JP2002327807A - 駆動ユニット、物品搬送装置および台車 - Google Patents

駆動ユニット、物品搬送装置および台車

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JP2002327807A
JP2002327807A JP2001136388A JP2001136388A JP2002327807A JP 2002327807 A JP2002327807 A JP 2002327807A JP 2001136388 A JP2001136388 A JP 2001136388A JP 2001136388 A JP2001136388 A JP 2001136388A JP 2002327807 A JP2002327807 A JP 2002327807A
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Japan
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output shaft
drive unit
motor
housing
shaft
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JP2001136388A
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English (en)
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Tatsuo Onoyama
達夫 小野山
Ikuo Moro
郁男 茂呂
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Okura Yusoki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用場所に関して制約を受けにくい駆動ユニ
ットを提供する。 【解決手段】 駆動ユニット13は、変速機である遊星歯
車減速機20を内部に収容した減速機付きモータ21を備え
る。減速機付きモータ21の所定面から出力軸22が突出し
ている。出力軸22の先端部に搬送ローラ25を固着する。
搬送ローラ25は、ラジアル玉軸受26を介して減速機付き
モータ21の外周によって回転自在に支持しかつ出力軸22
の先端部で支持する。搬送ローラ25に比較的大きなラジ
アル荷重が作用する場所でも使用可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動回転する回転
体を備えた駆動ユニット並びにこの駆動ユニットを具備
した物品搬送装置および台車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図20に示す駆動ユニッ
トが知られている。
【0003】この図20に示す従来の駆動ユニットは、
遊星歯車減速機等の変速機を内部に収容した変速機内蔵
モータ1を備えている。また、この変速機内蔵モータ1
の一端面から出力軸2の先端側が外方に向って突出し、
この出力軸2は、変速機内蔵モータ1内に位置する基端
側で、2つの軸受3を介して片持ち状態に支持されてい
る。そして、この片持ち状態の出力軸2の先端部に、こ
の出力軸2と一体となって駆動回転する回転体4が固着
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
20に示す従来の駆動ユニットのように、回転体4を片
持ち状態の出力軸2のみで支持する構成では、例えば回
転体4に比較的大きなラジアル荷重Fが作用した場合
に、出力軸2の先端側が曲がり、回転体4の適切な回転
動作を確保できないおそれがあり、このため、使用場所
に関して制約を受けやすいという問題がある。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、使用場所に関して制約を受けにくい駆動ユニッ
ト、物品搬送装置および台車を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の駆動ユニ
ットは、所定面から出力軸が突出し、少なくとも外周の
一部が前記出力軸を中心とする円筒面上に位置し、内部
に変速機を収容した変速機付きモータと、この変速機付
きモータの外周面によって回転自在に支持されるととも
に前記出力軸によって支持され、この出力軸と一体とな
って駆動回転する回転体とを備えたものである。
【0007】そして、この構成では、回転体を変速機付
きモータの外周面によって回転自在に支持するとともに
出力軸によって支持する構成であるから、変速機付きモ
ータの外周および出力軸にて負荷が分散されるので、例
えば回転体に比較的大きなラジアル荷重が作用する場合
でも、回転体の適切な回転動作を確保可能であり、従来
の構成に比べて使用場所に関して制約を受けにくくな
る。
【0008】請求項2記載の駆動ユニットは、変速機
と、この変速機を内部に収容した収容体と、この収容体
の外周によって回転自在に支持され、前記変速機側から
動力を受けて駆動回転する回転体とを備えたものであ
る。
【0009】そして、この構成では、回転体を変速機を
内部に収容した収容体の外周によって回転自在に支持す
る構成であるから、例えば回転体に比較的大きなラジア
ル荷重が作用する場合でも、回転体の適切な回転動作を
