JP2002331160A - 遊技媒体評価装置 - Google Patents

遊技媒体評価装置

Info

Publication number
JP2002331160A
JP2002331160A JP2001138404A JP2001138404A JP2002331160A JP 2002331160 A JP2002331160 A JP 2002331160A JP 2001138404 A JP2001138404 A JP 2001138404A JP 2001138404 A JP2001138404 A JP 2001138404A JP 2002331160 A JP2002331160 A JP 2002331160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
game medium
evaluation
evaluation value
player
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001138404A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Masayuki Tsurumi
正行 鶴見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ace Denken KK filed Critical Ace Denken KK
Priority to JP2001138404A priority Critical patent/JP2002331160A/ja
Publication of JP2002331160A publication Critical patent/JP2002331160A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技者が遊技で獲得した遊技媒体を評価して、
遊技媒体に特典をつけるようにして、常連客の確保、売
上げの向上を図ることができる遊技媒体評価装置を提供
する。 【解決手段】遊技媒体評価装置200の評価値算出部2
10が、遊技機110のデータあるいは、その遊技機1
10で遊技した遊技者のデータの少なくとも一方に基づ
いて算出した評価値を勘案して遊技媒体を評価するよう
にし、遊技者が遊技媒体をその数に相当する景品などに
交換できるばかりでなく、遊技者にとって魅力のある特
典も得られるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機での遊技に
よって遊技者が獲得した遊技媒体を評価する遊技媒体評
価装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機での遊技において遊技者が
遊技媒体(遊技玉、メダル、コイン)を獲得すると、遊
技者は遊技媒体を景品交換所に直接持ち込んで、景品交
換所の遊技媒体計数機で遊技媒体の数を計数し、遊技媒
体を景品と交換していた。また、遊技機内の遊技媒体計
数機で遊技媒体を計数し、遊技媒体の数を書き込んだレ
シートが遊技機から発行され、遊技者は、そのレシート
を景品交換所に持ち込んで、遊技媒体を景品と交換して
いた。
【0003】一方、遊技者が遊技媒体を景品と交換しな
い場合に、その遊技媒体を遊技カードに対応付けて管理
し、遊技カードに対応付けて管理された遊技媒体を次回
以降の遊技に用いるようにしている。この遊技カードは
例えば遊技場内の発行装置で発行され、遊技機や玉貸機
のドライブ部に差し込んで用いられる。
【0004】すなわち、遊技者は、遊技媒体を景品と交
換する手段と、遊技カードに対応付けて管理する手段と
のどちらかを選ぶことができる。遊技媒体の一部を景品
と交換し、残りの遊技媒体を遊技カードに対応付けて管
理することもできる。
【0005】この遊技媒体は、どの遊技機で獲得された
ものか、あるいは、どの遊技者が獲得したものかに関係
なく、その遊技場で獲得されたものであれば、遊技機や
遊技者間で実質的な価値の差異はない。
【0006】一方、遊技場側としては、来店した遊技
者、例えば、遊技機に投入した金額の多いあるいは遊技
時間の長い遊技者に対し、何らかのサービスをして、遊
技場を繰り返し利用する常連客(リピータ)になっても
らえるよう努力し、売上げの向上を図っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、遊技場が行う遊技者に対するサー
ビスは、その基準が明確であるとはいえず、サービスの
内容が遊技者に十分理解されないため、遊技者にとって
十分に魅力のあるものでなく、そのようなサービスが常
連客の確保につながらないで、売上げの向上に十分に寄
与しないという問題点があった。
