JP2002327548A - 二輪車収容装置 - Google Patents
二輪車収容装置Info
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- JP2002327548A JP2002327548A JP2001134601A JP2001134601A JP2002327548A JP 2002327548 A JP2002327548 A JP 2002327548A JP 2001134601 A JP2001134601 A JP 2001134601A JP 2001134601 A JP2001134601 A JP 2001134601A JP 2002327548 A JP2002327548 A JP 2002327548A
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- wheel
- motorcycle
- gripping
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 二輪車の出し入れが容易で、収容した二輪車
を安定保持することができ、収容した二輪車を任意の方
向へ移動できる二輪車収容装置を提供する。 【解決手段】 二輪車収容装置1は、二輪車2の両輪を
収容可能なパレット3と、前輪2aを載置してパレット
3に沿って往復可能な移動パレット5と、前輪2aを着
脱可能に係止するため移動パレット5に設けられた車輪
把持手段6と、移動パレット5に係脱可能に係合し移動
パレット5をパレット3に沿って往復移動させるスライ
ド装置7と、車輪把持手段6に係脱可能に係合し車輪把
持手段6を前輪2aに係脱させる車輪着脱装置9とを設
けている。
を安定保持することができ、収容した二輪車を任意の方
向へ移動できる二輪車収容装置を提供する。 【解決手段】 二輪車収容装置1は、二輪車2の両輪を
収容可能なパレット3と、前輪2aを載置してパレット
3に沿って往復可能な移動パレット5と、前輪2aを着
脱可能に係止するため移動パレット5に設けられた車輪
把持手段6と、移動パレット5に係脱可能に係合し移動
パレット5をパレット3に沿って往復移動させるスライ
ド装置7と、車輪把持手段6に係脱可能に係合し車輪把
持手段6を前輪2aに係脱させる車輪着脱装置9とを設
けている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車、バイクな
どの二輪車を保管する駐輪設備において、二輪車を出し
入れ可能に収容する装置に関する。
どの二輪車を保管する駐輪設備において、二輪車を出し
入れ可能に収容する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大規模小売店舗や鉄道の駅などに
は、自転車やバイクなどで訪れる買い物客や利用者の便
宜を図るため駐輪設備が設けられるようになっている
が、駐輪用地が狭いところでは、限られたスペースに多
数の二輪車を駐輪するため、立体駐輪設備が採用されて
いる。
は、自転車やバイクなどで訪れる買い物客や利用者の便
宜を図るため駐輪設備が設けられるようになっている
が、駐輪用地が狭いところでは、限られたスペースに多
数の二輪車を駐輪するため、立体駐輪設備が採用されて
いる。
【0003】このような立体駐輪設備は、二輪車を収容
するパレットと車輪把持手段などを備え且つ移動可能な
二輪車収容装置と、この二輪車収容装置を載せて昇降す
る垂直搬送装置と、この垂直搬送装置の移動領域の前後
部分などに配置され前記二輪車収容装置を着脱可能に保
持する格納スペースなどで構成されている。このような
例として、特開平8−189220号公報、特開平10
−184064号公報などに開示されているものがあ
る。
するパレットと車輪把持手段などを備え且つ移動可能な
二輪車収容装置と、この二輪車収容装置を載せて昇降す
る垂直搬送装置と、この垂直搬送装置の移動領域の前後
部分などに配置され前記二輪車収容装置を着脱可能に保
持する格納スペースなどで構成されている。このような
例として、特開平8−189220号公報、特開平10
−184064号公報などに開示されているものがあ
る。
【0004】また、特開平8−120966号公報で
は、立体式の駐輪設備などにおいて、人力などによって
自転車を保持することなく、自転車を容易に搬送するこ
とのできる装置が開示されている。
は、立体式の駐輪設備などにおいて、人力などによって
自転車を保持することなく、自転車を容易に搬送するこ
とのできる装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平8−18922
0号公報、特開平10−184064号公報に開示され
ている立体駐輪設備においては、二輪車を駐輪器あるい
はパレット上の所定位置に載置すれば、収容された二輪
車が倒れないように保持する機能が設けられているが、
いずれも車輪に対する拘束力が比較的弱いので、地震な
どで揺動したり、断続的に大きな振動を受けたりする
と、二輪車が離脱するおそれがある。
0号公報、特開平10−184064号公報に開示され
ている立体駐輪設備においては、二輪車を駐輪器あるい
はパレット上の所定位置に載置すれば、収容された二輪
車が倒れないように保持する機能が設けられているが、
いずれも車輪に対する拘束力が比較的弱いので、地震な
どで揺動したり、断続的に大きな振動を受けたりする
と、二輪車が離脱するおそれがある。
【0006】特開平8−120966号公報に開示され
ている自転車搬送装置の場合、自転車の車輪の両側を挟
持部材によって挟持するので、前述した立体駐輪設備の
場合に比べれば、離脱防止機能は優れているが、二輪車
を一台ずつ垂直方向へ移動して所定位置に保管する方式
の立体駐輪設備には採用できない。
