JP2002330411A - 嗜好場面取得制御放送システム、放送送信装置、放送受信装置及び記録装置 - Google Patents
嗜好場面取得制御放送システム、放送送信装置、放送受信装置及び記録装置Info
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- JP2002330411A JP2002330411A JP2001132958A JP2001132958A JP2002330411A JP 2002330411 A JP2002330411 A JP 2002330411A JP 2001132958 A JP2001132958 A JP 2001132958A JP 2001132958 A JP2001132958 A JP 2001132958A JP 2002330411 A JP2002330411 A JP 2002330411A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 映像音声の評価演算をすることなく、嗜好場
面に関する情報の作成・送受信のみで嗜好場面を取得す
る嗜好場面制御取得放送システム、送信装置、受信装
置、及び記録装置を提供するものである。 【解決手段】 送信側では場面情報生成装置、場面情報
作成装置及び場面情報付加多重化装置を設けて、嗜好場
面に関する時間軸データと内容データを作成し、放送送
信装置によりこれらの情報を主映像音声に多重して送信
し、受信側では場面情報取得部と場面情報制御処理部を
備えて、これらの情報をもとに嗜好場面を選択して取得
する構成とした。
面に関する情報の作成・送受信のみで嗜好場面を取得す
る嗜好場面制御取得放送システム、送信装置、受信装
置、及び記録装置を提供するものである。 【解決手段】 送信側では場面情報生成装置、場面情報
作成装置及び場面情報付加多重化装置を設けて、嗜好場
面に関する時間軸データと内容データを作成し、放送送
信装置によりこれらの情報を主映像音声に多重して送信
し、受信側では場面情報取得部と場面情報制御処理部を
備えて、これらの情報をもとに嗜好場面を選択して取得
する構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、番組放送サービス
の内容の中から嗜好場面を取得して記録する嗜好場面取
得制御放送システム、放送送信装置、放送受信装置及び
記録装置に関し、特にスポーツ中継や生放送等の長時間
番組において、好シーンや好きな選手、歌手の登場する
ようなユーザーの嗜好する場面を取得し、表示したり編
集したりして記録するものに関する。
の内容の中から嗜好場面を取得して記録する嗜好場面取
得制御放送システム、放送送信装置、放送受信装置及び
記録装置に関し、特にスポーツ中継や生放送等の長時間
番組において、好シーンや好きな選手、歌手の登場する
ようなユーザーの嗜好する場面を取得し、表示したり編
集したりして記録するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の嗜好場面取得は、番組全体を磁気
テープあるいはハードディスクなどの記録媒体に録画
し,または特開平08−138318号公報に公開され
たようにハードディスク等の記録媒体に映像及び音声を
記録し番組記録完了後にまたは記録状態にありながらユ
ーザーオペレーションによって、早送り、巻き戻し再生
を行い、好みの場面を再生し、あるいは映像の内容や音
声を評価してユーザーの必要とする場面を選択して記録
するように行われていた。
テープあるいはハードディスクなどの記録媒体に録画
し,または特開平08−138318号公報に公開され
たようにハードディスク等の記録媒体に映像及び音声を
記録し番組記録完了後にまたは記録状態にありながらユ
ーザーオペレーションによって、早送り、巻き戻し再生
を行い、好みの場面を再生し、あるいは映像の内容や音
声を評価してユーザーの必要とする場面を選択して記録
するように行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
て、見たい場面だけ見るといったユーザー要求に対し
て、早送り、巻き戻しの操作をユーザーがする必要があ
り余計なオペレーションの手間と時間がかかる。また好
みの場面だけをつないでみたり、残したいシーンだけ残
すためには、好みの場面のみにマーキングしたり、ダビ
ング編集する必要がある。従って、ユーザーが記録され
た内容を一通り見なければならないし、マーキングは番
組全体を残す必要がないとき、余分に記録媒体を消費す
るという問題があった。
て、見たい場面だけ見るといったユーザー要求に対し
て、早送り、巻き戻しの操作をユーザーがする必要があ
り余計なオペレーションの手間と時間がかかる。また好
みの場面だけをつないでみたり、残したいシーンだけ残
すためには、好みの場面のみにマーキングしたり、ダビ
ング編集する必要がある。従って、ユーザーが記録され
た内容を一通り見なければならないし、マーキングは番
組全体を残す必要がないとき、余分に記録媒体を消費す
るという問題があった。
【0004】また、放送局が編集した名場面集のような
放送ではユーザーの多種多用な好みに対応することがで
きない問題があった。画像及び音声を評価する録画シス
テムにおいても、画像評価には膨大な演算が必要である
し、音声(言葉)のない場面もあるので、コンテンツの
評価による場面の特定は難しく十分にユーザーの所望す
る場面の抜き出しが出来ないのも問題であった。
放送ではユーザーの多種多用な好みに対応することがで
きない問題があった。画像及び音声を評価する録画シス
テムにおいても、画像評価には膨大な演算が必要である
し、音声(言葉)のない場面もあるので、コンテンツの
評価による場面の特定は難しく十分にユーザーの所望す
る場面の抜き出しが出来ないのも問題であった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、嗜好場面であることを示す嗜好場面取得情
報を単独的に、もしくは主映像音声に多重して送信し、
受信側はこれらの情報をもとに、嗜好場面を選択的に取
得する嗜好場面取得制御放送システム、放送送信装置、
放送受信装置及び記録装置を提供することを目的とする
ものである。
れたもので、嗜好場面であることを示す嗜好場面取得情
報を単独的に、もしくは主映像音声に多重して送信し、
受信側はこれらの情報をもとに、嗜好場面を選択的に取
得する嗜好場面取得制御放送システム、放送送信装置、
放送受信装置及び記録装置を提供することを目的とする
ものである。
【0006】また、本発明は、記録媒体を問わず、大規
模な演算装置をもちいることなく、ユーザーが余計な手
間をかけずに見たい場面だけ見たり、残したい場面だけ
残すことができる、安価でユーザーフレンドリーな嗜好
場面取得制御放送システム、放送送信装置、放送受信装
置及び記録装置を提供することを目的とするものであ
る。
模な演算装置をもちいることなく、ユーザーが余計な手
間をかけずに見たい場面だけ見たり、残したい場面だけ
残すことができる、安価でユーザーフレンドリーな嗜好
場面取得制御放送システム、放送送信装置、放送受信装
置及び記録装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載の嗜好場面取得制御放送シ
ステムは、映像、音声などの番組内容、並びに前記番組
内容の視聴者の嗜好する場面についての情報を作成送信
する嗜好場面取得制御放送システムであって、カメラや
マイクロフォン及びスイッチャーなどを用いて作成され
る番組放送用の映像及び音声を入力するソース入力装置
と、番組内容の中に視聴者の嗜好する場面を想定し、前
記嗜好場面であることを視聴者側で処理可能なマークも
しくは情報で示し、嗜好場面取得情報を作成する嗜好場
面情報作成装置と、放送用にフォーマットされた信号に
前記作成された嗜好場面取得情報を前記フォーマット形
式に従って、多重する嗜好場面情報付加装置と、前記映
像・音声などの番組内容と、前記嗜好場面取得情報とを
送信する放送送信装置と、を備えたものである。
に、本発明の請求項1に記載の嗜好場面取得制御放送シ
ステムは、映像、音声などの番組内容、並びに前記番組
内容の視聴者の嗜好する場面についての情報を作成送信
する嗜好場面取得制御放送システムであって、カメラや
マイクロフォン及びスイッチャーなどを用いて作成され
る番組放送用の映像及び音声を入力するソース入力装置
と、番組内容の中に視聴者の嗜好する場面を想定し、前
記嗜好場面であることを視聴者側で処理可能なマークも
しくは情報で示し、嗜好場面取得情報を作成する嗜好場
面情報作成装置と、放送用にフォーマットされた信号に
前記作成された嗜好場面取得情報を前記フォーマット形
式に従って、多重する嗜好場面情報付加装置と、前記映
像・音声などの番組内容と、前記嗜好場面取得情報とを
送信する放送送信装置と、を備えたものである。
【0008】また、請求項2に記載の嗜好場面取得制御
放送システムは、映像、音声などの番組内容、並びに前
記番組内容の視聴者の嗜好する場面についての情報を作
成送信する嗜好場面取得制御放送システムであって、V
CRなど装置から番組放送用の映像・音声などの情報を
再生するソース再生装置と、前記映像・音声などの番組
内容の中に視聴者の嗜好する場面を想定し、前記嗜好場
面であることを視聴者側で処理可能なマークもしくは情
報で示し、嗜好場面取得情報を作成する嗜好場面情報作
成装置と、放送用にフォーマットされた信号に前記作成
された嗜好場面取得情報を前記フォーマット形式に従っ
て、付加多重する嗜好場面情報付加装置と、前記嗜好場
面取得情報が挿入された送信コンテンツを番組放送に備
えて記録しておく送信コンテンツ記録再生装置と、前記
送信コンテンツを送信する放送送信装置と、を備えたも
のである。
放送システムは、映像、音声などの番組内容、並びに前
記番組内容の視聴者の嗜好する場面についての情報を作
成送信する嗜好場面取得制御放送システムであって、V
CRなど装置から番組放送用の映像・音声などの情報を
再生するソース再生装置と、前記映像・音声などの番組
内容の中に視聴者の嗜好する場面を想定し、前記嗜好場
面であることを視聴者側で処理可能なマークもしくは情
報で示し、嗜好場面取得情報を作成する嗜好場面情報作
成装置と、放送用にフォーマットされた信号に前記作成
された嗜好場面取得情報を前記フォーマット形式に従っ
て、付加多重する嗜好場面情報付加装置と、前記嗜好場
面取得情報が挿入された送信コンテンツを番組放送に備
えて記録しておく送信コンテンツ記録再生装置と、前記
送信コンテンツを送信する放送送信装置と、を備えたも
のである。
【0009】請求項3に記載の嗜好場面取得制御放送シ
ステムは、請求項1または請求項2に記載の嗜好場面取
得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面取得情報を
映像音声などの番組内容と同時に表示確認するモニタを
備えたものである。
ステムは、請求項1または請求項2に記載の嗜好場面取
得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面取得情報を
映像音声などの番組内容と同時に表示確認するモニタを
備えたものである。
【0010】請求項4に記載の嗜好場面取得制御放送シ
ステムは、請求項1から請求項3のいずれかに記載の嗜
好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面情
報作成装置は、入力されたソース番組内容を評価して、
ある決められた基準に従って嗜好場面取得情報を自動的
に生成する嗜好場面情報自動生成装置と、上記嗜好場面
情報自動生成装置により生成された嗜好場面取得情報に
対して、オペレーターによって追加,削除の修正を行う
嗜好場面情報手動作成装置と、を備えたものである。
ステムは、請求項1から請求項3のいずれかに記載の嗜
好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面情
報作成装置は、入力されたソース番組内容を評価して、
ある決められた基準に従って嗜好場面取得情報を自動的
に生成する嗜好場面情報自動生成装置と、上記嗜好場面
情報自動生成装置により生成された嗜好場面取得情報に
対して、オペレーターによって追加,削除の修正を行う
嗜好場面情報手動作成装置と、を備えたものである。
【0011】請求項5に記載の嗜好場面取得制御放送シ
ステムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の嗜
好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面情
報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その場
面の開始点と終了点にマークもしくは時間軸上の指標と
なる情報を、前記嗜好場面取得情報として挿入するもの
である。
ステムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の嗜
好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面情
報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その場
面の開始点と終了点にマークもしくは時間軸上の指標と
なる情報を、前記嗜好場面取得情報として挿入するもの
である。
【0012】請求項6に記載の嗜好場面取得制御放送シ
ステムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の嗜
好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面情
報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その場
面の開始点と終了点の近傍にマークもしくは時間軸上の
指標となる情報、及び実際に取得させたい主映像及び主
音声の開始時点、終了時点との時間差情報を、前記嗜好
場面取得情報として挿入するものである。
ステムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の嗜
好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面情
報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その場
面の開始点と終了点の近傍にマークもしくは時間軸上の
指標となる情報、及び実際に取得させたい主映像及び主
音声の開始時点、終了時点との時間差情報を、前記嗜好
場面取得情報として挿入するものである。
【0013】請求項7に記載の嗜好場面取得制御放送シ
ステムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の嗜
好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面情
報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その場
面の開始点にマークもしくは時間軸上の指標となる情報
と、上記嗜好場面の継続時間情報とを合わせて、前記嗜
好場面取得情報として挿入するものである。
ステムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の嗜
好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面情
報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その場
面の開始点にマークもしくは時間軸上の指標となる情報
と、上記嗜好場面の継続時間情報とを合わせて、前記嗜
好場面取得情報として挿入するものである。
【0014】請求項8に記載の嗜好場面取得制御放送シ
ステムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の嗜
好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面情
報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その場
面の開始点の近傍に、マークもしくは時間軸上の指標と
なる情報と、嗜好場面の継続時間情報と、さらに実際に
取得させたい主映像及び主音声の開始時点との時間差情
報とを合わせて、前記嗜好場面取得情報として挿入する
ものである。
ステムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の嗜
好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面情
報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その場
面の開始点の近傍に、マークもしくは時間軸上の指標と
なる情報と、嗜好場面の継続時間情報と、さらに実際に
取得させたい主映像及び主音声の開始時点との時間差情
報とを合わせて、前記嗜好場面取得情報として挿入する
ものである。
【0015】請求項9に記載の嗜好場面取得制御放送シ
ステムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の嗜
好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面情
報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その場
面の終了点にマークもしくはマークとなる情報と上記嗜
好場面の継続時間情報とを合わせて、前記嗜好場面取得
情報として挿入するものである。
ステムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の嗜
好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面情
報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その場
面の終了点にマークもしくはマークとなる情報と上記嗜
好場面の継続時間情報とを合わせて、前記嗜好場面取得
情報として挿入するものである。
【0016】請求項10に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その
場面の終了点の近傍に、マークもしくはマークとなる情
報と、嗜好場面の継続時間情報と、さらに実際の映像及
び音声の終了時点との時間差情報とを合わせて、前記嗜
好場面取得情報として挿入するものである。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その
場面の終了点の近傍に、マークもしくはマークとなる情
報と、嗜好場面の継続時間情報と、さらに実際の映像及
び音声の終了時点との時間差情報とを合わせて、前記嗜
好場面取得情報として挿入するものである。
【0017】請求項11に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その
場面の開始点と終了点の少なくともどちらか一方の番組
開始からカウントした時刻もしくは絶対時刻を、前記場
面の開始時点と終了時点の少なくともどちらか一方、あ
るいは前記開始時点もしくは終了時点の近傍の少なくと
もどちらか一方に、前記嗜好場面取得情報として挿入す
るものである。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その
場面の開始点と終了点の少なくともどちらか一方の番組
開始からカウントした時刻もしくは絶対時刻を、前記場
面の開始時点と終了時点の少なくともどちらか一方、あ
るいは前記開始時点もしくは終了時点の近傍の少なくと
もどちらか一方に、前記嗜好場面取得情報として挿入す
るものである。
【0018】請求項12に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その
場面の開始点と終了点の少なくともどちらか一方の近傍
のTS(トランスポートストリーム)に定期的に挿入され
るPCR(プログラムクロックリファレンス)の生成カウ
ンタの値を、前記開始点もしくは終了点の時刻を表す前
記嗜好場面取得情報として挿入するものである。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その
場面の開始点と終了点の少なくともどちらか一方の近傍
のTS(トランスポートストリーム)に定期的に挿入され
るPCR(プログラムクロックリファレンス)の生成カウ
ンタの値を、前記開始点もしくは終了点の時刻を表す前
記嗜好場面取得情報として挿入するものである。
【0019】請求項13に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その
場面の開始点と終了点の少なくともどちらか一方の近傍
のPS(プログラムストリーム)に定期的に挿入されるSC
R(システムクロックリファレンス)の生成カウンタの
値を、前記開始点もしくは終了点の時刻を表す前記嗜好
場面取得情報として挿入するものである。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その
場面の開始点と終了点の少なくともどちらか一方の近傍
のPS(プログラムストリーム)に定期的に挿入されるSC
R(システムクロックリファレンス)の生成カウンタの
値を、前記開始点もしくは終了点の時刻を表す前記嗜好
場面取得情報として挿入するものである。
【0020】請求項14に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、内容
によって分類された嗜好場面ごとに異なるマークもしく
は情報を用いて上記嗜好場面であることを示し、前記嗜
好場面取得情報を作成するものである。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、内容
によって分類された嗜好場面ごとに異なるマークもしく
は情報を用いて上記嗜好場面であることを示し、前記嗜
好場面取得情報を作成するものである。
【0021】請求項15に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その
場面の内容を表す少なくとも1つ以上のキーワードを前
記嗜好場面取得情報として挿入するものである。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その
場面の内容を表す少なくとも1つ以上のキーワードを前
記嗜好場面取得情報として挿入するものである。
【0022】請求項16に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その
場面の内容に対応したコードを前記嗜好場面取得情報と
して挿入するものである。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その
場面の内容に対応したコードを前記嗜好場面取得情報と
して挿入するものである。
【0023】請求項17に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項16に記載の嗜好場面取得制御放送
システムにおいて、前記コードは、一般公開化されたコ
ードであることを特徴とするものである。
システムは、請求項16に記載の嗜好場面取得制御放送
システムにおいて、前記コードは、一般公開化されたコ
ードであることを特徴とするものである。
【0024】請求項18に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項16に記載の嗜好場面取得制御放送
システムにおいて、前記コードは、分類もしくは階層化
されたコードであることを特徴とするものである。
システムは、請求項16に記載の嗜好場面取得制御放送
システムにおいて、前記コードは、分類もしくは階層化
されたコードであることを特徴とするものである。
【0025】請求項19に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その
場面の内容を示すキーワード一覧もしくはキーワードと
説明文もしくはコードの対応表を、前記嗜好場面取得情
報として作成するものである。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その
場面の内容を示すキーワード一覧もしくはキーワードと
説明文もしくはコードの対応表を、前記嗜好場面取得情
報として作成するものである。
【0026】請求項20に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項19に記載の嗜好場面取得制御放送
システムにおいて、前記嗜好場面情報作成装置は、前記
嗜好場面取得情報としてのキーワード一覧もしくはキー
ワードと説明文もしくはコードの対応表を一般化し、定
期的に更新するものである。
システムは、請求項19に記載の嗜好場面取得制御放送
システムにおいて、前記嗜好場面情報作成装置は、前記
嗜好場面取得情報としてのキーワード一覧もしくはキー
ワードと説明文もしくはコードの対応表を一般化し、定
期的に更新するものである。
【0027】請求項21に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項19に記載の嗜好場面取得制御放送
システムにおいて、前記嗜好場面情報作成装置は、前記
キーワード一覧もしくはキーワードと説明文もしくはコ
ードの対応表を嗜好場面取得情報1として、前記嗜好場
面取得情報1のバージョン情報を嗜好場面取得情報2と
して、さらに、前記嗜好場面取得情報1の更新差分を嗜
好場面取得情報3として作成するものである。
システムは、請求項19に記載の嗜好場面取得制御放送
システムにおいて、前記嗜好場面情報作成装置は、前記
キーワード一覧もしくはキーワードと説明文もしくはコ
ードの対応表を嗜好場面取得情報1として、前記嗜好場
面取得情報1のバージョン情報を嗜好場面取得情報2と
して、さらに、前記嗜好場面取得情報1の更新差分を嗜
好場面取得情報3として作成するものである。
【0028】請求項22に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その
場面の内容を示す一般化された対応表あるいは番組固有
の対応表を嗜好場面取得情報1として、それらの対応表
の更新差分を嗜好場面取得情報2として作成するもので
ある。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その
場面の内容を示す一般化された対応表あるいは番組固有
の対応表を嗜好場面取得情報1として、それらの対応表
の更新差分を嗜好場面取得情報2として作成するもので
ある。
【0029】請求項23に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その
場面の開始点と終了点にマークもしくは時間軸上の指標
となる情報を挿入し、さらに終了点に開始点と終了点と
によってはさまれるシーンが前記嗜好場面として確定し
たかしないかを示す確定フラグとを合わせて、前記嗜好
場面取得情報として作成するものである。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その
場面の開始点と終了点にマークもしくは時間軸上の指標
