JPH11195561A - 電気二重層キャパシタ - Google Patents

電気二重層キャパシタ

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JPH11195561A
JPH11195561A JP10276409A JP27640998A JPH11195561A JP H11195561 A JPH11195561 A JP H11195561A JP 10276409 A JP10276409 A JP 10276409A JP 27640998 A JP27640998 A JP 27640998A JP H11195561 A JPH11195561 A JP H11195561A
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JP
Japan
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terminal
current collecting
locking plate
sealing lid
negative electrode
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JP10276409A
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English (en)
Inventor
Kazuya Hiratsuka
和也 平塚
Manabu Kazuhara
学 数原
Katsuharu Ikeda
克治 池田
Takeshi Kawasato
健 河里
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11195561A publication Critical patent/JPH11195561A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極端子が電気的に絶縁されつつ金属
封口蓋体に取り付けられている電気二重層キャパシタに
おいて、端子の共回りを防止する。 【解決手段】 電極端子が軸体と一体化された係止板
を有し、この係止板が、蓋体の内側に配置された電気絶
縁体と係止して、端子の軸方向の回転を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極端子が電気的
に絶縁されつつ金属ケースに取り付けられている電気二
重層キャパシタに関し、より詳しくは、端子の共回りが
防止された電気二重層キャパシタに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、車載用の駆動用電源等への適用を
目的とする大容量、高出力の電気二重層キャパシタ等の
電化化学素子が注目され、開発が進められている。
【0003】従来、このような大電流放電の用途に適す
る大型の電気二重層キャパシタの一つの構成として、特
開平4−154106号、特開平7−264715号、
特開平7−307250号、平7−272986号、特
開平8−45793号等に記載されているように、角型
構造のものが公知である。これは、図1に示すように、
通常矩形の金属集電体の両側に電極層が形成され、か
つ、集電リード52を備えている正極電極体25と、同
様な構成の負極電極体25’の間に、セパレータ30を
配置し、交互に積層して集電リード52、54が引き出
されている積層素子体50を形成し、集電端子および電
極端子を備えた封口蓋体65の正極集電端子75に該正
極集電リード52を、負極集電端子77に負極集電リー
ド54を、それぞれ、かしめや溶接により電気的に接続
し、有底の角形ケース60内に収容して、電解液を含浸
し、該封口蓋体を角型ケースに嵌合密閉することにより
形成されるものである。
【0004】また、特開平4−154106号、特開平
7−307250号、特開平8−45795号等に記載
されているように、円筒型構造のものが公知である。こ
れは、金属集電体の両面に、活性炭等を主成分とする電
極層を形成した帯状の正極電極体と、金属集電体の両面
に同じ構成の電極層を形成した帯状の負極電極体とを、
帯状のセパレータと交互に積層し、巻回してなる巻回素
子体を、有底円筒型の金属ケースに収容し、電解液を含
浸させた後、正極電極体および負極電極体のより引き出
された集電リードを、電気絶縁性の封口蓋体に設けられ
た電極端子にそれぞれ接続するとともに、該封口蓋体