ている自転車搬送装置の場合、自転車の車輪の両側を挟
持部材によって挟持するので、前述した立体駐輪設備の
場合に比べれば、離脱防止機能は優れているが、二輪車
を一台ずつ垂直方向へ移動して所定位置に保管する方式
の立体駐輪設備には採用できない。
【0007】本発明が解決しようとする課題は、二輪車
の出し入れが容易で、収容した二輪車を安定保持するこ
とができ、収容した二輪車を任意の方向へ移動できる二
輪車収容装置を提供することにある。
の出し入れが容易で、収容した二輪車を安定保持するこ
とができ、収容した二輪車を任意の方向へ移動できる二
輪車収容装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の二輪車収容装置
は、二輪車の両輪を平常姿勢で収容可能なパレットと、
二輪車の片輪を載置しパレットに沿って往復可能な移動
パレットと、二輪車の片輪を着脱可能に係止するため移
動パレットに設けられた車輪把持手段とを備え、移動パ
レットに係脱可能に係合し移動パレットをパレットに沿
って往復移動させるスライド装置と、車輪把持手段に係
脱可能に係合し車輪把持手段を二輪車の片輪に係脱させ
る車輪着脱装置とを設けたことを特徴とする。
は、二輪車の両輪を平常姿勢で収容可能なパレットと、
二輪車の片輪を載置しパレットに沿って往復可能な移動
パレットと、二輪車の片輪を着脱可能に係止するため移
動パレットに設けられた車輪把持手段とを備え、移動パ
レットに係脱可能に係合し移動パレットをパレットに沿
って往復移動させるスライド装置と、車輪把持手段に係
脱可能に係合し車輪把持手段を二輪車の片輪に係脱させ
る車輪着脱装置とを設けたことを特徴とする。
【0009】スライド装置を係合させパレット後端部ま
で移動させた移動パレット上に二輪車の片輪を載せ、車
輪着脱装置を係合させた車輪把持手段で片輪を把持し、
スライド装置で移動パレットをパレット前端部まで復帰
させた後、スライド装置および車輪着脱装置を移動パレ
ットおよび車輪把持手段から離脱させれば、二輪車は両
輪がパレットに収容され、片輪は車輪把持装置で固定さ
れた状態となるため、二輪車を安定保持することができ
る。
で移動させた移動パレット上に二輪車の片輪を載せ、車
輪着脱装置を係合させた車輪把持手段で片輪を把持し、
スライド装置で移動パレットをパレット前端部まで復帰
させた後、スライド装置および車輪着脱装置を移動パレ
ットおよび車輪把持手段から離脱させれば、二輪車は両
輪がパレットに収容され、片輪は車輪把持装置で固定さ
れた状態となるため、二輪車を安定保持することができ
る。
【0010】また、これらの収容作業はスライド装置お
よび車輪着脱装置によって行われ、これらと逆の手順を
とれば収容された二輪車を取り出すことができるので、
二輪車の出し入れは容易であり、収容作業が完了すると
スライド装置および車輪着脱装置は、移動パレットおよ
び車輪把持手段から離脱するので、二輪車を収容した状
態でパレットを任意の方向へ移動することが可能であ
り、様々な方式の立体駐輪設備に採用することができ
る。
よび車輪着脱装置によって行われ、これらと逆の手順を
とれば収容された二輪車を取り出すことができるので、
二輪車の出し入れは容易であり、収容作業が完了すると
スライド装置および車輪着脱装置は、移動パレットおよ
び車輪把持手段から離脱するので、二輪車を収容した状
態でパレットを任意の方向へ移動することが可能であ
り、様々な方式の立体駐輪設備に採用することができ
る。
【0011】ここで、前記車輪把持手段として、二輪車
の片輪を両側面から挟持するため移動パレットに互いに
対向配置された複数の把持部材と、把持部材の間隔を拡
縮するための拡縮機構と、拡縮機構を固定、解除するロ
ック手段とを設けることが望ましい。このような構成と
することにより、収容した二輪車の車輪幅に応じて、そ
の片輪を確実に把持することが可能となるため、保持機
能がさらに高まる。
の片輪を両側面から挟持するため移動パレットに互いに
対向配置された複数の把持部材と、把持部材の間隔を拡
縮するための拡縮機構と、拡縮機構を固定、解除するロ
ック手段とを設けることが望ましい。このような構成と
することにより、収容した二輪車の車輪幅に応じて、そ
の片輪を確実に把持することが可能となるため、保持機
能がさらに高まる。
【0012】前記車輪着脱装置として、前記把持部材に
係脱可能に係合して把持部材の少なくとも一方を対向方
向にスライドさせる作動部材を設けることにより、収容
する二輪車の車輪幅の多様性に対する適応性をさらに高
めることができる。
係脱可能に係合して把持部材の少なくとも一方を対向方
向にスライドさせる作動部材を設けることにより、収容
する二輪車の車輪幅の多様性に対する適応性をさらに高
めることができる。
【0013】また、二輪車収容位置にある移動パレット
をパレットに係脱可能に固定する係止手段を設けること
により、二輪車を収容した状態にある移動パレットがパ
レットに沿って勝手に移動したり、離脱するのを防止す
ることができる。
をパレットに係脱可能に固定する係止手段を設けること
により、二輪車を収容した状態にある移動パレットがパ
レットに沿って勝手に移動したり、離脱するのを防止す
ることができる。
【0014】さらに、前記スライド装置に、移動パレッ
トを車輪把持手段側が低位となるように傾斜させて保持
するための傾動手段を設けることにより、移動パレット
上に載置された片輪を車輪把持手段でさらに強固に保持
できるようになるので、移動パレットをパレットに沿っ
て移動する際の離脱を防止することができる。
トを車輪把持手段側が低位となるように傾斜させて保持
するための傾動手段を設けることにより、移動パレット
上に載置された片輪を車輪把持手段でさらに強固に保持
できるようになるので、移動パレットをパレットに沿っ
て移動する際の離脱を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態である
