JP2002325368A - バッテリの充電装置 - Google Patents
バッテリの充電装置Info
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- electric double
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車や電動車椅子などのバッテリを短時間
充電するには、大型で高価な充電装置が必要となる。 【解決手段】 低圧で小電流定格の直流電源１１〜１３
から昇圧チョッパ回路により昇圧した直流を得て電気二
重層コンデンサ１８をあらかじめ高圧充電しておき、こ
の電気二重層コンデンサを電源とする降圧チョッパ回路
によりバッテリ６に大きな充電電流で短時間充電する。
コネクタ１９Ａ，１９Ｂ、１７等により電気二重層コン
デンサと昇圧チョッパ回路との間または昇圧チョッパ回
路を含めて電源から切り離し可能とすることで、バッテ
リを搭載する装置位置まで持ち運びできるようにする。
昇圧チョッパに接続する電源は、小型の太陽電池や風・
水力発電機などを有効利用して省エネルギー化を図る。
充電するには、大型で高価な充電装置が必要となる。 【解決手段】 低圧で小電流定格の直流電源１１〜１３
から昇圧チョッパ回路により昇圧した直流を得て電気二
重層コンデンサ１８をあらかじめ高圧充電しておき、こ
の電気二重層コンデンサを電源とする降圧チョッパ回路
によりバッテリ６に大きな充電電流で短時間充電する。
コネクタ１９Ａ，１９Ｂ、１７等により電気二重層コン
デンサと昇圧チョッパ回路との間または昇圧チョッパ回
路を含めて電源から切り離し可能とすることで、バッテ
リを搭載する装置位置まで持ち運びできるようにする。
昇圧チョッパに接続する電源は、小型の太陽電池や風・
水力発電機などを有効利用して省エネルギー化を図る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリ（二次電
池）を動力電源または電子装置の電源とする装置（自動
車、電動自転車、電動車椅子など）に接続されてバッテ
リを短時間充電するためのバッテリの充電装置に関す
る。
池）を動力電源または電子装置の電源とする装置（自動
車、電動自転車、電動車椅子など）に接続されてバッテ
リを短時間充電するためのバッテリの充電装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】近年、高齢化社会や環境問題から、電気
自動車や電動車椅子などの需要が益々増大している。こ
のような車両の動力電源は、バッテリであり、バッテリ
を効率よく充電する方法は社会的要求事項になってい
る。
自動車や電動車椅子などの需要が益々増大している。こ
のような車両の動力電源は、バッテリであり、バッテリ
を効率よく充電する方法は社会的要求事項になってい
る。
【０００３】図２は、従来の充電装置の回路構成を示
し、エンジンを動力源とする自動車のバッテリを短時間
充電するためのものである。変圧器１は商用電源から電
圧調整した交流出力を得る。整流器２は変圧器１の交流
出力を整流する。半導体スイッチ３とリアクトル４およ
びダイオード５は、半導体スイッチ３の制御回路（図示
省略）を有して降圧チョッパ回路に構成し、半導体スイ
ッチ３の導通率制御により電圧制御した直流を得、充電
対象となるバッテリ６に充電電流を供給する。
し、エンジンを動力源とする自動車のバッテリを短時間
充電するためのものである。変圧器１は商用電源から電
圧調整した交流出力を得る。整流器２は変圧器１の交流
出力を整流する。半導体スイッチ３とリアクトル４およ
びダイオード５は、半導体スイッチ３の制御回路（図示
省略）を有して降圧チョッパ回路に構成し、半導体スイ
ッチ３の導通率制御により電圧制御した直流を得、充電
対象となるバッテリ６に充電電流を供給する。
【０００４】７Ａ，７Ｂは変圧器１と商用電源との接続
用コネクタ、８Ａ，８Ｂは降圧チョッパ回路をバッテリ
６に接続するコネクタ（接続治具）である。
用コネクタ、８Ａ，８Ｂは降圧チョッパ回路をバッテリ
６に接続するコネクタ（接続治具）である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来、バッテリを搭載
