JP2002325403A - 磁石発電機、磁石発電機の製造方法及び磁石発電機製造用の樹脂モールド金型 - Google Patents

磁石発電機、磁石発電機の製造方法及び磁石発電機製造用の樹脂モールド金型

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JP2002325403A
JP2002325403A JP2001132327A JP2001132327A JP2002325403A JP 2002325403 A JP2002325403 A JP 2002325403A JP 2001132327 A JP2001132327 A JP 2001132327A JP 2001132327 A JP2001132327 A JP 2001132327A JP 2002325403 A JP2002325403 A JP 2002325403A
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flywheel
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magnets
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Fumito Kamimura
文人 上村
Shinji Baba
信二 馬場
Tomokazu Umezaki
知和 梅崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護環を廃止することができ性能を向上させ
ることができる磁石発電機、磁石発電機の製造方法及び
磁石発電機製造用の樹脂モールド金型を得る。 【解決手段】 フライホイール１１の内周面に対向する
外周面２１ｄ、及び外周面２１ｄに設けられ複数個の磁
石１２を所定の位置に保持する突起２１ａを有する樹脂
モールド金型を用いて、各磁石１２を所定の位置に位置
決めしながら、樹脂モールド金型とフライホイール１１
との間に樹脂１４を充填され、さらに樹脂モールド金型
をフライホイール１１から外されて作製されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、フライホイール
の回転により磁石と電機子巻線との電磁誘導作用により
発電する磁石発電機の製造方法に関し、特に内周面に複
数個の磁石が設けられたフライホイールの製造方法に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】図６は例えば特公平６−８１４３７号公
報に示された従来のフライホイール型の磁石発電機の回
転子の正面図である。図７は図６のVI-VI線に沿う矢視
断面図である。図８は同じく特公平６−８１４３７号公
報に示された従来のフライホイール型の磁石発電機の保
護環の斜視図である。図において、１は椀形のフライホ
イール、２はこのフライホイール１の周壁部に周方向に
等間隔に載置された４個の磁石、３は環状に載置された
磁石２の内側に密着して勘合された筒状の保護環、４は
磁石２の両側部および隣り合う２つの磁石２間に充填さ
れ磁石２および保護環３をフライホイール１に一体に固
定する樹脂、５はフライホイール１の底部の中心部に設
けられ図示しない回転軸と連結されるボス部を示してい
る。
【０００３】このような構成の従来の磁石発電機の回転
子においては、椀形のフライホイール１の内周面に４個
の磁石２が等間隔に載置され、磁石２の内側に保護環３
が密着して載置され、フライホイール１の内周面と保護
環３の外周面との間の空間に樹脂４が充填される。そし
て、樹脂４によって磁石２および保護環３がフライホイ
ール１に固定される。
【０００４】図９は従来の保護環の他の例を示す斜視図
である。図１０は図９の保護環に磁石が載置された状態
を示す斜視図である。図９の保護環１３は、図８の保護
環３に較べ、各磁石２の周方向幅が小さくなり、かつ磁
石２の個数が多くなった場合の保護環である。この保護
環１３には、磁石２を等間隔に保持する為の凸部１３ａ
が形成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の従来
の磁石発電機において、各磁石２がフライホイール１に
