JP2002330131A - 自動障害回復を行う通信装置及び自動障害回復方法 - Google Patents

自動障害回復を行う通信装置及び自動障害回復方法

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JP2002330131A
JP2002330131A JP2001132784A JP2001132784A JP2002330131A JP 2002330131 A JP2002330131 A JP 2002330131A JP 2001132784 A JP2001132784 A JP 2001132784A JP 2001132784 A JP2001132784 A JP 2001132784A JP 2002330131 A JP2002330131 A JP 2002330131A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数レイヤに関与する障害回復方法におい
て、NMSの負荷が小さくし、NMSの装置規模を小さ
くし、NMSに障害が発生した場合にも対応できるよう
にし、障害回復時間を速くする。 【解決手段】 複数レイヤで障害が検出されたら、各レ
イヤの障害検出・回復処理手段101、102が同時に
起動し、主信号を切り替える直前までの動作を行う。先
にその段階に至ったレイヤは、レイヤ間の障害回復情報
の通信終端・処理手段103、104を介して、他のレ
イヤにその旨を通知することにより、他レイヤの障害回
復動作を停止させる。他レイヤはそれに対してレイヤ間
の障害回復情報の通信終端・処理手段103、104を
介し、応答を返し、先に直前段階まで行ったレイヤは、
その応答結果に基づき実際の主信号の切り替え動作を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動障害回復を行
う通信装置及び自動障害回復方法に関し、特に障害回復
時間の短縮化を実現するための通信装置及び自動障害回
復方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通信需要の増加に伴い、通信ネットワー
クには、光トランスポートネットワーク(OTN:Opti
cal Transport Network)のレイヤ(ITU−T勧告
G.709 ver.1参照)、SDHレイヤ、PDH
レイヤ、IPレイヤ等を含む様々なレイヤが存在し、そ
れらは、階層的な関係で包含されている。
【0003】例えば、IPパケットをSDH信号にマッ
ピングし、更にそれをOTNフレームにマッピングする
例がある。
【0004】また、それぞれのレイヤでの障害に対応す
るため、それぞれのレイヤにて障害回復機能を持つ場合
がある。
【0005】例えば、OTNレイヤではOCh SPRing等の
障害回復機能(ITU−T勧告草案G.872 ver1.4以降参
照)があり、SDHレイヤではMS SPRing等の障害回復
機能がある。
【0006】IPレイヤでは、ルーティングプロトコル
により、通信障害時、自動的にIPパケットを迂回させ
る機能を持つ。
【0007】そのように、各レイヤがそれぞれの障害回
復機能を持っている系において、それぞれ他レイヤを意
識せず、独立に動作させると、それぞれのレイヤでの切
り替えにより、それぞれのレイヤが認識するネットワー
ク・トポロジに矛盾が生じて、結局、障害回復できない
場合がある。
【0008】従来、複数レイヤからなる系での障害回復
の複雑さを解決する装置構成としては、例えば図13に
示すような構成が考えられていた(特開2000−27
8285号公報)。
【0009】図13において、1201は主ネットワー
ク管理システム(Main−NMS:Network Manageme
nt System)、1202〜1204はサブネットワーク
管理システム、1227はマネージャ(Manage
r)、1228はエージェント(Agent)、1224
〜1226はSDH_VC12−TU12、SDH_V
C3−AU3等に対応するそれぞれ互いに異なるレイヤ
のパスのオブジェクト群である。
【0010】また、バス障害復旧機能1220において、
1221は通信パス障害受信部、1222は通信パス復
旧対象選択部、1223は通信パス復旧処理部である。
【0011】上記は全て、主ネットワーク管理システム
1201に含まれる。
【0012】そして、システムに障害が発生し、通信パ
ス障害受信部1221により障害を検出したら、通信パ
ス復旧対象選択部1222において全てのレイヤの障害
情報、パスの使用率等の情報を参照することにより、ど
のレイヤのどの予備パスを使用して障害回復を行うかを
算出・選択し、通信パス復旧処理部1223にて、選択
したレイヤの障害回復処理を実行する。
【0013】以上のような構成を用いることにより、複
数レイヤが障害回復機能を持つ場合に障害回復の協調動
作を行うことが可能であった。
【0014】また、同種の問題として、図14に示すよ
うに、扱うパスレイヤとしてはパス1300の1つであ
るが、その中に複数の障害回復領域が存在する場合があ
る。
【0015】図14において、1300はパス、A、B
は障害回復領域、1303〜1306はノードである。
【0016】1つのパスに対し、障害回復領域A、Bの
ように、障害回復領域が複数存在する場合にも、複数の
障害回復領域に関与するネットワークでの複数の障害回
復領域を協調させる方法として、複数レイヤに関与する
場合におけるNMSを用いた従来の方法を適用すること
が可能である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
通信システムにおいては、以下に述べるような問題点が
あった。
【0018】複数レイヤに関与する場合に、従来の方法
を用いると、全てのレイヤの障害情報、パスの使用率等
の情報を主ネットワーク管理システム(NMS)が行う
必要があり、NMSの負荷が大きくなり、NMSの装置
規模が大きくなり、高コストとなる。
【0019】また、NMSという1つのシステムが、迂
回レイヤの選択、予備パスの設定までの全て行うので、
NMSに障害が発生した場合に対処できない。
【0020】また、最適なレイヤを探索するのに時間を
要し、障害回復時間が全体として遅くなる。
【0021】また、同一レイヤにおける1つのパスに対
し、複数の障害回復領域に関与するネットワークでの複
数の障害回復領域を協調させる方法として、複数レイヤ
に関与する場合におけるNMSを用いた従来の方法を適
用した場合、全ての障害回復領域の障害情報、パスの使
用率等の情報をNMSが行う必要があり、NMSの負荷
が大きくなり、NMSの装置規模が大きくなり、高コス
トとなる。
【0022】また、上記と同様に、NMSという1つの
システムが、迂回障害回復領域の選択、予備パスの設定
まで全て行うので、NMSに障害が発生した場合に対処
できない。そして、この場合も、最適な障害回復領域を探
索するのに時間を要し、障害回復時間が全体として遅く
なる。
【0023】本発明の第1の目的は、上記従来技術の欠
点を解決し、複数の障害回復レイヤが存在するネットワ
ークに対して、どのレイヤを用いて障害回復を行うのが
最適かを算出するレイヤ最適性に関する計算を省略する
ことができ、障害回復時間の短縮化を実現できる通信装
置及び自動障害回復方法を提案することにある。
【0024】本発明の第2の目的は、レイヤ間または障
害回復領域間のの障害回復動作の調整を、主ネットワー
ク管理システムを経由せずに行うことが可能であるの
で、主ネットワーク管理システムに負荷をかけることも
なく、主ネットワーク管理システムの大規模化及び高コ
ストを抑えることができる通信装置及び自動障害回復方
法を提案することにある。
【0025】本発明の第3の目的は、各レイヤ間に持た
せたレイヤ間または各障害回復領域間に持たせた障害回
復領域間の障害回復情報を処理する手段により分散して
処理させることにより、主ネットワーク管理システムに
よる集中制御を用いなくて済む通信装置及び自動障害回
復方法を提案することにある。
【0026】本発明の第4の目的は、あるレイヤの1つ
のパスに対し、複数の障害回復領域が存在するネットワ
ークに対しても、どの障害回復領域を利用するのが最適
かを算出する最適性に関する計算を省略することがで
き、障害回復時間の短縮化が期待できる通信装置及び自
動障害回復方法を提案することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の通信装置は、複数のレイヤの障害回復機能を備
える通信装置において、各レイヤの障害検出・障害回復
の処理を行う障害検出回復処理手段と、複数のレイヤの
間で障害回復情報の通信終端・情報処理を行う障害回復
情報処理手段とからなり、複数レイヤで障害が検出され
た場合、各レイヤの前記障害検出回復処理手段が起動
