JP2002331087A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002331087A
JP2002331087A JP2002135536A JP2002135536A JP2002331087A JP 2002331087 A JP2002331087 A JP 2002331087A JP 2002135536 A JP2002135536 A JP 2002135536A JP 2002135536 A JP2002135536 A JP 2002135536A JP 2002331087 A JP2002331087 A JP 2002331087A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、遊技機に於ける大当たり等を生起
する確率を報知することによって、遊技者に興味を与え
るものである。 【解決手段】 本発明は、特定入賞口3に入った遊技球
が、特別入賞口103か普通入賞口102の何れかに導
かれる特別選別体101を有し、特定入賞口3に入った
遊技球を第1検出器5で検出すると、前記特別選別体1
01の凹部の位置を知り、その位置、及び、遊技球が第
1検出器5から特別選別体101に到るまでに要する所
要時間によって、第1検出器5で検出の遊技球が、特別
入賞口103に入賞する確率を算出して、報知手段Hで
報知するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に於ける大
当たり等を生起する確率を報知することに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機は、ゲームの趣向を向上さ
せるために、多数の釘で誘導された遊技球が特定入賞口
に導かれた後、例えば回転する遊技球振分器を介して一
定の割合で、特別入賞口に入賞すると、大当たりとして
取り扱っている。そして、この入賞球に対して、抽選手
段を介して、大当たり(特別遊技状態)に於ける、遊技
者に有利な多量の賞品球の払出を可能にする「ラウンド
数」の選定を行っている。尚、このラウンド数は、大入
賞口の扉が所定時間、開成状態を維持するが、入賞球の
数が所定数になったとき閉成する操作を1ラウンドと称
する回数のことであり、例えば、5ラウンド、10ラウ
ンド、15ラウンドの何れかが選定されるので、遊技者
は、多いラウンド数が選定されることを望む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した様に、特定入
賞口からの遊技球は、遊技球振分器を介して特別入賞口
に導かれるか否か、即ち、遊技者に有利な大当たり等が
生起するか否かに関する情報は遊技者に知らされていな
い。そこで、本発明は、遊技球が特定入賞口に入賞した
タイミングによって、遊技球振分器を介して、特別入賞
口に導かれる確率の予測を報知し、従来にない、遊技の
面白味を発揮する遊技機を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の遊技機は、特
定入賞口に入った遊技球が、特別入賞口か普通入賞口の
何れかに導かれる特別選別体を有し、前記特別入賞口に
入賞することによって、遊技者に有利となる遊技機であ
る。そして、特定入賞口に入った遊技球を第1検出器で
検出すると、特別選別体の位置を知り、その位置、及
び、遊技球が第1検出器から特別選別体に到るまでに要
する所要時間によって、第1検出器で検出の遊技球が特
別入賞口に入賞する確率を算出して、報知手段で報知す
るものである。即ち、第1検出器で遊技球を検出する
と、遊技球が第1検出器から特別選別体迄に要する所要
時間によって、特別選別体を介して特別入賞口か普通入
賞口の何れに入賞するかが予測できる。尚、特別入賞口
と普通入賞口は、第1振分器10に対しては出口35、
33、第2振分器15に対しては出口55、42が対応
可能である。前記のように、第1検出器で遊技球を検出
すると、遊技者に有利となる予測値(確率)を報知手段
で報知するので、興趣の向上を図ることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1(正面図)は遊技機としての
パチンコ機であり、発射装置のハンドル82の操作によ
