JP2002325075A - サンプリングクロック発生回路およびこれを用いるデータ受信装置 - Google Patents

サンプリングクロック発生回路およびこれを用いるデータ受信装置

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JP2002325075A JP2002016801A JP2002016801A JP2002325075A JP 2002325075 A JP2002325075 A JP 2002325075A JP 2002016801 A JP2002016801 A JP 2002016801A JP 2002016801 A JP2002016801 A JP 2002016801A JP 2002325075 A JP2002325075 A JP 2002325075A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】伝送された外部クロックCLKのジッタに対し
てデータのミスサンプリングを防止することができるサ
ンプリングクロック発生回路を提供する。 【解決手段】第1の電力受給ラインから電力供給を受け
て動作する第1のインバータ12aがm個従属接続され
たリングオシレータ12と、第2の電力受給ラインから
電力供給を受けて動作する第2のインバータ13aが2
m個あるいは2m−1個従属接続され外部からのクロッ
クを受けて遅延させたクロックを出力する遅延回路13
と、リングオシレータ12を電圧制御発振回路として第
1の電力受給ラインの電圧をPLLループにより制御す
ることでリングオシレータ12の発振周波数を制御する
PLL回路とを備え、第2の電力受給ラインの電圧を第
1の電力受給ラインの電圧と実質的に等しくなるように
設定して第2のインバータ13aから得られる遅延させ
たクロックをサンプリングクロックとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サンプリングク
ロック発生回路およびこれを用いるデータ受信装置に関
し、詳しくは、伝送された外部クロックCLKに対して
n倍(nは2か、これ以上の整数)の速度で高速にデー
タをn個単位でシリアルに伝送し、受信側でシリアルに
伝送されたn個単位のデータをn倍のサンプリングクロ
ックを用いてn個単位でパラレルにデータ変換して受信
データとして出力する伝送方式において、伝送されたク
ロック(外部クロック)のジッタに対してデータのミス
サンプリングを防止することができるようなデータサン
プリングのためのクロックを発生するサンプリングクロ
ック発生回路およびこれを用いるデータ受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータから周辺
機器にデータを伝送するときには、クロックとともにデ
ータが伝送されることになるが、最近では、シリアル高
速データ伝送が行われる。そのデータ伝送方式は、送信
側のクロックCLKよりもn倍(周期1/n)の速度で
データをシリアルにn個単位で高速伝送し、データに対
して周期n倍のクロックCLKを外部クロック(伝送さ
れたクロック)として受信側で受けてn倍のサンプリン
グクロックCKを生成してn個のサンプリングクロック
に基づいて送信されたn個単位のシリアルデータをn個
単位でパラレルに変換するものである。この種の高速伝
送方式は、パーソナルコンピュータからプリンタあるい
は液晶表示装置等への伝送、デジタルTV、セットトッ
プボックス等の内部での伝送、各種通信機器、その他、
コンピュータの周辺機器のデータ伝送において行われて
いる。伝送される外部クロックCLKを受けてn個のデ
ータをパラレルに出力するためにデータ受信側は、PL
L制御されたn倍(nは2か、これ以上の整数)のサン
プリングクロックをデータ受信側で受信した外部クロッ
クCLKに基づいて発生する。そのため受信側には、P
LL制御のサンプリングクロック発生回路が設けられて
いる。
【0003】このとき、データとクロックの伝送による
スキューやジッタをできるだけ防止するために、受信側
で生成されるn倍のクロックCKは、n倍の周波数のク
ロックを直接発振回路から得るのではなく、周期Tが外
部クロックCLKと同じでサンプリングクロックCKが
データの周期Tをn分割した中央にくるように位相をず