確保可能であり、従来の構成に比べて使用場所に関して
制約を受けにくくなる。
【0010】請求項3記載の駆動ユニットは、請求項2
記載の駆動ユニットにおいて、収容体は、回転体を持上
げ状態に支持する支持フレームの機能をもっているもの
である。
【0011】そして、この構成では、収容体に回転体を
持上げ状態に支持する支持フレームの機能をもたせたの
で、収容体とは別体の支持フレームを備えた構成に比べ
て、部品点数が少なくなり、構成が簡単になる。
【0012】請求項4記載の駆動ユニットは、請求項1
ないし3のいずれかに記載の駆動ユニットにおいて、変
速機は、遊星歯車減速機であるものである。
【0013】そして、この構成では、変速機が遊星歯車
減速機であるから、変速機がコンパクトで収容体の内部
に確実に収容可能であり、また、回転体を所望の回転力
で回転させることが可能である。
【0014】請求項5記載の駆動ユニットは、モータの
モータ軸の回転を減速して伝達する遊星歯車減速機と、
この遊星歯車減速機を内部に収容した円筒形状の収容部
を有する収容体と、前記モータ軸と同軸上に配置され、
前記収容体の前記収容部内に基端部が位置しかつ先端部
が前記収容部外に位置する出力軸と、この出力軸の先端
部が連結された円板形状の軸連結部、および、この軸連
結部の周縁から前記収容部側に向って突出しかつ環状の
軸受を介して前記収容部の外周面に回転自在に嵌合した
円筒形状の嵌合部を有する回転可能な回転体とを備え、
前記遊星歯車減速機は、前記モータ軸に取り付けられた
太陽歯車と、前記収容部の内周に回転不能に取り付けら
れた円筒形状の内歯車と、前記太陽歯車および前記内歯
車間に位置し、これら太陽歯車および内歯車と噛み合っ
た複数の遊星歯車と、前記出力軸の基端部が連結され、
前記遊星歯車の公転に伴って回転可能なキャリアとを有
し、前記モータが駆動して前記モータ軸が前記太陽歯車
と一体となって回転すると、前記遊星歯車が前記太陽歯
車の周囲を自転しながら公転してこの公転に伴って前記
キャリアが前記出力軸と一体となって回転し、こうし
て、前記モータ軸の回転が前記遊星歯車減速機によって
減速されて前記出力軸に伝達され、前記回転体が、前記
軸受を介して前記収容部の外周で回転自在に支持されか
つ前記出力軸で支持された状態で、前記モータ軸より遅
い回転速度でかつ強い回転力をもって駆動回転するもの
である。
【0015】そして、この構成では、モータが駆動して
モータ軸が太陽歯車と一体となって回転し、遊星歯車が
太陽歯車の周囲を自転しながら公転してこの公転に伴っ
てキャリアが出力軸と一体となって回転し、こうして、
モータ軸の回転が遊星歯車減速機によって減速されて出
力軸に伝達され、回転体が、軸受を介して収容部の外周
で回転自在に支持されかつ出力軸で支持された状態で、
モータ軸より遅い回転速度でかつ強い回転力をもって駆
動回転するので、例えば回転体に比較的大きなラジアル
荷重が作用する場合でも、回転体の適切な回転動作を確
保可能であり、かつ、回転体を出力軸の先端部が連結さ
れた円板形状の軸連結部およびこの軸連結部の周縁から
収容部側に向って突出しかつ環状の軸受を介して収容部
の外周面に回転自在に嵌合した円筒形状の嵌合部を有し
た構成としたので、駆動ユニット全体がコンパクトにな
り、よって、従来の構成に比べて、より一層確実に使用
場所に関して制約を受けにくくなる。
【0016】請求項6記載の物品搬送装置は、請求項1
ないし5のいずれかに記載の駆動ユニットの回転体にて
構成された搬送ローラで物品を搬送するもので、請求項
1ないし5のいずれかに記載の駆動ユニットの回転体に
て構成された搬送ローラで物品を適切に搬送可能であ
る。
【0017】請求項7記載の物品搬送装置は、請求項1
ないし5のいずれかに記載の駆動ユニットと、この駆動
ユニットからの動力で駆動して物品を搬送する搬送手段
とを具備したもので、それぞれの作用を奏する。
【0018】請求項8記載の台車は、請求項1ないし5
のいずれかに記載の駆動ユニットの回転体にて構成され
た車輪と、この車輪の駆動回転によって走行可能な台車
本体とを具備したもので、それぞれの作用を奏する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の物品搬送装置の第
1の実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0020】図7および図8において、6は物品搬送装
置で、この物品搬送装置6は、例えば、物品Wを搬送方
向イに搬送可能な図示しない第1の搬送手段を備えてお
り、この第1の搬送手段の搬送終端部には方向転換機7
が連設されている。
【0021】この方向転換機7には、搬送方向イと同じ
搬送方向ロに向けて物品Wを搬送可能な図示しない第2
の搬送手段が連設されているとともに、搬送方向イとは
異なり搬送方向イに対して所定角度、例えば略45度傾
斜した搬送方向ハに向けて物品Wを搬送可能な図示しな
い第3の搬送手段が連設されている。
【0022】また、方向転換機7は、互いに離間対向し
た細長矩形板状の一対のフレーム8を有し、これら一対
のフレーム8間には物品Wを載置状態で搬送可能な複
数、例えば4本のローラ9が回転可能に架け渡されてい
る。これら複数のローラ9は、互いに所定間隔をおいて
フレーム8の長手方向に並んで位置し、第2の搬送手段
に向けて物品Wを搬出可能となっている。
【0023】さらに、方向転換機7は、図8に示すよう
に、略正方形状の昇降体である昇降板11を有し、この昇
