JP3822728B2 - 走行式芋蔓処理機の分草装置 - Google Patents

走行式芋蔓処理機の分草装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3822728B2
JP3822728B2 JP24725097A JP24725097A JP3822728B2 JP 3822728 B2 JP3822728 B2 JP 3822728B2 JP 24725097 A JP24725097 A JP 24725097A JP 24725097 A JP24725097 A JP 24725097A JP 3822728 B2 JP3822728 B2 JP 3822728B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vine
guide
scraping
vines
divider
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24725097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1175454A (ja
Inventor
桑原  穣
智之 黒田
晃 三木
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by セイレイ工業株式会社 filed Critical セイレイ工業株式会社
Priority to JP24725097A priority Critical patent/JP3822728B2/ja
Publication of JPH1175454A publication Critical patent/JPH1175454A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3822728B2 publication Critical patent/JP3822728B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
  • Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高畝栽培や平畝栽培された甘薯の蔓、即ち、芋蔓を根元から引き千切って、搬送装置により掻上げ、該畝から離れた畝の側に集めることができる走行式芋蔓処理機等である走行式茎処理機の掻込装置及び分草装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、甘薯の芋蔓を、掻込装置により掻込むとともに挟持搬送装置により引き上げて、畝内の芋と該芋蔓との間を引き千切る走行式芋蔓処理機は、同一出願人より先願がなされている。この走行式芋蔓処理機の前部に配設した掻込装置においては、該掻込装置を構成する左右一対の掻込ベルトの上方に、該掻込ベルトを覆う掻込フレームが設けられており、対向して配置された左右の掻込ベルトの間には掻込部が形成されていた。そして、機体前方の芋蔓は、該掻込フレームの前端部から前記掻込部へ通じる角部に案内されて、該掻込部に掻込まれることとなる。
【0003】
また、該掻込装置より前方に位置する機体前端部の左右には分草装置が設けられ、該分草装置は、畝溝を横断する芋蔓を切断する切断装置、及び、該切断装置の下端部から前方に突出する掘起板等で構成されていた。この掘起板により、畝と畝との間の溝内で土中に根を張った状態の芋蔓を掘り起こして、該茎が掻込装置で掻込めるように構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記分草装置においては、掘起板で根を張った芋蔓を掘り起こしたり、隣畝の芋蔓を切断装置で切断したりして、芋蔓を掻込装置で掻き込み易くしていたが、低位置の芋蔓や畝溝に這った芋蔓は、掻込装置へ旨く案内できない場合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
【0006】