【0008】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、遊技者が遊技で獲得
した遊技媒体を評価して、遊技媒体に特典をつけるよう
にして、常連客の確保、売上げの向上を図ることができ
る遊技媒体評価装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]遊技機(110)での遊技によって遊技者が獲得
した遊技媒体を評価する遊技媒体評価装置において、前
記遊技機(110)のデータあるいは、該遊技機(11
0)で遊技した遊技者のデータの少なくとも一方に基づ
いて算出した評価値を勘案して前記遊技媒体を評価する
評価値算出部(210)を備えたことを特徴とする遊技
媒体評価装置。
【0010】[2]前記評価値算出部(210)は、所
定日の遊技機(110)のデータあるいは、所定期間の
遊技機(110)のデータの少なくとも一方に基づいて
前記評価値を算出するものであることを特徴とする
[1]に記載の遊技媒体評価装置。
【0011】[3]前記評価値算出部(210)は、所
定日の遊技者のデータあるいは、所定期間の遊技者のデ
ータの少なくとも一方に基づいて前記評価値を算出する
ものであることを特徴とする[1]に記載の遊技媒体評
価装置。
【0012】[4]前記評価値あるいは、前記遊技媒体
の評価を表示する表示部(220)を備えたことを特徴
とする[1]または[2]に記載の遊技媒体評価装置。
【0013】[5]前記遊技媒体評価装置は、遊技媒体
計数機あるいは遊技機(110)の発券した遊技媒体の
数が書き込まれたレシートの情報を読み取るレシート読
取装置と、遊技場内に設置されたコンピュータとをつな
ぎ、遊技機(110)ごとの情報を収集、蓄積、分析可
能な景品管理装置(160)に内蔵され、前記景品管理
装置(160)を含む管理装置は、前記遊技媒体の数、
前記評価値あるいは前記遊技媒体の評価を遊技カードに
対応付けて管理する機能を有し、前記景品管理装置(1
60)は、前記遊技カードを発行するものであることを
特徴とする[1]、[2]、[3]または[4]に記載
の遊技媒体評価装置。
【0014】[6]遊技機(110)での遊技によって
遊技者が獲得した遊技媒体の数が対応付けられた遊技カ
ードの発行方法において、遊技媒体計数機あるいは遊技
機(110)は、前記遊技媒体の数が書き込まれたレシ
ートを発券し、景品管理装置(160)は、前記レシー
トの情報を読み取るレシート読取装置と、前記遊技場内
に設置されたコンピュータとをつなぎ、遊技機(11
0)ごとの情報を収集、蓄積、分析する端末であり、前
記景品管理装置(160)に内蔵された前記遊技媒体評
価装置は前記評価値を算出し、かつ、前記遊技媒体の評
価をし、前記景品管理装置(160)を含む管理装置
は、前記遊技媒体の数、前記評価値あるいは前記遊技媒
体の評価を遊技カードに対応付けて管理し、前記景品管
理装置(160)は前記遊技カードを発行することを特
徴とする遊技カードの発行方法。
【0015】次に、前記各項に記載された発明の作用に
ついて説明する。遊技場での遊技によって遊技の終了時
に遊技者が遊技媒体を獲得していると、その遊技媒体の
数を計数機で計数し、計数機の発券した、遊技媒体の数
の書き込まれたレシートを景品交換所に持ち込み、遊技
媒体を一般景品や換金用の景品と交換しようとする。
【0016】この景品交換時に、遊技媒体評価装置の評
価値算出部(210)は、遊技機(110)のデータあ
るいは、遊技機(110)で遊技した遊技者のデータの
少なくとも一方に基づいて算出した評価値を勘案し、遊
技媒体を評価する。この遊技機(110)のデータや遊
技者のデータは、レシートの例えば発券番号に対応付け
られて遊技場のホストコンピュータなどに記録されてい
る。ここで、評価値とは、遊技媒体の評価値であっても
よく、遊技機や遊技者の評価値であってもよい。
【0017】遊技媒体の評価がなされない場合には、遊
技媒体はその数に相当する景品と交換されるが、遊技媒
体が高い評価を得る場合には、遊技媒体はその数以上に
相当する景品と交換され、評価された遊技媒体を通じて
遊技者に特典が付与されることになる。
【0018】評価値算出部(210)が評価値を算出す
る上で勘案すべきものとしては、遊技機(110)のデ
ータあるいは遊技者のデータの少なくとも一方である。
遊技機(110)のデータとして例えば、遊技媒体の売
上げ数の多い遊技機(110)のデータに対する評価値
を評価値算出部(210)は高く算出する。また、遊技
者のデータとして例えば、遊技機(110)に投入した
金額の多いあるいは遊技時間の長い遊技者のデータに対
する評価値を評価値算出部(210)は高く算出する。
【0019】それにより、遊技者は、単に、遊技媒体の
数に相当する景品と交換できるばかりでなく、遊技媒体
の評価という特典も得られるようになり、その特典は、
遊技者の投入金額の一部を遊技者に還元するような形に
