JP2002330429A - 放射線撮像装置 - Google Patents

放射線撮像装置

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JP2002330429A JP2001130156A JP2001130156A JP2002330429A JP 2002330429 A JP2002330429 A JP 2002330429A JP 2001130156 A JP2001130156 A JP 2001130156A JP 2001130156 A JP2001130156 A JP 2001130156A JP 2002330429 A JP2002330429 A JP 2002330429A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易画像処理表示の高速化を図る。 【解決手段】 放射線撮像装置は、撮像素子で撮像され
た電荷信号をデジタル信号に変換するための信号処理回
路と、その変換された信号データを間引き転送レートに
従い、信号データを間引き制御するセレクター回路と、
その信号処理回路により変換された撮像素子の暗電流に
対する信号データと、間引き制御された信号データとに
基づき暗電流補正を施した画像データを簡易表示画像と
して表示する表示制御部と、を備える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体に放射線を
照射し被写体を透過した放射線強度分布である被写体信
号を、光電変換素子を含む撮像素子により形成する放射
線撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】対象物に放射線を照射し、対象物を透過
した放射線の強度分布を検出し、対象物の放射線画像を
得る方法は、工業用の非破壊検査や医療診断の場で広く
一般に利用されている。対象物の放射線画像を得るため
の具体的な撮影方法で、最も一般的な方法は、放射線で
蛍光を発するいわゆる"蛍光板"(もしくは、増感紙)と
銀塩フィルムを組み合わせ、放射線を対象物を介して照
射し、蛍光板で放射線を可視光に変換し、銀塩フィルム
上に潜像を形成した後、この銀塩フィルムを化学処理
し、可視像を得る方法である。この撮影方法で得られた
放射線画像はいわゆるアナログ写真であり診断、検査等
に使用される。
【0003】一方、最近では受像手段として微少な光電
変換素子、スイッチング素子等からなる画素を格子状に
配列した光電変換装置を使用し、ディジタル画像を取得
する技術が開発されている。CCDまたはアモルファス
シリコンの2次元撮像素子上に蛍光体を積層した放射線
撮影装置として、USP5418377、 USP53
96072、 USP5381014、 USP5132
539、 USP4810881等が開示されている。
これらの撮影装置は取得した画像データを即時に表示す
ることが可能であり、直接デジタル撮影装置と呼べる。
【0004】デジタル撮影装置のアナログ写真技術に対
する利点としては、次のことが挙げられる。
【0005】すなわち、フィルムレス化、画像処理によ
る取得情報の拡大、データベース化等である。また、直
接デジタル撮影装置の間接デジタル撮影装置に対する利
点としては即時性が挙げられる。撮影した画像をその場
で瞬時に表示出来ることは急を要する医療現場において
は有利である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、 CC
D、アモルファスシリコン等の受光方式によらず2次元
撮像素子においては無信号状態でも暗電流が蓄積される
特性があり、微少信号の撮影においてはノイズの一因と
なり、また高階調(=4096階調程度)撮影において
は画質を低下させる原因にもなる。また、この暗電流は
周囲の温度等によって変化するため、一連の撮影シーケ
ンスにおいて撮影する必要がある。そのため、撮影スタ
ートからモニターに表示するには3〜4秒程度の時間が
かかってしまう。
【0007】このディジタル画像を取得する放射線撮影
装置の構成図を図5に示す。図5において、1は放射線
撮像手段(以下、「センサユニット」とする。)、2は
コントロールPC、20はモニター、21はプリンタ
ー、22はデータ保存装置である。
【0008】101は2次元撮像素子であり、102は
2次元撮像素子101から出力される撮像信号レベルの
ゲイン調整をするアンプ回路である。103はアナログ
の撮像信号をデジタルに変換するA/D変換器であり、
104はA/D変換器103より出力されるデジタル信