請求項1においては、芋蔓を走行しながら掻込装置3で掻き込み、挟持搬送装置Fにより挟持しながら上後方へ搬送し、引っ張ることにより基部から引き千切って移動処理する 走行式芋蔓処理機において、機体先端部の左右に分草装置を設け、該分草装置は掘起板16・16とデバイダガイド89・89により構成し、該掘起板16・16は前端が尖った板状部材により構成され、畝と畝との間の溝内部を通過して、該畝上の芋蔓が溝内に根をはった部分を掘り起こすべく構成し、該掘起板16・16に、前方へ突出するデバイダガイド89・89を取り付け、該デバイダガイド89・89を、掘起板16・16の前方から掻込装置3の前端部にまで渡って配置し、機体前方の芋蔓を掻込装置3へ案内するものである。
【0007】
請求項2においては、請求項1記載の走行式芋蔓処理機の分草装置において、該デバイダガイド89は、掘起板16から前方に突出する水平部95の前端部に、該前端部から後斜上方に向かう案内部96を固設し、該水平部95の後端部には、デバイダガイド89を掘起板16に取り付けるための取付板94を固設し、該案内部96・96は、それぞれ後方にいくにつれて機体の内側方向へ向かうように構成し、後端部は掻込装置3の左右掻込ベルト27・27の先端部まで達するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の掻込装置及び分草装置を備えた走行式芋蔓処理機を示す全体側面図、図2は同じく全体平面図、図3は芋蔓処理機構を枢支する枢支点部を示す断面図、図4は掻込装置及び挟持搬送装置前部を示す平面図、図5は挟持搬送装置後部を示す平面図、図6は同じく側面図、図7は掻込装置を示す平面図、図8は掻込フレームに取り付けた補強部材を示す平面図、図9は同じく正面図、図10はデバイダガイドを示す側面図、図11は同じく平面図、図12はデバイダガイドを取り付けた状態の走行式芋蔓処理機の前部を示す正面図である。
【0009】
まず、本発明の走行式茎処理機の実施例としての走行式芋蔓処理機の全体構成について説明する。
図1、図2において、走行機構Bは左右の走行車輪11・11とエンジンEと操向ハンドルHを主体として構成されている。該エンジンEの進行方向の左側面にミッションケースMが固設されており、エンジンEのクランクシャフトが該ミッションケースMの内部に動力を伝達する。該ミッションケースMの内部で変速した後に、走行駆動ケース13を介して走行車輪11・11に動力が伝達されている。エンジンE及びミッションケースMの部分から機体の前端に渡って、走行機構Bを支持する走行フレーム19が配設されており、左右に設けた掘起板16・16とガイド輪G・Gは、該走行フレーム19に支持されている。該走行フレーム19の前後方向の途中部に枢支点Pが設けられ、掻込装置3と畝押さえローラ機構Tと挟持搬送装置Fなどとにより構成された芋蔓処理機構Aが、該枢支点Pを中心に上下回動可能に構成されている。
【0010】
該走行駆動ケース13の前端は、走行フレーム19から下方に突出した車輪高さフレーム17にボルト等により取付けられており、該走行駆動ケース13前端の取付け位置は、該車輪高さフレーム17に複数形成された取付孔17a・17a・・・により上下位置調節可能に構成されている。走行駆動ケース13の後端は、ミッションケースMに対して上下回動可能に枢支部18で枢支されている。故に、該走行駆動ケース13と車輪高さフレーム17との取付け位置を調節することにより、走行機構Bの地面に対する高さを調節可能とし、これにより、畝の高さに対する芋蔓処理機構Aの高さが調節可能になっている。
【0011】
走行機構Bを構成するエンジンEとミッションケースMとは一体的に固定されており、該エンジンE及びミッションケースMの部分から前方に、前記走行フレーム19が突出している。該走行フレーム19より上方後方に向かって、操向ハンドルHが突出され、該操向ハンドルHはエンジンEの上方まで延設されている。ミッションケースMの前部からはPTO軸が突出されており、該PTO軸にPTOジョイント軸15が連結されている。該PTOジョイント軸15の前端は、走行フレーム19に回動可能に配設された回動中心ギアケースKへ動力を伝達しており、該回動中心ギアケースKに前記枢支点Pが設けられている。
【0012】