を、金属ケースに嵌合するものである。
【0005】車載用の駆動用電源としての電気二重層キ
ャパシタは、車載用のバッテリーと同様に、少なくても
定常的な振動や衝撃に耐えられ、変形等を生ずることが
無い機械的強度や高い気密状態が要求されるため、有底
のケースおよび、封口蓋体を含めてすべてを金属で構成
することが望ましい。
【0006】その場合、電極端子は、金属封口蓋体と、
完全に電気的絶縁を行わなければならない。そのために
絶縁材料は、電解液に対する耐性が必要であり、かつ、
キャパシタの気密性についても十分に考慮する必要があ
る。
【0007】本発明者らは、電極端子と金属封口蓋体の
絶縁を、耐溶剤性および気密性がある、合成樹脂のワッ
シャーおよび合成ゴムリングを使用して行おうと試みた
が、これらの目的はそう容易には達成できないことを見
出した。すなわち、電極端子として、ねじ端子を取付け
てナット等を締めて固定しようとすると、ねじ端子が容
易に共回りする。
【0008】このような共回りのため、合成樹脂のワッ
シャーや合成ゴムリングを完全に締め付けることができ
ず、絶縁性の確保および気密の十分な保持が難しい。
【0009】このようにして得られたキャパシタを車載
用の駆動用電源等として用いた場合、受ける振動や衝撃
のため、ねじ端子がゆるんで徐々に回転すると、電極端
子全体が共回りすることになるので、端子の集電端子の
部分にかしめ等で固定されている多数の集電リードが、
電極端子と共に引っ張られたり、捩じられたりして、端
子から切断されるおそれがある。
【0010】しかも、ねじ端子が振動等によりゆるんで
しまったら、これを締めなおす操作( 増し締め )は、電
極に接続している集電リード自体を逆方向に捩じる可能
性がある。
【0011】実開昭52−67944号には、ねじ端子
の回り止めのため、ブリキ板を回り止め金属片として使
用し、これにねじ端子のナットごと半田づけし、前記ブ
リキ板でプレス板を包むようにする技術が記載されてい
る。しかしながら、この方法では、半田に含まれる不純
物がキャパシタ内に混入したり、キャパシタ内における
回り止め構造部が占める体積が大きく、単位体積当たり
のキャパシタの容量が小さくなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、電極端子が
電気的に絶縁されつつ金属ケースの封口蓋体に取り付け
られている、電気二重層キャパシタにおいて、その電極
端子の共回りが防止されたキャパシタ素子を提供しよう
とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、正極集
電リードを備えた正極電極体と、負極集電リードを備え
た負極電極体を、セパレータを介して電解液とともに金
属ケースに収容・密封してなり、前記正極集電リードお
よび前記負極集電リードの少なくとも一つは、前記金属
ケースの開口部を密封する金属封口蓋体に電気的に絶縁
されるように取り付けられた少なくとも一つの電極端子
に連結されており、かつ、前記電極端子は、端子の軸体
と一体化された係止板を有し、該係止板が、前記金属封
口蓋体の内側に配置された少なくとも一枚の電気絶縁体
と係止し、端子の軸方向の回転が阻止されていることを
特徴とする電気二重層キャパシタ、が提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
について詳細に説明する。
【0015】図2は、本発明の好ましい実施の形態を示
すものであって、例えば角型構造のキャパシタの金属封
口蓋体への電極端子の取付け状態を示す断面図である。
【0016】すなわち、積層素子体から引き出される正
極集電リード52および負極集電リード54は、金属ケ
ース60の上部を密封する金属封口蓋体65に固定され
ている一対の正極端子70および負極端子70’にそれ
ぞれ取付けられている。
【0017】正極端子70および負極端子70’は、前
記金属封口蓋体65に、絶縁体を介して電気的に絶縁さ
れるようにして取り付けられている。
【0018】以下、より具体的に説明する。
【0019】図4は、本発明において電極端子を構成す
るのに好ましいねじ端子70a(70' a )である。電
極をねじ端子で構成することにより、スポットピン等に
比較して、大容量の電流を取り出すことが可能である。
【0020】このねじ端子は、その一端に係止板76を
備えている。この係止板は、ねじ端子の軸体と一体化さ
れており、ねじ端子を、金属封口蓋体の挿通孔66に取
り付ける際に、該係止板が該挿通孔の外縁に係止するこ
