JP2002325074A - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents
無線通信装置および無線通信方法Info
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Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線通信システムに応じた最適なスルー
プットを得ること。 【解決手段】 エラー検出部105が、受信データに対
してエラーの有無を検出し、可変ミュート制御部106
が、受信データの受信状態を検出するために、受信デー
タのエラー率が算出し、エラー率に応じて、バッファメ
モリ104に蓄えられている受信データを廃棄するか否
か決定し、その旨を示す制御信号をミュート回路107
に送り、ミュート回路107が、可変ミュート制御部1
06から送られた制御信号にしたがって、バッファメモ
リ104に蓄えられた受信データを廃棄するか、また
は、出力I/F108に送る。
プットを得ること。 【解決手段】 エラー検出部105が、受信データに対
してエラーの有無を検出し、可変ミュート制御部106
が、受信データの受信状態を検出するために、受信デー
タのエラー率が算出し、エラー率に応じて、バッファメ
モリ104に蓄えられている受信データを廃棄するか否
か決定し、その旨を示す制御信号をミュート回路107
に送り、ミュート回路107が、可変ミュート制御部1
06から送られた制御信号にしたがって、バッファメモ
リ104に蓄えられた受信データを廃棄するか、また
は、出力I/F108に送る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信装置およ
び無線通信方法に関する。
び無線通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信では、伝送される信号は伝搬路
において様々な干渉や変動を受けるため、品質が劣化
し、受信データのエラー率が有線通信に比べ高くなって
しまう。データが音声データや画像データである場合に
は、エラーが発生すると聞き苦しい音声や見苦しい画像
となってしまうため、受信側にはエラーが検出されたデ
ータを廃棄するミュート機能が備えられている。また、
エラー検出されたデータを再送することによりエラーフ
リーな伝送を実現する再送技術もある。
において様々な干渉や変動を受けるため、品質が劣化
し、受信データのエラー率が有線通信に比べ高くなって
しまう。データが音声データや画像データである場合に
は、エラーが発生すると聞き苦しい音声や見苦しい画像
となってしまうため、受信側にはエラーが検出されたデ
ータを廃棄するミュート機能が備えられている。また、
エラー検出されたデータを再送することによりエラーフ
リーな伝送を実現する再送技術もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のミュート機能で
は、エラーが発生したすべてのデータを廃棄してしまう
ため、データの抜けが発生し、スループットが大きく低
下してしまうことがある。また、エラー検出されたデー
タの再送では、伝搬環境が悪くエラーが多発する場合に
は無限再送に陥る等、スループットが大きく低下してし
まうことがある。
は、エラーが発生したすべてのデータを廃棄してしまう
ため、データの抜けが発生し、スループットが大きく低
下してしまうことがある。また、エラー検出されたデー
タの再送では、伝搬環境が悪くエラーが多発する場合に
は無限再送に陥る等、スループットが大きく低下してし
まうことがある。
【0004】ここで、無線通信システムでは、例えば入
室/侵入監視システム等のセキュリティシステム等、音
声や画像の品質よりもむしろスループットが重視される
システムがある。このようなシステムにおいては、音声
や画像の再生時の品質が多少劣化しても、その品質劣化
が許容範囲内であれば極力スループットを低下させずに
再生することが求められる。
室/侵入監視システム等のセキュリティシステム等、音
声や画像の品質よりもむしろスループットが重視される
システムがある。このようなシステムにおいては、音声
や画像の再生時の品質が多少劣化しても、その品質劣化
が許容範囲内であれば極力スループットを低下させずに
再生することが求められる。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、無線通信システムに応じた所望のスループットを
得ることができる無線通信装置および無線通信方法を提
供することを目的とする。
あり、無線通信システムに応じた所望のスループットを
得ることができる無線通信装置および無線通信方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の無線通信装置
は、無線伝送された受信データの受信状態を検出する検
出手段と、前記検出手段での検出結果に応じて受信デー
タを廃棄するか否か決定する決定手段と、を具備する構
成を採る。
は、無線伝送された受信データの受信状態を検出する検
出手段と、前記検出手段での検出結果に応じて受信デー
タを廃棄するか否か決定する決定手段と、を具備する構
成を採る。
【0007】この構成によれば、データの受信状態に応
じて受信データを廃棄するか否か決定するため、無線通
信システムにおいて求められる所望のスループットを得
ることができる。
じて受信データを廃棄するか否か決定するため、無線通
信システムにおいて求められる所望のスループットを得
ることができる。
【0008】本発明の無線通信装置は、前記検出手段
が、受信データのエラー率を検出し、前記決定手段が、
検出されたエラー率に応じて受信データを廃棄するか否
か決定する構成を採る。
が、受信データのエラー率を検出し、前記決定手段が、
検出されたエラー率に応じて受信データを廃棄するか否
か決定する構成を採る。
【0009】この構成によれば、エラー率に応じて受信
データを廃棄するか否か決定するため、エラー率に応じ
てスループットを調節することができ、無線通信システ
ムにおいて求められる所望のスループットを得ることが
できる。
データを廃棄するか否か決定するため、エラー率に応じ
てスループットを調節することができ、無線通信システ
ムにおいて求められる所望のスループットを得ることが
できる。
【0010】本発明の無線通信装置は、前記検出手段
が、受信データのエラー率および受信データの受信レベ
ルを検出し、前記決定手段が、検出されたエラー率およ
び受信レベルに応じて受信データを廃棄するか否か決定
する構成を採る。
が、受信データのエラー率および受信データの受信レベ
ルを検出し、前記決定手段が、検出されたエラー率およ
び受信レベルに応じて受信データを廃棄するか否か決定
する構成を採る。
【0011】この構成によれば、エラー率の他に受信レ
ベルも加えて受信データを廃棄するか否か決定するた
め、干渉波の影響を考慮したスループットの調節を行う
ことができる。
ベルも加えて受信データを廃棄するか否か決定するた
め、干渉波の影響を考慮したスループットの調節を行う
ことができる。
【0012】本発明の無線通信装置は、受信データに対
してエラー訂正処理を施す訂正手段を具備し、前記検出
手段が、前記訂正手段でエラー訂正処理された受信デー
タのエラー率を検出する構成を採る。
してエラー訂正処理を施す訂正手段を具備し、前記検出
手段が、前記訂正手段でエラー訂正処理された受信デー
タのエラー率を検出する構成を採る。
【0013】この構成によれば、検出手段でエラーが検
出される可能性が低くなり、この結果、スループットを
向上させることができる。
出される可能性が低くなり、この結果、スループットを
向上させることができる。
【0014】本発明の無線通信装置は、前記決定手段が
受信データを廃棄すると決定した場合に、受信データの
受信状態に応じた音を出力する出力手段を具備する構成
を採る。
受信データを廃棄すると決定した場合に、受信データの
受信状態に応じた音を出力する出力手段を具備する構成
を採る。
【0015】この構成によれば、受信データが廃棄され
る場合に受信状態に応じた音を出力するため、無線通信
装置ユーザが受信データが廃棄された原因を把握するこ
とができる。
る場合に受信状態に応じた音を出力するため、無線通信
装置ユーザが受信データが廃棄された原因を把握するこ
とができる。
【0016】本発明の無線通信装置は、前記制御手段が
受信データを廃棄すると決定した場合に、受信データの
受信状態を表示する表示手段を具備する構成を採る。
受信データを廃棄すると決定した場合に、受信データの
受信状態を表示する表示手段を具備する構成を採る。
【0017】この構成によれば、受信データが廃棄され
る場合に受信状態を表示するため、無線通信装置ユーザ
が受信データが廃棄された原因を把握することができ
る。
る場合に受信状態を表示するため、無線通信装置ユーザ
が受信データが廃棄された原因を把握することができ
る。
【0018】本発明の無線通信装置は、データの伝送速
度に対してデータ内容の変化が遅い無線通信システムに
おいて使用される無線通信装置であって、無線伝送され
た複数個の受信データを参照して受信データの内容を判
定する判定手段と、受信データのエラー率を検出する検
出手段と、検出されたエラー率に応じて前記判定手段に
て参照される受信データの個数を変化させる制御手段
と、を具備する構成を採る。
度に対してデータ内容の変化が遅い無線通信システムに
おいて使用される無線通信装置であって、無線伝送され
た複数個の受信データを参照して受信データの内容を判
定する判定手段と、受信データのエラー率を検出する検
出手段と、検出されたエラー率に応じて前記判定手段に
て参照される受信データの個数を変化させる制御手段
と、を具備する構成を採る。
【0019】この構成によれば、エラー率に応じて参照
される受信データ数を変化させるため、エラー率に応じ
てスループットを調節することができる。
される受信データ数を変化させるため、エラー率に応じ
てスループットを調節することができる。
【0020】本発明の無線通信装置は、無線伝送された
受信データの受信状態を検出する検出手段と、画像デー
タをイントラフレームまたはインターフレームに符号化
する符号化手段と、検出結果に応じてインターフレーム
数に対するイントラフレーム数を決定する決定手段と、
を具備する構成を採る。