降板11は、昇降手段12の作動で両フレーム8間の位置に
おいて昇降可能となっている。また、昇降板11の上面に
は、この昇降板11と一体となってローラ9より上方の進
出位置まで上昇した状態で物品Wを載置状態で搬送可能
な複数、例えば12個の駆動ホイールである駆動ユニッ
ト13が、取付部材14を介して取り付けられている。
【0024】これら12個の駆動ユニット13は、ローラ
9に対して傾斜した状態で、互いに所定間隔をおいて3
行4列の整列状に並んで位置し、第3の搬送手段に向け
て物品Wを搬出可能となっている。
【0025】そして、12個の駆動ユニット13は、それ
ぞれ同一構造のもので、図1ないし図4に示すように、
変速機である遊星歯車減速機20を内部に収容した変速機
付きモータである減速機付きモータ21を備え、この減速
機付きモータ21の所定面である一側面つまり図1中、右
側面から出力軸22の先端側が側方に向って突出してい
る。この出力軸22は、基端部が断面正方形の四角状軸部
23にて形成され、基端部以外の部分が断面円形の円柱状
軸部24にて形成されている。
【0026】また、減速機付きモータ21の一側面から突
出した出力軸22の円柱状軸部24の先端部に、この出力軸
22と一体となって駆動回転可能な外輪である回転体とし
ての搬送ローラ25が出力軸22と同軸上に取り付けられて
いる。
【0027】そして、搬送ローラ25は、出力軸22の円柱
状軸部24の先端部の外周によって支持され、かつ、1つ
の環状の軸受としての転がり軸受であるラジアル玉軸受
26を介して減速機付きモータ21の出力軸22側の一側部外
周面によって回転自在に支持されている。
【0028】ここで、減速機付きモータ21は、図1ない
し図5に示すように、動力発生手段としての駆動源であ
るモータ28を備え、このモータ28は外形略円柱状のモー
タ本体29を有し、このモータ本体29の所定面である一側
面つまり図1中、右側面から断面正方形のモータ軸30が
側方に向って突出している。
【0029】そして、モータ軸30のモータ本体29から突
出した部分に、モータ軸30の回転を減速して伝達可能な
遊星歯車減速機20がモータ軸30と同軸上に直結されてお
り、この遊星歯車減速機20は全体がハウジング兼ホルダ
である収容体31の円筒形状の収容部32内に収容されてい
る。
【0030】遊星歯車減速機20は、図2、図3、図5ま
たは図6等に示すように、1つの歯車減速機ユニット33
にて構成されたもので、太陽歯車35と、複数、例えば3
つの遊星歯車36と、内周がギア部37となっている回転不
能な円筒形状の内歯車38と、キャリア40とにて構成され
ている。
【0031】まず、キャリア40は、所定距離を介して互
いに離間対向した円形板状の一対のキャリアプレート4
1,42を有し、これらキャリアプレート41,42は、複数
例えば3つの連結用ピン43と複数例えば3つの遊星歯車
用軸44とで一体に連結されている。
【0032】モータ28と対向する側の一方のキャリアプ
レート41の中央側には、モータ軸挿通孔部45が開口形成
されている。搬送ローラ25と対向する側の他方のキャリ
アプレート42の中央側には、出力軸22に対応する形状の
出力軸連結孔部46が開口形成され、この出力軸連結孔部
46の内周に出力軸22の基端部である四角状軸部23が嵌合
により連結されている。なお、入力軸であるモータ軸30
と出力軸22とは同軸上に配置されている。また、一方の
キャリアプレート41の外周にはカラー18が嵌着されてい
る。
【0033】また、1つの太陽歯車35は、一方のキャリ
アプレート41のモータ軸挿通孔部45を介して両キャリア
プレート41,42間に挿入されたモータ軸30先端部の外周
に嵌合により取り付けられている。
【0034】さらに、3つの遊星歯車36は、それぞれキ
ャリア40の遊星歯車用軸44の外周に回転自在に取り付け
られ、互いに等間隔をおいた状態で太陽歯車35および内
歯車38間に位置している。また、各遊星歯車36は、太陽
歯車35の外周に噛み合いかつ内歯車38の内周に噛み合っ
ており、遊星歯車用軸44を中心として自転的に回転可能
でかつ太陽歯車35を中心として公転的に回転可能となっ
ている。キャリア40は、この遊星歯車36の公転に伴って
この公転と同じ回転速度で回転するようになっている。
【0035】なお、遊星歯車36の外側に配置された内歯
車38は、キー等の突状部39によって回転不能とされた状
態で収容体31の収容部32の内周に嵌合により取り付けら
れている。
【0036】一方、収容体31は、搬送ローラ25を昇降板
11から離すように持上げ状態に支持つまり搬送ローラ25
の下端と昇降板11の上面との間に空間が保持されるよう
に搬送ローラ25全体を昇降板11から離反させた状態に支
持する支持フレームの機能をもったもので、図1、図2
等に示すように、例えば、円筒形状の収容部32と、この
収容部32のモータ28側の端部外周から突出した支持部48
とにて構成されている。
【0037】収容部32は、モータ28側の径大部分32aと
この径大部分32aより外径の小さい径小部分32bとにて形
成され、これら径大部分32aと径小部分32bとの連設部で
ある軸方向略中央部の外周面には段部49が形成されてい
る。
【0038】ラジアル玉軸受26は、段部49と係合して位
置決めされた状態で、収容部32の搬送ローラ25側の径小
部分32bの外周面に形成された円筒面状の嵌合面50に嵌