なり、遊技者にとって十分に魅力のあるもので、常連客
の確保につながる。一方、遊技場側も常連客が増えて、
売上げの向上になる。
【0020】評価値算出部(210)が評価値を算出す
る上で勘案すべきものとしては、所定日の遊技機(11
0)のデータあるいは、所定期間の遊技機(110)の
データの少なくとも一方である。所定日としては、例え
ば遊技場の売上げの落ちる曜日や給与日前日などのサー
ビス日である。所定期間としては、例えば新装開店期間
やキャンペーン期間である。
【0021】また、所定日の遊技者のデータあるいは、
所定期間の遊技者のデータの少なくとも一方も評価値を
算出する上で勘案される。評価値算出部(210)が算
出する評価値や遊技媒体の評価は、表示部(220)に
よって表示され、遊技者等に示される。表示される評価
値などは、算出値そのものであってもよく、算出値を段
階的にランク付けしたものであってもよい。
【0022】このような遊技媒体評価装置は、遊技媒体
計数機あるいは遊技機(110)の発券した遊技媒体の
数が書き込まれたレシートの情報を読み取るレシート読
取装置と、遊技場内に設置されたコンピュータとをつな
ぎ、遊技機(110)ごとの情報を収集、蓄積、分析可
能な例えばポス端末(POS)である景品管理装置(1
60)に内蔵されている。
【0023】ポス端末である景品管理装置(160)
は、景品交換所に置かれ、それに内蔵される遊技媒体評
価装置がレシートの情報を読み取って、一般景品や換金
用の景品の交換に供するものであるが、遊技者が遊技媒
体を景品と交換することを望まない場合には遊技カード
を発行する。また、景品管理装置(160)を含む管理
装置は、この遊技カードに対応付けて、遊技媒体の数の
他に、評価値あるいは、遊技媒体の評価を管理する。
【0024】それにより、その遊技カードに対応付けら
れた遊技媒体を使用して遊技者が再び遊技可能になり、
景品交換可能になる。また、遊技カードに対応付けられ
た遊技媒体を換金用の景品に交換して、その景品を景品
買取所に持ち込んで間接的に換金可能になることはいう
までもなく、遊技カードに対応付けられた遊技媒体を直
接的に換金可能にしてもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を説明する。図1は景品交換所、換金所、カード
発行所においてそれぞれ行われる遊技カードの管理シス
テムの構成を示している。本システムは、景品管理装置
(ポス端末)、換金装置および、遊技カードの発行装置
を主要部とするものである。各装置は通信回線を通じて
互いに情報の授受が可能になっている。
【0026】本遊技カードは、磁気記録カードやICカ
ード等のカードであり、カード番号(識別番号)を記録
可能なものであり、パチンコ玉、メダルあるいはコイン
である遊技媒体の数などの情報の他に、遊技媒体の評価
の情報が対応付けられるものである。
【0027】また、遊技カードに、遊技場の発行する顧
客カードや会員カードあるいは、遊技場で販売されるプ
リペイドカードを用いてもよい。ここで、遊技媒体の評
価とは、遊技媒体の直接的な評価ばかりでなく、遊技
機、遊技場、遊技者などを介した間接的な評価も含まれ
る。
【0028】遊技場10には、パチンコ機などの遊技機
110が多数配置されるとともに遊技機110にはそれ
ぞれ遊技媒体貸機120が並設されている。遊技場10
にはLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等のネ
ットワーク130が敷設してあり、台コントローラや島
コントローラを通じて遊技機110や遊技媒体貸機12
0が当該ネットワークに接続されている。このネットワ
ーク130には、ホールコンピュータとしての管理装置
140、計数機150、POS端末としての機能を有す
る景品管理装置160、プリンタ171等が接続されて
いる。
【0029】遊技媒体貸機120は、パチンコ機やスロ
ットマシンなどの遊技機110で遊技を行うために用い
るパチンコ玉やメダルなどの遊技媒体を貸し出す装置で
あり、現金の投入によって遊技媒体を貸し出すほか、遊
技カードを用いて遊技媒体を貸し出すことが可能になっ
ている。また遊技媒体貸機120は、遊技機110と協
働することにより、遊技媒体を計数する機能を果たす。
【0030】すなわち、遊技機110に設けられている
図示省略の精算ボタンを遊技者が押下すると、遊技者の
獲得した遊技媒体の数を計数し、その遊技媒体の数を記
録したレシートあるいはカードを発券する機能を有して
いる。遊技機110は、遊技機110に実際に投入され
た玉数である投入玉数、遊技機110の稼働率、アウト
玉に対してどれぐらいのセーフ玉があるかを数字で表し
た出玉率など遊技機に関する各種のデータ(遊技機のデ
ータ)を管理装置140へ送信し、遊技媒体貸機120
