JP2002327133A - 1種以上のカロテノイドを含む乾燥粉末の製造方法 - Google Patents
1種以上のカロテノイドを含む乾燥粉末の製造方法Info
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Abstract
いたカロテノイドの乾燥粉末を製造する方法を提供する
こと。 【解決手段】 1種以上のカロテノイドを含む乾燥粉末
を製造する方法であって、a) 1種以上のカロテノイド
を、ラクトースと保護コロイドとの混合物の水性分子溶
液または水性コロイド溶液中に分散させ、そして、b)
形成された分散液から水および適宜に他に使用した溶媒
を除去し、場合によりコーティング剤の存在下で、乾燥
することにより、該分散液を乾燥粉末に変換する、こと
を含んでなり、その際、工程a)において、少なくとも1
種のダイズタンパク質を保護コロイドとして使用するこ
とを特徴とする、上記方法。
Description
ノイドを含む乾燥粉末、好ましくはキサントフィルを含
む乾燥粉末、特にアスタキサンチン、カンタキサンチ
ン、ルテイン、ゼアキサンチン、シトラナキサンチンお
よびβ-アポ-8'-カロテン酸エチルからなる群より選択
されるキサントフィルの乾燥粉末の製造方法に関するも
のである。
ループ、すなわちカロテンおよびキサントフィル、に大
別される。例えば、β-カロテンまたはリコペンなどの
純粋なポリエン炭化水素であるカロテンは、ヒドロキシ
ル、エポキシおよび/またはオキソ基などの酸素官能基
をもつキサントフィルと区別される。後者のグループの
典型的な例としては、とりわけ、アスタキサンチン、カ
ンタキサンチン、ルテインおよびゼアキサンチンが挙げ
られる。
サンチンおよびβ-アポ-8'-カロテン酸エチルも含まれ
る。
しており、とりわけ、トウモロコシ(ゼアキサンチ
ン)、藍晴インゲン(ルテイン)、パプリカ(カプサン
シン)、卵黄(ルテイン)、カニおよびサケ(アスタキ
サンチン)に含まれ、これらの食物にその特徴的な色を
与えている。
源から単離することもでき、食品および動物飼料ならび
に医薬品のための重要な着色剤に相当し、アスタキサン
チンの場合には、サケにおいてプロビタミンA活性を示
す活性物質でもある。
水に不溶性であるが、油脂に対する溶解度も低いことが
分かっている。このように溶解度が限られており、ま
た、酸化に対する感受性も高いため、食品や飼料を着色
する際に、合成から得られた比較的粗い粒子の製品を直
接使用することは難しい。なぜなら、粗い結晶形態の物
質を用いたのでは、乏しい着色しか得られないためであ
る。キサントフィルの使用にとって不利なこうした結果
は、水性媒体において特に顕著である。
eld)の改善は、活性物質が微細な形態で存在し、しか
も適宜に、保護コロイドによって酸化から保護されてい
る特別に製造した配合物を用いた場合にのみ達成するこ
とができる。さらに、これらの配合物を飼料中で使用す
ると、カロテノイドとキサントフィルの生物学的利用能
が向上し、その結果間接的に、例えば卵黄または魚の色
素形成において着色効果が改善される。
物学的利用能を向上させるため、様々な方法が記載され
ている。しかし、それらはすべて、活性物質の結晶サイ
ズを小さくして、10μm未満の粒度範囲にすることを目
的としている。
imia 21, 329 (1967)、WO 91/06292およびWO 94/19411
に記載された方法は、カロテノイドの粉砕にコロイドミ
ルを利用し、そうして2〜10μmの粒度を達成している。
が多数存在しており、これらは、例えば、DE-A-12 11 9
