JP2002329485A - 封口板 - Google Patents

封口板

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JP2002329485A
JP2002329485A JP2001135040A JP2001135040A JP2002329485A JP 2002329485 A JP2002329485 A JP 2002329485A JP 2001135040 A JP2001135040 A JP 2001135040A JP 2001135040 A JP2001135040 A JP 2001135040A JP 2002329485 A JP2002329485 A JP 2002329485A
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Japan
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sealing plate
gasket
outer peripheral
plate body
main body
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Kenichi Agui
賢一 安喰
Mitsuhiko Hayashi
実彦 林
Katsumi Yonekura
克己 米倉
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OTALITO KK
Nok Corp
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OTALITO KK
Nok Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
  • Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 封口板のシールの信頼性を向上させ、しかも
少ない工数で製作可能な封口板を提供する。 【解決手段】 圧力容器20の開口部と、これを閉塞す
るPPS又はフェノール等の高分子材料からなる封口板
本体11の外周部との間に、IIR、VMQ又はEPD
Mからなるガスケット14が介在され、このガスケット
14は、封口板本体11の外周部に形成された外周溝1
12に配置され、外周面に周方向へ連続した凹部14a
を有し、圧力容器20のカシメ端部22によって、50
%以下のつぶし率で装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電池(一
次電池及び二次電池を含む)、燃料電池、コンデンサ、
電気二重槽等の電気又は電子部品における圧力容器を封
口する封口板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の技術による封口板を備え
たアルミ電解コンデンサ等の圧力容器を示す断面図であ
る。すなわち、従来の技術による封口板1は、二次電
池、アルミ電解コンデンサ又は電気二重層型コンデンサ
等の素子本体5を収容した圧力容器6の開口部6aの内
周を閉塞するように配置された封口板本体2と、この封
口板本体2に貼り付けられたガスケット板3とからな
り、素子本体5に接続された一対の電極端子4,4が、
封口板1をその厚さ方向に貫通してカシメ固定されてい
る。封口板本体2は、紙積層フェノール樹脂からなるも
のであり、ガスケット板3は、EPDM(エチレンプロ
ピレンゴム)又はIIR(ブチルゴム)等のゴム材から
なり、外周カシメ部3a及び電極端子4がカシメられた
部分(以下、端子カシメ部という)3bには、シール性
を与えるためにつぶし代を与えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術による封口板1においては、紙積層フェノール樹脂
からなる封口板本体2は、耐熱温度が110℃程度であ
り、したがって、例えば自動車の電気系統等において
は、120℃以上の温度雰囲気下で長時間継続的に使用
された場合、封口板本体2の紙積層フェノール樹脂が熱
による劣化を来す。このため、圧力容器6の内圧上昇に
よって封口板本体2が破損し、或いはガスケット板3の
外周カシメ部3aや端子カシメ部3bが、振動及びクリ