は、遊技媒体の貸し出しに関する売上玉数のデータ(遊
技機のデータ)を管理装置140へ送信する機能を有し
ている。また遊技機110は遊技者の遊技時間、遊技媒
体貸機120は、遊技者の遊技機110に投入した金額
のデータ(遊技者のデータ)を管理装置140へ送信す
る機能を有している。
【0031】管理装置140は、店内に設置した遊技機
110、遊技媒体貸機120、景品管理装置160など
の遊技装置を統括管理するホールコンピュータとしての
機能を果たすものであり、遊技機110や遊技媒体貸機
120など各種の遊技装置から送られてくる情報を受信
して処理する。また設定変更などの指示を遊技装置へ送
信する機能を有している。管理装置140は、これら遊
技に関するデータを所定のデータベースに蓄積し管理す
る機能を有する。
【0032】また管理装置140は、モデム141およ
び所定の通信回線を通じて第2の管理機関30に配置さ
れた装置と接続され、各種の情報の送受信を行うように
なっている。また、カード発行所に配置された遊技カー
ドの発行装置400も、所定の通信回線を通じて第2の
管理機関30の装置と接続され、各種の情報の送受信を
行うようになっている。さらに、換金場所に配置された
換金装置80も、所定の通信回線を通じて第2の管理機
関30の装置と接続され、各種の情報の送受信を行うよ
うになっている。
【0033】遊技カードの発行装置400は、投入金額
に応じた遊技カードを発行するもので、書き込み部40
1および表示部402を備えている。書き込み部401
は、遊技カードの発行に伴って遊技カードに新たなカー
ド番号(識別番号)を書き込む。また、遊技カードの発
行日に応じた評価値を勘案して投入金額から遊技媒体の
数を換算し、遊技媒体の数は、遊技カードと対応付けら
れて、第2の管理装置30に送られ、第2の管理機関3
0のデータベース32に蓄積され管理される。
【0034】評価値は遊技カードの発行日に応じたもの
ばかりでなく、遊技機の機種ごとあるいは、遊技場ごと
に応じたものであってもよい。この評価値は所定日ある
いは所定期間毎に変動するものである。
【0035】また、表示部402にはその発行日の評価
値(遊技機または遊技場に基づく評価値)が表示され、
遊技カード購入時の参考になるようになっている。遊技
機または遊技場を選択し、投入金額を決定すると、表示
部402に遊技媒体の数が表示され、確定操作により、
発行される遊技カードに遊技媒体および評価値が対応付
けられて管理されるようになる。
【0036】遊技カードの発行装置400は、使用済み
の遊技カードである使用済カードの再利用が可能なもの
である。すなわち、遊技カードの発行装置400は、使
用済カードを投入可能なものである。カードの投入時あ
るいは発行時に使用済カードのカード番号(識別番号)
が初期化され、あるいは新たなカード番号(識別番号)
に書き換えられ、販売に供される。
【0037】計数機150は、遊技者が獲得したパチン
コ玉やメダルなどの遊技媒体の数を計数する装置であ
り、計数した遊技媒体の数を記録したレシートを発券し
たり、計数した遊技媒体の数を管理装置140にネット
ワーク130を通じて送信する機能を有している。
【0038】景品管理装置160は、レシートに記録さ
れている遊技媒体あるいは、遊技カードに対応付けられ
て管理されている遊技媒体をその数に対応する景品に交
換するための装置である。景品管理装置160は、遊技
者が遊技媒体を一般景品と交換することを希望する場合
には、その交換処理を行い、換金を希望する場合には、
遊技者が既に有する遊技カードあるいは新たに発行する
遊技カードに対応付けて今回の遊技媒体の数を加算する
加算処理を行う。交換処理あるいは加算処理の際には、
レシート等が真正なものであるか否かを調べるために計
数機150あるいは管理装置140へ所定の問い合わせ
を行い、データ照合を行うようになっている。
【0039】さらに、景品管理装置160は、遊技媒体
を評価するための遊技媒体評価装置200を有してい
る。本実施の形態では遊技媒体評価装置200は景品管
理装置160に内蔵されているが、ネットワーク130
を通じて景品管理装置160と接続されていてもよい。
【0040】遊技媒体評価装置200は、遊技機110
のデータあるいは、遊技機110で遊技した遊技者のデ
ータの少なくとも一方に基づいて算出した評価値を勘案
して遊技媒体を評価する評価値算出部210および、評
価値や遊技媒体の評価を表示するための表示部220を
備えている。本実施の形態では、評価値は、評価値算出
部210の算出した算出値から基準値を減算した減算値
であり、また、遊技媒体の評価は、前記減算値が属する
ランクである。例えばA〜Dの4つのランクが設定され
ている。
【0041】評価値や遊技媒体の評価は前述したものに
限らない。例えば、評価値は前記算出値を基準値で除し
た数値であってもよく、遊技媒体の評価は前記ランクで