り、遊技球が供給皿86からの1球毎、供給され、遊技
盤に垂直に取り付けてある所定幅の薄板で製作の内レー
ル83aと外レール83bで形成する遊技領域89に発
射する。又、内レール83aの下部には、前記発射され
た遊技球のうち、入賞しなかった遊技球を受け入れるア
ウト口85が形成してある。又、遊技領域89の左右端
には、サイドランプ88が備えてある。前記供給皿86
の下には貯留皿87が配設してあって、供給皿86が満
杯となったときオーバーフローした賞品球を貯留する。
【0006】遊技領域89には、入賞すると所定個数の
賞品球の払出を行う入賞口91a、91b、94bや、
遊技球が後述する特別入賞装置Lにおける特定入賞口3
(3a、3b、3c)に入賞し易く、開閉扉4を開成状
態にする装置入賞口94aが配置してある。また、前記
特別入賞装置Lの下部には、遊技者に有利な大当たり
(特別遊技状態)が生起したときの価値として、大入賞
口の大扉90aを開成して、多量の賞品球の払い出しを
可能にする大入賞器90が配置してある。
【0007】尚、この特別遊技状態が生起したときに
は、予め設定された複数種の遊技価値があり、価値抽選
手段によって選定される。この遊技価値として、ラウン
ド数があり、このラウンド数は、大入賞口の大扉90a
が所定時間、開成状態を維持するが、入賞球の数が所定
数になったとき閉成する操作を1ラウンドと称する回数
のことであり、例えば、5ラウンド、10ラウンド、1
5ラウンドの何れかが、本実施例では設定してある。
尚、この遊技価値は、遊技機の形式によって異なること
は言うまでもない。
【0008】次に、遊技領域89の中央に配設の特別入
賞装置Lについて図面を参照して説明する。図2は特別
入賞装置Lの正面図、図3は図2のA〜A断面図、図4
は図3のB〜B矢視図、図5は裏面図、図6は図2のC
〜C断面図である。特別入賞装置Lは正面視、略玉子形
状であって、頂部には、所謂、遊技球が入賞し易い状態
と、し難い状態に変更可能な開閉扉4が取り付けてあ
り、前記装置入賞口94aに遊技球が入賞すると、この
開閉扉4は所定時間、開成状態を維持して入賞しやすい
状態になる。
【0009】また、その開閉扉4の下の正面には、種々
の情報を遊技者に報知する報知手段(液晶式等の表示
器、音声による音声発生器等)Hが備えてある。そし
て、この報知手段Hの下部には、開閉扉4の開成時に入
賞した遊技球を受け入れる、正面から裏面に向かって入
口体2が、又、該入口体2の裏面部の下には第1振分器
10、第2振分器15が配設してあり、更に、その下に
は入賞受体20が配設してある。尚、特別入賞装置Lに
は、前記第1振分器10と第2振分器15が裏面側に配
設してあるために、入口体2と入賞受体20間には空間
30が形成してある。また、51は特別入賞装置Lを遊
技板に取り付けるねじ孔が形成された取付体である。
【0010】入口体2の入口2aは矩形状に形成され、
前記開閉扉4が開成時に入口2aに入った遊技球は、図
3に示す右方向に転換して裏面側に転がって、特定入賞
口3(3a、3b、3c)の何れかに入る(図4)。な
お、これらの特定入賞口3a、3b、3cの下部には、
第1検出器(通過近接スイッチ式等)5(5a、5b、
5c)が設置してあって落球する遊技球を検出する。そ
して、第1検出器5(5a、5b、5c)で遊技球を検
出すると、特別遊技状態が生起したときの価値(ラウン
ド数)を選定する価値選定手段によって、抽選が実施さ
れ、その結果は、大入賞器90に付設の報知手段(図柄
表示器)99に表示されると共に、後記で詳述するが、
大当たりとなる確率を報知手段Hを介して遊技者に報知
する。尚、この報知手段は、図柄表示の他に音声等、他
の媒体を介して遊技者に報知してもよい。
【0011】また、前記第1検出器5(5a、5b、5
c)は、全ての特定入賞口3a、3b、3cに対応して
設置する必要はなく、例えば、特定入賞口3bだけに設
置することによって、即ち、特定入賞口に入賞した遊技
球の中には第1検出器5で検出しない遊技球があること
によって、後述する特別遊技状態が生起したときに、選
定されるラウンド数を報知する場合と報知しない場合に
構成できるし、更に、大当たりとなる確率を報知手段H
に報知する場合と報知しない場合が生じ、新たな面白味
を発揮する。尚、特定入賞口3の数は2以上であればよ
い。
【0012】次に、前記第1振分器10は3個の凹部5