ープによって密接力が低下し、内部の電解液が漏洩する
おそれがある。
【0004】封口板1は、打ち抜きによって製作される
が、製法上の制約から、ガスケット板3を薄肉に設計す
る必要がある。このため、シール性を満足する目的で、
ガスケット板3における外周カシメ部3aや端子カシメ
部3bには、ゴム材料の圧縮永久歪の許容値を超えるつ
ぶし代(約80%)となり、したがって、前記外周カシ
メ部3aや端子カシメ部3bの耐久性が低く、しかも、
このような過剰な圧縮応力下では電解液等による材質の
劣化が顕著になり、シール寿命が低下する問題がある。
【0005】また、封口板1は、紙積層フェノール樹脂
にEPDM又はIIR等のゴム材を貼り付けてから打ち
抜き、電極端子4,4を貫挿してカシメることによって
製作されるため、製作工数が多く、手間がかかる問題が
あった。
【0006】本発明は以上の点に鑑みてなされたもの
で、その技術的課題とするところは、封口板のシールの
信頼性を向上させ、しかも少ない工数で製作可能な封口
板を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を有効に
解決するため、請求項1の発明に係る封口板は、電気又
は電子回路用素子における圧力容器の開口部を閉塞する
樹脂製の封口板本体と、前記封口板本体の外周部と前記
開口部との間に介在される弾性体からなるガスケットと
を備え、前記ガスケットは外周面に周方向へ連続した凹
部を有し、前記開口部と前記封口板本体との間でのつぶ
し率を50%以下としたものである。
【0008】請求項2の発明に係る封口板は、請求項1
の構成において、ガスケットが、必要とするガス透過量
に応じて、IIR、VMQ及びEPDM等から選択され
たゴム状弾性材料で成形されたものである。
【0009】請求項3の発明に係る封口板は、請求項1
の構成において、封口板本体がPPS(ポリフェニレン
・サルファイド)又はフェノール等の高分子材料からな
る樹脂材料で成形されたものである。
【0010】請求項4の発明に係る封口板は、請求項1
の構成において、封口板本体の外周部外側面にガスケッ
トを配置するための周方向に連続した溝が形成されたも
のである。
【0011】請求項5の発明に係る封口板は、請求項1
の構成において、封口板本体にその厚さ方向に貫通して
一体的に設けられた電極端子を備え、前記電極端子の外
周面に、封口板本体に埋設される鍔部が形成され、この
鍔部に軸方向に延びる複数の爪部を有するものである。
【0012】請求項6の発明に係る封口板は、請求項1
の構成において、封口板本体にその厚さ方向に貫通して
一体的に設けられた電極端子を備え、前記電極端子の外
端面に、回路基板等への固定手段が一体に設けられたも
のである。
【0013】請求項7の発明に係る封口板は、請求項1
の構成において、封口板本体に所定の圧力差によって破
裂する破裂板が一体形成されたものである。
【0014】請求項8の発明に係る封口板は、請求項7
の構成において、封口板本体に、破裂板が破裂したとき
にこの破裂板が容器の外へ飛び出すのを防止する止め輪
等の飛散防止部材を設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の好適な実施の形
態に係る封口板の平面図、図2は図1におけるA−A線
で切断した断面図、図3は封口板における電極端子の要
部拡大断面図、図4は図1におけるB−B線で切断して
示す半断面図、図5は図1におけるC−C線で切断して
示す断面図である。
【0016】この実施の形態による封口板10は、図1
及び図2に示されるように、アルミ電解コンデンサ等の
圧力容器20の開口部21を閉塞するもので、平板状の
樹脂材製の封口板本体11を備え、この封口板本体11
は、PPS(ポリフェニレン・サルファイド)又はフェ
ノール等の高分子材料よりなる樹脂材料によって円板状
の成形品として成形されている。上記PPS等の樹脂材
料は、耐熱温度が200℃以上であり、したがって、紙
積層フェノール樹脂からなる従来の封口板本体に比較し
て耐熱温度が高く、連続使用温度120℃以上の環境に
おいても、半永久的にシール性を確保することができ
る。
【0017】封口板本体11は、時計の文字盤に見立て
た場合、通常その三時及び九時位置に一対の電極端子1
2,12が設けられており、通常六時位置及び十二時位
置のいずれか一方に防爆弁部13が設けられている。ま