し、主信号を切り替える直前段階までの動作を行い、先
に直前段階に至ったレイヤが、前記障害回復情報処理手
段を介して、他のレイヤにその旨を通知して他レイヤの
障害回復動作を停止させ、他レイヤが前記障害回復情報
処理手段により許可の応答を返し、先に直前段階まで行
ったレイヤが、その応答結果に基づき実際の主信号の切
り替え動作を行うことを特徴とする。
【0028】請求項2の本発明の通信装置は、複数のレ
イヤからなるネットワークにおける障害回復機能を備え
る通信装置であって、各通信装置が、各レイヤの障害検出
・障害回復の処理を行う障害検出回復処理手段と、他の
通信装置が障害回復を行なうレイヤとの間で障害回復情
報の通信終端・情報処理を行う障害回復情報処理手段と
からなり、複数レイヤで障害が検出された場合、各通信装
置の前記障害検出回復処理手段が起動し、主信号を切り
替える直前段階までの動作を行い、先に直前段階に至っ
たレイヤが、前記障害回復情報処理手段を介して、他の
レイヤの通信装置にその旨を通知して他レイヤの障害回
復動作を停止させ、他のレイヤの通信装置が前記障害回
復情報処理手段により許可の応答を返し、先に直前段階
まで行ったレイヤが、その応答結果に基づき実際の主信
号の切り替え動作を行うことを特徴とする。
【0029】請求項3の本発明の通信装置は、前記一方
のレイヤが、他方のレイヤに対して優先的に障害回復動
作を開始する設定とし、障害回復の失敗を認識した時点
で、前記障害回復情報処理手段を介して他のレイヤにそ
の旨を通知することで、他のレイヤが障害回復動作を開
始することを特徴とする。
【0030】請求項4の本発明の通信装置は、複数のレ
イヤ毎にタイマ手段を備え、前記他レイヤからの許可応
答が一定時間内に通知されない場合に、障害回復動作を
中断することを特徴とする。
【0031】請求項5の本発明の通信装置は、優先的に
障害回復動作を行なうように設定されていない前記レイ
ヤにのみ、タイマ手段を備え、前記タイマ手段で設定した
待機時間を超えた時点で、障害回復動作中の前記レイヤ
に対して停止要求を通知し、当該レイヤからの応答を受
け取った時点で障害回復動作を開始することを特徴とす
る。
【0032】請求項6の本発明の自動障害回復方法は、
複数のレイヤの障害回復機能を備える通信ネットワーク
の自動障害回復方法において、前記複数のレイヤにおい
て障害が検出された場合に、前記複数のレイヤで、それ
ぞれの障害回復動作を開始し、先に障害回復動作が終了
するレイヤのみ障害回復動作を完了させることを特徴と
する。
【0033】請求項7の本発明の自動障害回復方法は、
複数のレイヤの障害回復機能を備える通信ネットワーク
の自動障害回復方法において、前記複数のレイヤにおい
て障害が検出された場合に、優先された特定のレイヤの
障害回復動作のみを開始し、前記優先された特定のレイ
ヤの障害回復動作の失敗の認識により、他のレイヤに通
知した障害回復要求を前記他のレイヤが認識した場合
に、前記他のレイヤでの障害回復動作を開始することを
特徴とする。
【0034】請求項8の本発明の自動障害回復方法は、
複数のレイヤの障害回復機能を備える通信ネットワーク
の自動障害回復方法において、前記複数のレイヤにおい
て障害が検出された場合に、優先された特定のレイヤの
障害回復動作のみを開始し、前記他のレイヤにて障害を
検出してからの時間が予め設定した時間を超えた場合
に、前記他のレイヤでの障害回復動作を開始することを
特徴とする。
【0035】請求項9の本発明の自動障害回復方法は、
複数のレイヤの障害回復機能を備える通信ネットワーク
の自動障害回復方法において、前記複数のレイヤにおい
て障害が検出された場合に、優先された特定のレイヤの
障害回復動作のみを開始し、前記優先された特定のレイ
ヤの障害回復動作の失敗の認識により、他のレイヤに通
知した障害回復要求を前記他のレイヤが認識した場合
に、あるいは、前記他のレイヤにて障害を検出してからの
時間が予め設定した時間を超えた場合に、前記他のレイ
ヤでの障害回復動作を開始することを特徴とする。
【0036】請求項10の本発明の通信装置は、ネット
ワーク上の複数の障害回復領域の障害回復機能を備える
通信装置において、各障害回復領域の障害検出・障害回
復の処理を行う障害検出回復処理手段と、複数の障害回
復領域の間で障害回復情報の通信終端・情報処理を行う
障害回復情報処理手段とからなり、複数障害回復領域で
障害が検出された場合、各障害回復領域の前記障害検出
回復処理手段が起動し、主信号を切り替える直前段階ま
での動作を行い、先に直前段階に至った障害回復領域
が、前記障害回復情報処理手段を介して、他の障害回復
領域にその旨を通知して他障害回復領域の障害回復動作
を停止させ、他障害回復領域が前記障害回復情報処理手
段により許可の応答を返し、先に直前段階まで行った障
害回復領域が、その応答結果に基づき実際の主信号の切
り替え動作を行うことを特徴とする。
【0037】請求項11の本発明の通信装置は、複数の
障害回復領域を有するネットワークにおける障害回復機
能を備える通信装置であって、各通信装置が、各障害回復
領域の障害検出・障害回復の処理を行う障害検出回復処
理手段と、他の通信装置が障害回復を行なう障害回復領
域との間で障害回復情報の通信終端・情報処理を行う障
害回復情報処理手段とからなり、複数障害回復領域で障
害が検出された場合、各通信装置の前記障害検出回復処
理手段が起動し、主信号を切り替える直前段階までの動
作を行い、先に直前段階に至った障害回復領域が、前記
障害回復情報処理手段を介して、他の障害回復領域の通
信装置にその旨を通知して他の障害回復領域の障害回復
動作を停止させ、他の障害回復領域の通信装置が前記障
害回復情報処理手段により許可の応答を返し、先に直前
段階まで行った障害回復領域が、その応答結果に基づき
実際の主信号の切り替え動作を行うことを特徴とする。
【0038】請求項12の本発明の通信装置は、前記一
方の障害回復領域が、他方の障害回復領域に対して優先
的に障害回復動作を開始する設定とし、障害回復の失敗
を認識した時点で、前記障害回復情報通信終端・処理手
段を介して他の障害回復領域にその旨を通知すること
で、他の障害回復領域が障害回復動作を開始することを
特徴とする。
【0039】請求項13の本発明の通信装置は、複数の
障害回復領域毎にタイマ手段を備え、前記他障害回復領
域からの許可応答が一定時間内に通知されない場合に、
障害回復動作を中断することを特徴とする。
【0040】請求項14の本発明の通信装置は、優先的
に障害回復動作を行なうように設定されていない前記障
害回復領域にのみ、タイマ手段を備え、前記タイマ手段で
設定した待機時間を超えた時点で、障害回復動作中の前
記障害回復領域に対して停止要求を通知し、当該障害回
復領域からの応答を受け取った時点で障害回復動作を開
始することを特徴とする。
【0041】請求項15の本発明の自動障害回復方法
は、複数の障害回復領域の障害回復機能を備える通信ネ
ットワークの自動障害回復方法において、前記複数の障
害回復領域において障害が検出された場合に、前記複数
の障害回復領域で、それぞれの障害回復動作を開始し、
先に障害回復動作が終了する障害回復領域のみ障害回復
動作を完了させることを特徴とする。
【0042】請求項16の本発明の自動障害回復方法
は、複数の障害回復領域の障害回復機能を備える通信ネ
ットワークの自動障害回復方法において、前記複数の障
害回復領域において障害が検出された場合に、優先され
た特定の障害回復領域の障害回復動作のみを開始し、前
記優先された特定の障害回復領域の障害回復動作の失敗
の認識により、他の障害回復領域に通知した障害回復要
求を前記他の障害回復領域が認識した場合に、前記他の
障害回復領域での障害回復動作を開始することを特徴と
する。
【0043】請求項17の本発明の自動障害回復方法
は、複数の障害回復領域の障害回復機能を備える通信ネ
ットワークの自動障害回復方法において、前記複数の障
害回復領域において障害が検出された場合に、優先され
た特定の障害回復領域の障害回復動作のみを開始し、前
記他の障害回復領域にて障害を検出してからの時間が予
め設定した時間を超えた場合に、前記他の障害回復領域
での障害回復動作を開始することを特徴とする。
【0044】請求項18の本発明の自動障害回復方法
は、複数の障害回復領域の障害回復機能を備える通信ネ
ットワークの自動障害回復方法において、前記複数の障
害回復領域において障害が検出された場合に、優先され
た特定の障害回復領域の障害回復動作のみを開始し、前
記優先された特定の障害回復領域の障害回復動作の失敗
の認識により、他の障害回復領域に通知した障害回復要
求を前記他の障害回復領域が認識した場合に、あるいは、
前記他の障害回復領域にて障害を検出してからの時間が
予め設定した時間を超えた場合に、前記他の障害回復領
