JP2002330610A - 蔓茎葉処理機 - Google Patents

蔓茎葉処理機

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JP2002330610A
JP2002330610A JP2002121728A JP2002121728A JP2002330610A JP 2002330610 A JP2002330610 A JP 2002330610A JP 2002121728 A JP2002121728 A JP 2002121728A JP 2002121728 A JP2002121728 A JP 2002121728A JP 2002330610 A JP2002330610 A JP 2002330610A
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JP
Japan
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vine
leaves
leaf
belt
guide rod
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JP2002121728A
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English (en)
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Katsuo Tanaka
嘉津雄 田中
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Tanaka Koki KK
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Tanaka Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断力を落すことなく蔓・茎・葉や雑草を迅
速且つ確実に切断して切断効率を向上させ、畝溝を地面
に沿って横断する等かき込み搬送部の幅以上に広がって
生育した状態の蔓・茎・葉や雑草の中を容易にスムーズ
且つ確実に走行し、処理作業効率を向上させる蔓茎葉処
理機を提供する。 【解決手段】 機体前部かき込み搬送部2を傾斜させて
設け、このかき込み搬送部2の導入口から前方に内ガイ
ド棒7を設け、同内ガイド棒7の先端に地面を滑走する
滑走具6を設け、同滑走具6から後方へ傾斜して伸びる
外ガイド棒8を設け、内ガイド棒7と外ガイド棒8とを
結ぶ面から刃面が突出するように回転刃11を設け、同
回転刃11に案内片13を設けたカバー12を取付け、
回転刃11を駆動する駆動ワイヤー14をフレキシブル
チューブ15内で回動自在とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は農作物である甘藷・馬鈴
薯・玉葱・ビート等の芋根菜類の収穫作業を行う前に、
地表面に茂るこの芋根菜類の蔓・茎・葉や雑草を処理す
る蔓茎葉処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、農作物である芋根菜類の収穫作業
を行う前に、収穫機械の堀取りコンベアに地面に生育し
た芋根菜類の蔓・茎・葉や雑草が巻き付くことを防止す
るために、前準備として収穫直前に蔓・茎・葉や雑草を
取り除く必要がある。又この蔓・茎・葉や雑草は地面に
沿って生育し、畝間を通って隣接する畝へ伸びたり、隣
接する畝の芋根菜類の蔓・茎・葉や雑草と絡み付いたり
して、畝間の畝溝が閉鎖される場合があった。このよう
に覆い茂った状態の蔓・茎・葉や雑草を取り除く処理機
として実開平6−81219号の茎葉処理機が知られて
いる。この茎葉処理機は、コンベア面を対向させこの対
向面が共に後方に移動される一対のエンドレスコンベア
13からなる挟持装置41を、各挟持装置41の対向面
相互の間隔を畝の間隔に対応させて複数ならべ、畝間に
設けられる畝溝位置にはガイドを突設させ、挟持装置4
1の両外側には切断刃5を設けた構成である。これによ
り、挟持装置41の両外側に設けた切断刃5は、畝溝を
自然に横断して生育した蔓・茎・葉や雑草に張りを与え
ていない状態のまま直接切断していくため、切断しずら
いという問題点があった。又、この蔓茎葉処理機の走行