二輪車収容装置を示す一部省略斜視図、図2は前記二輪
車収容装置を用いた立体駐輪設備を示す一部切欠側面
図、図3は前記二輪車収容装置を構成するパレットおよ
び移動パレットを示す部分斜視図、図4および図5は前
記二輪車収容装置を構成する車輪把持手段を示す部分斜
視図、図6および図7は前記車輪収容装置を構成する車
輪着脱装置の機構を示す部分斜視図である。
二輪車収容装置を示す一部省略斜視図、図2は前記二輪
車収容装置を用いた立体駐輪設備を示す一部切欠側面
図、図3は前記二輪車収容装置を構成するパレットおよ
び移動パレットを示す部分斜視図、図4および図5は前
記二輪車収容装置を構成する車輪把持手段を示す部分斜
視図、図6および図7は前記車輪収容装置を構成する車
輪着脱装置の機構を示す部分斜視図である。
【0016】図1および図2に示すように、本実施形態
の二輪車収容装置1は、二輪車2の両輪を平常姿勢で収
容可能な角樋形状のパレット3と、二輪車2の前輪2a
を載置しパレット3に沿って往復可能な角樋形状の移動
パレット5と、二輪車2の前輪2aを着脱可能に係止す
るため移動パレット5に設けられた車輪把持手段6とを
備え、移動パレット5に係脱可能に係合し移動パレット
5をパレット3に沿って往復移動させるスライド装置7
と、車輪把持手段6に係脱可能に係合し車輪把持手段6
を二輪車2の前輪2aに係脱させる車輪着脱装置9とを
設けている。
の二輪車収容装置1は、二輪車2の両輪を平常姿勢で収
容可能な角樋形状のパレット3と、二輪車2の前輪2a
を載置しパレット3に沿って往復可能な角樋形状の移動
パレット5と、二輪車2の前輪2aを着脱可能に係止す
るため移動パレット5に設けられた車輪把持手段6とを
備え、移動パレット5に係脱可能に係合し移動パレット
5をパレット3に沿って往復移動させるスライド装置7
と、車輪把持手段6に係脱可能に係合し車輪把持手段6
を二輪車2の前輪2aに係脱させる車輪着脱装置9とを
設けている。
【0017】車輪着脱装置9はスライド装置7と一体化
され、車輪把持手段6と対向する部分には、車輪把持手
段6に設けられたフック44が係脱可能な係止部45お
よび車輪把持手段6に吸着可能な電磁マグネット46な
どが配置されている。これらのスライド装置7および車
輪着脱装置9などは縦行レール4および横行レール8に
沿って、パレット3と平行方向および直交方向にそれぞ
れ移動可能である。パレット3の底面の前後2箇所に
は、パレット3を支えるためのパレットバー3aがそれ
ぞれ直交方向に固着されている。後述するように、これ
らのパレットバー3aの下方に、上下・水平移動装置1
1,12を備えた垂直搬送リフト10を配置することに
より、パレット3を垂直移動および水平移動することが
できる。
され、車輪把持手段6と対向する部分には、車輪把持手
段6に設けられたフック44が係脱可能な係止部45お
よび車輪把持手段6に吸着可能な電磁マグネット46な
どが配置されている。これらのスライド装置7および車
輪着脱装置9などは縦行レール4および横行レール8に
沿って、パレット3と平行方向および直交方向にそれぞ
れ移動可能である。パレット3の底面の前後2箇所に
は、パレット3を支えるためのパレットバー3aがそれ
ぞれ直交方向に固着されている。後述するように、これ
らのパレットバー3aの下方に、上下・水平移動装置1
1,12を備えた垂直搬送リフト10を配置することに
より、パレット3を垂直移動および水平移動することが
できる。
【0018】図3に示すように、移動パレット5の前端
部には、移動パレット5をパレット3に係脱可能に固定
するための一対のロックプレート13が回動可能に軸支
され、移動パレット5およびパレット3の先端部にはロ
ックプレート13の係止片13aが係脱可能な切欠部1
5が形成され、係止片13aが切欠部15に嵌入する方
向へ付勢するスプリング14が2つのロックプレート1
3を連結するように配置されている。
部には、移動パレット5をパレット3に係脱可能に固定
するための一対のロックプレート13が回動可能に軸支
され、移動パレット5およびパレット3の先端部にはロ
ックプレート13の係止片13aが係脱可能な切欠部1
5が形成され、係止片13aが切欠部15に嵌入する方
向へ付勢するスプリング14が2つのロックプレート1
3を連結するように配置されている。
【0019】スライド装置7を車輪把持手段6に係合さ
せると、図3(a)に示すように、スライド装置7の下
部に設けられた作動桿16がスプリング14付近を押圧
しロックプレート13を左右に開くように回動させるの
で係止片13aが切欠部15から離脱して移動パレット
5は後退可能となり、同図3(b)に示すように、移動
パレット5をパレット3の前端部まで復帰させ、スライ
ド装置7が車輪把持手段6から離脱すると作動桿16が
ロックプレート13から離れスプリング14の復元力に
よってロックプレート13はそれぞれ元の状態まで回動
し、係止片13aが切欠部15に嵌入するので、移動パ
レット5はパレット3に固定される。
せると、図3(a)に示すように、スライド装置7の下
部に設けられた作動桿16がスプリング14付近を押圧
しロックプレート13を左右に開くように回動させるの
で係止片13aが切欠部15から離脱して移動パレット
5は後退可能となり、同図3(b)に示すように、移動
パレット5をパレット3の前端部まで復帰させ、スライ
ド装置7が車輪把持手段6から離脱すると作動桿16が
ロックプレート13から離れスプリング14の復元力に
よってロックプレート13はそれぞれ元の状態まで回動
し、係止片13aが切欠部15に嵌入するので、移動パ
レット5はパレット3に固定される。
【0020】また、パレット3の側縁部には、突出方向
に付勢された出没可能なパレットピン17が設けられ、
移動パレット5がパレット3の前端部の正規位置に復帰