0a、50b、50bが形成されている回転体11を有
し、この回転体11は、本体の裏面に設けてある取付体
49に固定のモータ12の回転軸52を介して、所定時
間で1回転する。又、同様に、第2振分器15も3個の
凹部50a、50b、50bが形成されている回転体1
6を有し、この回転体16は、本体の裏面に設けてある
取付体49に固定のモータ17の回転軸53を介して、
所定時間で1回転する。
【0013】尚、回転体11、16に形成されている3
個の凹部50a、50b、50bの形状は、回転体11
においては反時計方向に回転することによって、凹部に
入った遊技球は出口33、35の何れかから、又、回転
体16においては時計方向に回転することによって、凹
部に入った遊技球は出口42、55の何れかから排出可
能に形成されている。具体的に、反時計方向に回転する
回転体11においては、凹部50aは傾斜状の玉子型で
あって、該凹部50aに入った遊技球は出口33からで
はなく、出口35から排出可能に、一方の凹部50bは
半円形状であって、出口33から排出できるように形成
されている。
【0014】又、時計方向に回転する回転体16におい
ては、凹部50aは回転体11と同様に傾斜状の玉子型
であって、該凹部50aに入った遊技球は出口42から
ではなく、出口55から排出可能に、一方の凹部50b
は半円形状であって、出口42から排出できるように形
成されている。尚、時計方向と反時計方向に特定角度の
回転を繰り返すようにモータ12、17を制御する場合
には、前記凹部50a、50bの形状は同じ形状に形成
することができる。
【0015】前記回転体11及び回転体16の前面に
は、該回転体11、16に入った入賞球が落球しないよ
うに透明樹脂カバー18で覆われているが、図2は取り
外した状態図を示している。図6(図2のC〜C断面
図)は、入賞受体20の平面を示し、円形状の周囲には
底面部22より高い周り段21が形成されていると共
に、該底面部22には特別出口23が設けてある。又、
この入賞受体20の下部には、前記回転体11と同様
な、モータ101aによって反時計方向に、所定時間で
1回転する特別選別体101が設けてあると共に、その
左右下部には普通入賞口102と特別入賞口103が形
成してある。そのため、前記特別出口23からの遊技球
が、特別選別体101の凹部50aに入ると、その遊技
球は特別入賞口103に入賞し、一方の凹部50b、5
0bは半円形状であって、普通入賞口102に入賞する
ように形成されている。そして、前記特別入賞口103
に入賞すると、第2検出器(通過近接スイッチ式等)
(図示略)によって検出されて、遊技者に有利な大当た
り(特別遊技状態)を生起し、普通入賞口102に入賞
すると所定数の賞品球の払出をする。
【0016】次に、遊技球の連絡路について図2を参照
して説明すると、前記入口体2の特定入賞口3aは、直
接、入賞受体20に導くように第5連絡路41が形成さ
れている。又、入口体2の特定入賞口3bは、第1振分
器10の入口48に導くように、特定入賞口3から一対
の仕切板31で区画してあり、第1連絡路32が形成さ
れている。回転体11の左下部には、出口33が穿設さ
れ、第2連絡路34を介して特別入賞装置Lの外に導か
れる。一方、右下部に穿設されている出口35からは、
穿設孔37に導通する第3連絡路38が形成されてい
て、最終的に遊技球が第2振分器15の入口36に導か
れる。
【0017】又、前記入口体2の特定入賞口3cからの
遊技球は、直接に第2振分器15の入口36に導かれる
ように、特別入賞装置Lの前面に、第4連絡路39が形
成されている。第2振分器の回転体16の右下部には出
口42が穿設されていて、第6連絡路43を介して特別
入賞装置Lの外へ排出される。一方、回転体16の左下
部に形成されている出口55からは第5連絡路41と連
通している第7連絡路44が形成されていて、該第5連
絡路41を介して入賞受体20へ導かれる。
【0018】次に、前記構成の遊技機における特別遊技
状態が生起する場合について、図7〜図10をも参照し
て説明する。 (A)特定入賞口3aに入った遊技球 (1)先ず、遊技球が、装置入賞口94aに入賞する
と、特別入賞装置Lにおける特定入賞口3に入賞し易く
する開閉扉4が所定時間、開成状態になる。 (2)そして、入口体2に入った遊技球が、特定入賞口