合している。なお、円筒面状の嵌合面50は出力軸22の回
転中心軸線を中心とした仮想の円筒面上に位置してい
る。また、径小部分32bの外周面には嵌合面50に隣接し
て凹部51が形成され、この凹部51にスナップリング52が
嵌着され、このスナップリング52でラジアル玉軸受26が
収容体31に対して抜け止めされている。なお、ラジアル
玉軸受26は、内輪26aおよび外輪26bで複数の玉26cを挟
持した構成となっている。
【0039】また、支持部48は、例えば、円形の嵌合孔
53を有する矩形状の支持板54にて形成され、この支持板
54の嵌合孔53の内周に収容部32の径大部分32aの端部が
嵌合により取り付けられている。そして、図8に示され
るように、支持板54の収容部32外周より下方に突出した
突出部55の一端部である下端部に取付部材14の上端部が
取り付けられ、駆動ユニット13の本体部である収容体31
以外の部分が収容体31および取付部材14を介して昇降板
11の上面より上方に持上げられた状態で支持されてい
る。
【0040】また一方、搬送ローラ25は、遊星歯車減速
機20側から動力を受けて駆動回転するもので、図1、図
2等に示すように、例えば、比較的薄い板状である円板
形状の軸連結部61と、この軸連結部61の外周縁から収容
部32側に向って突出した円筒形状の嵌合部62とにて構成
されている。
【0041】軸連結部61は、中央部に連結孔63が形成さ
れ、この連結孔63の内周に出力軸22の円柱状軸部24の先
端部が嵌合により連結固定されている。
【0042】また、嵌合部62は、環状のラジアル玉軸受
26を介して収容部32の径小部分32bの嵌合面50に回転自
在に嵌合している。すなわち、この嵌合部62は、ラジア
ル玉軸受26の外輪26bの外周面に嵌合し、また、ラジア
ル玉軸受26は嵌合部62の内周面に形成された段部64で位
置決めされている。そして、搬送ローラ25は、ラジアル
玉軸受26の許容ラジアル荷重に近い大きな荷重を受けな
がら回転可能となっている。
【0043】また、嵌合部62のモータ28側の端部内周面
には凹部65が形成され、この凹部65にスナップリング66
が嵌着され、このスナップリング66で搬送ローラ25がラ
ジアル玉軸受26に対して抜け止めされている。嵌合部62
の外周面にて凹凸のない円筒面状の搬送面70が形成され
ている。
【0044】なお、搬送ローラ25は、軸連結部61を構成
する円板部材67の外周面にリング69を介して嵌合部62を
構成する円筒部材68を嵌着した複数部材による構成には
限定されず、例えば図示しないが軸連結部61および嵌合
部62を一つの部材で一体に構成してもよく、また、搬送
ローラ25と出力軸22とを一体としてもよい。
【0045】次に、上記物品搬送装置6による物品の搬
送動作について説明する。
【0046】図7の実線で示すように、第1の搬送手
段、方向転換機7および第2の搬送手段へと物品Wを移
動させる場合、方向転換機7の駆動ユニット13はローラ
9より下方の後退位置まで下降した状態となり、物品W
は、第1の搬送手段上を経て、方向転換機7の駆動回転
中のローラ9にて搬送されて第2の搬送手段に向けて搬
出され、その後、第2の搬送手段にて搬送されていく。
【0047】一方、図7の2点鎖線で示すように、第1
の搬送手段、方向転換機7および第3の搬送手段へと物
品Wを移動させる場合、方向転換機7の駆動ユニット13
はローラ9より上方の進出位置まで上昇した状態とな
り、物品Wは、第1の搬送手段上を経て、方向転換機7
の駆動ユニット13の駆動回転中の搬送ローラ25にて方向
転換されつつ搬送されて第3の搬送手段に向けて搬出さ
れ、その後、第3の搬送手段にて搬送されていく。
【0048】すなわち、駆動ユニット13の搬送ローラ25
による物品Wの搬送時には、モータ28が駆動してモータ
軸30が太陽歯車35と一体となって回転し、この回転に応
じて各遊星歯車36が太陽歯車35の周囲を自転しながら公
転する。そして、この遊星歯車36の公転に伴ってキャリ
ア40が遊星歯車36とともに出力軸22と一体となって回転
し、こうして、モータ28のモータ軸30の回転が、遊星歯
車減速機20によって減速されて出力軸22に伝達される。
【0049】その結果、搬送ローラ25が、ラジアル玉軸
受26を介して収容部32の外周で回転自在に当接支持され
かつ出力軸22の先端部で当接支持された状態で、モータ
軸30より遅い回転速度でかつ強い回転力をもって駆動回
転し、この回転中の搬送ローラ25と物品Wの下面とが接
触することで物品Wが方向転換されつつ搬送される。
【0050】そして、駆動ユニット13の搬送ローラ25
を、ラジアル玉軸受26を介して減速機付きモータ21の外
周上半分によって回転自在に支持するとともに出力軸22
の先端部上半分によって支持したので、物品Wの質量に
基づく比較的大きなラジアル荷重が搬送ローラ25に対し
て作用するような場合でも使用でき、使用場所の制約を
受けることなく、比較的重い物品Wに適切に対応でき
る。
【0051】また、駆動ユニット13の搬送ローラ25を円
板形状の軸連結部61とこの軸連結部61の外周縁から収容
部32側に向って突出した円筒形状の嵌合部62とにて構成
したので、図20に示す従来の構成に比べて駆動ユニッ
ト13全体をコンパクトにでき、省スペース化を図ること
ができる。よって、例えば、方向転換機7の駆動部をコ
ンパクトにでき、物品搬送装置6の小形化を図ることが
できる。
【0052】さらに、収容体31に駆動ユニット13の本体