前記芋蔓処理機構Aは、掻込装置3と、畝押さえローラ機構Tと、挟持搬送装置Fなどとから一体的に構成されており、該芋蔓処理機構Aの駆動軸31が回動中心ギアケースK内の水平駆動軸25により枢支されており、該水平駆動軸25の軸心を枢支点Pとしている。畝押さえローラ機構Tを支持している支持フレーム46は、前記ギアケースKの部分で機体に固設され、該畝押さえローラ機構Tの左右ローラユニット2L・2Rは上下回動可能に、また、上下位置調節可能に構成されている。
【0013】
また、水平駆動軸25には、回動用フレーム40を固設して下方に突出させ、エンジンEの下方には伸縮可能に構成した伸縮パイプ41を配設して、該伸縮パイプ41の先端と回動用フレーム40の下端とを回動可能に連結している。伸縮パイプ41は、該パイプ41の後端に回転自在に取付けた調節レバー42を回転することで、伸縮するよう構成している。そして、調節レバー42を回転すると、伸縮パイプ41が伸縮するとともに回動用フレーム40が前記枢支点Pを中心に回動して、該回動用フレーム40と一体的に芋蔓処理機構Aが上下回動する。これにより、畝高さに合わせて、芋蔓処理機構Aの先端位置を上下方向に調節することができる。また、芋蔓処理機構Aと走行機構Bとの間にはガススプリング機構等からなる弾性体Sが介装されている。
【0014】
機体先端部の左右には分草装置が設けられており、該分草装置は、芋蔓切断装置C・C、掘起板16・16、及び、デバイダガイド89・89等で構成されている。該掘起板16・16、及び、芋蔓切断装置C・Cの後方に配設されたガイド輪G・Gは、前記走行機構Bを構成する走行フレーム19に支持されている。掘起板16・16は、フレーム19の先端に配置されており、側面視略三角形状に形成され、前端が尖った板状部材により構成されている。また、掘起板16・16には、該掘起板16・16の前方に突出するデバイダガイド89・89が取り付けられており、該デバイダガイド89・89は棒状部材で構成されている。そして、該デバイダガイド89・89を機体前方の芋蔓を掻込装置3へ案内するように構成するとともに、該掘起板16・16が畝と畝との間の溝内部を通過して、該溝内に根をはった状態の芋蔓を掘り起こすように構成して、芋蔓が掻込装置3へ案内され易くなるようにしている。
【0015】
畝上の芋蔓は、堀起板16・16により土中に根を張った部分を掘り起こされるとともに、デバイダガイド89・89により掻込装置3へ案内されて、掻込装置3の掻込ベルト27・27によって掻込まれる。掻込装置3で掻き込んだ芋蔓は、挟持搬送装置Fの挟持搬送ベルト24により挟持しながら上後方へ搬送するとともに、畝押さえローラ機構Tにより畝内の芋を浮き上がらないように押さえ付けることにより、該芋蔓の元部分を引きちぎるのである。この芋蔓の元部分をカッターなどにより切断することもできるが、芋を傷める恐れがあるので、畝押さえローラ機構Tで押さえて挟持搬送ベルト24で引っ張るという作用で、芋蔓を引きちぎるように構成している。
【0016】
また、掘起板16・16で堀り起こして掻込装置3で掻込む場合において、芋蔓が隣の畝にまで繁茂したり、隣の畝の芋蔓が作業を行っている畝へ進入してきたりして、芋蔓同士が縺れている場合がある。このような状態にある芋蔓をそのまま引っ張ると、押さえられていない隣の畝の芋を掘り上げてしまう恐れがあるので、これを阻止するために芋蔓切断装置Cをフレーム19の先端に配設して、両畝間を横断する芋蔓を切断するように構成している。芋蔓切断装置Cは上下方向に配置された往復運動刃により構成されており、芋蔓処理機構Aの駆動を切り換える作業クラッチレバー81のON操作と連動して、又は、別に芋蔓切断装置クラッチ機構を設けて、駆動を開始するよう構成されている。
【0017】
そして、該芋蔓切断装置Cの上方には分草ガイド43を配設し、該分草ガイド43により畝上方の芋蔓を芋蔓切断装置Cへガイドして、芋蔓が掻込装置3により掻込まれ易くなるようにしている。また、回動中心ギアケースKの側方には、クランクケース23などで構成されるクランク部が配設されており、該クランク部により、クランク連動リンク12を介して芋蔓切断装置Cが駆動され、回動中心ギアケースKには、該芋蔓切断装置Cの駆動クラッチ機構が配設されている。
【0018】