3a、3b、3cの何れかに導かれ、特定入賞口3aに
入った遊技球Pは、第1検出器5aで検出される。
【0019】(3)この第1検出器5aが遊技球を検出
すると、特別遊技状態が生起したときのラウンド数を選
定する価値選定手段によって、抽選が実施され、その結
果は、大入賞器90に付設の報知手段(図柄表示器)9
9に表示される。そのため、遊技者は、報知手段99に
表示されたラウンド数が、特別遊技状態が生起したとき
得られるラウンド数であることが判り、前記遊技球のそ
の後の行方に興味をもって見守ることになる。 (4)そして、第1検出器5aで検出された後の遊技球
Pは、図7に示すように第5連絡路41を介して、直
接、入口40から入賞受体20の周り段21に入り(遊
技球Pは図示P1、P2、P3の経路で落下する。)、
落下の勢いで周り段21上を周り、やがて底面部22に
落下した後、特別出口23に導かれ、その後、特別選別
体101の凹部50a、50b、50bの何れかに入っ
て、普通入賞口102或いは、特別入賞口103に入
る。そして、特別入賞口103に入賞すると、第2検出
器で検出されて大当たりが生起し、前記選定されたラウ
ンド数に対して、大入賞口の大扉90aが所定時間、開
成状態を維持するが、入賞球の数が所定数になったとき
閉成する操作を実施する。
【0020】又、前記報知手段(図柄表示器)99に表
示され他に、前記第1検出器5aが遊技球を検出する
と、特別入賞口103に入賞する確率を報知手段Hを介
して遊技者に報知する。この確率は、マクロ的には特別
選別体101の凹部50a、50b、50bの何れかに
入賞し、且つ、大当たりが生起するのは凹部50aであ
るので、確率は1/3である。しかし、遊技球が第1検
出器5aで検出される時刻に対し、特別選別体101の
凹部50a、50b、50bの位置が既知であると、何
れの凹部50a、50b、50bに入賞するかは、第1
検出器5aで検出される時刻によって、更に、確かさを
向上して予測することができる。
【0021】そこで、特別選別体101の凹部50a、
50b、50bの位置は、例えば、特別選別体101に
検出器を付設し、この検出器で凹部50aの位置を検出
する毎に、タイマを起動させる。次に、この確率の算定
を具体的に説明すると、特別選別体101はa秒で1回
転すると、図10(A)(B)に示すように、前記タイ
マTに対し、凹部50a、50b、50bが対応する。
今、遊技球が第1検出器5aで検出された時刻t1とす
ると、特別選別体101の凹部50bに対応するが、こ
の凹部50bに入賞することはない。その理由は、遊技
球が第1検出器5aで検出された後に、第5連絡路4
1、入賞受体20に入り、底面部22を種々の形態で転
動しながら特別出口23に導かれて時間のずれが生じる
からであり、この所要時間Δtにはバラツキがあるが、
バラツキを考慮した所要時間Δt±aは予め測定してお
くことができる。
【0022】従って、この所要時間Δt±aを考慮する
と、時間t1+Δt±aにおいて、特別選別体101の
凹部50a、50b、50bの何れに入賞するか、予測
がつくし、その確率は時間の長さで算出する。例えば、
図10(A)に示すように、時間t1+Δt±aが、特
別選別体101の凹部50bに該当する場合には、大当
たりは生起しない可能性が高いので、確率は、例えば、
「3」或いは「0〜3」のように報知手段Hを介して行
う。しかし、時間t1+Δt±aが、特別選別体101
の凹部50b、50aにわたって存在するときには、大
当たりは凹部50aに対応する長さ(時間)で生起する
可能性があるので、その割合を確率として、例えば、
「40」または「30〜50」と報知する。以上のよう
に、特別選別体101の凹部50a、50b、50bの
位置を知り、且つ、所要時間Δt±aが判っていると、
遊技球が第1検出器5aで検出されたとき、この遊技球
が大当たりなるか否かの確率を予測でき、その予測を報
知手段で遊技者に報知することは有意義であるし、特
に、前記した様に、種々の形態で転動する底面部22を
用いることによって、所要時間にバラツキがあるので、
報知手段Hに報知する情報は、不確かさを含んでいるの
で、更に面白味を発揮する。尚、この確率は数字の他、
図柄等を介して報知してもよいし、音声等を介して行っ
てもよい。
【0023】そして、特別入賞口103に入賞すると、
第2検出器(通過近接スイッチ式等)(図示略)によっ