受信データの受信状態を検出する検出手段と、画像デー
タをイントラフレームまたはインターフレームに符号化
する符号化手段と、検出結果に応じてインターフレーム
数に対するイントラフレーム数を決定する決定手段と、
を具備する構成を採る。
【0021】この構成によれば、受信状態に応じてイン
トラフレームの数を決定するため、無線通信装置が適用
される無線通信システム毎に受信状態とイントラフレー
ム数との対応関係を適宜定めることにより、画質が良好
な画像データのスループットを調節することができる。
トラフレームの数を決定するため、無線通信装置が適用
される無線通信システム毎に受信状態とイントラフレー
ム数との対応関係を適宜定めることにより、画質が良好
な画像データのスループットを調節することができる。
【0022】本発明の無線通信装置は、前記検出手段
が、受信データのエラー率および受信データの受信レベ
ルを検出し、前記決定手段が、検出されたエラー率およ
び受信レベルに応じてインターフレーム数に対するイン
トラフレーム数を決定する構成を採る。
が、受信データのエラー率および受信データの受信レベ
ルを検出し、前記決定手段が、検出されたエラー率およ
び受信レベルに応じてインターフレーム数に対するイン
トラフレーム数を決定する構成を採る。
【0023】この構成によれば、エラー率の他に受信レ
ベルも加えてイントラフレーム数を決定するため、干渉
波の影響を考慮して、画質が良好な画像データのスルー
プットを調節することができる。
ベルも加えてイントラフレーム数を決定するため、干渉
波の影響を考慮して、画質が良好な画像データのスルー
プットを調節することができる。
【0024】本発明の無線通信装置は、データの再送が
行われる無線通信システムにおいて使用される無線通信
装置であって、無線伝送された受信データの受信状態を
検出する検出手段と、検出結果に応じて再送回数の上限
を決定し、上限未満の回数で通信相手にデータの再送を
要求する再送制御手段と、を具備する構成を採る。
行われる無線通信システムにおいて使用される無線通信
装置であって、無線伝送された受信データの受信状態を
検出する検出手段と、検出結果に応じて再送回数の上限
を決定し、上限未満の回数で通信相手にデータの再送を
要求する再送制御手段と、を具備する構成を採る。
【0025】この構成によれば、データの再送が行われ
る無線通信システムにおいて、受信状態に応じて再送回
数の上限を決定するため、無線通信装置が適用される無
線通信システム毎に受信状態と再送回数の上限との対応
関係を適宜定めることにより、受信データのスループッ
トを調節することができる。
る無線通信システムにおいて、受信状態に応じて再送回
数の上限を決定するため、無線通信装置が適用される無
線通信システム毎に受信状態と再送回数の上限との対応
関係を適宜定めることにより、受信データのスループッ
トを調節することができる。
【0026】本発明の無線通信装置は、前記検出手段
が、受信データのエラー率および受信データの受信レベ
ルを検出し、前記再送制御手段が、検出されたエラー率
および受信レベルに応じて再送回数の上限を決定する構
成を採る。
が、受信データのエラー率および受信データの受信レベ
ルを検出し、前記再送制御手段が、検出されたエラー率
および受信レベルに応じて再送回数の上限を決定する構
成を採る。
【0027】この構成によれば、エラー率の他に受信レ
ベルも加えて再送回数の上限を決定するため、干渉波の
影響を考慮して、受信データのスループットを調節する
ことができる。
ベルも加えて再送回数の上限を決定するため、干渉波の
影響を考慮して、受信データのスループットを調節する
ことができる。
【0028】本発明の無線通信装置は、複数のアンテナ
と、無線伝送された受信データの受信状態を検出する検
出手段と、検出結果に応じて通信に使用するアンテナお
よび通信チャネルを切り替える切り替え手段と、を具備
する構成を採る。
と、無線伝送された受信データの受信状態を検出する検
出手段と、検出結果に応じて通信に使用するアンテナお
よび通信チャネルを切り替える切り替え手段と、を具備
する構成を採る。
【0029】この構成によれば、受信状態に応じて、ア
ンテナダイバーシチおよび通信チャネルの切り替えを行
うため、受信状態が良好となるアンテナや通信チャネル
へ切り替えることができるので、受信データのスループ
ットを所望のスループットに維持することができる。
ンテナダイバーシチおよび通信チャネルの切り替えを行
うため、受信状態が良好となるアンテナや通信チャネル
へ切り替えることができるので、受信データのスループ
ットを所望のスループットに維持することができる。
【0030】本発明の無線通信装置は、前記検出手段
が、受信データのエラー率および受信データの受信レベ
ルを検出し、前記切り替え手段が、検出されたエラー率
および受信レベルに応じてアンテナおよび通信チャネル
を切り替える構成を採る。
が、受信データのエラー率および受信データの受信レベ
ルを検出し、前記切り替え手段が、検出されたエラー率
および受信レベルに応じてアンテナおよび通信チャネル
を切り替える構成を採る。
【0031】この構成によれば、エラー率および受信レ
ベルに応じて、アンテナダイバーシチおよび通信チャネ
ルの切り替えを行うため、干渉波の影響が少ないアンテ
ナや通信チャネルへ切り替えることができるので、受信
データのスループットを所望のスループットに維持する
ことができる。
ベルに応じて、アンテナダイバーシチおよび通信チャネ
ルの切り替えを行うため、干渉波の影響が少ないアンテ
ナや通信チャネルへ切り替えることができるので、受信
データのスループットを所望のスループットに維持する
ことができる。
【0032】本発明の無線通信方法は、無線伝送された
受信データの受信状態を検出する検出工程と、検出結果
に応じて受信データを廃棄するか否か決定する決定工程
と、を具備するようにした。
受信データの受信状態を検出する検出工程と、検出結果
に応じて受信データを廃棄するか否か決定する決定工程
と、を具備するようにした。
【0033】この方法によれば、データの受信状態に応
じて受信データを廃棄するか否か決定するため、無線通
信システムにおいて求められる所望のスループットを得
ることができる。
じて受信データを廃棄するか否か決定するため、無線通
信システムにおいて求められる所望のスループットを得
ることができる。
【0034】本発明の無線通信方法は、データの伝送速
度に対してデータ内容の変化が遅い無線通信システムに
おいて使用される無線通信方法であって、無線伝送され
た複数個の受信データを参照して受信データの内容を判
定する判定工程と、受信データのエラー率を検出する検
出工程と、検出されたエラー率に応じて前記判定手段に
て参照される受信データの個数を変化させる制御工程
と、を具備するようにした。
度に対してデータ内容の変化が遅い無線通信システムに
おいて使用される無線通信方法であって、無線伝送され
た複数個の受信データを参照して受信データの内容を判
定する判定工程と、受信データのエラー率を検出する検
出工程と、検出されたエラー率に応じて前記判定手段に
て参照される受信データの個数を変化させる制御工程
と、を具備するようにした。
【0035】この方法によれば、エラー率に応じて参照
される受信データ数を変化させるため、エラー率に応じ
てスループットを調節することができる。
される受信データ数を変化させるため、エラー率に応じ
てスループットを調節することができる。
【0036】本発明の無線通信方法は、無線伝送された
受信データの受信状態を検出する検出工程と、画像デー
タをイントラフレームまたはインターフレームに符号化
する符号化工程と、検出結果に応じてインターフレーム
数に対するイントラフレーム数を決定する決定工程と、
を具備するようにした。
受信データの受信状態を検出する検出工程と、画像デー
タをイントラフレームまたはインターフレームに符号化
する符号化工程と、検出結果に応じてインターフレーム
数に対するイントラフレーム数を決定する決定工程と、
を具備するようにした。
【0037】この方法によれば、受信状態に応じてイン
トラフレームの数を決定するため、無線通信装置が適用
される無線通信システム毎に受信状態とイントラフレー
ム数との対応関係を適宜定めることにより、画質が良好
な画像データのスループットを調節することができる。
トラフレームの数を決定するため、無線通信装置が適用
される無線通信システム毎に受信状態とイントラフレー
ム数との対応関係を適宜定めることにより、画質が良好
な画像データのスループットを調節することができる。
【0038】本発明の無線通信方法は、データの再送が
行われる無線通信システムにおいて使用される無線通信
方法であって、無線伝送された受信データの受信状態を
検出する検出工程と、検出結果に応じて再送回数の上限
を決定し、上限未満の回数で通信相手にデータの再送を
要求する再送制御工程と、を具備するようにした。
行われる無線通信システムにおいて使用される無線通信
方法であって、無線伝送された受信データの受信状態を
検出する検出工程と、検出結果に応じて再送回数の上限
を決定し、上限未満の回数で通信相手にデータの再送を
要求する再送制御工程と、を具備するようにした。
【0039】この方法によれば、データの再送が行われ
る無線通信システムにおいて、受信状態に応じて再送回
数の上限を決定するため、無線通信装置が適用される無
線通信システム毎に受信状態と再送回数の上限との対応
関係を適宜定めることにより、受信データのスループッ
トを調節することができる。
る無線通信システムにおいて、受信状態に応じて再送回
数の上限を決定するため、無線通信装置が適用される無
線通信システム毎に受信状態と再送回数の上限との対応
関係を適宜定めることにより、受信データのスループッ
トを調節することができる。
【0040】本発明の無線通信方法は、複数のアンテナ
を備える無線通信装置における無線通信方法であって、
無線伝送された受信データの受信状態を検出する検出工
程と、検出結果に応じて通信に使用するアンテナおよび
通信チャネルを切り替える切り替え工程と、を具備する
ようにした。
を備える無線通信装置における無線通信方法であって、
無線伝送された受信データの受信状態を検出する検出工
程と、検出結果に応じて通信に使用するアンテナおよび
通信チャネルを切り替える切り替え工程と、を具備する
ようにした。
【0041】この方法によれば、受信状態に応じて、ア
ンテナダイバーシチおよび通信チャネルの切り替えを行