したときにパレットピン17が嵌入可能な係止孔18が
移動パレット5の側縁部に形成されているため、移動パ
レット5をパレット3の前端部まで復帰させたときの位
置合わせが的確かつ迅速に行われ、固定された移動パレ
ット3の水平移動を防止することができる。
に付勢された出没可能なパレットピン17が設けられ、
移動パレット5がパレット3の前端部の正規位置に復帰
したときにパレットピン17が嵌入可能な係止孔18が
移動パレット5の側縁部に形成されているため、移動パ
レット5をパレット3の前端部まで復帰させたときの位
置合わせが的確かつ迅速に行われ、固定された移動パレ
ット3の水平移動を防止することができる。
【0021】図4および図5に示すように、車輪把持手
段6は、略L字形状に折曲された2枚の把持プレート6
a,6bを重ね合わせ、把持プレート6bを移動パレッ
ト5に固着し、把持プレート6aを2本の支持ボルト1
9で水平方向にスライド可能に支えることによって形成
され、それぞれの支持ボルト19の頭部に固着された回
動アーム20と2本の回動アーム20を回動可能に連結
する連結部材21によってリンク機構22が形成され、
連結部材21の上端部にはリンク軸21aが突設されて
いる。把持プレート6aに水平方向に形成された長孔2
6には支持ナット27が回動不能に装着され、この支持
ナット27に支持ボルト19の先端側が螺合されてい
る。
段6は、略L字形状に折曲された2枚の把持プレート6
a,6bを重ね合わせ、把持プレート6bを移動パレッ
ト5に固着し、把持プレート6aを2本の支持ボルト1
9で水平方向にスライド可能に支えることによって形成
され、それぞれの支持ボルト19の頭部に固着された回
動アーム20と2本の回動アーム20を回動可能に連結
する連結部材21によってリンク機構22が形成され、
連結部材21の上端部にはリンク軸21aが突設されて
いる。把持プレート6aに水平方向に形成された長孔2
6には支持ナット27が回動不能に装着され、この支持
ナット27に支持ボルト19の先端側が螺合されてい
る。
【0022】把持プレート6bから突出した支持ボルト
19の頭部付近においては、厚み方向の傾斜面が複数形
成された斜面座金23が把持プレート6bに固着され、
回動アーム20と支持ボルト19との固着部分に支持ボ
ルト19と直交する支軸25で回動可能に軸支されたロ
ーラ24が斜面座金23の傾斜面に当接して配置されて
いる。リンク軸21aを時計方向へ旋回させると、回動
アーム20を介して支持ボルト19が時計方向へ回動し
支持ナット27へねじ込まれるので、把持プレート6
a,6bが互いに圧着固定され、リンク軸21aを反時
計方向へ旋回させると回動アーム20を介して支持ボル
ト19が反時計方向へ回動し圧着が解除される。
19の頭部付近においては、厚み方向の傾斜面が複数形
成された斜面座金23が把持プレート6bに固着され、
回動アーム20と支持ボルト19との固着部分に支持ボ
ルト19と直交する支軸25で回動可能に軸支されたロ
ーラ24が斜面座金23の傾斜面に当接して配置されて
いる。リンク軸21aを時計方向へ旋回させると、回動
アーム20を介して支持ボルト19が時計方向へ回動し
支持ナット27へねじ込まれるので、把持プレート6
a,6bが互いに圧着固定され、リンク軸21aを反時
計方向へ旋回させると回動アーム20を介して支持ボル
ト19が反時計方向へ回動し圧着が解除される。
【0023】移動パレット5上に載置された二輪車2の
前輪2aを把持プレート6a,6bで挟持し、把持プレ
ート6a,6bを圧着固定することによって前輪2aは
移動パレット5に固定されるが、このような動作は、車
輪把持手段6に係脱可能に係合する車輪着脱装置9によ
って行われるが、この車輪着脱装置9は、図6に示す拡
縮機構9aと、図7に示すロック機構9bとによって構
成されている。
前輪2aを把持プレート6a,6bで挟持し、把持プレ
ート6a,6bを圧着固定することによって前輪2aは
移動パレット5に固定されるが、このような動作は、車
輪把持手段6に係脱可能に係合する車輪着脱装置9によ
って行われるが、この車輪着脱装置9は、図6に示す拡
縮機構9aと、図7に示すロック機構9bとによって構
成されている。
【0024】拡縮機構9aは、図6に示すように、車輪
把持手段6に係脱可能であり、把持プレート6bに当接
可能する仮固定部28と、把持プレート6aに吸着可能
な電磁マグネット29と、把持プレート6aに固定され
た受圧部材30に当接可能な押圧部材31と、押圧部材
31とともに水平移動するリニアシャフト32および可
動部33と、リニアシャフト32を支える仮固定部34
と、可動部33を水平移動させるためのボールねじ35
と、ボールねじ35を回動させる駆動モータ36および
チェーン37などによって構成されている。
把持手段6に係脱可能であり、把持プレート6bに当接
可能する仮固定部28と、把持プレート6aに吸着可能
な電磁マグネット29と、把持プレート6aに固定され
た受圧部材30に当接可能な押圧部材31と、押圧部材
31とともに水平移動するリニアシャフト32および可
動部33と、リニアシャフト32を支える仮固定部34
と、可動部33を水平移動させるためのボールねじ35
と、ボールねじ35を回動させる駆動モータ36および
チェーン37などによって構成されている。
【0025】仮固定部28を把持プレート6bの折曲部
分に当接させ、電磁マグネット29を把持プレート6a
に吸着させ、押圧部材31を受圧部材30に当接させた
後、駆動モータ36を回転させれば、把持プレート6a
の把持面6cを把持プレート6bの把持面6dに接近、
離隔させることができる。
分に当接させ、電磁マグネット29を把持プレート6a
に吸着させ、押圧部材31を受圧部材30に当接させた
後、駆動モータ36を回転させれば、把持プレート6a
の把持面6cを把持プレート6bの把持面6dに接近、