なく、評価値と同じものであってもよい。さらに、評価
値を算出する際に用いられる遊技機のデータや遊技者の
データは前述したものに限定されない。
【0042】また、遊技媒体評価装置200は常時動作
するものとは限らず、所定日や所定期間に限定して動作
するものであり、遊技媒体評価装置200の評価値算出
部210は、所定日や所定期間の遊技機のデータあるい
は遊技者のデータに基づいて評価値を算出する。
【0043】第2の管理機関30は、管理装置140と
は別に遊技カードを管理する機関であり、第2の管理機
関30の管理装置31は、遊技カードに対応付けて遊技
媒体の数を記録して管理したり、使用の履歴を記録して
管理する機能を備えている。特に、管理装置140から
通知された情報に基づいてカード番号毎に遊技媒体の数
を記憶してその履歴を管理する遊技媒体数管理機能と、
そのカード番号に対応付けて管理している遊技媒体の数
に応じた評価または評価値を管理する機能を有してい
る。
【0044】本遊技カードは、スーパーマーケットやコ
ンビニエンスストア40、金融機関の支店や街頭に設置
された換金装置80を用いて、遊技媒体の一部または全
部を換金可能なカードである。遊技カードにはカード番
号(識別番号)が記録されている。換金装置80は所定
の通信回線で管理装置31と接続され、評価値などの各
種情報を管理装置31からダウンロードする一方、換金
結果(遊技媒体の残数)を管理装置31にアップロード
する。
【0045】また、換金装置80は、遊技者が遊技媒体
の一部を換金した場合には、利用者に戻すべく遊技カー
ドを排出する一方、遊技者が遊技媒体の全部を換金した
場合には、遊技カードを回収するものである。回収され
た遊技カードは、使用済カードとなって、遊技カードの
発行装置400に投入される。
【0046】換金装置80は、換算部81および表示部
82を備えている。換算部81は、遊技カードに対応付
けて管理されている評価値を勘案して、同じく、遊技カ
ードに対応付けて管理されている遊技媒体の数に応じた
金額を換算するものである。表示部82は、評価値や払
出可能な金額などを表示する。
【0047】次に作用を説明する。遊技場での遊技によ
って遊技の終了時に遊技者が遊技媒体を獲得している
と、その遊技媒体の数を計数機150で計数し、計数機
150の発券した、遊技媒体の数の記録されたレシート
を景品交換所に持ち込み、遊技媒体を一般景品や換金用
の景品と交換しようとする。遊技者が景品交換しない場
合には、遊技カードに対応付けて遊技媒体を管理してお
く。
【0048】遊技者が遊技カードを既に所有している場
合には、獲得した遊技媒体は遊技者所有の遊技カードに
対応付けて管理され、遊技カードを所有していない場合
には、獲得した遊技媒体は新たに発行された遊技カード
に対応付けられて管理される。
【0049】遊技者が景品交換する時に、遊技媒体評価
装置200の評価値算出部210は、遊技機110のデ
ータあるいは、遊技機110で遊技した遊技者のデータ
の少なくとも一方に基づいて算出した評価値を勘案し、
遊技媒体を評価する。この遊技機110のデータや遊技
者のデータは、レシートの例えば発券番号に対応付けら
れて遊技場のホストコンピュータに記録されている。
【0050】遊技媒体の評価がなされない場合には、遊
技媒体はその数に相当する景品と交換されるが、遊技媒
体が高い評価を得る場合には、遊技媒体はその数以上に
相当する景品と交換され、高く評価された遊技媒体を通
して遊技者に特典が付与されることになる。
【0051】評価値算出部210が評価値を算出する上
で勘案すべきものとしては、遊技機110のデータある
いは遊技者のデータの少なくとも一方である。遊技機1
10のデータとして例えば、遊技媒体の売上げ数の多い
遊技機110のデータに対する評価値を評価値算出部2
10は高く算出する。また、遊技者のデータとして例え
ば、遊技機110に投入した金額の多いあるいは遊技時
間の長い遊技者のデータに対する評価値を評価値算出部
210は高く算出する。
【0052】それにより、遊技者は、単に、遊技媒体の
数に相当する景品と交換できるばかりでなく、遊技媒体
の評価という特典も得られるようになり、その特典は、
遊技者の投入金額の一部を遊技者に還元するような形に
なり、遊技者にとって十分に魅力のあるもので、常連客
の確保につながる。一方、遊技場側も常連客が増えて、
売上げの向上になる。
【0053】評価値算出部210が評価値を算出する上
で勘案すべきものとしては、所定日の遊技機110のデ
ータあるいは、所定期間の遊技機110のデータの少な
くとも一方である。所定日としては、例えば遊技場の売
上げの落ちる曜日や給与日前日などのサービス日であ
る。所定期間としては、例えば新装開店期間やキャンペ
ーン期間である。
【0054】また、所定日の遊技者のデータあるいは、