掻込装置3の掻込ベルト27・27により掻込まれて引きちぎられた芋蔓は、挟持搬送ベルト24により後方へ搬送されながら、掻込装置3から、該掻込装置3の上方後方に配設した挟持搬送装置Fの搬送タイン26・26に受け継がれる。そして、該搬送タイン26と挟持搬送ベルト24とによってさらに後方に搬送されて、機体後方へ排出される。このように、芋蔓処理機構Aは、機体前部から後部へかけて配設した挟持搬送ベルト24・24と、該挟持搬送ベルト24・24の上方に、前後で2分割して配設したタインベルトの前部ベルトである掻込ベルト27・27及び、後部ベルトである搬送タイン26などとで構成して、畝上の芋蔓を引きちぎり、搬送して排出するのである。
【0019】
図2に示す如く、挟持搬送装置Fは、その上部を左右に回動することで芋蔓の排出方向を段階的に左右に切換えられるように構成している。挟持搬送装置Fを左右に屈曲させずに直線状にすれば、当該芋蔓処理を行なっている畝の後方に芋蔓を落下させることができ、左右に屈曲させれば隣の条の畝上へ排出したり、さらには2条隣や3条隣の条の畝上に芋蔓を排出することができる。このように、芋蔓処理機構Aによって掻込むとともに後方へ搬送した芋蔓を、畝上に放出するように構成し、放出された芋蔓を回収する等の後処理を簡便にして、作業効率の向上や、作業負担の軽減を図っている。また、本実施例における回動動作は、左右各3段階に回動可能に構成し、回動させない中央の位置を加えて7段階の位置に排出位置切換え調整が可能なように構成している。この調整段数は本実施例の段数に限るものではなく、適切な段数に適宜構成すればよい。
【0020】
次に、図3においては、回動中心ギアケースKの動力伝達構成を示している。該回動中心ギアケースKの内部の駆動軸部分にラックギア20が配設されており、該ラックギア20と、前記PTOジョイント軸15の先端に固定されたピニオンギアとが噛合して、該ピニオンギアがラックギア20を回転している。該ラックギア20の回転を、ベベルギア22・21により水平方向の駆動軸25へ伝達し、該駆動軸25によりクランク連動リンク12を駆動するクランクケース23が駆動されている。また、ラックギア20の回転により駆動軸31が回転して、挟持搬送ベルト24が駆動されている。
【0021】
次に、芋蔓処理機構Aについて説明する。
図4乃至図6において、芋蔓処理機構Aの前部には掻込装置3が配設され、該掻込装置3は、主に掻込ベルト27・27及びプーリ50・51・52により構成されている。該プーリ50・50は、芋蔓処理機構Aを駆動する駆動軸31に軸支され、該駆動軸31と一体的にプーリ50・50が回転して、左右一対の掻込ベルト27・27を駆動する。機体前部から後部にかけて挟持搬送ベルト24・24が配設され、該挟持搬送ベルト24・24の前部は前記掻込装置3の下方に位置し、該挟持搬送ベルト24・24の後部上方には、左右一対の搬送タイン26・26が配設されている。これらの搬送タイン26・26及び挟持搬送ベルト24・24などで挟持搬送装置Fが構成されている。
【0022】
前記挟持搬送ベルト24の前部は駆動プーリ70・53に巻回されており、駆動プーリ70は駆動軸31に軸支され、該駆動軸31により駆動される。駆動軸31及び駆動プーリ53を軸支する軸32にはスプロケットを嵌装し、両スプロケットにチェン36を巻回して、駆動プーリ70に連動して駆動プーリ53が駆動されるように構成している。そして、該チェン36は、チェンケース93によって覆われている。駆動プーリ70と駆動プーリ53との間にはテンションローラ54・54を配設し、挟持搬送ベルト24の内側を押圧するように付勢して、該挟持搬送ベルト24を緊張している。該左右テンションローラ54・54は、互い違いに位置をずらして配置され、それぞれ挟持搬送ベルト24・24が、芋蔓を挟持できる方向に付勢している。 また、駆動プーリ53の後方には、挟持搬送ベルト24を外側から緊張する外側テンションローラ55が配設されている。
【0023】