うため、受信状態が良好となるアンテナや通信チャネル
へ切り替えることができるので、受信データのスループ
ットを所望のスループットに維持することができる。
ンテナダイバーシチおよび通信チャネルの切り替えを行
うため、受信状態が良好となるアンテナや通信チャネル
へ切り替えることができるので、受信データのスループ
ットを所望のスループットに維持することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
の実施の形態1にかかる無線通信装置の構成を示すブロ
ック図である。アンテナ101を介して受信された受信
データは、無線受信部102において、所定の無線処理
(ダウンコンバート等)および所定の復調処理を施され
た後、データ分離部103に送られる。なお、受信デー
タは、フレーム単位にCRCビット等のエラー検出用ビ
ットを付加されて、フレーム単位で送信側から送信され
る。
の実施の形態1にかかる無線通信装置の構成を示すブロ
ック図である。アンテナ101を介して受信された受信
データは、無線受信部102において、所定の無線処理
(ダウンコンバート等)および所定の復調処理を施され
た後、データ分離部103に送られる。なお、受信デー
タは、フレーム単位にCRCビット等のエラー検出用ビ
ットを付加されて、フレーム単位で送信側から送信され
る。
【0043】データ分離部103は、フレームからエラ
ー検出用ビットを分離した受信データをバッファメモリ
104に送る。バッファメモリ104には、データ分離
部103から送られた受信データが一時的に蓄えられ
る。また、データ分離部103は、無線受信部102か
ら送られたエラー検出用ビット付きの受信データをその
ままエラー検出部105に送る。
ー検出用ビットを分離した受信データをバッファメモリ
104に送る。バッファメモリ104には、データ分離
部103から送られた受信データが一時的に蓄えられ
る。また、データ分離部103は、無線受信部102か
ら送られたエラー検出用ビット付きの受信データをその
ままエラー検出部105に送る。
【0044】エラー検出部105では、受信データに対
して、CRC等によりエラーの有無が検出される。そし
て、エラーの有無を示す検出信号が可変ミュート制御部
106に送られる。可変ミュート制御部106では、受
信データの受信状態を検出するために、受信データのエ
ラー率が算出される。具体的には例えば、可変ミュート
制御部106は、エラー検出部105から検出信号を送
られるたびに、所定フレーム数分の全検出信号のうち
「エラー有り」を示す検出信号の数を、その全検出信号
の数で除することにより、受信データのエラー率を算出
する。
して、CRC等によりエラーの有無が検出される。そし
て、エラーの有無を示す検出信号が可変ミュート制御部
106に送られる。可変ミュート制御部106では、受
信データの受信状態を検出するために、受信データのエ
ラー率が算出される。具体的には例えば、可変ミュート
制御部106は、エラー検出部105から検出信号を送
られるたびに、所定フレーム数分の全検出信号のうち
「エラー有り」を示す検出信号の数を、その全検出信号
の数で除することにより、受信データのエラー率を算出
する。
【0045】そして、可変ミュート制御部106は、エ
ラー率に応じて、バッファメモリ104に蓄えられてい
る受信データを廃棄するか否か決定し、その旨を示す制
御信号をミュート回路107に送る。すなわち、エラー
率がしきい値以上となる場合には、廃棄する旨の制御信
号が送られ、逆に、しきい値未満となる場合には、廃棄
せずに出力する旨の制御信号が送られる。ミュート回路
107では、可変ミュート制御部106から送られた制
御信号にしたがって、バッファメモリ104に蓄えられ
た受信データを廃棄するか、または、出力I/F108
に送る。出力I/F108には、スピーカや表示装置等
が接続される。すなわち、受信データは、エラー率がし
きい値以上となる場合にはミュートされ、エラー率がし
きい値未満となる場合には音声や画像として再生/表示
される。
ラー率に応じて、バッファメモリ104に蓄えられてい
る受信データを廃棄するか否か決定し、その旨を示す制
御信号をミュート回路107に送る。すなわち、エラー
率がしきい値以上となる場合には、廃棄する旨の制御信
号が送られ、逆に、しきい値未満となる場合には、廃棄
せずに出力する旨の制御信号が送られる。ミュート回路
107では、可変ミュート制御部106から送られた制
御信号にしたがって、バッファメモリ104に蓄えられ
た受信データを廃棄するか、または、出力I/F108
に送る。出力I/F108には、スピーカや表示装置等
が接続される。すなわち、受信データは、エラー率がし
きい値以上となる場合にはミュートされ、エラー率がし
きい値未満となる場合には音声や画像として再生/表示
される。
【0046】なお、受信データが動画像データである場
合には、エラー率がしきい値以上となる場合には、ミュ
ート回路107が、受信データを廃棄すると共に、前画
像データを再び出力I/F108に送る。これにより、
エラー率がしきい値以上となる場合には、出力I/F1
08に接続された表示装置に表示される動画像は停止状
態(フリーズ状態)となる。
合には、エラー率がしきい値以上となる場合には、ミュ
ート回路107が、受信データを廃棄すると共に、前画
像データを再び出力I/F108に送る。これにより、
エラー率がしきい値以上となる場合には、出力I/F1
08に接続された表示装置に表示される動画像は停止状
態(フリーズ状態)となる。
【0047】このように本実施の形態によれば、データ
の受信状態をエラー率によって検出し、そのエラー率と
しきい値との比較結果にしたがって受信データを廃棄す
るか否か決定するため、無線通信装置が適用される無線
通信システム毎にしきい値を適宜設定することによりス
ループットを調節することができ、その無線通信システ
ムにおいて求められる所望のスループットを得ることが
できる。
の受信状態をエラー率によって検出し、そのエラー率と
しきい値との比較結果にしたがって受信データを廃棄す
るか否か決定するため、無線通信装置が適用される無線
通信システム毎にしきい値を適宜設定することによりス
ループットを調節することができ、その無線通信システ
ムにおいて求められる所望のスループットを得ることが
できる。
【0048】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2にかかる無線通信装置の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施の形態1(図1)と同一の構成には、
図1と同一の符号を付し詳しい説明は省略する。
形態2にかかる無線通信装置の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施の形態1(図1)と同一の構成には、
図1と同一の符号を付し詳しい説明は省略する。
【0049】無線受信部102が有するRSSI部20
1では、RSSI受信レベル(インジケータ用受信レベ
ル)が測定され、その受信レベルが可変ミュート制御部
106に通知される。
1では、RSSI受信レベル(インジケータ用受信レベ
ル)が測定され、その受信レベルが可変ミュート制御部
106に通知される。
【0050】可変ミュート制御部106は、エラー検出
部105から送られた検出信号から算出したエラー率お
よびRSSI部201から通知された受信レベルに応じ
て、バッファメモリ104に蓄えられている受信データ
を廃棄するか否か決定し、その旨を示す制御信号をミュ
ート回路107に送る。
部105から送られた検出信号から算出したエラー率お
よびRSSI部201から通知された受信レベルに応じ
て、バッファメモリ104に蓄えられている受信データ
を廃棄するか否か決定し、その旨を示す制御信号をミュ
ート回路107に送る。
【0051】可変ミュート制御部106は、表1に示す
判定表を有し、この判定表にしたがって受信データを廃
棄するか否か決定する。具体的には、以下のようにして
決定する。
判定表を有し、この判定表にしたがって受信データを廃
棄するか否か決定する。具体的には、以下のようにして
決定する。
【表1】
【0052】すなわち、(1)エラー率が第1しきい値
以上であり、かつ、受信レベルがしきい値未満である場
合には、通信状況が受信限界にあると考えられる。よっ
て、可変ミュート制御部106は、受信データを廃棄
(ミュート)する旨の制御信号をミュート回路107に
送る。
以上であり、かつ、受信レベルがしきい値未満である場
合には、通信状況が受信限界にあると考えられる。よっ
て、可変ミュート制御部106は、受信データを廃棄
(ミュート)する旨の制御信号をミュート回路107に
送る。
【0053】(2)エラー率が第1しきい値以上であ
り、かつ、受信レベルがしきい値以上である場合には、
受信感度は良好だがエラー率が高いので、受信データが
無線伝搬路において干渉波の影響を受けている可能性が
ある。しかし、干渉波の送信元となる装置にいわゆるキ
ャリアセンス機能がある場合には、その機能により干渉
波が別チャネルへ移行して受信データに干渉を及ぼさな
くなり、すぐにエラー率が低下する可能性もある。ま
た、干渉波の送信元が移動中である場合には、干渉波の
影響が一時的なものであり、すぐにエラー率が低下する
可能性もある。そこで、(2)の場合には、第1しきい
値より高い第2しきい値を基準にして受信データを廃棄
するか否か決定することにより、データの再生品質より
もスループットを重視する。すなわち、可変ミュート制
御部106は、エラー率が第2しきい値以上の場合には
受信データを廃棄する旨の制御信号を、エラー率が第2
しきい値未満の場合には受信データを廃棄しない旨の制
御信号をミュート回路107に送る。
り、かつ、受信レベルがしきい値以上である場合には、
受信感度は良好だがエラー率が高いので、受信データが
無線伝搬路において干渉波の影響を受けている可能性が
ある。しかし、干渉波の送信元となる装置にいわゆるキ
ャリアセンス機能がある場合には、その機能により干渉
波が別チャネルへ移行して受信データに干渉を及ぼさな
くなり、すぐにエラー率が低下する可能性もある。ま
た、干渉波の送信元が移動中である場合には、干渉波の
影響が一時的なものであり、すぐにエラー率が低下する
可能性もある。そこで、(2)の場合には、第1しきい
値より高い第2しきい値を基準にして受信データを廃棄