となる情報を挿入し、さらに終了点に開始点と終了点と
によってはさまれるシーンが前記嗜好場面として確定し
たかしないかを示す確定フラグとを合わせて、前記嗜好
場面取得情報として作成するものである。
【0030】請求項24に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を単独的に放送
信号として作成し、または番組の映像あるいは音声信号
あるいはその他の信号に多重して付加するものである。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を単独的に放送
信号として作成し、または番組の映像あるいは音声信号
あるいはその他の信号に多重して付加するものである。
【0031】請求項25に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を主映像信号の
有効領域外に挿入するものである。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を主映像信号の
有効領域外に挿入するものである。
【0032】請求項26に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報をワイドアスペ
クト比放送の映像信号の上下無画部に挿入するものであ
る。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報をワイドアスペ
クト比放送の映像信号の上下無画部に挿入するものであ
る。
【0033】請求項27に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を映像信号の有
効画像領域の一部として挿入するものである。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を映像信号の有
効画像領域の一部として挿入するものである。
【0034】請求項28に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を副音声に挿入
するものである。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を副音声に挿入
するものである。
【0035】請求項29に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を放送波の周波
数領域に主信号と多重して挿入するものである。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を放送波の周波
数領域に主信号と多重して挿入するものである。
【0036】請求項30に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報をディジタル放
送のTS(トランスポートストリーム)もしくはPS
(プログラムストリーム)として専用のストリームとし
て付加するものである。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報をディジタル放
送のTS(トランスポートストリーム)もしくはPS
(プログラムストリーム)として専用のストリームとし
て付加するものである。
【0037】請求項31に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報をディジタル放
送のTS(トランスポートストリーム)に専用のテーブ
ルを定義して挿入するものである。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報をディジタル放
送のTS(トランスポートストリーム)に専用のテーブ
ルを定義して挿入するものである。
【0038】請求項32に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報をディジタル放
送のTS(トランスポートストリーム)のPMT(プロ
グラムマップテーブル)に専用のディスクリプタを定義
し挿入するものである。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報をディジタル放
送のTS(トランスポートストリーム)のPMT(プロ
グラムマップテーブル)に専用のディスクリプタを定義
し挿入するものである。
【0039】請求項33に記載の嗜好場面取得制御放送
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報をディジタル放
送のPS(プログラムストリーム)のPSM(プログラ
ムストリームマップ)に専用のディスクリプタを定義し
挿入送信するものである。
システムは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
嗜好場面取得制御放送システムにおいて、前記嗜好場面
情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報をディジタル放
送のPS(プログラムストリーム)のPSM(プログラ
ムストリームマップ)に専用のディスクリプタを定義し
挿入送信するものである。
【0040】請求項34に記載の放送送信装置は、放送
番組内容、番組名や番組ジャンルなどの付随情報、およ
び前記番組内容の視聴者の嗜好する場面を取得するため
に作成された嗜好場面取得情報などを送信する放送送信
装置であって、前記放送送信装置は、前記嗜好場面取得
情報を単独的に、もしくは番組の映像あるいは音声信号
等の主情報と多重して、番組前に、もしくは番組中に、
もしくは番組後に、もしくは深夜時間帯に、もしくは主
チャンネルの空き時間帯に送信するものである。
番組内容、番組名や番組ジャンルなどの付随情報、およ
び前記番組内容の視聴者の嗜好する場面を取得するため
に作成された嗜好場面取得情報などを送信する放送送信
装置であって、前記放送送信装置は、前記嗜好場面取得
情報を単独的に、もしくは番組の映像あるいは音声信号
等の主情報と多重して、番組前に、もしくは番組中に、
もしくは番組後に、もしくは深夜時間帯に、もしくは主
チャンネルの空き時間帯に送信するものである。
【0041】請求項35に記載の放送送信装置は、請求
項34に記載の放送送信装置において、前記放送送信装
置は、前記嗜好場面取得情報が嗜好場面の内容を表すキ
ーワード一覧もしくはキーワードと説明文もしくはコー
ドの対応表である場合、上記嗜好場面取得情報を番組開
始までに送信するものである。
項34に記載の放送送信装置において、前記放送送信装
置は、前記嗜好場面取得情報が嗜好場面の内容を表すキ
ーワード一覧もしくはキーワードと説明文もしくはコー
ドの対応表である場合、上記嗜好場面取得情報を番組開
始までに送信するものである。
【0042】請求項36に記載の放送送信装置は、請求
項34に記載の放送送信装置において、前記放送送信装
置は、一般化し、定期的に更新される上記嗜好場面の内
容を表すキーワード一覧もしくはキーワードと説明文も
しくはコードの対応表を多重送信もしくは主チャンネル
の空き時間帯を利用して送信するものである。
項34に記載の放送送信装置において、前記放送送信装
置は、一般化し、定期的に更新される上記嗜好場面の内
容を表すキーワード一覧もしくはキーワードと説明文も
しくはコードの対応表を多重送信もしくは主チャンネル
の空き時間帯を利用して送信するものである。
【0043】請求項37に記載の放送送信装置は、請求
項34に記載の放送送信装置において、前記放送送信装
置は、上記嗜好場面の内容を表すキーワード一覧もしく
はキーワードと説明文もしくはコードの対応表と、それ
らのバージョン情報とともに、番組開始までに少なくと
も1回、番組中にはそれら情報の更新差分を送信するも
のである。
項34に記載の放送送信装置において、前記放送送信装
置は、上記嗜好場面の内容を表すキーワード一覧もしく
はキーワードと説明文もしくはコードの対応表と、それ
らのバージョン情報とともに、番組開始までに少なくと
も1回、番組中にはそれら情報の更新差分を送信するも
のである。
【0044】請求項38に記載の放送送信装置は、請求
項34に記載の放送送信装置において、前記放送送信装
置は、上記嗜好場面の内容を表す一般化された前記対応
表あるいは番組固有の対応表を番組に先立って、深夜等
の空き時間帯及び主チャンネルの情報量の少ない時間帯
に送信し、前記対応表の更新差分を番組中に多重送信す
るものである。
項34に記載の放送送信装置において、前記放送送信装
置は、上記嗜好場面の内容を表す一般化された前記対応
表あるいは番組固有の対応表を番組に先立って、深夜等
の空き時間帯及び主チャンネルの情報量の少ない時間帯
に送信し、前記対応表の更新差分を番組中に多重送信す
るものである。
【0045】請求項39に記載の放送送信装置は、請求
項34に記載の放送送信装置において、前記放送送信装
置は、前記嗜好場面に対応する時刻時間情報と内容を表
すキーワードもしくはコードの対応表を映像及び音声に
多重して、あるいは単独で番組中もしくは番組終了後に
送信するものである。
項34に記載の放送送信装置において、前記放送送信装
置は、前記嗜好場面に対応する時刻時間情報と内容を表
すキーワードもしくはコードの対応表を映像及び音声に
多重して、あるいは単独で番組中もしくは番組終了後に
送信するものである。
【0046】請求項40に記載の放送送信装置は、請求
項34に記載の放送送信装置において、前記放送送信装
置は、嗜好場面取得のための時刻及び内容の予定情報を
番組の本編の開始前に送信し、予定を定めることのでき
ないような場面の取得情報は番組中に多重して送信する
ものである。
項34に記載の放送送信装置において、前記放送送信装
置は、嗜好場面取得のための時刻及び内容の予定情報を
番組の本編の開始前に送信し、予定を定めることのでき
ないような場面の取得情報は番組中に多重して送信する
ものである。
【0047】請求項41に記載の放送受信装置は、放送
番組内容、番組名や番組ジャンルなど付随情報、および
前記番組内容の視聴者の嗜好する場面を取得するために
作成された嗜好場面取得情報などを受信して、表示装置
もしくは記録装置へ出力する放送受信装置であって、放
送された信号を受信し、前記受信した放送信号に対し
て、復調復号などの処理を施す放送復調復号受信部と、
前記復調復号された放送信号から放送番組内容を取得し
て処理する主映像音声処理部と、前記復調復号された放
送信号から上記嗜好場面取得情報を抽出する嗜好場面情
報取得部と、上記嗜好場面取得情報を解析し、その解析
結果に基づいて、視聴者の嗜好する場面を抜き出し表示
する、あるいは編集して記録する、あるいは前記場面に
インデックス付加し記録し、または嗜好場面の記録され
ているポジションをポインタとして記録するように前記
表示装置や記録装置を制御する嗜好情報制御処理部と、
前記表示装置を制御する表示制御部と、前記記録装置を
制御する記録再生制御部と、を備えたものである。
番組内容、番組名や番組ジャンルなど付随情報、および
前記番組内容の視聴者の嗜好する場面を取得するために
作成された嗜好場面取得情報などを受信して、表示装置
もしくは記録装置へ出力する放送受信装置であって、放
送された信号を受信し、前記受信した放送信号に対し
て、復調復号などの処理を施す放送復調復号受信部と、
前記復調復号された放送信号から放送番組内容を取得し
て処理する主映像音声処理部と、前記復調復号された放
送信号から上記嗜好場面取得情報を抽出する嗜好場面情
報取得部と、上記嗜好場面取得情報を解析し、その解析
結果に基づいて、視聴者の嗜好する場面を抜き出し表示
する、あるいは編集して記録する、あるいは前記場面に
インデックス付加し記録し、または嗜好場面の記録され
ているポジションをポインタとして記録するように前記
表示装置や記録装置を制御する嗜好情報制御処理部と、
前記表示装置を制御する表示制御部と、前記記録装置を
制御する記録再生制御部と、を備えたものである。
【0048】また、請求項42に記載の放送受信装置
は、請求項41に記載の放送受信装置において、さら
に、ユーザが予約・設定を行うためのユーザ操作部と、
ユーザが予め登録された嗜好場面情報の中に選択を行
い、または嗜好場面情報に関する新しい情報を登録する
情報登録部と、を備えたものである。
は、請求項41に記載の放送受信装置において、さら
に、ユーザが予約・設定を行うためのユーザ操作部と、
ユーザが予め登録された嗜好場面情報の中に選択を行
い、または嗜好場面情報に関する新しい情報を登録する
情報登録部と、を備えたものである。
【0049】また、請求項43に記載の放送受信装置
は、請求項41または請求項42に記載の放送受信装置
において、さらに、嗜好場面を取得するために、受信し
た放送内容を評価する情報評価部を備えたものである。
は、請求項41または請求項42に記載の放送受信装置
において、さらに、嗜好場面を取得するために、受信し
た放送内容を評価する情報評価部を備えたものである。
【0050】請求項44に記載の放送受信装置は、請求
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、前記嗜好場面情報取得部は、前記嗜好場面取得
情報がディジタル放送のTS(トランスポートストリー
ム)もしくはPS(プログラムストリーム)として専用
のストリームとして送信される場合に上記ストリームを
デコードして前記嗜好場面取得情報を取りだすものであ
る。
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、前記嗜好場面情報取得部は、前記嗜好場面取得
情報がディジタル放送のTS(トランスポートストリー
ム)もしくはPS(プログラムストリーム)として専用
のストリームとして送信される場合に上記ストリームを
デコードして前記嗜好場面取得情報を取りだすものであ
る。
【0051】請求項45に記載の放送受信装置は、請求
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、前記嗜好場面情報取得部は、前記嗜好場面取得
情報がディジタル放送のTS(トランスポートストリー
ム)に専用のテーブルを定義して送信される場合に前記
テーブルを解釈して前記嗜好場面取得情報を取りだすも
のである。
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、前記嗜好場面情報取得部は、前記嗜好場面取得
情報がディジタル放送のTS(トランスポートストリー
ム)に専用のテーブルを定義して送信される場合に前記
テーブルを解釈して前記嗜好場面取得情報を取りだすも
のである。
【0052】請求項46に記載の放送受信装置は、請求
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、前記嗜好場面情報取得部は、前記嗜好場面取得
情報がディジタル放送のTS(トランスポートストリー
ム)のPMT(プログラムマップテーブル)に専用のデ
ィスクリプタを定義し挿入して送信される場合、または
ディジタル放送のPS(プログラムストリーム)のPS
M(プログラムストリームマップ)に専用のディスクリ
プタを定義し挿入して送信される場合に前記ディスクリ
プタを解釈し前記ストリームをデコードして前記嗜好場
面取得情報を取りだすものである。
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、前記嗜好場面情報取得部は、前記嗜好場面取得
情報がディジタル放送のTS(トランスポートストリー
ム)のPMT(プログラムマップテーブル)に専用のデ
ィスクリプタを定義し挿入して送信される場合、または
ディジタル放送のPS(プログラムストリーム)のPS
M(プログラムストリームマップ)に専用のディスクリ
プタを定義し挿入して送信される場合に前記ディスクリ
プタを解釈し前記ストリームをデコードして前記嗜好場
面取得情報を取りだすものである。
【0053】請求項47に記載の放送受信装置は、請求
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、前記嗜好場面取得情報が嗜好場面の開始点と終
了点に挿入されたマークもしくは時間軸上の指標となる
情報として送信される場合に、前記嗜好場面情報取得部
は、上記嗜好場面の開始点と終了点を検出し、前記嗜好
情報制御処理部は、前記検出された開始点と終了点には
さまれる区間の画像及び音声及び情報を取得するように
制御を行うものである。
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、前記嗜好場面取得情報が嗜好場面の開始点と終
了点に挿入されたマークもしくは時間軸上の指標となる
情報として送信される場合に、前記嗜好場面情報取得部
は、上記嗜好場面の開始点と終了点を検出し、前記嗜好
情報制御処理部は、前記検出された開始点と終了点には
さまれる区間の画像及び音声及び情報を取得するように
制御を行うものである。
【0054】請求項48に記載の放送受信装置は、請求
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、嗜好場面の開始点と終了点の近傍にマークもし
くは時間軸上の指標となる情報、及び実際に取得させた
い主映像及び主音声の開始時点、終了時点との時間差情
報を、前記嗜好場面取得情報として挿入し送信される場
合に、前記嗜好場面情報取得部は、受信した信号から前
記嗜好場面取得情報を抽出し、前記嗜好情報制御処理部
は、前記時間差情報をもとに上記嗜好場面の開始点と終
了点を補正し、上記補正した開始点と終了点にはさまれ
る区間の画像及び音声及び情報を取得するように制御を
行うものである。
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、嗜好場面の開始点と終了点の近傍にマークもし
くは時間軸上の指標となる情報、及び実際に取得させた
い主映像及び主音声の開始時点、終了時点との時間差情
報を、前記嗜好場面取得情報として挿入し送信される場
合に、前記嗜好場面情報取得部は、受信した信号から前
記嗜好場面取得情報を抽出し、前記嗜好情報制御処理部
は、前記時間差情報をもとに上記嗜好場面の開始点と終
了点を補正し、上記補正した開始点と終了点にはさまれ
る区間の画像及び音声及び情報を取得するように制御を
行うものである。
【0055】請求項49に記載の放送受信装置は、請求
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、嗜好場面の開始点にマークもしくは時間軸上の
指標となる情報と、上記嗜好場面の継続時間情報とを合
わせて、前記嗜好場面取得情報として挿入し送信される
場合に、前記嗜好場面情報取得部は、受信した信号から
上記嗜好場面取得情報を抽出し、前記嗜好情報制御処理
部は、上記嗜好場面の開始点と継続時間情報をもとに上
記嗜好場面の終了点を割り出し、上記開始点と割り出し
た終了点にはさまれる区間の画像及び音声及び情報を取
得するように制御を行うものである。
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、嗜好場面の開始点にマークもしくは時間軸上の
指標となる情報と、上記嗜好場面の継続時間情報とを合
わせて、前記嗜好場面取得情報として挿入し送信される
場合に、前記嗜好場面情報取得部は、受信した信号から
上記嗜好場面取得情報を抽出し、前記嗜好情報制御処理
部は、上記嗜好場面の開始点と継続時間情報をもとに上
記嗜好場面の終了点を割り出し、上記開始点と割り出し
た終了点にはさまれる区間の画像及び音声及び情報を取
得するように制御を行うものである。
【0056】請求項50に記載の放送受信装置は、請求
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、嗜好場面の開始点の近傍に、マークもしくは時
間軸上の指標となる情報と、嗜好場面の継続時間情報
と、さらに実際に取得させたい主映像及び主音声の開始
時点との時間差情報とを合わせて、前記嗜好場面取得情
報として挿入し送信される場合に、前記嗜好場面情報取
得部は、受信した信号から上記嗜好場面取得情報を抽出
し、前記嗜好情報制御処理部は、上記時間差情報をもと
に上記嗜好場面の開始点を補正し、上記継続時間情報を
もとに上記嗜好場面の終了点を割り出し、上記割り出し
た嗜好場面の開始点と終了点にはさまれる区間の画像及
び音声及び情報を取得するように制御を行うものであ
る。
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、嗜好場面の開始点の近傍に、マークもしくは時
間軸上の指標となる情報と、嗜好場面の継続時間情報
と、さらに実際に取得させたい主映像及び主音声の開始
時点との時間差情報とを合わせて、前記嗜好場面取得情
報として挿入し送信される場合に、前記嗜好場面情報取
得部は、受信した信号から上記嗜好場面取得情報を抽出
し、前記嗜好情報制御処理部は、上記時間差情報をもと
に上記嗜好場面の開始点を補正し、上記継続時間情報を
もとに上記嗜好場面の終了点を割り出し、上記割り出し
た嗜好場面の開始点と終了点にはさまれる区間の画像及
び音声及び情報を取得するように制御を行うものであ
る。
【0057】請求項51に記載の放送受信装置は、請求
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、嗜好場面の終了点にマークもしくはマークとな
る情報と上記嗜好場面の継続時間情報とを合わせて、前
記嗜好場面取得情報として挿入し送信される場合に、前
記嗜好場面情報取得部は、受信した信号から上記嗜好場
面取得情報を抽出し、前記嗜好情報制御処理部は、上記
終了点と継続時間情報をもとに上記嗜好場面の開始点を
割り出し、上記割り出した嗜好場面の開始点と終了点に
はさまれる区間の画像及び音声及び情報を取得するよう
に制御を行うものである。
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、嗜好場面の終了点にマークもしくはマークとな
る情報と上記嗜好場面の継続時間情報とを合わせて、前
記嗜好場面取得情報として挿入し送信される場合に、前
記嗜好場面情報取得部は、受信した信号から上記嗜好場
面取得情報を抽出し、前記嗜好情報制御処理部は、上記
終了点と継続時間情報をもとに上記嗜好場面の開始点を
割り出し、上記割り出した嗜好場面の開始点と終了点に
はさまれる区間の画像及び音声及び情報を取得するよう
に制御を行うものである。
【0058】請求項52に記載の放送受信装置は、請求
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、嗜好場面の終了点の近傍に、マークもしくはマ
ークとなる情報と、上記嗜好場面の継続時間情報と、さ
らに実際の映像及び音声の終了時点との時間差情報とを
合わせて、前記嗜好場面取得情報として挿入し送信され
る場合に、前記嗜好場面情報取得部は、受信した信号か
ら上記嗜好場面取得情報を抽出し、前記嗜好情報制御処
理部は、上記時間差情報をもとに上記嗜好場面の終了点
を補正し、さらに継続時間情報をもとに上記嗜好場面の
開始点を割り出し、上記割り出した嗜好場面の開始点と
終了点にはさまれる区間の画像及び音声及び情報を取得
するように制御を行うものである。
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、嗜好場面の終了点の近傍に、マークもしくはマ
ークとなる情報と、上記嗜好場面の継続時間情報と、さ
らに実際の映像及び音声の終了時点との時間差情報とを
合わせて、前記嗜好場面取得情報として挿入し送信され
る場合に、前記嗜好場面情報取得部は、受信した信号か
ら上記嗜好場面取得情報を抽出し、前記嗜好情報制御処
理部は、上記時間差情報をもとに上記嗜好場面の終了点
を補正し、さらに継続時間情報をもとに上記嗜好場面の
開始点を割り出し、上記割り出した嗜好場面の開始点と
終了点にはさまれる区間の画像及び音声及び情報を取得
するように制御を行うものである。
【0059】請求項53に記載の放送受信装置は、請求
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、嗜好場面の開始点と終了点の少なくともどちら
か一方の番組開始からカウントした時刻もしくは絶対時
刻を、前記場面の開始時点と終了時点の少なくともどち
らか一方、あるいは前記開始時点もしくは終了時点の近
傍の少なくともどちらか一方に、嗜好場面取得情報とし
て挿入し送信される場合に、前記嗜好場面情報取得部
は、受信した信号から上記嗜好場面取得情報を抽出し、
前記嗜好情報制御処理部は、上記時刻情報をもとに上記
嗜好場面の開始点と終了点を割り出し、上記割り出した
嗜好場面の開始点と終了点とにはさまれる区間の画像及
び音声及び情報を取得するように制御を行うものであ
る。
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、嗜好場面の開始点と終了点の少なくともどちら
か一方の番組開始からカウントした時刻もしくは絶対時
刻を、前記場面の開始時点と終了時点の少なくともどち
らか一方、あるいは前記開始時点もしくは終了時点の近
傍の少なくともどちらか一方に、嗜好場面取得情報とし
て挿入し送信される場合に、前記嗜好場面情報取得部
は、受信した信号から上記嗜好場面取得情報を抽出し、
前記嗜好情報制御処理部は、上記時刻情報をもとに上記
嗜好場面の開始点と終了点を割り出し、上記割り出した
嗜好場面の開始点と終了点とにはさまれる区間の画像及
び音声及び情報を取得するように制御を行うものであ
る。
【0060】請求項54に記載の放送受信装置は、請求
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、嗜好場面の開始点と終了点の少なくともどちら
か一方の近傍のTS(トランスポートストリーム)に定期
的に挿入されるPCR(プログラムクロックリファレン
ス)の生成カウンタの値を、前記開始点もしくは終了点
の時刻を表す嗜好場面取得情報として挿入し送信される
場合に、前記嗜好場面情報取得部は、受信した信号から
上記嗜好場面取得情報を抽出し、前記嗜好情報制御処理
部は、上記時刻情報をもとに上記嗜好場面の開始点と終
了点を割り出し、上記割り出した嗜好場面の開始点と終
了点にはさまれる区間の画像及び音声及び情報を取得す
るように制御を行うものである。
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、嗜好場面の開始点と終了点の少なくともどちら
か一方の近傍のTS(トランスポートストリーム)に定期
的に挿入されるPCR(プログラムクロックリファレン
ス)の生成カウンタの値を、前記開始点もしくは終了点
の時刻を表す嗜好場面取得情報として挿入し送信される
場合に、前記嗜好場面情報取得部は、受信した信号から
上記嗜好場面取得情報を抽出し、前記嗜好情報制御処理
部は、上記時刻情報をもとに上記嗜好場面の開始点と終
了点を割り出し、上記割り出した嗜好場面の開始点と終
了点にはさまれる区間の画像及び音声及び情報を取得す
るように制御を行うものである。
【0061】請求項55に記載の放送受信装置は、請求
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、嗜好場面の開始点と終了点の少なくともどちら
か一方の近傍のPS(プログラムストリーム)に定期的に
挿入されるSCR(システムクロックリファレンス)の生
成カウンタの値を、前記開始点もしくは終了点の時刻を