らせた同じ周期Tのn個のクロックを発生する。すなわ
ち、サンプリングクロック発生回路は、その最初のクロ
ックCKがT/2nだけ位相がずれ、その後のクロック
CKが前のクロックCKに対して順次+T/nだけ位相
がずれたn個のクロックCKを生成する。そして、n個
のクロックCKの各立ち上がりエッジ部分を利用してn
倍の周波数のサンプリングクロックとして得る。これに
より、受信側は、高い周波数のサンプリングクロックを
タイミング精度よく得ている。同様な理由で、さらに、
外部クロックCLKやデータの伝送は、180度位相が
相違する正相、逆相の2位相の信号のデータを2本の線
により同時に伝送する。このとき、送受信する差動動作
の送受信バッファ回路を用いて2位相信号を送るLVD
S(Low Voltage Differtial Signaling)方式が採られ
ている。
【0004】その一例としては、デジタル伝送の液晶表
示装置を挙げることができる。これは、コンピュータ本
体側から伝送される外部クロックCLKに対して7倍
(n=7)の速度で7個単位のデータがシリアルに伝送
され、受信側でそのデータがパラレルに出力される。こ
の場合の受信側でのn倍(n=7)のサンプリングクロ
ック発生回路は、図4に示すように、リングオシレータ
をVCO(電圧制御発振回路)として利用したPLL回
路が用いられている。そして、n段(ただしnが偶数の
ときにはn+1段)のリングオシレータの各段の出力を
サンプリングクロックとして取出す。具体的に説明する
と、図4において、1は、n倍(n=7)のサンプリン
グクロック発生回路であり、2は、位相比較回路、3
は、チャージポンプ回路、4は、ローパスフィルタ(L
PF)、5は、7段のインバータが従属接続されたリン
グオシレータである。このような、リングオシレータを
PLL制御のVCOとするサンプリングクロック発生回
路は、例えば、発振制御電圧を発生するローパスフィル
タ(LPF)4の出力電圧をボルテージフォロアで受け
て、このボルテージフォロアの出力をリングオシレータ
のインバータの電源として奇数段接続のインバータの電
源ラインに供給してこれらを動作させる。リングオシレ
ータの最終段のインバータの出力は、初段のインバータ
の入力に帰還する。これによりLPF4の出力電圧に応
じて各インバータの動作電流が制御されて発振周波数が
制御される。
【0005】位相比較回路2では、コンピュータ本体側
から送信回路9により伝送された周期Tの外部クロック
CLKが入力され、これに同期した7個のクロックCK
がリングオシレータ5の初段と、これから2段置きに取
出される。そのためにリングオシレータ5は、7段のイ
ンバータが接続された回路で構成される。リングオシレ
ータ5から得られる7個のクロックCKは、シリアル/
パラレル変換回路6にサンプリングクロックとして送出
され、R,G,Bに対応する3個のデータを7倍速で受
信するデータ受信回路7からシリアル/パラレル変換回
路6に送出されてR,G,Bの各データが7倍速で7個
単位にシリアル/パラレル変換回路6でパラレルデータ
に変換されてコントローラ8に出力される。なお、10
aは、コンピュータ本体側に設けられた送信回路9と液
晶表示装置側の受信回路7とを結ぶデータ伝送ラインで
あり、10bは、送信回路9と受信回路7とを結ぶクロ
ックCLKの伝送ラインである。ここでの送受信は、差
動アンプをドライバとして正相、逆相の2位相の信号伝
送で行われる、前記したLVDS方式で各データとクロ
ックCLKとが送受信される。
【0006】リングオシレータ5から出力されるサンプ
リングクロックCKは、図5に示すように、各奇数段か
ら取出されることで、初段のサンプリングクロックCK
が外部クロックCLKに対して周期TでT/2n(=1
4)だけ位相がずれ、以後+T/n(=7)だけ位相が
ずれたクロックCKがそれぞれ出力される。そして、こ
れらクロックCKの立ち上がりエッジがデータのサンプ
リングタイミングとなる。このように、データをn倍で
伝送する場合には、このn個のクロックCKの立ち上が
りあるいは立ち下がりの各エッジは、受信外部クロック
CLKのn倍と等価なサンプリングクロックとなる。な
お、この場合においては、第2段目のインバータで発生
するクロックCKは、第9番目のインバータで発生する
クロックCKとなり、第4段目のインバータで発生する
クロックCKは、第11番目のインバータで発生するク