とにより、ねじ端子が挿通孔より抜けることを防止し、
ねじ端子を金属封口蓋体に固定する基礎を与える。
【0021】また、係止板は、金属で構成されており、
それ自体に集電リード52( 54)を固着接続すること
により、集電端子としての役割を果たすことができる。
【0022】もっとも、集電端子としては、複数のリー
ドをより安定的な固定するため、図4に示すように、係
止板から、さらに下部に延伸する集電板77を設けるこ
とが好ましい。図4(a) はその正面図、図4(b) はその
側面図である。
【0023】図2は、ねじ端子70aを金属封口蓋体の
挿通孔に取付け、ワッシャー70bを介して、ナット7
0cにより、封口蓋体65に固定し、電極端子を形成し
た状態を示している。ねじ端子70a、ワッシャー70
b、係止板76を金属封口蓋体と絶縁するため、電気絶
縁体80、絶縁ワッシャー81、絶縁ゴムリング83を
絶縁体として使用することが好ましい。図に示されてい
るように、主として、電気絶縁体80は係止板76との
絶縁、絶縁ワッシャー81はワッシャー70bとの絶
縁、絶縁ゴムリング83はねじ端子の軸体との絶縁を主
としてそれぞれ行う。
【0024】図3は、電気絶縁体80の形状の一例を示
す。図3(a) は平面図、図3(b) は(a) のA・・・A線
に沿った断面図である。
【0025】この例における形状の電気絶縁体80は、
その中央部厚板の係止固定部80a、両側の絶縁部80
b、80b’から主としてなる。該係止固定部80a
は、金属封口蓋体の内側に、ねじ止め、接着剤、または
後記する電極端子等の好ましい手段により強固に固定さ
れているとともに、係止板76と係合する係合面80c
を有し、この係合面が係止板に当接することにより、係
止板の回動が完全に防止される。すなわち、係止板76
は、ねじ端子70aの軸体と完全に一体化しているもの
であるから、ナット70cを回動させた場合、ねじ端子
が、共回りしようとしても、係止板が電気絶縁体80に
係止し、ねじ端子の共回りが生じない。
【0026】なお、電気絶縁体80の両側の絶縁部80
b、80’bは、ねじ端子の軸体を通すための開口部8
0d、80’dを有する。80b、80’bは、係止板
と金属封口蓋体との絶縁を行う部分、言わば絶縁ワッシ
ャーとしての部分である。また、逆に電気絶縁体には、
80d、80’dをそれぞれのねじ端子の軸体が貫通す
るので、電気絶縁体は、その両方の端子によって金属封
口蓋体に固定されることになる。
【0027】すなわち、これが一枚の電気絶縁体を使用
するもっとも好ましい形態であって、該一枚の電気絶縁
体が、正極端子および負極端子の係止板とそれぞれと当
接係止して、該2つの端子の軸方向の回転が阻止されて
いるとともに、該電気絶縁体は該2つの端子により蓋体
に固定されているものである。
【0028】また、電気絶縁体80を、係止固定部80
aと、絶縁部80b( 80’b )とに分離して別々の素
子として構成してもよい。
【0029】本発明においては、このように、係止板7
6の外辺に電気絶縁体が当接係止するのであるが、図4
に示すように、ねじ端子の軸体の径よりも、係止板が大
きく形成されているので、軸体を回動させようとするト
ルクよりも、逆方向のトルクの方がずっと大になり、ね
じの共回りが容易に防止されるのである。
【0030】係止板76の形状は図5(a) に示されるよ
うに、四角形がもつとも普通であるが、これに限られる
ものではなく、図5(b) のごとく、その一部に切欠き部
76aを設け、電気絶縁体80の係合面80cの突出部
80’cと嵌合させ、電気絶縁体と係止板を噛み合わせ
て端子の回転が阻止されるようにしてもよい。
【0031】また、図5(c) のように、正極端子用の電
気絶縁体と負極素子用の電気絶縁体を、80’、80”
のように分離して構成してもよい。
【0032】このように二枚の電気絶縁体80’、8
0”を使用する場合、それぞれの電気絶縁体は一か所の
ねじ端子でしか固定できないことになる。したがって、
その場合は、図6に示すように、金属封口蓋体65の内
面に凸部60aを形成し、80’、80”の端部80’
g 、80”g をこの凸部60aの段差と係止させること
により、それぞれを蓋体に固定させることが好ましい。
なお、電気絶縁体を金属封口蓋体に係止させる手段とし
ては、その他に、適当な数の小さな突起部を電気絶縁体
か蓋体に設け、それに対向する蓋体または電気絶縁体に
は、その突起物が嵌合する孔部を設けて、この突起部と
孔部を嵌合させることにより、電気絶縁体と金属封口蓋
体を係止することも可能である。