11およびEP-A-0 410 236に記載されている。
粉末状のカロテノイド製品を製造するにあたって、カロ
テノイドを揮発性の水混和性有機溶媒中に高温で、必要
に応じ加圧下で、溶解し、この溶液を保護コロイド水溶
液と混合してカロテノイドを沈殿させ、その後噴霧乾燥
している。
るための同様の方法が、EP-A-0 937412に記載されてお
り、この方法は水不混和性溶媒を用いるものである。
造されたキサントフィル活性物質のナノ粒子分散液で
は、以下のような現象が頻繁に認められる。
特に濃縮時に、コロイドとして不安定なことが多い。こ
の過程で活性物質粒子が凝集する(一部は沈降し、一部
はクリーミングする)と、分散液を乾燥粉末に変換する
ことは、もはや不可能となる。
トフィルの場合は、保護コロイドとして使用したゼラチ
ンが架橋を起こすこともあり、その結果、再分散し得な
いゲルが生成し、こうした場合にも乾燥粉末への変換は
不可能である。
題のため、着色効果および生物学的利用能に関してキサ
ントフィル含有配合物に対する大きな必要条件が常に満
たされるとは限らない。
粘着性にある。ゼラチン含有製品を使用する場合に、噴
霧乾燥や流動床噴霧乾燥などの液体系に常用される乾燥
方法を用いると、糸が形成されたり、ケークとなったり
することがある。
に受け入れられなくなる傾向がある。
ペクチンまたはトラガカントなどの、他の常用される保
護コロイドでは、比較的低濃度の脂溶性物質しか包埋す
ることができないことが多い。さらに、特にアラビアゴ
ムは、これまで、収穫が少ないために十分な品質でいつ
でも利用できるとは限らなかった。
コロイドまたはセルロース誘導体などの半合成ポリマー
は、乳化能に限界があり、特に食品部門においては必ず
しも受け入れられるとは限らない。
イズタンパク質を、脂溶性活性物質のための保護コロイ
ドとして使用することが記載されている。そこに開示さ
れたダイズタンパク質は加水分解率が0.1〜5%のもの
である。これらの保護コロイドを用いて製造した配合物
の色強度は必ずしも満足のゆくものではない。
した従来技術の欠点をもたない保護コロイドを用いて、
カロテノイドを含む乾燥粉末、特に酸素含有カロテノイ
ドの乾燥粉末を製造する方法を提供することである。
イドとの混合物の水性分子またはコロイド溶液中に分散
させ、そして b) 形成された分散液から水および適宜に他に使用した
溶媒を除去し、場合によりコーティング剤の存在下で、
乾燥することにより、該分散液を乾燥粉末に変換する、
ことを含んでなり、その際、工程a)において、少なくと
も1種のダイズタンパク質を保護コロイドとして使用す
ることを特徴とする、1種以上のカロテノイドを含む乾
燥粉末の製造方法により達成される、ことが見いだされ
た。
ロイドは、1種以上の異なるダイズタンパク質である。
これに関連して好適なダイズタンパク質は、加水分解率
(DH)が0.1〜20%、好ましくは3〜12%、特に好まし
くは6〜9%のものである。加水分解率「DH」は以下の
ように定義される: DH=(分解されたペプチド結合の数)/(ペプチド結合
の総数)×100%
分析方法」(Methods of Biochemical Analysis), Vol.I
V, pp.171-210, Interscience Publishers Inc., New Y
ork1957に記載されているような「pH-Stat法」により測
定し得る。 部分的な分解は一般に酵素処理によって行われ、適切な
酵素としては植物、微生物もしくは真菌由来のプロテア
ーゼ、または動物性プロテアーゼがある。植物プロテア
ーゼであるブロメラインを用いて部分的分解を実施する