するか否か決定することにより、データの再生品質より
もスループットを重視する。すなわち、可変ミュート制
御部106は、エラー率が第2しきい値以上の場合には
受信データを廃棄する旨の制御信号を、エラー率が第2
しきい値未満の場合には受信データを廃棄しない旨の制
御信号をミュート回路107に送る。
【0054】また、複数回連続して(2)となる場合に
は、時間の経過と共にエラー率が低下する可能性が低く
なるため、可変ミュート制御部106は、時間の経過と
共に第2しきい値を徐々に下げて第1しきい値に近づけ
る。これにより、干渉波の影響度の変化に対して第2し
きい値を追従させることができるため、無線通信システ
ムにおいて求められる所望のスループットを維持するこ
とができる。
は、時間の経過と共にエラー率が低下する可能性が低く
なるため、可変ミュート制御部106は、時間の経過と
共に第2しきい値を徐々に下げて第1しきい値に近づけ
る。これにより、干渉波の影響度の変化に対して第2し
きい値を追従させることができるため、無線通信システ
ムにおいて求められる所望のスループットを維持するこ
とができる。
【0055】(3)エラー率が第1しきい未満であり、
かつ、受信レベルがしきい値未満である場合には、受信
レベルは低いがエラー率が低いので、可変ミュート制御
部106は、受信データを廃棄しない旨の制御信号をミ
ュート回路107に送る。また、(4)エラー率が第1
しきい未満であり、かつ、受信レベルがしきい値以上で
ある場合には、受信状態が良好であるので、可変ミュー
ト制御部106は、受信データを廃棄しない旨の制御信
号をミュート回路107に送る。
かつ、受信レベルがしきい値未満である場合には、受信
レベルは低いがエラー率が低いので、可変ミュート制御
部106は、受信データを廃棄しない旨の制御信号をミ
ュート回路107に送る。また、(4)エラー率が第1
しきい未満であり、かつ、受信レベルがしきい値以上で
ある場合には、受信状態が良好であるので、可変ミュー
ト制御部106は、受信データを廃棄しない旨の制御信
号をミュート回路107に送る。
【0056】このように本実施の形態によれば、エラー
率の他に受信レベルも加えて受信データを廃棄するか否
か決定するため、受信レベルのしきい値を適宜設定する
ことにより、干渉波の影響を考慮したスループットの調
節を行うことができる。
率の他に受信レベルも加えて受信データを廃棄するか否
か決定するため、受信レベルのしきい値を適宜設定する
ことにより、干渉波の影響を考慮したスループットの調
節を行うことができる。
【0057】(実施の形態3)図3は、本発明の実施の
形態3にかかる無線通信装置の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施の形態2(図2)と同一の構成には、
図2と同一の符号を付し詳しい説明は省略する。
形態3にかかる無線通信装置の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施の形態2(図2)と同一の構成には、
図2と同一の符号を付し詳しい説明は省略する。
【0058】ミュート回路107が有する音源301に
は、ミュート回路107が受信データを廃棄(ミュー
ト)する場合に、受信データに代えて出力するための所
定パターンの音が格納されている。すなわち、ミュート
回路107は、可変ミュート制御部106から受信デー
タを廃棄する旨の制御信号を送られた場合には、バッフ
ァメモリ104に蓄えられた受信データを廃棄すると共
に、音源301に格納された音を出力I/F108に出
力する。
は、ミュート回路107が受信データを廃棄(ミュー
ト)する場合に、受信データに代えて出力するための所
定パターンの音が格納されている。すなわち、ミュート
回路107は、可変ミュート制御部106から受信デー
タを廃棄する旨の制御信号を送られた場合には、バッフ
ァメモリ104に蓄えられた受信データを廃棄すると共
に、音源301に格納された音を出力I/F108に出
力する。
【0059】これにより、受信データ廃棄時には所定パ
ターンの音が出力されるため、無線通信中において無音
区間が生じてしまうことを防止することができる。無線
通信装置ユーザは、従来、無音区間が生じた場合、無線
通信装置の故障によるものなのか、ミュートによるもの
か判断することができなかった。しかし、本実施形態に
よれば、ミュート時に所定パターンの音が出力されるた
め、受信状態が悪化したことを無線通信装置ユーザが把
握することができる。
ターンの音が出力されるため、無線通信中において無音
区間が生じてしまうことを防止することができる。無線
通信装置ユーザは、従来、無音区間が生じた場合、無線
通信装置の故障によるものなのか、ミュートによるもの
か判断することができなかった。しかし、本実施形態に
よれば、ミュート時に所定パターンの音が出力されるた
め、受信状態が悪化したことを無線通信装置ユーザが把
握することができる。
【0060】また、上記表1の(2)でミュートされる
場合、すなわち、干渉波の影響によりミュートされる場
合に、(1)でミュートされる場合と違うパターンの音
をミュート回路107が出力するようにしてもよい。こ
の場合、音源301には、(1)の場合に対応したパタ
ーンの音と、(2)の場合に対応したパターンの音が格
納される。また、可変ミュート制御部106は、受信デ
ータを廃棄する旨の制御信号をミュート回路107に送
る場合に、(1)の場合か(2)の場合かを示す信号を
併せて送る。ミュート回路107は、その信号にしたが
って、ミュート時には、(1)の場合に対応したパター
ンの音または(2)の場合に対応したパターンの音を出
力する。このように、それぞれの場合に対応したパター
ンの音を出力することにより、無線通信装置ユーザがミ
ュートの原因を把握することができる。
場合、すなわち、干渉波の影響によりミュートされる場
合に、(1)でミュートされる場合と違うパターンの音
をミュート回路107が出力するようにしてもよい。こ
の場合、音源301には、(1)の場合に対応したパタ
ーンの音と、(2)の場合に対応したパターンの音が格
納される。また、可変ミュート制御部106は、受信デ
ータを廃棄する旨の制御信号をミュート回路107に送
る場合に、(1)の場合か(2)の場合かを示す信号を
併せて送る。ミュート回路107は、その信号にしたが
って、ミュート時には、(1)の場合に対応したパター
ンの音または(2)の場合に対応したパターンの音を出
力する。このように、それぞれの場合に対応したパター
ンの音を出力することにより、無線通信装置ユーザがミ
ュートの原因を把握することができる。
【0061】また、(2)の場合のミュート時には、干
渉波の影響によるものであることを示す警告音を出力し
て無線通信装置ユーザに知らせることで、受信回線の切
り替えや、指向性アンテナのアンテナ角度の調節を無線
通信装置ユーザに促すことができ、これにより、所定の
スループットを維持できるようにする。
渉波の影響によるものであることを示す警告音を出力し
て無線通信装置ユーザに知らせることで、受信回線の切
り替えや、指向性アンテナのアンテナ角度の調節を無線
通信装置ユーザに促すことができ、これにより、所定の
スループットを維持できるようにする。
【0062】(実施の形態4)図4は、本発明の実施の
形態4にかかる無線通信装置の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施の形態2(図2)と同一の構成には、
図2と同一の符号を付し詳しい説明は省略する。
形態4にかかる無線通信装置の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施の形態2(図2)と同一の構成には、
図2と同一の符号を付し詳しい説明は省略する。
【0063】外部表示器302は、例えばLEDや液晶
ディスプレイである。可変ミュート制御部106は、受
信データを廃棄する旨の制御信号をミュート回路107
に送る場合に、上記表1の(1)の場合か(2)の場合
かを受信状態情報として外部表示器302に表示する。
すなわち、外部表示器302がLEDである場合には、
それぞれの場合に対応した色やパターンでLEDを点灯
させ、外部表示器302が液晶ディスプレイである場合
には、それぞれの場合に対応した文字や記号を表示させ
る。このようにミュート時の受信状態を外部表示器に表
示することにより、実施の形態3と同様の効果を得るこ
とができる。
ディスプレイである。可変ミュート制御部106は、受
信データを廃棄する旨の制御信号をミュート回路107
に送る場合に、上記表1の(1)の場合か(2)の場合
かを受信状態情報として外部表示器302に表示する。
すなわち、外部表示器302がLEDである場合には、
それぞれの場合に対応した色やパターンでLEDを点灯
させ、外部表示器302が液晶ディスプレイである場合
には、それぞれの場合に対応した文字や記号を表示させ
る。このようにミュート時の受信状態を外部表示器に表
示することにより、実施の形態3と同様の効果を得るこ
とができる。
【0064】なお、受信データが動画像データである場
合には、出力I/F108に接続された表示装置に表示
される動画像が停止状態(フリーズ状態)となる場合
に、可変ミュート制御部106は、受信状態情報をその
停止状態にある画像に重ねてオーバレイ表示する。
合には、出力I/F108に接続された表示装置に表示
される動画像が停止状態(フリーズ状態)となる場合
に、可変ミュート制御部106は、受信状態情報をその
停止状態にある画像に重ねてオーバレイ表示する。
【0065】(実施の形態5)図5は、本発明の実施の
形態5にかかる無線通信装置の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施の形態2(図2)と同一の構成には、
図2と同一の符号を付し詳しい説明は省略する。
形態5にかかる無線通信装置の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施の形態2(図2)と同一の構成には、
図2と同一の符号を付し詳しい説明は省略する。
【0066】本実施の形態に係る無線通信装置が受信す
る受信データは、送信側においてBCH符号等によりエ
ラー訂正符号化されたデータである。エラー訂正部40
1では、受信データに対して、送信側でのエラー訂正符
号化に対応した所定のエラー訂正処理が行われる。この