ロックCKとなり、第6段目のインバータで発生するク
ロックCKは、第13番目のインバータで発生するクロ
ックCKとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、液晶表示装置
などでは、XGA(1024×768)の表示を行うよ
うな場合には、外部クロックCLKの周期は、15.3
8nsec(≒65MHz)程度で抑えられるが、7倍速
のデータは、2.20nsec(≒455MHz)と極め
て短い周期になる。そこで、ケーブルを介して伝送され
た外部クロックCLKがジッタを起こすと伝送されたデ
ータと伝送されたクロックとの間でずれが大きくなり、
データの立ち上がり、立ち下がりの不確定な期間が前後
に移動してデータをサンプリングできる範囲が1ns
か、それ以下に落ち込む。そのために、PLL制御でn
倍のサンプリングクロックを発生させても、これにより
精度の高いデータの受信ができなくなる問題がある。そ
の一例として図5にジッターによるタイミングを楕円枠
で示す。図示するように、PLL制御される各クロック
CKの立ち上がりエッジは、外部クロックCLKのジッ
タに対して対応しないので、外部クロックCLKが遅れ
ると、それぞれクロックCKの立ち上がりエッジは手前
にずれてしまい、外部クロックCLKに同期し、かつ、
そのn倍の周波数(周期1/n)のデータのサンプリン
グができない。この発明の目的は、このような従来技術
の問題点を解決するものであって、伝送された外部クロ
ックCLKのジッタに対してデータのミスサンプリング
を防止することができるデータサンプリングクロックを
発生するサンプリングクロック発生回路を提供すること
にある。この発明の他の目的は、伝送された外部クロッ
クCLKのジッタに対してデータのミスサンプリングを
防止することができるデータ受信装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るこの発明のサンプリングクロック発生回路の特徴は、
第1の電力受給ラインに接続されこれから電力供給を受
けて動作する第1のインバータがm個(mは3か、これ
以上の奇数値)従属接続されたこれら第1のインバータ
を有するリングオシレータと、第2の電力受給ラインに
接続されこれから電力供給を受けて動作する第2のイン
バータが2m個あるいは2m−1個従属接続されたこれ
ら第2のインバータを有し外部からのクロックを受けて
このクロックを遅延させたクロックを前記第2のインバ
ータから出力する遅延回路と、前記リングオシレータを
電圧制御発振回路として前記第1の電力受給ラインの電
圧をPLLループにより制御することで前記リングオシ
レータの発振周波数を制御するPLL回路とを備え、前
記第2の電力受給ラインの電圧を前記第1の電力受給ラ
インの電圧と実質的に等しくなるように設定して前記第
2のインバータから得られる遅延させたクロックをサン
プリングクロックとするものである。また、この発明の
データ受信装置の特徴は、前記の遅延回路の第2のイン
バータから遅延クロックをn個(nは2か、これ以上の
整数)受けてこのクロックの立ち上がりあるいは立ち下
がりエッジを利用して1/nの周期のクロックを得て伝
送されたシリアルデータをn個単位でパラレルに変換す
るシリアル/パラレル変換回路を有するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】このように、この発明では、リン
グオシレータと同一構成で実質的に2倍の接続段数のイ
ンバータの遅延回路を設けて、各インバータの遅延時間
を実質的に等しく制御し、外部クロックCLKと同じ基
準周波数の発振をリングオシレータにさせておき、実際
のサンプリングクロックは、そのときどきの外部クロッ
クCLKを受けてこれのジッタに合わせて遅延回路で外
部クロックCLKに同期させた遅延クロックを得て、サ
ンプリングクロックとする。このときリングオシレータ
を構成するインバータと遅延回路を構成するインバータ
とは、それらの電源ラインの電圧が実質的に同じになる
ように制御されているので、遅延回路のインバータの遅
延時間もPLL制御がなされる。しかも、遅延回路側
は、入力されるクロックが外部クロックCLKであるの
で、外部クロックCLKを直接参照してサンプリングク
ロックを発生することができる。その結果、外部クロッ
クCLKにジッタ等があってもデータ受信装置のパラレ
