常は交流100Vの電圧を印加し
励磁する。)と、該ソレノイド47−2の内側に設置さ
れた該ガイドケース40−2内の略中央部に該プランジ
ャ42−2が吸引されて、該パイロット・オリフィス
(弁座)31−2を閉鎖していた該パイロット弁(弁
体)41−2が離れる。そして、流入室13−2の水は
ダイヤフラム・オリフィス22と金属製平網29とディ
スク・オリフィス26とを通り背圧室34−2に流入
し、該パイロット・オリフィス31−2を通り、該流出
管路14−2、該流出口16−2に流出する。このとき
の流量は毎分500cc未満の微少流量である。
【0028】次に、該ソレノイド47−2に交流電流を
流すのを止める(通常は交流100Vの電圧を停電し消
磁する。)と、該コイルスプリング43−2により該プ
ランジャ42−2が定位に復帰し、該パイロット弁41
−2が該パイロット・オリフィス31−2を閉鎖して止
水される。
【0029】次に、図4の図面を参照して説明する。図
4は従来の弁本体17(従来品:合成樹脂製でも真鍮製
でも良い。)のうち、水が流入する流入口11、流入管
路12、ダイヤフラム弁A30−1に水の圧力を伝播さ
せる流入室13−1、主弁座15−1、流出管路14−
1、水が流出する流出口16−1が断面としてあらわし
たものである。該主弁座15−1を閉鎖するようにダイ
ヤフラム弁A30−1を設置し、該弁本体17に該ダイ
ヤフラム弁A30−1の液密パッキン部33−1を押圧
するようにガイドケース40−1(従来品)を押止め、
該ガイドケース40−1の内周部には該ダイヤフラム弁
A30−1のパイロット・オリフィス31−1が閉鎖さ
れるように、パイロット弁(弁体)41−1(従来品)
が固定されたプランジャ42−1(従来品)と、該プラ
ンジャ42−1を常時弾発付勢しているコイルスプリン
グ43−1(従来品)を収納し、該ガイドケース40−
1の外周部には銅線44−1を円筒状のボビン45−1
に巻いて端子片46−1に接続したソレノイド47−1
(従来品)を設置したものである。
【0030】ダイヤフラム弁A30−1は、例えば、弾
性部材(例えば、シリコンゴム)の軟質ダイヤフラム2
1−1に設けられた少なくとも一個の小穴と一個の中穴
に、樹脂成形部材(例えば、ポリアセタール樹脂)の硬
質ディスク25−1の片面に設けられた少なくとも一個
の小突起と一個の中突起部27−1を嵌挿することによ
り結合していて、該ダイヤフラム弁A30−1の外周部
には該小突起が飛び出ていて、流入室と一次背圧室を貫
通するサイド・オリフィス(小孔)を備え、該ダイヤフ
ラム弁A30−1の中央部には該中突起部27−1が飛
び出ていて、略中央部には一次背圧室34−1と背圧室
流出口を貫通する例えば、直径0.7mmのパイロット
・オリフィス(中孔)31−1を備えている従来品であ
る。
【0031】但し、パイロット・オリフィス31−1の
直径が0.7mm以下の従来品を使用すると、異物、固
形物、スケール堆積物、ぬめり、水垢、糊状皮膜等によ
り、目詰まりを起こす可能性があるので、注意が必要で
ある。必要であれば、軟質ダイヤフラム21−1や硬質
ディスク25−1に、銀及び/又は銅の鍍金、塗布、被
覆(コーティング)加工等の抗菌処理等をすることによ
り、抗菌性が向上し、異物、固形物、スケール堆積物、
ぬめり、水垢、糊状皮膜等が付着(成長)しにくくする
ことが可能である。
【0032】必要により、流出管路14−1の内周部に
流量制御用の流量調節部品56−1(例えば、カップ5
4−1、環状ディスク55−1等からなる。従来品で良
い。振動音防止等にはカップ54−1の外周部に水密パ
ッキン等を環装しても良い。)を設けても良い。又、流
出管路14−1の内周部でなく、流出口16−1の内周
部に設けても良い。又、不図示ではあるが、流出口16
−1の内周部には、該流量調節部品56−1の飛び出し
等を防止するために、支持材58等を挿入(圧入)して
も良いし、該弁本体17に一体成形しておいても良い。
【0033】さて、作用として、該ソレノイド47−1
に交流電流を流す(通常は交流100Vの電圧を印加し
励磁する。)と、該ソレノイド47−1の内側に設置さ
れた該ガイドケース40−1内の略中央部に該プランジ
ャ42−1が吸引されて、該パイロット・オリフィス
(弁座)31−1を閉鎖していた該パイロット弁(弁
体)41−1が離れる。そして、流入室13−1の水は
サイド・オリフィス22を通り背圧室34−1に流入
し、該パイロット・オリフィス31−1を通り、該流出
管路14−1、該流出口16−1に流出する。このとき
の流量は毎分500cc以上の流量(該流出口16−1