ことが好ましい。
パク質含量が70〜90重量%で、残りの10〜30重量%が多
かれ少なかれ特定されていない他の植物成分からなる、
市販のダイズタンパク質分離物および濃縮物である。本
発明で用いるのに好ましいダイズタンパク質は非遺伝子
組換えダイズタンパク質である。
好ましくは50〜70℃、pH7〜9にて酵素と共にインキュ
ベートする。適切なタンパク質と酵素の比率は、当業者
であれば、実験室での簡単な試験により所望の加水分解
率に関して個々に決定することができる。
は、一般的には、タンパク質含量が6〜10重量%となる
ように調製される。
ダイズタンパク質の重量平均分子量は、15000〜25000
0、好ましくは25000〜220000、特に好ましくは50000〜2
00000、最も好ましくは120000〜180000の範囲である。
率の部分分解ダイズタンパク質の混合物、または部分分
解ダイズタンパク質と非分解ダイズタンパク質との混合
物を保護コロイドとして用いることも可能である。上記
混合物に関して、それらの重量平均分子量もまた上記範
囲内である。
濁液または水性エマルジョンの調製を意味する。特に好
ましくは、分散工程a)は、ラクトースと少なくとも1種
のダイズタンパク質との混合物の水性分子またはコロイ
ド溶液中に分散させた、1種以上のカロテノイドの懸濁
液を調製することを含み、その際、分散相がカロテノイ
ド活性物質の少なくとも1種をナノ粒子として含むもの
である。
おいて調製した懸濁液を、乾燥粉末に変換する前にすり
砕くことを含む。この場合、該活性物質(1種以上のカ
ロテノイド)は、すり砕く以前には結晶形態で懸濁して
いることが好ましい。
例えばボールミルを用いて実施することができる。使用
するミルのタイプに応じて、フラウンホーファー回折D
[4.3]で測定される粒子の平均粒径が0.1〜100μm、好ま
しくは0.2〜50μm、より好ましくは0.2〜20μm、最も好
ましくは0.2〜5μm、特に0.2〜0.8μmとなるまですり砕
く必要がある。D[4.3]という語は、体積加重平均直径を
表す(Handbook for Malvern Mastersizer S, Malvern
Instruments Ltd., UK を参照されたい)。
関する詳細は、特に、Ullmann's Encyclopedia of Indu
strial Chemistry, 第6版, 1999年, Electronic Relea
se,Size Reduction, 第3.6章: Wet Grinding、およびEP
-A-0 498 824に記載されている。
程a)の分散が、 a1) 1種以上のカロテノイドを水混和性有機溶媒中また
は水と水混和性有機溶媒との混合溶媒中に溶解するか、
または a2) 1種以上のカロテノイドを水不混和性有機溶媒中に
溶解し、そして a3) 工程a1)またはa2)で得られた溶液を、ラクトースと
少なくとも1種のダイズタンパク質との混合物の水性分
子またはコロイド溶液と混合することによって、カロテ
ノイドの疎水相をナノ分散相として調製する、各工程を
含むものである。
おけるナノ分散相は、固体ナノ粒子(懸濁液)またはナ
ノ液滴(エマルジョン)を含むことができる。
に、炭素、水素および酸素のみを含有する水混和性で熱
安定性の揮発性溶媒、例えばアルコール、エーテル、エ
ステル、ケトンおよびアセタールである。都合よく用い
られる溶媒は、少なくとも10%水混和性であり、沸点が
200℃より低く、かつ/または炭素数が10未満のもので
ある。特に、メタノール、エタノール、n-プロパノー