した装置は、その稼働時間に対してバッテリの充電時間
を短くしてその稼働率を高めることが要望され、このた
めにバッテリを短時間充電するには充電装置にはバッテ
リに大電流を供給できる機能が要求される。
した装置は、その稼働時間に対してバッテリの充電時間
を短くしてその稼働率を高めることが要望され、このた
めにバッテリを短時間充電するには充電装置にはバッテ
リに大電流を供給できる機能が要求される。
【０００６】この機能を実現するには、従来の充電装置
の構成では、各回路要素に定格電流の大きい大型で高価
なものを必要とする。同様に、商用電源から変圧器１と
の接続ケーブルとそのコネクタなど各部の回路接続部品
も大型で高価なものになる。また、商用電源からの受電
設備も大電流容量のものを必要とする。さらに、降圧チ
ョッパ回路とバッテリ６とを電力ケーブルで接続するた
めには、充電装置の近辺にバッテリを持ってくる必要が
あり、自動車など大型のものは充電装置の近辺に大きな
充電用スペースを用意する必要があるし、充電装置自体
の設置位置が制約される。
の構成では、各回路要素に定格電流の大きい大型で高価
なものを必要とする。同様に、商用電源から変圧器１と
の接続ケーブルとそのコネクタなど各部の回路接続部品
も大型で高価なものになる。また、商用電源からの受電
設備も大電流容量のものを必要とする。さらに、降圧チ
ョッパ回路とバッテリ６とを電力ケーブルで接続するた
めには、充電装置の近辺にバッテリを持ってくる必要が
あり、自動車など大型のものは充電装置の近辺に大きな
充電用スペースを用意する必要があるし、充電装置自体
の設置位置が制約される。
【０００７】本発明の目的は、上記の課題を解決したバ
ッテリの充電装置を提供することにある。
ッテリの充電装置を提供することにある。
【０００８】本発明の他の目的は、省エネルギー化を容
易にするバッテリの充電装置を提供することにある。
易にするバッテリの充電装置を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するため、低圧で小電流定格の電源から昇圧チョッ
パ回路（昇圧装置）により昇圧した直流を得て電気二重
層コンデンサ（または高圧二次電池）をあらかじめ高圧
充電しておき、この電気二重層コンデンサを電源とする
降圧チョッパ回路（降圧装置）によりバッテリに大きな
充電電流で短時間充電する装置構成とする。
解決するため、低圧で小電流定格の電源から昇圧チョッ
パ回路（昇圧装置）により昇圧した直流を得て電気二重
層コンデンサ（または高圧二次電池）をあらかじめ高圧
充電しておき、この電気二重層コンデンサを電源とする
降圧チョッパ回路（降圧装置）によりバッテリに大きな
充電電流で短時間充電する装置構成とする。
【００１０】また、この構成において、電気二重層コン
デンサと降圧チョッパ回路は昇圧チョッパ回路とは切り
離し可能とすること、または昇圧チョッパ回路を含めて
電源から切り離し可能とすることで、充電対象となるバ
ッテリを搭載する装置位置まで持ち運んでバッテリの充
電ができるようにする。
デンサと降圧チョッパ回路は昇圧チョッパ回路とは切り
離し可能とすること、または昇圧チョッパ回路を含めて
電源から切り離し可能とすることで、充電対象となるバ
ッテリを搭載する装置位置まで持ち運んでバッテリの充
電ができるようにする。
【００１１】さらに、昇圧チョッパに接続する電源は、
商用電源から整流器により得る構成の他、小型の太陽電
池や風・水力発電機などの自然エネルギーを有効利用し
た発電装置を利用できるようにする。
商用電源から整流器により得る構成の他、小型の太陽電
池や風・水力発電機などの自然エネルギーを有効利用し
た発電装置を利用できるようにする。
【００１２】以上のことから、本発明は、以下の構成を
特徴とする。
特徴とする。
【００１３】（１）バッテリを動力電源または電子装置
の電源とする装置に接続され、該バッテリを短時間充電
するための充電装置であって、低圧で小電流定格の電源
から昇圧した直流を得て電気二重層コンデンサまたは高
圧二次電池をあらかじめ高圧充電しておく昇圧装置と、
前記電気二重層コンデンサまたは高圧二次電池を電源と