ル/シリアル変換処理におけるデータのミスサンプリン
グが発生し難くなる。
【0010】
【実施例】図1は、この発明のサンプリングクロック発
生回路を適用した一実施例の液晶表示装置を中心とした
ブロック図、図2は、そのサンプリングクロックの波形
図、そして、図3は、この発明のサンプリングクロック
発生回路を適用した他の実施例の液晶表示装置を中心と
したブロック図である。なお、図4と同一構成のものは
同一の符号で示し、それらの説明を割愛する。また、以
下で説明する実施例で使用するmは、一般的に奇数であ
り、3より大きな整数値である。この数値mは、リング
オシレータあるいは遅延回路ののインバータの段数を示
すものであり、実施例ではm=n=7となっている。n
は、2以上の整数であり、mと等しいか、これより小さ
い値であり、外部クロックCLKに関係するものであ
り、データの伝送速度の倍数を示す。図1において、1
1は、PLL制御のサンプリングクロック発生回路であ
り、12は、7段のインバータ12aが従属接続された
リングオシレータ、13は、同様に14段のインバータ
13aが従属接続され、受信した外部クロックCLKを
受けてこれを遅延させる遅延回路(ディレーライン)で
ある。各インバータ12a、13aの電力供給ライン1
4は、ボルテージフォロア15の出力ラインに接続さ
れ、ボルテージフォロア15は、LPF4の出力電圧を
受けて、制御電圧信号Vsを発生して、電力供給ライン
14にこの電圧の電力を出力する。これにより、リング
オシレータ12の周波数は、外部クロックCLKの周波
数に一致するようにPLL制御される。ここで、リング
オシレータ12を構成するインバータ12aと遅延回路
13を構成するインバータ13aとは同一特性のもので
ある。そこで、遅延回路13のインバータ13aの遅延
時間もPLL制御がなされ、インバータ12aと同じ遅
延時間を持つことになる。なお、図示するように、ここ
では、奇数段のインバータ出力を利用するので、遅延回
路の最終段のインバータは不要である。したがって、イ
ンバータの接続段数は13個(2m−1個)であっても
よい。なお、図3の実施例のように、第14段目のイン
バータ13aの出力を他の回路に利用することがよくあ
るのでここでは14段接続としてある。
【0011】ところで、遅延回路13の初段の遅延時間
は、図2に示すようにm分割された周期Tの中央位置に
サンプリング点を設定するには、周期Tの外部クロック
CLKのタイミング位置(立下がりエッジ)に対してm
分割されたタイミング位置からさらにT/2m分だけ位
相(インバータ13aの遅延時間に相当)をずらせるこ
とが必要となる。一方、リングオシレータ12と遅延回
路13におけるそれぞれのインバータ12a,13a
は、パルスの立ち上がり、立ち下がりでそれぞれのイン
バータ12aが反転して、2個のインバータ12aを経
て同じ立ち上がりパルスあるいは立ち下がりパルスが発
生する。周期Tの外部クロックCLKに従ってリングオ
シレータ12の発振周波数は、1/T(周期T)になる
ので、インバータ12aの遅延時間をkとし、立ち上が
り側あるいは立ち下がり側の周期を外部クロックCLK
の周期に一対一で対応させると、遅延時間kはT/2m
になる。これによりインバータ12a,13aの1個の
動作遅延時間は、等しくT/2mとなる。そこで、遅延
回路13の接続段数をリングオシレータ12の倍の2m
個あるいは2m−1個にして、インバータ12aの1個
分の動作遅延時間分であるT/2mだけずらせて、図3
の従来のリングオシレータ5のときと同様に遅延回路1
3の初段と、これから2段置きにインバータ13から遅
延させたクロックCKを得て(図2参照)、これらクロ
ックCKの立ち上がりエッジ部分を取出りだす。
【0012】その結果、図2の最後の示すようなサンプ
リングクロックSPを外部クロックCLKの立下がりエ
ッジに対応して得ることができる。このとき、サンプリ
ングクロックSPは、T/7の周期で周期Tを7分割し
た期間の各中央の位置で発生する。これにより、遅延回
路13から発生するそれぞれのクロックCKが外部クロ
ックCLKに対応した周期Tとなり、かつ、それらはP
LL制御がなされている。そして、サンプリングクロッ
ク発生回路11は、外部クロックCLKよりも高い周波
数のクロックを7個のクロックCKの立ち上がり信号あ
るいは立ち下がり信号(=サンプリングクロック)とし