駆動プーリ70の後方には、プーリ58・60が配設され、挟持搬送ベルト24が巻回されている。駆動プーリ70とプーリ58とが、回動アーム71により回動可能に連結され、プーリ58とプーリ60とが支持杆65及び付勢杆80などににより連結されている。プーリ58とプーリ60との間には3連テンションローラ59・59・59が配設され、該3連テンションローラ59・59・59は連結杆66により連結されている。連結杆66は、2本の付勢アーム67・67によって支持杆65と連結され、内側方向へ付勢されている。左右の3連テンションローラ59・59・59は、それぞれのテンションローラ59が互い違いになるよう配置され、挟持搬送ベルト24の内側を万遍なく押圧して芋蔓を確実に挟持できるよう構成している。
【0024】
挟持搬送装置Fの後端を左右に回動すると、回動アーム71が回動し、挟持搬送ベルト24の駆動プーリ70の部分の部分が折れ曲がることで該挟持搬送ベルト24後部が左右回動するが、前記駆動プーリ70・70の外方には2連外側テンションローラ56・57が配設され、挟持搬送ベルト24後部の回動度合によって、該ローラ56・57の何れかが挟持搬送ベルト24を外側から緊張するように構成している。
【0025】
また、左右のプーリ58・58を支持する回動軸34・34の間、及び、左右の支持杆65・65の間には縮小バネ75・75が介装され、左右の挟持搬送ベルト24・24を、芋蔓を挟持する方向へ付勢している。尚、図6において、前記付勢杆80は、付勢バネ76により前後突出方向に付勢され、挟持搬送ベルト24を緊張させている。
【0026】
挟持搬送ベルト24・24の後部上方には搬送タイン26・26が配設され、該搬送タイン26はプーリ68・69に巻回されている。プーリ69は、プーリ60を支持する軸33に支持され、挟持搬送ベルト24の回転によって駆動される軸33と一体的に回転する。プーリ68は、前記駆動軸31の略上方に位置している。また、前記掻込ベルト27・27は、その上方を掻込フレーム14・14によって覆われ、搬送タイン26・26は、その上方を搬送タインカバー73・73により覆われている。そして、掻込フレーム14・14の後端部には、搬送タイン26・26の前端及び前端部内側を覆う回動カバー74・74を配設し、特に挟持搬送ベルト24・24の後部が回動した際に、挟持搬送される芋蔓が、プーリ68と搬送タイン26・26との間に挟み込まれないように保護している。
【0027】
前記プーリ53・58・60・70にはスクレイパ61を、プーリ51・52にはスクレイパ63・64を、テンションローラ54・59にはスクレイパ62を、外側テンションローラ56・57にはスクレイパ91を設け、これらのプーリ及びテンションローラの外周面に近接させて、該外周面に絡まった芋蔓や付着した土・泥などを掻き落とすように構成している。また、プーリ50・68・69にも同様にスクレイパを設けている。
【0028】
また、挟持搬送ベルト24の下面近傍には脱落防止部材82を配設しており、挟持搬送ベルト24が弛んだ場合等に、挟持搬送ベルト24が脱落防止部材82に係止して下方に垂れ下がってしまうことを防止し、該挟持搬送ベルト24が外れて脱落しないように構成している。
【0029】
次に、掻込装置3について説明する。図7においては、前記掻込装置3を示しており、該掻込装置3は、プーリ50・51・52に巻回されプーリー50によって駆動される掻込ベルト27を、左右に対向させて配置し、左右の掻込ベルト27の間には、芋蔓を掻込んで挟持搬送ベルトへ受け継ぐ掻込部92が形成されている。掻込ベルト27は、プーリ50・51・52に巻回される基部27aと、該基部27aから外側方向に突出する多数の突起部27b・27b・・・とで構成され、対向して配設された左右一対の掻込ベルト27・27の間に形成された掻込部92においては、両者の突起部27b・27b・・・は、お互いに噛み合うよう互い違いに配置されている。この掻込部92において、このお互いに噛み合った突起部27b・27b・・・により芋蔓を挟み込んで、該芋蔓を上方に引き上げながら掻込むのである。
【0030】
掻込ベルト27は、その上方を掻込フレーム14によって覆われており、該掻込フレーム14の掻込部92には、掻込ベルト27の上下面及び内側面を覆うガイド体85が形成されている。図9に示すように、該ガイド体85は、掻込フレーム14の掻込部92側の端部に形成されて、正面視略コ字状に形成された凹部86を有しており、この凹部86内に掻込ベルト27の基部27a及び突起部27bの基部側部分が収納されている。これにより、該突起部27bの上下方向への移動が規制されて、掻込ベルト27の突起部27bに上下方向の力が加わった場合に、該掻込ベルト27が上下に引っ張られて外れることを防止している。