表す嗜好場面取得情報として挿入し送信される場合に、
前記嗜好場面情報取得部は、受信した信号から上記嗜好
場面取得情報を抽出し、前記嗜好情報制御処理部は、上
記時刻情報をもとに上記嗜好場面の開始点と終了点を割
り出し、上記割り出した嗜好場面の開始点と終了点には
さまれる区間の画像及び音声及び情報を取得するように
制御を行うものである。
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、嗜好場面の開始点と終了点の少なくともどちら
か一方の近傍のPS(プログラムストリーム)に定期的に
挿入されるSCR(システムクロックリファレンス)の生
成カウンタの値を、前記開始点もしくは終了点の時刻を
表す嗜好場面取得情報として挿入し送信される場合に、
前記嗜好場面情報取得部は、受信した信号から上記嗜好
場面取得情報を抽出し、前記嗜好情報制御処理部は、上
記時刻情報をもとに上記嗜好場面の開始点と終了点を割
り出し、上記割り出した嗜好場面の開始点と終了点には
さまれる区間の画像及び音声及び情報を取得するように
制御を行うものである。
【0062】請求項56に記載の放送受信装置は、請求
項42に記載の放送受信装置において、前記情報登録部
は、ユーザの操作によって、嗜好場面に関するキーワー
ド、もしくはコード、もしくは分類情報などを予め登録
するものである。
項42に記載の放送受信装置において、前記情報登録部
は、ユーザの操作によって、嗜好場面に関するキーワー
ド、もしくはコード、もしくは分類情報などを予め登録
するものである。
【0063】請求項57に記載の放送受信装置は、請求
項56に記載の放送受信装置において、前記コードもし
くはキーワードは、分類、階層化されている、または優
先順位、優先クラスを付けられているものである。
項56に記載の放送受信装置において、前記コードもし
くはキーワードは、分類、階層化されている、または優
先順位、優先クラスを付けられているものである。
【0064】請求項58に記載の放送受信装置は、請求
項42に記載の放送受信装置において、内容によって分
類された嗜好場面ごとに異なるマークもしくは情報を嗜
好場面取得情報として送信される場合に、前記嗜好情報
制御処理部は、上記嗜好場面取得情報をもとに、ユーザ
の指定する分類の嗜好場面を選択して取得するように制
御を行うものである。
項42に記載の放送受信装置において、内容によって分
類された嗜好場面ごとに異なるマークもしくは情報を嗜
好場面取得情報として送信される場合に、前記嗜好情報
制御処理部は、上記嗜好場面取得情報をもとに、ユーザ
の指定する分類の嗜好場面を選択して取得するように制
御を行うものである。
【0065】請求項59に記載の放送受信装置は、請求
項42に記載の放送受信装置において、嗜好場面の内容
を表す少なくとも1つ以上のキーワードを嗜好場面取得
情報として送信されてくる場合に、前記嗜好情報制御処
理部は、上記嗜好場面取得情報をもとに、ユーザの指定
するもしくはあらかじめ登録したキーワードに一致ある
いは該当する嗜好場面を選択して取得するように制御を
行うものである。
項42に記載の放送受信装置において、嗜好場面の内容
を表す少なくとも1つ以上のキーワードを嗜好場面取得
情報として送信されてくる場合に、前記嗜好情報制御処
理部は、上記嗜好場面取得情報をもとに、ユーザの指定
するもしくはあらかじめ登録したキーワードに一致ある
いは該当する嗜好場面を選択して取得するように制御を
行うものである。
【0066】請求項60に記載の放送受信装置は、請求
項42に記載の放送受信装置において、嗜好場面の内容
に対応したコードを嗜好場面取得情報として送信されて
くる場合に、前記嗜好情報制御処理部は、上記嗜好場面
取得情報をもとに、ユーザの指定するもしくはあらかじ
め登録したコードに一致する嗜好場面を選択して取得す
るように制御を行うものである。
項42に記載の放送受信装置において、嗜好場面の内容
に対応したコードを嗜好場面取得情報として送信されて
くる場合に、前記嗜好情報制御処理部は、上記嗜好場面
取得情報をもとに、ユーザの指定するもしくはあらかじ
め登録したコードに一致する嗜好場面を選択して取得す
るように制御を行うものである。
【0067】請求項61に記載の放送受信装置は、請求
項42に記載の放送受信装置において、嗜好場面の内容
を示すキーワード一覧もしくはキーワードと説明文もし
くはコードの対応表を嗜好場面取得情報として送信され
てくる場合に、前記嗜好情報制御処理部は、これをもと
にユーザの指定するキーワードあるいはコード、もしく
はあらかじめ登録したキーワードあるいはコードに一致
または相当する嗜好場面を選択して取得するように制御
を行うものである。
項42に記載の放送受信装置において、嗜好場面の内容
を示すキーワード一覧もしくはキーワードと説明文もし
くはコードの対応表を嗜好場面取得情報として送信され
てくる場合に、前記嗜好情報制御処理部は、これをもと
にユーザの指定するキーワードあるいはコード、もしく
はあらかじめ登録したキーワードあるいはコードに一致
または相当する嗜好場面を選択して取得するように制御
を行うものである。
【0068】請求項62に記載の放送受信装置は、請求
項42に記載の放送受信装置において、嗜好場面の内容
を示す嗜好場面取得情報としてのキーワード一覧もしく
はキーワードと説明文あるいはコードの対応表をバージ
ョン情報とともに、番組開始までに少なくとも1回、番
組中も更新差分を送信される場合、ユーザーは前記番組
開始までに送られた対応表をもとに、ユーザー操作部を
介して取得予約をし、前記嗜好情報制御処理部は、ユー
ザーが予約に用いたバージョンより新しく追加された嗜
好場面情報内容についてユーザーの選択ですべて取得
し、また変更については適応的に対応して嗜好場面を取
得するように制御を行うものである。
項42に記載の放送受信装置において、嗜好場面の内容
を示す嗜好場面取得情報としてのキーワード一覧もしく
はキーワードと説明文あるいはコードの対応表をバージ
ョン情報とともに、番組開始までに少なくとも1回、番
組中も更新差分を送信される場合、ユーザーは前記番組
開始までに送られた対応表をもとに、ユーザー操作部を
介して取得予約をし、前記嗜好情報制御処理部は、ユー
ザーが予約に用いたバージョンより新しく追加された嗜
好場面情報内容についてユーザーの選択ですべて取得
し、また変更については適応的に対応して嗜好場面を取
得するように制御を行うものである。
【0069】請求項63に記載の放送受信装置は、請求
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、嗜好場面の開始点と終了点とにマークもしくは
時間軸上の指標となる情報を挿入し、さらに終了点に開
始点と終了点とによってはさまれるシーンが前記嗜好場
面として確定したかしないかを示す確定フラグとを合わ
せて、嗜好場面取得情報として作成送信されてくる場合
に、前記嗜好情報制御処理部は、前記嗜好場面情報取得
部が上記嗜好場面取得情報を抽出し、上記確定したフラ
グを検出する場合、上記開始点と終了点とに挟まれる前
記嗜好場面を抜き出して取得するように制御を行うもの
である。
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、嗜好場面の開始点と終了点とにマークもしくは
時間軸上の指標となる情報を挿入し、さらに終了点に開
始点と終了点とによってはさまれるシーンが前記嗜好場
面として確定したかしないかを示す確定フラグとを合わ
せて、嗜好場面取得情報として作成送信されてくる場合
に、前記嗜好情報制御処理部は、前記嗜好場面情報取得
部が上記嗜好場面取得情報を抽出し、上記確定したフラ
グを検出する場合、上記開始点と終了点とに挟まれる前
記嗜好場面を抜き出して取得するように制御を行うもの
である。
【0070】請求項64に記載の放送受信装置は、請求
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、番組本編の全編と、番組中もしくは番組終了後
に送信された前記嗜好場面取得情報とを全部記録する場
合、前記嗜好情報制御処理部は、記録した内容に従って
ユーザーの嗜好する場面を再生して表示し、あるいは編
集して再記録するように制御するものである。
項41から請求項43のいずれに記載の放送受信装置に
おいて、番組本編の全編と、番組中もしくは番組終了後
に送信された前記嗜好場面取得情報とを全部記録する場
合、前記嗜好情報制御処理部は、記録した内容に従って
ユーザーの嗜好する場面を再生して表示し、あるいは編
集して再記録するように制御するものである。
【0071】請求項65に記載の放送受信装置は、請求
項43に記載の放送受信装置において、前記情報評価部
は、放送された音声内容を評価し、前記嗜好情報制御処
理部は、受信した前記嗜好場面取得情報と合わせて、上
記音声評価結果をもとに、嗜好場面を取得するように制
御を行うものである。
項43に記載の放送受信装置において、前記情報評価部
は、放送された音声内容を評価し、前記嗜好情報制御処
理部は、受信した前記嗜好場面取得情報と合わせて、上
記音声評価結果をもとに、嗜好場面を取得するように制
御を行うものである。
【0072】請求項66に記載の放送受信装置は、請求
項43に記載の放送受信装置において、前記情報評価部
は、放送された映像内容を評価し、前記嗜好情報制御処
理部は、受信した前記嗜好場面取得情報と合わせて、上
記映像評価結果をもとに、嗜好場面を取得するように制
御を行うものでる。
項43に記載の放送受信装置において、前記情報評価部
は、放送された映像内容を評価し、前記嗜好情報制御処
理部は、受信した前記嗜好場面取得情報と合わせて、上
記映像評価結果をもとに、嗜好場面を取得するように制
御を行うものでる。
【0073】請求項67に記載の放送受信装置は、請求
項43に記載の放送受信装置において、前記情報評価部
は、受信したCCデータ(クローズドキャプショニング
データ)に代表されるような付属データを評価し、前記
嗜好情報制御処理部は、受信した前記嗜好場面取得情報
と合わせて、上記評価結果をもとに、嗜好場面を取得す
るように制御を行うものである。
項43に記載の放送受信装置において、前記情報評価部
は、受信したCCデータ(クローズドキャプショニング
データ)に代表されるような付属データを評価し、前記
嗜好情報制御処理部は、受信した前記嗜好場面取得情報
と合わせて、上記評価結果をもとに、嗜好場面を取得す
るように制御を行うものである。
【0074】請求項68に記載の放送受信装置は、請求
項42に記載の放送受信装置において、前記情報登録部
は、ユーザの操作によって、嗜好場面の取得時刻に対す
るオフセット時間を登録し、前記嗜好情報制御処理部
は、受信した前記嗜好場面取得情報により示された嗜好
場面時刻に、上記オフセットを加味して嗜好場面を取得
するように制御を行うものである。
項42に記載の放送受信装置において、前記情報登録部
は、ユーザの操作によって、嗜好場面の取得時刻に対す
るオフセット時間を登録し、前記嗜好情報制御処理部
は、受信した前記嗜好場面取得情報により示された嗜好
場面時刻に、上記オフセットを加味して嗜好場面を取得
するように制御を行うものである。
【0075】請求項69記載の放送受信装置は、請求項
42に記載の放送受信装置において、前記情報登録部
は、ユーザの操作によって、嗜好場面に関するキーワー
ドもしくはそれに準ずる情報、もしくは優先順位、優先
クラスが登録された場合、前記嗜好情報制御処理部は、
受信した前記嗜好場面取得情報と前記登録した情報とを
合わせて場面内容を判断するとき、キーワードもしくは
これに順ずる情報に一致、キーワードもしくはそれに順
ずる情報の分類に一致、複数のキーワードもしくはそれ
に順ずる情報に一致のような論理式に従って場面内容を
判断するのを設定可能にするものである。
42に記載の放送受信装置において、前記情報登録部
は、ユーザの操作によって、嗜好場面に関するキーワー
ドもしくはそれに準ずる情報、もしくは優先順位、優先
クラスが登録された場合、前記嗜好情報制御処理部は、
受信した前記嗜好場面取得情報と前記登録した情報とを
合わせて場面内容を判断するとき、キーワードもしくは
これに順ずる情報に一致、キーワードもしくはそれに順
ずる情報の分類に一致、複数のキーワードもしくはそれ
に順ずる情報に一致のような論理式に従って場面内容を
判断するのを設定可能にするものである。
【0076】請求項70に記載の放送受信装置は、請求
項57に記載の放送受信装置において、前記情報登録部
は、嗜好場面内容に関するキーワードもしくはそれに準
ずる情報、及び優先順位もしくは優先クラスが登録され
た場合、前記嗜好情報制御処理部は、前記嗜好場面取得
情報と前記情報登録部に予め登録された情報とを合わせ
て、前記優先順位もしくは優先クラスに従って、嗜好場
面を編集したり、優先クラスごとにグループ化して記録
するように制御を行うものである。
項57に記載の放送受信装置において、前記情報登録部
は、嗜好場面内容に関するキーワードもしくはそれに準
ずる情報、及び優先順位もしくは優先クラスが登録され
た場合、前記嗜好情報制御処理部は、前記嗜好場面取得
情報と前記情報登録部に予め登録された情報とを合わせ
て、前記優先順位もしくは優先クラスに従って、嗜好場
面を編集したり、優先クラスごとにグループ化して記録
するように制御を行うものである。
【0077】請求項71記載の放送受信装置は、請求項
57に記載の放送受信装置において、前記情報登録部
は、ユーザの操作によって、嗜好場面に関するトータル
編集時間、及び優先順位もしくは優先クラスが登録され
た場合、前記嗜好情報制御処理部は、ユーザの設定した
優先順位もしくは優先クラスに従って、上記予め設定し
たトータル編集時間となるように嗜好場面を取得編集す
るように制御を行うものである。
57に記載の放送受信装置において、前記情報登録部
は、ユーザの操作によって、嗜好場面に関するトータル
編集時間、及び優先順位もしくは優先クラスが登録され
た場合、前記嗜好情報制御処理部は、ユーザの設定した
優先順位もしくは優先クラスに従って、上記予め設定し
たトータル編集時間となるように嗜好場面を取得編集す
るように制御を行うものである。
【0078】請求項72に記載の放送受信装置は、請求
項42に記載の放送受信装置において、ユーザーが番組
を視聴しながら記録している場合もしくは番組情報を全
て記録して再生しながら視聴している場合、前記ユーザ
操作部を介して、ユーザーのオペレーションにより送信
者想定の嗜好場面を記録するか記録しないかをワンタッ
チで変更するものである。
項42に記載の放送受信装置において、ユーザーが番組
を視聴しながら記録している場合もしくは番組情報を全
て記録して再生しながら視聴している場合、前記ユーザ
操作部を介して、ユーザーのオペレーションにより送信
者想定の嗜好場面を記録するか記録しないかをワンタッ
チで変更するものである。
【0079】請求項73に記載の放送受信装置は、請求
項42に記載の放送受信装置において、編集記録された
ユーザーの嗜好する場面を再生する時、前記ユーザ操作
部を介して、ユーザーのオペレーションにより記録され
た嗜好場面を廃棄し、さらに嗜好とする場面のみとなる
ように再編集するものである。
項42に記載の放送受信装置において、編集記録された
ユーザーの嗜好する場面を再生する時、前記ユーザ操作
部を介して、ユーザーのオペレーションにより記録され
た嗜好場面を廃棄し、さらに嗜好とする場面のみとなる
ように再編集するものである。
【0080】請求項74に記載の放送受信装置は、請求
項42または請求項43に記載の放送受信装置におい
て、ユーザーが番組を視聴しながら裏番組の嗜好場面取
得予約し、送信者想定嗜好場面の全て、もしくはユーザ
ー登録内容にしたがった嗜好場面を子画面等に都度表示
する時、ユーザーがその嗜好場面を記録するか記録しな
いかを前記ユーザ操作部を介して、ワンタッチで選択す
るものである。
項42または請求項43に記載の放送受信装置におい
て、ユーザーが番組を視聴しながら裏番組の嗜好場面取
得予約し、送信者想定嗜好場面の全て、もしくはユーザ
ー登録内容にしたがった嗜好場面を子画面等に都度表示
する時、ユーザーがその嗜好場面を記録するか記録しな
いかを前記ユーザ操作部を介して、ワンタッチで選択す
るものである。
【0081】請求項75に記載の放送受信装置は、請求
項41から請求項43のいずれかに記載の放送受信装置
において、前記嗜好情報制御処理部は、送信された前記
嗜好場面取得情報を単独、もしくは番組名や番組ジャン
ル等の付随する情報とともに専用の領域に蓄積するよう
に制御するものである。
項41から請求項43のいずれかに記載の放送受信装置
において、前記嗜好情報制御処理部は、送信された前記
嗜好場面取得情報を単独、もしくは番組名や番組ジャン
ル等の付随する情報とともに専用の領域に蓄積するよう
に制御するものである。
【0082】請求項76に記載の放送受信装置は、請求
項42に記載の放送受信装置において、前記情報登録部
は、嗜好場面取得制御のために番組名や番組ジャンル等
の付随する情報から登録したいキーワードをユーザに検
索して選択させるものである。
項42に記載の放送受信装置において、前記情報登録部
は、嗜好場面取得制御のために番組名や番組ジャンル等
の付随する情報から登録したいキーワードをユーザに検
索して選択させるものである。
【0083】請求項77に記載の放送受信装置は、請求
項42に記載の放送受信装置において、前記情報登録部
は、登録の頻度の高い種類のシーンから嗜好場面取得制
御の為に登録するキーワードを表示してユーザーに選択
させるものである。
項42に記載の放送受信装置において、前記情報登録部
は、登録の頻度の高い種類のシーンから嗜好場面取得制
御の為に登録するキーワードを表示してユーザーに選択
させるものである。
【0084】請求項78に記載の記録装置は、請求項4
1から請求項73までのいずれかに記載の放送受信装置
により受信取得した番組内容、嗜好場面取得情報、及び
嗜好場面などを記録する記録装置であって、前記嗜好場
面を、連続する記録領域にまたはランダムな記録領域
に、記録するものである。
1から請求項73までのいずれかに記載の放送受信装置
により受信取得した番組内容、嗜好場面取得情報、及び
嗜好場面などを記録する記録装置であって、前記嗜好場
面を、連続する記録領域にまたはランダムな記録領域
に、記録するものである。
【0085】請求項79に記載の記録装置は、請求項4
1から請求項73までのいずれかに記載の放送受信装置
により受信取得した番組内容、嗜好場面取得情報、及び
嗜好場面などを記録する記録装置であって、前記嗜好場
面にインデックスを付加して記録するものである。
1から請求項73までのいずれかに記載の放送受信装置
により受信取得した番組内容、嗜好場面取得情報、及び
嗜好場面などを記録する記録装置であって、前記嗜好場
面にインデックスを付加して記録するものである。
【0086】請求項80に記載の記録装置は、請求項4
1から請求項73までのいずれかに記載の放送受信装置
により受信取得した番組内容、嗜好場面取得情報、及び
嗜好場面などを記録する記録装置であって、前記嗜好場
面の記録されているポジションをポインタとして記録す
るものである。
1から請求項73までのいずれかに記載の放送受信装置
により受信取得した番組内容、嗜好場面取得情報、及び
嗜好場面などを記録する記録装置であって、前記嗜好場
面の記録されているポジションをポインタとして記録す
るものである。
【0087】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、実施の形
態1について、図1、図2、図3、図4、図5を用いて説
明する。図1は、本実施の形態1による嗜好場面取得制
御放送システムの構成を示すブロック図である。ただ
し、図1(a)の映像音声の入力ソースは放送のために
作成された映像音声に対し、図1(b)の入力ソースは
VCRなどのソース再生装置によるものである。
態1について、図1、図2、図3、図4、図5を用いて説
明する。図1は、本実施の形態1による嗜好場面取得制
御放送システムの構成を示すブロック図である。ただ
し、図1(a)の映像音声の入力ソースは放送のために
作成された映像音声に対し、図1(b)の入力ソースは
VCRなどのソース再生装置によるものである。
【0088】図1において、1はカメラやマイクロフォ
ン及びスイッチャ-などを用いて作成される放送用の映
像及び音声のソース入力部、2はソース入力部1より入
力されたソースを評価してある決められた基準に従って
嗜好場面の切り出しを行い場面時刻情報を生成する場面
時刻情報自動生成装置、3は場面時刻情報自動生成装置
2で生成された時刻情報をオペレーター4によって追
加,削除の修正を行う場面時刻情報手動作成装置、5は
場面時刻情報の挿入時点が映像音声と同時に表示確認す
ることのできるモニタ、6は放送用にフォーマットされ
た信号に場面時刻情報手動作成装置3により作成された
マーク(時間軸の指標となる情報、以下単純にマークと
呼ぶ事もある)をフォーマット形式に従って多重する場
面時刻情報付加多重化装置、7は放送用送信装置、8は
VCRなどのソース再生装置,9は時刻情報が挿入され
た送信コンテンツを番組放送に備えて記録しておくため
の送信コンテンツ記録再生装置である。
ン及びスイッチャ-などを用いて作成される放送用の映
像及び音声のソース入力部、2はソース入力部1より入
力されたソースを評価してある決められた基準に従って
嗜好場面の切り出しを行い場面時刻情報を生成する場面
時刻情報自動生成装置、3は場面時刻情報自動生成装置
2で生成された時刻情報をオペレーター4によって追
加,削除の修正を行う場面時刻情報手動作成装置、5は
場面時刻情報の挿入時点が映像音声と同時に表示確認す
ることのできるモニタ、6は放送用にフォーマットされ
た信号に場面時刻情報手動作成装置3により作成された
マーク(時間軸の指標となる情報、以下単純にマークと
呼ぶ事もある)をフォーマット形式に従って多重する場
面時刻情報付加多重化装置、7は放送用送信装置、8は
VCRなどのソース再生装置,9は時刻情報が挿入され
た送信コンテンツを番組放送に備えて記録しておくため
の送信コンテンツ記録再生装置である。
【0089】図2は、本実施の形態1による放送受信装
置の構成を示すブロック図である。図2において、10
は放送波もしくは放送信号を受信し受信装置に応じた信
号形式を得る為の復調や復号を行う放送復調復号受信
部、11は主映像音声信号を表示あるいは記録用の信号
形式に変換処理を行う主映像音声処理部、12は放送波
もしくは放送信号に単独的にもしくは多重して送信され
てくる嗜好場面取得のための時間軸情報を取り出す場面
時刻情報取得部、13は嗜好情報制御処理部より制御さ
れ、たとえば制御に従って表示をON・OFFする表示
制御部、14は主映像及び音声を表示する表示装置、1
5は場面時刻情報取得部12より得た情報を基に表示制
御部あるいは記録制御部を制御し、嗜好場面を表示した
り記録したりのコントロールを行う嗜好情報制御処理
部、16は嗜好情報制御処理部より制御され、たとえば
制御に従って主映像音声を記録したり再生したりする制
御を行う記録再生制御部、17は磁気テープやハードデ
ィスク、光ディスクのような記録媒体あるいは半導体メ
モリからなる記録装置である。
置の構成を示すブロック図である。図2において、10
は放送波もしくは放送信号を受信し受信装置に応じた信
号形式を得る為の復調や復号を行う放送復調復号受信
部、11は主映像音声信号を表示あるいは記録用の信号
形式に変換処理を行う主映像音声処理部、12は放送波
もしくは放送信号に単独的にもしくは多重して送信され
てくる嗜好場面取得のための時間軸情報を取り出す場面
時刻情報取得部、13は嗜好情報制御処理部より制御さ
れ、たとえば制御に従って表示をON・OFFする表示
制御部、14は主映像及び音声を表示する表示装置、1
5は場面時刻情報取得部12より得た情報を基に表示制
御部あるいは記録制御部を制御し、嗜好場面を表示した
り記録したりのコントロールを行う嗜好情報制御処理
部、16は嗜好情報制御処理部より制御され、たとえば
制御に従って主映像音声を記録したり再生したりする制
御を行う記録再生制御部、17は磁気テープやハードデ
ィスク、光ディスクのような記録媒体あるいは半導体メ
モリからなる記録装置である。
【0090】以下、上記のような構成を有する嗜好場面
取得制御放送システム、放送送信装置、放送受信装置及
び記録装置の動作について、説明する。図1(a)のよ
うな構成をもつ嗜好場面取得制御放送システムは、生放
送のようにリアルタイムにマークの挿入が必要な場合
に、用いられ、さらにオペレータはリアルタイムにマー
クの挿入修正を行うものである。詳細な動作は下記の通
りである。
取得制御放送システム、放送送信装置、放送受信装置及
び記録装置の動作について、説明する。図1(a)のよ
うな構成をもつ嗜好場面取得制御放送システムは、生放
送のようにリアルタイムにマークの挿入が必要な場合
に、用いられ、さらにオペレータはリアルタイムにマー
クの挿入修正を行うものである。詳細な動作は下記の通
りである。
【0091】ソース入力部1からカメラやマイクロフォ
ン及びスイッチャ-などを用いて作成される放送用の映
像及び音声が出力され、場面時刻情報自動生成装置2と
場面時刻情報付加多重化装置6へ入力される。場面時刻
情報自動生成装置2はソース入力部1より入力されたソ
ースを評価してある決められた基準に従って嗜好場面の
切り出しを行い嗜好場面時刻情報を生成する。嗜好場面
とは一連の動画像及び音声の区間から成っているので画
像及び音声評価によって自動で嗜好場面の切りだしを完
全に行うことは困難であるため、オペレーター4はモニ
タ5を通じて、生成された嗜好場面時刻の挿入時点を映
像音声と同時に確認し、必要があれば、場面時刻情報手
動作成装置3を介して時刻情報の追加,削除の修正を行
う。場面時刻情報手動作成装置3により作成されたマー
クは放送用にフォーマットされた信号に該フォーマット
形式に従って場面時刻情報付加多重化装置6にて多重さ
れて、放送用送信装置7により送信される。
ン及びスイッチャ-などを用いて作成される放送用の映
像及び音声が出力され、場面時刻情報自動生成装置2と
場面時刻情報付加多重化装置6へ入力される。場面時刻
情報自動生成装置2はソース入力部1より入力されたソ
ースを評価してある決められた基準に従って嗜好場面の
切り出しを行い嗜好場面時刻情報を生成する。嗜好場面
とは一連の動画像及び音声の区間から成っているので画
像及び音声評価によって自動で嗜好場面の切りだしを完
全に行うことは困難であるため、オペレーター4はモニ
タ5を通じて、生成された嗜好場面時刻の挿入時点を映
像音声と同時に確認し、必要があれば、場面時刻情報手
動作成装置3を介して時刻情報の追加,削除の修正を行
う。場面時刻情報手動作成装置3により作成されたマー
クは放送用にフォーマットされた信号に該フォーマット
形式に従って場面時刻情報付加多重化装置6にて多重さ
れて、放送用送信装置7により送信される。
【0092】また図1(b)のような構成をもつ嗜好場
面取得制御放送システムは、番組自体が録画編集された
ものであるときに用いられ、マークを送信すべき時点に
挿入された放送コンテンツを作成してから送信すればよ
いものである。詳細な動作は下記の通りである。
面取得制御放送システムは、番組自体が録画編集された
ものであるときに用いられ、マークを送信すべき時点に
挿入された放送コンテンツを作成してから送信すればよ
いものである。詳細な動作は下記の通りである。
【0093】ソース再生部8から映像及び音声が再生さ
れ、場面時刻情報自動生成装置2と場面時刻情報付加多
重化装置6へ入力される。場面時刻情報自動生成装置2