載置され樹脂４によって固定されるまでの間、各磁石２
の位置は保護環１３に設けられた凸部１３ａにより保持
されていた。しかし、近年、部品数を削減するために保
護環３，１３を廃止したいといった要望があった。ま
た、保護環３，１３が存在することにより、磁石２と図
示しない固定子の発電コイルとの間の距離が大きくな
り、性能が向上しないので保護環３，１３を廃止したい
といった要望があった。
【０００６】この発明は上述のような問題点を解消する
ためになされたもので、保護環を廃止することができ、
これによりコストを削減することができ、また、磁石と
発電コイルとの間の距離を縮めることができ、性能を向
上させることができる磁石発電機、磁石発電機の製造方
法及び磁石発電機製造用の樹脂モールド金型を得ること
を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明に係る磁石発電
機は、椀状のフライホイールと、フライホイールの内周
面に設けられた複数個の磁石と、各磁石の周囲に充填さ
れ磁石をフライホイールに一体に固定する樹脂と、フラ
イホイール内に磁石と対向して配置され、磁石との電磁
誘導作用により発電する発電コイルとを備えた磁石発電
機であって、フライホイールの内周面に対向する外周
面、及び外周面に設けられ複数個の磁石を所定の位置に
保持する突起を有する樹脂モールド金型を用いて、各磁
石を所定の位置に位置決めしながら、樹脂モールド金型
とフライホイールとの間に樹脂を充填され、さらに樹脂
モールド金型をフライホイールから外されて作製されて
いる。
【０００８】また、この発明に係る磁石発電機の製造方
法は、椀状のフライホイールと、フライホイールの内周
面に設けられた複数個の磁石と、各磁石の周囲に充填さ
れ磁石をフライホイールに一体に固定する樹脂と、フラ
イホイール内に磁石と対向して配置され、磁石との電磁
誘導作用により発電する発電コイルとを備えた磁石発電
機の製造方法であって、フライホイールの内周面に対向
する外周面、及び外周面に設けられ複数個の磁石を所定
の位置に保持する突起を有する樹脂モールド金型を用い
て、各磁石を所定の位置に位置決めしながら、樹脂モー
ルド金型とフライホイールとの間に樹脂を充填する樹脂
充填工程と、樹脂モールド金型をフライホイールから外
す金型取外工程とを有する。
【０００９】また、樹脂モールド金型の突起は、磁石の
両側部の任意の位置からフライホイールの開口側端まで
軸方向に連続する突起である。
【００１０】また、樹脂モールド金型は、樹脂の充填時
に各磁石を金型の外周面に固定する磁石吸引・吸着機構
が内部に設けられている。
【００１１】また、この発明に係る磁石発電機製造用の
樹脂モールド金型は、椀状のフライホイールと、フライ
ホイールの内周面に設けられた複数個の磁石と、各磁石
の周囲に充填され磁石をフライホイールに一体に固定す
る樹脂と、フライホイール内に磁石と対向して配置さ
れ、磁石との電磁誘導作用により発電する発電コイルと
を備えた磁石発電機製造用の樹脂モールド金型であっ
て、フライホイールの内周面に対向する外周面、及び外
周面に設けられ複数個の磁石を所定の位置に保持する突
起を有する。
【００１２】また、突起は、磁石の両側部の任意の位置
からフライホイールの開口側端まで軸方向に連続する突
起である。
【００１３】さらに、樹脂の充填時に各磁石を金型の外
周面に固定する磁石吸引・吸着機構が内部に設けられて
いる。
【００１４】
【発明の実施の形態】図１はこの発明の磁石発電機の回
転子の斜視図である。図１において、本実施の形態の回
転子は、円筒状の周壁部１１ａとこの周壁部１１ａの一
側を塞ぐ底部１１ｂとにより形成された椀状のフライホ
イール１１を備えている。このフライホイール１１の底
部１１ｂの中心部には例えば内燃機関のクランクシャフ
トなどの図示しない回転軸と連結されるためのボス部１
５が設けられている。また、フライホイール１１の周壁
部１１ａの内周面には１２個の断面円弧状の磁石１２が
周方向に等間隔に配列され、磁石１２を埋め込むように
各磁石１２間および磁石１２の両側部に樹脂１４が充填
され、磁石１２は軸方向および径方向に関して所定の位
置に固定されている。
【００１５】図２は図１の回転子の製造に用いられる樹
脂モールド金型の斜視図である。本実施の形態の樹脂モ
ールド金型は、大きく２つの部分、すなわち、回転子内