た、電極端子12が封口板10に1本、圧力容器20の
底部に1本のものもある。
【0018】電極端子12はそれぞれ、樹脂材製の封口
板本体11に対してその厚さ方向に貫通するように埋設
されており、アルミ電解コンデンサにあってはアルミニ
ウム、電池用の場合は銅、亜鉛、鉛又はニッケル等の金
属が選択される。また、この電極端子12は、基本製法
として、ヘッダー加工によって製作される。そして各電
極端子12は、その内端部が、圧力容器20内に収容さ
れた電池本体あるいはコンデンサ本体30に、それぞれ
導線126を介して接続されている。
【0019】電極端子12の外周面12aには、図3に
拡大して示されるように、環状の鍔部121が径方向外
方に向けて一体に形成されており、この鍔部121の最
外周端部に環状あるいは筒状の爪部122,123が軸
方向両側へ向けて延在されており、図における下側の爪
部123の内周側に環状あるいは筒状を呈する第三の爪
部124が下方向に向けて一体に突設されている。
【0020】また、上側の爪部122の内周側に設けら
れた環状溝状の凹部125の内部底面125aが断面半
円形あるいは円弧形に形成されていて、これによりこの
内部底面125aの外周側に位置する上側爪部122の
根元部122aの厚さがその基端側から先端側にかけて
徐々に薄くなるように形成されている。これに対して、
上側爪部122の先端部122bは、その厚さが一定に
形成されている。
【0021】電極端子12と封口板本体11は、インサ
ート成形により接合され一体化されている。またこのイ
ンサート成形がなされることによって、電極端子12の
鍔部121及び爪部122〜124が、それぞれ封口板
本体11の肉厚内に埋設されている。
【0022】ここで、上側爪部122全体の長さ(軸方
向の長さ、すなわち高さ)をL1、上側爪部122にお
ける根元部122aの長さをL2とすると、 L1/L2≧1 が満たされるようにその寸法が設定されており、また、
下側爪部123の長さをL3、第三爪部124の長さを
L4とすると、 L3/L4≧1 が満たされるようにその寸法が設定されている。
【0023】したがって、電解液の反応により高温とな
った場合に、封口板本体11の樹脂材料の線膨張係数と
電極端子12のアルミニウムの線膨張係数の差によって
は、封口板本体11と電極端子12との界面に隙間が生
じる可能性があるのに対して、最外周の爪部122,1
23の長さを長くしたことにより、封口板本体11の膨
張又は収縮の変化に十分に追随させることが可能とな
る。したがって、樹脂材よりなる封口板本体11とアル
ミニウムよりなる電極端子12の界面に隙間が生じるの
を防止し、該部のシール性を向上させることができる。
【0024】図1及び図2に示されるように、電極端子
12の外端面には、回路基板等への固定手段として、ラ
グ又は爪15が溶接等によって一体に設けられている。
電極端子12へのラグ又は爪15の溶接は、封口板本体
11と電極端子12のインサート成形後に行うが、ラグ
又は爪15を電極端子12に溶接した後で、この電極端
子12と封口板本体11をインサート成形することもで
きる。
【0025】図4に拡大して示されるように、防爆弁部
13は、以下のように構成されている。すなわち、封口
板本体11の所定箇所に、その厚さ方向に貫通する円孔
状の圧力開放口111が設けられており、この圧力開放
口111の内部に円板状の破裂板131が設けられてお
り、この破裂板131が封口板本体11に対して同種の
樹脂材料をもって一体に成形されている。
【0026】また、この破裂板131の周縁部であって
この破裂板131と封口板本体11の間に、厚さt1を
破裂板131の厚さt2よりも一層薄肉とした環状の薄
肉部131aが全周にわたって一体に成形されており、
破裂板131の周縁部に、その厚さを薄肉部131aの
厚さから徐々に厚くする(t1からt2へと徐々に厚く
する)環状の傾斜面部131cがやはり全周にわたって
設けられている。この傾斜面部131cの破裂板131
の平面に対する傾斜角度θは、30度前後又は30度以
上の大きさに設定されている。
【0027】なお、破裂板131と薄肉部131aはそ
の上面(外面)が面一状に形成されているため、上記構
成は以下のように表現することも可能である。すなわ
ち、樹脂製の封口板本体11に対して破裂板131が圧