号を1ライン分記憶させるためのラインメモリ、105
は2つのラインメモリ104の出力を1ラインのシリア
ル信号出力に変換するマルチプレクスICである。
【0009】また、2次元撮像素子101で必要とされ
る駆動パルスやA/D変換器103で必要とされるサン
プリングパルスおよびその他の必要なタイミング信号は
パルス発生器108より供給される。パルス発生器10
8は109のMPUによりコントロールされている。1
07はマルチプレクスIC105の出力をコントロール
PC2に転送するための通信ICである。コントロール
PC2は通信IC107から転送されたデジタル信号を
画像処理し、接続されたモニター20に表示したり、プ
リンター21に印刷したり、データ保存装置22に記憶
する。
【0010】以下に図6及び図5を用いて撮影シーケン
スを説明する。
【0011】図6(a)は2次元撮像素子の状態の遷移
を示し、同(b)はコントロールPCの動作を表す。
【0012】撮影スタートの要求があると2次元撮像素
子は、撮影スタンバイ状態から2次元撮像素子の各撮影
素子をリセットした均一状態にされ、X線の曝射が行わ
れると同時に電荷の蓄積が始る。この信号蓄積の時間P
Qは、X線の照射時間に比例している。蓄積された信号
電荷はS信号としてアンプ回路102に読み出され、順
次A/D変換器103でデジタル信号に変換され、コン
トロールPC2にS信号に基づく画像データSQとして
転送される。このときの転送時間をTSQとする。
【0013】S信号の読み出しが終了すると(S信号の
転送が終了すると)、2次元撮像素子の状態はリセット
状態となり、S信号撮影時と同じ蓄積時間PQで暗電流
の信号蓄積を行う。蓄積された信号電荷はF信号として
読み出され、S信号と同様に信号処理され、コントロー
ルPC2にF信号に基づく画像データFQとして転送さ
れる。このときの転送時間をTFQとする。転送終了
後、2次元撮像素子は次の撮影要求があるまで撮影スタ
ンバイ状態として待機する。
【0014】コントロールPC2はスタンバイ状態か
ら、2次元撮像素子で撮像したS信号に基づく画像デー
タSQをセンサユニット1から受付け、格納する。この
転送が終了すると、再びスタンバイ状態に戻る。
【0015】暗電流に対応するF信号も同様にセンサユ
ニット1から転送され、これをコントロールPCは画像
データFQとして受付け、格納する。このときの転送時
間をTFQとする。
【0016】S信号及びF信号の転送時間TSQ及びT
FQは、それぞれ信号の読み出し時間と同じである。
【0017】F信号の転送が完了すると、次にコントロ
ールPCは、簡易画像表示を行うための簡易画像処理を
行う。まず、転送された画像データSQから画像データ
FQを減算処理することで暗電流補正(暗電流補正(Q
Q)=SQ−FQ)を行う。従来例において2次元撮像
素子の総画素数は2688×2688画素で、その各辺
1/8の336×336画素をモニターに表示させる画
像処理を行う。この画像処理時間をTPQとし、モニタ
ーに表示される表示画像をQQ、 X線曝射からモニタ
ー表示までの時間をtQとする。
【0018】この簡易画像表示はX線の線量や撮影画像
のブレや位置を確認するための表示で、この画像におい
て検査や診断を行うものではなく、あくまでも、撮像の
結果の概略を表示するものである。次に暗電流補正した
画像データを用いて、検査や診断を行うための最適な画
像処理(これを、「本画像処理」という)を行い、その
結果をデータ保存装置22に保存する。
【0019】また、必要に応じてこの撮像画像ファイル
を呼び出し、モニター20に表示させたり、プリンター
21に印刷したりすることが可能である。
【0020】従来例の構成においては、センサユニット
1内にフレームメモリーを持たないため、簡易画像表示
にもかかわらず、コントロールPC2に全画素の画像デ
ータを転送しなければならず、その転送レートは信号の
読み出しレートと同じであることが要求される。従っ
て、モニター表示という観点から簡易画像処理と本画像
処理とを比較すると、差異がないことになる。このよう
な構成において、簡易画像の表示の高速化を図るために
は、例えば14ビットの画像データをシリアル転送する
場合800Mbps程度の転送レートになる。そのため
に、特殊で高価な通信回路が必要になる。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するべ
く、本発明にかかる放射線撮像装置は、主として以下の
構成を有することを特徴とする。
【0022】すなわち、放射線撮像装置は、撮像手段で
撮像された電荷信号をデジタル信号に変換するための信