てタイミング精度よく発生させることができる。しか
も、遅延回路13の初段と、これから2段置きに取出り
だされる各クロックCKは、外部クロックCLKを遅延
して得ているので、外部クロックCLKのジッタ等の位
相ずれをそのまま反映した信号になる。各サンプリング
クロックCKは、図2にジッターとして楕円枠で示すよ
うに、受信した外部クロックCLKに応じてジッタが発
生するクロックCKとなり、7倍速の場合には、ジッタ
が発生しても、そうでなくても、7分割した、実質的に
その中央の位置にそれぞれのクロックCKの立ち上がり
位置が設定される。これにより追従可能なジッタの範囲
を広く採ることができる。
【0013】図3は、他の実施例であり、製造過程での
デバイスの特性ばらつきを抑えてクロックCKの周波数
の無調整化をした実施例である。図1の実施例では、リ
ングオシレータ12の発振周波数をPLL回路で制御し
て、その制御電圧をインバータ12aの電源電圧とし、
同時に遅延回路13のインバータ13aの電源電圧とし
て設定している。その結果、全体で3倍の個数となる多
数のインバータの電源ラインの電圧をその1/3の個数
のインバータで制御することになる。そのため、インバ
ータ素子の特性のばらつきによっては、遅延時間13の
遅延時間をPLL制御のリングオシレータ12だけでは
制御しきれなくなる問題がある。それは、インバータ素
子の特性(その動作時間)のばらつきによって、遅延時
間を微調整する必要があるデバイスが数%程度も出てく
ることである。このような問題を回避するために、リン
グオシレータ12の電源ラインと遅延回路13の電源ラ
インとを切り離して独立なラインとし、それぞれに電源
ラインの制御電圧を発生させる。そして、リングオシレ
ータ12の電源ラインの電圧Vsを主体とし、遅延回路
13の特性が影響する分の電圧を補正分として遅延回路
の制御電圧Vpから得てリングオシレータ12の電源ラ
インの電圧Vsを補正し、この補正した電圧を遅延回路
13の電源ライン13bの電圧とする。これによりクロ
ックCKの周波数の無調整化を図ることができる。
【0014】図3においては、リングオシレータ12の
電源ライン12bと遅延時間13の電源ライン13bと
は切断されている。位相比較回路2aは、図1,図4の
位相比較回路2に対応していて、遅延回路13の第14
段目に発生する遅延後の外部クロックCLKと、入力側
の外部クロックCLKを受けてこれらの位相を比較して
その比較結果の信号をチャージポンプ3aに出力する。
チャージポンプ3aは、チャージポンプ3に対応し、ロ
ーパスフィルタ(LPF)4aは、LPF4に対応し、
ボルテージフォロア15aは、ボルテージフォロア15
に対応している。これら回路は、遅延回路13に対して
PLL回路16を構成する。このPLL回路16は、遅
延回路13から出力されるクロックCLKの位相を入力
された外部クロックCLKの位相にロックする制御電圧
信号Vpをボルテージフォロア15aに発生してライン
14aに出力する。このとき、電源ライン13bに正し
い遅延時間を発生する電圧が発生していて各インバータ
13aの遅延時間が正しければ、遅延回路13の入力側
のクロックの位相と出力側のクロックの位相とは、イン
バータ13aが14段接続されているのでクロック1周
期分だけずれて一致するはずである。これらクロックC
LKが一致せずに、ずれたときには、そのずれ分は、主
として遅延回路13のインバータ13aの特性のばらつ
きに起因している。そこで、入力側の外部クロックCL
Kと出力側の外部クロックCLKとの位相を比較して比
較結果に応じて位相のずれ分を補正するための電圧Vp
をボルテージフォロア15aに発生させる。このボルテ
ージフォロア15aの電圧Vpは、さらに合成回路17
に加えられ、ボルテージフォロア15の電圧Vsと合成
される。
【0015】合成回路17は、ボルテージフォロア15
aの電圧Vpとボルテージフォロア15の電圧Vsとを所
定の比率、例えば、1:4の割合で合成して電源ライン
13bに電圧Vの電力を発生する。例えば、インバータ
12a,13aの遅延時間k=T/2mが正規の状態に
おいて、ボルテージフォロア15aの出力電圧Vpが5
Vであり、ボルテージフォロア15の出力電圧Vsが5
Vであるとする。この場合、合成回路17は、V1=Vs
×0.8=5.0V×0.8,V2=Vp×0.2=5.