所定期間の遊技者のデータの少なくとも一方も評価値を
算出する上で勘案される。評価値算出部210が算出す
る評価値や遊技媒体の評価は、表示部220によって表
示され、遊技者等に示される。表示される評価値など
は、算出値そのものであってもよく、算出値を段階的に
ランク付けしたものであってもよい。
【0055】このような遊技媒体評価装置200は、遊
技媒体計数機あるいは遊技機110の発券した遊技媒体
の数が書き込まれたレシートの情報を読み取るレシート
読取装置と、前記遊技場内に設置されたコンピュータと
をつなぎ、遊技機110ごとの情報を収集、蓄積、分析
可能なポス端末である景品管理装置160に内蔵されて
いる。
【0056】ポス端末である景品管理装置160は、景
品交換所に置かれ、それに内蔵される遊技媒体評価装置
200がレシートの情報を読み取って、一般景品や換金
用の景品の交換に供するものであるが、遊技者が遊技媒
体を景品と交換することを望まない場合には遊技カード
を発行する。また、景品管理装置160を含む管理装置
は、この遊技カードに対応付けて、遊技媒体の数の他
に、評価値あるいは、遊技媒体の評価を管理する。
【0057】このように、遊技者が遊技で獲得した遊技
媒体が遊技カードに対応付けて管理されることにより、
遊技媒体を用いて再び遊技可能であり、遊技媒体を景品
と交換可能であり、さらに、遊技媒体を換金可能であ
る。
【0058】遊技カードに対応付けて管理されている遊
技媒体を換金する場合について説明する。遊技者が遊技
カードを投入すると、換金装置80の換算部81が、評
価値を勘案して、遊技媒体に代えて払い出すべき金額を
換算する。このとき、評価値は、表示部82によって表
示され、遊技者等に示される。
【0059】遊技媒体の換金においても、遊技媒体が高
い評価を得る場合には、遊技媒体はその数以上に相当す
る金額と換金され、評価された遊技媒体を通じて遊技者
に特典が付与されることになる。この特典は遊技者にと
って十分に魅力のあるもので、常連客の確保や常連客が
増えて、遊技場側の売上げが向上する。
【0060】また、換金装置80は、前記遊技カードが
投入されると、評価値を外部の管理装置30からダウン
ロードし、また、遊技カードによる遊技媒体の残数など
の換金結果を外部の管理装置30にアップロードする。
【0061】換金装置80は、遊技カードに対応付けら
れて管理される遊技媒体の一部を換金する場合に、投入
された遊技カードを排出して遊技者に戻す一方、遊技媒
体の全部を換金する場合に、投入された遊技カードを回
収して遊技者に戻さないようにする。遊技カードを遊技
者に戻すことにより、その遊技カードに対応付けられて
管理される残りの遊技媒体を使用して遊技者が再び遊技
可能になる。また、残りの遊技媒体を再び換金できるこ
とはいうまでもない。また、回収された遊技カード(使
用済カード)は遊技カード発行装置400に投入され、
再利用可能になる。
【0062】このような遊技カードの発行について説明
する。発行装置400は遊技媒体の所定数を対応付ける
とともに、遊技機110あるいはその遊技機110の設
置された遊技場に基づいた評価値を対応付けた遊技カー
ドを発行する。表示部402にはその発行日の評価値
(遊技機または遊技場に基づく評価値)が表示され、遊
技カード購入時の参考になっている。
【0063】遊技カードの発行時に、発行装置400の
書き込み部410は、遊技カードに新たなカード番号
(識別番号)を書き込む。遊技カードの発行後、遊技媒
体の所定数はカード番号(識別番号)に対応付けられて
管理装置31で管理される。遊技場を2以上選択するこ
とで、発行される遊技カードの1枚に2以上の遊技場で
遊技可能な遊技媒体がそれぞれ対応付けられて管理され
る場合もある。
【0064】遊技機110等に基づいた評価値を対応付
けた遊技カードの発行により、例えば、出玉率が低めの
人気の高くない遊技機110であっても、その遊技機1
10に対応する評価値が高ければ、その遊技機110の
遊技で獲得する遊技媒体は少なめになるが、高い評価値
で補填されるので、その遊技機110で遊技しようとす
る者が増え、遊技機110の機種に関係なく所定の稼働
率を維持することができる。また、遊技場に基づいた評
価値が高ければ、設置されている遊技機110の機種に
関係なく遊技場の来客数を増やすことができる。
【0065】また、発行装置400が遊技機110の機
種ごとあるいは、遊技場ごとの評価値を対応付けた遊技
カードを発行する。例えば、遊技場内の各遊技機110
の機種ごとに異なる評価値をそれぞれ対応付けた遊技カ
ードを発行してもよい。また、出玉率の低めの特定の遊
技機110の機種のみに高い評価値を対応付けた遊技カ
ードを発行するようにしてもよい。
【0066】さらに、換金装置80に投入され、換金後
に管理されるべき遊技媒体の残数がなく回収された使用