の口径等により大流量から小流量にコントロールでき
る。)である。
【0034】次に、該ソレノイド47−1に交流電流を
流すのを止める(通常は交流100Vの電圧を停電し消
磁する。)と、該コイルスプリング43−1により該プ
ランジャ42−1が定位に復帰し、該パイロット弁41
−1が該パイロット・オリフィス31−1を閉鎖して止
水される。
【0035】本発明の一実施例の洗濯機等の多連式電磁
給水弁10においては、従来の弁本体17、ガイドケー
ス40(40−1、40−2)、パイロット弁41(4
1−1、41−2)、プランジャ42(42−1、42
−2)、ソレノイド47(47−1、47−2)等がそ
のまま流用でき、ダイヤフラム弁B30−2に設けられ
た金属製平網29により、微少流量用流量調節部品56
−2が微細異物、微細固形物、スケール堆積物、ぬめ
り、水垢、糊状皮膜等による目詰まりを起こす可能性が
低くなり、所定の通水量が毎分500cc未満の微少流
量の給水信頼性、流量調節部品56や全自動乾燥洗濯機
等の乾燥機構部等に設けられる噴霧口の機能維持が期待
できる。そして、洗濯機等の電気制御系のハードウェア
(印刷配線基板)及び/又はソフトウェア(制御マイコ
ン等)を変更することなく、容易に従来弁との置換若し
くは部品(ダイヤフラム弁B30−2等)交換による改
善が可能である。
【0036】以上、本発明の好適な実施の形態について
述べてきたが、本発明は上述する実施の形態に限定され
るものでなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの組
合せ、改変等を施し得るのはもちろんである。例えば、
本発明の一実施例の洗濯機等の多連式電磁給水弁10に
おいては、常閉型としたが常開型としても良い。又、例
えば、ソレノイド47(47−1、47−2)には、通
常は、例えば、交流対地電圧300V以下で周波数50
Hz又は60Hzの一般用低圧の単相交流電源等を印加
するが、該単相交流電源を全波整流した電圧や、該単相
交流電源をAC−DC変換した直流電圧等を印加しても
良い。本発明においては、説明の一部に、銀及び/又は
銅という表現を採用したが、例えば、抗菌性金属添着合
成樹脂、銅銀合金、銅合金、抗菌性金属添着金属等も含
まれるものとする。又抗菌性金属においては銀、銅等が
有り、添着、添加、含有、コーティング、メッキ、蒸着
等の処理加工方法を問わないものである。
【0037】
【発明の効果】本発明の洗濯機等の多連式電磁給水弁に
おいては、毎分500cc未満の微少流量の給水を担当
する電磁給水弁ユニット(ユニットH)の微少流量の給
水信頼性、微少流量用流量調節部品の機能維持が期待で
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のパイロット弁方式の多連式
電磁給水弁のダイヤフラム弁Bを搭載するパイロット弁
直動方式の電磁給水弁ユニットの閉弁時における断面図
(図3のB−B断面図)である。
【図2】本発明の一実施例のパイロット弁方式の多連式
電磁給水弁のダイヤフラム弁Bを搭載するパイロット弁
直動方式の電磁給水弁ユニットの開弁時における断面図
(図3のB−B断面図)である。
【図3】従来及び本発明の一実施例のパイロット弁方式
の多連(2連)式電磁給水弁の平面図であり、図1及び
図2に係わるB−B断面位置を示す参考図である。
【図4】本発明の一実施例のパイロット弁方式の多連式
電磁給水弁のダイヤフラム弁Aを搭載する従来のパイロ
ット弁方式の電磁給水弁ユニットの閉弁時における断面
図(図5のA−A断面図)である。
【図5】従来及び本発明の一実施例のパイロット弁方式
の多連(2連)式電磁給水弁の平面図であり、図4に係
わるA−A断面位置を示す参考図である。
【符号の説明】
10…一実施例の多連(2連)式電磁給水弁、11…流
入口、12…流入管路、13…流入室、14…流出管
路、15…主弁座、16…流出口、17…弁本体、20
…内壁、30…ダイヤフラム弁(弁体)、33…液密パ
ッキン部、40…ガイドケース、41…パイロット弁
(弁体)、42…プランジャ、43…コイルスプリン
グ、44…銅線、45…円筒状のボビン、46…端子
片、47…ソレノイド、50…流入口用湾曲形メッシュ
フィルタ、51…カラー、52…環状ディスク(フロー
シート)、54…カップ、55…環状ディスク(フロー
シート)、56−1…流出管路/流出口用の中流量〜小
流量制御用流量調節部品、56−2…流出管路/流出口
用の微少流量用流量調節部品、57…流入口用の全流量