0V×0.2として、V=V1+V2=5.0Vを発生す
る。ここで、インバータ13aの特性上の相違から入力
された外部クロックCLKと出力されたクロックCLK
の位相を一致させる電圧VsがVs=6.0Vのときに
は、V2=Vp×0.2=6.0V×0.2=1.2Vと
なり、V=V1+V2=5.2Vとして5.2Vの電圧を
発生する。これによりインバータ素子の動作遅延時間の
ばらつきを吸収することができる。ここでの比率1:4
は、リングオシレータ12の電源ライン14の電圧Vs
を基準として、遅延回路13側の特性調整分の電圧を電
源ライン14の電圧Vsに対して2割程度のものとした
ことによる。
【0016】このように、比率を1:4とするのは、ボ
ルテージフォロア15aで発生する電圧の調整範囲をク
ロックCLKの1周期分の比較結果の範囲に制限するた
めでもある。ここでの調整は、インバータの特性ばらつ
きを吸収する範囲の微調整ができればそれで足りるの
で、前記の比率の制限を加えることで、万が一2周期
目、3周期目の出力クロックCLKと入力側の外部クロ
ックCLKとの位相が比較されていたときに、高い電圧
あるいは低い電圧が発生してもリングオシレータ12の
電源ライン14の電圧Vpに対してこれからあまり離れ
ない制御電圧Vをインバータ13aの電源ライン13b
の電圧として発生させるためである。
【0017】以上説明したきたが、実施例では、リング
オシレータ、遅延回路を構成する遅延素子をインバータ
としているが、このインバータには、差動増幅器、オペ
アンプ等を反転アンプとして利用する場合も含むもので
ある。実施例では、クロックに対して7倍速でデータを
転送する場合を説明しているが、高速伝送の速度は、2
倍か、これ以上の速度であってよいことはもちろんであ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたが、この発明にあって
は、リングオシレータと同一構成で実質的に2倍の接続
段数のインバータの遅延回路を設けて、各インバータの
遅延時間を実質的に等しく制御し、外部クロックCLK
と同じ基準周波数の発振をリングオシレータにさせてお
き、実際のサンプリングクロックは、そのときどきの外
部クロックCLKを受けてこれのジッタに合わせて遅延
回路で外部クロックCLKに同期させた遅延クロックを
得て、サンプリングクロックとする。その結果、外部ク
ロックCLKにジッタ等があってもデータ受信装置のパ
ラレル/シリアル変換処理におけるデータのミスサンプ
リングが発生し難くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明のサンプリングクロック発生
回路を適用した一実施例の液晶表示装置を中心としたブ
ロック図である。
【図2】図2は、そのサンプリングクロックの波形図で
ある。
【図3】図3は、この発明のサンプリングクロック発生
回路を適用した他の実施例の液晶表示装置を中心とした
ブロック図である。
【図4】図4は、従来のn倍(n=7)のサンプリング
クロック発生回路の液晶表示装置を中心としたブロック
図である。
【図5】図5は、図4のサンプリングクロック発生回路
におけるサンプリングクロックの波形図である。
【符号の説明】
1,11…サンプリングクロック発生回路、2…位相比
較回路、3…チャージポンプ回路、4…ローパスフィル
タ(LPF)、5,12…リングオシレータ、6…パラ
レルシリアル回路、7…データ受信回路、8…コントロ
ーラ、9…送信回路、10…伝送ライン、12a,13
a…インバータ、13…遅延回路、14…ボルテージフ
ォロア、15…電力供給ライン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C080 AA10 BB05 DD09 DD28 FF09 JJ02 JJ04 5J106 AA04 CC03 CC24 CC41 CC59 DD32 FF03 FF07 GG14 HH02 KK25 5K047 AA06 AA12 MM36 MM49 MM53 MM59 MM63