力開放口111を閉塞するように一体成形されており、
破裂板131の破裂部位を特定すべく、破裂板131の
周縁部下面に環状溝状の凹部131bが形成されてお
り、破裂板131をこの凹部131bの形成部位におい
て確実に破裂させるべく、凹部131bの内径側の側面
(破裂板131の外周面)に傾斜面部131cが形成さ
れている。
【0028】破裂板131の上側に位置して圧力開放口
111の内壁に環状の段部111aが設けられており、
この段部111aに、破裂板131が破裂したときにこ
の破裂板131が圧力開放口111の外部に飛散するの
を防止する飛散防止部材としての止め環132が軸方向
突当て式に圧入固定されている。この止め環132は、
例えばCR形の止め輪であって、又は金属等所定の剛材
をもって環状に成形されており、環状の取付部132a
の内周側に環状を呈するストッパ部132bが一体に成
形されている。取付部132aは、その断面形状をテー
パ状に成形されてバネ性を有しており、このバネ性をも
って止め環132全体を圧力開放口111の内周に固定
している。また、ストッパ部132bは、その内径寸法
を破裂板131の外径寸法よりも小さく設定されてお
り、これにより、破裂板131がこのストッパ部132
bの内周を通過することができないようになっている。
【0029】以上の構成を備えた防爆弁部13は、圧力
容器20の内圧が所定値に達したときに破裂板131が
薄肉部131aにおいて破裂し、内圧を大気開放する。
したがって、圧力容器20の内圧が異常に高くなって圧
力容器20が爆発するのを未然に防止することができ
る。
【0030】また、破裂板131の外側に飛散防止部材
としての止め環132が設けられているため、破裂板1
31は圧力容器20の内圧上昇により破裂しても圧力開
放口111の外部に飛び出すことがない。したがって、
破裂板131が圧力開放口111の外部に飛び出して周
辺機器に衝突し、これらの機器を破損させるのを未然に
防止することができる。
【0031】図1及び図2に示されるように、封口板本
体11の外周部における圧力容器20の外側を向いた面
(上面)には、周方向に連続した外周溝112が形成さ
れており、この外周溝112には、環状のガスケット1
4が配置されている。
【0032】図5に示されるように、外周溝112は封
口板本体11の平面と直交する方向の外側(図5におけ
る上方)及び外周側へ開放された近似L字形の断面形状
を呈するものであって、その径方向面112aには、圧
力容器20のカシメ端部22とほぼ対応する位置に、周
方向へ連続したビード113が形成されている。
【0033】図6は、本形態におけるガスケット14の
未装着状態を示す断面図である。すなわちガスケット1
4は、IIR(ブチルゴム)、VMQ(シリコーンゴ
ム)及びEPDM(エチレンプロピレンゴム)等から選
択されたゴム状弾性材料で成形されたものであって、図
6に示されるように、外周面へ開放され円周方向に連続
した近似U字形状の凹部14aによって、外周側を向い
た一対のシールリップ141,142を有する。
【0034】上述したIIR、VMQ及びEPDMは、
表1に示されるように、ガス透過係数がそれぞれ異なる
ため(IIR<EPDM<VMQ)、要求される性能に
応じてこれらの材料を適切に選択する。
【表1】
【0035】すなわち、ガスケット14の材質をII
R、VMQ及びEPDM等から選択することによって、
ガス透過量を任意に選択できるため、圧力容器20内の
電解液の反応によって発生するガスを、外部へ逃がすコ
ントロールが可能であり、このためガスケット14は、
適切なブリーザとして機能し、急激な圧力上昇時の防爆
弁部13の不用意な破裂を防止することができる。ま
た、ガスケット14の材質として、ガス透過性の極端に
少ないIIRを採用した場合は、ミスト状の電解液の逃
げを防止することができるため、圧力容器20内の電池
又はコンデンサの寿命を向上させることができる。
【0036】ガスケット14は、図5に示されるように
封口板本体11の外周溝112に配置し、圧力容器20
の開口部21を内側へ折り返すようにカシメることによ
って、そのカシメ端部22とビード113との間で局部
的に大きなつぶし代が与えられると共に、その変形応力
によって、シールリップ141,142が互いに開い
て、一方のシールリップ141が圧力容器20のカシメ
端部22の内面に密接し、他方のシールリップ142が