域での障害回復動作を開始することを特徴とする。
【0045】請求項19の本発明の通信ネットワークシ
ステムは、複数のレイヤの障害回復機能を備える通信装
置をノードとして設置した通信ネットワークシステムに
おいて、前記通信装置が、各レイヤの障害検出・障害回
復の処理を行う障害検出回復処理手段と、複数のレイヤ
の間で障害回復情報の通信終端・情報処理を行う障害回
復情報処理手段とを備え、複数レイヤで障害が検出され
た場合、各レイヤの前記障害検出回復処理手段が起動
し、主信号を切り替える直前段階までの動作を行い、先
に直前段階に至ったレイヤが、前記障害回復情報処理手
段を介して、他のレイヤにその旨を通知して他レイヤの
障害回復動作を停止させ、他レイヤが前記障害回復情報
処理手段により許可の応答を返し、先に直前段階まで行
ったレイヤが、その応答結果に基づき実際の主信号の切
り替え動作を行うことを特徴とする。
【0046】請求項20の本発明の通信ネットワークシ
ステムは、複数のレイヤからなるネットワークに障害回
復機能を備える通信装置ノードとして設置した通信ネッ
トワークシステムであって、各通信装置が、各レイヤの障
害検出・障害回復の処理を行う障害検出回復処理手段
と、他の通信装置が障害回復を行なうレイヤとの間で障
害回復情報の通信終端・情報処理を行う障害回復情報処
理手段とを備え、複数レイヤで障害が検出された場合、各
通信装置の前記障害検出回復処理手段が起動し、主信号
を切り替える直前段階までの動作を行い、先に直前段階
に至ったレイヤが、前記障害回復情報処理手段を介し
て、他のレイヤの通信装置にその旨を通知して他レイヤ
の障害回復動作を停止させ、他のレイヤの通信装置が前
記障害回復情報処理手段により許可の応答を返し、先に
直前段階まで行ったレイヤが、その応答結果に基づき実
際の主信号の切り替え動作を行うことを特徴とする。
【0047】請求項21の本発明の通信ネットワークシ
ステムは、前記一方のレイヤが、他方のレイヤに対して
優先的に障害回復動作を開始する設定とし、障害回復の
失敗を認識した時点で、前記障害回復情報処理手段を介
して他のレイヤにその旨を通知することで、他のレイヤ
が障害回復動作を開始することを特徴とする。
【0048】請求項22の本発明の通信ネットワークシ
ステムは、前記通信装置が、複数のレイヤ毎にタイマ手
段を備え、前記他レイヤからの許可応答が一定時間内に
通知されない場合に、障害回復動作を中断することを特
徴とする。
【0049】請求項23の本発明の通信ネットワークシ
ステムは、前記通信装置が、優先的に障害回復動作を行
なうように設定されていない前記レイヤにのみ、タイマ
手段を備え、前記タイマ手段で設定した待機時間を超え
た時点で、障害回復動作中の前記レイヤに対して停止要
求を通知し、当該レイヤからの応答を受け取った時点で
障害回復動作を開始することを特徴とする。
【0050】請求項24の本発明の通信ネットワークシ
ステムは、ネットワーク上に複数の障害回復領域の障害
回復機能を備える通信装置を設置した通信ネットワーク
システムにおいて、前記通信装置が、各障害回復領域の障
害検出・障害回復の処理を行う障害検出回復処理手段
と、複数の障害回復領域の間で障害回復情報の通信終端
・情報処理を行う障害回復情報処理手段とを備え、複数
障害回復領域で障害が検出された場合、各障害回復領域
の前記障害検出回復処理手段が起動し、主信号を切り替
える直前段階までの動作を行い、先に直前段階に至った
障害回復領域が、前記障害回復情報処理手段を介して、
他の障害回復領域にその旨を通知して他障害回復領域の
障害回復動作を停止させ、他障害回復領域が前記障害回
復情報処理手段により許可の応答を返し、先に直前段階
まで行った障害回復領域が、その応答結果に基づき実際
の主信号の切り替え動作を行うことを特徴とする。
【0051】請求項25の本発明の通信ネットワークシ
ステムは、複数の障害回復領域を有するネットワーク上
に障害回復機能を備える通信装置を設置した通信ネット
ワークシステムにおいて、各通信装置が、各障害回復領域
の障害検出・障害回復の処理を行う障害検出回復処理手
段と、他の通信装置が障害回復を行なう障害回復領域と
の間で障害回復情報の通信終端・情報処理を行う障害回
復情報処理手段とを備え、複数障害回復領域で障害が検
出された場合、各通信装置の前記障害検出回復処理手段
が起動し、主信号を切り替える直前段階までの動作を行
い、先に直前段階に至った障害回復領域が、前記障害回
復情報処理手段を介して、他の障害回復領域の通信装置
にその旨を通知して他の障害回復領域の障害回復動作を
停止させ、他の障害回復領域の通信装置が前記障害回復
情報処理手段により許可の応答を返し、先に直前段階ま
で行った障害回復領域が、その応答結果に基づき実際の
主信号の切り替え動作を行うことを特徴とする。
【0052】請求項26の本発明の通信ネットワークシ
ステムは、前記一方の障害回復領域が、他方の障害回復
領域に対して優先的に障害回復動作を開始する設定と
し、障害回復の失敗を認識した時点で、前記障害回復情報
通信終端・処理手段を介して他の障害回復領域にその旨
を通知することで、他の障害回復領域が障害回復動作を
開始することを特徴とする。
【0053】請求項27の本発明の通信ネットワークシ
ステムは、前記通信装置が、複数の障害回復領域毎にタ
イマ手段を備え、前記他障害回復領域からの許可応答が
一定時間内に通知されない場合に、障害回復動作を中断
することを特徴とする。
【0054】請求項28の本発明の通信ネットワークシ
ステムは、前記通信装置が、優先的に障害回復動作を行
なうように設定されていない前記障害回復領域にのみ、
タイマ手段を備え、前記タイマ手段で設定した待機時間
を超えた時点で、障害回復動作中の前記障害回復領域に
対して停止要求を通知し、当該障害回復領域からの応答
を受け取った時点で障害回復動作を開始することを特徴
とする。
【0055】請求項29の本発明の自動障害回復プログ
ラムは、複数のレイヤの障害回復機能を備える通信ネッ
トワーク上の通信装置を制御して障害回復処理を行う自
動障害回復プログラムにおいて、前記複数のレイヤにお
いて障害が検出された場合に、前記複数のレイヤで、そ
れぞれの障害回復動作を開始し、先に障害回復動作が終
了するレイヤのみ障害回復動作を完了させることを特徴
とする。
【0056】請求項30の本発明の自動障害回復プログ
ラムは、複数のレイヤの障害回復機能を備える通信ネッ
トワーク上の通信装置を制御して障害回復処理を行う自
動障害回復プログラムにおいて、前記複数のレイヤにお
いて障害が検出された場合に、優先された特定のレイヤ
の障害回復動作のみを開始し、前記優先された特定のレ
イヤの障害回復動作の失敗の認識により、他のレイヤに
通知した障害回復要求を前記他のレイヤが認識した場合
に、前記他のレイヤでの障害回復動作を開始することを
特徴とする。
【0057】請求項31の本発明の自動障害回復プログ
ラムは、複数のレイヤの障害回復機能を備える通信ネッ
トワーク上の通信装置を制御して障害回復処理を行う自
動障害回復プログラムにおいて、前記複数のレイヤにお
いて障害が検出された場合に、優先された特定のレイヤ
の障害回復動作のみを開始し、前記他のレイヤにて障害
を検出してからの時間が予め設定した時間を超えた場合
に、前記他のレイヤでの障害回復動作を開始することを
特徴とする。
【0058】請求項32の本発明の自動障害回復プログ
ラムは、複数のレイヤの障害回復機能を備える通信ネッ
トワーク上の通信装置を制御して障害回復処理を行う自
動障害回復プログラムにおいて、前記複数のレイヤにお
いて障害が検出された場合に、優先された特定のレイヤ
の障害回復動作のみを開始し、前記優先された特定のレ
イヤの障害回復動作の失敗の認識により、他のレイヤに
通知した障害回復要求を前記他のレイヤが認識した場合
に、あるいは、前記他のレイヤにて障害を検出してからの
時間が予め設定した時間を超えた場合に、前記他のレイ
ヤでの障害回復動作を開始することを特徴とする。
【0059】
【作用】本発明によれば、障害を検出してからどのレイ
ヤで障害回復を行えば最適か等の計算を行わず、障害検
出後にいずれかのレイヤの障害回復動作を開始し、その
レイヤでの障害回復が駄目な場合にもう一方のレイヤで
障害回復を行う、または各レイヤが障害検出直後に障害
回復を開始し、後で調整する(速く障害回復できそうな
レイヤでの迂回を選択する)ことにより、レイヤ最適性
に関する計算を省略することが可能であり、障害回復時
間の短縮化が期待できる。
【0060】また、レイヤ間の障害回復動作の調整を、
NMSを経由せずに行うことが可能であるので、NMS
に負荷をかけることもなく、NMSの大規模化を避ける
ことができる。
【0061】また、各レイヤ間に持たせたレイヤ間の障
害回復情報を処理する手段により分散して処理させるこ
とにより、NMSによる集中制御を用いなくて済むので