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電力受給ラインに接続されこれから
    電力供給を受けて動作する第1のインバータがm個(m
    は3か、これ以上の奇数値)従属接続されたこれら第1
    のインバータを有するリングオシレータと、第2の電力
    受給ラインに接続されこれから電力供給を受けて動作す
    る第2のインバータが2m個あるいは2m−1個従属接
    続されたこれら第2のインバータを有し外部からのクロ
    ックを受けてこのクロックを遅延させたクロックを前記
    第2のインバータから出力する遅延回路と、前記リング
    オシレータを電圧制御発振回路として前記第1の電力受
    給ラインの電圧をPLLループにより制御することで前
    記リングオシレータの発振周波数を制御するPLL回路
    とを備え、前記第2の電力受給ラインの電圧を前記第1
    の電力受給ラインの電圧と実質的に等しくなるように設
    定して前記第2のインバータから得られる遅延させたク
    ロックをサンプリングクロックとすることを特徴とする
    サンプリングクロック発生回路。
  2. 【請求項2】前記第1の電力受給ラインと前記第2の電
    力受給ラインとが直接接続されて前記実質的に等しい電
    圧に設定され、前記第2のインバータから得られる遅延
    させたクロックは、シリアルに伝送されたデータをパラ
    レルに出力するために使用される請求項1記載のサンプ
    リングクロック発生回路。
  3. 【請求項3】前記リングオシレータは、前記外部クロッ
    クの周期と実質的に等しい周期のパルスを発生して発振
    するものであり、前記PLL回路は、前記外部クロック
    を受けて前記パルスと位相比較する位相比較回路を有す
    る請求項2記載のサンプリングクロック発生回路。
  4. 【請求項4】前記外部クロックは、前記シリアルに伝送
    されたデータとは別のラインでこのデータとともに伝送
    されたクロックであり、前記データは、前記伝送された
    クロックに対してn倍(nは2か、これ以上の整数)の
    周波数でn個単位にシリアルに伝送される請求項3記載
    のサンプリングクロック発生回路。
  5. 【請求項5】mは、7であり、前記外部クロックは、コ
    ンピュータから前記データとともにシリアルに送出され
    る請求項4記載のサンプリングクロック発生回路。
  6. 【請求項6】第1の電力受給ラインに接続されこれから
    電力供給を受けて動作する第1のインバータがm個(m
    は3か、これ以上の奇数値)従属接続されたこれら第1
    のインバータを有するリングオシレータと、第2の電力
    受給ラインに接続されこれから電力供給を受けて動作す
    る第2のインバータが2m個あるいは2m−1個従属接
    続されたこれら第2のインバータを有し外部からのクロ
    ックを受けてこのクロックを遅延させたクロックを前記
    第2のインバータから出力する遅延回路と、前記リング
    オシレータを電圧制御発振回路として前記第1の電力受
    給ラインの電圧をPLLループにより制御することで前
    記リングオシレータの発振周波数を制御する第1のPL
    L回路と、前記外部クロックと前記遅延回路から出力さ
    れたクロックを位相比較して前記遅延回路の前記インバ
    ータから出力されるクロックの位相をロックする所定の
    制御電圧を発生する第2のPLL回路と、前記第1の電
    力受給ラインの電圧と前記所定の制御電圧とに基づいて
    前記第2の電力受給ラインの電圧を設定する電圧設定回
    路とを備え、前記第2のインバータから得られる遅延さ
    せたクロックをサンプリングクロックとすることを特徴
    とするサンプリングクロック発生回路。
  7. 【請求項7】前記リングオシレータは、前記外部クロッ