の障害となる、畝溝を横断し隣接する畝まで横長に生育
した状態の蔓・茎・葉は、地面に沿って生育しているた
め、切断刃5が回転式の回転刃やバリカン式のバリカン
刃に関係なく刃面が地面に接触するように設けなければ
ならなかった。このため切断刃5の刃面が地面と接触し
て土・砂・小石が刃面を傷つけ切断力が低下すると共
に、負荷がかかりやすいという問題点があった。又、切
断刃が回転刃であれば、生育した蔓・茎・葉や雑草が切
断刃の回転軸にからみ付き、切断刃の回転に障害を与え
切断効率が低下するという問題点があった。更に、切断
刃5を地面に挿入した場合に、安全カバーがないと小石
や土が飛散し危険であるという問題点もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は従来のこれらの問題点を解消し、切断力を落
すことなく蔓・茎・葉や雑草を迅速且つ確実に切断して
切断効率を向上させ、畝溝を地面に沿って横断する等か
き込み搬送部の幅以上に広がって生育した状態の蔓・茎
・葉や雑草の中を容易にスムーズ且つ確実に走行し、処
理作業効率を向上させる蔓茎葉処理機を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 相反する方向に回転する1対の無端ベルトの表面
同士を近接又は接触させるとともに全体的に後方へ倒れ
込むように傾斜させ、且つ下端部に蔓茎葉導入口を形成
した蔓茎葉のかき込み搬送部を機体前部に設ける蔓茎葉
処理機において、蔓茎葉導入口の側方位置に蔓・茎・葉
又は雑草を左右に分断するように切断する切断刃を設
け、同切断刃の刃面方向に蔓・茎・葉又は雑草を案内す
るガイド部材を設けたことを特徴とする蔓茎葉処理機 にある。尚、かき込み搬送部は、相反する方向へ回転す
る1対の無端ベルトから成るかき込みベルトをかき込み
搬送部の下端に広げた状態に設けたものや、かき込み搬
送部の無端ベルトの下方を広げるように配置させたもの
がある。
【0005】
【発明の実施の形態】搬送部の幅以上に生育した蔓・茎
・葉や雑草は切断刃で切断されかき込み搬送部で処理し
ていくので、蔓・茎・葉や雑草の生育幅に関係なく走行
していくことが出来る。回転刃が高さ調整自在であれ
ば、蔓・茎・葉や雑草の生育の高さに適した高さ位置へ
回転刃を調整し、最適な切断位置にして効率よく切断し
ていくことが出来る。回転刃が左右方向へ調整自在であ
れば、回転刃を左右方向へ調整し、生育した蔓・茎・葉
や雑草の切断位置を最適な位置に変え、かき込み搬送部
で搬送していく蔓・茎・葉や雑草の長さを変えることが
出来る。回転刃を駆動する駆動ワイヤーがフレキシブル
チューブ内で回動自在な動力伝達ケーブルを用いて回転
刃を駆動する場合であれば、駆動ワイヤーを覆っている
フレキシブルチューブでもって蔓・茎・葉や雑草が駆動
ワイヤーにからみ付くことを防いでいるので、回転刃の
回転力を低下させることはない。駆動伝達ケーブルは、
自在な折曲が行えるので、駆動伝達ケーブルが折曲又は
伸ばすことで回転刃の取付位置の変更に何ら障害となる
ことがない。又駆動ワイヤーは折曲状態のフレキシブル
チューブ内を回動自在であるので、動力伝達ケーブルが
折曲状態であっても回転刃を回動させていくことが出
来、回転刃の取付位置の変更が簡単に行える。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本実施例で畝溝を横断する蔓茎葉を切断し
ていく状態を示す説明図、図2は本実施例で畝溝を横断
する蔓茎葉を切断していく状態を示す説明図、図3は本
実施例で畝溝を横断する蔓茎葉を切断していく状態を示
す説明図、図4は本実施例で畝溝を横断する蔓茎葉を切
断していく状態を示す説明図、図5は本実施例の一部切
欠側面図、図6は本実施例の正面図、図7は本実施例で
回転刃の高さ調整及び滑動具の伸縮調整を示す説明図、
図8は本実施例の動力伝達図、図9は本実施例での正逆
ベベルミッションの構成図、図10は他の実施例を示す
正面図、図11は他の案内片を示す説明図である。
【0007】;本実施例(図1〜9参照) 図1〜9に示す実施例の切断刃は回転刃であり、又ガイ
ド部材は内ガイド棒7,外ガイド棒8、案内片13から
なる例である。図中1は蔓茎葉処理機、2は相反する方
向へ回転する1対の引抜ベルト3を接触させて全体的に
後方へ傾斜させて形成されたかき込み搬送部、3は引抜
ベルト、4はかき込みベルト、5は機体、6は略L字形