て検出されて、大当たり(特別遊技状態)を生起し、前
記選定されたラウンド数に対して、大入賞口の大扉90
aが所定時間、開成状態を維持するが、入賞球の数が所
定数になったとき閉成する操作を実施する。尚、この特
定入賞口3aに入った場合は、より短時間で特別遊技状
態が生起するか否か判るし、前記報知手段99で前もっ
て価値が選定されていることによる、楽しみと落胆を味
わえる。
【0024】(B)特定入賞口3bに入った遊技球 この特定入賞口3bに入った遊技球Pは(図8参照)、
第1検出器5bで検出され、前記第1検出器5aで検出
されたときと同様に、価値選定手段による結果が大入賞
器90に付設の報知手段(図柄表示器)99に表示され
るので、遊技者は特別遊技状態が生起するか否か、前記
報知手段99で前もって価値が選定されているか否かを
知ることによる、楽しみと落胆が味わえる。その後、遊
技球Pは、モータ12を介して反時計方向に回転される
回転体11に形成されている凹部50a、50bの何れ
かに入り、凹部50bに入った遊技球は出口33から第
2連絡路34を介して特別入賞装置Lの外へ排出され
る。
【0025】一方、凹部50aに入った遊技球Pは、出
口33を通過した後に出口35から排出され、第3連絡
路38、穿設孔37を介して第2振分器15の入口36
に導かれる(遊技球、P1、P2)。即ち、第1振分器
10では、確率1/3で特別遊技状態を得る機会が維持
されるように形成されている。又、該遊技球P2は、前
記と同様に、モータ17で時計方向に回転する第2振分
器15の回転体16に形成されている何れかの凹部50
a、50bに入る。凹部50bに入った遊技球は、出口
42から第6連絡路43を介して特別入賞装置Lの外へ
排出される。一方、凹部50aに入った遊技球P3は、
出口55から第7連絡路44及び第5連絡路41を介し
て入賞受体20へ導かれる。そして、第2振分器15へ
の遊技球の入賞確率は1/3となるように形成されてい
る。以上のように、特定入賞口3bに入った遊技球は、
第1振分器10と第2振分器15によってふるい落とさ
れた後に、入賞受体20及び特別選別体101へ導か
れ、特別遊技状態が生起するか否か興味をもって、遊技
球の行方を見ることができる。
【0026】尚、前記第1振分器10における、大当た
りになる確率は、マクロ的には1/3であるが、前記特
定入賞口3aに入った遊技球と同様に、第1振分器10
における凹部50a、50b、50bの位置を知り(位
置検出とタイマは特別選別体101と同じ構成)、且
つ、第1検出器5bで検出された後に第1振分器10に
到るまでの所要時間Δx±bが判っていると、遊技球が
第1検出器5bで検出されたとき、大当たりとなる可能
性がある第2振分器15の入口36に導かれるか、外れ
になるか予測することができる。次に、前記所要時間Δ
x±b後に、第2振分器15における凹部50a、50
b、50bの位置を知り(位置検出とタイマは特別選別
体101と同じ構成)、且つ、第1振分器10から第2
振分器15に到るまでの所要時間Δy±cが判っている
と、遊技球が第1検出器5bで検出されたとき、大当た
りとなる可能性がある第7連絡路44及び第5連絡路4
1を介して入賞受体20へ導かれるかの予測ができる。
【0027】そして、その後は、前記第1検出器5aで
検出された後の遊技球Pと同様に、特別選別体101の
位置と所要時間Δz±cによって、特別選別体101の
凹部50a、50b、50bの位置を知ることによって
特別入賞口103に入賞するか否かの確率を予測するこ
とができる。以上のように、特定入賞口3bに入った遊
技球が、第1検出器5bで検出されると、第1振分器1
0、第2振分器15及び特別選別体101の凹部50
a、50b、50bの位置が判り、且つ、各々の遊技球
が落球する時間が予め判っているので、大当たりを生起
するか否かの確率を予測することができる。従って、こ
の予想確率を報知手段Hを介して遊技者に報知すること
は、遊技を面白くする。尚、前記に於ける報知手段H
は、特別選別体101までを考慮しての大当たりを生起
する確率を報知する旨であるが、先ず、第1振分器1
0、次に、第2振分器15、特別選別体101に対する
大当たりを生起する確率のように、順次、報知する構成
であってもよい。
【0028】(C)特定入賞口3cに入った遊技球 この特定入賞口3cからの遊技球P1(図9参照)は、