離隔させることができる。
【0026】一方、ロック機構9bは、図7に示すよう
に、支柱38と、基端軸39aによって支柱38に回動
可能に軸支された作動部材39と、図5で示したリンク
軸21aを係脱可能に係合させるため作動部材39の一
部に形成された切欠部39bと、切欠部39bを閉塞す
るためのストッパ40と、駆動モータ43に取り付けら
れたクランク軸42と作動部材39の先端軸39cとを
連結する連結部材41などによって構成されている。駆
動モータ43を回転させることによって作動部材39は
基端軸39aを中心に一定角度だけ上下動する。
に、支柱38と、基端軸39aによって支柱38に回動
可能に軸支された作動部材39と、図5で示したリンク
軸21aを係脱可能に係合させるため作動部材39の一
部に形成された切欠部39bと、切欠部39bを閉塞す
るためのストッパ40と、駆動モータ43に取り付けら
れたクランク軸42と作動部材39の先端軸39cとを
連結する連結部材41などによって構成されている。駆
動モータ43を回転させることによって作動部材39は
基端軸39aを中心に一定角度だけ上下動する。
【0027】スライド装置7を作動させ車輪着脱装置9
を車輪把持手段6に係合させると、図6で示したように
拡縮機構9aが把持プレート6a,6bに係合し、図5
で示したリンク軸21aが、図7で示したロック機構9
bの作動部材39の切欠部9c内に緩挿された状態とな
る。この状態で、移動パレット5上に載置された二輪車
2の前輪2aを把持プレート6a,6bの把持面6c,
6dの間に挟み込むと、駆動モータ36が作動し押圧部
材31が受圧部材30を押すことにより把持プレート6
aの把持面6cが把持プレート6bの把持面6dに接近
するので、前輪2aは左右両側から強力に挟まれる。
を車輪把持手段6に係合させると、図6で示したように
拡縮機構9aが把持プレート6a,6bに係合し、図5
で示したリンク軸21aが、図7で示したロック機構9
bの作動部材39の切欠部9c内に緩挿された状態とな
る。この状態で、移動パレット5上に載置された二輪車
2の前輪2aを把持プレート6a,6bの把持面6c,
6dの間に挟み込むと、駆動モータ36が作動し押圧部
材31が受圧部材30を押すことにより把持プレート6
aの把持面6cが把持プレート6bの把持面6dに接近
するので、前輪2aは左右両側から強力に挟まれる。
【0028】押圧部材31による押圧力が設定値に達す
ると駆動モータ36が停止し、図7で示したロック機構
9bの駆動モータ43が作動し、クランク軸42および
連結部材41などを介して作動部材39を上方へ回動さ
せるので、切欠部39bに緩挿されているリンク軸21
aが図5における時計方向に回動しリンク機構22を介
して支持ボルト19が時計方向(締め付け方向)へ回動
することによって把持プレート6a,6bが互いに圧着
固定される。支持ボルト19が締め付け方向へ回動させ
たとき、ローラ24は斜面座金23の傾斜面を下る方向
(斜面座金23の厚みが減少する方向)へ移動している
ので、締付け後、作動部材39の切欠部39bがリンク
軸21aから離脱してリンク軸21aがフリー状態とな
っても、ローラ24が斜面座金23の傾斜面を登る方向
(斜面座金23の厚みが増大する方向)へ移動して支持
ボルト19が緩むことはない。
ると駆動モータ36が停止し、図7で示したロック機構
9bの駆動モータ43が作動し、クランク軸42および
連結部材41などを介して作動部材39を上方へ回動さ
せるので、切欠部39bに緩挿されているリンク軸21
aが図5における時計方向に回動しリンク機構22を介
して支持ボルト19が時計方向(締め付け方向)へ回動
することによって把持プレート6a,6bが互いに圧着
固定される。支持ボルト19が締め付け方向へ回動させ
たとき、ローラ24は斜面座金23の傾斜面を下る方向
(斜面座金23の厚みが減少する方向)へ移動している
ので、締付け後、作動部材39の切欠部39bがリンク
軸21aから離脱してリンク軸21aがフリー状態とな
っても、ローラ24が斜面座金23の傾斜面を登る方向
(斜面座金23の厚みが増大する方向)へ移動して支持
ボルト19が緩むことはない。
【0029】次に、図8〜図10を参照して、二輪車収
容装置1へ二輪車2を収容する際の作業手順について説
明する。図8(a)に示すように空車状態にある二輪車
収容装置1において、車輪把持手段6にスライド装置7
を接近、係合させ、そのままスライド装置7を後退させ
ることによって移動パレット5をパレット3の後端部ま
で移動させる。この後、図8(b)示すように、二輪車
2の前輪2aを移動パレット3上に載置すると、図9に
示すように、スライド装置7が車輪把持手段6などに係
合した状態で前方へ傾斜し、車輪把持手段6側が低位と
なるように移動パレット5を傾斜させる。このとき、車
輪把持手段6のフック44がスライド装置7の係止部4
5に係止され、スライド装置7の電磁マグネット46が
車輪把持手段6に吸着しているので、スライド装置7な
どが車輪把持手段6や移動パレット5から離脱すること
はない。
容装置1へ二輪車2を収容する際の作業手順について説
明する。図8(a)に示すように空車状態にある二輪車
収容装置1において、車輪把持手段6にスライド装置7
を接近、係合させ、そのままスライド装置7を後退させ
ることによって移動パレット5をパレット3の後端部ま
で移動させる。この後、図8(b)示すように、二輪車
2の前輪2aを移動パレット3上に載置すると、図9に
示すように、スライド装置7が車輪把持手段6などに係
合した状態で前方へ傾斜し、車輪把持手段6側が低位と
なるように移動パレット5を傾斜させる。このとき、車
輪把持手段6のフック44がスライド装置7の係止部4
5に係止され、スライド装置7の電磁マグネット46が
車輪把持手段6に吸着しているので、スライド装置7な