結果、受信データは、エラー訂正可能なエラーが訂正さ
れて、データ分離部103に送られる。よって、上記実
施の形態に比べ、エラー検出部105でエラーが検出さ
れる可能性が低くなり、この結果、スループットを向上
させることができる。
る受信データは、送信側においてBCH符号等によりエ
ラー訂正符号化されたデータである。エラー訂正部40
1では、受信データに対して、送信側でのエラー訂正符
号化に対応した所定のエラー訂正処理が行われる。この
結果、受信データは、エラー訂正可能なエラーが訂正さ
れて、データ分離部103に送られる。よって、上記実
施の形態に比べ、エラー検出部105でエラーが検出さ
れる可能性が低くなり、この結果、スループットを向上
させることができる。
【0067】(実施の形態6)図6は、本発明の実施の
形態6にかかる無線通信装置の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施の形態1(図1)と同一の構成には、
図1と同一の符号を付し詳しい説明は省略する。
形態6にかかる無線通信装置の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施の形態1(図1)と同一の構成には、
図1と同一の符号を付し詳しい説明は省略する。
【0068】本実施の形態にかかる無線通信装置は、例
えば、コントローラから無線にて遠隔操作されるカメラ
の回転台に備えられるものである。このような遠隔操作
システムでは、データの伝送速度(数kbps)に対して、
データ内容の変化(数bps)が非常に遅く、例えば、カ
メラの回転台に対して右旋回を指示する場合にはその旨
を示すデータ‘1’が複数回連続して送信されることに
なる。本実施の形態にかかる無線通信装置は、このよう
な、データの伝送速度に対してデータ内容の変化が非常
に遅い無線通信システムにおいて使用されるものであ
る。
えば、コントローラから無線にて遠隔操作されるカメラ
の回転台に備えられるものである。このような遠隔操作
システムでは、データの伝送速度(数kbps)に対して、
データ内容の変化(数bps)が非常に遅く、例えば、カ
メラの回転台に対して右旋回を指示する場合にはその旨
を示すデータ‘1’が複数回連続して送信されることに
なる。本実施の形態にかかる無線通信装置は、このよう
な、データの伝送速度に対してデータ内容の変化が非常
に遅い無線通信システムにおいて使用されるものであ
る。
【0069】以下の説明では、受信データの内容が
‘0’か‘1’のどちらかである場合について説明す
る。図6において、バッファメモリ104には、複数フ
レーム分の受信データが蓄えられる。参照フレーム数制
御部501は、エラー検出部105から送られた検出信
号からエラー率を算出すると共に、バッファメモリ10
4に蓄えられた受信データに内容の変化(例えば、受信
データの内容が‘0’から‘1’に変化)があるか否か
監視する。そして、参照フレーム数制御部501は、受
信データに内容の変化があったタイミングで、エラー率
に応じた参照フレーム数を判定部502に指示する。す
なわち、参照フレーム数制御部501は、エラー率が高
いほど参照フレーム数を多くし、逆に、エラー率が高い
ほど参照フレーム数を少なくするように、判定部502
を制御する。換言すれば、参照フレーム数制御部501
は、エラー率に応じて、判定対象となる受信データ数を
変化させる。
‘0’か‘1’のどちらかである場合について説明す
る。図6において、バッファメモリ104には、複数フ
レーム分の受信データが蓄えられる。参照フレーム数制
御部501は、エラー検出部105から送られた検出信
号からエラー率を算出すると共に、バッファメモリ10
4に蓄えられた受信データに内容の変化(例えば、受信
データの内容が‘0’から‘1’に変化)があるか否か
監視する。そして、参照フレーム数制御部501は、受
信データに内容の変化があったタイミングで、エラー率
に応じた参照フレーム数を判定部502に指示する。す
なわち、参照フレーム数制御部501は、エラー率が高
いほど参照フレーム数を多くし、逆に、エラー率が高い
ほど参照フレーム数を少なくするように、判定部502
を制御する。換言すれば、参照フレーム数制御部501
は、エラー率に応じて、判定対象となる受信データ数を
変化させる。
【0070】判定部502は、バッファメモリ104に
蓄えられている受信データのうち、参照フレーム数制御
部501から指示されたフレーム数分の受信データを参
照する。そして、判定部502は、参照したフレーム内
の受信データの内容がすべて一致する場合に、そられの
受信データのうちの1つを出力I/F108に送る。な
お、判定部502は、参照したフレーム内の受信データ
すべての内容が一致しない場合には、前回出力I/F1
08に送った受信データを再度送る。
蓄えられている受信データのうち、参照フレーム数制御
部501から指示されたフレーム数分の受信データを参
照する。そして、判定部502は、参照したフレーム内
の受信データの内容がすべて一致する場合に、そられの
受信データのうちの1つを出力I/F108に送る。な
お、判定部502は、参照したフレーム内の受信データ
すべての内容が一致しない場合には、前回出力I/F1
08に送った受信データを再度送る。
【0071】または、判定部502は、参照したフレー
ム内の受信データについて‘0’の個数と‘1’の個数
とを比較して、いずれか個数の多い方の受信データを出
力I/F108に送るようにしてもよい。
ム内の受信データについて‘0’の個数と‘1’の個数
とを比較して、いずれか個数の多い方の受信データを出
力I/F108に送るようにしてもよい。
【0072】このように、本実施の形態によれば、エラ
ー率に応じて判定対象となる受信データ数を増減させる
ため、エラー率に応じてスループットを調節することが
できる。つまり、エラー率が低くなるほど、スループッ
トを高めることができ、データの出力遅延を減少させる
ことができる。
ー率に応じて判定対象となる受信データ数を増減させる
ため、エラー率に応じてスループットを調節することが
できる。つまり、エラー率が低くなるほど、スループッ
トを高めることができ、データの出力遅延を減少させる
ことができる。
【0073】(実施の形態7)H.261/H.263の
動画像圧縮伝送で伝送されるフレームには、前フレーム
の画素値情報を用いず、現フレームの画素値情報をその
まま符号化(フレーム内符号化)したイントラフレーム
と、前フレームの画素値情報と現フレームの画素値情報
との差分を符号化(フレーム間符号化)したインターフ
レームとがある。受信側において、前フレームにエラー
が生じて画質が劣化した場合、現フレームがインターフ
レームであると、そのインターフレームは前フレームを
参照して再生されるため、画質劣化が現フレームにまで
波及する。つまり、一旦エラーが発生して画質が劣化す
ると、インターフレームでは、再生画像に画質劣化が残
留し続けることとなる。
動画像圧縮伝送で伝送されるフレームには、前フレーム
の画素値情報を用いず、現フレームの画素値情報をその
まま符号化(フレーム内符号化)したイントラフレーム
と、前フレームの画素値情報と現フレームの画素値情報
との差分を符号化(フレーム間符号化)したインターフ
レームとがある。受信側において、前フレームにエラー
が生じて画質が劣化した場合、現フレームがインターフ
レームであると、そのインターフレームは前フレームを
参照して再生されるため、画質劣化が現フレームにまで
波及する。つまり、一旦エラーが発生して画質が劣化す
ると、インターフレームでは、再生画像に画質劣化が残
留し続けることとなる。
【0074】これに対し、イントラフレームは前フレー
ムを参照せずに再生可能であるため、前フレームにおい
て画質の劣化が生じた場合でも、現フレームがイントラ
フレームであれば画質が回復する。このように、イント
ラフレームを伝送することにより画質劣化を回復する手
法をリフレッシュという。従来、イントラフレームは、
定期的またはエラーが検出された場合に送信される。
ムを参照せずに再生可能であるため、前フレームにおい
て画質の劣化が生じた場合でも、現フレームがイントラ
フレームであれば画質が回復する。このように、イント
ラフレームを伝送することにより画質劣化を回復する手
法をリフレッシュという。従来、イントラフレームは、
定期的またはエラーが検出された場合に送信される。
【0075】本実施形態の無線通信装置は、このような
リフレッシュを行う無線通信装置であって、エラー率や
干渉波の影響を考慮したリフレッシュを行うものであ
る。図7は、本発明の実施の形態7にかかる無線通信装
置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態2
(図2)と同一の構成には、図2と同一の符号を付し詳
しい説明は省略する。
リフレッシュを行う無線通信装置であって、エラー率や
干渉波の影響を考慮したリフレッシュを行うものであ
る。図7は、本発明の実施の形態7にかかる無線通信装
置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態2
(図2)と同一の構成には、図2と同一の符号を付し詳
しい説明は省略する。
【0076】入力I/F601を介して入力されたフレ
ーム単位の画像データは、画像符号化部602に送られ
る。画像符号化部602では、フレーム単位の画像デー
タに対して離散コサイン変換、量子化および動き補償等
の所定の符号化処理を施す。この符号化処理により画像
データは圧縮される。この際、画像符号化部602は、
後述する伝送レート制御部603からの制御にしたがっ
て、所定時間に送信されるイントラフレームの数とイン
ターフレームの数を調節しながら、各フレームをフレー
ム内符号化またはフレーム間符号化する。符号化された
フレームは、一旦、バッファメモリ604に蓄えられ
る。
ーム単位の画像データは、画像符号化部602に送られ
る。画像符号化部602では、フレーム単位の画像デー
タに対して離散コサイン変換、量子化および動き補償等
の所定の符号化処理を施す。この符号化処理により画像
データは圧縮される。この際、画像符号化部602は、
後述する伝送レート制御部603からの制御にしたがっ
て、所定時間に送信されるイントラフレームの数とイン
ターフレームの数を調節しながら、各フレームをフレー
ム内符号化またはフレーム間符号化する。符号化された
フレームは、一旦、バッファメモリ604に蓄えられ