し、前記バッテリに大きな充電電流を供給する降圧装置
とを備えたことを特徴とする。
の電源とする装置に接続され、該バッテリを短時間充電
するための充電装置であって、低圧で小電流定格の電源
から昇圧した直流を得て電気二重層コンデンサまたは高
圧二次電池をあらかじめ高圧充電しておく昇圧装置と、
前記電気二重層コンデンサまたは高圧二次電池を電源と
し、前記バッテリに大きな充電電流を供給する降圧装置
とを備えたことを特徴とする。
【００１４】（２）前記低圧で小電流定格の電源は、商
用電源から得る直流電源、自然エネルギーを利用して発
電した直流電源の何れか１つ、または複数の組み合わせ
構成としたことを特徴とする。
用電源から得る直流電源、自然エネルギーを利用して発
電した直流電源の何れか１つ、または複数の組み合わせ
構成としたことを特徴とする。
【００１５】（３）前記昇圧装置と前記電気二重層コン
デンサまたは高圧二次電池との間、または前記低圧で小
電流定格の電源と前記昇圧装置との間を切り離し可能に
するコネクタを設けた構成を特徴とする。
デンサまたは高圧二次電池との間、または前記低圧で小
電流定格の電源と前記昇圧装置との間を切り離し可能に
するコネクタを設けた構成を特徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施形態を示す
回路構成図であり、図２と同等の部分は同一符号で示
す。
回路構成図であり、図２と同等の部分は同一符号で示
す。
【００１７】直流電源１１は、変圧器１１Ａと整流・逆
流防止用ダイオード１１Ｂを有して低圧・小電流の直流
出力を得る。この構成は、従来の変圧器１と整流器２と
同じ回路構成になるが、本実施形態のものは低圧・小電
流になることから、変圧器１１Ａおよびダイオード１１
Ｂは電流定格の小さい小型・安価なもので実現される。
また、直流電源１１として、深夜電力を利用する形態の
ものとすることもできる。
流防止用ダイオード１１Ｂを有して低圧・小電流の直流
出力を得る。この構成は、従来の変圧器１と整流器２と
同じ回路構成になるが、本実施形態のものは低圧・小電
流になることから、変圧器１１Ａおよびダイオード１１
Ｂは電流定格の小さい小型・安価なもので実現される。
また、直流電源１１として、深夜電力を利用する形態の
ものとすることもできる。
【００１８】直流電源１２は、風・水力用羽根１２Ａで
駆動される発電機１２Ｂと整流・逆流防止用ダイオード
１２Ｃを有して低圧・小電流の直流出力を得る。この構
成の場合も電流定格の小さい小型・安価なもので実現さ
れる。また、発電機１２Ｂは直流発電機することもでき
る。
駆動される発電機１２Ｂと整流・逆流防止用ダイオード
１２Ｃを有して低圧・小電流の直流出力を得る。この構
成の場合も電流定格の小さい小型・安価なもので実現さ
れる。また、発電機１２Ｂは直流発電機することもでき
る。
【００１９】直流電源１３は、太陽電池１３Ａと逆流防
止用ダイオード１３Ｂを有して低圧・小電流の直流出力
を得る。この構成の場合も電流定格の小さい小型・安価
なもので実現される。
止用ダイオード１３Ｂを有して低圧・小電流の直流出力
を得る。この構成の場合も電流定格の小さい小型・安価
なもので実現される。
【００２０】これら直流電源１１，１２，１３は、少な
くとも１つを設けることで済むが、自然エネルギーを有
効利用した直流電源１２や１３を組み合わせ構成するこ
とで省エネルギーの充電装置とすることができる。ま
た、直流電源１２、１３は、一般家庭用など、他の電源
装置として設備するものでは、その発電電力の一部をバ
ッテリ充電装置の電源として利用する構成とすることが
できる。
くとも１つを設けることで済むが、自然エネルギーを有
効利用した直流電源１２や１３を組み合わせ構成するこ
とで省エネルギーの充電装置とすることができる。ま
た、直流電源１２、１３は、一般家庭用など、他の電源
装置として設備するものでは、その発電電力の一部をバ
ッテリ充電装置の電源として利用する構成とすることが
できる。
【００２１】次に、リアクトル１４と半導体スイッチ１
５および逆流防止用ダイオード１６は、直流電源１１〜
１３の少なくとも１つを電源とし、制御回路（図示省
略）により半導体スイッチ１５の導通率を制御して昇圧