制御用流量調節部品、58…支持材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B155 AA17 BB19 FA29 HB05 HB12 MA01 MA02 3H056 AA03 BB41 CA08 CB03 CC02 CD06 GG05 3H066 AA01 BA38 3H106 DA07 DA13 DA23 DA35 DB02 DB12 DB23 DB32 DC02 DC17 DD03 EE42 KK07 KK09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網目が粗い湾曲形メッシュフィルタと全
    流量制御用の流量調節部品とを設けた流入口、流入管
    路、複数の流入室、複数の主弁座、複数の流出管路、複
    数の流出口、を一体成形した弁本体に、各々の該主弁座
    を閉鎖するように、軟質ダイヤフラムと硬質ディスクと
    からなり中突起部とサイド・オリフィスとを有するダイ
    ヤフラム弁A、又は、複数の貫通孔を有する軟質ダイヤ
    フラムと複数の貫通孔を有する硬質ディスクと両者の間
    に挟着される網目が細かい金属製平網とからなり中突起
    部を有するダイヤフラム弁B、を設置し、該弁本体に各
    々の該ダイヤフラム弁A又はダイヤフラム弁Bのダイヤ
    フラムの液密パッキン部を押圧するように各々のガイド
    ケースを押止め、各々の該ガイドケースの内周部には該
    ダイヤフラム弁A又はダイヤフラム弁Bの中突起部の略
    中央に設けられたパイロット・オリフィスが閉鎖される
    ように、パイロット弁が固定されたプランジャと、該プ
    ランジャを常時弾発付勢しているコイルスプリングを収
    納し、各々の該ガイドケースの外周部には各々のソレノ
    イドを設置して構成された複合型のパイロット弁方式の
    多連式電磁給水弁であって、少なくとも1つの該主弁座
    にはダイヤフラム弁Bを設置し、該ダイヤフラム弁Bの
    中突起部の外周部に水密パッキンを環装して微少流量用
    流量調節部品と共に当該主弁座の流出管路の内周部に挿
    入し、該ダイヤフラム弁Bの当該主弁座の開閉を無効と
    させてパイロット弁直動方式の電磁給水弁ユニットと
    し、他の該主弁座にはダイヤフラム弁Aを設置し、従来
    のパイロット弁方式の電磁給水弁ユニットとし、これら
    ユニットを組み合わせたことを特徴とする洗濯機等の多
    連式電磁給水弁。
  2. 【請求項2】 網目が粗い湾曲形メッシュフィルタと全
    流量制御用の流量調節部品とを設けた流入口、流入管
    路、複数の流入室、複数の主弁座、複数の流出管路、複
    数の流出口、を一体成形した弁本体に、各々の該主弁座
    を閉鎖するように、軟質ダイヤフラムと硬質ディスクと
    からなり中突起部とサイド・オリフィスとを有するダイ
    ヤフラム弁A、又は、複数の貫通孔を有する軟質ダイヤ
    フラムと複数の貫通孔を有する硬質ディスクと両者の間
    に挟着される網目が細かい金属製平網とからなり中突起
    部を有するダイヤフラム弁B、を設置し、該弁本体に各
    々の該ダイヤフラム弁A又はダイヤフラム弁Bのダイヤ
    フラムの液密パッキン部を押圧するように各々のガイド
    ケースを押止め、各々の該ガイドケースの内周部には該
    ダイヤフラム弁A又はダイヤフラム弁Bの中突起部の略
    中央に設けられたパイロット・オリフィスが閉鎖される
    ように、パイロット弁が固定されたプランジャと、該プ
    ランジャを常時弾発付勢しているコイルスプリングを収
    納し、各々の該ガイドケースの外周部には各々のソレノ
    イドを設置して構成された複合型のパイロット弁方式の
    多連式電磁給水弁であって、毎分500cc未満の微少
    流量の給水を担当する該主弁座にはダイヤフラム弁Bを
    設置し、該ダイヤフラム弁Bの中突起部の外周部に水密
    パッキンを環装して微少流量用流量調節部品と共に当該
    主弁座の流出管路の内周部に挿入し、該ダイヤフラム弁
    Bの当該主弁座の開閉を無効とさせてパイロット弁直動
    方式の電磁給水弁ユニットとし、毎分500cc以上の
    流量の給水を担当する該主弁座にはダイヤフラム弁Aを
    設置し、従来のパイロット弁方式の電磁給水弁ユニット
    とし、これらユニットを組み合わせたことを特徴とする
    洗濯機等の多連式電磁給水弁。
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