【0033】さらには、図5(d) は、電気絶縁体80に
係止板76全体を嵌入しうるような開口部80fを形成
し、この開口部に係止板全体を嵌入させた例で、この形
状の電気絶縁体により、係止板はより十分に嵌合・係止
される。この場合、電気絶縁体を金属封口蓋体に係止さ
せるため、蓋体に凹部を形成し、電気絶縁体全体をこの
凹部に密接にはめ込んで係止することも好ましい形態で
ある。
【0034】係止板は基本的には方形を主体としてなる
ものであることが好ましいが、円形の係止板を使用する
場合には、円形の一部を切り欠いて凹部を形成し、この
凹部に電気絶縁板に形成した凸部を嵌合させて当接した
り、円形の一部を切り落として直線部を形成し、この直
線部に電気絶縁板を当接する手段を採用することができ
る。
【0035】なお、金属封口蓋体の一部には、安全弁や
電解液の注液口となる開口部を設けてもよい。このと
き、電気絶縁体がその開口部を塞ぐ場合には、電気絶縁
体にも開口部を設けることが好ましい。
【0036】本発明の電気絶縁体を構成する材料として
は、特に限定するものでなく、合成樹脂、セラミック
ス、ガラス等が使用できる。合成樹脂としては、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、尿素樹脂、ポリア
セタール、ポリ( メタ )アクリレート、ナイロン樹脂、
ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリウレタ
ン、フッ素樹脂〔ポリテトラフルオロエチレン( 以下、
PTFEと云う) 、4フッ化エチレン・6フッ化プロピ
レン共重合体、ポリフッ化ビニリデン( 以下、PVDF
と云う )〕、ポリエーテルエーテルケトン( 以下、PE
EKと云う) 、ポリエーテルスルフォン( 以下、PES
と云う) 、ポリフェニレンサルファイド( 以下、PPS
と云う) 、エポキシ樹脂等の、機械的強度の強い樹脂が
好ましく、特に好ましくは200℃程度の耐熱性を有す
る点から、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、フ
ッ素樹脂、PEEK、PES、PPS等が望ましい。な
お、機械的強度および耐熱性を向上させるため、これら
の樹脂に、ガラス繊維、アルミナ繊維、シリカ繊維、炭
素繊維等の繊維状のフィラーを配合することも好ましい
態様である。
【0037】成形方法としては、特に限定するものでは
なく、射出成形によることが最も好ましいが、その他、
注型重合、または機械的切削を組み合わせて形成加工し
てもよい。なお、絶縁ワッシャーも、電気絶縁体を形成
する材料と同じ材料で形成することが可能である。
【0038】絶縁ゴムリングは、挿通孔と軸体の間隙を
気密保持するためのもので、耐熱性を有するものが好ま
しく、フッ素ゴム( 商品名:バイトン、パーフロン、フ
ローレン等 )、シリコーンゴム、アクリルゴム、エピク
ロルヒドリンゴム( 商品名:ゼクロン、ハイドリン等
)、塩素化ポリエチレンゴム( 商品名:プラスコン、エ
ラスレン等 )、ニトリルゴム( 商品名:ハイカー、ケミ
ガム、パラクリル等 )、ニトリル・イソプレンゴム等(
商品名:ポリサー等 )等が好ましいものとして挙げられ
る。
【0039】上記した一対の正極端子および負極端子
が、有底金属ケースの開口部を密閉する金属封口蓋体に
取付けられているものが、本発明の最も好ましい態様で
あるが、本発明はより一般的に、電極端子の少なくとも
一つが、金属ケースの開口部を密封する金属封口蓋体に
電気的に絶縁されるように取り付けられた態様のものに
好適に適用される。例えば、正極端子が、有底金属ケー
スの開口部を密封する金属封口蓋体に取り付けられ、金
属ケース自体が負極を構成するような態様や、正極端子
および負極端子が、筒状金属ケースの両開口部をそれぞ
れ密封する金属封口蓋体にそれぞれ取り付けられている
態様でもよい。いずれの場合においても、電極端子はそ
の軸体と一体化された係止板を有し、これが、金属封口
蓋体の内側に配置された電気絶縁体と係止し、端子の軸
方向の回転が阻止される。
【0040】本発明で使用する集電体としては、電気化
学的、化学的に耐蝕性のある導電体であればよく、導電
性ゴム、黒鉛、耐蝕性金属、アルミニウム、ステンレス
鋼、ニッケル、タンタルなどの金属箔を用い、特にステ
ンレス鋼およびアルミニウム箔またはそれらの合金が好
ましい。本発明においては、このような金属箔からなる
金属集電体で、厚みが10μm〜0.5mm程度のもの
を用いることが好ましい。