号処理手段と、前記信号処理手段により変換された信号
データをフレーム画像データとして格納するフレーム画
像格納手段と、前記フレーム画像格納手段に格納された
フレーム画像データに基づき、画像表示をする表示制御
手段に、該データを転送する通信手段と、を備え、前記
通信手段の転送レートは、前記撮像手段からの信号読み
出しレートよりも遅いことを特徴とする。
【0023】あるいは、放射線撮像装置は、撮像手段で
撮像された電荷信号をデジタル信号に変換するための信
号処理手段と、前記変換された信号データを間引き転送
レートに従い、該信号データを間引き制御するセレクタ
ー手段と、前記信号処理手段により変換された、前記撮
像手段の暗電流に対する信号データと、前記間引き制御
された信号データと、に基づき暗電流補正を施した画像
データを簡易表示画像として表示する表示制御手段とを
備えることを特徴とする。
【0024】上記の放射線撮像装置において、前記セレ
クター手段の間引き転送レートは、前記撮像手段の信号
読み出しレートよりも遅いことを特徴とする。
【0025】上記の放射線撮像装置において、前記フレ
ーム画像格納手段は、前記撮像手段の少なくとも1フレ
ーム分のフレーム画像データを格納することを特徴とす
る。
【0026】上記の放射線撮像装置において、前記表示
制御手段による前記暗電流補正に基づく表示画像の生成
は、間引き制御をしない信号データであって、前記撮像
手段の撮像による電荷信号の受信前に処理されることを
特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】<実施形態1>本発明にかかる放
射線撮影装置の実施形態を図面を用いて詳細に説明す
る。
【0028】図1は、放射線撮影装置の構成を説明する
ブロック図である。ここで、図1は、図5の従来例の構
成図の構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付
してあり、従来例で説明したものに関しては詳細な説明
を省略する。
【0029】また、図1において、2次元撮像装置10
1から出力される撮像信号出力線は2本であるが、図面
を簡略化するためのもので、実際に出力される撮像信号
の出力線の数を規定するものではない。
【0030】図1に示す106はマルチプレクスIC1
05から出力される信号出力を少なくとも1フレーム分
記憶するためのフレームメモリであり、110は簡易画
像表示のために、信号出力を間引き転送するためのセレ
クター回路である。
【0031】以下、図1及び図2を用いて撮影シーケン
スを説明する。
【0032】図2(a)は2次元撮像素子の状態の遷移
を示し、(b)はフレームメモリの状態を示し、(c)
はコントロールPCの動作を表す。
【0033】2次元撮像素子の状態、図2(a)におい
て、図中のnは撮影回数を表す。この処理シーケンスの
内容に関しては、図6(a)の従来例の撮影シーケンス
と同様である。
【0034】撮影スタンバイの状態で、撮影スタートの
要求があると2次元撮像素子101は、撮影スタンバイ
状態から2次元撮像素子の各撮影素子をリセットされた
均一状態になり、X線の曝射が行われると同時に電荷の
蓄積が始る。この信号蓄積の時間PnはX線の照射時間
に比例したものとなる。蓄積された信号電荷はS信号と
してアンプ(AMP)回路102により読み出され、A
/D変換器103、ラインメモリ104、マルチプレク
スIC105により信号処理が行われ、ディジタル信号
に変換されたS信号は、順次フレームメモリ106に書
き込まれる(図2(b))。
【0035】2次元撮像素子はフレームメモリ106に
対してS信号の読み出しを終えると、リセットして均一
状態に戻し、次にS信号撮影時と同じ蓄積時間Pnで暗
電流の信号蓄積を行う。蓄積された信号電荷はF信号と
して読み出され、S信号と同様に信号処理され、フレー
ムメモリ106に書込まれる。
【0036】F信号の読み出しが終了すると、2次元撮
像素子は、次の撮影要求があるまで撮影スタンバイ状態
に戻る。
【0037】フレームメモリ106への書込みと同時
に、セレクター110でM画素に1画素の割合で順次コ
ントロールPC2に信号の間引き転送が行われる。ここ
で、「M」はモニター20の表示可能画素に適する値と
して決定される。本実施形態においては、2次元撮像素
子の総画素数は2688×2688画素であり、モニタ
ーの表示可能画素は336×336画素であるため、M
=8(M=2688/336)となる。従って、コント
ロールPC2への転送レートも8画素に1画素の割合で
転送することができるので、転送レートは信号読み出し