ル、イソプロパノール、1,2-ブタンジオール 1-メチル
エーテル、1,2-プロパンジオール 1-n-プロピルエーテ
ル、テトラヒドロフランまたはアセトンが好ましい。
は、大気圧下で水への溶解度が10%より低い有機溶媒を
意味する。使用可能な溶媒としては、特に、ハロゲン化
脂肪族炭化水素(例えば、塩化メチレン、クロロホルム
および四塩化炭素)、カルボン酸エステル(例えば、炭
酸ジメチル、炭酸ジエチル、炭酸プロピレン、ギ酸エチ
ル、酢酸メチル、エチルもしくはイソプロピル)、なら
びにエーテル(例えば、メチル tert-ブチルエーテル)
がある。好ましい水不混和性有機溶媒は、炭酸ジメチ
ル、炭酸プロピレン、ギ酸エチル、酢酸エチル、酢酸イ
ソプロピルおよびメチルtert-ブチルエーテルからなる
群より選択される化合物である。
くは、アスタキサンチン、カンタキサンチン、ルテイ
ン、ゼアキサンチン、シトラナキサンチンおよびβ-ア
ポ-8'-カロテン酸エチルからなる群より選択される化合
物、の乾燥粉末の製造を含む。
は、 a) アスタキサンチンおよび/またはカンタキサンチン
を、30℃以上の温度にて水混和性有機溶媒中または水と
水混和性有機溶媒との混合溶媒中に溶解し、 b) 得られた溶液を、ラクトースと加水分解率0.1〜20%
の部分分解ダイズタンパク質との混合物の水性分子また
はコロイド溶液と混合し、そして c) 形成された分散液を乾燥粉末に変換する。
タキサンチンを含む乾燥粉末の製造方法である。
ノイドを水混和性有機溶媒中に30℃以上の温度、好まし
くは50℃〜240℃、より好ましくは100℃〜200℃、さら
に好ましくは140℃〜180℃の温度で、必要に応じて加圧
下で、溶解するような方法で製造することが有利であ
る。
い比率が高温にさらすことにより減少する可能性がある
ので、カロテノイドの溶解を可能なかぎり迅速に、例え
ば、秒単位(例:0.1〜10秒)で行い、特に1秒未満で
行なうことが好適である。分子溶液の迅速な調製のため
には、昇圧、例えば20〜80バール、好ましくは30〜60バ
ールの圧力をかけることが有利である。
液に、ラクトースとダイズタンパク質との混合物の、必
要に応じて冷却した水性分子またはコロイド溶液を、混
合温度が約35℃〜80℃に設定されるようにして、直接添
加する。
テノイドの疎水相がナノ分散相として出現する。
説明については、EP-B-0 065 193を参照されたい。
ィング剤の存在下にて、特に、噴霧乾燥、噴霧冷却、凍
結乾燥または流動床乾燥により行なうことができる。適
切なコーティング剤は、とりわけ、トウモロコシデンプ
ン、シリカまたはリン酸三カルシウムである。
に、場合によってはコロイドに、糖または糖アルコール
(例えば、スクロース、グルコース、グルコースシロッ
プ、デキストリン、転化糖、ソルビトール、マンニトー
ルまたはグリセロール)などの可塑剤を添加することが
有利である。
めるために、α-トコフェロール、t-ブチルヒドロキシ
トルエン、t-ブチルヒドロキシアニソール、アスコルビ
ン酸またはエトキシキンなどの安定剤を添加することが
有利である。これらは、水相または溶媒相のいずれにも
添加できるが、活性物質と一緒に溶媒相に溶解すること
が好ましい。
理学的に許容される油(例えば、ゴマ油、コーン油、綿
実油、ダイズ油、落花生油)、または中等度鎖長の植物
性脂肪酸のエステルを、キサントフィルの重量に基づい
て、0〜500重量%、好ましくは10〜300重量%、特に好
ましくは20〜100重量%の濃度で溶解し、その後、水相
との混合時に、活性物質および上記の添加剤とともに極
めて微細な粒子として沈殿させることも有利である。