どが車輪把持手段6や移動パレット5から離脱すること
はない。
【0030】二輪車2の前輪2aを載せた移動パレット
5が傾斜状態に保持されると、前輪2aは車輪把持手段
6の所定位置まで深く装入され、拡縮機構9aの駆動モ
ータ36が作動して前輪2aを2枚の把持プレート6
a,5b間に強く挟み込んだ後、ロック機構9bの駆動
モータが作動して2枚の把持プレート6a,6bを圧着
固定するので、前輪2aはこれらの把持プレート6a,
6bによって強固に固定され、二輪車2を安定保持する
ことができる。
5が傾斜状態に保持されると、前輪2aは車輪把持手段
6の所定位置まで深く装入され、拡縮機構9aの駆動モ
ータ36が作動して前輪2aを2枚の把持プレート6
a,5b間に強く挟み込んだ後、ロック機構9bの駆動
モータが作動して2枚の把持プレート6a,6bを圧着
固定するので、前輪2aはこれらの把持プレート6a,
6bによって強固に固定され、二輪車2を安定保持する
ことができる。
【0031】二輪車2の前輪2aが固定されると、図8
(b)に示すように、スライド装置7が徐々に前進して
いき、図8(c)に示すように、移動パレット5がパレ
ット3の前端部に復帰したところで停止し、スライド装
置7などは前傾姿勢から正立姿勢に戻るので、移動パレ
ット5も水平状態に復帰する。この後、スライド装置7
などがさらに前進し、スライド装置7および車輪着脱装
置9などが車輪把持手段6や移動パレット5などから離
脱して図2で示したような状態となり、二輪車2の収容
作業が完了する。
(b)に示すように、スライド装置7が徐々に前進して
いき、図8(c)に示すように、移動パレット5がパレ
ット3の前端部に復帰したところで停止し、スライド装
置7などは前傾姿勢から正立姿勢に戻るので、移動パレ
ット5も水平状態に復帰する。この後、スライド装置7
などがさらに前進し、スライド装置7および車輪着脱装
置9などが車輪把持手段6や移動パレット5などから離
脱して図2で示したような状態となり、二輪車2の収容
作業が完了する。
【0032】このように、二輪車収容装置1に対する二
輪車2の収容作業はスライド装置7および車輪着脱装置
9によって自動的に行われ、これらと逆の手順をとれば
収容された二輪車2を取り出すことができるので、二輪
車2の出し入れは容易であり、収容作業が完了するとス
ライド装置7および車輪着脱装置9は、パレット3、移
動パレット5および車輪把持手段6などから完全に離脱
するので、二輪車2を収容した状態でパレット3を任意
の方向へ移動することが可能である。
輪車2の収容作業はスライド装置7および車輪着脱装置
9によって自動的に行われ、これらと逆の手順をとれば
収容された二輪車2を取り出すことができるので、二輪
車2の出し入れは容易であり、収容作業が完了するとス
ライド装置7および車輪着脱装置9は、パレット3、移
動パレット5および車輪把持手段6などから完全に離脱
するので、二輪車2を収容した状態でパレット3を任意
の方向へ移動することが可能である。
【0033】したがって、例えば、図10に示すよう
に、上下・水平移動装置11,12を備えた垂直搬送リ
フト10を用いれば、二輪車2を収容したパレット3
を、垂直搬送リフト10の移動領域の周囲に多段状に配
置された複数の格納用ラック47の位置まで搬送してそ
の上に載置、保管することが可能であり、逆の手順をと
れば、二輪車2を収容したパレット3を取り出すことが
でき、様々な方式の立体駐輪設備に広く採用することが
できる。
に、上下・水平移動装置11,12を備えた垂直搬送リ
フト10を用いれば、二輪車2を収容したパレット3
を、垂直搬送リフト10の移動領域の周囲に多段状に配
置された複数の格納用ラック47の位置まで搬送してそ
の上に載置、保管することが可能であり、逆の手順をと
れば、二輪車2を収容したパレット3を取り出すことが
でき、様々な方式の立体駐輪設備に広く採用することが
できる。
【0034】本実施形態では、車輪把持手段6として、
二輪車2の前輪2aを両側面から挟持するため、移動パ
レット5に互いに対向配置された複数の把持プレート6
a,6bと、把持プレート6a,6bの間隔を拡縮する
ための拡縮機構9aと、拡縮機構9aによって位置決め
された把持プレート6a,6bを固定、解除するロック
機構9bとを設けているため、収容した二輪車2の前輪
2aの幅に応じて、その前輪2aを確実に把持すること
が可能であり、優れた保持機能を発揮する。
二輪車2の前輪2aを両側面から挟持するため、移動パ
レット5に互いに対向配置された複数の把持プレート6
a,6bと、把持プレート6a,6bの間隔を拡縮する
ための拡縮機構9aと、拡縮機構9aによって位置決め
された把持プレート6a,6bを固定、解除するロック
機構9bとを設けているため、収容した二輪車2の前輪
2aの幅に応じて、その前輪2aを確実に把持すること
が可能であり、優れた保持機能を発揮する。
【0035】また、車輪着脱装置9を構成する拡縮機構
9aとして、把持プレート6a,6bに係脱可能に係合
し、一方の把持プレート6aを対向方向にスライドさせ
る押圧部材31を設けているため、収容する二輪車2の
サイズ、機種などによって前輪幅が変動しても、確実に
固定することができる。
9aとして、把持プレート6a,6bに係脱可能に係合
し、一方の把持プレート6aを対向方向にスライドさせ
る押圧部材31を設けているため、収容する二輪車2の
サイズ、機種などによって前輪幅が変動しても、確実に
固定することができる。
【0036】また、二輪車収容位置にある移動パレット
5をパレット3に係脱可能に固定する係止手段として、
ロックプレート13、パレットピン17などを設けてい
るため、二輪車2を収容した状態にある移動パレット5
がパレット5に沿って勝手に移動したり、離脱すること
がない。
5をパレット3に係脱可能に固定する係止手段として、