はソース再生部8より入力されたソースを評価してある
決められた基準に従って嗜好場面の切り出しを行い嗜好
場面時刻情報を生成する。嗜好場面とは一連の動画像及
び音声の区間から成っているので画像及び音声評価によ
って自動で嗜好場面の切りだしを完全に行うことは困難
であるため、オペレーター4はモニタ5を通じて、生成
された嗜好場面時刻の挿入時点を映像音声と同時に確認
し、必要があれば、場面時刻情報手動作成装置3を介し
て時刻情報の追加,削除の修正を行う。場面時刻情報手
動作成装置3により作成されたマークは場面時刻情報付
加多重化装置6にて放送用にフォーマットされた信号に
該フォーマット形式に従って多重される。時刻情報が挿
入された送信コンテンツは送信コンテンツ記録再生装置
9にて番組放送に備えて記録され、放送の時間になる
と、送信装置7によって送信される。
れ、場面時刻情報自動生成装置2と場面時刻情報付加多
重化装置6へ入力される。場面時刻情報自動生成装置2
はソース再生部8より入力されたソースを評価してある
決められた基準に従って嗜好場面の切り出しを行い嗜好
場面時刻情報を生成する。嗜好場面とは一連の動画像及
び音声の区間から成っているので画像及び音声評価によ
って自動で嗜好場面の切りだしを完全に行うことは困難
であるため、オペレーター4はモニタ5を通じて、生成
された嗜好場面時刻の挿入時点を映像音声と同時に確認
し、必要があれば、場面時刻情報手動作成装置3を介し
て時刻情報の追加,削除の修正を行う。場面時刻情報手
動作成装置3により作成されたマークは場面時刻情報付
加多重化装置6にて放送用にフォーマットされた信号に
該フォーマット形式に従って多重される。時刻情報が挿
入された送信コンテンツは送信コンテンツ記録再生装置
9にて番組放送に備えて記録され、放送の時間になる
と、送信装置7によって送信される。
【0094】なお、場面時刻情報の挿入に使われる多重
信号領域は、アナログ放送などの場合にはVBIや副音声
や有効画像領域の一部あるいは周波数的に未使用な領域
とし、ディジタル放送の場合にはテーブルを定義して専
用のストリームを充てるとする。
信号領域は、アナログ放送などの場合にはVBIや副音声
や有効画像領域の一部あるいは周波数的に未使用な領域
とし、ディジタル放送の場合にはテーブルを定義して専
用のストリームを充てるとする。
【0095】以下、図2に示す放送受信装置及び記録装
置の動作について説明する。放送復調復号受信部10
は、放送波もしくは放送信号を受信し受信装置に応じた
信号形式を得る為の復調や復号を行い、その結果を主映
像音声処理部11と場面時刻情報取得部12とへ出力す
る。主映像音声処理部11は復調復号された主映像音声
信号を表示あるいは記録用の信号形式に変換処理を行
う。場面時刻情報取得部12は前記復調復号された放送
波もしくは放送信号から嗜好場面取得のための時間軸情
報を取り出し、嗜好情報制御処理部15は前記取り出し
た嗜好場面取得情報を解析し、その解析結果に基づい
て、上記嗜好場面を取得するように表示制御部13と記
録再生制御部16を制御する。記録装置17は記録再生
制御部16の制御に従い、番組内容、もしくは嗜好場面
を記録する。
置の動作について説明する。放送復調復号受信部10
は、放送波もしくは放送信号を受信し受信装置に応じた
信号形式を得る為の復調や復号を行い、その結果を主映
像音声処理部11と場面時刻情報取得部12とへ出力す
る。主映像音声処理部11は復調復号された主映像音声
信号を表示あるいは記録用の信号形式に変換処理を行
う。場面時刻情報取得部12は前記復調復号された放送
波もしくは放送信号から嗜好場面取得のための時間軸情
報を取り出し、嗜好情報制御処理部15は前記取り出し
た嗜好場面取得情報を解析し、その解析結果に基づい
て、上記嗜好場面を取得するように表示制御部13と記
録再生制御部16を制御する。記録装置17は記録再生
制御部16の制御に従い、番組内容、もしくは嗜好場面
を記録する。
【0096】次に、本実施の形態1による嗜好場面取得
制御放送システム、放送受信装置及び記録装置の作用効
果について説明する。図3は、図1に示すような嗜好場
面取得制御放送システムにおいて、嗜好場面時刻情報作
成装置がユーザーの好む場面を想定し、受信側で前記場
面を取得するための時間軸上の指標となる情報を、定め
られた信号形式もしくはビット列で主映像及び主音声の
前記嗜好場面の開始時点もしくは終了時点とほぼ同時刻
の多重信号領域にマークもしくは情報を用いて挿入する
イメージ図である。
制御放送システム、放送受信装置及び記録装置の作用効
果について説明する。図3は、図1に示すような嗜好場
面取得制御放送システムにおいて、嗜好場面時刻情報作
成装置がユーザーの好む場面を想定し、受信側で前記場
面を取得するための時間軸上の指標となる情報を、定め
られた信号形式もしくはビット列で主映像及び主音声の
前記嗜好場面の開始時点もしくは終了時点とほぼ同時刻
の多重信号領域にマークもしくは情報を用いて挿入する
イメージ図である。
【0097】図3(a)は、嗜好場面の開始時点にマー
クを挿入すること、図3(b)は嗜好場面の開始時点に
マークを挿入し、かつ一定継続時間が決められること、
図3(c)は、嗜好場面の開始時点と終了時点にマーク
を挿入することによって、嗜好場面取得情報が作成され
る様子を示している。
クを挿入すること、図3(b)は嗜好場面の開始時点に
マークを挿入し、かつ一定継続時間が決められること、
図3(c)は、嗜好場面の開始時点と終了時点にマーク
を挿入することによって、嗜好場面取得情報が作成され
る様子を示している。
【0098】前述のようにここでいう嗜好場面とは数秒
ないしは数分程度の一連の動画像もしくは音声からなっ
ているので、取得する場面は1画像フレーム単位での精
度は必要としない。従って、図3(b)のようにマーク
の後何秒またはマークの手前何秒が嗜好場面であると約
束しておけば、受信側ではおおむね送信側が意図するポ
ジションの場面取得が可能となるが、図3(c)のよう
に開始マークと終了マークを送信すれば取得区間を厳密
に制御することもできる。
ないしは数分程度の一連の動画像もしくは音声からなっ
ているので、取得する場面は1画像フレーム単位での精
度は必要としない。従って、図3(b)のようにマーク
の後何秒またはマークの手前何秒が嗜好場面であると約
束しておけば、受信側ではおおむね送信側が意図するポ
ジションの場面取得が可能となるが、図3(c)のよう
に開始マークと終了マークを送信すれば取得区間を厳密
に制御することもできる。
【0099】また、嗜好場面を示すのに単純なマークで
はなく情報を多重することが可能な場合、図4のように
想定嗜好場面の開始時点にマーク情報と場面の継続時間
情報を挿入することで、嗜好場面取得の為の情報挿入が
1箇所で済ませることもできる。ただし、この方法で
は、編集放送番組のようにあらかじめ場面の内容とイベ
ントの時刻が分かっていないと嗜好場面取得情報が作れ
ないという面がある。
はなく情報を多重することが可能な場合、図4のように
想定嗜好場面の開始時点にマーク情報と場面の継続時間
情報を挿入することで、嗜好場面取得の為の情報挿入が
1箇所で済ませることもできる。ただし、この方法で
は、編集放送番組のようにあらかじめ場面の内容とイベ
ントの時刻が分かっていないと嗜好場面取得情報が作れ
ないという面がある。
【0100】逆に、想定嗜好場面の終了時点にマーク情
報と場面の継続時間情報を挿入して嗜好場面取得情報を
作成することは、生放送においても可能であり、また受
信側の能力次第で上記嗜好場面取得も可能である。ただ
し、受信側で編集しながら記録する場合では嗜好場面の
開始時刻が終了時刻マークまで解らないので大きなバッ
ファが必要である。
報と場面の継続時間情報を挿入して嗜好場面取得情報を
作成することは、生放送においても可能であり、また受
信側の能力次第で上記嗜好場面取得も可能である。ただ
し、受信側で編集しながら記録する場合では嗜好場面の
開始時刻が終了時刻マークまで解らないので大きなバッ
ファが必要である。
【0101】さらに、放送側でたとえばユーザーの嗜好
の基準を想定して、嗜好場面をいくつかの嗜好基準に従
って分類し、それぞれに異なるマークを用いて嗜好場面
取得情報を作成し、前述のように前記取得情報を多重送
信すれば、受信側でユーザーはどれか1種を選んで取得
することによって、数種の嗜好場面からさらに個人の嗜
好に合った場面群を取得することができる。
の基準を想定して、嗜好場面をいくつかの嗜好基準に従
って分類し、それぞれに異なるマークを用いて嗜好場面
取得情報を作成し、前述のように前記取得情報を多重送
信すれば、受信側でユーザーはどれか1種を選んで取得
することによって、数種の嗜好場面からさらに個人の嗜
好に合った場面群を取得することができる。
【0102】一方、図2に示す放送受信装置及び記録装
置は、図3に示した嗜好場面を開始マークから始めて終
了マークまで表示装置で表示しまたは記録装置に記録す
る際、記録領域に図4(a)のように嗜好場面のみを連
続して記録してもよいが、記録装置自体が高速にランダ
ムな領域にアクセスできる場合は連続領域ではなくても
同様な効果が得られる。
置は、図3に示した嗜好場面を開始マークから始めて終
了マークまで表示装置で表示しまたは記録装置に記録す
る際、記録領域に図4(a)のように嗜好場面のみを連
続して記録してもよいが、記録装置自体が高速にランダ
ムな領域にアクセスできる場合は連続領域ではなくても
同様な効果が得られる。
【0103】また、ユーザーが番組全体を記録すること
を選択した場合に、前記の開始マークから終了マークま
での嗜好場面区間を再生時に拾い出せるように定められ
た方法に従って図4(b)の示すように記録装置にイン
デックスを付加して記録してもよい。なお、ディスク型
記録装置ではセクタ記録が可能であるため、嗜好場面の
記録されたセクタのアドレスを別領域に記録する等、図
4(c)の示すように嗜好場面の記録されているポジシ
ョンをポインタとして記録するようにしてもよい。な
お、記録されているポジションが特定できるような場
合、記録装置はディスク型に限らない。
を選択した場合に、前記の開始マークから終了マークま
での嗜好場面区間を再生時に拾い出せるように定められ
た方法に従って図4(b)の示すように記録装置にイン
デックスを付加して記録してもよい。なお、ディスク型
記録装置ではセクタ記録が可能であるため、嗜好場面の
記録されたセクタのアドレスを別領域に記録する等、図
4(c)の示すように嗜好場面の記録されているポジシ
ョンをポインタとして記録するようにしてもよい。な
お、記録されているポジションが特定できるような場
合、記録装置はディスク型に限らない。
【0104】このように、本実施の形態1による嗜好場
面取得制御放送システム、放送送信装置、放送受信装
置、及び記録装置において、送信側では場面時刻情報作
成装置と、場面時刻情報付加多重化装置と、受信側では
場面時刻情報取得部と、場面情報制御処理部とを備え、
放送局側で想定した嗜好場面情報を受信側に送り、受信
側では前記嗜好場面情報を抽出して解析し、その解析結
果に基づいて前記嗜好場面を抜き出して表示し、また編
集して記録することによって、ユーザーが見たい場面だ
けを視聴したり、残したい場面だけを記録保存すること
ができる。
面取得制御放送システム、放送送信装置、放送受信装
置、及び記録装置において、送信側では場面時刻情報作
成装置と、場面時刻情報付加多重化装置と、受信側では
場面時刻情報取得部と、場面情報制御処理部とを備え、
放送局側で想定した嗜好場面情報を受信側に送り、受信
側では前記嗜好場面情報を抽出して解析し、その解析結
果に基づいて前記嗜好場面を抜き出して表示し、また編
集して記録することによって、ユーザーが見たい場面だ
けを視聴したり、残したい場面だけを記録保存すること
ができる。
【0105】(実施の形態2)以下、実施の形態2につい
て、図1,図2,と図6を用いて説明する。本実施の形
態2における嗜好場面取得制御放送システム、放送送信
装置、放送受信装置、及び記録装置の構成は、上記実施
の形態1における図1と図2に示される構成と同じであ
り、ここでの説明を省略する。次に、本実施の形態2に
よる嗜好場面取得制御放送システム、放送送信装置、放
送受信装置、及び記録装置の作用効果について説明す
る。図6は、前記場面時刻情報作成装置が嗜好場面の開
始マークと終了マークとにオフセット時間情報を挿入す
る場合、受信側で実際の主映像音声を取得させたいタイ
ミングと場面取得情報の挿入タイミングのずれを補正す
るイメージ図である。
て、図1,図2,と図6を用いて説明する。本実施の形
態2における嗜好場面取得制御放送システム、放送送信
装置、放送受信装置、及び記録装置の構成は、上記実施
の形態1における図1と図2に示される構成と同じであ
り、ここでの説明を省略する。次に、本実施の形態2に
よる嗜好場面取得制御放送システム、放送送信装置、放
送受信装置、及び記録装置の作用効果について説明す
る。図6は、前記場面時刻情報作成装置が嗜好場面の開
始マークと終了マークとにオフセット時間情報を挿入す
る場合、受信側で実際の主映像音声を取得させたいタイ
ミングと場面取得情報の挿入タイミングのずれを補正す
るイメージ図である。
【0106】図6において、多重領域をデコードして得
られる信号は、開始マークの前の5秒から終了マークの
10秒後までの区間を嗜好場面とすることを示してい
る。前記嗜好情報制御処理部は、補正された開始時点と
終了時点とに挟まれている区間を取得するように制御を
行う。
られる信号は、開始マークの前の5秒から終了マークの
10秒後までの区間を嗜好場面とすることを示してい
る。前記嗜好情報制御処理部は、補正された開始時点と
終了時点とに挟まれている区間を取得するように制御を
行う。
【0107】また、前記嗜好情報制御処理部は、嗜好場
面取得時間軸指標情報の開始マークと継続時間とを取得
情報として挿入し、さらにプラスして開始時刻と開始マ
ーク(情報)のオフセット時間を送り、または終了マー
クと継続時間を取得情報として挿入し、さらにプラスし
て終了時刻と終了マーク(情報)のオフセット時間を送
るような、実際のマーク挿入位置と取得させたい場面の
タイミングが違っている場合にも対応できる。
面取得時間軸指標情報の開始マークと継続時間とを取得
情報として挿入し、さらにプラスして開始時刻と開始マ
ーク(情報)のオフセット時間を送り、または終了マー
クと継続時間を取得情報として挿入し、さらにプラスし
て終了時刻と終了マーク(情報)のオフセット時間を送
るような、実際のマーク挿入位置と取得させたい場面の
タイミングが違っている場合にも対応できる。
【0108】このように、本実施の形態2による嗜好場
面取得制御放送システム、放送送信装置、放送受信装
置、及び記録装置において、送信側では場面時刻情報作
成装置と、場面時刻情報付加多重化装置と、受信側では
場面時刻情報取得部と、場面情報制御処理部とを備える
ことで、前記場面情報制御処理部は、場面時刻情報作成
装置が作成した場面取得情報に応じて、取得場面の開始
時点と終了時点とを補正してから嗜好場面を取得するこ
とができる。
面取得制御放送システム、放送送信装置、放送受信装
置、及び記録装置において、送信側では場面時刻情報作
成装置と、場面時刻情報付加多重化装置と、受信側では
場面時刻情報取得部と、場面情報制御処理部とを備える
ことで、前記場面情報制御処理部は、場面時刻情報作成
装置が作成した場面取得情報に応じて、取得場面の開始
時点と終了時点とを補正してから嗜好場面を取得するこ
とができる。
【0109】(実施の形態3)以下、実施の形態3につい
て、図1,図2、と図7を用いて説明する。本実施の形
態3における嗜好場面取得制御放送システム、放送送信
装置、放送受信装置、及び記録装置の構成は、上記実施
の形態1と同様に図1と図2に示されている。なお、同
じ構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
て、図1,図2、と図7を用いて説明する。本実施の形
態3における嗜好場面取得制御放送システム、放送送信
装置、放送受信装置、及び記録装置の構成は、上記実施
の形態1と同様に図1と図2に示されている。なお、同
じ構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
【0110】次に、本実施の形態3による嗜好場面取得
制御放送システム、放送送信装置、放送受信装置、及び
記録装置の作用効果について説明する。前記嗜好場面取
得制御放送システムの場面時刻情報作成装置は、図7
(a)の示すように番組開始から、もしくは、コマーシ
ャルからコマーシャルまでの間の時間をカウントする、
送信側と受信側とで約束された動作をするカウンタ(時
計)の値を放送側で想定したユーザーの嗜好場面の開始
点と終了点とを表す嗜好場面取得情報(時刻情報)とし
て、主映像、音声の取得させたい場面の開始点及び終了
点近傍に挿入することができる。
制御放送システム、放送送信装置、放送受信装置、及び
記録装置の作用効果について説明する。前記嗜好場面取
得制御放送システムの場面時刻情報作成装置は、図7
(a)の示すように番組開始から、もしくは、コマーシ
ャルからコマーシャルまでの間の時間をカウントする、
送信側と受信側とで約束された動作をするカウンタ(時
計)の値を放送側で想定したユーザーの嗜好場面の開始
点と終了点とを表す嗜好場面取得情報(時刻情報)とし
て、主映像、音声の取得させたい場面の開始点及び終了
点近傍に挿入することができる。
【0111】この場合、受信側では、前記嗜好場面時刻
情報をもとに、画像・音声を取得する。図7(a)の例
では開始時刻情報が実際の主映像音声の取得開始時刻よ
り少し遅れて得られるので、この間主映像音声情報をバ
ッファする必要がある。
情報をもとに、画像・音声を取得する。図7(a)の例
では開始時刻情報が実際の主映像音声の取得開始時刻よ
り少し遅れて得られるので、この間主映像音声情報をバ
ッファする必要がある。
【0112】ディジタル放送ではMPEG(Moving Pic
ture Expert Group)規格のTS(トランスポートストリ
ーム)が一般的に用いられる。図7(b)の示すように
TS中にはPCR(プログラムクロックリファレンス)
と呼ばれる送信側と受信側とでのクロック同期(PL
L)を取るための送信側のクロックで刻まれた時刻が情
報として含まれるパケットがある。このPCRを参照す
ることによって受信側で送信側と同じ時刻を刻む時計を
運針させることができるため、PCR時計の時刻を前述
の嗜好場面開始あるいは終了時刻情報として兼用するこ
とが可能である。
ture Expert Group)規格のTS(トランスポートストリ
ーム)が一般的に用いられる。図7(b)の示すように
TS中にはPCR(プログラムクロックリファレンス)
と呼ばれる送信側と受信側とでのクロック同期(PL
L)を取るための送信側のクロックで刻まれた時刻が情
報として含まれるパケットがある。このPCRを参照す
ることによって受信側で送信側と同じ時刻を刻む時計を
運針させることができるため、PCR時計の時刻を前述
の嗜好場面開始あるいは終了時刻情報として兼用するこ
とが可能である。
【0113】また、ディジタル放送ではMPEG規格の
PS(プログラムストリーム)に定期的に挿入されるS
CR(システムクロックリファレンス)の生成カウンタ
の値も、上記PCRと同様に、嗜好場面時刻情報として
利用できる。
PS(プログラムストリーム)に定期的に挿入されるS
CR(システムクロックリファレンス)の生成カウンタ
の値も、上記PCRと同様に、嗜好場面時刻情報として
利用できる。
【0114】このように、本実施の形態3による嗜好場
面取得制御放送システム、放送送信装置、放送受信装
置、及び記録装置では、送信側と受信側とでの同期クロ
ックの値を場面時刻情報として使うことにより、ユーザ
の嗜好する場面のみを取得して視聴したり、編集記録す
ることができる。
面取得制御放送システム、放送送信装置、放送受信装
置、及び記録装置では、送信側と受信側とでの同期クロ
ックの値を場面時刻情報として使うことにより、ユーザ
の嗜好する場面のみを取得して視聴したり、編集記録す
ることができる。
【0115】(実施の形態4)以下、実施の形態4につい
て、図8、図9、図10を用いて説明する。なお、前述
した実施の形態と同じ構成については同じ符号を用い、
説明を省略する。
て、図8、図9、図10を用いて説明する。なお、前述
した実施の形態と同じ構成については同じ符号を用い、
説明を省略する。
【0116】図8は、本実施の形態4による嗜好場面取
得制御放送システムの構成を示すブロック図である。た
だし、図8(a)の映像音声の入力ソースは放送のため
に作成された映像音声に対し、図8(b)の入力ソース
はVCRなどのソース再生装置によるものである。
得制御放送システムの構成を示すブロック図である。た
だし、図8(a)の映像音声の入力ソースは放送のため
に作成された映像音声に対し、図8(b)の入力ソース
はVCRなどのソース再生装置によるものである。
【0117】図8において、19は放送用ソースの映像
及び音声を評価しその内容を表すキーワード等を自動生
成する場面内容情報自動生成装置、20は場面内容情報
自動生成装置19で生成したキーワードに修正を加え挿
入用のキーワードを作成する場面内容情報手動作成装
置、18は放送の方式に応じた信号もしくはビット形式
に従って、場面内容情報手動作成装置20で作成された
場面内容情報を挿入する場面内容情報付加多重装置であ
る。
及び音声を評価しその内容を表すキーワード等を自動生
成する場面内容情報自動生成装置、20は場面内容情報
自動生成装置19で生成したキーワードに修正を加え挿
入用のキーワードを作成する場面内容情報手動作成装
置、18は放送の方式に応じた信号もしくはビット形式
に従って、場面内容情報手動作成装置20で作成された
場面内容情報を挿入する場面内容情報付加多重装置であ
る。
【0118】図9は、本実施の形態4による放送受信装
置の構成を示すブロック図である。図9において、21
は放送信号に多重された嗜好場面のキーワード等の内容
情報を抜き出すための場面内容情報取得部、22はユー
ザーによって嗜好判断基準となる情報を登録する情報登
録部、24は受信装置に予約・設定を行うユーザー操作
部である。
置の構成を示すブロック図である。図9において、21
は放送信号に多重された嗜好場面のキーワード等の内容
情報を抜き出すための場面内容情報取得部、22はユー
ザーによって嗜好判断基準となる情報を登録する情報登
録部、24は受信装置に予約・設定を行うユーザー操作
部である。
【0119】次に、図8,図9に示している構成をもつ
本実施の形態4による嗜好場面取得制御放送システム、
放送送信装置、放送受信装置、及び記録装置の動作につ
いて、説明する。図8(a)のような構成をもつ嗜好場
面取得制御放送システムは、生放送のようにリアルタイ
ムに場面情報の挿入が必要な場合に、用いられ、さらに
オペレータはリアルタイムに上記場面情報の挿入修正を
行うものである。詳細な動作は下記の通りである。
本実施の形態4による嗜好場面取得制御放送システム、
放送送信装置、放送受信装置、及び記録装置の動作につ
いて、説明する。図8(a)のような構成をもつ嗜好場
面取得制御放送システムは、生放送のようにリアルタイ
ムに場面情報の挿入が必要な場合に、用いられ、さらに
オペレータはリアルタイムに上記場面情報の挿入修正を
行うものである。詳細な動作は下記の通りである。
【0120】ソース入力部1からカメラやマイクロフォ
ン及びスイッチャ-などを用いて作成される放送用の映
像及び音声が出力され、場面内容情報自動生成装置19
と場面内容情報付加多重化装置18へ入力される。場面
内容情報自動生成装置19はソース入力部1より入力さ
れたソースを評価してある決められた基準に従ってユー
ザーの好む場面を想定し、その場面の近傍に場面内容を
示すキーワード情報を嗜好場面内容情報として生成す
る。嗜好場面とは一連の動画像及び音声の区間から成っ
ているので画像及び音声評価によって自動で嗜好場面の
切りだしを完全に行うことは困難であるため、オペレー
ター4はモニタ5を通じて、生成された嗜好場面内容情
報及び挿入時点を映像音声と同時に確認し、必要があれ
ば、場面内容情報手動作成装置20を介して内容情報の
追加,削除の修正を行う。場面内容情報手動作成装置2
0により作成された情報は放送用にフォーマットされた
信号に該フォーマット形式に従って場面内容情報付加多
重化装置18にて多重されて、放送用送信装置7により
送信される。
ン及びスイッチャ-などを用いて作成される放送用の映
像及び音声が出力され、場面内容情報自動生成装置19
と場面内容情報付加多重化装置18へ入力される。場面
内容情報自動生成装置19はソース入力部1より入力さ
れたソースを評価してある決められた基準に従ってユー
ザーの好む場面を想定し、その場面の近傍に場面内容を
示すキーワード情報を嗜好場面内容情報として生成す
る。嗜好場面とは一連の動画像及び音声の区間から成っ
ているので画像及び音声評価によって自動で嗜好場面の
切りだしを完全に行うことは困難であるため、オペレー
ター4はモニタ5を通じて、生成された嗜好場面内容情
報及び挿入時点を映像音声と同時に確認し、必要があれ
ば、場面内容情報手動作成装置20を介して内容情報の
追加,削除の修正を行う。場面内容情報手動作成装置2
0により作成された情報は放送用にフォーマットされた
信号に該フォーマット形式に従って場面内容情報付加多
重化装置18にて多重されて、放送用送信装置7により
送信される。
【0121】また図8(b)のような構成をもつ嗜好場
面取得制御放送システムは、番組自体が録画編集された
ものであるときに用いられ、嗜好場面情報を送信すべき
時点に挿入された放送コンテンツを作成してから送信す
ればよいものである。詳細な動作は下記の通りである。
面取得制御放送システムは、番組自体が録画編集された
ものであるときに用いられ、嗜好場面情報を送信すべき
時点に挿入された放送コンテンツを作成してから送信す
ればよいものである。詳細な動作は下記の通りである。
【0122】ソース再生部8から映像及び音声が再生さ
れ、場面内容情報自動生成装置19と場面内容情報付加
多重化装置18へ入力される。場面内容情報自動生成装
置19はソース再生部8より入力されたソースを評価し
てある決められた基準に従ってユーザの嗜好する場面を
想定し、嗜好場面の内容を示すキーワードやコードを嗜
好場面内容情報として生成する。嗜好場面とは一連の動
画像及び音声の区間から成っているので画像及び音声評
価によって自動で嗜好場面の切りだしを完全に行うこと
は困難であるため、オペレーター4はモニタ5を通じ
て、生成された嗜好場面内容情報及びその挿入時点を映
像音声と同時に確認し、必要があれば、場面内容情報手
動作成装置20を介して時刻情報の追加,削除の修正を
行う。場面内容情報手動作成装置20により作成された
情報は場面内容情報付加多重化装置にて放送用にフォー
マットされた信号に該フォーマット形式に従って多重さ
れる。場面内容情報が挿入された送信コンテンツは送信
コンテンツ記録再生装置9にて番組放送に備えて記録さ
れ、放送の時間になると、送信装置7によって送信され
る。
れ、場面内容情報自動生成装置19と場面内容情報付加
多重化装置18へ入力される。場面内容情報自動生成装
置19はソース再生部8より入力されたソースを評価し
てある決められた基準に従ってユーザの嗜好する場面を
想定し、嗜好場面の内容を示すキーワードやコードを嗜
好場面内容情報として生成する。嗜好場面とは一連の動
画像及び音声の区間から成っているので画像及び音声評
価によって自動で嗜好場面の切りだしを完全に行うこと
は困難であるため、オペレーター4はモニタ5を通じ