ノイドに対する比率は、一般的に、最終生成物が0.1〜3
0重量%、好ましくは1〜25重量%、特に好ましくは5
〜20重量%のカロテノイドと、10〜70重量%の保護コロ
イドと、10〜70重量%のラクトースと、適宜に少量の安
定剤、を含有するように選択される(全ての%は粉末の
乾燥重量に基づく)。
1つにより得られるカロテノイドの乾燥粉末に関する。
ン、カンタキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチン、シ
トラナキサンチンおよびβ-アポ-8'-カロテン酸エチル
からなる群より選択される酸素含有カロテノイド、より
好ましくはカンタキサンチンおよびアスタキサンチン、
最も好ましくはアスタキサンチンを含む乾燥粉末であ
る。
0.1〜30重量%、好ましくは1〜25重量%、特に好まし
くは5〜20重量%、最も好ましくは8〜15重量%の範囲
である。
び/またはカンタキサンチンの含量は5〜20重量%の範
囲であることが好ましい。
れを問題なく再分散させて、1μm未満の粒径範囲で活
性物質の均一な微細分散液を形成し得る点に特徴があ
る。
ンパク質の組合せを使用すると、これを用いて製造した
カロテノイド配合物が、グルコースなどの糖に比べて、
特に良好な色強度を示すとともに生物学的利用能も向上
するという効果を有する。
例えばグルコースシロップを用いて製造した同等の配合
物よりも高い見かけの密度を有する。驚いたことに、こ
の高い見かけ密度は本発明の配合物のより大きな安定性
にも貢献していることが見いだされた。
ドとして安定な非架橋性ナノ粒子状の分散液(その粘度
挙動はニュートン流体にほぼ一致する)が得られること
が判明した。このタイプの流体はその流れ抵抗によって
区別される。流れ抵抗は、所定の温度での材料定数であ
るニュートンの方程式:τ=h・D(τ=剪断応力、D=
剪断速度勾配、h = 動的粘度)によって定義される。ニ
ュートン流体の流れ挙動をグラフで表すと、所定の温度
においてほぼ直線を与える。特に、活性物質分散液の粘
度は、40℃および60℃において、10-2秒-1〜10+2秒-1の
剪断範囲で±50%を超えて変化することはない。
挙動の利点は、とりわけ、疑似塑性分散液の場合に比べ
て、特に濃縮後に、活性物質分散液をより簡単にポンプ
輸送できる点にある。さらに、噴霧乾燥において、ほぼ
ニュートン粘度挙動を示す活性物質分散液は、スプレー
ヘッドのパラメーターをより容易に最適化できるという
利点と、このような分散液がスプレーヘッド内でそれほ
ど臨界的な挙動を示さないという利点を有する。
イズタンパク質とラクトースの混合物を使用すると、上
述したように、色強度が改善され、さらに冷水への再分
散性が向上したキサントフィル含有乾燥粉末を製造する
ことが可能である。
ズタンパク質は、驚くべきことに、本明細書に記載した
水混和性溶媒とのより良好な適合性を示す。このこと
は、本発明の乾燥粉末を製造するためのより集約された
手順、ひいては、より経済的な方法を可能にする。
トフィルのH凝集体の形成が回避されることが観察され
た。
いる現象であり、多数の刊行物に記載されている[P. S
ong, T.A. Moore, Photochemistry and Photobiology,
19,435-441 (1974); A.V. Ruban, P. Horton, A.J. You
ng, J. Photochem. Photobiol. B: Biol., 21, 229-234
(1993); V.R. Salares, N.M. Young, P.R. Carey,H.J.