る。
【0077】データ多重部605は、バッファメモリ6
04に蓄えられているフレームに対して、エラー検出用
ビット付加部606から送られるCRCビット等のエラ
ー検出用ビットを付加して、無線送信部607に送る。
無線送信部607は、フレームに対して所定の変調処理
および所定の無線処理(アップコンバート等)を施した
後、そのフレームをアンテナ101を介して通信相手に
送信する。なお、アンテナ101は、送信時には無線送
信部607と接続され、受信時には無線受信部102と
接続される。
04に蓄えられているフレームに対して、エラー検出用
ビット付加部606から送られるCRCビット等のエラ
ー検出用ビットを付加して、無線送信部607に送る。
無線送信部607は、フレームに対して所定の変調処理
および所定の無線処理(アップコンバート等)を施した
後、そのフレームをアンテナ101を介して通信相手に
送信する。なお、アンテナ101は、送信時には無線送
信部607と接続され、受信時には無線受信部102と
接続される。
【0078】伝送レート制御部603は、エラー検出部
105から送られた検出信号から算出したエラー率およ
びRSSI部201から通知された受信レベルに応じ
て、所定時間に送信するイントラフレームの数とインタ
ーフレームの数を決定し、決定結果を示す制御信号を画
像符号化部602に送る。
105から送られた検出信号から算出したエラー率およ
びRSSI部201から通知された受信レベルに応じ
て、所定時間に送信するイントラフレームの数とインタ
ーフレームの数を決定し、決定結果を示す制御信号を画
像符号化部602に送る。
【0079】伝送レート制御部603は、表2に示す判
定表を有し、この判定表にしたがってイントラフレーム
の数とインターフレームの数を決定する。具体的には、
以下のようにして決定する。
定表を有し、この判定表にしたがってイントラフレーム
の数とインターフレームの数を決定する。具体的には、
以下のようにして決定する。
【表2】
【0080】すなわち、(1)エラー率がしきい値以上
であり、かつ、受信レベルがしきい値未満である場合に
は、通信状況が受信限界にあると考えられる。そこで、
伝送レート制御部603は、画質が良好な画像データの
スループットを極力高めるために、エラー率が高いほ
ど、所定時間内に送信されるフレーム数(インターフレ
ーム数+イントラフレーム数)を少なくし、かつ、イン
ターフレーム数に対するイントラフレーム数を多くす
る。ここで、イントラフレームはインターフレームに比
べて非常にデータ量が多くなるため、イントラフレーム
数を多くするほど、所定時間内に送信されるフレーム数
を少なくして伝送レートを調節する。このような制御を
行うことにより、所定時間内に送信されるフレーム数は
減少するが、その分イントラフレーム数を増加させるこ
とができるので、結果として、画質が良好な画像データ
のスループットを高めることができる。
であり、かつ、受信レベルがしきい値未満である場合に
は、通信状況が受信限界にあると考えられる。そこで、
伝送レート制御部603は、画質が良好な画像データの
スループットを極力高めるために、エラー率が高いほ
ど、所定時間内に送信されるフレーム数(インターフレ
ーム数+イントラフレーム数)を少なくし、かつ、イン
ターフレーム数に対するイントラフレーム数を多くす
る。ここで、イントラフレームはインターフレームに比
べて非常にデータ量が多くなるため、イントラフレーム
数を多くするほど、所定時間内に送信されるフレーム数
を少なくして伝送レートを調節する。このような制御を
行うことにより、所定時間内に送信されるフレーム数は
減少するが、その分イントラフレーム数を増加させるこ
とができるので、結果として、画質が良好な画像データ
のスループットを高めることができる。
【0081】(2)エラー率がしきい値以上であり、か
つ、受信レベルがしきい値以上である場合には、受信感
度は良好だがエラー率が高いので、受信データが無線伝
搬路において干渉波の影響を受けている可能性がある。
しかし、干渉波の送信元となる装置にいわゆるキャリア
センス機能がある場合には、その機能により干渉波が別
チャネルへ移行して受信データに干渉を及ぼさなくな
り、すぐにエラー率が低下する可能性もある。また、干
渉波の送信元が移動中である場合には、干渉波の影響が
一時的なものであり、すぐにエラー率が低下する可能性
もある。
つ、受信レベルがしきい値以上である場合には、受信感
度は良好だがエラー率が高いので、受信データが無線伝
搬路において干渉波の影響を受けている可能性がある。
しかし、干渉波の送信元となる装置にいわゆるキャリア
センス機能がある場合には、その機能により干渉波が別
チャネルへ移行して受信データに干渉を及ぼさなくな
り、すぐにエラー率が低下する可能性もある。また、干
渉波の送信元が移動中である場合には、干渉波の影響が
一時的なものであり、すぐにエラー率が低下する可能性
もある。
【0082】そこで、(2)の場合には、当初、(1)
の場合と同じエラー率に対して、(1)の場合よりも、
所定時間内に送信されるフレーム数を多くし、かつ、イ
ンターフレーム数に対するイントラフレーム数を少なく
して、エラー率の低下に対する追従性を高めておく。
の場合と同じエラー率に対して、(1)の場合よりも、
所定時間内に送信されるフレーム数を多くし、かつ、イ
ンターフレーム数に対するイントラフレーム数を少なく
して、エラー率の低下に対する追従性を高めておく。
【0083】そして、複数回連続して(2)となる場合
には、時間の経過と共にエラー率が低下する可能性が低
くなるため、伝送レート制御部603は、時間の経過と
共に、エラー率と各フレーム数との対応関係を(1)の
場合に近づける。すなわち、時間の経過と共に、所定時
間内に送信されるフレーム数を少なく、かつ、インター
フレーム数に対するイントラフレーム数を多くする。こ
れにより、干渉波の影響度の変化に対応してイントラフ
レーム数を調節することができ、画質が良好な画像デー
タのスループットを維持することができる。
には、時間の経過と共にエラー率が低下する可能性が低
くなるため、伝送レート制御部603は、時間の経過と
共に、エラー率と各フレーム数との対応関係を(1)の
場合に近づける。すなわち、時間の経過と共に、所定時
間内に送信されるフレーム数を少なく、かつ、インター
フレーム数に対するイントラフレーム数を多くする。こ
れにより、干渉波の影響度の変化に対応してイントラフ
レーム数を調節することができ、画質が良好な画像デー
タのスループットを維持することができる。
【0084】(3)エラー率がしきい未満であり、か
つ、受信レベルがしきい値未満である場合には、受信レ
ベルは低いがエラー率が低いので、伝送レート制御部6
03は、所定時間内に送信されるフレーム数、およびイ
ンターフレーム数に対するイントラフレーム数を、所定
のフレーム数にする。また、(4)エラー率がしきい未
満であり、かつ、受信レベルがしきい値以上である場合
には、受信状態が良好であるので、伝送レート制御部6
03は、所定時間内に送信されるフレーム数、およびイ
ンターフレーム数に対するイントラフレーム数を、所定
のフレーム数にする。すなわち、(3)および(4)の
場合には、画像データに対して所定の圧縮が行われる。
つ、受信レベルがしきい値未満である場合には、受信レ
ベルは低いがエラー率が低いので、伝送レート制御部6
03は、所定時間内に送信されるフレーム数、およびイ
ンターフレーム数に対するイントラフレーム数を、所定
のフレーム数にする。また、(4)エラー率がしきい未
満であり、かつ、受信レベルがしきい値以上である場合
には、受信状態が良好であるので、伝送レート制御部6
03は、所定時間内に送信されるフレーム数、およびイ
ンターフレーム数に対するイントラフレーム数を、所定
のフレーム数にする。すなわち、(3)および(4)の
場合には、画像データに対して所定の圧縮が行われる。
【0085】このように本実施の形態によれば、エラー
率に応じてイントラフレームの数を決定するため、無線
通信装置が適用される無線通信システム毎にエラー率と
イントラフレーム数との対応関係を適宜定めることによ
り、画質が良好な画像データのスループットを調節する
ことができる。また、エラー率の他に受信レベルも加え
てイントラフレーム数を決定するため、干渉波の影響を
考慮して、画質が良好な画像データのスループットを調
節することができる。
率に応じてイントラフレームの数を決定するため、無線
通信装置が適用される無線通信システム毎にエラー率と
イントラフレーム数との対応関係を適宜定めることによ
り、画質が良好な画像データのスループットを調節する
ことができる。また、エラー率の他に受信レベルも加え
てイントラフレーム数を決定するため、干渉波の影響を
考慮して、画質が良好な画像データのスループットを調
節することができる。
【0086】(実施の形態8)図8は、本発明の実施の
形態8にかかる無線通信装置の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施の形態2(図2)と同一の構成には、
図2と同一の符号を付し詳しい説明は省略する。
形態8にかかる無線通信装置の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施の形態2(図2)と同一の構成には、
図2と同一の符号を付し詳しい説明は省略する。
【0087】再送制御部701は、エラー検出部105
から「エラー有り」を示す検出信号が送られた場合に、
バッファメモリ104に蓄えられている受信データを廃
棄すし、エラー検出部105から「エラー無し」を示す
検出信号が送られた場合に、バッファメモリ104に蓄
えられている受信データを出力I/F108に送る。ま
た、再送制御部701は、受信データを廃棄する場合に
は、「再送要求有り」を示す再送要求信号を無線送信部
702に送り、受信データを廃棄せずに出力I/F10
8に送る場合には、「再送要求無し」を示す再送要求信
号を無線送信部702に送る。再送要求信号は、無線送
信部702にて所定の変調処理および所定の無線処理
(アップコンバート等)を施された後、アンテナ101
を介して通信相手に送信される。再送要求信号を受信し
た通信相手側では、「再送要求有り」の場合には同一デ
ータを再送し、「再送要求無し」の場合には再送しな
い。なお、アンテナ101は、送信時には無線送信部7
02と接続され、受信時には無線受信部102と接続さ