済カードについて説明する。このような使用済カードが
発行装置400に投入されると、使用の可否を検査し、
使用可能なものは貯留しておき、使用不能なものは廃棄
する。このような遊技カードにおいても、投入金額に応
じた所定数の遊技媒体を対応付けるとともに、評価値を
対応付けた遊技カードを発行する。このとき、新たなカ
ード番号(識別番号)が書き込まれる。使用済カードの
回収時にカード番号を消去してもよく、新たなカード番
号を書き込んでも良い。消去されたカード番号および、
新たに書き込まれたカード番号は、管理装置31に通知
され管理される。
【0067】また、遊技に使用され、遊技媒体が対応付
けられた遊技カードが発行装置400に投入され、換金
が要求される場合がある。発行装置400の換算部は、
このとき、遊技機110、遊技場あるいは遊技者に基づ
いた評価値を勘案して、遊技媒体に代えて払い出すべき
金額を換算する。評価値が勘案されることで、遊技媒体
に代わる利益ばかりでなく、遊技媒体を介して評価値で
ある利益が遊技者に付与される。
【0068】また実施の形態では、本発明をパチンコ遊
技機について説明したが、プログラム制御される、スマ
ートボールゲーム機、アレンジボールゲーム機といった
遊技機にも同様に本発明を適用することができる。この
ような各場合においても、上記実施の形態と同様な効果
が奏される。
【0069】また、前記評価値は、遊技機110や遊技
場の各種のデータに基づいて算出されるものであるが、
遊技場が自らが設定あるいは申請したものでもよい。す
なわち、遊技場は、稼働率が高くなく人気の低迷する遊
技機の機種の評価値を高めに設定あるいは申請するよう
にしてもよい。管理装置31は、そのように設定あるい
は申請された評価値を管理する。
【0070】また、実施の形態では、遊技場とは別の管
理機関30内、換金所および、カード発行所に管理装置
31、換金装置80および、遊技カードの発行装置40
0をそれぞれ設けたものを示したが、図2に示すよう
に、管理装置31、換金装置80および、発行装置40
0の全部を遊技場内に設けても良い。このとき、管理装
置31は管理装置140であってもよい。
【0071】なお、実施の形態では、管理装置31が遊
技媒体を遊技カードに対応付けて管理するようにした
が、遊技媒体を遊技カードに直接記録するようにしても
よい。
【0072】また遊技媒体の数を管理機関30に通知す
るほか、遊技カード自身にも記録して更新するもので
は、たとえば、オフラインで遊技媒体の数の確認等を行
うことが可能になり、利便性を高めることができる。
【0073】
【発明の効果】本発明にかかる遊技媒体評価装置によれ
ば、遊技者が遊技で獲得した遊技媒体を評価して、遊技
媒体に特典をつけるようにしたので、遊技者は、単に、
遊技媒体の数に相当する景品と交換できるばかりでな
く、遊技者にとって魅力のある特典も得られるようにな
り、一方、遊技場側も常連客が増えて、売上げを向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す遊技媒体評価装置
を含む遊技カードの管理システムの機能ブロック図であ
る。
【図2】同じく、遊技カードの管理システムの他の例を
示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
10…遊技場 30…第2の管理機関 31…管理装置 32…データベース 80…換金装置 81…換算部 82…表示部 110…遊技機 120…遊技媒体貸機 130…ネットワーク 140…管理装置 150…計数機 160…景品管理装置 171…プリンタ 200…遊技媒体評価装置 210…評価値算出部 220…表示部 400…遊技カードの発行装置 401…書き込み部 402…表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技機での遊技によって遊技者が獲得した
    遊技媒体を評価する遊技媒体評価装置において、 前記遊技機のデータあるいは、該遊技機で遊技した遊技
    者のデータの少なくとも一方に基づいて算出した評価値
    を勘案して前記遊技媒体を評価する評価値算出部を備え
    たことを特徴とする遊技媒体評価装置。
  2. 【請求項2】前記評価値算出部は、所定日の遊技機のデ
    ータあるいは、所定期間の遊技機のデータの少なくとも
    一方に基づいて前記評価値を算出するものであることを
    特徴とする請求項1に記載の遊技媒体評価装置。
  3. 【請求項3】前記評価値算出部は、所定日の遊技者のデ
    ータあるいは、所定期間の遊技者のデータの少なくとも
    一方に基づいて前記評価値を算出するものであることを
    特徴とする請求項1に記載の遊技媒体評価装置。
  4. 【請求項4】前記評価値あるいは、前記遊技媒体の評価