部を持上げ状態に支持する支持フレームの機能をもたせ
たので、収容体31とは別体の支持フレームを備えた構成
に比べて、部品点数が少なくなり、構成を簡単にでき、
組立て作業が容易で、製造コストを低減できる。
【0053】次に、本発明の物品搬送装置の第2の実施
の形態について図9ないし図11を参照して説明する。
【0054】図10および図11において、71はローラ
コンベヤ等の物品搬送装置で、この物品搬送装置71は、
所定距離を介して互いに離間対向した細長状の一対のフ
レーム72を備え、これら一対のフレーム72間には、物品
Wを載置状態で搬送可能な搬送手段としての搬送ローラ
73が回転可能に複数架け渡されている。
【0055】そして、これら複数の搬送ローラ73は、そ
れぞれ互いに所定間隔をおいた状態でフレーム72の長手
方向に並置されている。また、各搬送ローラ73は外周面
に周方向に沿って形成された凹状の溝部73aを有し、こ
の溝部73aに丸ベルト等の動力伝達用の無端環状体74が
巻き掛けられて隣接する搬送ローラ73同士が一体に連結
されている。なお、複数の搬送ローラ73のうちの所定の
搬送ローラ73、例えば一の搬送ローラ73の外周面には、
溝部73aに加えて凹溝部73bが周方向に沿って形成されて
いる。
【0056】一方、物品搬送装置71は、各搬送ローラ73
を回転させるための駆動源としての駆動ホイールである
駆動ユニット13aを備え、この駆動ユニット13aは一方の
フレーム72の内面側に取り付けられている。
【0057】この駆動ユニット13aは、図9に示すよう
に、図1に示す駆動ユニット13の搬送ローラ25とは異な
る回転体としてのプーリ25aを備えているが、その他の
構成部材は図1に示す駆動ユニット13と基本的に同じで
ある。
【0058】このプーリ25aは、円筒形状の嵌合部62の
外周面に断面円弧状の凹溝部75が周方向に形成されてい
る点で、搬送ローラ25とは形状が少し異なるがその他の
点は同一である。
【0059】駆動ユニット13aのプーリ25aの凹溝部75と
一の搬送ローラ73の凹溝部73bとに丸ベルト等の動力伝
達用の無端環状体76が巻き掛けられ、この無端環状体76
によってプーリ25aと一の搬送ローラ73とが一体に連結
されている。
【0060】そして、駆動ユニット13aのモータ28が駆
動してモータ軸30が回転すると、モータ28のモータ軸30
の回転が、遊星歯車減速機20によって減速されて出力軸
22に伝達され、その結果、プーリ25aが、ラジアル玉軸
受26を介して収容部32の外周で回転自在に当接支持され
かつ出力軸22の先端部で当接支持された状態で、モータ
軸30より遅い回転速度でかつ強い回転力をもって駆動回
転する。すると、凹溝部73b,75間に巻き掛けられた無
端環状体76がプーリ25aとともに回転し、その結果、複
数の搬送ローラ73が一斉に回転し、この回転中の搬送ロ
ーラ73と物品Wの下面とが接触することで物品Wが所定
方向に搬送される。
【0061】このようにして、駆動ユニット13aのプー
リ25aを、ラジアル玉軸受26を介して減速機付きモータ2
1の一側部外周によって回転自在に支持するとともに出
力軸22の先端部によって支持したので、無端環状体76の
張力に基づく比較的大きなラジアル荷重がプーリ25aに
対して作用するような場合でも使用でき、使用場所の制
約を受けることなく比較的重い物品Wに適切に対応でき
る等、上記駆動ユニット13と同様の効果を奏することが
できる。また、駆動ユニット13aがコンパクトであるた
め物品搬送装置71を小形にでき、省スペース化を図るこ
とができる。
【0062】なお、上記第2の実施の形態では、駆動ユ
ニット13aの回転体は、嵌合部62の外周面に断面円弧状
の凹溝部75を形成したプーリ25aであると説明したが、
例えば、図示しないが、嵌合部62の外周面に断面V字状
の溝部を形成したVプーリでもよく、この場合、無端環
状体76としてミシンベルト等のVベルトを用いる。ま
た、図12に示すように、駆動ユニット13aの回転体を
嵌合部62の外周面または軸連結部61の外面側等にギア部
80を周方向に形成したスプロケット25bとし、このスプ
ロケット25bに図示しないチェーン等の無端体を巻き掛
け、この無端体をスプロケット25bで走行させて各搬送
ローラ73を一斉に回転させる構成としてもよい。
【0063】次に、本発明の物品搬送装置の第3の実施
の形態について図13ないし図15を参照して説明す
る。
【0064】図13ないし図15において、81は2列丸
ベルトコンベヤ等の物品搬送装置で、この物品搬送装置
81は、所定距離を介して互いに離間対向した細長状の一
対のフレーム82を備えている。
【0065】各フレーム82の搬送始端部には、対をなす
一対の支軸83がそれぞれ内方に向って突出した状態に取
り付けられ、支軸83の先端部には従動回転体である従動
プーリ84が回転自在に取り付けられ、従動プーリ84の外
周面には凹溝部85が周方向に沿って形成されている。
【0066】また、各フレーム82の搬送終端部には、対
をなす一対の駆動源としての駆動ホイールである駆動ユ
ニット13bがそれぞれ内方に向って突出した状態に取り
付けられている。
【0067】駆動ユニット13bは、図1に示す駆動ユニ
ット13の搬送ローラ25とは異なる回転体としての駆動プ
ーリ86を備えているが、その他の構成部材は図1に示す
駆動ユニット13と基本的に同じである。この駆動プーリ
86は、円筒形状の嵌合部62の外周面に断面円弧状の凹溝