て、生成された嗜好場面内容情報及びその挿入時点を映
像音声と同時に確認し、必要があれば、場面内容情報手
動作成装置20を介して時刻情報の追加,削除の修正を
行う。場面内容情報手動作成装置20により作成された
情報は場面内容情報付加多重化装置にて放送用にフォー
マットされた信号に該フォーマット形式に従って多重さ
れる。場面内容情報が挿入された送信コンテンツは送信
コンテンツ記録再生装置9にて番組放送に備えて記録さ
れ、放送の時間になると、送信装置7によって送信され
る。
【0123】次に、図9に示す放送受信装置及び記録装
置の動作について説明する。放送復調復号受信部10
は、放送波もしくは放送信号を受信し受信機に応じた信
号形式を得る為の復調や復号を行い、その結果を主映像
音声処理部11と場面内容情報取得部21とへ出力す
る。主映像音声処理部11は復調復号された主映像音声
信号を表示あるいは記録用の信号形式に変換処理を行
う。ユーザは予め嗜好する内容についてキーワードなど
を用いて情報登録部22に登録する。場面内容情報取得
部21は前記復調復号された放送波もしくは放送信号か
ら嗜好場面取得のための内容情報を取り出し、嗜好情報
制御処理部15は放送側で想定された嗜好場面の中から
ユーザーがあらかじめ登録したキーワードと合致するも
のを選択して、そのキーワードが受信された辺りの時間
帯の映像・音声などを表示しあるいは記録するように表
示制御部13と記録再生制御部16を制御する。記録装
置17は記録再生制御部16の制御に従い、番組内容、
もしくは嗜好場面を記録する。これによって放送側で想
定した数多くの嗜好場面の中からユーザーの個々の基準
にしたがった嗜好場面の取得が可能となる。
置の動作について説明する。放送復調復号受信部10
は、放送波もしくは放送信号を受信し受信機に応じた信
号形式を得る為の復調や復号を行い、その結果を主映像
音声処理部11と場面内容情報取得部21とへ出力す
る。主映像音声処理部11は復調復号された主映像音声
信号を表示あるいは記録用の信号形式に変換処理を行
う。ユーザは予め嗜好する内容についてキーワードなど
を用いて情報登録部22に登録する。場面内容情報取得
部21は前記復調復号された放送波もしくは放送信号か
ら嗜好場面取得のための内容情報を取り出し、嗜好情報
制御処理部15は放送側で想定された嗜好場面の中から
ユーザーがあらかじめ登録したキーワードと合致するも
のを選択して、そのキーワードが受信された辺りの時間
帯の映像・音声などを表示しあるいは記録するように表
示制御部13と記録再生制御部16を制御する。記録装
置17は記録再生制御部16の制御に従い、番組内容、
もしくは嗜好場面を記録する。これによって放送側で想
定した数多くの嗜好場面の中からユーザーの個々の基準
にしたがった嗜好場面の取得が可能となる。
【0124】なお、本実施の形態4において、前述の実
施の形態1、2,及び3で述べた時間軸上の指標情報送
信と併用すればユーザーの嗜好する内容の場面を適当な
時点から始めて適当な時点まで取得して表示、もしくは
記録することができる。
施の形態1、2,及び3で述べた時間軸上の指標情報送
信と併用すればユーザーの嗜好する内容の場面を適当な
時点から始めて適当な時点まで取得して表示、もしくは
記録することができる。
【0125】以下、本実施の形態4による嗜好場面取得
制御放送システム、放送受信装置及び記録装置の場面内
容選択においての作用効果を述べる。前記放送受信装置
の嗜好情報制御処理部は、あるアルゴリズムに従ったプ
ログラムにより、キーワードによる嗜好場面内容の判断
を論理的に処理する能力を備えられている。
制御放送システム、放送受信装置及び記録装置の場面内
容選択においての作用効果を述べる。前記放送受信装置
の嗜好情報制御処理部は、あるアルゴリズムに従ったプ
ログラムにより、キーワードによる嗜好場面内容の判断
を論理的に処理する能力を備えられている。
【0126】それにより、たとえば、受信装置内部に辞
書を持たせ、ユーザーが許可する場面取得基準として登
録されたキーワード、類似キーワード、もしくは同一ジ
ャンルのキーワードが受信された場合、前記嗜好情報制
御処理部は上記キーワードが示した嗜好場面を取得する
ように制御することができる。
書を持たせ、ユーザーが許可する場面取得基準として登
録されたキーワード、類似キーワード、もしくは同一ジ
ャンルのキーワードが受信された場合、前記嗜好情報制
御処理部は上記キーワードが示した嗜好場面を取得する
ように制御することができる。
【0127】また、1つの嗜好場面に2つ以上のキーワ
ードが登録された時その内容がどれか1つのキーワード
に相当するものを取得するOR取得機能や、嗜好場面が
重なっている時その内容が2つ以上のキーワードに相当
するものを取得するAND取得機能をも備えて、論理的
に嗜好場面の選択処理を実現できる。
ードが登録された時その内容がどれか1つのキーワード
に相当するものを取得するOR取得機能や、嗜好場面が
重なっている時その内容が2つ以上のキーワードに相当
するものを取得するAND取得機能をも備えて、論理的
に嗜好場面の選択処理を実現できる。
【0128】たとえば、図10(a)の示すように、キ
ーワードが「松井」と「ホームラン」の場合は、嗜好場
面(2)を取得、キーワードが「松井」もしくは「ホー
ムラン」の場合は、嗜好場面(1)と、(2)と、およ
び(3)を取得、またキーワードが「ホームラン」のみ
場合は、嗜好場面(2)と(3)を取得するように、前
記嗜好情報制御処理部は制御処理を行う。
ーワードが「松井」と「ホームラン」の場合は、嗜好場
面(2)を取得、キーワードが「松井」もしくは「ホー
ムラン」の場合は、嗜好場面(1)と、(2)と、およ
び(3)を取得、またキーワードが「ホームラン」のみ
場合は、嗜好場面(2)と(3)を取得するように、前
記嗜好情報制御処理部は制御処理を行う。
【0129】同様に、図10(b)では、キーワードが
「ジャイアンツ攻撃」と「高橋」である時、嗜好場面
(2)、キーワードが「ジャイアンツ攻撃」もしくは
「高橋」である時、嗜好場面(3)と(4)を取得する
ように、前記嗜好情報制御処理部は制御処理を行う。
「ジャイアンツ攻撃」と「高橋」である時、嗜好場面
(2)、キーワードが「ジャイアンツ攻撃」もしくは
「高橋」である時、嗜好場面(3)と(4)を取得する
ように、前記嗜好情報制御処理部は制御処理を行う。
【0130】このように、本実施の形態4による嗜好場
面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置で
は、ユーザ操作部と情報登録部とをさらに備え、ユーザ
が自分で嗜好場面内容に関するキーワードなどを登録し
て、一層絞った嗜好場面を論理的に取得することができ
る。
面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置で
は、ユーザ操作部と情報登録部とをさらに備え、ユーザ
が自分で嗜好場面内容に関するキーワードなどを登録し
て、一層絞った嗜好場面を論理的に取得することができ
る。
【0131】(実施の形態5)つぎに、実施の形態5につ
いて、図8、図9、図11を用いて説明する。なお、前
述した実施の形態4と同じ構成については同じ符号を用
い、ここでの説明を省略する。以下、本実施の形態5に
よる嗜好場面取得制御放送システム、放送受信装置及び
記録装置において、場面内容を示すコードを送信する場
合の作用効果を述べる。
いて、図8、図9、図11を用いて説明する。なお、前
述した実施の形態4と同じ構成については同じ符号を用
い、ここでの説明を省略する。以下、本実施の形態5に
よる嗜好場面取得制御放送システム、放送受信装置及び
記録装置において、場面内容を示すコードを送信する場
合の作用効果を述べる。
【0132】本実施の形態5は、前述した実施の形態4
と同様に、図8の示すような場面内容情報生成装置、送
信装置を用いて嗜好場面の内容を表す情報を送信する
が、キーワードの代わりに内容ごとに決まったコードを
送信する。これを実現するには、場面内容情報作成装置
20を前記コードベースのものにする、または場面内容
情報付加装置18との間にキーワード、コード変換部を
持たせるように構成すればよい。
と同様に、図8の示すような場面内容情報生成装置、送
信装置を用いて嗜好場面の内容を表す情報を送信する
が、キーワードの代わりに内容ごとに決まったコードを
送信する。これを実現するには、場面内容情報作成装置
20を前記コードベースのものにする、または場面内容
情報付加装置18との間にキーワード、コード変換部を
持たせるように構成すればよい。
【0133】上記場面内容を示すコードが送信された場
合、図9の示す受信装置は、実施の形態4と同様に送信
されてきた上記コードに従って嗜好場面を取得する。ま
た、ユーザーは自分の趣味にあう取得判断情報として上
記コードを受信機に登録することができる。このとき、
コードは、送信側(放送局)と受信側(ユーザ)との間
でコードが表す内容を共有する必要があるため、一般化
公開化されたものを用いるとする。
合、図9の示す受信装置は、実施の形態4と同様に送信
されてきた上記コードに従って嗜好場面を取得する。ま
た、ユーザーは自分の趣味にあう取得判断情報として上
記コードを受信機に登録することができる。このとき、
コードは、送信側(放送局)と受信側(ユーザ)との間
でコードが表す内容を共有する必要があるため、一般化
公開化されたものを用いるとする。
【0134】また、受信装置内部にコード対キーワード
あるいは内容説明文の対応データベースを備えてもよ
い。この場合ユーザにはコードの存在を意識させない放
送受信装置を提供することもできる。
あるいは内容説明文の対応データベースを備えてもよ
い。この場合ユーザにはコードの存在を意識させない放
送受信装置を提供することもできる。
【0135】一方、番組ごとに異なったコード体系を使
う場合、つまり一般体系化しない場合は新聞雑誌等でコ
ードと内容との対応表を番組ごとにユーザーに知らせる
必要がある。また、このような場合を対処するために、
自動読み取り機を用いて受信装置内に対応情報を取得さ
せるようにしてもよい。
う場合、つまり一般体系化しない場合は新聞雑誌等でコ
ードと内容との対応表を番組ごとにユーザーに知らせる
必要がある。また、このような場合を対処するために、
自動読み取り機を用いて受信装置内に対応情報を取得さ
せるようにしてもよい。
【0136】たとえば、図11に示すような対応コード
表があり、ある場面に多重して12,01,33の3種
類のコードが送られたとすると、この場面は松井のホー
ムランの打席でお任せにも選ばれる好場面である。ユー
ザーはコードを指定することでホームランの場面のみと
か、松井のホームランの場面のみ等の嗜好する場面を取
得することが出来る。番組ごとに場面の内容分類はある
程度限られたものになるので、キーワードの文字列を送
るよりもコード化したほうが少ないビット数で取得情報
を送ることができる。放送側はお任せA,B,Cのよう
にある判断基準で選んだ場面にコードを付与し、ユーザ
は自分の趣味にあう判断基準のものをコード1つで簡単
に取得選択できる。
表があり、ある場面に多重して12,01,33の3種
類のコードが送られたとすると、この場面は松井のホー
ムランの打席でお任せにも選ばれる好場面である。ユー
ザーはコードを指定することでホームランの場面のみと
か、松井のホームランの場面のみ等の嗜好する場面を取
得することが出来る。番組ごとに場面の内容分類はある
程度限られたものになるので、キーワードの文字列を送
るよりもコード化したほうが少ないビット数で取得情報
を送ることができる。放送側はお任せA,B,Cのよう
にある判断基準で選んだ場面にコードを付与し、ユーザ
は自分の趣味にあう判断基準のものをコード1つで簡単
に取得選択できる。
【0137】このように、本実施の形態5による嗜好場
面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置で
は、嗜好場面の内容を示すコードを場面取得情報として
送信することにより、キーワードの文字列を送信するの
と比較して、送信ロードが小さくて済み、ユーザ側は自
分好みの内容のコードを指定すれば、対応する嗜好場面
を取得することができる。
面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置で
は、嗜好場面の内容を示すコードを場面取得情報として
送信することにより、キーワードの文字列を送信するの
と比較して、送信ロードが小さくて済み、ユーザ側は自
分好みの内容のコードを指定すれば、対応する嗜好場面
を取得することができる。
【0138】(実施の形態6)つぎに、実施の形態6につ
いて、図8,図9,と図12を用いて説明する。なお、
前述した実施の形態4、実施の形態5と同じ構成につい
ては同じ符号を用い、説明を省略する。以下、本実施の
形態6による嗜好場面取得制御放送システム、放送受信
装置及び記録装置において、場面内容を示すコード及び
キーワードを送信する場合の作用効果について説明す
る。
いて、図8,図9,と図12を用いて説明する。なお、
前述した実施の形態4、実施の形態5と同じ構成につい
ては同じ符号を用い、説明を省略する。以下、本実施の
形態6による嗜好場面取得制御放送システム、放送受信
装置及び記録装置において、場面内容を示すコード及び
キーワードを送信する場合の作用効果について説明す
る。
【0139】実施の形態4及び実施の形態5と同様に、
本実施の形態6は図8に示すような構成の嗜好場面取得
制御放送システムを用い嗜好場面の内容を表す情報を送
信するが、同時に図12に示すような、キーワード一覧
表、コード一覧表、あるいは一般化コード一覧表をも送
信する。
本実施の形態6は図8に示すような構成の嗜好場面取得
制御放送システムを用い嗜好場面の内容を表す情報を送
信するが、同時に図12に示すような、キーワード一覧
表、コード一覧表、あるいは一般化コード一覧表をも送
信する。
【0140】キーワード一覧表は、番組内で嗜好場面取
得情報として多重送信されるキーワードとしてどのよう
なものがあるかをユーザーに知らせるために番組放送ま
でに送る。該一覧表にはどの番組用のものかのタイトル
がついていて、受信装置ではユーザーが所望する番組用
の一覧表を取得し、ユーザーはこれを参照して嗜好場面
の取得情報として採用するキーワードを選択して受信装
置の情報登録部に登録を行う。
得情報として多重送信されるキーワードとしてどのよう
なものがあるかをユーザーに知らせるために番組放送ま
でに送る。該一覧表にはどの番組用のものかのタイトル
がついていて、受信装置ではユーザーが所望する番組用
の一覧表を取得し、ユーザーはこれを参照して嗜好場面
の取得情報として採用するキーワードを選択して受信装
置の情報登録部に登録を行う。
【0141】同様にコード一覧表は、番組内で嗜好場面
取得情報として多重送信されるコードとしてどのような
ものがあるかをユーザーに知らせるために番組放送まで
に送る。該一覧表にもどの番組用のものかのタイトルが
ついていて、受信機ではユーザーが所望する番組用の一
覧表を取得し、ユーザーはこれを参照して嗜好場面の取
得情報として採用するコードを選択して受信装置の情報
登録部に登録を行う。
取得情報として多重送信されるコードとしてどのような
ものがあるかをユーザーに知らせるために番組放送まで
に送る。該一覧表にもどの番組用のものかのタイトルが
ついていて、受信機ではユーザーが所望する番組用の一
覧表を取得し、ユーザーはこれを参照して嗜好場面の取
得情報として採用するコードを選択して受信装置の情報
登録部に登録を行う。
【0142】キーワードとコードは、下記のように使い
分けができる。たとえば、スポーツ番組で、シュート、
ヒットなどの動作を表すようなキーワードは数が限られ
ていて、毎回決まったコードを割り当てられるため、コ
ードを取得情報として送信したほうがよいが、選手名や
タレント名といった母数が多く毎回違った出演者になる
可能性が高いものは、キャラクタとして名前(キーワー
ド)を取得情報として送信するほうが望ましい。
分けができる。たとえば、スポーツ番組で、シュート、
ヒットなどの動作を表すようなキーワードは数が限られ
ていて、毎回決まったコードを割り当てられるため、コ
ードを取得情報として送信したほうがよいが、選手名や
タレント名といった母数が多く毎回違った出演者になる
可能性が高いものは、キャラクタとして名前(キーワー
ド)を取得情報として送信するほうが望ましい。
【0143】さらに、将来的にコードを振りなおす必要
性がなく一般化したほうが望ましい場合には図12
(c)のように一般階層化したコード表に従ったコード
を用いることができるが、放送される様々なジャンルの
番組に対して内容や出演者を表すコードを割り振るわけ
であるため、図12(c)のような階層化が必要で、必
然的にコード長は長くなる。従って、キーワードとコー
ドとを併用するのが最も望ましいと考えられる。
性がなく一般化したほうが望ましい場合には図12
(c)のように一般階層化したコード表に従ったコード
を用いることができるが、放送される様々なジャンルの
番組に対して内容や出演者を表すコードを割り振るわけ
であるため、図12(c)のような階層化が必要で、必
然的にコード長は長くなる。従って、キーワードとコー
ドとを併用するのが最も望ましいと考えられる。
【0144】また、上記のような一覧表を送信するタイ
ミングは、前述のような多重領域に映像音声と多重して
任意の時間帯に送信することが可能であるが、深夜のよ
うな番組放送の行われていない時間帯を利用して主チャ
ンネルを用いて送信するのも有効な方法である。従っ
て、一覧表全体は情報量が多いので上記のように深夜の
時間帯などに送信し、変更や追加のある場合はその差分
のみを番組の開始までに多重領域を使って送信するのが
望ましいと考えられる。
ミングは、前述のような多重領域に映像音声と多重して
任意の時間帯に送信することが可能であるが、深夜のよ
うな番組放送の行われていない時間帯を利用して主チャ
ンネルを用いて送信するのも有効な方法である。従っ
て、一覧表全体は情報量が多いので上記のように深夜の
時間帯などに送信し、変更や追加のある場合はその差分
のみを番組の開始までに多重領域を使って送信するのが
望ましいと考えられる。
【0145】また、受信装置は常に受信状態にあるとは
限らないので、一覧表のバージョン管理情報も同時に送
信しなければいけない。さらに、ユーザがそれらを参照
して受信装置に嗜好場面取得登録を行った以降に、一覧
表の変更があった場合、変更によって追加になった内容
に関しては、ユーザーの設定によってその内容をすべて
取得、もしくはすべて破棄することが可能である。な
お、番組全体を記録する場合、一覧表の送信は番組中や
放送終了後であってもよい。それは、番組内容を再生し
て再編集することができるからである。
限らないので、一覧表のバージョン管理情報も同時に送
信しなければいけない。さらに、ユーザがそれらを参照
して受信装置に嗜好場面取得登録を行った以降に、一覧
表の変更があった場合、変更によって追加になった内容
に関しては、ユーザーの設定によってその内容をすべて
取得、もしくはすべて破棄することが可能である。な
お、番組全体を記録する場合、一覧表の送信は番組中や
放送終了後であってもよい。それは、番組内容を再生し
て再編集することができるからである。
【0146】このように、本実施の形態6による嗜好場
面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置で
は、場面内容を示すキーワードとコードとを併用するこ
とにより、場面取得情報を送信するロードが軽減され、
さらに送信する時間帯も選択できる。
面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置で
は、場面内容を示すキーワードとコードとを併用するこ
とにより、場面取得情報を送信するロードが軽減され、
さらに送信する時間帯も選択できる。
【0147】(実施の形態7)つぎに、実施の形態7につ
いて、図8、図9、と図13を用いて説明する。図8と
図9は、本実施の形態7による嗜好場面取得制御放送シ
ステム、放送受信装置及び記録装置の構成を示すブロッ
ク図である。前述した実施の形態4、5,及び6と同じ
構成については同じ符号を用いているため、ここでの説
明を省略する。
いて、図8、図9、と図13を用いて説明する。図8と
図9は、本実施の形態7による嗜好場面取得制御放送シ
ステム、放送受信装置及び記録装置の構成を示すブロッ
ク図である。前述した実施の形態4、5,及び6と同じ
構成については同じ符号を用いているため、ここでの説
明を省略する。
【0148】以下、本実施の形態7による嗜好場面取得
制御放送システム、放送受信装置及び記録装置の作用効
果について述べる。本実施の形態7による嗜好場面取得
制御放送システムの場面内容情報作成装置は、嗜好場面
の開始点と終了点にマーク、もしくは時間軸上の指標と
なる情報を挿入し、さらに終了点に開始点と終了点とに
よって挟まれるシーンが嗜好場面として成立するかしな
いかを示す確定フラグとを合わせて、嗜好場面取得情報
として作成するとき、受信側でユーザーの必要とする場
面のみを取得できるというメリットがある。
制御放送システム、放送受信装置及び記録装置の作用効
果について述べる。本実施の形態7による嗜好場面取得
制御放送システムの場面内容情報作成装置は、嗜好場面
の開始点と終了点にマーク、もしくは時間軸上の指標と
なる情報を挿入し、さらに終了点に開始点と終了点とに
よって挟まれるシーンが嗜好場面として成立するかしな
いかを示す確定フラグとを合わせて、嗜好場面取得情報
として作成するとき、受信側でユーザーの必要とする場
面のみを取得できるというメリットがある。
【0149】前述までの実施の形態において嗜好場面取
得情報としての嗜好場面のスタートマークとエンドマー
クとが送信される時、受信装置側ではスタートマーク位
置に載せてある場面内容取得情報を参照し取得判断をし
て取得開始し、同嗜好場面のエンドマークで取得を終了
する構成を取っていた。しかし、スポーツ番組などの生
放送の場合を考えると、ある選手のシュートの成功場面
が取得したい嗜好場面とすると、取得したいのはシュー
トの一連の動作からシュート成功が決まるまでの一連の
映像及び音声である。従がって、送信側のオペレータ4
は選手がシュートしそうになると取得スタートマークを
送信するが、シュートしなかったり、シュートが外れて
しまった場合はその旨を受信装置に伝えて取得をキャン
セルさせる手段が必要である。そこで図13のようにエ
ンドマークの定められた位置にキャンセルマーク、ある
いはスタートマークに対応したキャンセルマーク、ある
いは確定エンドマークようなフラグを挿入することで、
受信側はこれを処理し、確定フラグを検出した場合のみ
一連の映像及び音声を記録する。キャンセルの場合は速
やかに消去あるいは次の取得映像、音声で上書きするも
のとする。磁気テープ記録装置などの場合は速やかにス
タート時点まで巻き戻しを行う。
得情報としての嗜好場面のスタートマークとエンドマー
クとが送信される時、受信装置側ではスタートマーク位
置に載せてある場面内容取得情報を参照し取得判断をし
て取得開始し、同嗜好場面のエンドマークで取得を終了
する構成を取っていた。しかし、スポーツ番組などの生
放送の場合を考えると、ある選手のシュートの成功場面
が取得したい嗜好場面とすると、取得したいのはシュー
トの一連の動作からシュート成功が決まるまでの一連の
映像及び音声である。従がって、送信側のオペレータ4
は選手がシュートしそうになると取得スタートマークを
送信するが、シュートしなかったり、シュートが外れて
しまった場合はその旨を受信装置に伝えて取得をキャン
セルさせる手段が必要である。そこで図13のようにエ
ンドマークの定められた位置にキャンセルマーク、ある
いはスタートマークに対応したキャンセルマーク、ある
いは確定エンドマークようなフラグを挿入することで、
受信側はこれを処理し、確定フラグを検出した場合のみ
一連の映像及び音声を記録する。キャンセルの場合は速
やかに消去あるいは次の取得映像、音声で上書きするも
のとする。磁気テープ記録装置などの場合は速やかにス
タート時点まで巻き戻しを行う。
【0150】このように、本実施の形態7による嗜好場
面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置で
は、嗜好場面の開始点と終了点とに挟まれるシーンが嗜
好場面として確立するかしないかフラグを受信側に送る
ことにより、受信側のユーザは、本当に必要とする場面
のみを取得することができる。
面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置で
は、嗜好場面の開始点と終了点とに挟まれるシーンが嗜
好場面として確立するかしないかフラグを受信側に送る
ことにより、受信側のユーザは、本当に必要とする場面
のみを取得することができる。
【0151】(実施の形態8)つぎに、実施の形態8につ
いて、図8、図14を用いて説明する。図8は、本実施
の形態8による嗜好場面取得制御放送システムの構成を
示すブロック図であり、図14は本実施の形態8による
放送受信装置及び記録装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、前述した実施の形態4の構成と同じ符
号は同一または相当する部分を示しており、図14にお
いての23は新たに追加された映像・音声などの主情報
及びクローズドキャプションのような付随する情報を評
価する画像音声情報評価部である。
いて、図8、図14を用いて説明する。図8は、本実施
の形態8による嗜好場面取得制御放送システムの構成を
示すブロック図であり、図14は本実施の形態8による
放送受信装置及び記録装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、前述した実施の形態4の構成と同じ符
号は同一または相当する部分を示しており、図14にお
いての23は新たに追加された映像・音声などの主情報
及びクローズドキャプションのような付随する情報を評
価する画像音声情報評価部である。
【0152】以下、本実施の形態8による放送受信装置
及び記録装置の動作について説明する。なお、本実施の
形態8による嗜好場面取得制御放送システム、放送送信
装置、及び画像音声情報評価部23以外の放送受信装置
及び記録装置の動作については前記実施の形態4の動作
と同様であるので、ここでは説明を省略する。
及び記録装置の動作について説明する。なお、本実施の
形態8による嗜好場面取得制御放送システム、放送送信
装置、及び画像音声情報評価部23以外の放送受信装置
及び記録装置の動作については前記実施の形態4の動作
と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0153】図14において画像音声情報評価部23
は、放送復調復号受信部10からの主チャンネルの映
像、および音声、もしくはクローズドキャプションに代
表される付加情報が入力され、ある一定の基準に基づい
て、それらの情報を評価して、嗜好場面の内容を判断す
るための情報を抽出して、嗜好情報制御処理部15へ送
る。嗜好情報制御処理部15は、場面内容情報取得部2
1と画像音声情報評価部23とからの場面情報のもと
に、嗜好場面を取得するように表示制御部13と記録再
生制御部とを制御する。
は、放送復調復号受信部10からの主チャンネルの映
像、および音声、もしくはクローズドキャプションに代
表される付加情報が入力され、ある一定の基準に基づい
て、それらの情報を評価して、嗜好場面の内容を判断す