径側金型２１と回転子開口部側金型２２から構成されて
いる。回転子内径側金型２１の外周面には磁石１２を周
方向に保持するための突起２１ａが設けられ、一方、回
転子開口部側金型２２には磁石１２を軸方向に保持する
ための突起２２ａが設けられている。突起２１ａは、図
示しない磁石の両側部の任意の位置から組み合わされる
フライホイール１１の開口側端まで軸方向に連続して延
びている。そしてさらに、回転子内径側金型２１の磁石
１２の載置位置には、磁石１２を吸引・吸着する貫通孔
２１ｂが空けられている。回転子内径側金型２１の内部
には、負圧を利用して磁石１２を吸引・吸着する図示し
ない磁石吸引・吸着機構が設けられている。磁石吸引・
吸着機構は、例えば高圧ポンプから延びる吸引ノズルで
あり、貫通孔２１ｂを介して磁石１２を吸引・吸着す
る。尚、磁石吸引・吸着機構は、磁石１２を吸着する磁
石等であってもよい。図３に樹脂モールド金型に磁石１
２が吸着された状態を示す。
【００１６】このような構成の樹脂モールド金型におい
ては、回転子内径側金型２１の一側端面２１ｃがフライ
ホイール１１の底部１１ｂに当接し、回転子内径側金型
２１の外周面２１ｄがフライホイール１１の内周面に対
向し、回転子開口部側金型２２の一側端面２２ｂがフラ
イホイール１１の開口縁部１１ｃに当接し、閉じられた
充填空間が形成される。そして、この充填空間に樹脂１
４が充填され、樹脂１４が硬化されて磁石１２が所定の
位置に固定される。その後、樹脂モールド金型はフライ
ホイール１１から外される。
【００１７】図４は樹脂モールド金型の他の例を示す斜
視図である。回転子開口部側金型２２に設けられる磁石
軸方向保持用の突起は、突起１２２ａのように円環状と
されてもよい。
【００１８】図５は樹脂モールド金型のさらに他の例を
示す斜視図である。回転子開口部側金型２２に設けられ
る磁石軸方向保持用の突起は、突起２２２ａのように円
弧状とされてもよい。
【００１９】このような構成の磁石発電機は、椀状のフ
ライホイール１１と、フライホイール１１の内周面に設
けられた複数個の磁石１２と、各磁石１２の周囲に充填
され磁石１２をフライホイール１１に一体に固定する樹
脂１４と、フライホイール１１内に磁石１２と対向して
配置され、磁石１２との電磁誘導作用により発電する発
電コイルとを備えた磁石発電機であって、フライホイー
ル１１の内周面に対向する外周面２１ｄ、及び外周面２
１ｄに設けられ複数個の磁石１２を所定の位置に保持す
る突起２１ａを有する樹脂モールド金型を用いて、各磁
石１２を所定の位置に位置決めしながら、樹脂モールド
金型とフライホイール１１との間に樹脂１４を充填さ
れ、さらに樹脂モールド金型をフライホイール１１から
外されて作製されている。そのため、保護環を廃止する
ことができ、これによりコストを削減することができ、
また、磁石と発電コイルとの間の距離を縮めることがで
き、性能を向上させることができる磁石発電機を得るこ
とができる。
【００２０】また、この発明に係る磁石発電機の製造方
法は、フライホイール１１の内周面に対向する外周面２
１ｄ、及び外周面２１ｄに設けられ複数個の磁石を所定
の位置に保持する突起２１ａを有する樹脂モールド金型
を用いて、各磁石１２を所定の位置に位置決めしなが
ら、樹脂モールド金型とフライホイール１１との間に樹
脂１４を充填する樹脂充填工程と、樹脂モールド金型を
フライホイールから外す金型取外工程とを有する。その
ため、磁石発電機から保護環を廃止することができ、こ
れにより磁石発電機のコストを削減することができ、ま
た、磁石発電機の磁石と発電コイルとの間の距離を縮め
ることができ、性能を向上させることができる。
【００２１】
【発明の効果】この発明に係る磁石発電機は、椀状のフ
ライホイールと、フライホイールの内周面に設けられた
複数個の磁石と、各磁石の周囲に充填され磁石をフライ
ホイールに一体に固定する樹脂と、フライホイール内に
磁石と対向して配置され、磁石との電磁誘導作用により
発電する発電コイルとを備えた磁石発電機であって、フ
ライホイールの内周面に対向する外周面、及び外周面に
設けられ複数個の磁石を所定の位置に保持する突起を有
する樹脂モールド金型を用いて、各磁石を所定の位置に
位置決めしながら、樹脂モールド金型とフライホイール