部87が周方向に形成されている点で、搬送ローラ25とは
形状が少し異なるがその他の点は同一である。
【0068】さらに、互いに離間対向した駆動プーリ86
の凹溝部87および従動プーリ84の凹溝部85には、搬送手
段としての無端体である丸ベルト88が巻き掛けられ、こ
の丸ベルト88はフレーム82の内方近傍位置でフレーム82
の長手方向に沿って配置されている。なお、丸ベルト88
はテンションプーリ89によって所定の張力に設定されて
いる。
【0069】そして、駆動ユニット13bのモータ28が駆
動してモータ軸30が回転すると、モータ28のモータ軸30
の回転が、遊星歯車減速機20によって減速されて出力軸
22に伝達され、その結果、駆動プーリ86が、ラジアル玉
軸受26を介して収容部32の外周で回転自在に当接支持さ
れかつ出力軸22の先端部で当接支持された状態で、モー
タ軸30より遅い回転速度でかつ強い回転力をもって駆動
回転する。すると、一対の丸ベルト88が互いに同期走行
し、その結果、両丸ベルト88を跨ぐようにこの丸ベルト
88上に載置された物品Wが搬送方向イに搬送される。
【0070】このようにして、駆動ユニット13bの駆動
プーリ86を、ラジアル玉軸受26を介して減速機付きモー
タ21の一側部外周によって回転自在に支持するとともに
出力軸22の先端部によって支持したので、丸ベルト88の
張力に基づく比較的大きなラジアル荷重が駆動プーリ86
に対して作用するような場合でも使用でき、使用場所の
制約を受けることなく比較的重い物品Wに適切に対応で
きる等、上記駆動ユニット13と同様の効果を奏すること
ができる。また、駆動ユニット13bがコンパクトである
ため物品搬送装置81を小形にでき、省スペース化を図る
ことができる。
【0071】次に、本発明の台車の一実施の形態につい
て図16ないし図18を参照して説明する。
【0072】図16ないし図18において、91は台車
で、この台車91は、例えば矩形板状のベース92を備え、
このベース92の幅方向両端部上面には互いに離間対向し
た細長状の一対のフレーム93がベース92の長手方向に沿
って取り付けられている。
【0073】一対のフレーム93間には物品Wを載置状態
で搬送可能な搬送手段である搬送ローラ94が支軸95を介
して回転可能に複数架け渡され、各搬送ローラ94が図示
しない駆動源からの動力で一斉に駆動回転するように隣
接する搬送ローラ94,94同士が丸ベルト等の動力伝達用
の無端環状体96によって一体に連結されている。なお、
搬送ローラ94にて物品Wを載置可能でかつ搬送可能な載
置部97が構成されている。
【0074】また、ベース92の4つの角部下面には、そ
れぞれ駆動ホイールである駆動ユニット13cが下方に向
って突出舌状態で取り付けられている。
【0075】駆動ユニット13cは、図1に示す駆動ユニ
ット13の搬送ローラ25とは異なる回転体としての車輪98
を備えているが、その他の構成部材は図1に示す駆動ユ
ニット13と基本的に同じである。この車輪98は、円筒形
状の嵌合部62の外周面に案内手段である断面略正方形状
のレール99と係合可能な凹状の係合溝部100が周方向に
形成されている点で、搬送ローラ25とは形状が少し異な
るがその他の点は同一である。
【0076】なお、ベース92、フレーム93、搬送ローラ
94、無端環状体96等にて台車本体101が構成され、台車
本体101は複数例えば4つの駆動ユニット13cによって支
持され、各駆動ユニット13cの車輪98の駆動回転により
レール99の長手方向に沿って移動可能となっている。
【0077】そして、台車本体101の搬送ローラ94上に
物品Wが載置された状態で、駆動ユニット13cのモータ2
8が駆動してモータ軸30が回転すると、モータ28のモー
タ軸30の回転が、遊星歯車減速機20によって減速されて
出力軸22に伝達される。
【0078】すると、レール99と係合した車輪98が、ラ
ジアル玉軸受26を介して収容部32の外周で回転自在に当
接支持されかつ出力軸22の先端部で当接支持された状態
で、モータ軸30より遅い回転速度でかつ強い回転力をも
って駆動回転する。
【0079】そして、これら4つの車輪98が、互いに平
行な2本のレール99と係合した状態のまま同期駆動回転
すると、台車本体101が車輪98とともにレール99の長手
方向に沿って移動し、こうして、搬送ローラ94上に載置
された物品Wが所定位置まで搬送される。その後、物品
Wは、例えば搬送ローラ94の回転により搬送方向イに向
けて搬送される。
【0080】このようにして、駆動ユニット13cの車輪9
8を、ラジアル玉軸受26を介して減速機付きモータ21の
一側部外周によって回転自在に支持するとともに出力軸
22の先端部によって支持したので、比較的大きなラジア
ル荷重が車輪98に対して作用するような場合でも使用で
き、使用場所の制約を受けることなく比較的重い物品W
に適切に対応できる等、上記駆動ユニット13と同様の効
果を奏することができる。また、駆動ユニット13cがコ
ンパクトであるため台車91を小形にでき、省スペース化
を図ることができる。
【0081】なお、変速機である遊星歯車減速機20は、
1つの歯車減速機ユニット33にて構成したものには限定
されず、所望の回転力を確保するために、図19に示す
変速機である遊星歯車減速機20aのように、歯車減速機
ユニット33を多段にした構成、すなわち、複数例えば2
つの歯車減速機ユニット33,33を連結軸19を介して一体