NMS障害時での動作が可能となる。
【0062】また、障害回復領域に関しては、障害を検
出してからどの障害回復領域で障害回復を行えば最適か
等の計算を行わず、障害検出後にいずれかの障害回復領
域の障害回復動作を開始し、その障害回復領域での障害
回復が駄目な場合にもう一方の障害回復領域で障害回復
を行う、または各障害回復領域が障害検出直後に障害回
復を開始し、後で調整する(速く障害回復できそうな障
害回復領域での迂回を選択する)ことにより、障害回復
領域最適性に関する計算を省略することが可能であり、
障害回復時間の短縮化が期待できる。
【0063】また、障害回復領域間の障害回復動作の調
整を、NMSを経由せずに行うことが可能であるので、
NMSに負荷をかけることもなく、NMSの大規模化を
避けることができる。
【0064】また、各障害回復領域間に持たせた障害回
復領域間の障害回復情報を処理する手段により分散して
処理させることにより、NMSによる集中制御を用いな
くて済むのでNMS障害時での動作が可能となる。
【0065】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0066】図1は、本発明の第1の実施の形態による
通信装置の構成を示すブロック図である。この実施の形
態では、通信装置がレイヤAでの障害回復とレイヤBで
の障害回復の両方の機能を実現する。
【0067】図1において、本実施の形態による自動障
害回復機能を有する通信装置100は、レイヤA通信手
段107と、レイヤB通信手段108で構成される。こ
こで、レイヤA、レイヤBとしては、例えば、レイヤA
がIPレイヤ(レイヤ3)、レイヤBが光パスレイヤと
する場合等が考えられる。
【0068】レイヤA通信手段107及びレイヤB通信
手段108において、101はレイヤA障害検出・回復
処理手段、102はレイヤB障害検出・回復処理手段で
ある。
【0069】今、通信装置100は両レイヤA、Bでの
障害回復区間の終端点であるとする。即ち、レイヤAで
の信号の監視の結果、障害が検出されたら、レイヤA障
害検出・回復処理手段101を動作させることにより、
レイヤAでの障害回復動作を起動することが可能であ
る。
【0070】また、レイヤBでの信号の監視の結果、障
害が検出されたら、レイヤA障害検出・回復処理手段1
02を動作させることにより、レイヤBでの障害回復動
作を起動することが可能である。
【0071】また、103はレイヤA−B間障害回復情
報の通信終端・処理手段(レイヤA側)、104はレイ
ヤA−B間障害回復情報の通信終端・処理手段(レイヤ
B側)である。
【0072】これらは、IPパケットを用いて情報伝達
・終端することも可能であるし、フレーム中のあるバイ
トの値により(SDHのオーバヘッドのK1/K2バイ
トのように)情報を表すこともできる。
【0073】また、105、106はそれぞれタイマ手
段であり、時間計測を行う。
【0074】複数レイヤで障害が検出されたら、レイヤ
A障害回復処理手段101、レイヤB障害検出・障害回
復処理手段102は、同時ではあるがそれぞれ個別に起
動し、主信号を切り替える直前までの動作を行う。
【0075】先にその段階(直前段階)まで行ったレイ
ヤは、レイヤA−B間障害回復情報の通信終端・処理手
段103、104を介して、他のレイヤにその旨を通知
することにより、他レイヤの障害回復動作を停止させ
る。
【0076】他レイヤはそれに対してレイヤA−B間障
害回復情報の通信終端・処理手段103、104を介
し、応答を返し、先に直前段階まで行ったレイヤは、そ
の応答結果に基づき実際の主信号の切り替え動作を行
う。
【0077】他レイヤから応答がない場合に備え、障害
検出からの時間をタイマ手段105、106により測定
しておき、予め決められた時間を経過したらオペレータ
の判断を仰ぐ。
【0078】図2は、上記本実施の形態による通信装置
を適用した通信ネットワークシステムの構成例を示す図
である。図2において、レイヤA、Bによるネットワーク
において、その障害回復区間に、本発明による通信装置1
00a、100b、100cをノードとして配置した通信
ネットワークシステムを示している。このシステムで
は、障害回復区間に設置された通信装置100a、100
b、100cがそれぞれ図1に示す構成となっており、当
該区間における障害回復動作を実行する。
【0079】次に、複数レイヤで障害を検出した場合
の、上記第1の実施の形態による通信装置の動作につい
て、図3を用いて説明する。
【0080】片方のレイヤだけに障害が検出された場合
は、そのレイヤのみで障害回復を行えば済むが、以下、
両方のレイヤで障害が検出された場合を考える。
【0081】図3において、横軸は時間軸であり、レイヤ
Aの動作を上に、レイヤBの動作を下に記載している。
【0082】図中、201、202はそれぞれのレイヤ
での障害検出時刻を表す。205、206は、レイヤ
A、レイヤBそれぞれの障害回復動作が進行しているこ
とを表す。また、203、204、207、208はレ
イヤ間の障害回復情報の授受を表す。
【0083】レイヤAでは、レイヤA障害検出・障害回
復処理手段101により、時刻201に障害検出を行っ
た。また、レイヤBでは、レイヤB障害検出・障害回復
処理手段102により、時刻202にて障害検出を行っ
た。
【0084】それらのレイヤでは、それぞれ、同時に障
害回復動作を開始する。
【0085】その際、レイヤA−B間障害回復情報の通
信終端・処理手段103、104を用いて、互いのレイ
ヤに障害回復を開始した旨を障害回復開始通知203,
204として連絡する。
【0086】そして、それぞれのレイヤは、主信号を実
際に切り替える直前までの動作を行う。例えば、経路の
み決定し、その情報も各ノードに格納したが、実際にス
イッチの切り替えは行なっていない状態にする。
【0087】先に主信号を実際に切り替える直前の状態
になったレイヤを今、仮にレイヤBとする。
【0088】レイヤBは、先に主信号を実際に切り替え
る直前の状態になったので、その旨を経路確保通知20
7として他方のレイヤ(レイヤA)に伝達する。
【0089】経路確保通知207を受信したレイヤA
は、その段階で障害回復動作を停止し、今まで確保して
きた経路等の解放を行う。
【0090】そして、レイヤBに対して主信号の実際の
切り替えを行ってよい旨のメッセージとして切り替え許
可通知208を送出する。
【0091】切り替え許可通知208を受け取ったレイ
ヤBは、主信号の切り替え動作を実際に行い、レイヤB
での障害回復動作を完了する。
【0092】図3で示した動作を実現させるために各レ
イヤが実行する自動障害回復方法を図4のフローチャー
トに従って説明する。
【0093】ステップ301において、障害が検出され
ると、そのレイヤにおいて障害回復動作を開始する(ス
テップ302)。
【0094】そして、他の関係するレイヤに対し、障害
回復動作を開始した、というメッセージである障害回復
開始通知を送出する(ステップ303)。
【0095】ここで、他のレイヤから障害回復開始のメ
ッセージを受け取っていない場合は、2つのレイヤの相
互作用を考慮しなくて良いので、自レイヤのみの障害回
復を行うことになる(ステップ304、ステップ31
4)。
【0096】次に、他のレイヤから、障害回復開始通知
を受け取った場合(ステップ304でYes)について
説明する。
【0097】他のレイヤが、障害回復の終了直前の、主
信号を切り替える直前(例えば、経路のみ決定し、その
情報も各ノードに格納したが、実際にスイッチの切り替
えはやっていない状態)まで準備をした、というメッセ
ージである経路確保通知を送ってきたら(ステップ30
5)、それまでの確保した経路等を解放し(ステップ3
10)、自レイヤでの障害回復を停止する。
【0098】他のレイヤからの経路確保通知を受ける前
に、自レイヤが、主信号の経路を確保した場合(ステッ
プ306)、その旨を経路確保通知として他方のレイヤ
に送出する(ステップ307)。
【0099】ステップ307で送出した経路確保通知に
対して切り替え許可の応答を受け取ると(ステップ30
8でYes)、自レイヤで主信号を切り替え(ステップ
309)、障害回復動作は完了する。
【0100】なお、レイヤA−B間障害回復情報の通信
終端・処理手段103と104による、レイヤ間の障害
回復情報の通信路が障害を起こして応答が返ってこない
場合に備えて、図4では、ステップ311でタイマ手段
105,106による時間計時を行い、タイマ手段10
5、106で設定した時間が経過しても応答が返ってこ
なかった場合には、障害に関する情報を他のノードであ
る通信装置に通報する(ステップ312)と共に、障害
回復動作を中断して(ステップ313)オペレータの判
断を仰ぐアルゴリズムとしている。
【0101】次に、図5、図6を用いて本発明の第2の