【0031】
左右一対の掻込フレーム14・14の前端部分には、前広後狭の平面視略「ハ」字状に形成された案内部83・83が形成されている。該案内部83・83の後端部は前記掻込部92の前端部に連結しており、この連結部には角部88・88が形成されている。そして、該角部88・88には、該掻込フレーム14が磨耗しないように補強する補強部材87を取り付けている。即ち、掻込部92の入口部分である角部88・88に、補強部材87が取り付けられているのである。図8、図9において、補強部材87は、掻込フレーム14における掻込部92前端部分に位置する角部88に配設されている。該補強部材87は棒状部材を略「く」字状に屈曲して形成されており、掻込フレーム14の角部88の外周形状に沿うように、又は、該角部88の外周から若干出っ張る状態に配置して、該掻込フレーム14の裏面に溶接等によって固設されている。
【0032】
畝上の芋蔓は機体の進行に伴い、掻込フレーム14・14前端の案内部83・83に当接して、左右方向中央の掻込部92の前端部へ案内され、掻込ベルト27・27により掻込まれる。このように、芋蔓が掻込装置3によって掻込まれる際には、畝の幅方向に広く繁っている芋蔓が、中央の掻込部92に集められて掻込まれるので、該掻込部92の入口にあたる角部88・88では、芋蔓が高密度に存在することとなる。そして、角部88・88へ高密度に集められた芋蔓は、掻込ベルト27・27の突起部27b・27bによって強制的に掻込部92へ案内されるため、芋蔓は大きな圧力で角部88・88に当接しながら摺動するのである。
【0033】
しかし、掻込フレーム14・14の角部88・88には、棒状部材で構成された補強部材87・87が取り付けられているため、芋蔓が該角部88・88通過する際には、芋蔓は該補強部材87・87に当接しながら通過する。これにより、芋蔓が高密度の状態で角部88・88を通過したり、芋蔓に土や砂利が付着していたとしても、掻込フレーム14が磨耗して外周が鋭利な状態になることはないのである。また、補強部材87・87は、例えば丸棒のような棒状部材で形成されているので、薄い板状部材で形成された掻込フレーム14に比べて磨耗しにくく、磨耗した場合でも先端が鋭利にならない。以上のように、掻込フレーム14・14前端部分の角部88・88へ補強部材87・87を取付たことにより、該掻込フレーム14・14の角部88・88が磨耗して鋭利な状態なることを防止することができるので、掻込む芋蔓が不用意に切断されてしまったりすることがなく、また、安全性を向上することができる。
【0034】
次に、機体前端部に配設した分草装置のデバイダガイド89について、図1、図2、及び、図10乃至図12により説明する。
前記デバイダガイド89は棒状部材で構成され、分草装置の前記掘起板16に取り付けられている。該デバイダガイド89は、掘起板16から前方に突出する水平部95の前端部に、該前端部から後斜上方に向かう案内部96が固設されて形成されている。また、水平部95の後端部には、デバイダガイド89を掘起板16に取り付けるための、取付板94が固設されている。そして、該取付板94によって掘起板16・16に取り付けたデバイダガイド89・89の案内部96・96は、それぞれ後方にいくにつれて機体の内側方向へ向かうように構成されており、該案内部96・96の後端部は、掻込装置3の左右掻込ベルト27・27の先端部まで達している。即ち、デバイダガイド89・89は、掘起板16・16の前方から掻込装置3前端部にまで渡って配置されているのである。
【0035】
以上のように構成したデバイダガイド89・89によって、芋蔓切断装置C・Cで切断された隣畝からの芋蔓や、掘起板16・16によって掘り起こされた土中に根を張った芋蔓等の、畝溝に繁っている芋蔓が掻込装置3へ案内されるので、従来は掻込装置3で掻込むことが難しかったこのような芋蔓が、スムーズに該掻込装置3に掻込まれることとなる。これにより、畝上の芋蔓のみならず畝溝の芋蔓までもを、広範囲に渡って取りこぼすことなく確実に、掻込装置3によって掻込んで処理することが可能となる。