レートの1/8になる。コントロールPC2に転送され
る、間引きされたS信号に対する画像データを「画像デ
ータSS」とする(図2(c))。
【0038】コントロールPC2は、転送された間引き
画像データSSを用いて画像処理を行い簡易画像表示の
ための表示制御を行なう。この画像処理で使用する暗電
流画像データは、コントロールPC内に記憶されている
前回の撮影で取得した暗電流画像データ(Fn−1)を
用いて暗電流補正を行う。すなわち、暗電流補正が施さ
れた画像データは間引き画像データSSから前回の撮像
における暗電流画像データを引いた画像となり、この暗
電流補正がされた表示画像をQnとすると、Qnは以下
の式により定義される。
【0039】暗電流補正を施した画像データ(Qn)=
SS−Fn−1 この画像処理時間をTPnとすると、画像処理時間TP
nは画像の間引きが1/8の転送レートで処理されるた
め、2次元撮像素子全体における処理時間は、従来例と
比較した場合、1/64になり処理時間の短縮化が図れ
る(TPn(図2(c))<TPQ(図6(b))。
【0040】また、X線曝射からモニター表示までの時
間tnは、従来例におけるモニター表示までの時間tQ
と比較すると大幅に短縮される(tn<tQ)。
【0041】簡易画像処理における暗電流信号を前回の
撮像で取得した信号を利用することにより、暗電流信号
の蓄積、信号処理、転送を待たずに簡易画像処理を先行
して行なうことで、処理時間の短縮を図ることができ
る。
【0042】表示画像Qnは、従来例で表示される画像
QQと比較した場合、同等とは言えないが、モニターの
性能(本実施形態で使用されるモニターは、解像度33
6×336、64から128階調程度)や、簡易画像表
示であり、検査や診断を行うものではないことを考慮す
れば十分満足できる画像である。
【0043】コントロールPC2で簡易画像処理が終了
すると、フレームメモリ106に記憶されたS信号画像
データ及びF信号画像データは任意の転送レートでコン
トロールPC2に転送され、コントロールPC2はS信
号、F信号の転送を受付け、格納する。
【0044】次に、本実施形態においては、フレームメ
モリ106の容量は1フレーム分であるので、F信号を
フレームメモリに書き込む前にS信号の転送を始めてい
るが、フレームメモリの容量が2フレーム以上ある場合
は、コントロールPCへの転送順序は規定しない。ま
た、この転送レートもフレームメモリがあることで、信
号読み出しレートより遅くすることが可能になる。
【0045】フレームメモリ106から転送される、間
引きをしないS信号に対する画像データSnから、F信
号に対する画像データFnを減算処理し暗電流補正を行
い、検査や診断を行うための最適な画像処理(本画像処
理)を行い、その結果をデータ保存装置22に保存し、
また、必要に応じてこの撮像画像ファイルを呼び出しモ
ニター20に表示させたり、プリンター21に印刷した
りすることが可能である。
【0046】以上説明したように、本実施形態にかかる
放射線撮影装置によれば、フレーム画像データを格納す
るメモリを設けることにより、表示制御部への画像デー
タの転送レートを、撮像素子の信号読み出しレートより
も遅くすることが可能になる。
【0047】また、フレーム画像データの格納と同調
し、セレクター回路は、画像データの間引き制御を行な
い、この間引き制御した画像データに基づき、表示制御
は簡易画像表示をX線曝射から短時間に表示することを
可能にする。本実施形態によれば、従来例で3〜4秒程
度かかった時間を2秒程度に短縮することができる。
【0048】<実施形態2>次に、本発明に係る第2の
実施形態を図3を用いて説明する。図3において、図2
の実施形態1の撮影シーケンスと同じ構成要素について
は同じ符号を付し、重複する部分に関しては詳細な説明
を省略する。
【0049】本実施形態は図3(c)の簡易画像処理に
おいて表示画像QFを求めるための暗電流補正の処理が
実施形態1と暗電流補正と異なっている。本実施形態で
使用する暗電流補正信号は、コントロールPC2内にあ
らかじめ保存された暗電流画像データFFを使用する。
従って、暗電流補正された表示画像QFは、フレームメ
モリ106から間引き転送された画像データSSから暗
電流補正信号FFを減算した以下の式により定義され
る。
【0050】 暗電流補正を施した画像データ(QF)=SS−FF この暗電流画像データFFは、複数回の暗電流画像デー
タの平均をとって得られた平均値であり、複数回平均を
取ることで撮像素子がもっているランダムノイズを無視
することのできる暗電流画像データとなる。なお実際に