実施の形態による自動障害回復方法について説明する。
【0102】第2の実施の形態では、どちらかのレイヤ
の障害回復動作のみを優先させて先に動作させ、もう一
方のレイヤは、先のレイヤの障害回復の失敗を認識、ま
たは、障害を認識してからの時間が予め設定した時間を
超えたのを確認してから障害回復動作を開始する構成と
している。なお、通信装置100の構成については、図1
に示す第1の実施の形態と同じである。
【0103】図5の例では、レイヤBの障害回復動作を
優先して開始するものと設定された場合を説明する。何
れのレイヤの障害回復動作を優先させるかについては、
例えば、レイヤの平均的な障害回復時間(障害回復時間
の短いレイヤの障害回復動作を優先)に基づいて決定す
る。
【0104】図5において、401、402はレイヤ
A、Bの障害検出時刻、405、406はレイヤA、B
の障害回復動作、407はレイヤBからレイヤAへのレ
イヤ間メッセージである障害回復要求を示す。。
【0105】時刻401にてレイヤAで、時刻402に
てレイヤBで、障害を検出するが、レイヤBが優先して
障害回復を開始する、というシステムなので、障害回復
動作406に示される通り、レイヤBが先に障害回復動
作を開始する。
【0106】その結果、レイヤBで障害回復が完了した
場合、そこでアルゴリズムは終了する。
【0107】しかし、レイヤBにて障害回復を行うこと
が不可能であるということをレイヤBが認識した場合、
図示のようにレイヤBからレイヤAに障害回復要求40
7のメッセージを他方のレイヤAに送出する。
【0108】その障害回復要求407を受け取ったレイ
ヤAは、レイヤAでの障害回復を開始する。
【0109】一方、障害回復が完了しないのに、レイヤ
BからレイヤAに一向に障害回復要求407のメッセー
ジが上がってこないことを考慮して、図6に示すよう
に、レイヤAが障害を検出した時刻でタイマをセット
し、レイヤBからレイヤAへ障害回復要求のメッセージ
が来ない場合に、障害回復停止要求を行なうまで一定時
間(待機時間)を測定する。この時間は、例えば、レイヤ
Bでの平均障害回復時間より長く設定する。
【0110】図6において、501、502はそれぞれ
レイヤA、レイヤBの障害検出時刻、505、506は
それぞれレイヤA、Bでの障害回復動作を表す。
【0111】なお、507は障害回復停止要求、508
は停止認識通知を示している。
【0112】タイマの値が設定した一定時間を経過して
も、レイヤBから障害回復要求のメッセージが来ない場
合、レイヤAが障害回復を開始するので、レイヤBでの
障害回復を停止して欲しい旨のメッセージである障害回
復停止要求507をレイヤBに送出する。それに対する
レイヤBからの応答として停止認識通知508が返って
きたら、レイヤAでの障害回復動作505を開始する。
応答が返ってこない場合、動作を中断してオペレータの
判断を仰ぐことになる。
【0113】上述した第2の実施の形態による自動障害
回復におけるレイヤBの動作について、図7のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0114】ステップ601にて障害を検出したら、自
レイヤの障害回復動作を開始する(ステップ602)。
自レイヤ(レイヤB)のみで障害回復が完了してしまえ
ば、それでレイヤBの障害回復動作は完了する(ステッ
プ606)。
【0115】自レイヤでは、自レイヤでのタイマ手段1
06の計時等により、自レイヤで障害回復が不可能なこ
とが判明したら(ステップ603でYes)、他の関係
レイヤ(図5の例ではレイヤA)にレイヤAで障害回復
を行って欲しい旨の要求メッセージである障害回復要求
を送出し(ステップ604)、その動作を終了する(ス
テップ605)。
【0116】上述した第2の実施の形態による自動障害
回復におけるレイヤAの動作について、図8のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0117】ステップ701にて障害を検出したら、レ
イヤBによる障害回復が優先に設定されているため、レ
イヤAは障害回復動作を開始せず、一旦待機モードに入
る(ステップ702)。
【0118】他のレイヤ(ここではレイヤB)から障害
回復要求を受信すると(ステップ704でYes)、レ
イヤAでの障害回復を開始する(ステップ705)。
【0119】予め定められた待機時間(通常、レイヤB
での平均障害回復時間より長く設定する)経過しても自
レイヤの障害が回復していなければ(ステップ703で
Yes、ステップ704でYes)、障害回復を開始す
るのでレイヤBでの障害回復を停止する障害回復停止要
求のメッセージを他のレイヤ(レイヤB)へ送出する
(ステップ707)。
【0120】それに対し、レイヤBから停止認識通知の
応答があれば(ステップ708でYes)、自レイヤ
(レイヤA)での障害回復を開始する(ステップ70
6)。
【0121】予め定められた一定時間内に(ステップ7
09)、レイヤBから停止認識通知の応答がなければ
(ステップ708でNo)、この例では動作を中断して
(ステップ710)、オペレータの判断を仰ぐ。
【0122】上記で説明したようなフローチャートのア
ルゴリズムを持つプロトコルをレイヤA、B間障害情報
の通信終端・処理手段103、104に実装することに
より、本発明の通信装置による自動障害回復機能が実現
される。
【0123】以上説明した実施の形態の構成により、障
害を検出してからどのレイヤで障害回復を行えば最適か
等の計算を行わず、障害検出後にいずれかのレイヤの障
害回復動作を開始し、そのレイヤでの障害回復が駄目な
場合にもう一方のレイヤで障害回復を行う、または各レ
イヤが障害検出直後に障害回復を開始し、後で調整する
(速く障害回復できそうなレイヤでの迂回を選択する)
ことにより、どのレイヤで障害回復を行うのが最適かを
算出するレイヤ最適性に関する計算を省略することがで
き、障害回復時間の短縮化が期待できる。
【0124】また、レイヤ間の障害回復動作の調整を、
NMSを経由せずに行うことが可能であるので、NMS
に負荷をかけることもなく、NMSの大規模化を避ける
ことができる。
【0125】また、各レイヤ間に持たせたレイヤ間の障
害回復情報を処理する手段により分散して処理させるこ
とにより、NMSによる集中制御を用いなくて済むので
NMS障害時での動作を可能となる。
【0126】なお、本発明は、上記実施の形態で説明し
た構成に限定されず、他の構成でも実現可能である。
【0127】図1において両レイヤA、Bにタイマ手段
105、106を用いたが、レイヤ間の障害回復情報の
メッセージの応答に対し、例えば切り替え許可を待つこ
となく、レイヤB(一方のレイヤ)でいきなり主信号の
切り替えを行う等の方法を用いれば、タイマは必要無
く、本発明の第3の実施の形態である図9に示す通信装
置800のようにタイマ手段105、106を省いた構
成を採用することが可能である。
【0128】また、図8のレイヤAにおける処理ではタ
イマを用いるが、図7のレイヤBの処理ではタイマを用
いないことを考えると、本発明の第4の実施の形態であ
る図10に示す通信装置900のように片方のレイヤ
(レイヤA)のみにタイマ手段を持たせた構成を採用す
ることも可能である。
【0129】また、図4、図8のフローチャートにおい
て他のレイヤからの応答がない場合、中断してオペレー
タの判断を仰ぐ処理内容としたが、中断せずに切り替え
る動作を行う(例えば、図4では、ステップ311でY
esからステップ309へ、図8では、ステップ709で
Yesからステップ706へ)内容のアルゴリズムを用
いても、本発明は支障無く実現可能である。
【0130】また、上述した実施の形態では、通信装置1
00にレイヤA通信手段107とレイヤB通信手段10
8を備え、レイヤA・B間障害回復情報の通信終端・処
理手段103と104間を接続した構成を示したが、レ
イヤA−B間の障害回復情報の通信手段の相互間が、地
理的に離れている場合も本発明を適用することが可能で
ある。本発明の第5の実施の形態として、このような通
信装置の構成を図11に示す。図11においては、通信
装置100−1と通信装置100−2が互いに地理的に
離れて設置され、通信装置100−1にはレイヤA通信
手段107を、通信装置100−2にはレイヤB通信手
段108を設けている。そして、通信装置100−1、
100−2間でレイヤA・B間障害回復情報の通信終端
・処理手段103と104が互いに接続されている。そ
の動作については、上述した実施の形態と同様であるの
で説明は省略する。
【0131】以上において、異なるレイヤに関与するネ
ットワークの障害回復について述べたが、これは、図1
4に示すような、同一レイヤのパスに対し、複数の障害
回復領域(障害回復区間)が入れ子状態になっているネ
ットワークにも適用可能である。
【0132】複数の障害回復領域が入れ子状態になって
いるネットワークに適用する本発明の第6の実施の形態
による通信装置の構成例を図12に示す。図12におい
て、通信装置1000は、通信手段107aと108aを
備え、通信手段107aが障害回復領域A障害検出・回
復処理手段101aと、通信終端・処理手段103aと
タイマ手段105aを備え、通信手段108aが障害回
復領域B障害検出・回復処理手段102aと、通信終端
・処理手段104aとタイマ手段106aを備える。そ
れぞれの構成要素は、図1の実施の形態の対応する構成
要素と同様に動作し、同様の効果が達成される。
【0133】なお、レイヤA−B間の障害回復情報の通
信手段の相互間、または、障害回復領域A−B間の障害
回復情報の通信手段の相互間が、地理的に離れている場
合であっても、また、それぞれの障害回復領域が入れ子
になっていない場合でも、通信の宛先ノード等が指定で
きるプロトコルを用いれば、それぞれの障害回復領域間
で通信できるので、同時に障害回復動作を開始させて後
で調停する本発明の方法、及びどちらか片方のみ先に動
作させてその領域で失敗したら他の障害回復領域に依頼
するという他の本発明の方法を適用することができる。
【0134】例えば、障害回復領域が入れ子になってい
ない例としては、障害回復領域に全く重なりがない場合
(例えば、図14にて、ノード1303−1304間の
障害回復領域とノード1305−1306間の障害回復
領域を持つ場合)、障害回復領域一部重なっている場合
(いわゆるオーバラップであり、例えば、図14にて、
ノード1303−1305間の障害回復領域とノード1
304−1306間の障害回復領域を持つ場合)があ
る。
【0135】なお、本実施の形態の通信装置における自
動障害回復方法は、通信装置の各要素の機能をハードウ
ェア的に実現することは勿論として、各機能を備えるコ
ンピュータプログラムで自動障害回復プログラムを、コ
ンピュータ処理装置のメモリにロードされることで実現
することができる。この自動障害回復プログラムは、図
1に示すように、磁気ディスク、半導体メモリその他の
記録媒体2000に格納される。そして、その記録媒体
2000からコンピュータ処理装置にロードされ、コン
ピュータ処理装置の動作を制御することにより、上述し
た各の機能を実現する。
【0136】以上好ましい実施の形態及び実施例をあげ
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思
想の範囲内において様々に変形して実施することができ
る。
【0137】例えば、上記実施の形態では、2つのレイ
ヤ(A、B)または2つの障害回復領域に本発明を適用
した場合を説明したが、レイヤまたは障害回復領域の数
については何ら限定されず、2つ以上のレイヤまたは障
害回復領域にも同様に適用することができるのは言うま
でもない。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように本発明の通信装置及
び自動障害回復方法によれば、以下に述べるような効果
が達成される。
【0139】第1に、複数の障害回復レイヤが存在する
ネットワークに対しては、どのレイヤを用いて障害回復
を行うのが最適かを算出するレイヤ最適性に関する計算
を省略することができ、また、あるレイヤの1つのパス
に対し、複数の障害回復領域が存在するネットワークに
対しては、どの障害回復領域を利用するのが最適かを算
出する最適性に関する計算を省略することができるた
め、障害回復時間の短縮化が期待できる。
【0140】第2に、レイヤ間の障害回復動作の調整ま
た障害回復領域間の障害回復動作の調整を、NMSを経
由せずに行うことが可能であるので、NMSに負荷をか
けることもなく、NMSの大規模化を避けることができ
る。
【0141】第3に、各レイヤ間に持たせたレイヤ間の
障害回復情報を処理する、または各障害回復領域間に持
たせた障害回復領域間の障害回復情報を処理する手段に
より分散して処理させることにより、NMSによる集中
制御を用いなくて済むのでNMS障害時での動作が可能
となる。
【0142】第4に、NMSを経由せずに障害回復処理
を行うことが可能であるので、NMSに負荷をかけるこ
ともなく、NMSの大規模化を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による通信装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】 第1の実施の形態による通信装置を配置した
通信ネットワークシステムの一例を示す図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態による障害回復方
法を説明するタイミングチャートである。
【図4】 第1の実施の形態による通信装置による障害
回復処理の内容を説明するフローチャートである。
【図5】 本発明の第2の実施の形態による障害回復方
法の第1の例を説明するタイミングチャートである。
【図6】 本発明の第2の実施の形態による障害回復方
法の第2の例を説明するタイミングチャートである。
【図7】 第2の実施の形態による障害回復方法におけ
る、一方のレイヤによる動作を説明するフローチャート
である。
【図8】 第2の実施の形態による障害回復方法におけ
る、他方のレイヤによる動作を説明するフローチャート
である。
【図9】 本発明の第3の実施の形態による通信装置の
構成を示すブロック図である。
【図10】 本発明の第4の実施の形態による通信装置
の構成を示すブロック図である。
【図11】 本発明の第5の実施の形態による通信装置
の構成を示すブロック図である。
【図12】 本発明の第6の実施の形態による通信装置
の構成を示すブロック図である。
【図13】 従来の通信システムの例を示すブロック図
である。
【図14】 従来のパス及び障害回復領域の関係を説明
する図である。
【符号の説明】 100、800、900、1000 通信装置 101 レイヤA障害検出・障害回復処理手段 101a 障害回復領域A障害検出・障害回復処理手段 102 レイヤB障害検出・障害回復処理手段 102a 障害回復領域B障害検出・障害回復処理手段 103、104 レイヤA−B間障害回復情報の通信終
端・処理手段 103a、104a 障害回復領域A−B間障害回復情
報の通信終端・処理手段 105、106、105a、106a タイマ手段 107、107a レイヤA通信手段 108、108a レイヤB通信手段 203、204 障害回復開始通知 207 経路確保通知 208 切り替え許可通知 407 障害回復要求 507 障害回復停止要求 508 停止認識通知

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のレイヤの障害回復機能を備える通
    信装置において、 各レイヤの障害検出・障害回復の処理を行う障害検出回
    復処理手段と、 複数のレイヤの間で障害回復情報の通信終端・情報処理
    を行う障害回復情報処理手段とからなり、 複数レイヤで障害が検出された場合、各レイヤの前記障
    害検出回復処理手段が起動し、主信号を切り替える直前
    段階までの動作を行い、先に直前段階に至ったレイヤ
    が、前記障害回復情報処理手段を介して、他のレイヤに
    その旨を通知して他レイヤの障害回復動作を停止させ、
    他レイヤが前記障害回復情報処理手段により許可の応答
    を返し、先に直前段階まで行ったレイヤが、その応答結
    果に基づき実際の主信号の切り替え動作を行うことを特
    徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 複数のレイヤからなるネットワークにお
    ける障害回復機能を備える通信装置であって、各通信装
    置が、各レイヤの障害検出・障害回復の処理を行う障害
    検出回復処理手段と、 他の通信装置が障害回復を行なうレイヤとの間で障害回
    復情報の通信終端・情報処理を行う障害回復情報処理手
    段とからなり、複数レイヤで障害が検出された場合、各通
    信装置の前記障害検出回復処理手段が起動し、主信号を
    切り替える直前段階までの動作を行い、先に直前段階に
    至ったレイヤが、前記障害回復情報処理手段を介して、
    他のレイヤの通信装置にその旨を通知して他レイヤの障
    害回復動作を停止させ、他のレイヤの通信装置が前記障
    害回復情報処理手段により許可の応答を返し、先に直前
    段階まで行ったレイヤが、その応答結果に基づき実際の
    主信号の切り替え動作を行うことを特徴とする通信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記一方のレイヤが、他方のレイヤに対
    して優先的に障害回復動作を開始する設定とし、障害回
    復の失敗を認識した時点で、前記障害回復情報処理手段
    を介して他のレイヤにその旨を通知することで、他のレ
    イヤが障害回復動作を開始することを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 複数のレイヤ毎にタイマ手段を備え、前
    記他レイヤからの許可応答が一定時間内に通知されない
    場合に、障害回復動作を中断することを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 優先的に障害回復動作を行なうように設
    定されていない前記レイヤにのみ、タイマ手段を備え、前
    記タイマ手段で設定した待機時間を超えた時点で、障害
    回復動作中の前記レイヤに対して停止要求を通知し、当
    該レイヤからの応答を受け取った時点で障害回復動作を
    開始することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 複数のレイヤの障害回復機能を備える通
    信ネットワークの自動障害回復方法において、 前記複数のレイヤにおいて障害が検出された場合に、 前記複数のレイヤで、それぞれの障害回復動作を開始
    し、 先に障害回復動作が終了するレイヤのみ障害回復動作を
    完了させることを特徴とする自動障害回復方法。
  7. 【請求項7】 複数のレイヤの障害回復機能を備える通
    信ネットワークの自動障害回復方法において、 前記複数のレイヤにおいて障害が検出された場合に、 優先された特定のレイヤの障害回復動作のみを開始し、 前記優先された特定のレイヤの障害回復動作の失敗の認
    識により、他のレイヤに通知した障害回復要求を前記他
    のレイヤが認識した場合に、前記他のレイヤでの障害回
    復動作を開始することを特徴とする自動障害回復方法。
  8. 【請求項8】 複数のレイヤの障害回復機能を備える通
    信ネットワークの自動障害回復方法において、 前記複数のレイヤにおいて障害が検出された場合に、 優先された特定のレイヤの障害回復動作のみを開始し、
    前記他のレイヤにて障害を検出してからの時間が予め設
    定した時間を超えた場合に、前記他のレイヤでの障害回
    復動作を開始することを特徴とする自動障害回復方法。
  9. 【請求項9】 複数のレイヤの障害回復機能を備える通
    信ネットワークの自動障害回復方法において、 前記複数のレイヤにおいて障害が検出された場合に、 優先された特定のレイヤの障害回復動作のみを開始し、
    前記優先された特定のレイヤの障害回復動作の失敗の認
    識により、他のレイヤに通知した障害回復要求を前記他
    のレイヤが認識した場合に、あるいは、前記他のレイヤに
    て障害を検出してからの時間が予め設定した時間を超え
    た場合に、前記他のレイヤでの障害回復動作を開始する
    ことを特徴とする自動障害回復方法。
  10. 【請求項10】 ネットワーク上の複数の障害回復領域
    の障害回復機能を備える通信装置において、 各障害回復領域の障害検出・障害回復の処理を行う障害
    検出回復処理手段と、 複数の障害回復領域の間で障害回復情報の通信終端・情
    報処理を行う障害回復情報処理手段とからなり、複数障
    害回復領域で障害が検出された場合、各障害回復領域の
    前記障害検出回復処理手段が起動し、主信号を切り替え
    る直前段階までの動作を行い、先に直前段階に至った障
    害回復領域が、前記障害回復情報処理手段を介して、他
    の障害回復領域にその旨を通知して他障害回復領域の障
    害回復動作を停止させ、他障害回復領域が前記障害回復
    情報処理手段により許可の応答を返し、先に直前段階ま
    で行った障害回復領域が、その応答結果に基づき実際の
    主信号の切り替え動作を行うことを特徴とする通信装
    置。
  11. 【請求項11】 複数の障害回復領域を有するネットワ
    ークにおける障害回復機能を備える通信装置であって、
    各通信装置が、各障害回復領域の障害検出・障害回復の
    処理を行う障害検出回復処理手段と、 他の通信装置が障害回復を行なう障害回復領域との間で
    障害回復情報の通信終端・情報処理を行う障害回復情報
    処理手段とからなり、複数障害回復領域で障害が検出さ
    れた場合、各通信装置の前記障害検出回復処理手段が起
    動し、主信号を切り替える直前段階までの動作を行い、
    先に直前段階に至った障害回復領域が、前記障害回復情
    報処理手段を介して、他の障害回復領域の通信装置にそ
    の旨を通知して他の障害回復領域の障害回復動作を停止
    させ、他の障害回復領域の通信装置が前記障害回復情報
    処理手段により許可の応答を返し、先に直前段階まで行
    った障害回復領域が、その応答結果に基づき実際の主信
    号の切り替え動作を行うことを特徴とする通信装置。
  12. 【請求項12】 前記一方の障害回復領域が、他方の障
    害回復領域に対して優先的に障害回復動作を開始する設
    定とし、障害回復の失敗を認識した時点で、前記障害回復
    情報通信終端・処理手段を介して他の障害回復領域にそ
    の旨を通知することで、他の障害回復領域が障害回復動
    作を開始することを特徴とする請求項10または請求項
    11に記載の通信装置。
  13. 【請求項13】 複数の障害回復領域毎にタイマ手段を
    備え、 前記他障害回復領域からの許可応答が一定時間内に通知
    されない場合に、障害回復動作を中断することを特徴と
    する請求項10または請求項11にに記載の通信装置。
  14. 【請求項14】 優先的に障害回復動作を行なうように
    設定されていない前記障害回復領域にのみ、タイマ手段
    を備え、前記タイマ手段で設定した待機時間を超えた時
    点で、障害回復動作中の前記障害回復領域に対して停止
    要求を通知し、当該障害回復領域からの応答を受け取っ
    た時点で障害回復動作を開始することを特徴とする請求
    項12に記載の通信装置。
  15. 【請求項15】 複数の障害回復領域の障害回復機能を
    備える通信ネットワークの自動障害回復方法において、 前記複数の障害回復領域において障害が検出された場合
    に、 前記複数の障害回復領域で、それぞれの障害回復動作を
    開始し、 先に障害回復動作が終了する障害回復領域のみ障害回復
    動作を完了させることを特徴とする自動障害回復方法。
  16. 【請求項16】 複数の障害回復領域の障害回復機能を
    備える通信ネットワークの自動障害回復方法において、 前記複数の障害回復領域において障害が検出された場合
    に、 優先された特定の障害回復領域の障害回復動作のみを開
    始し、前記優先された特定の障害回復領域の障害回復動
    作の失敗の認識により、他の障害回復領域に通知した障
    害回復要求を前記他の障害回復領域が認識した場合に、
    前記他の障害回復領域での障害回復動作を開始すること
    を特徴とする自動障害回復方法。
  17. 【請求項17】 複数の障害回復領域の障害回復機能を
    備える通信ネットワークの自動障害回復方法において、 前記複数の障害回復領域において障害が検出された場合
    に、 優先された特定の障害回復領域の障害回復動作のみを開
    始し、前記他の障害回復領域にて障害を検出してからの
    時間が予め設定した時間を超えた場合に、前記他の障害
    回復領域での障害回復動作を開始することを特徴とする
    自動障害回復方法。
  18. 【請求項18】 複数の障害回復領域の障害回復機能を
    備える通信ネットワークの自動障害回復方法において、 前記複数の障害回復領域において障害が検出された場合
    に、 優先された特定の障害回復領域の障害回復動作のみを開
    始し、前記優先された特定の障害回復領域の障害回復動
    作の失敗の認識により、他の障害回復領域に通知した障
    害回復要求を前記他の障害回復領域が認識した場合に、
    あるいは、前記他の障害回復領域にて障害を検出してか
    らの時間が予め設定した時間を超えた場合に、前記他の
    障害回復領域での障害回復動作を開始することを特徴と
    する自動障害回復方法。
  19. 【請求項19】 複数のレイヤの障害回復機能を備える
    通信装置をノードとして設置した通信ネットワークシス
    テムにおいて、 前記通信装置が、各レイヤの障害検出・障害回復の処理
    を行う障害検出回復処理手段と、 複数のレイヤの間で障害回復情報の通信終端・情報処理