との間に樹脂を充填され、さらに樹脂モールド金型をフ
ライホイールから外されて作製されている。そのため、
保護環を廃止することができ、これによりコストを削減
することができ、また、磁石と発電コイルとの間の距離
を縮めることができ、性能を向上させることができる磁
石発電機を得ることができる。
【００２２】また、この発明に係る磁石発電機の製造方
法は、椀状のフライホイールと、フライホイールの内周
面に設けられた複数個の磁石と、各磁石の周囲に充填さ
れ磁石をフライホイールに一体に固定する樹脂と、フラ
イホイール内に磁石と対向して配置され、磁石との電磁
誘導作用により発電する発電コイルとを備えた磁石発電
機の製造方法であって、フライホイールの内周面に対向
する外周面、及び外周面に設けられ複数個の磁石を所定
の位置に保持する突起を有する樹脂モールド金型を用い
て、各磁石を所定の位置に位置決めしながら、樹脂モー
ルド金型とフライホイールとの間に樹脂を充填する樹脂
充填工程と、樹脂モールド金型をフライホイールから外
す金型取外工程とを有する。そのため、磁石発電機から
保護環を廃止することができ、これにより磁石発電機の
コストを削減することができ、また、磁石発電機の磁石
と発電コイルとの間の距離を縮めることができ、性能を
向上させることができる。
【００２３】また、樹脂モールド金型の突起は、磁石の
両側部の任意の位置からフライホイールの開口側端まで
軸方向に連続する突起である。そのため、磁石を周方向
に確実に保持することができるとともに、磁石が回転し
てしまうことがなく安定して保持することができ、生産
性が向上する。
【００２４】また、樹脂モールド金型は、樹脂の充填時
に各磁石を金型の外周面に固定する磁石吸引・吸着機構
が内部に設けられている。そのため、磁石を確実に保持
することができ、生産性がさらに向上する。
【００２５】また、この発明に係る磁石発電機製造用の
樹脂モールド金型は、椀状のフライホイールと、フライ
ホイールの内周面に設けられた複数個の磁石と、各磁石
の周囲に充填され磁石をフライホイールに一体に固定す
る樹脂と、フライホイール内に磁石と対向して配置さ
れ、磁石との電磁誘導作用により発電する発電コイルと
を備えた磁石発電機製造用の樹脂モールド金型であっ
て、フライホイールの内周面に対向する外周面、及び外
周面に設けられ複数個の磁石を所定の位置に保持する突
起を有する。そのため、この樹脂モールド金型を使用す
ることにより、磁石発電機から保護環を廃止することが
でき、これにより磁石発電機のコストを削減することが
でき、また、磁石発電機の磁石と発電コイルとの間の距
離を縮めることができ、性能を向上させることができ
る。
【００２６】また、突起は、磁石の両側部の任意の位置
からフライホイールの開口側端まで軸方向に連続する突
起である。そのため、磁石を周方向に確実に保持するこ
とができるとともに、磁石が回転してしまうことがなく
安定して保持することができ、生産性が向上する。
【００２７】さらに、樹脂の充填時に各磁石を金型の外
周面に固定する磁石吸引・吸着機構が内部に設けられて
いる。そのため、磁石を確実に保持することができ、生
産性がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】 この発明の磁石発電機の回転子の斜視図であ
る。
【図２】 図１の回転子の製造に用いられる樹脂モール
ド金型の斜視図である。
【図３】 樹脂モールド金型に磁石１２が吸着された状
態を示す図である。
【図４】 樹脂モールド金型の他の例を示す斜視図であ
る。
【図５】 樹脂モールド金型のさらに他の例を示す斜視
図である。
【図６】 従来のフライホイール型の磁石発電機の回転
子の正面図である。
【図７】 図６のVI-VI線に沿う矢視断面図である。
【図８】 従来のフライホイール型の磁石発電機の保護
環の斜視図である。
【図９】 従来の保護環の他の例を示す斜視図である。
【図１０】 図９の保護環に磁石が載置された状態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
１１ フライホイール、１１ａ 周壁部、１１ｂ 底
部、１１ｃ 開口縁部、１２ 磁石、１４ 樹脂モール
ド、１５ ボス部、２１ 回転子内径側金型、２１ａ
突起（周方向保持用）、２１ｂ 貫通孔、２１ｃ 端