で長手部分をかき込み搬送部2下面に係止部により伸縮
自在に取付けた滑走具、7は1対の滑走具6の先端から
1対の引抜ベルト3が接触するかき込み搬送部2の中央
下端まで内側へ傾斜させその後先端部を折曲して後方へ
傾斜した状態に立上がらせた略ハ字状に形成される内ガ
イド棒、8は1対の滑動具6の先端から後方へ傾斜した
状態に伸ばした外ガイド棒、9は滑走具6を係止する係
止部、10は滑走具6の伸縮を調整する係止ボルト、1
1は回転刃、12は同回転刃11のカバー、13は同カ
バー12の上端に突設し蔓茎葉43を刃面へ案内する案
内片、14は回動軸16の回転を回転刃11に伝える駆
動ワイヤー、15は同駆動ワイヤー14を覆うフレキシ
ブルチューブ、16は回動軸、17は回転刃11の高さ
調整部、18は回転刃11の高さ調整を行う調整ボル
ト、19は正逆ベベルミッション、20はチェーン、2
1は中間軸25と回動軸16とを結ぶVベルト、22は
エンジン28から走行ミッション26へ動力を伝達する
Vベルト、23は正逆ベベルミッション19にエンジン
28からの駆動力を伝達するVベルト、24は車輪、2
5は中間軸、26は走行ミッション、27はスプロケッ
ト、28はエンジン、30はゲージ輪、31はかき込み
ベルト4表面に設けたかき込み突起、32は引抜ベルト
3の接触力を増すための押付けローラー、33は爪クラ
ッチレバー、34はベベルギア、35はミッションケー
ス、36は出力軸、37は入力軸、38はベアリング、
41はかき込みベルト4を配置した領域、42は引抜ベ
ルト2の表面同士を接触させた領域、43は蔓茎葉、4
4は畝、45は芋根菜類である。
【0008】図1〜9に示す本実施例の蔓茎葉処理機1
では図1、2に示すように、かき込み搬送部2は相反す
る方向に回転する一対の引抜ベルト3を接触させるとと
もに傾斜させて設けている。その引抜ベルト3同士の接
触面を強化するため複数の押付けローラ32を設けて引
抜ベルト3を押圧する。引抜ベルト3の下端部に、ベル
トに所定間隔でかき込み突起31を設け、相反する方向
に回転するかき込みベルト4を設けている。それら引抜
ベルト3及びかき込みベルト4を回転させるための正逆
ベベルミッション19を設け、その正逆ベベルミッショ
ン19の駆動を伝えるチェーン20をスプロケット27
に介し、そのスプロケット27を引抜ベルト3及びかき
込みベルト4に連動させる。
【0009】本実施例の蔓茎葉処理機1を使用するには
図1、2に示すように畝溝に滑走具6を配置して、エン
ジン28を作動しVベルト22を介して駆動される走行
ミッション26で回転する車輪24により蔓茎葉処理機
1を前進させるとともに、相反する方向に回転するかき
込みベルト4及び引抜ベルト3が地上から機体5後部の
方向に回転する。又、回転刃11も、エンジン28の作
動によりVベルト23を介して回転される中間軸25か
らVベルト21を介して回転される回動軸16と連結し
たフレキシブルチューブ15内で回転する駆動ワイヤー
14でもって回転させる。滑走具6から内ガイド棒7と
外ガイド棒8とを傾斜させて伸ばしているので、滑走具
6が畝溝上面を走行すれば畝溝を地面に沿って横断する
ように生育したものを含む畝溝を横断した蔓茎葉43の
下を滑走具6が走行して、滑走具6から伸びる内ガイド
棒7と外ガイド棒8でもって畝溝を横断した蔓茎葉43
を持ち上げていくとともに、張りを与え、内ガイド棒7
と外ガイド棒8とを結ぶ面から刃面を突出した回転刃1
1でもって張りを与えた状態の蔓茎葉43を切断する。
持ち上げられた蔓茎葉43は案内片13により全て刃面
に案内されていくので、回転刃11を乗り越て進んでい
くことがなく、全て切断していくものとなる。又この回
転刃11は図に示すように案内片13方向へ回転させて
いるので、張りを与えた蔓茎葉43が案内片13まで切
断されずに進んだとしても、この案内片13で止まった
蔓茎葉43を切断刃11が簡単に切断していくことが出
来る。この切断された蔓茎葉43は機体5の走行に伴
い、それぞれ内ガイド棒7又は外ガイド棒8を通って回
転刃11から横方向へ離れていくので、回転刃11の中
心軸へのからみ付きを防止する。
【0010】切断した後の蔓茎葉43は、内ガイド棒7
側に位置するものは内ガイド棒7でもって畝44側へ起
し上げられるようにしてかき込み搬送部2の導入口へ案
内される。更に、回転刃11の中心軸はカバー12で覆
われ、駆動ワイヤー14はフレキシブルチューブ15で