に連結した構成でもよい。
【0082】また、上記いずれの実施の形態でも、変速
機は、遊星歯車減速機20,20aであるとして説明した
が、例えば、図示しないが、太陽ローラ、遊星ローラ等
にて構成された遊星ローラ減速機でもよく、また、減速
ではなく増速する遊星歯車増速機、遊星ローラ増速機等
でもよい。
【0083】さらに、いずれの実施の形態でも、搬送ロ
ーラ25、プーリ25a、Vプーリ、スプロケット25b、駆動
プーリ86、車輪98等の回転体を、1つの環状のラジアル
玉軸受26を介して減速機付きモータ21の外周によって回
転自在に支持した構成として説明したが、例えば、図示
しないが、ラジアル玉軸受26等の軸受を介在させること
なく、減速機付きモータ21の外周で回転自在に支持して
もよく、また、互いに隣接した複数、例えば2つのラジ
アル玉軸受26等の軸受で支持してもよい。
【0084】また、搬送ローラ25、プーリ25a、Vプー
リ、スプロケット25b、駆動プーリ86、車輪98等の回転
体と遊星歯車減速機20,20a等の変速機との間に配置さ
れた出力軸22は、変速機側から動力を出力可能つまり例
えば遊星歯車減速機20のキャリア40に連結可能でこのキ
ャリア40から動力を取り出させるものであれば、いかな
る形状でもよく、例えば、図示しないが、四角以外の多
角形状やインボリュート歯形等でもよい。
【0085】さらに、台車91は、レール99に沿って移動
するものには限定されず、また台車本体101に搬送ロー
ラ94の代わりに載置板を設けた構成でもよい。
【0086】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、回転体を
変速機付きモータの外周面によって回転自在に支持する
とともに出力軸によって支持する構成であるから、変速
機付きモータの外周および出力軸にて負荷が分散される
ので、例えば回転体に比較的大きなラジアル荷重が作用
する場合でも、回転体の適切な回転動作を確保でき、従
来の構成に比べて使用場所に関して制約を受けにくくで
きる。
【0087】請求項2記載の発明によれば、回転体を変
速機を内部に収容した収容体の外周によって回転自在に
支持する構成であるから、例えば回転体に比較的大きな
ラジアル荷重が作用する場合でも、回転体の適切な回転
動作を確保でき、従来の構成に比べて使用場所に関して
制約を受けにくくできる。
【0088】請求項3記載の発明によれば、収容体に回
転体を持上げ状態に支持する支持フレームの機能をもた
せたので、収容体とは別体の支持フレームを備えた構成
に比べて、部品点数が少なくなり、構成を簡単にでき
る。
【0089】請求項4記載の発明によれば、変速機が遊
星歯車減速機であるから、変速機をコンパクトにでき、
収容体の内部に確実に収容でき、また、回転体を所望の
回転力で回転させることができる。
【0090】請求項5記載の発明によれば、モータが駆
動してモータ軸が太陽歯車と一体となって回転し、遊星
歯車が太陽歯車の周囲を自転しながら公転してこの公転
に伴ってキャリアが出力軸と一体となって回転し、こう
して、モータ軸の回転が遊星歯車減速機によって減速さ
れて出力軸に伝達され、回転体が、軸受を介して収容部
の外周で回転自在に支持されかつ出力軸で支持された状
態で、モータ軸より遅い回転速度でかつ強い回転力をも
って駆動回転するので、例えば回転体に比較的大きなラ
ジアル荷重が作用する場合でも、回転体の適切な回転動
作を確保でき、かつ、回転体を出力軸の先端部が連結さ
れた円板形状の軸連結部およびこの軸連結部の周縁から
収容部側に向って突出しかつ環状の軸受を介して収容部
の外周面に回転自在に嵌合した円筒形状の嵌合部を有し
た構成としたので、駆動ユニット全体をコンパクトにで
き、よって、従来の構成に比べて、より一層確実に使用
場所に関して制約を受けにくくできる。
【0091】請求項6記載の発明によれば、請求項1な
いし5のいずれかに記載の駆動ユニットの回転体にて構
成された搬送ローラで物品を適切に搬送できる。
【0092】請求項7記載の発明によれば、請求項1な
いし5のいずれかに記載の駆動ユニットと、この駆動ユ
ニットからの動力で駆動して物品を搬送する搬送手段と
を具備したので、それぞれの効果を奏することができ
る。
【0093】請求項8記載の発明によれば、請求項1な
いし5のいずれかに記載の駆動ユニットの回転体にて構
成された車輪と、この車輪の駆動回転によって走行可能
な台車本体とを具備したもので、それぞれの効果を奏す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物品搬送装置の第1の実施の形態にお
ける駆動ユニットを示す一部を切り欠いた正面図であ
る。
【図2】同上駆動ユニットの分解斜視図である。
【図3】同上駆動ユニットの遊星歯車減速機構の断面図
である。
【図4】同上駆動ユニットの斜視図である。
【図5】同上駆動ユニットの分解正面図である。
【図6】同上駆動ユニットの遊星歯車減速機構の概念図
である。
【図7】同上物品搬送装置の平面図である。
【図8】同上物品搬送装置の側面図である。
【図9】本発明の物品搬送装置の第2の実施の形態にお
ける駆動ユニットを示す正面図である。
【図10】同上物品搬送装置の平面図である。
【図11】同上物品搬送装置の側面図である。
【図12】スプロケットを備えた駆動ユニットの正面図
である。
【図13】本発明の物品搬送装置の第3の実施の形態の
平面図である。