    を表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の遊技媒体評価装置。
  5. 【請求項5】前記遊技媒体評価装置は、遊技媒体計数機
    あるいは遊技機の発券した遊技媒体の数が書き込まれた
    レシートの情報を読み取るレシート読取装置と、遊技場
    内に設置されたコンピュータとをつなぎ、遊技機ごとの
    情報を収集、蓄積、分析可能な景品管理装置に内蔵さ
    れ、 前記景品管理装置を含む管理装置は、前記遊技媒体の
    数、前記評価値あるいは前記遊技媒体の評価を遊技カー
    ドに対応付けて管理する機能を有し、 前記景品管理装置は、前記遊技カードを発行するもので
    あることを特徴とする請求項1、2、3または4に記載
    の遊技媒体評価装置。
  6. 【請求項6】遊技機での遊技によって遊技者が獲得した
    遊技媒体の数が対応付けられた遊技カードの発行方法に
    おいて、 遊技媒体計数機あるいは遊技機は、前記遊技媒体の数が
    書き込まれたレシートを発券し、 景品管理装置は、前記レシートの情報を読み取るレシー
    ト読取装置と、前記遊技場内に設置されたコンピュータ
    とをつなぎ、遊技機ごとの情報を収集、蓄積、分析する
    端末であり、 前記景品管理装置に内蔵された前記遊技媒体評価装置は
    前記評価値を算出し、かつ、前記遊技媒体の評価をし、 前記景品管理装置を含む管理装置は、前記遊技媒体の
    数、前記評価値あるいは前記遊技媒体の評価を遊技カー
    ドに対応付けて管理し、 前記景品管理装置は前記遊技カードを発行することを特
    徴とする遊技カードの発行方法。
JP2001138404A 2001-05-09 2001-05-09 遊技媒体評価装置 Pending JP2002331160A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001138404A JP2002331160A (ja) 2001-05-09 2001-05-09 遊技媒体評価装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001138404A JP2002331160A (ja) 2001-05-09 2001-05-09 遊技媒体評価装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002331160A true JP2002331160A (ja) 2002-11-19

Family

ID=18985348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001138404A Pending JP2002331160A (ja) 2001-05-09 2001-05-09 遊技媒体評価装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002331160A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5401680B2 (ja) 遊技場管理システム及び遊技場管理方法
JP6327793B2 (ja) 遊技管理システム及び遊技管理方法
JP3862312B2 (ja) 遊技用装置
JP5970332B2 (ja) 景品交換管理システム
JP5021340B2 (ja) 遊技場用管理システム
JP2001276395A (ja) 景品交換システム、景品交換方法及び景品交換システム用制御装置
JP2003334374A (ja) 遊技用システム
JP2014083180A (ja) 遊技場用システム
JP7128935B2 (ja) 遊技用システム及びプログラム
JP2003181116A (ja) 遊技用システム
JP3752294B2 (ja) 遊技用装置
JP3048302B2 (ja) カード使用の遊技システム
JP5580176B2 (ja) 遊技場用システム
JP2002331155A (ja) 遊技カードの発行装置
JP2002331160A (ja) 遊技媒体評価装置
JP2001096054A (ja) 再プレー方式
JP2002331161A (ja) 換金装置
JPH11235463A (ja) Icカードを利用した遊技場の管理システム
JP2002041705A (ja) 勝負情報管理システム
JPH0671036A (ja) 遊技用システム
JPH0671039A (ja) 遊技用システム
JP2002078937A (ja) 遊技場の統合管理方法および遊技場の統合管理プログラムを記録した記録媒体
JP3076253B2 (ja) パチンコ玉管理システム
JP2023148369A (ja) 遊技場用システム
JPH0938306A (ja) 遊技用装置