るための情報を抽出して、嗜好情報制御処理部15へ送
る。嗜好情報制御処理部15は、場面内容情報取得部2
1と画像音声情報評価部23とからの場面情報のもと
に、嗜好場面を取得するように表示制御部13と記録再
生制御部とを制御する。
【0154】次に、本発明の作用効果について説明す
る。そもそも送信側では図8に示す場面内容情報生成装
置19のような映像音声を評価して場面内容情報を生成
する同様な装置によって、嗜好場面取得のための情報を
挿入してコンテンツを送信しているため、受信側に設け
たのは、送信側で用いられるようなものと比べ小規模で
安価なものでなければならない。受信装置に内蔵できる
程度の情報評価部において簡単に内容情報の抽出できる
ようしたので、送信側はキーワード等に関してはもとよ
り送信せずそれ以外の高度な画像や音声を評価し、受信
側では到底抽出できないような内容指示情報を送る。即
ち、送信側は受信装置側に持つ評価部と同様な評価部を
もち、前記受信側の評価部によって生成されたキーワー
ドなどの情報を差し引いた場面情報を送信すればよい。
る。そもそも送信側では図8に示す場面内容情報生成装
置19のような映像音声を評価して場面内容情報を生成
する同様な装置によって、嗜好場面取得のための情報を
挿入してコンテンツを送信しているため、受信側に設け
たのは、送信側で用いられるようなものと比べ小規模で
安価なものでなければならない。受信装置に内蔵できる
程度の情報評価部において簡単に内容情報の抽出できる
ようしたので、送信側はキーワード等に関してはもとよ
り送信せずそれ以外の高度な画像や音声を評価し、受信
側では到底抽出できないような内容指示情報を送る。即
ち、送信側は受信装置側に持つ評価部と同様な評価部を
もち、前記受信側の評価部によって生成されたキーワー
ドなどの情報を差し引いた場面情報を送信すればよい。
【0155】このように、本実施の形態8による嗜好場
面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置で
は、受信側の情報評価部を備えることにより、送信すべ
き情報量を削減することができる。
面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置で
は、受信側の情報評価部を備えることにより、送信すべ
き情報量を削減することができる。
【0156】(実施の形態9)つぎに、実施の形態9につ
いて、図8,図9、と図15を用いて説明する。なお、
前述した実施の形態4と同じ構成については同じ符号を
用いて、ここでの説明を省略する。以下、本実施の形態
9による嗜好場面取得制御放送システム、放送受信装置
及び記録装置の作用効果について述べる。
いて、図8,図9、と図15を用いて説明する。なお、
前述した実施の形態4と同じ構成については同じ符号を
用いて、ここでの説明を省略する。以下、本実施の形態
9による嗜好場面取得制御放送システム、放送受信装置
及び記録装置の作用効果について述べる。
【0157】受信側でユーザは前記放送受信装置のユー
ザ設定部を介して、嗜好場面の取得時刻についてオフセ
ットを設定すると、送信側で挿入された嗜好場面取得の
為の時間軸上の指標となる情報を取得して嗜好場面を取
得する受信装置は、図15のように放送側が意図した時
刻からユーザーの設定したオフセットを取って嗜好場面
を記録することができる。また、図15の示すように取
得開始マークより早い時刻をオフセットして場面を取得
する場合は、その間の主情報を保存しておくバッファが
必要であることはいうまでもない。
ザ設定部を介して、嗜好場面の取得時刻についてオフセ
ットを設定すると、送信側で挿入された嗜好場面取得の
為の時間軸上の指標となる情報を取得して嗜好場面を取
得する受信装置は、図15のように放送側が意図した時
刻からユーザーの設定したオフセットを取って嗜好場面
を記録することができる。また、図15の示すように取
得開始マークより早い時刻をオフセットして場面を取得
する場合は、その間の主情報を保存しておくバッファが
必要であることはいうまでもない。
【0158】このように、本実施の形態9による嗜好場
面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置で
は、ユーザは受信装置のユーザ設定部を通して、嗜好場
面の取得時刻をオフセットできるようにしたので、嗜好
場面は好みの時刻から好みの時刻まで取得されることが
できる。
面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置で
は、ユーザは受信装置のユーザ設定部を通して、嗜好場
面の取得時刻をオフセットできるようにしたので、嗜好
場面は好みの時刻から好みの時刻まで取得されることが
できる。
【0159】(実施の形態10)つぎに、実施の形態10
について、図8,図9,と図16を用いて説明する。な
お、前述した実施の形態4と同じ構成については同じ符
号を用いて、ここでの説明を省略する。以下、本実施の
形態10による嗜好場面取得制御放送システム、放送受
信装置及び記録装置の作用効果について述べる。
について、図8,図9,と図16を用いて説明する。な
お、前述した実施の形態4と同じ構成については同じ符
号を用いて、ここでの説明を省略する。以下、本実施の
形態10による嗜好場面取得制御放送システム、放送受
信装置及び記録装置の作用効果について述べる。
【0160】ユーザが取得したい場面のキーワードもし
くはそれに準じた情報を放送受信装置の情報登録部22
に登録するときに、それらキーワードもしくはキーワー
ド群に優先順位を付けて登録すると、キーワードもしく
は嗜好場面取得のための内容情報を取得し放送局側で想
定して送信された場面の中からさらにユーザーの嗜好に
あった場面を選択して取得する放送受信装置及び記録装
置は、前記嗜好場面を優先度の高い順に記録するか、も
しくは記録された映像、音声を優先度順に表示すること
ができる。
くはそれに準じた情報を放送受信装置の情報登録部22
に登録するときに、それらキーワードもしくはキーワー
ド群に優先順位を付けて登録すると、キーワードもしく
は嗜好場面取得のための内容情報を取得し放送局側で想
定して送信された場面の中からさらにユーザーの嗜好に
あった場面を選択して取得する放送受信装置及び記録装
置は、前記嗜好場面を優先度の高い順に記録するか、も
しくは記録された映像、音声を優先度順に表示すること
ができる。
【0161】図16の示すように、ユーザーが受信装置
にキーワードを優先順位の番号を付けて登録した場合、
場面を記録する時にこの番号を付加して嗜好場面を記録
し、同一番号の嗜好場面をつなげて再生したり、選択し
た番号の嗜好場面のみを時系列で再生したりすることが
可能である。つまり図16の例では、1を選択すると、
ダンクシュートのシーンばかり続けて見ることができ、
2、4を同時に選択するとアシストとシュートのシーン
とのみを見ることができる。また、登録した場面全てを
記録しない場合、たとえば、記録装置の記録エリアの残
量が少なくなってきた時、嗜好場面記録のトータル時間
をユーザーが設定している時、優先順位に従って記録量
を自動調節して記録することも可能である。図16の例
では最低でもダンクシュートのシーンは記録したい、時
間が許せばシカゴチームのオフェンスは全て記録したい
といったような優先順位が付けると、受信装置はそれに
応じて編集記録する。
にキーワードを優先順位の番号を付けて登録した場合、
場面を記録する時にこの番号を付加して嗜好場面を記録
し、同一番号の嗜好場面をつなげて再生したり、選択し
た番号の嗜好場面のみを時系列で再生したりすることが
可能である。つまり図16の例では、1を選択すると、
ダンクシュートのシーンばかり続けて見ることができ、
2、4を同時に選択するとアシストとシュートのシーン
とのみを見ることができる。また、登録した場面全てを
記録しない場合、たとえば、記録装置の記録エリアの残
量が少なくなってきた時、嗜好場面記録のトータル時間
をユーザーが設定している時、優先順位に従って記録量
を自動調節して記録することも可能である。図16の例
では最低でもダンクシュートのシーンは記録したい、時
間が許せばシカゴチームのオフェンスは全て記録したい
といったような優先順位が付けると、受信装置はそれに
応じて編集記録する。
【0162】このように、本実施の形態10による嗜好
場面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置
では、ユーザは受信装置の情報設定部を介して、嗜好場
面について優先順位を付けることにより、放送受信装置
及び記録装置はさらにユーザの好みの順位で嗜好場面を
取得、記録、再生することができる。
場面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置
では、ユーザは受信装置の情報設定部を介して、嗜好場
面について優先順位を付けることにより、放送受信装置
及び記録装置はさらにユーザの好みの順位で嗜好場面を
取得、記録、再生することができる。
【0163】(実施の形態11)つぎに、実施の形態11
について、図8,図9,と図17を用いて説明する。な
お、前述した実施の形態4と同じ構成については同じ符
号を用い、ここでの説明を省略する。
について、図8,図9,と図17を用いて説明する。な
お、前述した実施の形態4と同じ構成については同じ符
号を用い、ここでの説明を省略する。
【0164】以下、本実施の形態11による嗜好場面取
得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置の作用
効果について述べる。
得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置の作用
効果について述べる。
【0165】ユーザは前記放送受信装置の情報登録部に
嗜好場面に対して表示するのみか、記録するのみか、ま
たは表示して記録するかについての指示を登録すると、
キーワードまたはマークの場面内容情報を受信して嗜好
場面を取得する前記放送受信装置及び記録装置は、ユー
ザの登録した指示通りに嗜好場面を表示するのみ、記録
するのみ、または表示して記録することを実行できる。
なお、前記受信装置のユーザ操作部を介して、記録・表
示をワンタッチで変更もできる。
嗜好場面に対して表示するのみか、記録するのみか、ま
たは表示して記録するかについての指示を登録すると、
キーワードまたはマークの場面内容情報を受信して嗜好
場面を取得する前記放送受信装置及び記録装置は、ユー
ザの登録した指示通りに嗜好場面を表示するのみ、記録
するのみ、または表示して記録することを実行できる。
なお、前記受信装置のユーザ操作部を介して、記録・表
示をワンタッチで変更もできる。
【0166】たとえばユーザーが番組を視聴していると
き裏番組で放送されているプロ野球放送についての嗜好
場面取得予約をした場合、前記放送受信装置は図17の
ように子画面等を利用して、たとえば、登録してあった
好きな選手の打席を表示する。また、もしユーザーが当
初表示のみで登録したが、子画面で視聴した結果、前記
場面を残しておきたいと決めた時は、リモコンなどの操
作で前記ユーザー操作部を介して前記記録装置は記録へ
と変更し同場面を先頭より記録する。逆に、もしユーザ
が当初表示して記録すると登録していたが、場面を視聴
した結果、記録の必要がないと決めたとき前記記録装置
は記録しないように移行できる。
き裏番組で放送されているプロ野球放送についての嗜好
場面取得予約をした場合、前記放送受信装置は図17の
ように子画面等を利用して、たとえば、登録してあった
好きな選手の打席を表示する。また、もしユーザーが当
初表示のみで登録したが、子画面で視聴した結果、前記
場面を残しておきたいと決めた時は、リモコンなどの操
作で前記ユーザー操作部を介して前記記録装置は記録へ
と変更し同場面を先頭より記録する。逆に、もしユーザ
が当初表示して記録すると登録していたが、場面を視聴
した結果、記録の必要がないと決めたとき前記記録装置
は記録しないように移行できる。
【0167】また、画面上には表示するのみか、または
表示して記録するかの旨がわかるようにOSD表示するこ
とが望ましいと考えられる。さらに、上記機能を記録済
み嗜好場面の再生視聴中においても実行できるようにし
て、必要のない場面を落として再編することができる。
表示して記録するかの旨がわかるようにOSD表示するこ
とが望ましいと考えられる。さらに、上記機能を記録済
み嗜好場面の再生視聴中においても実行できるようにし
て、必要のない場面を落として再編することができる。
【0168】このように、本実施の形態11による嗜好
場面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置
では、情報登録部とユーザ操作部とを設けることによ
り、ユーザは情報登録部を介して嗜好場面取得について
の表示記録に関する予約をした場合、前記放送受信装置
は子画面で嗜好場面を都度表示し、もしくは記録するこ
とができ、さらに、リモコンなどの操作を通じて、記録
状態と記録しない状態が互いに移行することができる。
場面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置
では、情報登録部とユーザ操作部とを設けることによ
り、ユーザは情報登録部を介して嗜好場面取得について
の表示記録に関する予約をした場合、前記放送受信装置
は子画面で嗜好場面を都度表示し、もしくは記録するこ
とができ、さらに、リモコンなどの操作を通じて、記録
状態と記録しない状態が互いに移行することができる。
【0169】(実施の形態12)つぎに、発明の実施の形
態12について、図8、図9、と図18を用いて説明す
る。なお、前述した実施の形態4と同じ構成については
同じ符号を用い、説明を省略する。以下、本実施の形態
12による嗜好場面取得制御放送システム、放送受信装
置及び記録装置の作用効果について説明する。ユーザー
が嗜好場面取得のために前記放送受信装置の情報登録部
にキーワードを登録すると、キーワードまたhマークの
場面内容情報を受信して嗜好場面を取得する前記放送受
信装置は、前記登録したキーワードの履歴を受信装置内
の履歴ファイルに保存する機能が備えられている。
態12について、図8、図9、と図18を用いて説明す
る。なお、前述した実施の形態4と同じ構成については
同じ符号を用い、説明を省略する。以下、本実施の形態
12による嗜好場面取得制御放送システム、放送受信装
置及び記録装置の作用効果について説明する。ユーザー
が嗜好場面取得のために前記放送受信装置の情報登録部
にキーワードを登録すると、キーワードまたhマークの
場面内容情報を受信して嗜好場面を取得する前記放送受
信装置は、前記登録したキーワードの履歴を受信装置内
の履歴ファイルに保存する機能が備えられている。
【0170】この際、キーワードは、単独ではなく図1
8の示すようにキーワードが属するジャンル等の付随情
報、今までの同一キーワードの登録回数、最終登録日付
けなどと同時に保存される。なお、これら付随情報は、
前述までの実施の形態の中で述べた一覧表と同時に送ら
れたり、場面ごとに送られてくる情報に含まれたり、ユ
ーザーが直接受信装置に登録するものであったりとして
もよい。
8の示すようにキーワードが属するジャンル等の付随情
報、今までの同一キーワードの登録回数、最終登録日付
けなどと同時に保存される。なお、これら付随情報は、
前述までの実施の形態の中で述べた一覧表と同時に送ら
れたり、場面ごとに送られてくる情報に含まれたり、ユ
ーザーが直接受信装置に登録するものであったりとして
もよい。
【0171】そうすることによって、ユーザーが受信装
置に取得予約をする際、場面内容のイメージは浮かぶ
が、キーワード自体を忘れてしまった場合、または入力
を煩わしいと思う場合など、この履歴ファイルを表示し
ジャンル等の付随情報からキーワードを検索して登録す
ることができる。
置に取得予約をする際、場面内容のイメージは浮かぶ
が、キーワード自体を忘れてしまった場合、または入力
を煩わしいと思う場合など、この履歴ファイルを表示し
ジャンル等の付随情報からキーワードを検索して登録す
ることができる。
【0172】さらに、前記履歴ファイルの表をジャンル
ごと、日付けごとに並べ替えること、及びユーザーの登
録回数を積算して頻度順に表示させることが可能なため
検索を容易にし、キーワード表示部分を選択することで
登録することができる。
ごと、日付けごとに並べ替えること、及びユーザーの登
録回数を積算して頻度順に表示させることが可能なため
検索を容易にし、キーワード表示部分を選択することで
登録することができる。
【0173】このように、本実施の形態12による嗜好
場面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置
では、キーワードと付随情報を記録する履歴ファイルを
備えることによって、ユーザはキーワード登録を容易に
できる。
場面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置
では、キーワードと付随情報を記録する履歴ファイルを
備えることによって、ユーザはキーワード登録を容易に
できる。
【0174】(実施の形態13)つぎに、実施の形態13
について、図8,図9、と図19を用いて説明する。な
お、前述した実施の形態と同じ構成については同じ符号
を用い、説明を省略する。以下、本実施の形態13によ
る嗜好場面取得制御放送システム、放送受信装置及び記
録装置の作用効果について述べる。
について、図8,図9、と図19を用いて説明する。な
お、前述した実施の形態と同じ構成については同じ符号
を用い、説明を省略する。以下、本実施の形態13によ
る嗜好場面取得制御放送システム、放送受信装置及び記
録装置の作用効果について述べる。
【0175】嗜好場面取得情報を送信する放送送信装置
は、嗜好場面の取得のための時間軸上の指標データと内
容を表すデータ、即ち前記嗜好場面取得情報を図19
(a)の示すように番組本編の放送の冒頭など本内容の
開始前に、もしくは図19(b)のように本編終了後に
送信することができる。
は、嗜好場面の取得のための時間軸上の指標データと内
容を表すデータ、即ち前記嗜好場面取得情報を図19
(a)の示すように番組本編の放送の冒頭など本内容の
開始前に、もしくは図19(b)のように本編終了後に
送信することができる。
【0176】そうすることにより、嗜好場面取得情報の
送受信に多重チャンネルばかりでなく、主チャンネルを
も使用できる。また、本編の開始前に送信する場合、受
信装置の動作のスタンバイが十分にできるメリットがあ
る。たとえば、ユーザーの登録した嗜好場面の優先度で
判断し取得トータル時間をユーザーの登録した時間の範
囲に、もしくは記録媒体の残量に応じて決定した場面を
記録する場合には、上記送信方法が有効である。
送受信に多重チャンネルばかりでなく、主チャンネルを
も使用できる。また、本編の開始前に送信する場合、受
信装置の動作のスタンバイが十分にできるメリットがあ
る。たとえば、ユーザーの登録した嗜好場面の優先度で
判断し取得トータル時間をユーザーの登録した時間の範
囲に、もしくは記録媒体の残量に応じて決定した場面を
記録する場合には、上記送信方法が有効である。
【0177】ただし、生放送のような番組ではイベント
の開始及び終了時刻がわからないので、前もって情報を
送信することができない時は、図19(b)の示すよう
に本編の終了後に、即ち番組放送中に嗜好場面情報を作
り、終了時に送信することもできる。このとき、受信装
置側では本編の全編と嗜好場面情報を記録しておき、こ
れに従って嗜好場面の再生をしたり、編集して再記録を
行うものとする。
の開始及び終了時刻がわからないので、前もって情報を
送信することができない時は、図19(b)の示すよう
に本編の終了後に、即ち番組放送中に嗜好場面情報を作
り、終了時に送信することもできる。このとき、受信装
置側では本編の全編と嗜好場面情報を記録しておき、こ
れに従って嗜好場面の再生をしたり、編集して再記録を
行うものとする。
【0178】また生放送の場合でも、あらかじめ予定の
決まっているような大きなスパンの嗜好場面の取得情報
はその予定を本編の開始前に送信する事ができるので、
これを先に送信し、細かくリアルタイムに取得時刻を制
御する必要のある場面については、番組中にそのための
情報を多重して送信するといった両者を併用する送信方
法も構築できる。
決まっているような大きなスパンの嗜好場面の取得情報
はその予定を本編の開始前に送信する事ができるので、
これを先に送信し、細かくリアルタイムに取得時刻を制
御する必要のある場面については、番組中にそのための
情報を多重して送信するといった両者を併用する送信方
法も構築できる。
【0179】このように、本実施の形態13による嗜好
場面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置
では、場面取得情報を番組本編の開始前に、もしくは番
組終了後に送信することによって、多重チャンネルばか
りでなく、主チャンネルも送信に利用できる。そうする
ことにより、受信装置にスタンドバイ時間を十分に与
え、かつ放送混雑時間も避けることができる。
場面取得制御放送システム、放送受信装置及び記録装置
では、場面取得情報を番組本編の開始前に、もしくは番
組終了後に送信することによって、多重チャンネルばか
りでなく、主チャンネルも送信に利用できる。そうする
ことにより、受信装置にスタンドバイ時間を十分に与
え、かつ放送混雑時間も避けることができる。
【0180】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1または
請求項2に係る嗜好場面取得制御放送システムによれ
ば、嗜好場面情報作成装置と、嗜好場面情報付加装置
と、放送送信装置とを備え、前記嗜好場面情報作成装置
は視聴者の嗜好する場面を想定し、視聴者側で処理可能
なマークもしくは情報で前記嗜好場面を示す嗜好場面取
得情報を作成し、前記嗜好場面情報付加装置は前記嗜好
場面取得情報を主映像音声などの信号に多重付加し、前
記放送送信装置は、多重付加した前記嗜好場面取得情報
を視聴側に向けて送信することにより、視聴者側は長時
間記録や編集作業を省き、複雑で大規模な演算をするコ
ンテンツ評価手段を視聴者側に持つことなく、安価で使
いやすい嗜好場面取得制御放送受信装置及び録画装置
で、従来の映像音声評価手段による場面の切り出しでは
不可能だった、視聴者の細かなニーズに合った嗜好場面
の取得が可能となる効果がある。
請求項2に係る嗜好場面取得制御放送システムによれ
ば、嗜好場面情報作成装置と、嗜好場面情報付加装置
と、放送送信装置とを備え、前記嗜好場面情報作成装置
は視聴者の嗜好する場面を想定し、視聴者側で処理可能
なマークもしくは情報で前記嗜好場面を示す嗜好場面取
得情報を作成し、前記嗜好場面情報付加装置は前記嗜好
場面取得情報を主映像音声などの信号に多重付加し、前
記放送送信装置は、多重付加した前記嗜好場面取得情報
を視聴側に向けて送信することにより、視聴者側は長時
間記録や編集作業を省き、複雑で大規模な演算をするコ
ンテンツ評価手段を視聴者側に持つことなく、安価で使
いやすい嗜好場面取得制御放送受信装置及び録画装置
で、従来の映像音声評価手段による場面の切り出しでは
不可能だった、視聴者の細かなニーズに合った嗜好場面
の取得が可能となる効果がある。
【0181】また、本発明の請求項3または請求項4に
係る嗜好場面取得制御放送システムによれば、嗜好場面
情報自動生成装置と、嗜好場面情報手動作成装置と、モ
ニタとを設けて、前記嗜好場面情報自動生成装置はある
決められている基準に従って映像音声を自動判別し、嗜
好場面の切り出しを行うが、嗜好場面とは一連の動画像
と音声からなっているので、自動判別で嗜好場面の切り
出しを完全に行うのが困難なため、オペレータはモニタ
を通じて前記自動に切り出した嗜好場面取得情報とその
挿入タイミングをチェックし、必要に応じて、嗜好場面
情報手動作成装置で修正・追加を行うことにより、より
適切な嗜好場面取得情報を作成する効果がある。
係る嗜好場面取得制御放送システムによれば、嗜好場面
情報自動生成装置と、嗜好場面情報手動作成装置と、モ
ニタとを設けて、前記嗜好場面情報自動生成装置はある
決められている基準に従って映像音声を自動判別し、嗜
好場面の切り出しを行うが、嗜好場面とは一連の動画像
と音声からなっているので、自動判別で嗜好場面の切り
出しを完全に行うのが困難なため、オペレータはモニタ
を通じて前記自動に切り出した嗜好場面取得情報とその
挿入タイミングをチェックし、必要に応じて、嗜好場面
情報手動作成装置で修正・追加を行うことにより、より
適切な嗜好場面取得情報を作成する効果がある。
【0182】また、本発明の請求項5から請求項13の
いずれかの記載に係る嗜好場面取得制御放送システムに
よれば、前記嗜好場面情報作成装置は、必要に応じて、
嗜好場面の開始点と終了点との時刻情報を種々の形で示
すことができるため、視聴者側は一層嗜好場面を容易に
取得できるメリットがある。
いずれかの記載に係る嗜好場面取得制御放送システムに
よれば、前記嗜好場面情報作成装置は、必要に応じて、
嗜好場面の開始点と終了点との時刻情報を種々の形で示
すことができるため、視聴者側は一層嗜好場面を容易に
取得できるメリットがある。
【0183】本発明の請求項14から請求項19のいず
れかの記載に係る嗜好場面取得制御放送システムによれ
ば、前記嗜好場面情報作成装置は、嗜好場面の内容を種
々の形で示すことができるため、視聴者側は一層自分の
趣味にあった嗜好場面を容易に取得できるメリットがあ
る。また、嗜好場面の内容をコードで表すことにより、
送信される嗜好場面取得情報の量を減らすことができる
効果がある。
れかの記載に係る嗜好場面取得制御放送システムによれ
ば、前記嗜好場面情報作成装置は、嗜好場面の内容を種
々の形で示すことができるため、視聴者側は一層自分の
趣味にあった嗜好場面を容易に取得できるメリットがあ
る。また、嗜好場面の内容をコードで表すことにより、
送信される嗜好場面取得情報の量を減らすことができる
効果がある。
【0184】本発明の請求項20から請求項22までの
いずれかに係る嗜好場面取得制御放送システムによれ
ば、前記嗜好場面情報作成装置は、前記嗜好場面情報を
一般化し、定期的に更新することによって、送信される
嗜好場面取得情報の量を減らす効果がある。
いずれかに係る嗜好場面取得制御放送システムによれ
ば、前記嗜好場面情報作成装置は、前記嗜好場面情報を
一般化し、定期的に更新することによって、送信される
嗜好場面取得情報の量を減らす効果がある。
【0185】本発明の請求項23に係る嗜好場面取得制
御放送システムによれば、前記嗜好場面情報作成装置
は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その場面の開始点
と終了点にマークもしくは時間軸上の指標となる情報を
挿入し、さらに終了点に開始点と終了点とによってはさ
まれるシーンが前記嗜好場面として確定したかしないか
を示す確定フラグとを合わせて、前記嗜好場面取得情報
として作成するようにしたので、視聴者は自分必要とす
る嗜好場面のみを取得し、また記録の場合、記録媒体を
節約できるというメリットがある。
御放送システムによれば、前記嗜好場面情報作成装置
は、視聴者の嗜好する場面を想定し、その場面の開始点
と終了点にマークもしくは時間軸上の指標となる情報を
挿入し、さらに終了点に開始点と終了点とによってはさ
まれるシーンが前記嗜好場面として確定したかしないか
を示す確定フラグとを合わせて、前記嗜好場面取得情報
として作成するようにしたので、視聴者は自分必要とす