直流出力を得る昇圧チョッパ回路を構成する。この昇圧
チョッパ回路は、小電流を制御するため、半導体スイッ
チ１５等の回路要素は小電流定格のもので構成される。
この昇圧チョッパ回路と直流電源１１〜１３との接続用
コネクタ１７は、直流電源１１〜１３の利用形態に応じ
て単体接続や複数接続を可能とするものに構成される。
５および逆流防止用ダイオード１６は、直流電源１１〜
１３の少なくとも１つを電源とし、制御回路（図示省
略）により半導体スイッチ１５の導通率を制御して昇圧
直流出力を得る昇圧チョッパ回路を構成する。この昇圧
チョッパ回路は、小電流を制御するため、半導体スイッ
チ１５等の回路要素は小電流定格のもので構成される。
この昇圧チョッパ回路と直流電源１１〜１３との接続用
コネクタ１７は、直流電源１１〜１３の利用形態に応じ
て単体接続や複数接続を可能とするものに構成される。
【００２２】電気二重層コンデンサ１８は、昇圧チョッ
パ回路に得る高圧の直流出力で充電され、半導体スイッ
チ３とリアクトル４およびダイオード５で構成する降圧
チョッパ回路の直流電源としてそれと一体構成にされ
る。また、電気二重層コンデンサ１７と昇圧チョッパ回
路とは、高圧・小電流定格のコネクタ１９Ａと１９Ｂを
介して接続・切り離し可能に構成される。
パ回路に得る高圧の直流出力で充電され、半導体スイッ
チ３とリアクトル４およびダイオード５で構成する降圧
チョッパ回路の直流電源としてそれと一体構成にされ
る。また、電気二重層コンデンサ１７と昇圧チョッパ回
路とは、高圧・小電流定格のコネクタ１９Ａと１９Ｂを
介して接続・切り離し可能に構成される。
【００２３】また、電気二重層コンデンサ１７の充電
は、小電流出力になる直流電源１１〜１３の出力により
なされ、バッテリ６をフル充電するのに必要な充電電力
量になるまで充電される。
は、小電流出力になる直流電源１１〜１３の出力により
なされ、バッテリ６をフル充電するのに必要な充電電力
量になるまで充電される。
【００２４】降圧チョッパ回路の出力端に設けられる接
触端子８Ａと８Ｂは、従来と同じに低圧・大電流定格の
ものにされ、バッテリ６の充電時にそれに接続される。
触端子８Ａと８Ｂは、従来と同じに低圧・大電流定格の
ものにされ、バッテリ６の充電時にそれに接続される。
【００２５】以上の構成において、降圧チョッパ回路と
一体構成の電気二重層コンデンサ１８は、コネクタ１９
Ａと１９Ｂによって昇圧チョッパ回路に接続し、昇圧チ
ョッパ回路を動作させることによって直流電源１１〜１
３を電源として高圧充電しておく。
一体構成の電気二重層コンデンサ１８は、コネクタ１９
Ａと１９Ｂによって昇圧チョッパ回路に接続し、昇圧チ
ョッパ回路を動作させることによって直流電源１１〜１
３を電源として高圧充電しておく。
【００２６】そして、バッテリ６を充電するとき、降圧
チョッパ回路と一体構成の電気二重層コンデンサ１８
は、昇圧チョッパ回路から切り離し、バッテリ６を搭載
する自動車や電動自転車位置まで運び、降圧チョッパ回
路を動作させることにより、バッテリ６を短時間充電す
るために大電流放電させる。
チョッパ回路と一体構成の電気二重層コンデンサ１８
は、昇圧チョッパ回路から切り離し、バッテリ６を搭載
する自動車や電動自転車位置まで運び、降圧チョッパ回
路を動作させることにより、バッテリ６を短時間充電す
るために大電流放電させる。
【００２７】ここで、電気二重層コンデンサからの放電
電流は、その内部抵抗によって制約される。すなわち、
許容電流ＩはＩ＝定格電圧／内部抵抗であらわせるか
ら、大容量の電気二重層コンデンサは、内部抵抗が小さ
いため大電流放電を行うことができる。例えば、定格電
圧＝２.７Ｖ、内部抵抗３ｍΩの場合、９００Ａの電流
でバッテリを充電することができ、バッテリの短時間充
電が可能となる。
電流は、その内部抵抗によって制約される。すなわち、
許容電流ＩはＩ＝定格電圧／内部抵抗であらわせるか
ら、大容量の電気二重層コンデンサは、内部抵抗が小さ
いため大電流放電を行うことができる。例えば、定格電
圧＝２.７Ｖ、内部抵抗３ｍΩの場合、９００Ａの電流
でバッテリを充電することができ、バッテリの短時間充
電が可能となる。
【００２８】したがって、本実施形態によれば、従来の