封口板本体11の外周溝112における径方向面112
aと密接する。
【0037】また、カシメ端部22とビード113との
間でのガスケット14のつぶし率は50%以下、好まし
くは30%以下とする。これは、つぶし率を50%超と
した場合、ガスケット14に裂損が発生したり、顕著な
圧縮永久歪によって、シール寿命が低下するからであ
る。なお、ガスケット14の材料としてVMQを用いる
場合は、引き裂き強度2.9MPa以上のものを採用す
ることによって、カシメ端部22のカシメによる裂損を
防止することができる。
【0038】封口板本体11の外周溝112における径
方向面112aと内周円筒面112bとの間の隅部11
2cは、R状、面取り状、あるいはテーパ状に形成され
ている。これは、カシメによってガスケット14に生じ
る圧縮反力によって、隅部112cに応力が集中するの
を防止するためである。
【0039】ガスケット14は、上述のように、封口板
本体11に形成された外周溝112内に配置されるた
め、図9に示される従来構造のように、封口板本体の片
面に貼り合わせたガスケット比較して、厚肉に形成する
ことができ、50%以下のつぶし率で安定したシール性
を奏する。また、圧力容器20のカシメ端部22と封口
板本体11のビード113との間で局部的に大きなつぶ
し代が与えられることによって、密着性が高まり、圧力
容器20内からの電解液等の漏洩を確実に防止するもの
である。しかも、図5に示されるように、封口板本体1
1の外周縁と圧力容器20との間の隙間Gからガスケッ
ト14の凹部14aに作用する内圧Pは、シールリップ
141,142を押し広げて、圧力容器20のカシメ端
部22の内面及び封口板本体11の径方向面112aと
密接させるように作用するので、いわゆる自己シール作
用によって、優れたシール性を奏する。
【0040】また、ガスケット14は、上述のように、
圧力容器20のカシメ端部22と封口板本体11のビー
ド113との間で局部的に大きなつぶし代が与えられて
いることから、径方向及び円周方向へのずれが有効に防
止される。したがって、振動を伴う箇所で使用されて
も、ガスケット14のずれによるシール性の不安定が発
生しない。
【0041】図7は、本発明に係る他の実施の形態とし
て、ガスケット14によるシール部の異なる例を示す断
面図、図8は、この形態におけるガスケット14の未装
着状態を示す断面図である。
【0042】本形態においては、図7に示されるよう
に、封口板本体11に形成された外周溝112は、先に
説明した図5に示される外周溝112における径方向面
112aのビード113よりも外周側となる位置に、円
周方向へ連続した突縁部114を有する形状となってい
る。詳しくは、径方向面112aと、内周円筒面112
bと、突縁部114の端部内周面に相当する外周円筒面
112dと、突縁部114の基部内周面に相当するテー
パ状の外周隅部112eと、R状、面取り状、あるいは
テーパ状に形成された内周側の隅部112cとからな
り、突縁部114の突出高さは、封口板本体11の上面
より低く形成されている。
【0043】また、ガスケット14は、先に説明した形
態と同様、IIR、VMQ及びEPDM等から選択され
たゴム状弾性材料で成形されたものであって、未装着状
態では、図8に示されるように、外周面及び内側面に開
放され円周方向に連続した凹部14bによって、近似L
字形の断面形状を呈する。すなわち封口板本体11の外
周溝112における内周円筒面112bと突縁部114
の間に収容される基部143と、その軸方向一端から外
周側へ延びるシールリップ144を有する。
【0044】このガスケット14は、封口板本体11の
外周溝112に配置し、圧力容器20の開口部21を内
側へ折り返すようにカシメることによって、図7に示さ
れるように、そのカシメ端部22とビード113との間
で局部的に大きなつぶし代が与えられると共に、その変
形応力によって、シールリップ144が圧力容器20の
カシメ端部22の内面に密接し、基部143が膨らむよ
うに変形して封口板本体11の外周溝112の内面と密
接する。なお、本形態においても、カシメ端部22とビ
ード113との間でのガスケット14のつぶし率は50
%以下、好ましくは30%以下とする。
【0045】ガスケット14は、圧力容器20のカシメ
端部22と封口板本体11のビード113との間で局部