Bernstein, Journal of Raman Spectroscopy, 6(6), 2
82-288 (1977)]。
有機溶媒(例:イソプロパノール、エタノール、アセト
ン、テトラヒドロフラン)中のカロテノイドの溶液を水
と混合すると生成される。
と有機溶媒の量の正確な比率を選択することにより、い
わゆるHまたはJ凝集体を生成することが可能である。
クのように積み重なっており(カードスタック凝集
体)、UV/可視光スペクトルにおいて、モノマー形態の
吸収に対して浅色シフトを示す新たなバンドが320〜400
nmの範囲に出現することにより特徴づけられる。これ
に対して、J凝集体はポリエンの線状の頭−尾結合(頭
−尾凝集体)を示すか、または魚の骨のような配列(矢
筈凝集体)をとる。双方の配列ともポリエンのUV吸収に
深色シフトを引き起こす。
ルのH凝集体、特にアスタキサンチンのH凝集体は、対
応するJ凝集体よりも低い生物学的利用能を示すことが
明らかとなり、このことは、本発明の方法で製造された
乾燥粉末の更なる利点を提示する。
の添加剤として、および医薬品の添加剤として適してい
る。動物飼料分野におけるカロテノイド含有乾燥粉末の
用途の典型的な分野は、例えば水産養殖における魚類着
色ならびに家禽畜産における卵黄および若鶏皮膚の着色
である。
明する。実施例1 アスタキサンチン乾燥粉末の製造 48 gの結晶アスタキサンチン、1.6 gのアスコルビルパ
ルミテート、および20gのα-トコフェロールを、加熱型
容器内で、350 gのイソプロパノール/水共沸混合物中
に室温にて懸濁した。続いて、この活性物質懸濁液を90
℃に加熱し、温度223℃および流速2.7 kg/hの更なるイ
ソプロパノール/水共沸混合物と共に流速2.1 kg/hで連
続的に混合したところ、アスタキサンチンは設定した混
合温度165℃で55バールの加圧下にて溶解した。直ち
に、この活性物質溶液を、蒸留水10540 g中の加水分解
率7%の部分分解ダイズタンパク質91 gとラクトース18
2 gの溶液(1 M NaOHでpH9.5に調整した)からなる水相
と、流速60 kg/hで混合した。
プロパノール/水混合溶媒中で粒径が132 nmであり、E1
/1値1)が127であった。続いて、活性物質懸濁液を薄膜
エバポレーターで活性物質含量が約3.9%の濃度となる
まで濃縮し、噴霧乾燥した。乾燥粉末は、アスタキサン
チン含量が12.8重量%であり、見かけ密度が430 g/lで
あった。水に再分散させた乾燥粉末は、粒径が181 nmで
あり、E1/1値が126であった。1) E1/1値は、1cmキュベット中の10重量%乾燥粉末の
1%水性分散液の、最大吸収での吸光係数として定義さ
れる。
たアスタキサンチン乾燥粉末 48 gの結晶アスタキサンチン、1.6 gのアスコルビルパ
ルミテート、および20gのα-トコフェロールを、加熱型
容器内で、350 gのイソプロパノール/水共沸混合物中
に室温にて懸濁した。続いて、この活性物質懸濁液を90
℃に加熱し、温度223℃、流速2.7 kg/hの更なるイソプ
ロパノール/水共沸混合物と共に流速2.1kg/hで連続的
に混合したところ、アスタキサンチンは設定した混合温
度167℃で55バールの加圧下に溶解した。直ちに、この
活性物質溶液を、蒸留水10540 g中の加水分解率7%の
部分分解ダイズタンパク質91 gとグルコースシロップ18
2 gの溶液(1 M NaOHでpH9.5に調整した)からなる水相
と、流速60 kg/hで混合した。混合時に形成された活性
物質粒子は、イソプロパノール/水混合溶媒中で粒径が
146 nmであり、E1/1値が125であった。続いて、活性物
質懸濁液を薄膜エバポレーターで活性物質含量が約3.6
%の濃度になるまで濃縮し、噴霧乾燥した。乾燥粉末
は、アスタキサンチン含量が12.5重量%であり、見かけ
密度が400 g/lであった。水に再分散させた乾燥粉末
は、粒径が347 nmで、E1/1値が101であった。
ビルパルミテートおよび16 gのα-トコフェロールを、3
50 gのイソプロパノール/水共沸混合物中に室温で懸濁
した。次に、この活性物質懸濁液を88℃に加熱し、流速
4.8 kg/hの更なる加熱イソプロパノール/水共沸混合物
と共に流速2.9 kg/hで連続的に混合したところ、カンタ
キサンチンは設定した混合温度175℃で55バールの加圧
下に溶解した。その後、この活性物質溶液を、蒸留水70
50 g中の加水分解率7%の部分分解ダイズタンパク質10
6 gとラクトース219 gの溶液(1 M NaOHでpH9.5に調整