【0036】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
請求項1記載の如く、芋蔓を走行しながら掻込装置3で掻き込み、挟持搬送装置Fにより挟持しながら上後方へ搬送し、引っ張ることにより基部から引き千切って移動処理する走行式芋蔓処理機において機体先端部の左右に分草装置を設け、該分草装置は掘起板16・16とデバイダガイド89・89により構成し、該掘起板16・16は前端が尖った板状部材により構成され、畝と畝との間の溝内部を通過して、該畝上の芋蔓が溝内に根をはった部分を掘り起こすべく構成し、該掘起板16・16に、前方へ突出するデバイダガイド89・89を取り付け、該デバイダガイド89・89を、掘起板16・16の前方から掻込装置3の前端部にまで渡って配置し、機体前方の芋蔓を掻込装置3へ案内するので、機体前方の芋蔓を広い範囲に渡って、スムーズに掻込装置へ案内して掻込むことができるようになったのである。
【0038】
請求項2記載の如く、デバイダガイド89は、掘起板16から前方に突出する水平部95の前端部に、該前端部から後斜上方に向かう案内部96を固設し、該水平部95の後端部には、デバイダガイド89を掘起板16に取り付けるための取付板94を固設し、該案内部96・96は、それぞれ後方にいくにつれて機体の内側方向へ向かうように構成し、後端部は掻込装置3の左右掻込ベルト27・27の先端部まで達するので、畝上の芋蔓のみならず、従来は掻込装置で掻込むことが難しかった畝溝の芋蔓までもを、広範囲に渡って取りこぼすことなく確実に、該掻込装置によって掻込んで処理することが可能となったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の茎処理機構を備えた走行式芋蔓処理機を示す全体側面図である。
【図2】 同じく全体平面図である。
【図3】 芋蔓処理機構を枢支する枢支点部を示す断面図である。
【図4】 掻込装置及び挟持搬送装置前部を示す平面図である。
【図5】 挟持搬送装置後部を示す平面図である。
【図6】 同じく側面図である。
【図7】 掻込装置を示す平面図である。
【図8】 掻込フレームに取り付けた補強部材を示す平面図である。
【図9】 同じく正面図である。
【図10】 デバイダガイドを示す側面図である。
【図11】 同じく平面図である。
【図12】 デバイダガイドを取り付けた状態の走行式芋蔓処理機の前部を示す正面図である。
【符号の説明】
A 芋蔓処理機構
B 走行機構
C 芋蔓切断装置
E エンジン
F 挟持搬送装置
K 回動中心ギアケース
M ミッションケース
T 畝押さえローラ機構
3 掻込装置
14 掻込フレーム
24 挟持搬送ベルト
27 掻込ベルト
27a 基部
27b 突起部
31 駆動軸
83 案内部
87 補強部材
88 角部
89 デバイダガイド
92 掻込部
94 取付板
95 水平部
96 案内部

Claims (2)

  1. 芋蔓を走行しながら掻込装置3で掻き込み、挟持搬送装置Fにより挟持しながら上後方へ搬送し、引っ張ることにより基部から引き千切って移動処理する走行式芋蔓処理機において、機体先端部の左右に分草装置を設け、該分草装置は掘起板16・16とデバイダガイド89・89により構成し、該掘起板16・16は前端が尖った板状部材により構成され、畝と畝との間の溝内部を通過して、該畝上の芋蔓が溝内に根をはった部分を掘り起こすべく構成し、該掘起板16・16に、前方へ突出するデバイダガイド89・89を取り付け、該デバイダガイド89・89を、掘起板16・16の前方から掻込装置3の前端部にまで渡って配置し、機体前方の芋蔓を掻込装置3へ案内することを特徴とする走行式芋蔓処理機の分草装置。
  2. 請求項1記載の走行式芋蔓処理機の分草装置において、該デバイダガイド89は、掘起板16から前方に突出する水平部95の前端部に、該前端部から後斜上方に向かう案内部96を固設し、該水平部95の後端部には、デバイダガイド89を掘起板16に取り付けるための取付板94を固設し、該案内部96・96は、それぞれ後方にいくにつれて機体の内側方向へ向かうように構成し、後端部は掻込装置3の左右掻込ベルト27・27の先端部まで達することを特徴とする走行式芋蔓処理機の分草装置。