減算処理する暗電流画像データFFは、S信号の蓄積時
間Pnに蓄積された暗電流に比例する値に変換されたも
のを使う。ここで表示される画像QFは、従来例で表示
される画像QQと比較した場合、同等とは言えないが、
モニターの性能、簡易画像表示であることを考慮すれば
十分満足できる画像である。
【0051】以上説明したように、本実施形態にかかる
放射線撮影装置でも同様に、コントロールPC2への画
像信号の転送レートを、2次元撮像素子の信号読み出し
レートよりも遅くすることが可能になり、システム設計
の自由度が増し、特殊で高価な通信回路も必要なくな
る。
【0052】また、X線を曝射させてから簡易画像表示
までにかかる時間を大幅に短縮することが可能である。
【0053】以上説明したように、本実施形態にかかる
放射線撮影装置でも同様に、フレーム画像データを格納
するメモリを設けることにより、表示制御部への画像デ
ータの転送レートを、撮像素子の信号読み出しレートよ
りも遅くすることが可能になる。
【0054】また、フレーム画像データの格納と同調
し、セレクター回路は、画像データの間引き制御を行な
い、この間引き制御した画像データに基づき、表示制御
は簡易画像表示をX線曝射から短時間に表示することを
可能にする。
【0055】<実施形態3>次に、本発明に係る第3の
実施形態を図4を用いて説明する。図4において、図2
の実施形態1の撮影シーケンスと同じ構成要素について
は同じ符号を付し、重複する部分に関しては詳細な説明
を省略する。
【0056】本実施形態は図4(c)に示すように、コ
ントロールPC2の動作において、簡易画像処理を2回
行なう点で第1及び第2の実施形態と異なる。
【0057】簡易画像処理1においては、実施形態1と
同様に暗電流補正には、間引き画像データSSと前回の
撮影で取得した暗電流画像データFn−1を用いて暗電
流補正を行う。ここで、簡易画像処理1の結果モニター
に表示される表示画像はQnとなり、以下の式で定義さ
れる。
【0058】暗電流補正を施した画像データ(Qn)=
SS−Fn−1 ここで表示される画像Qnは実施形態1で表示される画
像と同じであり、またX線曝射から画像の表示までの時
間tnも同じである。
【0059】簡易画像処理の後、フレームメモリ106
より本画像処理のためのS信号、F信号の転送を受付
け、F信号転送後に2回目の簡易画像処理2が開始す
る。この簡易画像処理2で行われる暗電流補正には、フ
レムーメモリ106より転送された、S信号に基づく画
像データSnとF信号に基づく画像データFnを用いて
暗電流補正を行う。この暗電流補正を施した画像データ
Rnは以下の式により定義される。
【0060】 暗電流補正を施した画像データ(Rn)=Sn−Fn ここで表示される画像Rnは、間引きがされていないS
信号に基づくものであり、最初の簡易画像処理1に比べ
高品位の画像となる。
【0061】本実施形態における放射線撮像装置によれ
ば、2回の簡易画像処理のうち、1回目の処理により、
X線曝射から画像表示までを短縮した表示を行ない、2
回目の表示により簡易画像の品位を落とさない高品位の
表示をすることが可能になる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる放
射線撮影装置によれば、フレーム画像データを格納する
メモリを設けることにより、表示制御部への画像データ
の転送レートを、撮像素子の信号読み出しレートよりも
遅くすることが可能になる。
【0063】また、フレーム画像データの格納と同調
し、セレクター回路は、画像データの間引き制御を行な
い、この間引き制御した画像データに基づき、表示制御
は簡易画像表示をX線曝射から短時間に表示することを
可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる放射線撮影装置の構
成を説明するブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態にかかる放射線撮影装
置の撮影シーケンスを説明する図である。
【図3】本発明の第2の実施形態にかかる放射線撮影装
置の撮影シーケンスを説明する図である。
【図4】本発明の第3の実施形態にかかる放射線撮影装
置の撮影シーケンスを説明する図である。
【図5】従来例の構成を説明するブロック図である。
【図6】従来例における撮影シーケンスを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 センサユニット 2 コントロールPC 101 2次元撮像素子 102 アンプ回路 103 A/D変換器 104 ラインメモリ 105 マルチプレクスIC 106 フレームメモリ 107 通信IC 108 パルス発生器 109 MPU 110 セレクター