第1検出器5cで検出されると、価値選定手段による結
果が大入賞器90に付設の報知手段(図柄表示器)99
に表示される。その後、遊技球P1は、第4連絡路39
を介して、直接に、第2振分器15の入口36に導かれ
(P2)、以後は前記第2振分器15におけると同様に
振り分けられて、短時間で遊技球が入賞するか否か判別
可能になっている。以上のように、特定入賞口3cに入
った遊技球は、第2振分器15によってふるい落とされ
た後に入賞受体20及び特別選別体101へ導かれ、特
別遊技状態が生起するか否か興味をもって、遊技球の行
方を見ることができる。
【0029】又、特定入賞口3cの遊技球は、第1検出
器5cで検出されると、第2振分器15における凹部5
0a、50b、50bの位置を知り、且つ、第2振分器
15に到るまでの所要時間Δg±dが判っているので、
大当たりとなる可能性がある第7連絡路44及び第5連
絡路41を介して入賞受体20へ導かれるかの予測がで
きるし、特別選別体101の位置と所要時間Δh±eに
よって、特別選別体101の凹部50a、50b、50
bの位置を知ることによって、特別入賞口103に入賞
するか否かの確率を予測することができる。以上のよう
に、特定入賞口3cに入った遊技球が、第1検出器5c
で検出されると、第2振分器15及び特別選別体101
を介して、大当たりを生起する確率を報知手段Hに報知
することによって、遊技者に興味を持たせることができ
る。
【0030】また、第1検出器で遊技球を検出すること
によって、以後、第1振分器10、第2振分器15や特
別選別体101を介して、より具体的に、大当たりを生
起するか否かの予測を報知手段で遊技者に報知するの
で、面白味のある遊技を提供することができる。尚、本
発明は、第1振分器10、第2振分器15、特別選別体
101の少なくとも何れかで構成しあればよい。即ち、
第1検出器で遊技球を検出した以後、遊技者に有利な大
当たりになる確率を予測可能な構成の遊技機であれば、
前記第1振分器10や特別選別体101は回転式に限定
せず、例えばシーソ式等を介して遊技球の選別が可能に
構成してもよい。また、前記構成の遊技機は、特別選別
体101を介して大当たり(特別遊技状態)を生起する
「確率」を報知する構成であるが、遊技機の機種によっ
ては、特別入賞口103に入賞した後に、更に、抽選を
実施して大当たりを生起するか否かを選定する形式のも
のがあり、この形式の遊技機に対しては、前記「確率」
は特別入賞口103に入賞するか否かを報知することに
なるので、遊技機の形式を考慮して、報知する「確率の
対象」を適宜選定可能である。即ち、本願発明は、第1
検出器で遊技球を検出した以後、第1振分器10等の位
置を知って、より正確に遊技者に有利となる特別入賞口
103に入賞する確率を報知するものであるので、その
目的、機種等が前記構成に限定されない。
【0031】又、特別入賞装置Lの頂部に、遊技球が入
賞し易い状態と、し難い状態に変更可能な開閉扉4が取
り付けてあり、装置入賞口94aに遊技球が入賞する条
件で開閉扉4を開成する構成であるが、この開閉扉4を
開成する条件は遊技機の形式によって変更可能であり、
例えば、装置入賞口94aに入賞すると、抽選が実行さ
れ、この抽選の結果によって、開閉扉4を開成するよう
に構成してもよい。又、前記の遊技価値は「ラウンド
数」を採用したが、遊技機の形式によって異なるものを
採用できることは言うまでもないし、前記構成を適宜組
合せて構成してもよいことは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】請求項1の遊技機は、特定入賞口に入っ
た遊技球を第1検出器で検出すると、特別選別体の位置
を知り、その位置、及び、遊技球が第1検出器から特別
選別体迄に要する所要時間によって、第1検出器で検出
の遊技球が特別入賞口に入賞する確率を算出して、報知
手段で報知するので興趣の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の正面図である。
【図2】特別入賞装置の正面図である。
【図3】図2のA〜A断面図である。
【図4】図3のB〜B矢視図である。
【図5】特別入賞装置の裏面図である。
【図6】図2のC〜C断面図である。
【図7】遊技球の選択された経路を説明する図である。