【図14】同上物品搬送装置の側面図である。
【図15】同上物品搬送装置の正面図である。
【図16】本発明の台車の一実施の形態を示す平面図で
ある。
【図17】同上台車の側面図である。
【図18】同上台車の正面図である。
【図19】変速機を複数備えた駆動ユニットの分解正面
図である。
【図20】従来の駆動ユニットの正面図である。
【符号の説明】
6,71,81 物品搬送装置 13,13a,13b,13c 駆動ユニット 20,20a 変速機である遊星歯車減速機 21 変速機付きモータである減速機付きモータ 22 出力軸 25 回転体としての搬送ローラ 25a 回転体としてのプーリ 25b 回転体としてのスプロケット 26 軸受であるラジアル玉軸受 28 モータ 30 モータ軸 31 収容体 32 収容部 35 太陽歯車 36 遊星歯車 38 内歯車 40 キャリア 61 軸連結部 62 嵌合部 73 搬送手段としての搬送ローラ 86 回転体としての駆動プーリ 88 搬送手段としての丸ベルト 91 台車 98 回転体としての車輪 101 台車本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D042 AA05 AB07 BE01 BE02 3F033 BB01 BC03 3J027 FA37 FB40 GB05 GC13 GC22 GD04 GD08 GD14 GE01 GE25 3J103 AA02 BA31 CA02 CA77 DA05 FA12 FA26 GA37 5H607 BB01 CC03 CC09 DD03 DD19 EE21 EE33 FF11 GG01 GG04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定面から出力軸が突出し、少なくとも
    外周の一部が前記出力軸を中心とする円筒面上に位置
    し、内部に変速機を収容した変速機付きモータと、 この変速機付きモータの外周面によって回転自在に支持
    されるとともに前記出力軸によって支持され、この出力
    軸と一体となって駆動回転する回転体とを備えたことを
    特徴とする駆動ユニット。
  2. 【請求項2】 変速機と、 この変速機を内部に収容した収容体と、 この収容体の外周によって回転自在に支持され、前記変
    速機側から動力を受けて駆動回転する回転体とを備えた
    ことを特徴とする駆動ユニット。
  3. 【請求項3】 収容体は、回転体を持上げ状態に支持す
    る支持フレームの機能をもっていることを特徴とする請
    求項2記載の駆動ユニット。
  4. 【請求項4】 変速機は、遊星歯車減速機であることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の駆動ユ
    ニット。
  5. 【請求項5】 モータのモータ軸の回転を減速して伝達
    する遊星歯車減速機と、 この遊星歯車減速機を内部に収容した円筒形状の収容部
    を有する収容体と、前記モータ軸と同軸上に配置され、
    前記収容体の前記収容部内に基端部が位置しかつ先端部
    が前記収容部外に位置する出力軸と、 この出力軸の先端部が連結された円板形状の軸連結部、
    および、この軸連結部の周縁から前記収容部側に向って
    突出しかつ環状の軸受を介して前記収容部の外周面に回
    転自在に嵌合した円筒形状の嵌合部を有する回転可能な
    回転体とを備え、 前記遊星歯車減速機は、 前記モータ軸に取り付けられた太陽歯車と、 前記収容部の内周に回転不能に取り付けられた円筒形状
    の内歯車と、 前記太陽歯車および前記内歯車間に位置し、これら太陽
    歯車および内歯車と噛み合った複数の遊星歯車と、 前記出力軸の基端部が連結され、前記遊星歯車の公転に
    伴って回転可能なキャリアとを有し、 前記モータが駆動して前記モータ軸が前記太陽歯車と一
    体となって回転すると、前記遊星歯車が前記太陽歯車の
    周囲を自転しながら公転してこの公転に伴って前記キャ
    リアが前記出力軸と一体となって回転し、こうして、前
    記モータ軸の回転が前記遊星歯車減速機によって減速さ
    れて前記出力軸に伝達され、前記回転体が、前記軸受を
    介して前記収容部の外周で回転自在に支持されかつ前記
    出力軸で支持された状態で、前記モータ軸より遅い回転
    速度でかつ強い回転力をもって駆動回転することを特徴
    とする駆動ユニット。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の駆
    動ユニットの回転体にて構成された搬送ローラで物品を
    搬送することを特徴とする物品搬送装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし5のいずれかに記載の駆
    動ユニットと、 この駆動ユニットからの動力で駆動して物品を搬送する
    搬送手段とを具備したことを特徴とする物品搬送装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし5のいずれかに記載の駆
    動ユニットの回転体にて構成された車輪と、 この車輪の駆動回転によって移動可能な台車本体とを具
    備したことを特徴とする台車。
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