保護されているので、蔓茎葉43のからみ付きをより一
層防止している。かき込みベルト4で内ガイド棒7に案
内されてくる蔓茎葉43のかき込みを行い、かき込み搬
送部2で同じく相反する方向に回転する引抜ベルト3で
引抜かれた蔓茎葉43の搬送を行うようになっている。
かき込みベルト4の下端を配置した領域41では、かき
込みベルト4に突設したかき込み突起31で傾斜した蔓
茎葉43でも確実に誘導して、かき込みベルト4同士の
間に導入することができる。
【0011】引抜ベルト3の表面同士を接触させた領域
42では、導入した蔓茎葉43を強く挟持して引抜き作
業を行うが、引抜ベルト3の表面は弾性体であり、それ
ぞれ凸状部、凹状部があり上下方向に互いに嵌合してい
るので、蔓茎葉43に対する挟持力は極めて強く、更に
押付けローラ32によりベルト接触面を強化しているの
で引き抜きミスは発生しない。又、搬送作業中の蔓茎葉
43が脱落することもない。
【0012】蔓茎葉43の引抜きの作業中、芋根菜類4
5を栽培する畝44に冬場の地温低下の防止及び出荷単
価の高い早期出荷を可能にするため張られたマルチフイ
ルムや、又は畝44の上の小石等を引抜ベルト3が噛み
込んだときは、エンジン28から走行ミッション26へ
動力を伝達するVベルト22を緩め機体5の走行を停止
し、図9に示すように正逆ベベルミッション19に内蔵
した爪クラッチレバー33を逆転方向へ切換える。これ
により、エンジン28からVベルト23を介して駆動さ
れる入力軸37のベベルギア34との噛合を変えられた
出力軸36は逆回転して、チェーン20を逆回転させチ
ェーン20を介在させたスプロケット27と連動した引
抜ベルト3が逆回転し、それとともにかき込みベルト4
も逆回転する。それにより引抜ベルト3により引き込ん
だマルチフイルム、又は小石等を吐き出してしまうこと
ができる。
【0013】引抜ベルト3及びかき込みベルト4が逆回
転してマルチフイルム、又は小石等を吐き出してしまう
と正逆ベベルミッション19に内蔵した爪クラッチレバ
ー33を元の状態にし、正回転を生じさせ、エンジン2
8から走行ミッション26へ動力を伝達するVベルト2
2を緊張させ、蔓茎葉処理機1を前進走行に戻し、それ
とともに引抜ベルト3及びかき込みベルト4ももとの地
上部から機体5の後部に向かって回転するようになる。
よって従来のように引抜ベルト3に、マルチフイルムや
小石等が蔓茎葉43と一緒になって持ち上げられ、それ
により機械の各部に無理な力が生じ、最悪の場合蔓茎葉
処理機1の損傷にいたるまでになっていた問題を解決す
ることができる。
【0014】滑走具6は、係止ボルト10で調整される
係止部9より伸縮自在となっているので、畝44の高さ
に合せて長さ調整すればよい。切断刃11の高さ調整
は、調整ボルト18で調整される高さ調整部17を調整
して、切断刃11を滑走具6に沿って摺動させること
で、高さを変えることが出来る。又、切断刃11の左右
方向への調整は、回転刃11を高さ調整する際に共に左
右方向への位置に移動するので、簡単に調整出来る。更
に、切断刃11の駆動を、フレキシブルチューブ15内
を回動自在な駆動ワイヤー14で回転刃11を回動させ
ていく動力伝達ケーブルを用いて行っている。この駆動
伝達ケーブルは、自在な折曲が行えるので、駆動伝達ケ
ーブルが折曲又は伸ばすことで回転刃11の取付位置の
変更に何ら障害となることがない。又駆動ワイヤー14
は折曲状態のフレキシブルチューブ15内を回動自在で
あるので、動力伝達ケーブルが折曲状態であっても回転
刃11を回動させていくことが出来、回転刃11の取付
位置の変更が簡単に行える。
【0015】;他の実施例(図10参照) 図10中48は下部を広く配置したかき込み搬送部、4
9はかき込み搬送部48を形成する1対のベルト、50
はベルト49の表面に設けたかき込み突起、51は1対
のベルト49を開いて配置した部分の領域、52は1対
のベルトを接触させて配置した部分の領域である。図1
0に示す他の実施例は、かき込み搬送部48が、相反す
る方向に回転する一対のベルト49を傾斜させてそのベ
ルト49の下端を開いて配置した領域51と、接触させ
て配置した領域52とから成る。ベルト49の表面は弾
性体であり、それぞれ凸状部、凹状部を設け、さらに、
ベルト49には所定間隔ごとにかき込み突起50を突設
している。その他の符号・構成や作用効果は前記本実施
例と同じである。
【0016】;他の案内片の例(図11参照) 図11中54は案内片である。図11に示す他の案内片