【図8】遊技球の選択された他の経路を説明する図であ
る。
【図9】遊技球の選択された他の経路を説明する図であ
る。
【図10】(A)(B)はタイマTと特別選別体101
の凹部50a、50b、50bの位置関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
3(3a、3b、3c) 特定入賞口 4 開閉扉 5(5a、5b、5c) 第1検出器 10 第1振分器 11 回転体 15 第2振分器 16 回転体 20 入賞受体 23 特別出口 94a 装置入賞口 101 特別選別体 102 普通入賞口 103 特別入賞口
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月10日(2002.5.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の遊技機は、特
定入賞口に入った遊技球が特別入賞口か普通入賞口の何
れかに導かれる特別選別体を有していて、特別入賞口に
入賞すると遊技者に有利となる。そして、特定入賞口に
入った遊技球を第1検出器で検出すると、特別選別体の
位置を検出し、この特別選別体の位置から第1検出器で
検出の遊技球が特別入賞口に入賞する確率を報知手段で
報知する。即ち、第1検出器で遊技球を検出すると、特
別選別体を介して特別入賞口に入賞するかの予測でき、
この確率を報知する。又、請求項2の遊技機は、特定入
賞口に入った遊技球を第1検出器で検出すると、特別選
別体の位置を検出し、その位置、及び、遊技球が第1検
出器から特別選別体に到るまでに要する所要時間によっ
て、第1検出器で検出の遊技球が特別入賞口に入賞する
確率を算出して、報知手段で報知するものである。即
ち、第1検出器で遊技球を検出すると、遊技球が第1検
出器から特別選別体迄に要する所要時間によって、特別
選別体を介して特別入賞口か普通入賞口の何れに入賞す
るかが予測できる。尚、特別入賞口と普通入賞口は、第
1振分器10に対しては出口35、33、第2振分器1
5に対しては出口55、42が対応可能である。このよ
うに、第1検出器で遊技球を検出すると、遊技者に有利
となる予測値(確率)を報知手段で報知するので、興趣
の向上を図ることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】
【発明の効果】請求項1の遊技機は、遊技球が特定入賞
口に入ると、特別選別体の位置から特別入賞口に入賞す
る確率を報知手段で報知するので、遊技者に興味を持た
せることができる。又、請求項2の遊技機は、遊技球が
特定入賞口に入ると、特別選別体の位置、及び、遊技球
が第1検出器から特別選別体に到る迄に要する所要時間
によって、特別入賞口に入賞する確率を報知手段で報知
するので、遊技者に対して興趣の向上を図ることができ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定入賞口に入った遊技球が、特別入賞
    口か普通入賞口の何れかに導かれる特別選別体を有し、
    前記特別入賞口に入賞することによって、遊技者に有利
    となる遊技機であって、 前記特定入賞口に入った遊技球を第1検出器で検出する
    と、前記特別選別体の位置を知り、 その特別選別体の位置、及び、遊技球が前記第1検出器
    から特別選別体に到るまでに要する所要時間によって、
    前記第1検出器で検出の遊技球が前記特別入賞口に入賞
    する確率を報知手段で報知することを特徴とする遊技
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008104567A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Olympia:Kk 遊技機
JP2010063902A (ja) * 2009-11-16 2010-03-25 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2018011761A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

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