れる。
から「エラー有り」を示す検出信号が送られた場合に、
バッファメモリ104に蓄えられている受信データを廃
棄すし、エラー検出部105から「エラー無し」を示す
検出信号が送られた場合に、バッファメモリ104に蓄
えられている受信データを出力I/F108に送る。ま
た、再送制御部701は、受信データを廃棄する場合に
は、「再送要求有り」を示す再送要求信号を無線送信部
702に送り、受信データを廃棄せずに出力I/F10
8に送る場合には、「再送要求無し」を示す再送要求信
号を無線送信部702に送る。再送要求信号は、無線送
信部702にて所定の変調処理および所定の無線処理
(アップコンバート等)を施された後、アンテナ101
を介して通信相手に送信される。再送要求信号を受信し
た通信相手側では、「再送要求有り」の場合には同一デ
ータを再送し、「再送要求無し」の場合には再送しな
い。なお、アンテナ101は、送信時には無線送信部7
02と接続され、受信時には無線受信部102と接続さ
れる。
【0088】さらに、再送制御部701は、同一の受信
データに対して「再送要求有り」を示す再送要求信号を
送信する上限の回数、すなわち再送回数の上限を、エラ
ー検出部105から送られた検出信号から算出したエラ
ー率およびRSSI部201から通知された受信レベル
に応じて決定する。再送制御部701は、再送回数が上
限以上となった時点で、エラー検出部105から「エラ
ー有り」を示す検出信号が送られた場合でも、バッファ
メモリ104に蓄えられている受信データを出力I/F
108に送り、「再送要求無し」を示す再送要求信号を
無線送信部702に送る。つまり、再送制御部701
は、再送回数が上限以上となった時点で、再送を打ち切
る。
データに対して「再送要求有り」を示す再送要求信号を
送信する上限の回数、すなわち再送回数の上限を、エラ
ー検出部105から送られた検出信号から算出したエラ
ー率およびRSSI部201から通知された受信レベル
に応じて決定する。再送制御部701は、再送回数が上
限以上となった時点で、エラー検出部105から「エラ
ー有り」を示す検出信号が送られた場合でも、バッファ
メモリ104に蓄えられている受信データを出力I/F
108に送り、「再送要求無し」を示す再送要求信号を
無線送信部702に送る。つまり、再送制御部701
は、再送回数が上限以上となった時点で、再送を打ち切
る。
【0089】再送制御部701は、表3に示す判定表を
有し、この判定表にしたがって再送回数の上限を決定す
る。具体的には、以下のようにして決定する。
有し、この判定表にしたがって再送回数の上限を決定す
る。具体的には、以下のようにして決定する。
【表3】
【0090】すなわち、(1)エラー率がしきい値以上
であり、かつ、受信レベルがしきい値未満である場合に
は、通信状況が受信限界にあると考えられる。そこで、
再送制御部701は、エラー率が高いほど再送回数の上
限を下げる。つまり、エラー率が高いほど短時間で再送
が打ち切られて、新規なデータが通信相手から送信され
る。
であり、かつ、受信レベルがしきい値未満である場合に
は、通信状況が受信限界にあると考えられる。そこで、
再送制御部701は、エラー率が高いほど再送回数の上
限を下げる。つまり、エラー率が高いほど短時間で再送
が打ち切られて、新規なデータが通信相手から送信され
る。
【0091】(2)エラー率がしきい値以上であり、か
つ、受信レベルがしきい値以上である場合には、受信感
度は良好だがエラー率が高いので、受信データが無線伝
搬路において干渉波の影響を受けている可能性がある。
しかし、干渉波の送信元となる装置にいわゆるキャリア
センス機能がある場合には、その機能により干渉波が別
チャネルへ移行して受信データに干渉を及ぼさなくな
り、すぐにエラー率が低下する可能性もある。また、干
渉波の送信元が移動中である場合には、干渉波の影響が
一時的なものであり、すぐにエラー率が低下する可能性
もある。
つ、受信レベルがしきい値以上である場合には、受信感
度は良好だがエラー率が高いので、受信データが無線伝
搬路において干渉波の影響を受けている可能性がある。
しかし、干渉波の送信元となる装置にいわゆるキャリア
センス機能がある場合には、その機能により干渉波が別
チャネルへ移行して受信データに干渉を及ぼさなくな
り、すぐにエラー率が低下する可能性もある。また、干
渉波の送信元が移動中である場合には、干渉波の影響が
一時的なものであり、すぐにエラー率が低下する可能性
もある。
【0092】そこで、(2)の場合には、当初、(1)
の場合と同じエラー率に対して、(1)の場合よりも再
送回数の上限を上げておき、エラー率の低下に対する追
従性を高めておく。そして、複数回連続して(2)とな
る場合には、時間の経過と共にエラー率が低下する可能
性が低くなるため、再送制御部701は、時間の経過と
共に、エラー率と再送回数の上限との対応関係を(1)
の場合に近づける。すなわち、時間が経過するほど、短
時間で再送が打ち切られることになる。これにより、干
渉波の影響度の変化に対応して再送回数の上限を調節す
ることができ、受信データのスループットを維持するこ
とができる。
の場合と同じエラー率に対して、(1)の場合よりも再
送回数の上限を上げておき、エラー率の低下に対する追
従性を高めておく。そして、複数回連続して(2)とな
る場合には、時間の経過と共にエラー率が低下する可能
性が低くなるため、再送制御部701は、時間の経過と
共に、エラー率と再送回数の上限との対応関係を(1)
の場合に近づける。すなわち、時間が経過するほど、短
時間で再送が打ち切られることになる。これにより、干
渉波の影響度の変化に対応して再送回数の上限を調節す
ることができ、受信データのスループットを維持するこ
とができる。
【0093】(3)エラー率がしきい未満であり、か
つ、受信レベルがしきい値未満である場合には、受信レ
ベルは低いがエラー率が低いので、再送制御部701
は、再送回数の上限を、予め定められた回数とする。ま
た、(4)エラー率がしきい未満であり、かつ、受信レ
ベルがしきい値以上である場合には、受信状態が良好で
あるので、再送制御部701は、再送回数の上限を、予
め定められた回数とする。すなわち、(3)および
(4)の場合には、所定の上限回数で再送が行われる。
つ、受信レベルがしきい値未満である場合には、受信レ
ベルは低いがエラー率が低いので、再送制御部701
は、再送回数の上限を、予め定められた回数とする。ま
た、(4)エラー率がしきい未満であり、かつ、受信レ
ベルがしきい値以上である場合には、受信状態が良好で
あるので、再送制御部701は、再送回数の上限を、予
め定められた回数とする。すなわち、(3)および
(4)の場合には、所定の上限回数で再送が行われる。
【0094】このように本実施の形態によれば、再送が
行われる無線通信システムにおいて、エラー率に応じて
再送回数の上限を決定するため、無線通信装置が適用さ
れる無線通信システム毎にエラー率と再送回数の上限と
の対応関係を適宜定めることにより、受信データのスル
ープットを調節することができる。また、エラー率の他
に受信レベルも加えて再送回数の上限を決定するため、
干渉波の影響を考慮して、受信データのスループットを
調節することができる。
行われる無線通信システムにおいて、エラー率に応じて
再送回数の上限を決定するため、無線通信装置が適用さ
れる無線通信システム毎にエラー率と再送回数の上限と
の対応関係を適宜定めることにより、受信データのスル
ープットを調節することができる。また、エラー率の他
に受信レベルも加えて再送回数の上限を決定するため、
干渉波の影響を考慮して、受信データのスループットを
調節することができる。
【0095】(実施の形態9)図9は、本発明の実施の
形態9にかかる無線通信装置の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施の形態4(図4)または実施の形態7
(図7)と同一の構成には、それらと同一の符号を付し
詳しい説明は省略する。また、図9に示す無線通信装置
の通信相手となる無線通信装置も、図9に示す構成と同
一の構成を採る。
形態9にかかる無線通信装置の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施の形態4(図4)または実施の形態7
(図7)と同一の構成には、それらと同一の符号を付し
詳しい説明は省略する。また、図9に示す無線通信装置
の通信相手となる無線通信装置も、図9に示す構成と同
一の構成を採る。
【0096】データ分離部103は、実施の形態1で説
明した機能に加えて、受信データに多重されているチャ
ネル切り替え信号を受信データから分離して、切り替え
制御部801に送る。このチャネル切り替え信号は、通
信相手の切り替え制御部801によって後述するように
して生成された信号であり、このチャネル切り替え信号
を送られた切り替え制御部801は、無線送信部607
を制御してアップコンバート時の周波数を替えることに
より送信データの通信チャネルを切り替える。
明した機能に加えて、受信データに多重されているチャ
ネル切り替え信号を受信データから分離して、切り替え
制御部801に送る。このチャネル切り替え信号は、通
信相手の切り替え制御部801によって後述するように
して生成された信号であり、このチャネル切り替え信号
を送られた切り替え制御部801は、無線送信部607
を制御してアップコンバート時の周波数を替えることに
より送信データの通信チャネルを切り替える。
【0097】また、切り替え制御部801は、エラー検
出部105から送られた検出信号から算出したエラー率
およびRSSI部201から通知された受信レベルに応
じてスイッチ802を切り替え制御することにより、通
信に用いるアンテナをアンテナ803とアンテナ804
とで切り替える。つまり、エラー率と受信レベルに応じ
たアンテナダイバーシチが行われる。
出部105から送られた検出信号から算出したエラー率
およびRSSI部201から通知された受信レベルに応
じてスイッチ802を切り替え制御することにより、通
信に用いるアンテナをアンテナ803とアンテナ804
とで切り替える。つまり、エラー率と受信レベルに応じ
たアンテナダイバーシチが行われる。
【0098】また、切り替え制御部801は、現在使用
している通信チャネルおよびアンテナを示す情報を外部
表示器302に表示する。なお、スイッチ805は、送