面、２１ｄ 外周面、２２ 回転子開口部側金型、２２
ａ 突起（軸方向保持用）、２２ｂ 端面、１２２ａ
突起（円環状）、２２２ａ 突起（円弧状）。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅崎 知和 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内 Ｆターム(参考） 5H621 BB07 HH01 JK02 JK08 5H622 CA02 CA07 CA10 CB03 PP05 PP07 PP17 PP20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 椀状のフライホイールと、 前記フライホイールの内周面に設けられた複数個の磁石
    と、 前記各磁石の周囲に充填され前記磁石を前記フライホイ
    ールに一体に固定する樹脂と、 前記フライホイール内に前記磁石と対向して配置され、
    該磁石との電磁誘導作用により発電する発電コイルとを
    備えた磁石発電機であって、 前記フライホイールの内周面に対向する外周面、及び該
    外周面に設けられ前記複数個の磁石を所定の位置に保持
    する突起を有する樹脂モールド金型を用いて、前記各磁
    石を所定の位置に位置決めしながら、該樹脂モールド金
    型と前記フライホイールとの間に前記樹脂を充填され、
    さらに該樹脂モールド金型を前記フライホイールから外
    されて作製されたことを特徴とする磁石発電機。
  2. 【請求項２】 椀状のフライホイールと、 前記フライホイールの内周面に設けられた複数個の磁石
    と、 前記各磁石の周囲に充填され前記磁石を前記フライホイ
    ールに一体に固定する樹脂と、 前記フライホイール内に前記磁石と対向して配置され、
    該磁石との電磁誘導作用により発電する発電コイルとを
    備えた磁石発電機の製造方法であって、 前記フライホイールの内周面に対向する外周面、及び該
    外周面に設けられ前記複数個の磁石を所定の位置に保持
    する突起を有する樹脂モールド金型を用いて、前記各磁
    石を所定の位置に位置決めしながら、該樹脂モールド金
    型と前記フライホイールとの間に前記樹脂を充填する樹
    脂充填工程と、 前記樹脂モールド金型を前記フライホイールから外す金
    型取外工程とを有することを特徴とする磁石発電機の製
    造方法。
  3. 【請求項３】 前記樹脂モールド金型の前記突起は、前
    記磁石の両側部の任意の位置から前記フライホイールの
    開口側端まで軸方向に連続する突起であることを特徴と
    する請求項２に記載の磁石発電機の製造方法。
  4. 【請求項４】 前記樹脂モールド金型は、前記樹脂の充
    填時に前記各磁石を該金型の前記外周面に固定する磁石
    吸引・吸着機構が内部に設けられていることを特徴とす
    る請求項２または３に記載の磁石発電機の製造方法。
  5. 【請求項５】 椀状のフライホイールと、 前記フライホイールの内周面に設けられた複数個の磁石
    と、 前記各磁石の周囲に充填され前記磁石を前記フライホイ
    ールに一体に固定する樹脂と、 前記フライホイール内に前記磁石と対向して配置され、
    該磁石との電磁誘導作用により発電する発電コイルとを
    備えた磁石発電機製造用の樹脂モールド金型であって、 前記フライホイールの内周面に対向する外周面、及び該
    外周面に設けられ前記複数個の磁石を所定の位置に保持
    する突起を有することを特徴とする磁石発電機製造用の
    樹脂モールド金型。
  6. 【請求項６】 前記突起は、前記磁石の両側部の任意の
    位置から前記フライホイールの開口側端まで軸方向に連
    続する突起であることを特徴とする請求項５に記載の磁
    石発電機製造用の樹脂モールド金型。
  7. 【請求項７】 前記樹脂の充填時に前記各磁石を該金型
    の前記外周面に固定する磁石吸引・吸着機構が内部に設
    けられていることを特徴とする請求項５または６に記載
    の磁石発電機製造用の樹脂モールド金型。
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