充電装置と同様に、バッテリを短時間充電するための大
電流を供給できる。しかも、電気二重層コンデンサの充
電は、低圧・小電流の電源から行うため、降圧チョッパ
回路を除いた昇圧チョッパ回路や直流電源１１〜１３お
よびそれらの接続ケーブル・コネクタなど、各回路要素
は低圧で小電流定格もので済み、小型で安価になる。
充電装置と同様に、バッテリを短時間充電するための大
電流を供給できる。しかも、電気二重層コンデンサの充
電は、低圧・小電流の電源から行うため、降圧チョッパ
回路を除いた昇圧チョッパ回路や直流電源１１〜１３お
よびそれらの接続ケーブル・コネクタなど、各回路要素
は低圧で小電流定格もので済み、小型で安価になる。
【００２９】また、商用電源からの受電設備も大電流容
量のものが不要になる。特に、低圧・小電流の太陽電池
や風・水力発電機を有効利用することができ、省エネル
ギー化に効果的となる。
量のものが不要になる。特に、低圧・小電流の太陽電池
や風・水力発電機を有効利用することができ、省エネル
ギー化に効果的となる。
【００３０】さらに、バッテリ６を充電する際、それに
降圧チョッパ回路を接続するためには、コネクタ１９
Ａ，１９Ｂ部分で切り離し、電気二重層コンデンサ１８
と降圧チョッパ回路からなる装置をバッテリ６の位置ま
で運ぶことで済み、自動車など大型装置のバッテリを充
電するのに大きな充電用スペースを用意する必要もない
し、充電装置自体の設置位置が制約されることもない。
降圧チョッパ回路を接続するためには、コネクタ１９
Ａ，１９Ｂ部分で切り離し、電気二重層コンデンサ１８
と降圧チョッパ回路からなる装置をバッテリ６の位置ま
で運ぶことで済み、自動車など大型装置のバッテリを充
電するのに大きな充電用スペースを用意する必要もない
し、充電装置自体の設置位置が制約されることもない。
【００３１】なお、実施形態において、コネクタ１９
Ａ，１９Ｂと、コネクタ１７は、昇圧チョッパ回路を直
流電源側に直接接続するか、電気二重層コンデンサ１８
側に直接接続するかによって、何れか一方を省略した構
成にできる。
Ａ，１９Ｂと、コネクタ１７は、昇圧チョッパ回路を直
流電源側に直接接続するか、電気二重層コンデンサ１８
側に直接接続するかによって、何れか一方を省略した構
成にできる。
【００３２】また、電気二重層コンデンサを電力蓄積手
段として利用する場合を示すが、高圧の鉛蓄電池を使用
することもできる。この場合、鉛蓄電池の寿命を考慮す
ると、鉛蓄電池を電源としてバッテリを充電したときに
その放電率が２０％以下となるような容量を選定するの
が好ましい。
段として利用する場合を示すが、高圧の鉛蓄電池を使用
することもできる。この場合、鉛蓄電池の寿命を考慮す
ると、鉛蓄電池を電源としてバッテリを充電したときに
その放電率が２０％以下となるような容量を選定するの
が好ましい。
【００３３】また、昇圧チョッパ回路を昇圧装置とする
場合を示すが、昇圧変圧器やスイッチング電源回路と整
流回路、倍電圧変換回路の縦続構成にした昇圧装置とす
ることができる。同様に、降圧チョッパ回路を降圧装置
とする場合を示すが、スイッチング電源回路と整流回路
にした降圧装置とすることができる。
場合を示すが、昇圧変圧器やスイッチング電源回路と整
流回路、倍電圧変換回路の縦続構成にした昇圧装置とす
ることができる。同様に、降圧チョッパ回路を降圧装置
とする場合を示すが、スイッチング電源回路と整流回路
にした降圧装置とすることができる。
【００３４】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、低圧・
小電流定格の電源から昇圧装置により昇圧した直流を得
て電気二重層コンデンサ等をあらかじめ高圧充電してお
き、この電気二重層コンデンサ等を電源とする降圧装置
によりバッテリに大きな充電電流で短時間充電するよう
にしたため、昇圧装置とその電源およびそれらの接続ケ
ーブル・コネクタなど、各回路要素は低圧で小電流定格
もので済み、小型で安価な装置になる。
小電流定格の電源から昇圧装置により昇圧した直流を得
て電気二重層コンデンサ等をあらかじめ高圧充電してお
き、この電気二重層コンデンサ等を電源とする降圧装置
によりバッテリに大きな充電電流で短時間充電するよう