    クの周期と実質的に等しい周期のパルスを発生して発振
    するものであり、前記PLL回路は、前記外部クロック
    を受けて前記パルスと位相比較する位相比較回路を有す
    る請求項6記載のサンプリングクロック発生回路。
  8. 【請求項8】前記外部クロックは、前記シリアルに伝送
    されたデータとは別のラインでこのデータとともに伝送
    されたクロックであり、前記データは、前記伝送された
    クロックに対してn倍(nは2か、これ以上の整数)の
    周波数でn個単位にシリアルに伝送される請求項7記載
    のサンプリングクロック発生回路。
  9. 【請求項9】第1の電力受給ラインに接続されこれから
    電力供給を受けて動作する第1のインバータがm個(m
    は3か、これ以上の奇数値)従属接続されたこれら第1
    のインバータを有するリングオシレータと、第2の電力
    受給ラインに接続されこれから電力供給を受けて動作す
    る第2のインバータが2m個あるいは2m−1個従属接
    続されたこれら第2のインバータを有し外部からのクロ
    ックを受けてこのクロックを遅延させたクロックを前記
    第2のインバータから出力する遅延回路と、前記リング
    オシレータを電圧制御発振回路として前記第1の電力受
    給ラインの電圧をPLLループにより制御することで前
    記リングオシレータの発振周波数を制御するPLL回路
    と、伝送されたシリアルデータをn個単位でパラレルに
    変換するシリアル/パラレル変換回路とを備え、前記第
    2の電力受給ラインの電圧を前記第1の電力受給ライン
    の電圧と実質的に等しくなるように設定して前記第2の
    インバータから得られる遅延させたクロックを前記シリ
    アル/パラレル変換回路が受けることを特徴とするデー
    タ受信装置。
  10. 【請求項10】第1の電力受給ラインに接続されこれか
    ら電力供給を受けて動作する第1のインバータがm個
    (mは3か、これ以上の奇数値)従属接続されたこれら
    第1のインバータを有するリングオシレータと、第2の
    電力受給ラインに接続されこれから電力供給を受けて動
    作する第2のインバータが2m個あるいは2m−1個従
    属接続されたこれら第2のインバータを有し外部からの
    クロックを受けてこのクロックを遅延させたクロックを
    前記第2のインバータから出力する遅延回路と、前記リ
    ングオシレータを電圧制御発振回路として前記第1の電
    力受給ラインの電圧をPLLループにより制御すること
    で前記リングオシレータの発振周波数を制御する第1の
    PLL回路と、前記外部クロックと前記遅延回路から出
    力されたクロックを位相比較して前記遅延回路の前記イ
    ンバータから出力されるクロックをロックする所定の制
    御電圧を発生する第2のPLL回路と、前記第1の電力
    受給ラインの電圧と前記制御電圧とに基づいて前記第2
    の電力受給ラインの電圧を設定する電圧設定回路と、伝
    送されたシリアルデータをn個単位でパラレルに変換す
    るシリアル/パラレル変換回路とを備え、前記第1の電
    力受給ラインの電圧と前記第2の電力受給ラインの電圧
    を実質的に等しく設定して前記第2のインバータから得
    られる遅延させたクロックを前記シリアル/パラレル変
    換回路が受けることを特徴とするデータ受信装置。
  11. 【請求項11】前記第1の電力受給ラインと前記第2の
    電力受給ラインとが直接接続されて前記実質的に等しい
    電圧に設定され、前記第2のインバータから得られる遅
    延させたクロックは、シリアルに伝送されたデータをパ
    ラレルに出力するために使用される請求項10記載のサ
    ンプリングクロック発生回路。
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