ロックプレート13、パレットピン17などを設けてい
るため、二輪車2を収容した状態にある移動パレット5
がパレット5に沿って勝手に移動したり、離脱すること
がない。
【0037】さらに、スライド装置7には、移動パレッ
ト5を車輪把持手段6側が低位となるように傾斜させて
保持するための傾動手段を設けているため、移動パレッ
ト5上に載置された前輪2aを車輪把持手段6の所定位
置まで深く装入させ強固に保持することができ、移動パ
レット5をパレット3に沿って移動する際の前輪2aの
離脱も防止することができる。
ト5を車輪把持手段6側が低位となるように傾斜させて
保持するための傾動手段を設けているため、移動パレッ
ト5上に載置された前輪2aを車輪把持手段6の所定位
置まで深く装入させ強固に保持することができ、移動パ
レット5をパレット3に沿って移動する際の前輪2aの
離脱も防止することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明により、以下に示す効果を奏す
る。
る。
【0039】(1)二輪車の両輪を平常姿勢で収容可能
なパレットと、二輪車の片輪を載置しパレットに沿って
往復可能な移動パレットと、二輪車の片輪を着脱可能に
係止するため移動パレットに設けられた車輪把持手段と
を備え、移動パレットに係脱可能に係合し移動パレット
をパレットに沿って往復移動させるスライド装置と、車
輪把持手段に係脱可能に係合し車輪把持手段を二輪車の
片輪に係脱させる車輪着脱装置とを設けたことにより、
二輪車の出し入れは容易で、二輪車を安定保持すること
ができ、収容した二輪車を任意の方向へ移動することが
できる。
なパレットと、二輪車の片輪を載置しパレットに沿って
往復可能な移動パレットと、二輪車の片輪を着脱可能に
係止するため移動パレットに設けられた車輪把持手段と
を備え、移動パレットに係脱可能に係合し移動パレット
をパレットに沿って往復移動させるスライド装置と、車
輪把持手段に係脱可能に係合し車輪把持手段を二輪車の
片輪に係脱させる車輪着脱装置とを設けたことにより、
二輪車の出し入れは容易で、二輪車を安定保持すること
ができ、収容した二輪車を任意の方向へ移動することが
できる。
【0040】(2)前記車輪把持手段として、二輪車の
片輪を両側面から挟持するため移動パレットに互いに対
向配置された複数の把持部材と、把持部材の間隔を拡縮
するための拡縮機構と、拡縮機構を固定、解除するロッ
ク手段とを設けることにより、収容した二輪車の車輪幅
に応じて、その片輪を確実に把持することが可能となる
ため、保持機能がさらに高まる。
片輪を両側面から挟持するため移動パレットに互いに対
向配置された複数の把持部材と、把持部材の間隔を拡縮
するための拡縮機構と、拡縮機構を固定、解除するロッ
ク手段とを設けることにより、収容した二輪車の車輪幅
に応じて、その片輪を確実に把持することが可能となる
ため、保持機能がさらに高まる。
【0041】(3)前記車輪着脱装置として、前記把持
部材に係脱可能に係合して把持部材の少なくとも一方を
対向方向にスライドさせる作動部材を設けることによ
り、収容する二輪車の車輪幅の多様性に対する適応性が
さらに高まる。
部材に係脱可能に係合して把持部材の少なくとも一方を
対向方向にスライドさせる作動部材を設けることによ
り、収容する二輪車の車輪幅の多様性に対する適応性が
さらに高まる。
【0042】(4)二輪車収容位置にある移動パレット
をパレットに係脱可能に固定する係止手段を設けること
により、二輪車を収容した状態にある移動パレットがパ
レットに沿って勝手に移動したり、離脱するのを防止す
ることができる。
をパレットに係脱可能に固定する係止手段を設けること
により、二輪車を収容した状態にある移動パレットがパ
レットに沿って勝手に移動したり、離脱するのを防止す
ることができる。
【0043】(5)前記スライド装置に、移動パレット
を車輪把持手段側が低位となるように傾斜させて保持す
るための傾動手段を設けることにより、移動パレット上
に載置された片輪を車輪把持手段でさらに強固に保持で
きるようになり、移動パレットをパレットに沿って移動
する際の片輪の離脱も防止することができる。
を車輪把持手段側が低位となるように傾斜させて保持す
るための傾動手段を設けることにより、移動パレット上
に載置された片輪を車輪把持手段でさらに強固に保持で
きるようになり、移動パレットをパレットに沿って移動
する際の片輪の離脱も防止することができる。
【図1】 本発明の実施の形態である二輪車収容装置を
示す一部省略斜視図である。
示す一部省略斜視図である。
【図2】 図1に示す二輪車収容装置を用いた立体駐輪
設備の一部省略側面図である。
設備の一部省略側面図である。
【図3】 図1に示す二輪車収容装置を構成するパレッ
トおよび移動パレットの前端部を示す部分斜視図であ
る。
トおよび移動パレットの前端部を示す部分斜視図であ
る。
【図4】 図1に示す二輪車収容装置を構成する車輪把
持手段を示す部分斜視図である。
持手段を示す部分斜視図である。
【図5】 図1に示す二輪車収容装置を構成する車輪把
持手段を示す部分斜視図である。
持手段を示す部分斜視図である。
【図6】 図1に示す二輪車収容装置を構成する車輪着
脱装置の拡縮機構を示す部分斜視図である。
脱装置の拡縮機構を示す部分斜視図である。
【図7】 図1に示す二輪車収容装置を構成する車輪着
脱装置のロック機構を示す部分斜視図である。
脱装置のロック機構を示す部分斜視図である。
【図8】 図1に示す二輪車収容装置に対する二輪車収
容手順を示す説明図である。
容手順を示す説明図である。
【図9】 図1に示す二輪車収容装置における移動パレ
ット傾動機構を示す側面図である。
ット傾動機構を示す側面図である。
【図10】 図1に示す二輪車収容装置を用いた立体駐
輪設備の一部省略正面図である。
輪設備の一部省略正面図である。