【0041】金属集電体の両面には電極層を形成する。
電極層は、比表面積の大きい活性炭、ポリアセンなどの
炭素材料粉末( 比表面積800〜3500m2 /g程度
)を主成分とし、これに導電性物質として、カーボンブ
ラック、またはカーボンウィスカーを、および結合剤と
してPTFE、PVDF、カルボキシメチルセルロース
等を加え、アルコール等の液体潤滑剤の存在下で混練
し、ロール圧延等によりシート状に成形し、乾燥したシ
ート状成型物を、金属集電体の両面に、熱圧着するか、
導電性接着剤等を介して接合することにより形成され
る。
【0042】なお、混練する代わりに、上記結合剤の溶
媒( 水、N−2−メチルピロリドン等 )を混合してスラ
リーとして、これを金属集電体の両表面に塗布・乾燥し
て電極層を形成してもよい。
【0043】金属集電体または電極体には、複数の集電
リードを形成する。集電リードとしては、導電性のタブ
端子、線、テープ、リボン等を、溶接等により、電極層
の形成されていない金属集電体の部分に取り付けてもよ
いが、金属集電体の一部に電極層の形成されていない部
分を設け、これを集電リードとすることがより好まし
い。
【0044】セパレータとしては、イオンを透過する多
孔質セパレータであればよく、微孔性ポリエチレンフィ
ルム、微孔性ポリプロピレンフィルム、ポリエチレン不
織布、ポリプロピレン不織布、ガラス繊維混抄不織布、
ガラスマットフィルタ等が好適に使用できる。
【0045】封口蓋体には、例えば図2に示すように、
ねじ端子からなる正極端子および負極端子を、絶縁ワッ
シャー、気密保持用絶縁ゴムリング、および電気絶縁体
で絶縁を確保しながらナットで取り付けてることが好ま
しい。
【0046】正極集電リードを備えた矩形状の正極電極
体と、負極集電リードを備えた矩形状の負極電極体を、
セパレータを介して交互に積層してなる積層素子体や、
正極集電リードを備えた帯状の正極電極体と、負極集電
リードを備えた帯状の負極電極体をセパレータを介して
巻回してなる巻回素子体を、有底の金属ケースに収容
し、この積層素子体または巻回素子体から引き出した複
数の集電リードを、好ましくは積層してかしめや溶接に
より一本の集電リードとし、正極端子および負極端子の
集電端子に溶接やかしめ等により電気的に接続する。
【0047】最後に電解液をケース内に供給して電極を
電解液に浸漬せしめ、金属ケースの上端を封口蓋体にか
しめて、密封することによりキャパシタが形成される。
なお、かしめる場合、フッ素ゴム、シリコンゴム、ブチ
ルゴム、ポリプロピレン等の絶縁体からなる絶縁性ガス
ケットを用いることが好ましい。または、レーザー溶接
により、金属ケースと金属封口蓋体を密封することも好
ましい態様である。
【0048】金属ケースや金属封口蓋体を形成する金属
としては、しぼり加工のできるものが好ましく、アルミ
ニウム、鉄、ステンレス鋼、ニッケル、タンタルなどが
好ましく、アルミニウムまたはその合金およびステンレ
ス鋼がさらに好ましい。より好ましいのは、99.9%
以上の純度のアルミニウムである。
【0049】使用される電解液としては、公知のもので
よく、水溶液系のものとしては、硫酸水溶液、硫酸ナト
リウム水溶液、水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カリウ
ム水溶液、水酸化アンモニウム水溶液、塩化カリウム水
溶液、炭酸カリウム水溶液等が挙げられる。
【0050】また、有機溶媒系のものとしては、R1
2 3 4 + またはR1 2 34 + で表される
カチオン(ただし、R1 、R2 、R3 、R4 は、それぞ
れ独立に炭素数1〜5のアルキル基またはアリル基であ
る。) と、BF4 - 、PF6 - 、ClO4 - 等のアニオ
ンとからなる塩の、プロピレンカーボネート、エチレン
カーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカ
ーボネート、γ−ブチロラクトン、アセトニトリル、ジ
メチルホルムアミド、スルホラン等の有機溶媒の溶液が
好ましい。
【0051】電極端子がその軸体と一体化された係止板
を有し、これが、金属封口蓋体の内側に配置された電気
絶縁体と係止し、端子の軸方向の回転が阻止されて、電
極端子の共回りが阻止される本発明の技術は、角型や円
筒型の電気二重層キャパシタだけでなく、電解コンデン
サー等の他のタイプのキャパシタや電池等の電気化学素
子へも好適に適用することが可能である。