JP24725097A 1997-09-11 1997-09-11 走行式芋蔓処理機の分草装置 Expired - Fee Related JP3822728B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24725097A JP3822728B2 (ja) 1997-09-11 1997-09-11 走行式芋蔓処理機の分草装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24725097A JP3822728B2 (ja) 1997-09-11 1997-09-11 走行式芋蔓処理機の分草装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1175454A JPH1175454A (ja) 1999-03-23
JP3822728B2 true JP3822728B2 (ja) 2006-09-20

Family

ID=17160699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24725097A Expired - Fee Related JP3822728B2 (ja) 1997-09-11 1997-09-11 走行式芋蔓処理機の分草装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3822728B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106171242B (zh) * 2016-09-12 2018-04-10 淮阴工学院 马铃薯收获装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1175454A (ja) 1999-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3822728B2 (ja) 走行式芋蔓処理機の分草装置
JP3763943B2 (ja) 走行式茎処理機の畝押さえ機構
JP3822730B2 (ja) 走行式茎処理機の茎処理機構
JP3822729B2 (ja) 走行式茎処理機の茎処理機構
JP3822727B2 (ja) 走行式茎処理機の挟持搬送ベルト
JP3712500B2 (ja) 走行式茎処理機の茎処理機構
JP3803894B2 (ja) 走行式芋蔓処理機の芋蔓処理機構
JP3071727B2 (ja) 走行式茎処理機の茎切断装置
JP4194170B2 (ja) 歩行型結球野菜収穫機
JP3382051B2 (ja) 蔓茎葉処理機
JPH0612965B2 (ja) 刈取機の穀稈搬送装置
JPH1125A (ja) 走行式茎処理機の茎処理機構
JP3667438B2 (ja) 走行式芋蔓処理機
JP3450740B2 (ja) 栽培作物用作業機
JPH09313020A (ja) 走行式甘薯蔓処理機の芋押え機構
JPH1189387A (ja) 走行式茎処理機の茎処理機構
US2524109A (en) Peanut digger
JP3071726B2 (ja) 走行式茎処理機の分草ガイド
JP3181044B2 (ja) 根茎収穫機における根茎作物の収穫方法
JP2014195408A (ja) ねぎ掘り起し収穫機
JP2002330610A (ja) 蔓茎葉処理機
JP2000032824A (ja) 収穫機及び、収穫機の選別コンベア
JP3743722B2 (ja) コンバインの刈取装置
JP3688792B2 (ja) 甘薯蔓引抜機
JP3626225B2 (ja) コンバインの掻込搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060623

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees