JP2002329516A - 燃料電池用水素供給装置 - Google Patents

燃料電池用水素供給装置

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JP2002329516A
JP2002329516A JP2001131726A JP2001131726A JP2002329516A JP 2002329516 A JP2002329516 A JP 2002329516A JP 2001131726 A JP2001131726 A JP 2001131726A JP 2001131726 A JP2001131726 A JP 2001131726A JP 2002329516 A JP2002329516 A JP 2002329516A
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fuel reformer
heat
fuel
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Takahiro Kuriiwa
貴寛 栗岩
Yoshio Nuitani
芳雄 縫谷
Takeaki Shimada
毅昭 島田
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、燃料電池用水素供給装置の暖機時
間を短縮すると共に、燃料改質器の運転中及び停止直後
に発生する余剰熱を回収し、次回の燃料改質器の暖機用
エネルギーとして再利用することが可能な燃料電池用水
素供給装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 燃料を改質することで水素を生成する燃
料改質器1と、前記燃料改質器1から放出された水素に
より発電を行う燃料電池と、水素を吸蔵することにより
発熱し、水素を放出することで吸熱する第1の水素吸蔵
材料と前記第1の水素吸蔵材料よりも低い温度で水素を
放出可能な第2の水素吸蔵材料とを備え、前記第1の水
素吸蔵材料は、前記燃料改質器1と熱交換可能に備え、
前記燃料改質器の暖機時には前記第2の水素吸蔵材料か
ら放出された水素を前記第1の水素吸蔵材料に吸蔵させ
ることを特徴とする燃料電池用水素供給装置を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素吸蔵材料を用
いた燃料電池用水素供給装置に関し、より詳細には、燃
料改質器の暖機時間を大幅に短縮可能な燃料電池用水素
供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】固体高分子型燃料電池(PEFC)は、
アノード電極とカソード電極間に固体高分子電解質膜を
挟持したもので、常温でも発電可能であり、電気自動車
用の電源を初め様々な用途に実用化されつつある。
【0003】このPEFCでは、水素を含むガスをアノ
ード電極に供給し、アノード電極において前記水素から
電子が放出されることで電力を生じる。アノード電極で
電子を失った水素はプロトンとなり、固体高分子電解質
膜内をカソード電極へ移動し、カソード電極側に供給さ
れる酸化剤ガス(空気)により酸化され水を生じる。
【0004】水素を含むガスをPEFCに供給する方法
は大きく2種類に大別され、純水素を高圧タンク又は水
素吸蔵合金等に貯蔵し、そこからPEFCに純水素を供
給する方法(純水素式)と、炭化水素又は炭化水素を含
む燃料(以下単に「原燃料」ともいう)から水蒸気改質
等の方法により水素を生成し、その水素をPEFCに供
給する方法(改質式)が挙げられる。
【0005】電気自動車用としては、炭化水素等を改質
して水素を得る改質式を用いることが行われている。こ
こで、原燃料としてメタノールを用い水素を含むガス
(以下「改質ガス」ともいう)を得る方法について概説
する。図6に従来の燃料電池用水素供給装置の模式図を
示した。
【0006】燃料電池用水素供給装置を構成する燃料改
質器51の内部には、改質触媒(不図示)が存在してお
り、所定の温度(250〜300℃程度)で、水蒸気と
メタノールとを改質触媒上で接触反応させることにより
改質ガスを得る。得られた改質ガスは図6中に白抜きの
矢印で示したように燃料改質器51より取り出され、燃
料電池や水素を利用する装置等に供給される。
【0007】燃料改質器51には、燃料改質器51運転
開始時に改質触媒の温度を所定の温度まで上昇させるた
めの始動用暖機手段52及び燃料改質器51に水、メタ
ノール並びに空気を供給するための原燃料蒸発器56と
が接続されている。
【0008】始動用暖機手段52はメタノールタンク5
7と補助加熱手段である始動用バーナ54とからなり、
燃料改質器51の運転開始時に、メタノールタンク57
より始動用バーナ54にメタノールを供給し、補助加熱
手段である始動用バーナ54により(1)式に従いメタ
ノールを燃焼して、この高温の燃焼ガスにより燃料改質
器51を暖機することで、改質触媒を所定の温度まで上
昇させる。
【0009】 CH3OH+3/2O2=CO2+2H2O+Q1 (発熱反応) (1) (1)式において、Q1は反応熱を表す。
【0010】改質触媒が充分な温度となったところで、
始動用バーナ54を停止し燃料改質器51の暖機を終了
する。
【0011】続いて、改質触媒が充分に高温となったな
らば、水・メタノールタンク55より水とメタノール
を、さらに図示しないコンプレッサから改質用の空気を
蒸発器53に供給し、蒸発器53より水、メタノール蒸
気、及び空気(酸素)からなる原燃料蒸気を改質触媒に
供給することによりメタノールの改質反応が進行し、水
素に富んだ改質ガスが得られる。改質触媒上で生じる主
な改質反応を下記の2式に示す。
【0012】 CH3OH+1/2O2=CO2+2H2+Q2 (発熱反応) (2) CH3OH+H2O+Q3=CO2+3H2 (吸熱反応) (3) 式(2)、式(3)においてQ2、Q3は反応熱を表
す。
【0013】改質触媒ではメタノールの燃焼反応
((1)式)、メタノールの部分酸化反応((2)式)
及び水蒸気改質反応((3)式)(250〜300℃程
度で反応を行うのが好ましい)が同時に生じ、(1)式
及び(2)式で発生する熱により(3)式の反応が右辺
に進むので、外部からの熱供給を行うことなくメタノー
ルの改質が進行する所謂オートサーマル式となる。
【0014】上記3反応((1)〜(3)式)は共に反
応生成物として二酸化炭素を生じる。この二酸化炭素は
高温雰囲気下(500℃以上、部分酸化時などに生じ
る)において以下の(4)式のような逆シフト反応を生
じ(吸熱反応であるため、高温では反応が右辺側に進行
する)、この逆シフト反応の生成物であるCOはPEF
C電極などを被毒して、燃料電池の出力低下、劣化を招
いてしまう。
【0015】 CO2+H2+Q4=CO+H2O (4) 式(4)においてQ4は反応熱を表す。
【0016】式(4)の反応により生成したCOの一部
は、改質触媒上で式(4)の逆反応(シフト反応)によ
り酸化され無害なCO2となるのであるが、PEFCに
供給される改質ガス中のCOは極力低濃度(数十ppm
以下)である方が望ましく、充分にCOを除去するため
には改質触媒の面積を大きくするとともに、式(4)の
逆シフト反応が生じないように改質触媒を適正な温度
(250〜300℃)に保つことが必要である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(1)
式に従いメタノールを燃焼させ燃料改質器51を暖機す
る場合、前記改質触媒を改質反応に適した温度(約25
0℃〜300℃)まで加熱するために長時間を要すると
いう問題が指摘されている。
【0018】また、燃焼ガス(気体)から改質触媒への
熱伝達性が低いため、始動用バーナ54の近くに位置
し、高温の燃焼ガスと接触しやすい改質触媒の上流部が
過熱され高温となり、メタノールの改質開始直後に前記
(4)式の逆シフト反応が生じ、多量のCOを生じてし
まうという問題点がある。また、燃料電池の燃料である
メタノールを燃焼させるので、燃料電池の運転可能時間
が短くなり、特に、燃料電池電気自動車の場合には走行
距離が伸びない、燃費が悪化するなどの問題点がある。
【0019】また、燃料改質器51の運転終了時に、燃
料改質器51の通風が停止するために、燃料改質器51
からの放熱が妨げられ、余剰熱が発生し、改質触媒の温
度が急激に上昇するという問題が存在する。高温となっ
た改質触媒では、前記の逆シフト反応((4)式)が生
じるために、燃料改質器内51のCO濃度が増加してし
まう。
【0020】この改質触媒の過熱を避けるために、燃料
改質器51の運転終了後、燃料改質器51に送風を行う
ことが行われてきたが、送風のための電力が燃料電池の
エネルギー収支を悪化させていた。そのため、燃料改質
器51の運転終了後に発生する前記余剰熱をいかに処理
するかが問題として指摘されている。
【0021】本発明はこれらの問題を解決することを目
的とし、燃料電池用水素供給装置の暖機時間を短縮する
ことが可能な燃料電池用水素供給装置を提供することを
課題とする。
【0022】また、本発明は、燃料電池用水素供給装置
の暖機を効率的かつ経済的に行うと共に、燃料改質器の
運転中の運転熱及び燃料改質器の停止直後に発生する余
剰熱を回収し、次回の燃料電池用水素供給装置の暖機用
エネルギーとして再利用することが可能な燃料電池用水
素供給装置を提供することを課題とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の問題点を
解決するために以下のように構成した。請求項1の発明
は、原燃料を改質することで水素を生成する燃料改質器
と、前記燃料改質器から放出された水素により発電を行
う燃料電池と、水素を吸蔵することにより発熱し、水素
を放出することで吸熱する第1の水素吸蔵材料と前記第
1の水素吸蔵材料よりも低い温度で水素を放出可能な第
2の水素吸蔵材料とを備え、前記第1の水素吸蔵材料
は、前記燃料改質器と熱交換可能に備え、前記燃料改質
器の暖機時には前記第2の水素吸蔵材料から放出された
水素を前記第1の水素吸蔵材料に吸蔵させることを特徴
とする燃料電池用水素供給装置である。
【0024】請求項1の発明では、第2の水素吸蔵材料
(第2の材料)より水素を放出させ、この水素を第1の
水素吸蔵材料に吸蔵させることで、第1の水素吸蔵材料
(第1の材料)を発熱させる。第1の水素吸蔵材料は、
燃料改質器と熱交換可能に設けられているので、第1の
水素吸蔵材料の放出する熱により、燃料改質器の暖機を
行うことが可能となる。
【0025】請求項2の発明は、前記第1の水素吸蔵材
料の水素化エネルギーは前記第2の水素吸蔵材料の水素
化エネルギーよりも大きいことを特徴とする請求項1に
記載の燃料電池用水素供給装置である。請求項2の発明
では、このように、水素化エネルギーの異なる水素吸蔵
材料を組み合わせているので、第1の材料の発熱量を、
第2の材料に水素を放出させるために加えた熱量よりも
大きくすることが可能となる。ここで、「水素化エネル
ギー」とは、水素吸蔵材料に所定量の水素を吸蔵させる
際に発生する熱量を示す。
【0026】請求項3の発明は、前記燃料改質器はこの
燃料改質器を加熱する補助加熱手段を備え、前記補助加
熱手段は前記第2の水素吸蔵材料と熱交換可能に設けら
れたことを特徴とする請求項2に記載の燃料電池用水素
供給装置である。請求項3の発明では、第2の材料を燃
料改質器の補助加熱手段と熱交換可能としているので、
燃料改質器の暖機を行う際に補助加熱手段から発生する
熱で第2の材料を加熱し、第2の材料から安定して水素
を放出させることが可能となる。
【0027】請求項4の発明は、前記燃料改質器の運転
時に、前記燃料改質器の運転熱により前記第1の水素吸
蔵材料を加熱し、放出された水素を前記第2の水素吸蔵
材料に吸蔵させることを特徴とする請求項1〜3のいず
れか一項に記載の燃料電池用水素供給装置である。
【0028】請求項4の発明では、燃料改質器の暖機が
終了して、燃料改質器において原燃料の改質が定常的に
行われる定常運転状態となったときに、燃料改質器の暖
機時に第1の材料に吸蔵された水素を定常運転状態の燃
料改質器から発生する運転熱により放出させることが可
能となる。この第1の材料から放出された水素は第2の
材料に導かれ、次回の燃料改質器の暖機に備えて再び第
2の材料に吸蔵される。
【0029】請求項5の発明は、前記燃料改質器の停止
時に、前記燃料改質器から発生する余剰熱により前記第
1の水素吸蔵材料を加熱し、放出された水素を前記第2
の水素吸蔵材料に吸蔵させることを特徴とする請求項1
〜3のいずれか一項に記載の燃料電池用水素供給装置で
ある。請求項5の発明では、燃料改質器の運転が終了し
た後に、燃料改質器に残留する余剰熱を吸熱して前記第
1の材料に吸蔵されている水素が放出されるので、運転
終了直後の燃料改質器を冷却し、燃料改質器の過熱を防
ぐことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。尚、本発明は、この実施の形態の記載にのみ限定
されるものではなく、本発明の思想を具現化する種々の
変更が加えられうる。
【0031】図1に本発明の燃料電池用水素供給装置の
模式図を示す。本発明の燃料電池用水素供給装置は、内
部に改質触媒(不図示)を備えた燃料改質器1と、この
燃料改質器1に水、メタノール蒸気及び空気からなる原
燃料蒸気を供給するための原燃料蒸発器10、並びに燃
料改質器1の運転開始時に改質触媒の温度を所定の温度
まで上昇させるための始動用暖機手段3とからなる。
【0032】原燃料蒸発器10は、水・メタノールタン
ク9及びこの水・メタノールタンク9より供給される原
燃料を蒸発させるための蒸発器2とからなる。始動用暖
機手段3は、メタノールタンク11、このメタノールタ
ンク11より供給されるメタノールを燃焼させるための
補助加熱手段である従来の始動用バーナ4及び本発明の
特徴である水素吸蔵材料を利用した加熱・冷却器5とか
らなる。
【0033】加熱・冷却器5は、第2の材料を収納した
第2の密閉容器7が前記始動用バーナ4に巻装され、第
2の材料はこの始動用バーナ4と熱交換可能とされてい
る。第1の材料を収納した第1の密閉容器6は燃料改質
器1に巻装され、第1の材料はこの燃料改質器1と熱交
換可能とされている。さらに、第1の密閉容器6と第2
の密閉容器7とは水素流通管8により連通されている。
【0034】燃料改質器1の運転開始時には、従来法通
り、始動用バーナ4でメタノールを燃焼する際に発生す
る高温の燃焼ガスを燃料改質器1に導入するとともに、
加熱・冷却器5を利用することにより暖機を行う。すな
わち、始動用バーナ4によりメタノールを燃焼させる際
に発生する熱により、第2の材料を加熱し水素の放出を
アシストし、この水素を水素流通管8を通して第1の密
閉容器6に導入して第1の材料に吸蔵させることで、第
1の材料を発熱させ、この熱により燃料改質器1の暖機
を行う。
【0035】ここで、本発明の特徴である水素吸蔵材料
を用いた加熱・冷却器5の第1の材料に所定圧力の水素
を印加したときの印加水素圧と発熱温度の関係を図2に
示す。図2の縦軸は、第1の材料の発熱温度(℃)を示
し、横軸は、第1の材料に所定圧力の水素ガスを印加し
てからの経過時間(分)を示す。図2には、第1の材料
に水素を1MPaで印加した場合と3MPaで印加した
場合を示している。図2より明らかなように、第1の材
料は所定圧力の水素を印加すると瞬時に昇温し、その後
はほぼ一定温度を保ち続ける。また、水素の印加圧力を
変えることで、第1の材料の発熱温度を制御することが
可能である。
【0036】このように、加熱・冷却器5は使用する水
素吸蔵材料の特性、および印加水素圧力から加熱特性を
設計する事が可能であることから燃料電池用水素供給装
置の始動用暖機手段3として好適である。
【0037】加熱・冷却器5において第1の材料、第2
の材料として用いる材料は水素化、脱水素化に伴い発
熱、あるいは吸熱反応を示す材料であれば、特に限定さ
れず、例えば、次式の特性を示す水素吸蔵合金などを用
いることができる。 M+H2=MH+Q5 (5) 式(5)でQ5は水素化エネルギーを表す。また、Mは
水素吸蔵合金を表す。
【0038】このような材料としては、NaAlH4
のケミカルハイドライド、Ca,Na等の金属水素化
物、あるいはカーボンナノチューブ等が挙げられ、加熱
・冷却器5の作動温度によりこれらの材料を選択するこ
とが好ましい。例えば、600〜800℃で加熱・冷却
器5を用いる場合には、この温度範囲で水素化反応速度
の大きいNa又はCa等が選択できる。
【0039】第2の材料としては室温〜100℃におい
て水素を放出可能であれば材料に制限はないが、この温
度範囲において水素化反応速度の大きい、TiCr2
(Zr,Ti)(Ni,Mn,V,Fe)2等のラーベ
ス相合金(AB2型水素吸蔵合金)、LaNi5、MnN
5等のAB5型水素吸蔵合金、Ti−V−Cr合金、T
i−V−Cr−Mn合金等のBCC合金を用いることが
好ましい。これらの水素吸蔵合金の水素化エネルギーに
は大きな違いはなく、水素を1g放出するたびに15〜
20kJの熱を吸収する。
【0040】第1の材料は改質器の運転温度である25
0〜300℃において水素を吸蔵可能であれば材料に制
限はなく、前記の第2の材料と同種の水素吸蔵合金(A
5型水素吸蔵合金,AB2型水素吸蔵合金,BCC合金
等)を用い、第2の材料として第1の材料よりも水素放
出温度が低い水素吸蔵材料を用いて加熱・冷却器5を構
成することも可能である。
【0041】しかし、第1の材料としては第2の材料よ
りも水素化エネルギーの大きな水素吸蔵合金を用いるこ
とが好ましい。このような材料としては、水素を1g吸
蔵するごとに32〜38kJの熱を放出するMg系水素
吸蔵合金(以下「Mg系合金」という)が好ましい。よ
り具体的に言うと、Mg系合金としては、純粋なMg及
びMg2Niが好ましい。
【0042】このMg系合金を第1の材料として用い、
前記のAB5型水素吸蔵合金,AB2型水素吸蔵合金又は
BCC合金等を第2の材料として、加熱・冷却器5を構
成すれば、第1の材料は第2の材料の吸熱量に対して2
倍近い熱量を放出することが可能となり、燃料改質器1
の暖機時間を大幅に短縮することが可能となる。より詳
細に言うと、燃料改質器1の暖機時には第2の材料は1
5〜20kJ/1gH2の熱を吸熱し、第1の材料は3
2〜38kJ/1gH2の熱を発生するので、燃料電池
用水素供給装置全体として1gの水素ごとに10〜20
kJの熱を余計に発生することになる。
【0043】さらに、このMg系合金は燃料改質器1の
運転温度(250〜300℃程度)での水素化速度が大
きく、前記のように反応水素量あたりの発熱、吸熱量が
大きい(32〜38kJ/1gH2)ことから第1の材
料としては特に好適である。
【0044】もちろん、第1の材料をMg系合金単独で
構成することも可能である。しかし、Mg系合金、特に
純粋なMgは、高温(300℃程度)での水素化反応速
度は大きいが、低温(室温〜100℃)における水素化
反応速度が小さく、Mg系合金単独で構成された第1の
材料では低温下で急峻な加熱が必要なときに応答遅れが
生じることがある。そこで、第1の材料をMg系合金単
独で構成する場合には、第1の材料を好適な作動温度
(250〜300℃程度)まで加熱する何らかの手段を
設けることが好ましい。
【0045】本実施の形態の加熱・冷却器5では、第1
の材料としてMg系合金を単独で用いることはせず、M
g系合金の低温における水素化反応速度を高めるため
に、Mg系合金に低温における水素化反応速度の大きい
Niをメカニカルグラインディングにより添加すること
で、Mg系合金の低温における水素化反応速度を補っ
た。
【0046】また、加熱・冷却器5の低温における水素
化速度を向上するためには、第1の材料としてMg2
iを利用しても良く、さらにMg2Niにメカニカルグ
ラインディングを施すと一層水素化速度を向上させるこ
とができる。
【0047】さらに第1の材料には、低温での水素化反
応速度を向上するために、低温において水素化反応速度
の高い水素吸蔵合金を微量添加してもよい。微量添加す
る水素吸蔵合金としては、TiCr2、(Zr,Ti)
(Ni,Mn,V,Fe)2等のAB2型水素吸蔵合金、
LaNi5、MnNi5等のAB5型水素吸蔵合金、Ti
−V−Cr合金及びTi−V−Cr−Mn合金等のBC
C合金又はNiを単独で又は複数混合して用いることが
好適である。
【0048】これらの微量添加する水素吸蔵合金は、水
素吸蔵反応開始後の極初期(燃料改質器1暖機開始直
後)において、第1の材料であるMg系水素吸蔵合金の
暖機を行うためであるので、添加量は微量で構わない。
【0049】これらの微量添加する水素吸蔵合金の添加
量を適正値とすることでMg系水素吸蔵合金を主成分と
した第1の材料の低温における水素化反応速度を実用上
充分な程度まで高めることができるとともに、Mg系水
素吸蔵合金を主成分とした第1の材料の発熱量を実用上
充分な程度に保つことが可能となる。
【0050】本実施の形態の加熱・冷却器5で用いた第
1の材料及び第2の材料の組成をより詳細に説明する。
第1の材料としては、Mg2NiとNiをメカニカルグ
ラインディングにより1atom%添加したMgとをモ
ル比率で40:60の割合で混合したものを主成分とし
た。更に、低温における水素化反応速度の向上を目的と
して、BCC合金であるTi−V−Cr系合金を主成分
に対して10mol%添加して第1の材料とした。ま
た、第2の材料としては、TiCr2系ラーベス相合金
を用いた。
【0051】本実施の形態では、第1の材料及び第2の
材料として前記のような水素吸蔵合金を用いたので、低
温からの反応性が大幅に向上し、高温における発熱量の
大きな加熱・冷却器5を得た。
【0052】また、本実施の形態で用いた加熱・冷却器
5は、第1の密閉容器6中に、約1kgの第1の材料を
収納し、第2の密閉容器7中に約2.5kgの第2の材
料を収納し、両者を水素流通管8で連通した。この加熱
・冷却器5中に約25molの水素を封入した。この加
熱・冷却器5は、第2の材料がメタノールの燃焼熱によ
り加熱されているときに、第2の材料が水素を放出し。
第1の材料が水素を吸蔵することで第2の材料が得た熱
量以上(約2倍程度)の熱量を放出し、暖機対象物の暖
機が速やかに行われる。
【0053】以下に、(A)燃料改質器1暖機時、
(B)燃料改質器1運転時、(C)燃料改質器1停止時
の各場面における、本発明の燃料電池用水素供給装置に
おける熱の流れ及び水素の流れを説明する。
【0054】(A)燃料改質器1暖機時 図3に燃料改質器1の暖機中における熱と水素の流れを
示した。なお、図3において図1と同じ部分については
同符号を用いその説明を省略する。また、水素の流れは
白抜きの矢印で、熱の流れは矢印で示した。
【0055】燃料改質器1の暖機開始時には、メタノー
ルタンク11よりメタノールが供給され、始動用バーナ
4により燃焼される。このメタノールの燃焼により生じ
た燃焼熱21は、高温の燃焼ガスとなり、まず、燃料改
質器1に導かれ、改質触媒を加熱する。
【0056】また、メタノールの燃焼により生じた燃焼
熱21の一部22は、第2の密閉容器7中に収納された
第2の材料の加熱に使用される。第2の材料は、室温〜
100℃程度の温度で水素を放出可能な水素吸蔵合金で
あるので、メタノールの燃焼により発生した燃焼熱の一
部22を吸熱して直ちに水素23を放出する。この際、
第2の材料は、15kJの熱を吸熱するごとに1gの水
素を放出する。
【0057】第2の材料より放出された水素23は、水
素流通管8を通じて第1の密閉容器6に導入され、第1
の材料に吸蔵される。第1の材料としては、低温での水
素化反応速度を高めた水素吸蔵合金が使用されているの
で、水素を吸蔵して直ちに吸蔵熱24を発生し昇温す
る。吸蔵熱24は、燃料改質器1を加熱し燃料改質器1
の暖機を行う。第1の材料は、1gの水素を吸蔵するご
とに32〜38kJの吸蔵熱24を発生する。
【0058】このように、本発明の燃料電池用水素供給
装置では、第2の材料に加えられた熱量(15kJ/1
gH2)の2倍以上の吸蔵熱24を第1の材料が発熱す
るので、燃料改質器1の暖機時間を大幅に短縮すること
が可能となる。
【0059】(B)燃料改質器1運転時 図4に燃料改質器1の暖機が終了して、燃料改質器1が
定常運転状態となったときの熱と水素の流れを示した。
なお、図4において図1と同じ部分については同符号を
用いその説明を省略する。また、水素の流れは白抜きの
矢印で、熱の流れは矢印で示した。
【0060】(A)の燃料改質器1の暖機が終了して、
改質触媒が所定温度まで昇温されると、始動用暖機手段
3が停止され、原燃料蒸発器10から、原燃料蒸気が燃
料改質器1に導入され、改質が進行し始める。改質反応
が定常的に進行し始めると、燃料改質器1から運転熱2
5が発生する。この運転熱25を第1の材料に吸熱させ
ることで、暖機時に吸蔵された水素26を放出させる。
第1の材料から放出された水素26は、水素流通管8を
通って第2の材料に導かれ、次回の暖機に備えて第2の
材料に吸蔵される。水素を吸蔵した第2の材料は、それ
により、吸蔵熱27を放出するが、その発熱量は、第1
の材料の吸熱量の約1/2程度である。
【0061】このように本発明の燃料電池用水素供給装
置では、燃料改質器1の定常運転状態で発生する運転熱
25を用いて、第1の材料の再生を行うので、熱の無駄
が少ない。
【0062】(C)燃料改質器1停止時 図5に燃料改質器1の運転が終了したときの熱と水素の
流れを示した。なお、図5において図1と同じ部分につ
いては同符号を用いその説明を省略する。また、水素の
流れは白抜きの矢印で、熱の流れは矢印で示した。
【0063】従来型の燃料改質器1では、運転終了時
に、燃料改質器1の通風が停止するために、燃料改質器
1からの放熱が妨げられ、余剰熱が発生し、改質触媒の
温度が急激に増大するという問題点があった。
【0064】ところが本発明の燃料電池用水素供給装置
では、燃料改質器1の運転終了時に発生する余剰熱28
を第1の材料で吸熱して、燃料改質器1を冷却すること
で、燃料改質本体器1の過熱の問題を解決することに利
用できる。すなわち、燃料改質器1より発生する余剰熱
28は第1の材料に吸熱され、それにより、第1の材料
が水素29を放出し、水素29は水素流通管8を通っ
て、第2の材料に吸蔵され、その際吸蔵熱30を放出す
る。
【0065】このように、燃料改質器1の運転終了時に
発生する余剰熱28を効果的に吸熱することができるよ
うに、第1の材料中には、定常運転時に全ての水素を放
出させるのではなく、いくらかの水素を残留させておく
ことが望ましい。例えば、このように、第1の材料中に
水素を残留させるためには、第1の材料に運転終了後の
余剰熱28を吸熱するための区画(以下「余剰熱吸熱区
画」という)を設けることも有効である。すなわち燃料
改質器1の暖機時は第1の材料の全区画に水素を供給し
て発熱させ、定常運転時には、第1の材料の余剰熱吸熱
区画以外の区画より水素放出を行う。そして、燃料改質
器1の運転終了時には、余剰熱吸熱区画より水素放出を
行う。
【0066】このように、燃料改質器1の運転終了時に
余剰熱吸熱区画から水素放出を行うこと燃料改質器1の
速やかな冷却が可能となると共に、第1の材料の水素放
出に関して煩雑な制御等を行わなくとも運転終了時の冷
却機構の付与が可能となる。
【0067】
【発明の効果】本発明は前記のように構成したので、次
のような顕著な効果を奏する。 (1)本発明の燃料電池用水素供給装置では水素吸蔵材
料を用いた加熱・冷却器を使用しているので、改質触媒
の温度を原燃料の改質反応に適した温度に短時間で確実
に加熱することができ、暖機運転時間が一挙に短縮化さ
れる。また加熱・冷却器を燃料改質器の周囲に巻装する
ことにより、燃料改質器を均一に暖機することが可能と
なり、改質開始時のCO発生量を減ずることが可能とな
る。また、この加熱・冷却器は、可動部を有さない単純
な構造のため堅牢である(請求項1)。
【0068】(2)本発明の燃料電池用水素供給装置に
おいて第1の材料の水素化エネルギーを第2の材料の水
素化エネルギーよりも大きくすることで、第2の材料を
加熱するのに要した熱量よりも大きな熱量を第1の材料
が放出することが可能となり、燃料改質器の暖機時間を
より一層短縮することが可能となる(請求項2)。ま
た、高温における水素化反応速度の優れた材料と低温に
おける水素化反応速度の優れた材料とを組み合わせて加
熱・冷却器を構築しているので、低温からの加熱特性の
優れた、発熱容量の大きな加熱・冷却器が実現可能とな
る(請求項2)。
【0069】(3)本発明の燃料電池用水素供給装置に
おいて第2の材料を燃料改質器の補助加熱手段と熱交換
可能とすることにより、燃料改質器始動時に稼動する補
助加熱手段の発生する熱により、第2の材料より水素を
放出させることが可能となる(請求項3)。
【0070】(4)本発明の燃料電池用水素供給装置に
おいて、燃料改質器の暖機が終了し、燃料改質器が定常
運転している際に、燃料改質器の発生する運転熱により
第1の材料を加熱して水素を放出させ、その水素を第2
の材料に吸蔵させることで、燃料改質器の運転熱を効率
的に回収して次回の燃料改質器の暖機に用いることがで
きる(請求項4)。
【0071】(5)本発明の燃料電池用水素供給装置に
おいて、燃料改質器の運転が終了した際に、燃料改質器
の発生する余剰熱を第1の材料に吸熱させることで、燃
料改質器を冷却することができるので、従来行われてき
たように、燃料改質器の運転停止後に送風を行う必要が
無くなるとともに、運転停止時に生じるCO量の削減が
可能となる(請求項5)
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の始動用暖機手段を備えた燃料改質器
の模式図である。
【図2】 水素吸蔵材料を利用した加熱・冷却器におけ
る印加水素圧と発熱温度の関係を示すグラフである。
【図3】 燃料改質器暖機時における本発明の始動用暖
機手段3における熱の流れ及び水素の流れを示す図であ
る。
【図4】 燃料改質器運転時における本発明の始動用暖
機手段3における熱の流れ及び水素の流れを示す図であ
る。
【図5】 燃料改質器停止時における本発明の始動用暖
機手段3における熱の流れ及び水素の流れを示す図であ
る。
【図6】 従来の燃料改質器の模式図である。
【符号の説明】
1 燃料改質器 2 蒸発器 3 始動用暖機手段 4 始動用バーナ 5 加熱・冷却器 6 第1の密閉容器 7 第2の密閉容器 8 水素流通管 9 水・メタノールタンク 10 原燃料蒸発器 11 メタノールタンク 21 燃焼熱 22 燃焼熱の一部 23、26、29 水素 24、27 吸蔵熱 25 運転熱 28 余剰熱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C01B 3/32 C01B 3/32 A F17C 11/00 F17C 11/00 C H01M 8/06 H01M 8/06 G 8/10 8/10 (72)発明者 島田 毅昭 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3E072 EA10 4G040 AA06 AA24 AA25 EA02 EA06 EB03 EB12 EB42 EB44 EB46 4G068 AA01 AB01 AC01 AC02 AD50 AF12 AF31 5H026 AA06 5H027 AA06 BA01 BA14 DD00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原燃料を改質することで水素を生成する燃
    料改質器と、前記燃料改質器から放出された水素により
    発電を行う燃料電池と、水素を吸蔵することにより発熱
    し、水素を放出することで吸熱する第1の水素吸蔵材料
    と前記第1の水素吸蔵材料よりも低い温度で水素を放出
    可能な第2の水素吸蔵材料とを備え、前記第1の水素吸
    蔵材料は、前記燃料改質器と熱交換可能に備え、前記燃
    料改質器の暖機時には前記第2の水素吸蔵材料から放出
    された水素を前記第1の水素吸蔵材料に吸蔵させること
    を特徴とする燃料電池用水素供給装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の水素吸蔵材料の水素化エネル
    ギーは前記第2の水素吸蔵材料の水素化エネルギーより
    も大きいことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用
    水素供給装置。
  3. 【請求項3】 前記燃料改質器はこの燃料改質器を加熱
    する補助加熱手段を備え、前記補助加熱手段は前記第2
    の水素吸蔵材料と熱交換可能に設けられたことを特徴と
    する請求項2に記載の燃料電池用水素供給装置。
  4. 【請求項4】 前記燃料改質器の運転時に、前記燃料改
    質器の運転熱により前記第1の水素吸蔵材料を加熱し、
    放出された水素を前記第2の水素吸蔵材料に吸蔵させる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の
    燃料電池用水素供給装置。
  5. 【請求項5】 前記燃料改質器の停止時に、前記燃料改
    質器から発生する余剰熱により前記第1の水素吸蔵材料
    を加熱し、放出された水素を前記第2の水素吸蔵材料に
    吸蔵させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一
    項に記載の燃料電池用水素供給装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005071970A (ja) * 2003-08-27 2005-03-17 Setec:Kk メタノール利用燃料電池
JP2009517316A (ja) * 2005-11-23 2009-04-30 ウィルソン,マーロン,エス. 水素生成方法及び装置
JP2016201355A (ja) * 2015-04-07 2016-12-01 大阪瓦斯株式会社 固体酸化物形燃料電池システム
CN110498389A (zh) * 2018-05-17 2019-11-26 上海镁源动力科技有限公司 一种基于镁基储氢材料的储放氢系统及储放氢方法

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