フロントページの続き Fターム(参考) 2G001 AA01 BA11 CA01 DA01 DA09 DA10 FA06 FA09 HA13 JA16 4C093 AA16 CA30 EB12 EB17 FA34 FC01 FC11 FF34 FH10 5B047 AA17 DA01 DA06 5C024 AX16 CX32 CY16 CY50 HX23 HX50 HX57 HX60 5C054 CA02 EA01 EA05 EB05 EG00 EJ05 EJ07 GA04 HA05 HA12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線撮像装置であって、 撮像手段で撮像された電荷信号をデジタル信号に変換す
    るための信号処理手段と、 前記信号処理手段により変換された信号データをフレー
    ム画像データとして格納するフレーム画像格納手段と、 前記フレーム画像格納手段に格納されたフレーム画像デ
    ータに基づき、画像表示をする表示制御手段に、該デー
    タを転送する通信手段と、 を備え、 前記通信手段の転送レートは、前記撮像手段からの信号
    読み出しレートよりも遅いことを特徴とする放射線撮像
    装置。
  2. 【請求項2】 放射線撮像装置であって、 撮像手段で撮像された電荷信号をデジタル信号に変換す
    るための信号処理手段と、 前記変換された信号データを間引き転送レートに従い、
    該信号データを間引き制御するセレクター手段と、 前記信号処理手段により変換された、前記撮像手段の暗
    電流に対する信号データと、前記間引き制御された信号
    データと、に基づき暗電流補正を施した画像データを簡
    易表示画像として表示する表示制御手段と、 を備えることを特徴とする放射線撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記暗電流補正において、前記暗電流信
    号は、前回分の撮像における暗電流データとして格納さ
    れているデータであることを特徴とする請求項2に記載
    の放射線撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段は、該撮像手段が放射線に
    感応し、入射放射線量に応じた電気信号を出力する2次
    元撮像素子であることを特徴とする請求項1または2に
    記載の放射線撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記フレーム画像格納手段は、前記撮像
    手段の少なくとも1フレーム分のフレーム画像データを
    格納することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像
    装置。
  6. 【請求項6】 前記間引き転送レートは、前記撮像手段
    の全画素データと、前記表示画像として表示に必要な最
    小の画素データとの比率から決定されることを特徴とす
    る請求項2に記載の放射線撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記暗電流補正において、前記暗電流信
    号は、複数回の撮像における暗電流データの平均値とし
    て格納されているデータであることを特徴とする請求項
    2に記載の放射線撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記表示制御手段による前記暗電流補正
    に基づく表示画像の生成は、間引き制御をしない信号デ
    ータであって、前記撮像手段の撮像による電荷信号の受
    信前に処理されることを特徴とする請求項2に記載の放
    射線撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記表示制御手段は、 間引き制御をしない信号データであって、前記撮像手段
    の撮像による電荷信号の受信前に暗電流補正処理がされ
    る、第1の表示画像と、 前記撮像手段の撮像に対する暗電流信号の受信後に暗電
    流補正処理がされる、第2の表示画像と、を表示制御す
    ることを特徴とする請求項2に記載の放射線撮像装置。
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