にしたため、昇圧装置とその電源およびそれらの接続ケ
ーブル・コネクタなど、各回路要素は低圧で小電流定格
もので済み、小型で安価な装置になる。
【００３５】また、電気二重層コンデンサ等と降圧装置
は昇圧装置とは切り離し可能とすること、または昇圧装
置を含めて電源から切り離し可能とするため、充電対象
となるバッテリを搭載する装置位置まで持ち運んでバッ
テリの充電ができ、自動車など大型装置のバッテリを充
電するのに大きな充電用スペースを用意する必要もない
し、充電装置自体の設置位置が制約されることもない。
は昇圧装置とは切り離し可能とすること、または昇圧装
置を含めて電源から切り離し可能とするため、充電対象
となるバッテリを搭載する装置位置まで持ち運んでバッ
テリの充電ができ、自動車など大型装置のバッテリを充
電するのに大きな充電用スペースを用意する必要もない
し、充電装置自体の設置位置が制約されることもない。
【００３６】また、昇圧装置に接続する電源は、商用電
源から整流器により得る構成の他、小型の太陽電池や風
・水力発電機などの自然エネルギーを有効利用した発電
装置を利用できるようにするため、省エネルギー化に効
果的となる。
源から整流器により得る構成の他、小型の太陽電池や風
・水力発電機などの自然エネルギーを有効利用した発電
装置を利用できるようにするため、省エネルギー化に効
果的となる。
【図１】本発明の実施形態を示す充電装置の回路構成
図。
図。
【図２】従来の回路構成図。
１、１１Ａ…変圧器 ２…整流器 ３、１５…半導体スイッチ ４…リアクトル ５、１１Ｂ、１２Ｃ、１３Ｂ、１６…ダイオード ６…充電対象バッテリ ７Ａ、７Ｂ、８Ａ、８Ｂ、１７、１９Ａ、１９Ｂ…コネ
クタ １１、１２、１３…直流電源 １２Ｂ…発電機 １３Ａ…太陽電池 １８…電気二重層コンデンサ
クタ １１、１２、１３…直流電源 １２Ｂ…発電機 １３Ａ…太陽電池 １８…電気二重層コンデンサ
Claims (3)
- 【請求項１】 バッテリを動力電源または電子装置の電
源とする装置に接続され、該バッテリを短時間充電する
ための充電装置であって、 低圧で小電流定格の電源から昇圧した直流を得て電気二
重層コンデンサまたは高圧二次電池をあらかじめ高圧充
電しておく昇圧装置と、 前記電気二重層コンデンサまたは高圧二次電池を電源と
し、前記バッテリに大きな充電電流を供給する降圧装置
とを備えたことを特徴とするバッテリの充電装置。 - 【請求項２】 前記低圧で小電流定格の電源は、商用電
源から得る直流電源、自然エネルギーを利用して発電し
た直流電源の何れか１つ、または複数の組み合わせ構成
としたことを特徴とする請求項１に記載のバッテリの充
電装置。 - 【請求項３】 前記昇圧装置と前記電気二重層コンデン
サまたは高圧二次電池との間、または前記低圧で小電流
定格の電源と前記昇圧装置との間を切り離し可能にする
コネクタを設けた構成を特徴とする請求項１または２に
記載のバッテリの充電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001123720A JP2002325368A (ja) | 2001-04-23 | 2001-04-23 | バッテリの充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001123720A JP2002325368A (ja) | 2001-04-23 | 2001-04-23 | バッテリの充電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002325368A true JP2002325368A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=18973225
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2001
- 2001-04-23 JP JP2001123720A patent/JP2002325368A/ja active Pending
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