1 二輪車収容装置 2 二輪車 2a 前輪 3 パレット 4 縦行レール 5 移動パレット 6 車輪把持手段 6a,6b 把持プレート 6c、6d 把持面 7 スライド装置 8 横行レール 9 車輪着脱装置 9a 拡縮機構 9b ロック機構 10 垂直搬送リフト 11,12 上下・水平移動装置 13 ロックプレート 13a 係止片 14 スプリング 15 切欠部 16 作動桿 17 パレットピン 18 係止孔 19 支持ボルト 20 回動アーム 21 連結部材 21a リンク軸 22 リンク機構 23 斜面座金 24 ローラ 25 支軸 26 長孔 27 支持ナット 28 仮固定部 29,46 電磁マグネット 30 受圧部材 31 押圧部材 32 リニアシャフト 33 可動部 34 仮固定部 35 ボールねじ 36,43 駆動モータ 37 チェーン 38 支柱 39 作動部材 39a 基端軸 39b 切欠部 39c 先端軸 40 ストッパ 41 連結部材 42 クランク軸 44 フック 45 係止部
Claims (5)
- 【請求項1】 二輪車の両輪を平常姿勢で収容可能なパ
レットと、二輪車の片輪を載置し前記パレットに沿って
往復可能な移動パレットと、前記片輪を着脱可能に係止
するため前記移動パレットに設けられた車輪把持手段と
を備え、前記移動パレットに係脱可能に係合し前記移動
パレットを前記パレットに沿って往復移動させるスライ
ド装置と、前記車輪把持手段に係脱可能に係合し前記車
輪把持手段を前記片輪に係脱させる車輪着脱装置とを設
けたことを特徴とする二輪車収容装置。 - 【請求項2】 前記車輪把持手段として、二輪車の片輪
を両側面から挟持するため前記移動パレットに互いに対
向配置された複数の把持部材と、前記把持部材の間隔を
拡縮するための拡縮機構と、前記拡縮機構を固定、解除
するロック手段とを設けた請求項1記載の二輪車収容装
置。 - 【請求項3】 前記車輪着脱装置として、前記把持部材
に係脱可能に係合して前記把持部材の少なくとも一方を
対向方向にスライドさせる作動部材を設けた請求項1ま
たは2記載の二輪車収容装置。 - 【請求項4】 二輪車収容位置にある前記移動パレット
を前記パレットに係脱可能に固定する係止手段を設けた
請求項1記載の二輪車収容装置。 - 【請求項5】 前記スライド装置に、前記移動パレット
を前記車輪把持手段側が低位となるように傾斜させて保
持するための傾動手段を設けた請求項1記載の二輪車収
容装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001134601A JP2002327548A (ja) | 2001-05-01 | 2001-05-01 | 二輪車収容装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001134601A JP2002327548A (ja) | 2001-05-01 | 2001-05-01 | 二輪車収容装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002327548A true JP2002327548A (ja) | 2002-11-15 |
Family
ID=18982247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001134601A Pending JP2002327548A (ja) | 2001-05-01 | 2001-05-01 | 二輪車収容装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002327548A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100971886B1 (ko) | 2009-11-05 | 2010-07-23 | (주)삼호정기 | 다양한 전장길이를 갖는 자전거들의 주차가 가능한 자전거용 주차타워시설 |
KR100974066B1 (ko) | 2010-03-31 | 2010-08-04 | (주)삼호정기 | 주차시 자전거의 쓰러짐 방지수단이 구비된 자전거용 주차타워시설 |
KR100974067B1 (ko) | 2010-03-31 | 2010-08-04 | (주)삼호정기 | 주차시 자전거의 끼임방지수단이 구비된 자전거용 주차타워시설 |
CN116427764A (zh) * | 2023-03-17 | 2023-07-14 | 南京力霸智能停车设备制造有限公司 | 多层智能车库安全保护系统及其方法 |
-
2001
- 2001-05-01 JP JP2001134601A patent/JP2002327548A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100971886B1 (ko) | 2009-11-05 | 2010-07-23 | (주)삼호정기 | 다양한 전장길이를 갖는 자전거들의 주차가 가능한 자전거용 주차타워시설 |
KR100974066B1 (ko) | 2010-03-31 | 2010-08-04 | (주)삼호정기 | 주차시 자전거의 쓰러짐 방지수단이 구비된 자전거용 주차타워시설 |
KR100974067B1 (ko) | 2010-03-31 | 2010-08-04 | (주)삼호정기 | 주차시 자전거의 끼임방지수단이 구비된 자전거용 주차타워시설 |
CN116427764A (zh) * | 2023-03-17 | 2023-07-14 | 南京力霸智能停车设备制造有限公司 | 多层智能车库安全保护系统及其方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031216 |