る嗜好場面のみを取得し、また記録の場合、記録媒体を
節約できるというメリットがある。
【0186】本発明の請求項24から請求項33までの
いずれかに係る嗜好場面取得制御放送システムによれ
ば、前記嗜好場面情報付加装置は、種々の形で前記嗜好
場面取得情報を主映像音声またはその他の信号に付加で
きるようにしたので、前記嗜好場面取得情報を送るのに
柔軟性を持たせる効果がある。
いずれかに係る嗜好場面取得制御放送システムによれ
ば、前記嗜好場面情報付加装置は、種々の形で前記嗜好
場面取得情報を主映像音声またはその他の信号に付加で
きるようにしたので、前記嗜好場面取得情報を送るのに
柔軟性を持たせる効果がある。
【0187】本発明の請求項34から請求項40までの
いずれかに係る放送送信装置によれば、種々の形で前記
嗜好場面取得情報を送ることができるようにしたので、
放送混雑時間帯を避け、送信する情報量を減らし、また
主チャンネルを有効に利用することができるという効果
がある。、また、本発明の請求項41に係る放送受信装
置によれば、嗜好場面取得情報を抽出する嗜好場面情報
取得部と、上記嗜好場面取得情報を解析し、その解析結
果に基づいて、視聴者の嗜好する場面を抜き出し表示す
る、あるいは編集して記録する、あるいは前記場面にイ
ンデックス付加し記録し、または嗜好場面の記録されて
いるポジションをポインタとして記録するように前記表
示装置や記録装置を制御する嗜好情報制御処理部とを備
えることによって、視聴者側では長時間の記録や編集作
業を省き、複雑で大規模な演算をするコンテンツ評価手
段を持たなくても、自分の細かなニーズに合った嗜好場
面を取得できるというメリットがある。
いずれかに係る放送送信装置によれば、種々の形で前記
嗜好場面取得情報を送ることができるようにしたので、
放送混雑時間帯を避け、送信する情報量を減らし、また
主チャンネルを有効に利用することができるという効果
がある。、また、本発明の請求項41に係る放送受信装
置によれば、嗜好場面取得情報を抽出する嗜好場面情報
取得部と、上記嗜好場面取得情報を解析し、その解析結
果に基づいて、視聴者の嗜好する場面を抜き出し表示す
る、あるいは編集して記録する、あるいは前記場面にイ
ンデックス付加し記録し、または嗜好場面の記録されて
いるポジションをポインタとして記録するように前記表
示装置や記録装置を制御する嗜好情報制御処理部とを備
えることによって、視聴者側では長時間の記録や編集作
業を省き、複雑で大規模な演算をするコンテンツ評価手
段を持たなくても、自分の細かなニーズに合った嗜好場
面を取得できるというメリットがある。
【0188】本発明の請求項42に係る放送受信装置に
よれば、予約・設定を行うためのユーザ操作部と、嗜好
場面情報に関する情報を登録する情報登録部とを備えた
ため、送信側の想定した嗜好場面に対して、視聴者がさ
らに自分の趣味にあった嗜好場面を絞って取得すること
ができる。
よれば、予約・設定を行うためのユーザ操作部と、嗜好
場面情報に関する情報を登録する情報登録部とを備えた
ため、送信側の想定した嗜好場面に対して、視聴者がさ
らに自分の趣味にあった嗜好場面を絞って取得すること
ができる。
【0189】本発明の請求項43に係る放送受信装置に
よれば、嗜好場面を取得するために、受信した放送内容
を評価する情報評価部を備えることにより、簡単な嗜好
場面取得情報を視聴者側で抽出し、送信者側では視聴者
側の抽出した情報を差比引いた複雑、高度な嗜好場面取
得情報を送信することで、嗜好場面取得情報の送信量を
減らす効果がある。
よれば、嗜好場面を取得するために、受信した放送内容
を評価する情報評価部を備えることにより、簡単な嗜好
場面取得情報を視聴者側で抽出し、送信者側では視聴者
側の抽出した情報を差比引いた複雑、高度な嗜好場面取
得情報を送信することで、嗜好場面取得情報の送信量を
減らす効果がある。
【0190】本発明の請求項44から請求項55までの
いずれかに係る放送受信装置によれば、種々の形で送ら
れてきた嗜好場面取得情報を抽出し、嗜好場面を選択し
て取得することができるようにしたので、種々の制約の
もとでの嗜好場面取得を容易にし、さらに送信者側の嗜
好場面取得情報の作成・送信に対して柔軟性を持たせる
効果がある。
いずれかに係る放送受信装置によれば、種々の形で送ら
れてきた嗜好場面取得情報を抽出し、嗜好場面を選択し
て取得することができるようにしたので、種々の制約の
もとでの嗜好場面取得を容易にし、さらに送信者側の嗜
好場面取得情報の作成・送信に対して柔軟性を持たせる
効果がある。
【0191】本発明の請求項56から請求項61までの
いずれかに係る放送受信装置によれば、情報登録部を備
えて、視聴者の嗜好する場面内容に関する情報を登録す
ることにより、一層自分の趣味にあった嗜好場面を選択
して取得することができる効果がある。
いずれかに係る放送受信装置によれば、情報登録部を備
えて、視聴者の嗜好する場面内容に関する情報を登録す
ることにより、一層自分の趣味にあった嗜好場面を選択
して取得することができる効果がある。
【0192】本発明の請求項62に係る放送受信装置に
よれば、ユーザ操作部と情報登録部とを備えることによ
り、ユーザが表示もしくは記録の予約をし、かつ、取得
する場面に関して情報を登録すると、前記嗜好情報制御
処理部は、送信された嗜好場面取得情報をもとに、適応
的に嗜好場面を選択して取得することができるというメ
リットがある。
よれば、ユーザ操作部と情報登録部とを備えることによ
り、ユーザが表示もしくは記録の予約をし、かつ、取得
する場面に関して情報を登録すると、前記嗜好情報制御
処理部は、送信された嗜好場面取得情報をもとに、適応
的に嗜好場面を選択して取得することができるというメ
リットがある。
【0193】本発明の請求項63に係る放送受信装置に
よれば、嗜好場面として成立するかしないかのフラグも
嗜好場面取得情報として検出するようにしたので、視聴
者側では必要とする場面のみを選択して取得することが
できるというメリットがある。
よれば、嗜好場面として成立するかしないかのフラグも
嗜好場面取得情報として検出するようにしたので、視聴
者側では必要とする場面のみを選択して取得することが
できるというメリットがある。
【0194】本発明の請求項64に係る放送受信装置に
よれば、嗜好場面取得情報を番組中、もしくは番組終了
後に送られた場合でも番組本編とともに前記嗜好場面取
得情報を全部記録することによって、後に嗜好場面のみ
を表示し、また編集して再記録することができるように
したので、前記嗜好場面取得情報の送信時間帯に対して
柔軟性を持たせた効果がある。
よれば、嗜好場面取得情報を番組中、もしくは番組終了
後に送られた場合でも番組本編とともに前記嗜好場面取
得情報を全部記録することによって、後に嗜好場面のみ
を表示し、また編集して再記録することができるように
したので、前記嗜好場面取得情報の送信時間帯に対して
柔軟性を持たせた効果がある。
【0195】本発明の請求項65から請求項67までの
いずれかに係る放送受信装置によれば、放送内容を評価
する情報評価部を備えることで、簡単な嗜好場面取得情
報を視聴者側で抽出することができるようにしたので、
送信者側ではより複雑・高度な嗜好場面取得情報のみを
送信することにして、送信情報量を減らすことができる
という効果がある。
いずれかに係る放送受信装置によれば、放送内容を評価
する情報評価部を備えることで、簡単な嗜好場面取得情
報を視聴者側で抽出することができるようにしたので、
送信者側ではより複雑・高度な嗜好場面取得情報のみを
送信することにして、送信情報量を減らすことができる
という効果がある。
【0196】本発明の請求項68に係る放送受信装置に
よれば、前記情報登録部は、ユーザの操作によって、嗜
好場面の取得時刻に対するオフセット時間を登録し、前
記嗜好情報制御処理部は、受信した前記嗜好場面取得情
報により示された嗜好場面時刻に、上記オフセットを加
味して嗜好場面を取得するように制御を行うようにした
ので、ユーザは好みの開始点から好みの終了点までの嗜
好場面を取得することができるという効果がある。
よれば、前記情報登録部は、ユーザの操作によって、嗜
好場面の取得時刻に対するオフセット時間を登録し、前
記嗜好情報制御処理部は、受信した前記嗜好場面取得情
報により示された嗜好場面時刻に、上記オフセットを加
味して嗜好場面を取得するように制御を行うようにした
ので、ユーザは好みの開始点から好みの終了点までの嗜
好場面を取得することができるという効果がある。
【0197】本発明の請求項69に係る放送受信装置に
よれば、嗜好場面内容を論理的に判断するのを可能にし
たので、視聴者は一層自分の好む場面を取得することが
できるという効果がある。
よれば、嗜好場面内容を論理的に判断するのを可能にし
たので、視聴者は一層自分の好む場面を取得することが
できるという効果がある。
【0198】本発明の請求項70または請求項71に係
る放送受信装置によれば、前記情報登録部に嗜好場面情
報に関して優先順位もしくは優先クラスを登録した場
合、前記受信装置は、送信された嗜好場面取得情報と登
録した情報とを合わせて、嗜好場面を取得できるように
したので、視聴者は一層自分の好む場面を取得すること
ができるという効果がある。さらに、嗜好場面に関する
トータル編集時間を設定した場合、前記受信装置は、ユ
ーザの設定した優先順位もしくは優先クラスに従って、
上記予め設定したトータル編集時間となるように嗜好場
面を取得編集するができるという効果がある。
る放送受信装置によれば、前記情報登録部に嗜好場面情
報に関して優先順位もしくは優先クラスを登録した場
合、前記受信装置は、送信された嗜好場面取得情報と登
録した情報とを合わせて、嗜好場面を取得できるように
したので、視聴者は一層自分の好む場面を取得すること
ができるという効果がある。さらに、嗜好場面に関する
トータル編集時間を設定した場合、前記受信装置は、ユ
ーザの設定した優先順位もしくは優先クラスに従って、
上記予め設定したトータル編集時間となるように嗜好場
面を取得編集するができるという効果がある。
【0199】本発明の請求項72から請求項74までの
いずれかに係る放送受信装置によれば、ユーザ操作部を
設けることによって、ユーザはワンタッチで嗜好場面を
表示もしくは記録することを変更できるというメリット
がある。
いずれかに係る放送受信装置によれば、ユーザ操作部を
設けることによって、ユーザはワンタッチで嗜好場面を
表示もしくは記録することを変更できるというメリット
がある。
【0200】本発明の請求項75に係る放送受信装置に
よれば、請求項41から請求項43のいずれかに記載の
放送受信装置において、前記嗜好情報制御処理部は、送
信された前記嗜好場面取得情報を単独、もしくは番組名
や番組ジャンル等の付随する情報とともに専用の領域に
蓄積するように制御するようにしたので、後に情報登録
ように利用することができるというメリットがある。
よれば、請求項41から請求項43のいずれかに記載の
放送受信装置において、前記嗜好情報制御処理部は、送
信された前記嗜好場面取得情報を単独、もしくは番組名
や番組ジャンル等の付随する情報とともに専用の領域に
蓄積するように制御するようにしたので、後に情報登録
ように利用することができるというメリットがある。
【0201】本発明の請求項76または請求項77に係
る放送受信装置によれば、付随する情報、またはすでに
登録した情報からユーザにキーワードを検索して選択す
るようにしたので、キーワードを簡単に登録することが
できるという効果がある。
る放送受信装置によれば、付随する情報、またはすでに
登録した情報からユーザにキーワードを検索して選択す
るようにしたので、キーワードを簡単に登録することが
できるという効果がある。
【0202】本発明の請求項78から請求項80までの
いずれかに係る記録装置によれば、前記記録装置は種々
の形で嗜好場面を記録することができるようにしたの
で、記録媒体を有効に利用し、かつ嗜好場面を容易に再
生することができるというメリットがある。
いずれかに係る記録装置によれば、前記記録装置は種々
の形で嗜好場面を記録することができるようにしたの
で、記録媒体を有効に利用し、かつ嗜好場面を容易に再
生することができるというメリットがある。
【図1】本発明の実施の形態1における嗜好場面取得制
御放送システムの構成を示すブロック図である。
御放送システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1における嗜好場面取得制
御放送受信装置の構成を示すブロック図である。
御放送受信装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1における時間軸指標(マ
ーク)情報の挿入を示す概念図である。
ーク)情報の挿入を示す概念図である。
【図4】本発明の実施の形態1における時間軸情報の挿
入を示す概念図である。
入を示す概念図である。
【図5】本発明の実施の形態1における記録装置内の記
録の様子を示す概念図である。
録の様子を示す概念図である。
【図6】本発明の実施の形態2におけるオフセット時間
情報の挿入を示す概念図である。
情報の挿入を示す概念図である。
【図7】本発明の実施の形態3における時刻情報の挿入
を示す概念図である。
を示す概念図である。
【図8】本発明の実施の形態4における嗜好場面取得制
御放送システムの構成を示すブロック図である。
御放送システムの構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態4における嗜好場面取得制
御放送受信装置の構成を示すブロック図である。
御放送受信装置の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態4における嗜好場面の論
理取得を示す概念図である。
理取得を示す概念図である。
【図11】本発明の実施の形態5における嗜好場面内容
に対応するコード表の例を示す図である。
に対応するコード表の例を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態6における一覧表の例を
示す図である。
示す図である。
【図13】本発明の実施の形態7における嗜好場面確定
フラグの挿入を示す概念図である。
フラグの挿入を示す概念図である。
【図14】本発明の実施の形態8における嗜好場面取得
制御放送受信装置の構成を示すブロック図である。
制御放送受信装置の構成を示すブロック図である。
【図15】本発明の実施の形態9における嗜好場面のオ
フセット取得を示す概念図である。
フセット取得を示す概念図である。
【図16】本発明の実施の形態10における嗜好場面の
優先度、優先グループ取得の設定表の例を示す図であ
る。
優先度、優先グループ取得の設定表の例を示す図であ
る。
【図17】本発明の実施の形態11における画面表示を
示すイメージ図である。
示すイメージ図である。
【図18】本発明の実施の形12におけるキーワード設
定履歴及び付随情報登録表の例を示す図である。
定履歴及び付随情報登録表の例を示す図である。
【図19】本発明の実施の形態13における嗜好場面取
得用情報一括送信を示す概念図である。
得用情報一括送信を示す概念図である。
1 映像音声ソース入力装置 2 嗜好場面時刻情報自動生成装置 3 嗜好場面時刻情報手動作成装置 4 オペレーター 5 映像音声情報モニター装置 6 嗜好場面時刻情報付加多重化装置 7 送信装置 8 映像音声ソース再生装置 9 送信コンテンツ録画再生装置 10 放送復調復号受信部 11 主映像音声処理部 12 場面時刻情報取得部 13 表示制御部 14 表示装置 15 嗜好情報制御処理部 16 記録再生制御部 17 記録装置 18 嗜好場面内容情報付加多重化装置 19 嗜好場面内容情報自動生成装置 20 嗜好場面内容情報手動作成装置 21 場面内容情報取得部 22 情報登録部 23 画像音声情報評価部 24 ユーザ操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/445 H04N 5/45 5/45 7/08 Z 5/91 5/91 N 7/081 Fターム(参考) 5C025 AA08 AA09 AA30 BA28 CA06 CA09 CB10 DA01 DA05 5C053 FA14 FA20 FA21 FA23 GB06 GB11 JA01 JA16 LA06 5C063 AA01 AB03 AB07 AC01 AC05 AC10 CA23 CA36 DA07 DA13 DB09
Claims (80)
- 【請求項1】 映像、音声などの番組内容、並びに前記
番組内容の視聴者の嗜好する場面についての情報を作成
送信する嗜好場面取得制御放送システムであって、 カメラやマイクロフォン及びスイッチャーなどを用いて
作成される番組放送用の映像及び音声を入力するソース
入力装置と、 番組内容の中に視聴者の嗜好する場面を想定し、前記嗜
好場面であることを視聴者側で処理可能なマークもしく
は情報で示し、嗜好場面取得情報を作成する嗜好場面情
報作成装置と、 放送用にフォーマットされた信号に前記作成された嗜好
場面取得情報を前記フォーマット形式に従って、多重す
る嗜好場面情報付加装置と、 前記映像・音声などの番組内容と、前記嗜好場面取得情
報とを送信する放送送信装置と、を備えた、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項2】 映像、音声などの番組内容、並びに前記
番組内容の視聴者の嗜好する場面についての情報を作成
送信する嗜好場面取得制御放送システムであって、 VCRなど装置から番組放送用の映像・音声などの情報
を再生するソース再生装置と、 前記映像・音声などの番組内容の中に視聴者の嗜好する
場面を想定し、前記嗜好場面であることを視聴者側で処
理可能なマークもしくは情報で示し、嗜好場面取得情報
を作成する嗜好場面情報作成装置と、 放送用にフォーマットされた信号に前記作成された嗜好
場面取得情報を前記フォーマット形式に従って、付加多
重する嗜好場面情報付加装置と、 前記嗜好場面取得情報が挿入された送信コンテンツを番
組放送に備えて記録しておく送信コンテンツ記録再生装
置と、 前記送信コンテンツを送信する放送送信装置と、を備え
た、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の嗜好場
面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面取得情報を映像音声などの番組内容と同時
に表示確認するモニタを備えた、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報作成装置は、 入力されたソース番組内容を評価して、ある決められた
基準に従って嗜好場面取得情報を自動的に生成する嗜好
場面情報自動生成装置と、 上記嗜好場面情報自動生成装置により生成された嗜好場
面取得情報に対して、オペレーターによって追加,削除
の修正を行う嗜好場面情報手動作成装置と、を備えた、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を
想定し、その場面の開始点と終了点にマークもしくは時
間軸上の指標となる情報を、前記嗜好場面取得情報とし
て挿入する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項6】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を
想定し、その場面の開始点と終了点の近傍にマークもし
くは時間軸上の指標となる情報、及び実際に取得させた
い主映像及び主音声の開始時点、終了時点との時間差情
報を、前記嗜好場面取得情報として挿入する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項7】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を
想定し、その場面の開始点にマークもしくは時間軸上の
指標となる情報と、上記嗜好場面の継続時間情報とを合
わせて、前記嗜好場面取得情報として挿入する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項8】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を
想定し、その場面の開始点の近傍に、マークもしくは時
間軸上の指標となる情報と、嗜好場面の継続時間情報
と、さらに実際に取得させたい主映像及び主音声の開始
時点との時間差情報とを合わせて、前記嗜好場面取得情
報として挿入する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項9】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を
想定し、その場面の終了点にマークもしくはマークとな
る情報と上記嗜好場面の継続時間情報とを合わせて、前
記嗜好場面取得情報として挿入する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項10】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を
想定し、その場面の終了点の近傍に、マークもしくはマ
ークとなる情報と、嗜好場面の継続時間情報と、さらに
実際の映像及び音声の終了時点との時間差情報とを合わ
せて、前記嗜好場面取得情報として挿入する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項11】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を
想定し、その場面の開始点と終了点の少なくともどちら
か一方の番組開始からカウントした時刻もしくは絶対時
刻を、前記場面の開始時点と終了時点の少なくともどち
らか一方、あるいは前記開始時点もしくは終了時点の近
傍の少なくともどちらか一方に、前記嗜好場面取得情報
として挿入する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項12】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を
想定し、その場面の開始点と終了点の少なくともどちら
か一方の近傍のTS(トランスポートストリーム)に定期
的に挿入されるPCR(プログラムクロックリファレン
ス)の生成カウンタの値を、前記開始点もしくは終了点
の時刻を表す前記嗜好場面取得情報として挿入する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項13】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を
想定し、その場面の開始点と終了点の少なくともどちら
か一方の近傍のPS(プログラムストリーム)に定期的に
挿入されるSCR(システムクロックリファレンス)の生
成カウンタの値を、前記開始点もしくは終了点の時刻を
表す前記嗜好場面取得情報として挿入する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項14】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を
想定し、内容によって分類された嗜好場面ごとに異なる
マークもしくは情報を用いて上記嗜好場面であることを
示し、前記嗜好場面取得情報を作成する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項15】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を
想定し、その場面の内容を表す少なくとも1つ以上のキ
ーワードを前記嗜好場面取得情報として挿入する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項16】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を
想定し、その場面の内容に対応したコードを前記嗜好場
面取得情報として挿入する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項17】 請求項16に記載の嗜好場面取得制御
放送システムにおいて、 前記コードは、一般公開化されたコードである、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項18】 請求項16に記載の嗜好場面取得制御
放送システムにおいて、 前記コードは、分類もしくは階層化されたコードであ
る、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項19】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を
想定し、その場面の内容を示すキーワード一覧もしくは
キーワードと説明文もしくはコードの対応表を、前記嗜
好場面取得情報として作成する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項20】 請求項19に記載の嗜好場面取得制御
放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報作成装置は、前記嗜好場面取得情報と
してのキーワード一覧もしくはキーワードと説明文もし
くはコードの対応表を一般化し、定期的に更新する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項21】 請求項19に記載の嗜好場面取得制御
放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報作成装置は、前記キーワード一覧もし
くはキーワードと説明文もしくはコードの対応表を嗜好
場面取得情報1として、前記嗜好場面取得情報1のバー
ジョン情報を嗜好場面取得情報2として、さらに、前記
嗜好場面取得情報1の更新差分を嗜好場面取得情報3と
して作成する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項22】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を
想定し、その場面の内容を示す一般化された対応表ある
いは番組固有の対応表を嗜好場面取得情報1として、そ
れらの対応表の更新差分を嗜好場面取得情報2として作
成する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項23】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報作成装置は、視聴者の嗜好する場面を
想定し、その場面の開始点と終了点にマークもしくは時
間軸上の指標となる情報を挿入し、さらに終了点に開始
点と終了点とによってはさまれるシーンが前記嗜好場面
として確定したかしないかを示す確定フラグとを合わせ
て、前記嗜好場面取得情報として作成する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項24】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を
単独的に放送信号として作成し、または番組の映像ある
いは音声信号あるいはその他の信号に多重して付加す