的に大きなつぶし代が与えられることによって、密着性
が高まり、しかも、図7に示されるように、封口板本体
11の外周縁と圧力容器20との間の隙間Gからガスケ
ット14の凹部14aに作用する内圧Pが、シールリッ
プ144を、圧力容器20のカシメ端部22の内面及び
封口板本体11の径方向面112aと密接させるように
作用するので、いわゆる自己シール作用によって、優れ
たシール性を奏する。
【0046】また、圧力容器20のカシメ端部22と封
口板本体11のビード113との間で局部的に大きなつ
ぶし代が与えられているのに加え、基部143が、外周
溝112における内周円筒面112bと突縁部114の
間に密着状態に収容されるため、径方向及び円周方向へ
のずれが有効に防止され、したがって、振動を伴う箇所
で使用されても、ガスケット14のずれによるシール性
の不安定が発生しない。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明に係る封口板によれば、
封口板本体の外周部と圧力容器の開口部との間を、弾性
体からなるガスケットによってシールするものであるた
め、紙積層フェノール樹脂にゴム材を貼り付けて打ち抜
いた構造の従来の封口板に比較して構造が簡素であり、
したがって製作工数も減少し、安価に提供することがで
きる。また、ガスケットは外周面に形成された凹部に圧
力容器の内圧を作用させて自己シール作用を得るため、
カシメによるつぶし部に内圧や封入流体が作用せず、ゴ
ム材質の劣化が抑制される。しかも、つぶし率を50%
以下としたため、圧縮永久歪も抑えられ、優れたシール
性を長期間にわたって維持することができる。
【0048】請求項2の発明に係る封口板によれば、ガ
スケットの材質がIIR、VMQ及びEPDM等から選
択することによって、ガス透過量を任意に選択できるた
め、圧力容器内の電解液の反応で発生するガスを外部へ
逃がすコントロールが可能になり、したがって同様の機
能を与えるためのブリーザを別設する必要がない。
【0049】請求項3の発明に係る封口板によれば、封
口板本体がPPS又はフェノール等の高分子材料からな
る樹脂材料で成形されているため、紙積層フェノール樹
脂からなる従来の封口板本体に比較して耐熱温度が高く
なり、しかも紙積層フェノール樹脂のように振動及びク
リープによって密接力が低下することもないので、電解
液の漏洩のおそれを解消することができる。
【0050】請求項4の発明に係る封口板によれば、ガ
スケットが、封口板本体の外周部外側面に形成された溝
内に配置されるため、従来のように封口板本体の片面に
貼り合わせた構造のものに比較してガスケットを厚肉に
形成することができ、このため50%以下の最適なつぶ
し代を与えることができる。
【0051】請求項5の発明に係る封口板によれば、封
口板本体に一体的に設けられた電極端子の外周面に、封
口板本体に埋設される鍔部が形成され、この鍔部に軸方
向に延びる複数の爪部を有するため、樹脂製の封口板本
体と金属製の電極端子との界面に線膨張係数の相違等に
よる隙間の発生を有効に防止し、封口板本体と外周封口
体との接合部におけるシールの信頼性を高めることがで
きる。
【0052】請求項6の発明に係る封口板によれば、封
口板本体に一体的に設けられた電極端子の外端面に、固
定手段が一体に設けられているため、回路基板等への取
付を容易に行うことができる。
【0053】請求項7の発明に係る封口板によれば、封
口板本体に所定の圧力差によって破裂する破裂板が一体
形成されているため、圧力容器の内圧が急激に上昇した
時には、破裂板のみが破裂し、圧力容器が爆発するのを
防止することができる。
【0054】請求項8の発明に係る封口板によれば、封
口板本体に、破裂板が破裂したときにこの破裂板が容器
の外へ飛び出すのを防止する止め輪等の飛散防止部材を
設けたため、破裂板の破裂によって周辺機器が破損する
のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施の形態に係る封口板の平面
図である。
【図2】図1におけるA−A線で切断した断面図であ
る。
【図3】上記実施の形態に係る封口板における電極端子
の要部拡大断面図である。
【図4】図1におけるB−B線で切断して示す半断面図
である。
【図5】図1におけるC−C線で切断して示す断面図で
ある。
【図6】上記実施の形態において用いられるガスケット