した)からなる水相と、流速52 kg/hで混合した。混合
時に形成された活性物質粒子は、イソプロパノール/水
混合溶媒中で粒径が134 nmであり、E1/1値が133であっ
た。続いて、この活性物質分散液を薄膜エバポレーター
で活性物質含量が約4.2%の濃度となるまで濃縮し、噴
霧乾燥した。乾燥粉末は、カンタキサンチン含量が12.4
重量%であった。水に再分散させた乾燥粉末は、平均粒
径が264 nmであり、E1/1値が121であった。
Claims (15)
- 【請求項1】 1種以上のカロテノイドを含む乾燥粉末
を製造する方法であって、 a) 1種以上のカロテノイドを、ラクトースと保護コロ
イドとの混合物の水性分子溶液または水性コロイド溶液
中に分散させ、そして b) 形成された分散液から水および適宜に他に使用した
溶媒を除去し、場合によりコーティング剤の存在下で、
乾燥することにより、該分散液を乾燥粉末に変換する、
ことを含んでなり、その際、工程a)において、少なくと
も1種のダイズタンパク質を保護コロイドとして使用す
ることを特徴とする、上記方法。 - 【請求項2】 分散工程a)が、ラクトースと少なくとも
1種のダイズタンパク質との混合物の水性分子またはコ
ロイド溶液中に分散させた1種以上のカロテノイドの懸
濁液を調製することを含む、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 工程a)で調製した懸濁液を、乾燥粉末に
変換する前にすり砕く、請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 工程a)における分散が、 a1) 1種以上のカロテノイドを水混和性有機溶媒中また
は水と水混和性有機溶媒との混合溶媒中に溶解するか、
または a2) 1種以上のカロテノイドを水不混和性有機溶媒中に
溶解し、そして a3) 工程a1)またはa2)で得られた溶液を、ラクトースと
少なくとも1種のダイズタンパク質との混合物の水性分
子またはコロイド溶液と混合することによって、カロテ
ノイドの疎水相をナノ分散相として調製する、各工程を
含む、請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 保護コロイドとして、少なくとも1種
の、加水分解率0.1〜20%の部分分解ダイズタンパク質
を用いる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項6】 用いるカロテノイドが酸素含有カロテノ
イドである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項7】 酸素含有カロテノイドがアスタキサンチ
ン、カンタキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチン、シ
トラナキサンチンおよびβ-アポ-8'-カロテン酸エチル
からなる群より選択される化合物である、請求項6に記
載の方法。 - 【請求項8】 a) アスタキサンチンおよび/またはカ
ンタキサンチンを、30℃以上の温度にて水混和性有機溶
媒中または水と水混和性有機溶媒との混合溶媒中に溶解
し、 b) 得られた溶液を、ラクトースと加水分解率0.1〜20%
の部分分解ダイズタンパク質との混合物の水性分子また
はコロイド溶液と混合し、 c) 形成された分散液を乾燥粉末に変換する、請求項7
に記載の方法。 - 【請求項9】 カロテノイドとしてアスタキサンチンを
用いる、請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
方法により得られるカロテノイド含有乾燥粉末。 - 【請求項11】 カロテノイドの含量が0.1〜30重量%
である、請求項10に記載の乾燥粉末。 - 【請求項12】 アスタキサンチン、カンタキサンチ
ン、ルテイン、ゼアキサンチン、シトラナキサンチンお
よびβ-アポ-8'-カロテン酸エチルからなる群より選択
される酸素含有カロテノイドを含む、請求項10または
11に記載の乾燥粉末。 - 【請求項13】 5〜20重量%のアスタキサンチンを含
む、請求項12に記載の乾燥粉末。 - 【請求項14】 5〜20重量%のカンタキサンチンを含
む、請求項12に記載の乾燥粉末。 - 【請求項15】 食品、医薬品および/または動物飼料
に添加する添加剤としての請求項10〜14のいずれか
1項に記載のカロテノイド含有乾燥粉末の使用。
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