る、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項25】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を
主映像信号の有効領域外に挿入する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項26】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を
ワイドアスペクト比放送の映像信号の上下無画部に挿入
する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項27】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を
映像信号の有効画像領域の一部として挿入する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項28】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を
副音声に挿入する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項29】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を
放送波の周波数領域に主信号と多重して挿入する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項30】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を
ディジタル放送のTS(トランスポートストリーム)も
しくはPS(プログラムストリーム)として専用のスト
リームとして付加する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項31】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を
ディジタル放送のTS(トランスポートストリーム)に
専用のテーブルを定義して挿入する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項32】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を
ディジタル放送のTS(トランスポートストリーム)の
PMT(プログラムマップテーブル)に専用のディスク
リプタを定義し挿入する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項33】 請求項1から請求項4のいずれかに記
載の嗜好場面取得制御放送システムにおいて、 前記嗜好場面情報付加装置は、前記嗜好場面取得情報を
ディジタル放送のPS(プログラムストリーム)のPS
M(プログラムストリームマップ)に専用のディスクリ
プタを定義し挿入送信する、 ことを特徴とする嗜好場面取得制御放送システム。 - 【請求項34】 放送番組内容、番組名や番組ジャンル
などの付随情報、および前記番組内容の視聴者の嗜好す
る場面を取得するために作成された嗜好場面取得情報な
どを送信する放送送信装置であって、 前記放送送信装置は、前記嗜好場面取得情報を番組前
に、もしくは番組中に、もしくは番組後に、もしくは深
夜時間帯に、もしくは主チャンネルの空き時間帯に送信
する、 ことを特徴とする放送送信装置。 - 【請求項35】 請求項34に記載の放送送信装置にお
いて、 前記放送送信装置は、前記嗜好場面取得情報が嗜好場面
の内容を表すキーワード一覧もしくはキーワードと説明
文もしくはコードの対応表である場合、上記嗜好場面取
得情報を番組開始までに送信する、 ことを特徴とする放送送信装置。 - 【請求項36】 請求項34に記載の放送送信装置にお
いて、 前記放送送信装置は、一般化し、定期的に更新される上
記嗜好場面の内容を表すキーワード一覧もしくはキーワ
ードと説明文もしくはコードの対応表を多重送信もしく
は主チャンネルの空き時間帯を利用して送信する、こと
を特徴とする放送送信装置。 - 【請求項37】 請求項34に記載の放送送信装置にお
いて、 前記放送送信装置は、上記嗜好場面の内容を表すキーワ
ード一覧もしくはキーワードと説明文もしくはコードの
対応表と、それらのバージョン情報とともに、番組開始
までに少なくとも1回、番組中にはそれら情報の更新差
分を送信する、 ことを特徴とする放送送信装置。 - 【請求項38】 請求項34に記載の放送送信装置にお
いて、 前記放送送信装置は、上記嗜好場面の内容を表す一般化
された前記対応表あるいは番組固有の対応表を番組に先
立って、深夜等の空き時間帯及び主チャンネルの情報量
の少ない時間帯に送信し、前記対応表の更新差分を番組
中に多重送信する、 ことを特徴とする放送送信装置。 - 【請求項39】 請求項34に記載の放送送信装置にお
いて、 前記放送送信装置は、前記嗜好場面に対応する時刻時間
情報と内容を表すキーワードもしくはコードの対応表を
映像及び音声に多重して、あるいは単独で番組中もしく
は番組終了後に送信する、 ことを特徴とする放送送信装置。 - 【請求項40】 請求項34に記載の放送送信装置にお
いて、 前記放送送信装置は、嗜好場面取得のための時刻及び内
容の予定情報を番組の本編の開始前に送信し、予定を定
めることのできないような場面の取得情報は番組中に多
重して送信する、 ことを特徴とする放送送信装置。 - 【請求項41】 放送番組内容、番組名や番組ジャンル
など付随情報、および前記番組内容の視聴者の嗜好する
場面を取得するために作成された嗜好場面取得情報など
を受信して、表示装置もしくは記録装置へ出力する放送
受信装置であって、 放送された信号を受信し、前記受信した放送信号に対し
て、復調復号などの処理を施す放送復調復号受信部と、 前記復調復号された放送信号から放送番組内容を取得し
て処理する主映像音声処理部と、 前記復調復号された放送信号から上記嗜好場面取得情報
を抽出する嗜好場面情報取得部と、 上記嗜好場面取得情報を解析し、その解析結果に基づい
て、視聴者の嗜好する場面を抜き出し表示する、あるい
は編集して記録する、あるいは前記場面にインデックス
付加し記録し、または嗜好場面の記録されているポジシ
ョンをポインタとして記録するように前記表示装置や記
録装置を制御する嗜好情報制御処理部と、 前記表示装置を制御する表示制御部と、 前記記録装置を制御する記録再生制御部と、を備えた、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項42】 請求項41に記載の放送受信装置にお
いて、 さらに、ユーザが予約・設定を行うためのユーザ操作部
と、 ユーザが予め登録された嗜好場面情報の中に選択を行
い、または嗜好場面情報に関する新しい情報を登録する
情報登録部と、を備えた、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項43】 請求項41または請求項42に記載の
放送受信装置において、 さらに、嗜好場面を取得するために、受信した放送内容
を評価する情報評価部を備えた、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項44】 請求項41から請求項43のいずれに
記載の放送受信装置において、 前記嗜好場面情報取得部は、前記嗜好場面取得情報がデ
ィジタル放送のTS(トランスポートストリーム)もし
くはPS(プログラムストリーム)として専用のストリ
ームとして送信される場合に上記ストリームをデコード
して前記嗜好場面取得情報を取りだす、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項45】 請求項41から請求項43のいずれに
記載の放送受信装置において、 前記嗜好場面情報取得部は、前記嗜好場面取得情報がデ
ィジタル放送のTS(トランスポートストリーム)に専
用のテーブルを定義して送信される場合に前記テーブル
を解釈して前記嗜好場面取得情報を取りだす、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項46】 請求項41から請求項43のいずれに
記載の放送受信装置において、 前記嗜好場面情報取得部は、前記嗜好場面取得情報がデ
ィジタル放送のTS(トランスポートストリーム)のP
MT(プログラムマップテーブル)に専用のディスクリ
プタを定義し挿入して送信される場合、またはディジタ
ル放送のPS(プログラムストリーム)のPSM(プロ
グラムストリームマップ)に専用のディスクリプタを定
義し挿入して送信される場合に前記ディスクリプタを解
釈し前記ストリームをデコードして前記嗜好場面取得情
報を取りだす、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項47】 請求項41から請求項43のいずれに
記載の放送受信装置において、 前記嗜好場面取得情報が嗜好場面の開始点と終了点に挿
入されたマークもしくは時間軸上の指標となる情報とし
て送信される場合に、 前記嗜好場面情報取得部は、上記嗜好場面の開始点と終
了点を検出し、 前記嗜好情報制御処理部は、前記検出された開始点と終
了点にはさまれる区間の画像及び音声及び情報を取得す
るように制御を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項48】 請求項41から請求項43のいずれに
記載の放送受信装置において、 嗜好場面の開始点と終了点の近傍にマークもしくは時間
軸上の指標となる情報、及び実際に取得させたい主映像
及び主音声の開始時点、終了時点との時間差情報を、前
記嗜好場面取得情報として挿入し送信される場合に、 前記嗜好場面情報取得部は、受信した信号から前記嗜好
場面取得情報を抽出し、 前記嗜好情報制御処理部は、前記時間差情報をもとに上
記嗜好場面の開始点と終了点を補正し、上記補正した開
始点と終了点にはさまれる区間の画像及び音声及び情報
を取得するように制御を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項49】 請求項41から請求項43のいずれに
記載の放送受信装置において、 嗜好場面の開始点にマークもしくは時間軸上の指標とな
る情報と、上記嗜好場面の継続時間情報とを合わせて、
前記嗜好場面取得情報として挿入し送信される場合に、 前記嗜好場面情報取得部は、受信した信号から上記嗜好
場面取得情報を抽出し、 前記嗜好情報制御処理部は、上記嗜好場面の開始点と継
続時間情報をもとに上記嗜好場面の終了点を割り出し、
上記開始点と割り出した終了点にはさまれる区間の画像
及び音声及び情報を取得するように制御を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項50】 請求項41から請求項43のいずれに
記載の放送受信装置において、 嗜好場面の開始点の近傍に、マークもしくは時間軸上の
指標となる情報と、嗜好場面の継続時間情報と、さらに
実際に取得させたい主映像及び主音声の開始時点との時
間差情報とを合わせて、前記嗜好場面取得情報として挿
入し送信される場合に、 前記嗜好場面情報取得部は、受信した信号から上記嗜好
場面取得情報を抽出し、 前記嗜好情報制御処理部は、上記時間差情報をもとに上
記嗜好場面の開始点を補正し、上記継続時間情報をもと
に上記嗜好場面の終了点を割り出し、上記割り出した嗜
好場面の開始点と終了点にはさまれる区間の画像及び音
声及び情報を取得するように制御を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項51】 請求項41から請求項43のいずれに
記載の放送受信装置において、 嗜好場面の終了点にマークもしくはマークとなる情報と
上記嗜好場面の継続時間情報とを合わせて、前記嗜好場
面取得情報として挿入し送信される場合に、 前記嗜好場面情報取得部は、受信した信号から上記嗜好
場面取得情報を抽出し、 前記嗜好情報制御処理部は、上記終了点と継続時間情報
をもとに上記嗜好場面の開始点を割り出し、上記割り出
した嗜好場面の開始点と終了点にはさまれる区間の画像
及び音声及び情報を取得するように制御を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項52】 請求項41から請求項43のいずれに
記載の放送受信装置において、 嗜好場面の終了点の近傍に、マークもしくはマークとな
る情報と、上記嗜好場面の継続時間情報と、さらに実際
の映像及び音声の終了時点との時間差情報とを合わせ
て、前記嗜好場面取得情報として挿入し送信される場合
に、 前記嗜好場面情報取得部は、受信した信号から上記嗜好
場面取得情報を抽出し、 前記嗜好情報制御処理部は、上記時間差情報をもとに上
記嗜好場面の終了点を補正し、さらに継続時間情報をも
とに上記嗜好場面の開始点を割り出し、上記割り出した
嗜好場面の開始点と終了点にはさまれる区間の画像及び
音声及び情報を取得するように制御を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項53】 請求項41から請求項43のいずれに
記載の放送受信装置において、 嗜好場面の開始点と終了点の少なくともどちらか一方の
番組開始からカウントした時刻もしくは絶対時刻を、前
記場面の開始時点と終了時点の少なくともどちらか一
方、あるいは前記開始時点もしくは終了時点の近傍の少
なくともどちらか一方に、嗜好場面取得情報として挿入
し送信される場合に、 前記嗜好場面情報取得部は、受信した信号から上記嗜好
場面取得情報を抽出し、 前記嗜好情報制御処理部は、上記時刻情報をもとに上記
嗜好場面の開始点と終了点を割り出し、上記割り出した
嗜好場面の開始点と終了点とにはさまれる区間の画像及
び音声及び情報を取得するように制御を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項54】 請求項41から請求項43のいずれに
記載の放送受信装置において、 嗜好場面の開始点と終了点の少なくともどちらか一方の
近傍のTS(トランスポートストリーム)に定期的に挿入
されるPCR(プログラムクロックリファレンス)の生成
カウンタの値を、前記開始点もしくは終了点の時刻を表
す嗜好場面取得情報として挿入し送信される場合に、 前記嗜好場面情報取得部は、受信した信号から上記嗜好
場面取得情報を抽出し、 前記嗜好情報制御処理部は、上記時刻情報をもとに上記
嗜好場面の開始点と終了点を割り出し、上記割り出した
嗜好場面の開始点と終了点にはさまれる区間の画像及び
音声及び情報を取得するように制御を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項55】 請求項41から請求項43のいずれに
記載の放送受信装置において、 嗜好場面の開始点と終了点の少なくともどちらか一方の
近傍のPS(プログラムストリーム)に定期的に挿入され
るSCR(システムクロックリファレンス)の生成カウン
タの値を、前記開始点もしくは終了点の時刻を表す嗜好
場面取得情報として挿入し送信される場合に、 前記嗜好場面情報取得部は、受信した信号から上記嗜好
場面取得情報を抽出し、 前記嗜好情報制御処理部は、上記時刻情報をもとに上記
嗜好場面の開始点と終了点を割り出し、上記割り出した
嗜好場面の開始点と終了点にはさまれる区間の画像及び
音声及び情報を取得するように制御を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項56】 請求項42に記載の放送受信装置にお
いて、 前記情報登録部は、ユーザの操作によって、嗜好場面に
関するキーワード、もしくはコード、もしくは分類情報
などを予め登録する、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項57】 請求項56に記載の放送受信装置にお
いて、 前記コードもしくはキーワードは、分類、階層化されて
いる、または優先順位、優先クラスを付けられている、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項58】 請求項42に記載の放送受信装置にお
いて、 内容によって分類された嗜好場面ごとに異なるマークも
しくは情報を嗜好場面取得情報として送信される場合
に、 前記嗜好情報制御処理部は、上記嗜好場面取得情報をも
とに、ユーザの指定する分類の嗜好場面を選択して取得
するように制御を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項59】 請求項42に記載の放送受信装置にお
いて、 嗜好場面の内容を表す少なくとも1つ以上のキーワード
を嗜好場面取得情報として送信されてくる場合に、 前記嗜好情報制御処理部は、上記嗜好場面取得情報をも
とに、ユーザの指定するもしくはあらかじめ登録したキ
ーワードに一致あるいは該当する嗜好場面を選択して取
得するように制御を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項60】 請求項42に記載の放送受信装置にお
いて、 嗜好場面の内容に対応したコードを嗜好場面取得情報と
して送信されてくる場合に、 前記嗜好情報制御処理部は、上記嗜好場面取得情報をも
とに、ユーザの指定するもしくはあらかじめ登録したコ
ードに一致する嗜好場面を選択して取得するように制御
を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項61】 請求項42に記載の放送受信装置にお
いて、 嗜好場面の内容を示すキーワード一覧もしくはキーワー
ドと説明文もしくはコードの対応表を嗜好場面取得情報
として送信されてくる場合に、 前記嗜好情報制御処理部は、これをもとにユーザの指定
するキーワードあるいはコード、もしくはあらかじめ登
録したキーワードあるいはコードに一致または相当する
嗜好場面を選択して取得するように制御を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項62】 請求項42に記載の放送受信装置にお
いて、 嗜好場面の内容を示す嗜好場面取得情報としてのキーワ
ード一覧もしくはキーワードと説明文あるいはコードの
対応表をバージョン情報とともに、番組開始までに少な
くとも1回、番組中も更新差分を送信される場合、 ユーザーは前記番組開始までに送られた対応表をもと
に、ユーザー操作部を介して取得予約をし、 前記嗜好情報制御処理部は、ユーザーが予約に用いたバ
ージョンより新しく追加された嗜好場面情報内容につい
てユーザーの選択ですべて取得し、また変更については
適応的に対応して嗜好場面を取得するように制御を行
う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項63】 請求項41から請求項43のいずれに
記載の放送受信装置において、 嗜好場面の開始点と終了点とにマークもしくは時間軸上
の指標となる情報を挿入し、さらに終了点に開始点と終
了点とによってはさまれるシーンが前記嗜好場面として
確定したかしないかを示す確定フラグとを合わせて、嗜
好場面取得情報として作成送信されてくる場合に、 前記嗜好情報制御処理部は、前記嗜好場面情報取得部が
上記嗜好場面取得情報を抽出し、上記確定したフラグを
検出する場合、上記開始点と終了点とに挟まれる前記嗜
好場面を抜き出して取得するように制御を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項64】 請求項41から請求項43のいずれに
記載の放送受信装置において、 番組本編の全編と、番組中もしくは番組終了後に送信さ
れた前記嗜好場面取得情報とを全部記録する場合、 前記嗜好情報制御処理部は、記録した内容に従ってユー
ザーの嗜好する場面を再生して表示し、あるいは編集し
て再記録するように制御する、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項65】 請求項43に記載の放送受信装置にお
いて、 前記情報評価部は、放送された音声内容を評価し、 前記嗜好情報制御処理部は、受信した前記嗜好場面取得
情報と合わせて、上記音声評価結果をもとに、嗜好場面
を取得するように制御を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項66】 請求項43に記載の放送受信装置にお
いて、 前記情報評価部は、放送された映像内容を評価し、 前記嗜好情報制御処理部は、受信した前記嗜好場面取得
情報と合わせて、上記映像評価結果をもとに、嗜好場面
を取得するように制御を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項67】 請求項43に記載の放送受信装置にお
いて、 前記情報評価部は、受信したCCデータ(クローズドキ
ャプショニングデータ)に代表されるような付属データ
を評価し、 前記嗜好情報制御処理部は、受信した前記嗜好場面取得
情報と合わせて、上記評価結果をもとに、嗜好場面を取
得するように制御を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項68】 請求項42に記載の放送受信装置にお
いて、 前記情報登録部は、ユーザの操作によって、嗜好場面の
取得時刻に対するオフセット時間を登録し、 前記嗜好情報制御処理部は、受信した前記嗜好場面取得
情報により示された嗜好場面時刻に、上記オフセットを
加味して嗜好場面を取得するように制御を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項69】 請求項42に記載の放送受信装置にお
いて、 前記情報登録部は、ユーザの操作によって、嗜好場面に
関するキーワードもしくはそれに準ずる情報、もしくは
優先順位、優先クラスが登録された場合、 前記嗜好情報制御処理部は、受信した前記嗜好場面取得
情報と前記登録した情報とを合わせて場面内容を判断す
るとき、キーワードもしくはこれに順ずる情報に一致、
キーワードもしくはそれに順ずる情報の分類に一致、複
数のキーワードもしくはそれに順ずる情報に一致のよう
な論理式に従って場面内容を判断するのを設定可能にす
る、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項70】 請求項57に記載の放送受信装置にお
いて、 前記情報登録部は、嗜好場面内容に関するキーワードも
しくはそれに準ずる情報、及び優先順位もしくは優先ク
ラスが登録された場合、 前記嗜好情報制御処理部は、前記嗜好場面取得情報と前
記情報登録部に予め登録された情報とを合わせて、前記
優先順位もしくは優先クラスに従って、嗜好場面を編集
したり、優先クラスごとにグループ化して記録するよう
に制御を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項71】 請求項57に記載の放送受信装置にお
いて、 前記情報登録部は、ユーザの操作によって、嗜好場面に
関するトータル編集時間、及び優先順位もしくは優先ク
ラスが登録された場合、 前記嗜好情報制御処理部は、ユーザの設定した優先順位
もしくは優先クラスに従って、上記予め設定したトータ
ル編集時間となるように嗜好場面を取得編集するように
制御を行う、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項72】 請求項42に記載の放送受信装置にお
いて、 ユーザーが番組を視聴しながら記録している場合もしく
は番組情報を全て記録して再生しながら視聴している場
合、 前記ユーザ操作部を介して、ユーザーのオペレーション
により送信者想定の嗜好場面を記録するか記録しないか
をワンタッチで変更する、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項73】 請求項42に記載の放送受信装置にお
いて、 編集記録されたユーザーの嗜好する場面を再生する時、 前記ユーザ操作部を介して、ユーザーのオペレーション
により記録された嗜好場面を廃棄し、さらに嗜好とする
場面のみとなるように再編集する、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項74】 請求項42または請求項43に記載の
放送受信装置において、 ユーザーが番組を視聴しながら裏番組の嗜好場面取得予
約し、送信者想定嗜好場面の全て、もしくはユーザー登
録内容にしたがった嗜好場面を子画面等に都度表示する
時、 ユーザーがその嗜好場面を記録するか記録しないかを前
記ユーザ操作部を介して、ワンタッチで選択する、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項75】 請求項41から請求項43のいずれか
に記載の放送受信装置において、 前記嗜好情報制御処理部は、送信された前記嗜好場面取
得情報を単独、もしくは番組名や番組ジャンル等の付随
する情報とともに専用の領域に蓄積するように制御す
る、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項76】 請求項42に記載の放送受信装置にお
いて、 前記情報登録部は、嗜好場面取得制御のために番組名や
番組ジャンル等の付随する情報から登録したいキーワー
ドをユーザに検索して選択させる、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項77】 請求項42に記載の放送受信装置にお
いて、 前記情報登録部は、登録の頻度の高い種類のシーンから
嗜好場面取得制御の為に登録するキーワードを表示して
ユーザーに選択させる、 ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項78】 請求項41から請求項73までのいず
れかに記載の放送受信装置により受信取得した番組内
容、嗜好場面取得情報、及び嗜好場面などを記録する記
録装置であって、 前記嗜好場面を、連続する記録領域にまたはランダムな
記録領域に、記録する、 ことを特徴とする記録装置。 - 【請求項79】 請求項41から請求項73までのいず
れかに記載の放送受信装置により受信取得した番組内
容、嗜好場面取得情報、及び嗜好場面などを記録する記
録装置であって、 前記嗜好場面にインデックスを付加して記録する、 ことを特徴とする記録装置。 - 【請求項80】 請求項41から請求項73までのいず
れかに記載の放送受信装置により受信取得した番組内
容、嗜好場面取得情報、及び嗜好場面などを記録する記
録装置であって、 前記嗜好場面の記録されているポジションをポインタと
して記録する、 ことを特徴とする記録装置。
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JP2001132958A JP2002330411A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 嗜好場面取得制御放送システム、放送送信装置、放送受信装置及び記録装置 |
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JP2001132958A JP2002330411A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 嗜好場面取得制御放送システム、放送送信装置、放送受信装置及び記録装置 |
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