【0052】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明を具体的に説明
するが、本発明の技術的範囲がこれに限定されるもので
はない。なお、以下%とあるのは重量%である。
【0053】〔実施例1〕 ( 積層素子体の組み立て )電極素子構成としては図1に
示したものを使用した。
【0054】活性炭粉末80%、カーボンブラック10
%、結合剤としてPTFE10%からなる混合物にエタ
ノールを加えて混練し、ロール圧延により幅100m
m、厚さ0.3mmの長尺シートとした。この長尺シー
トを130℃で2時間乾燥し、シート状電極を得た。こ
のシート状電極を100mm角に切り、20mm×40
mmの集電リード52、54を有する厚さ100μmの
アルミニウムエッチング箔の両面に、黒鉛系の導電性接
着剤を用いて接着し、正極体、および負極体とした。
【0055】この正極体および負極体のそれぞれ15枚
づつを、間にセパレータとして、105mm角、厚み
0.15mmのガラス繊維製不織布をはさんで積層し、
積層素子体を得た。これを、200℃で3時間乾燥し
た。
【0056】( 積層素子体の収容および取付け )容器と
しては、高さ127mm、幅114mm、厚さ30m
m、板厚1.5mmの有底アルミニウムケースを用い、
封口蓋体として、幅114mm、厚さ30mm、板厚2
mmのアルミニウム板を使用した。
【0057】電気絶縁体としてPTFEにガラス繊維を
25%フィラーとして混入した材料を用いて射出成形に
より形成した図3に示したような形状のものを用いた。
また、絶縁ワッシャーもこれと同じ材料で成形した。絶
縁ゴムリングとしては、フッ素ゴム( 商品名:バイトン
)を用いた。なお、電気絶縁体は、中央においてボルト
締めにより、封口蓋体に固着した。
【0058】上記絶縁体、絶縁ゴムリング、絶縁ワッシ
ャーを用い、図2に示したような態様で配設し、正極ね
じ端子70aおよび負極ねじ端子70’aをナットによ
り、封口蓋体に固定した。ナットを締めるに際し、相当
大きな回転トルクがねじ端子に加えられたが、ねじ端子
の共回りは全く生じなかった。
【0059】積層素子体から引き出された15枚ずつの
集電リードを積層して、かしめてまとめた後、それぞれ
正極集電端子および負極集電端子に溶接して接続した。
【0060】図2には図示されていない注液口から1モ
ル濃度のテトラエチルホスホニウムテトラフルオロボレ
ートのプロピレンカーボネート溶液を注入し、積層素子
体に含浸せしめ、アルミニウムの封口蓋体をアルミニウ
ムの有底容器にレーザー溶接により溶接して密封し、積
層型のキャパシタを得た。
【0061】( 振動試験 )このキャパシタの放電容量、
および2.5Vで充電後100Aの定電流で0Vまで平
均放電電圧から求めた平均放電出力を表1に示す。
【0062】つぎに、振動試験機にキャパシタを取付
け、振動加速度3G( X,Y,Z方向)で振動サイクル
を変動( 13Hzと30Hzの間で5分間往復変動 )さ
せながら1時間加振した。電解液の漏洩は認められなか
った。また、電極端子はしっかり固定されたままであ
り、ねじ端子がゆるんでいるような箇所は認められなか
った。
【0063】振動試験後のキャパシタの放電容量、およ
び2.5Vで充電後100Aの定電流で0Vまで平均放
電電圧から求めた平均放電出力を表1に示したが、振動
試験前とほぼ同一の性能を示した。
【0064】
【表1】
【0065】〔比較例1〕電気絶縁体を用いることな
く、ゴムリングおよび二枚の絶縁ワッシャーを用い、図
2に示したような態様で配設した以外は実施例1と同様
にし、正極ねじ端子および負極ねじ端子をナットによ
り、封口蓋体に固定することを試みた。しかしながら、
ナットを強く締めるために回転トルクをねじ端子に加え
たところ、ねじ端子が容易に共回りを生じ、ねじ端子を
完全に封口蓋体に固定するのが非常に困難であった。
【0066】ようやく得られた積層型キャパシタを、振
動試験機に取付け、振動加速度3G( X,Y,Z方向 )
で振動サイクルを変動( 13Hzと30Hzの間で5分
間往復変動 )させながら加振した。しかしながら、15
分加振した時点で、ねじ端子がゆるみはじめ、電解液の
漏液が認められたので、実験を中止した。
【0067】
【発明の効果】本発明の電気二重層キャパシタは、電極
端子が電気的に絶縁されつつ、端子の軸方向の回転が阻
止されて金属封口蓋体に固定されているため、電極端子
の取付けの際に、ナット締め等により端子の軸方向に回
転させる力が加わったとしても、電極端子を構成するね
じ端子等の軸体が共回りすることはない。