の未装着状態を示す断面図である。
【図7】本発明に係る他の実施の形態として、封口板本
体の外周部をガスケット及び圧力容器の一部と共に示す
断面図である。
【図8】上記他の実施の形態におけるガスケットの未装
着状態を示す断面図である。
【図9】従来の技術による封口板を備えた圧力容器を示
す断面図である。
【符号の説明】
10 封口板 11 封口板本体 111 圧力開放口 112 外周溝 113 ビード 114 突縁部 12 電極端子 121 鍔部 122,123,124 爪部 125 凹部 126 導線 13 防爆弁部 131 破裂板 132 止め環 14 ガスケット 14a,14b 凹部 141,142,144 シールリップ 143 基部 15 ラグ又は爪 20 圧力容器 21 開口部 22 カシメ端部 30 電池本体あるいはコンデンサ本体
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01M 2/08 H01M 2/12 101 2/12 101 2/30 A 2/30 H01G 9/00 301E (72)発明者 林 実彦 東京都港区芝大門1−12−15 エヌオーケ ー株式会社内 (72)発明者 米倉 克己 福岡県春日市桜ヶ丘7丁目79番地 オタラ イト株式会社内 Fターム(参考) 5H011 AA02 AA09 AA10 AA17 CC02 CC10 DD01 DD07 DD15 EE02 EE04 FF03 GG02 HH03 JJ04 KK02 5H012 AA01 BB02 CC01 DD01 DD17 EE01 FF01 GG01 GG05 GG10 5H022 BB02 BB03 BB24 CC03 CC10 CC27 KK10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気又は電子部品における圧力容器(2
    0)の開口部(21)を閉塞する樹脂製の封口板本体
    (11)と、 前記封口板本体(11)の外周部と前記開口部(21)
    との間に介在される弾性体からなるガスケット(14)
    とを備え、 前記ガスケット(14)は外周面に周方向へ連続した凹
    部(14a)を有し、前記開口部(21)と前記封口板
    本体(11)との間でのつぶし率を50%以下としたこ
    とを特徴とする封口板。
  2. 【請求項2】 ガスケット(14)が、必要とするガス
    透過量に応じて、IIR、VMQ及びEPDM等から選
    択されたゴム状弾性材料で成形されたことを特徴とする
    請求項1に記載の封口板。
  3. 【請求項3】 封口板本体(11)がPPS又はフェノ
    ール等の高分子材料からなる樹脂材料で成形されたこと
    を特徴とする請求項1に記載の封口板。
  4. 【請求項4】 封口板本体(11)の外周部外側面にガ
    スケット(14)を配置するための周方向に連続した溝
    (112)が形成されたことを特徴とする請求項1に記
    載の封口板。
  5. 【請求項5】 封口板本体(11)にその厚さ方向に貫
    通して一体的に設けられた電極端子(12)を備え、 前記電極端子(12)の外周面に、封口板本体(11)
    に埋設される鍔部(121)が形成され、この鍔部(1
    21)に軸方向に延びる複数の爪部(122〜124)
    を有することを特徴とする請求項1に記載の封口板。
  6. 【請求項6】 封口板本体(11)にその厚さ方向に貫
    通して一体的に設けられた電極端子(12)を備え、 前記電極端子(12)の外端面に、回路基板等への固定
    手段(15)が一体に設けられたことを特徴とする請求
    項1に記載の封口板。
  7. 【請求項7】 封口板本体(11)に所定の圧力差によ
    って破裂する破裂板(131)が一体形成されたことを
    特徴とする請求項1に記載の封口板。
  8. 【請求項8】 封口板本体(11)に、破裂板(13
    1)が破裂したときにこの破裂板(131)が容器(2
    0)の外へ飛び出すのを防止する止め輪(132)等の
    飛散防止部材を設けたことを特徴とする請求項7に記載
    の封口板。
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