54の例は、2つに折曲させ間に切断刃11を介在させ
る空間を形成した形状の案内片54を切断刃11を覆う
ようにしてカバーの両面にやや走行方向へ傾斜させて取
付けた構造である。この案内片54は、蔓茎葉43を切
断刃11の刃面と直交するように刃面方向へ強く押し下
げていくので、切断刃11での切断が簡単となり、切断
効率が向上する。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、かき込み
搬送部の幅以上に生育した芋根菜類の蔓・茎・葉や雑草
をガイド部材で切断刃の刃面方向に案内して回転刃で切
断するため、容易に迅速且つ確実に切断していくことが
出来る。畝溝に蔓・茎・葉や雑草が横断するように生育
した場合であっても切断刃でこれらを左右分断するよう
に切断できるので確実に走行して、芋根菜類の蔓・茎・
葉や雑草の処理作業を効率よく行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例で畝溝を横断する蔓茎葉を切断してい
く状態を示す説明図である。
【図2】本実施例で畝溝を横断する蔓茎葉を切断してい
く状態を示す説明図である。
【図3】本実施例で畝溝を横断する蔓茎葉を切断してい
く状態を示す説明図である。
【図4】本実施例で畝溝を横断する蔓茎葉を切断してい
く状態を示す説明図である。
【図5】本実施例の一部切欠側面図である。
【図6】本実施例の正面図である。
【図7】本実施例で回転刃の高さ調整及び滑動具の伸縮
調整を示す説明図である。
【図8】本実施例の動力伝達図である。
【図9】本実施例での正逆ベベルミッションの構成図で
ある。
【図10】他の実施例を示す正面図である。
【図11】他の案内片を示す説明図である。
【符号の説明】
1 蔓茎葉処理機 2 かき込み搬送部 3 引抜ベルト 4 かき込みベルト 5 機体 6 滑走具 7 内ガイド棒 8 外ガイド棒 9 係止部 10 係止ボルト 11 回転刃 12 カバー 13 案内片 14 駆動ワイヤー 15 フレキシブルチューブ 16 回動軸 17 高さ調整部 18 調整ボルト 19 正逆ベベルミッション 20 チェーン 21 Vベルト 22 Vベルト 23 Vベルト 24 車輪 25 中間軸 26 走行ミッション 27 スプロケット 28 エンジン 29 欠番 30 ゲージ輪 31 かき込み突起 32 押付けローラ 33 爪クラッチレバー 34 ベベルギア 35 ミッションケース 36 出力軸 37 入力軸 38 ベアリング 39 欠番 40 欠番 41 領域 42 領域 43 蔓茎葉 44 畝 45 芋根菜類 46 欠番 47 欠番 48 かき込み搬送部 49 ベルト 50 かき込み突起 51 領域 52 領域 53 欠番 54 案内片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相反する方向に回転する1対の無端ベル
    トの表面同士を近接又は接触させるとともに全体的に後
    方へ倒れ込むように傾斜させ、且つ下端部に蔓茎葉導入
    口を形成した蔓茎葉のかき込み搬送部を機体前部に設け
    る蔓茎葉処理機において、蔓茎葉導入口の側方位置に蔓
    ・茎・葉又は雑草を左右に分断するように切断する切断
    刃を設け、同切断刃の刃面方向に蔓・茎・葉又は雑草を
    案内するガイド部材を設けたことを特徴とする蔓茎葉処
    理機。
JP2002121728A 2002-04-24 2002-04-24 蔓茎葉処理機 Pending JP2002330610A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015521859A (ja) * 2012-07-09 2015-08-03 ユニテック ソシエタ ペル アチオニ 農産物の分離装置
JP2018183077A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 井関農機株式会社 防除作業車
JP2019054737A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 荒井 利夫 サツマイモ用農業機械、及びサツマイモの栽培処理方法

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