【0068】また、本発明のキャパシタは、使用中に仮
にナットがゆるんだ場合であっても、ねじ端子の共回り
のおそれがないため、端子に接続している集電リードを
捩じったりする等の危険なく増し締め操作を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】積層角型電気二重層キャパシタを示す説明図
【図2】本発明のキャパシタにおいて、電極端子の封口
蓋体への取付け状態を示す断面図
【図3】本発明で使用する電気絶縁体の一例を示す説明
【図4】本発明で使用するねじ端子を示す説明図
【図5】本発明で使用する係止板と電気絶縁体との関係
を示す平面図
【図6】本発明のキャパシタにおいて、電極端子の封口
蓋体への他の取付け状態を示す断面図
【符号の説明】
25、25’正極電極体、負極電極体 30 セパレータ 50 積層素子体 52 正極集電リード 54 負極集電リード 60 金属ケース 60a 金属封口蓋体内面の凸部 65 金属封口蓋体 66 挿通孔 70 正極端子 70’負極端子 70a、70’a ねじ端子 70b ワッシャー 70c ナット 72 正極電極端子 74 負極電極端子 75 正極集電端子 76 係止板 76a 係止板の嵌合部 77 負極集電端子 80 電気絶縁体 80a 係止固定板 80b、80’b 絶縁部 80c 係止面 80’、80” 分離して構成した電気絶縁体 80’c 電気絶縁体の係止面の突出部 80d、80’d 電気絶縁体の軸体を通すための開口
部 80f 電気絶縁体の開口部 80’g 、80”g 分離して構成した電気絶縁体の端
部 81 絶縁ワッシャー 83 絶縁ゴムリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河里 健 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極集電リードを備えた正極電極体と、
    負極集電リードを備えた負極電極体を、セパレータを介
    して電解液とともに金属ケースに収容・密封してなり、
    前記正極集電リードおよび前記負極集電リードの少なく
    とも一つは、前記金属ケースの開口部を密封する金属封
    口蓋体に電気的に絶縁されるように取り付けられた少な
    くとも一つの電極端子に連結されており、かつ、前記電
    極端子は、端子の軸体と一体化された係止板を有し、該
    係止板が、前記金属封口蓋体の内側に配置された少なく
    とも一枚の電気絶縁体と係止し、端子の軸方向の回転が
    阻止されていることを特徴とする電気二重層キャパシ
    タ。
  2. 【請求項2】 正極集電リードおよび負極集電リード
    は、金属ケースの開口部を密封する金属封口蓋体に電気
    的に絶縁されるように取り付けられた一対の正極端子お
    よび負極端子にそれぞれ連結されており、かつ、正極端
    子および負極端子は、端子の軸体と一体化された係止板
    をそれぞれ有し、該係止板が、前記金属封口蓋体の内側
    に配置された少なくとも一枚の電気絶縁体と係止し、端
    子の軸方向の回転が阻止されている請求項1記載の電気
    二重層キャパシタ。
  3. 【請求項3】 一枚の電気絶縁体が、正極端子および負
    極端子のそれぞれの係止板と係止して、正極端子および
    負極端子は軸方向の回転が阻止されている請求項2記載
    の電気二重層キャパシタ。
  4. 【請求項4】 係止板がその下部に延伸する集電板を有
    し、この集電板に複数の集電リードが接続された請求項
    1〜3の何れかに記載の電気二重層キャパシタ。
  5. 【請求項5】 正極集電リードを備えた正極電極体と、
    負極集電リードを備えた負極電極体を、セパレータを介
    して電解液とともに金属ケースに収容・密封してなり、
    前記正極集電リードおよび前記負極集電リードの少なく
    とも一つは、前記金属ケースの開口部を密封する金属封
    口蓋体に電気的に絶縁されるように取り付けられた少な
    くとも一つの電極端子に連結されており、かつ、前記電
    極端子は、端子の軸体と一体化された係止板を有し、該
    係止板が、前記金属封口蓋体の内側に配置された少なく
    とも一枚の電気絶縁体と係止し、端子の軸方向の回転が
    阻止されていることを特徴とする電気化学素子。
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