    を行う障害回復情報処理手段とを備え、複数レイヤで障
    害が検出された場合、各レイヤの前記障害検出回復処理
    手段が起動し、主信号を切り替える直前段階までの動作
    を行い、先に直前段階に至ったレイヤが、前記障害回復
    情報処理手段を介して、他のレイヤにその旨を通知して
    他レイヤの障害回復動作を停止させ、他レイヤが前記障
    害回復情報処理手段により許可の応答を返し、先に直前
    段階まで行ったレイヤが、その応答結果に基づき実際の
    主信号の切り替え動作を行うことを特徴とする通信ネッ
    トワークシステム。
  20. 【請求項20】 複数のレイヤからなるネットワークに
    障害回復機能を備える通信装置ノードとして設置した通
    信ネットワークシステムであって、各通信装置が、各レイ
    ヤの障害検出・障害回復の処理を行う障害検出回復処理
    手段と、 他の通信装置が障害回復を行なうレイヤとの間で障害回
    復情報の通信終端・情報処理を行う障害回復情報処理手
    段とを備え、複数レイヤで障害が検出された場合、各通信
    装置の前記障害検出回復処理手段が起動し、主信号を切
    り替える直前段階までの動作を行い、先に直前段階に至
    ったレイヤが、前記障害回復情報処理手段を介して、他
    のレイヤの通信装置にその旨を通知して他レイヤの障害
    回復動作を停止させ、他のレイヤの通信装置が前記障害
    回復情報処理手段により許可の応答を返し、先に直前段
    階まで行ったレイヤが、その応答結果に基づき実際の主
    信号の切り替え動作を行うことを特徴とする通信ネット
    ワークシステム。
  21. 【請求項21】 前記一方のレイヤが、他方のレイヤに
    対して優先的に障害回復動作を開始する設定とし、障害
    回復の失敗を認識した時点で、前記障害回復情報処理手
    段を介して他のレイヤにその旨を通知することで、他の
    レイヤが障害回復動作を開始することを特徴とする請求
    項19または請求項20に記載の通信ネットワークシス
    テム。
  22. 【請求項22】 前記通信装置が、複数のレイヤ毎にタ
    イマ手段を備え、前記他レイヤからの許可応答が一定時
    間内に通知されない場合に、障害回復動作を中断するこ
    とを特徴とする請求項19または請求項20に記載の通
    信ネットワークシステム。
  23. 【請求項23】 前記通信装置が、優先的に障害回復動
    作を行なうように設定されていない前記レイヤにのみ、
    タイマ手段を備え、前記タイマ手段で設定した待機時間
    を超えた時点で、障害回復動作中の前記レイヤに対して
    停止要求を通知し、当該レイヤからの応答を受け取った
    時点で障害回復動作を開始することを特徴とする請求項
    21に記載の通信ネットワークシステム。
  24. 【請求項24】 ネットワーク上に複数の障害回復領域
    の障害回復機能を備える通信装置を設置した通信ネット
    ワークシステムにおいて、前記通信装置が、各障害回復領
    域の障害検出・障害回復の処理を行う障害検出回復処理
    手段と、 複数の障害回復領域の間で障害回復情報の通信終端・情
    報処理を行う障害回復情報処理手段とを備え、複数障害
    回復領域で障害が検出された場合、各障害回復領域の前
    記障害検出回復処理手段が起動し、主信号を切り替える
    直前段階までの動作を行い、先に直前段階に至った障害
    回復領域が、前記障害回復情報処理手段を介して、他の
    障害回復領域にその旨を通知して他障害回復領域の障害
    回復動作を停止させ、他障害回復領域が前記障害回復情
    報処理手段により許可の応答を返し、先に直前段階まで
    行った障害回復領域が、その応答結果に基づき実際の主
    信号の切り替え動作を行うことを特徴とする通信ネット
    ワークシステム。
  25. 【請求項25】 複数の障害回復領域を有するネットワ
    ーク上に障害回復機能を備える通信装置を設置した通信
    ネットワークシステムにおいて、各通信装置が、各障害回
    復領域の障害検出・障害回復の処理を行う障害検出回復
    処理手段と、 他の通信装置が障害回復を行なう障害回復領域との間で
    障害回復情報の通信終端・情報処理を行う障害回復情報
    処理手段とを備え、複数障害回復領域で障害が検出され
    た場合、各通信装置の前記障害検出回復処理手段が起動
    し、主信号を切り替える直前段階までの動作を行い、先
    に直前段階に至った障害回復領域が、前記障害回復情報
    処理手段を介して、他の障害回復領域の通信装置にその
    旨を通知して他の障害回復領域の障害回復動作を停止さ
    せ、他の障害回復領域の通信装置が前記障害回復情報処
    理手段により許可の応答を返し、先に直前段階まで行っ
    た障害回復領域が、その応答結果に基づき実際の主信号
    の切り替え動作を行うことを特徴とする通信ネットワー
    クシステム。
  26. 【請求項26】 前記一方の障害回復領域が、他方の障
    害回復領域に対して優先的に障害回復動作を開始する設
    定とし、障害回復の失敗を認識した時点で、前記障害回復
    情報通信終端・処理手段を介して他の障害回復領域にそ
    の旨を通知することで、他の障害回復領域が障害回復動
    作を開始することを特徴とする請求項24または請求項
    25に記載の通信ネットワークシステム。
  27. 【請求項27】 前記通信装置が、複数の障害回復領域
    毎にタイマ手段を備え、前記他障害回復領域からの許可
    応答が一定時間内に通知されない場合に、障害回復動作
    を中断することを特徴とする請求項24または請求項2
    5にに記載の通信ネットワークシステム。
  28. 【請求項28】 前記通信装置が、優先的に障害回復動
    作を行なうように設定されていない前記障害回復領域に
    のみ、タイマ手段を備え、前記タイマ手段で設定した待機
    時間を超えた時点で、障害回復動作中の前記障害回復領
    域に対して停止要求を通知し、当該障害回復領域からの
    応答を受け取った時点で障害回復動作を開始することを
    特徴とする請求項26に記載の通信ネットワークシステ
    ム。
  29. 【請求項29】 複数のレイヤの障害回復機能を備える
    通信ネットワーク上の通信装置を制御して障害回復処理
    を行う自動障害回復プログラムにおいて、 前記複数のレイヤにおいて障害が検出された場合に、 前記複数のレイヤで、それぞれの障害回復動作を開始
    し、 先に障害回復動作が終了するレイヤのみ障害回復動作を
    完了させることを特徴とする自動障害回復プログラム。
  30. 【請求項30】 複数のレイヤの障害回復機能を備える
    通信ネットワーク上の通信装置を制御して障害回復処理
    を行う自動障害回復プログラムにおいて、 前記複数のレイヤにおいて障害が検出された場合に、 優先された特定のレイヤの障害回復動作のみを開始し、
    前記優先された特定のレイヤの障害回復動作の失敗の認
    識により、他のレイヤに通知した障害回復要求を前記他
    のレイヤが認識した場合に、前記他のレイヤでの障害回
    復動作を開始することを特徴とする自動障害回復プログ
    ラム。
  31. 【請求項31】 複数のレイヤの障害回復機能を備える
    通信ネットワーク上の通信装置を制御して障害回復処理
    を行う自動障害回復プログラムにおいて、 前記複数のレイヤにおいて障害が検出された場合に、 優先された特定のレイヤの障害回復動作のみを開始し、
    前記他のレイヤにて障害を検出してからの時間が予め設
    定した時間を超えた場合に、前記他のレイヤでの障害回
    復動作を開始することを特徴とする自動障害回復プログ
    ラム。
  32. 【請求項32】 複数のレイヤの障害回復機能を備える
    通信ネットワーク上の通信装置を制御して障害回復処理
    を行う自動障害回復プログラムにおいて、 前記複数のレイヤにおいて障害が検出された場合に、 優先された特定のレイヤの障害回復動作のみを開始し、
    前記優先された特定のレイヤの障害回復動作の失敗の認
    識により、他のレイヤに通知した障害回復要求を前記他
    のレイヤが認識した場合に、あるいは、前記他のレイヤに
    て障害を検出してからの時間が予め設定した時間を超え
    た場合に、前記他のレイヤでの障害回復動作を開始する
    ことを特徴とする自動障害回復プログラム。
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