信時には無線送信部607とスイッチ802とを接続
し、受信時には無線受信部102とスイッチ802とを
接続する。
している通信チャネルおよびアンテナを示す情報を外部
表示器302に表示する。なお、スイッチ805は、送
信時には無線送信部607とスイッチ802とを接続
し、受信時には無線受信部102とスイッチ802とを
接続する。
【0099】切り替え制御部801は、表4に示す判定
表を有し、この判定表にしたがって通信チャネルの切り
替え制御およびアンテナの切り替え制御を行う。具体的
には、以下のようにして切り替え制御を行う。
表を有し、この判定表にしたがって通信チャネルの切り
替え制御およびアンテナの切り替え制御を行う。具体的
には、以下のようにして切り替え制御を行う。
【表4】
【0100】すなわち、(1)エラー率が第1しきい値
以上であり、かつ、受信レベルがしきい値未満である場
合には、現在使用しているアンテナでの通信状況が受信
限界にあると考えられる。そこで、切り替え制御部80
1は、通信に用いるアンテナを切り替えて、受信データ
のスループットが所定のスループットに維持されるよう
にする。
以上であり、かつ、受信レベルがしきい値未満である場
合には、現在使用しているアンテナでの通信状況が受信
限界にあると考えられる。そこで、切り替え制御部80
1は、通信に用いるアンテナを切り替えて、受信データ
のスループットが所定のスループットに維持されるよう
にする。
【0101】(2)エラー率が第1しきい値以上であ
り、かつ、受信レベルがしきい値以上である場合には、
受信感度は良好だがエラー率が高いので、受信データが
無線伝搬路において干渉波の影響を受けていると考えら
れる。そこで、切り替え制御部801は、通信に用いる
アンテナを切り替えて、受信データのスループットが所
望のスループットに維持されるようにする。
り、かつ、受信レベルがしきい値以上である場合には、
受信感度は良好だがエラー率が高いので、受信データが
無線伝搬路において干渉波の影響を受けていると考えら
れる。そこで、切り替え制御部801は、通信に用いる
アンテナを切り替えて、受信データのスループットが所
望のスループットに維持されるようにする。
【0102】さらに、切り替え制御部801は、エラー
率が第1しきい値より高い第2しきい値以上となる場合
には、通信チャネルも切り替える。すなわち、切り替え
制御部801は、チャネル切り替え信号を生成して、デ
ータ多重部605に送る。チャネル切り替え信号は、デ
ータ多重部605で送信データに多重されて、無線送信
部607に送られる。このチャネル切り替え信号を受信
した通信相手の切り替え制御部801は、上述した動作
にて送信データの通信チャネルを切り替える。
率が第1しきい値より高い第2しきい値以上となる場合
には、通信チャネルも切り替える。すなわち、切り替え
制御部801は、チャネル切り替え信号を生成して、デ
ータ多重部605に送る。チャネル切り替え信号は、デ
ータ多重部605で送信データに多重されて、無線送信
部607に送られる。このチャネル切り替え信号を受信
した通信相手の切り替え制御部801は、上述した動作
にて送信データの通信チャネルを切り替える。
【0103】(3)エラー率が第1しきい未満であり、
かつ、受信レベルがしきい値未満である場合には、受信
レベルは低いがエラー率が低いので、切り替え制御部8
01は、アンテナおよび通信チャネルを切り替えない。
また、(4)エラー率が第1しきい未満であり、かつ、
受信レベルがしきい値以上である場合には、受信状態が
良好であるので、切り替え制御部801は、アンテナお
よび通信チャネルを切り替えない。
かつ、受信レベルがしきい値未満である場合には、受信
レベルは低いがエラー率が低いので、切り替え制御部8
01は、アンテナおよび通信チャネルを切り替えない。
また、(4)エラー率が第1しきい未満であり、かつ、
受信レベルがしきい値以上である場合には、受信状態が
良好であるので、切り替え制御部801は、アンテナお
よび通信チャネルを切り替えない。
【0104】このように本実施の形態によれば、エラー
率および受信レベルに応じて、アンテナダイバーシチお
よび通信チャネルの切り替えを行うため、干渉波の影響
が少ないアンテナや通信チャネルへ切り替えることがで
きるので、受信データのスループットを所望のスループ
ットに維持することができる。
率および受信レベルに応じて、アンテナダイバーシチお
よび通信チャネルの切り替えを行うため、干渉波の影響
が少ないアンテナや通信チャネルへ切り替えることがで
きるので、受信データのスループットを所望のスループ
ットに維持することができる。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無線通信システムに応じた所望のスループットを得るこ
とができる。
無線通信システムに応じた所望のスループットを得るこ
とができる。
【図1】本発明の実施の形態1にかかる無線通信装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2にかかる無線通信装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3にかかる無線通信装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態4にかかる無線通信装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態5にかかる無線通信装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態6にかかる無線通信装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態7にかかる無線通信装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態8にかかる無線通信装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態9にかかる無線通信装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
101,803,804 アンテナ 102 無線受信部 103 データ分離部 104 バッファメモリ 105 エラー検出部 106 可変ミュート制御部 107 ミュート回路 108 出力I/F 201 RSSI部 301 音源 302 外部表示器 401 エラー訂正部 501 参照フレーム数制御部 502 判定部 601 入力I/F 602 画像符号化部 603 伝送レート制御部 604 バッファメモリ 605 データ多重部 606 エラー検出用ビット付加部 607,702 無線送信部 701 再送制御部 801 切り替え制御部 802,805 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 C (72)発明者 村林 信明 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 井上 匡 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 佐藤 勝行 宮城県仙台市泉区明通二丁目五番地 株式 会社松下通信仙台研究所内 Fターム(参考) 5C059 KK00 MA00 MA05 PP05 PP06 RA04 RF02 RF04 RF09 RF14 RF23 SS06 TA18 TA25 TA72 TB01 TC21 TC22 TD12 UA02 UA05 UA32 5K014 AA03 DA02 EA00 FA01 FA03 FA08 FA11 GA02 HA05 5K059 CC03 DD02 DD05 5K067 AA21 BB21 DD51 FF02 HH25 HH28
Claims (18)
- 【請求項1】 無線伝送された受信データの受信状態を
検出する検出手段と、前記検出手段での検出結果に応じ
て受信データを廃棄するか否か決定する決定手段と、を
具備することを特徴とする無線通信装置。 - 【請求項2】 前記検出手段は、受信データのエラー率
を検出し、前記決定手段は、検出されたエラー率に応じ
て受信データを廃棄するか否か決定することを特徴とす
る請求項1記載の無線通信装置。 - 【請求項3】 前記検出手段は、受信データのエラー率
および受信データの受信レベルを検出し、前記決定手段
は、検出されたエラー率および受信レベルに応じて受信
データを廃棄するか否か決定することを特徴とする請求
項1記載の無線通信装置。 - 【請求項4】 受信データに対してエラー訂正処理を施
す訂正手段を具備し、前記検出手段は、前記訂正手段で
エラー訂正処理された受信データのエラー率を検出する
ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の無線通
信装置。 - 【請求項5】 前記決定手段が受信データを廃棄すると
決定した場合に、受信データの受信状態に応じた音を出
力する出力手段を具備することを特徴とする請求項1記
載の無線通信装置。 - 【請求項6】 前記制御手段が受信データを廃棄すると
決定した場合に、受信データの受信状態を表示する表示
手段を具備することを特徴とする請求項1記載の無線通
信装置。 - 【請求項7】 データの伝送速度に対してデータ内容の
変化が遅い無線通信システムにおいて使用される無線通
信装置であって、無線伝送された複数個の受信データを
参照して受信データの内容を判定する判定手段と、受信
データのエラー率を検出する検出手段と、検出されたエ
ラー率に応じて前記判定手段にて参照される受信データ
の個数を変化させる制御手段と、を具備することを特徴
とする無線通信装置。 - 【請求項8】 無線伝送された受信データの受信状態を
検出する検出手段と、画像データをイントラフレームま
たはインターフレームに符号化する符号化手段と、検出
結果に応じてインターフレーム数に対するイントラフレ
ーム数を決定する決定手段と、を具備することを特徴と
する無線通信装置。 - 【請求項9】 前記検出手段は、受信データのエラー率
および受信データの受信レベルを検出し、前記決定手段
は、検出されたエラー率および受信レベルに応じてイン
ターフレーム数に対するイントラフレーム数を決定する
ことを特徴とする請求項8記載の無線通信装置。 - 【請求項10】 データの再送が行われる無線通信シス
テムにおいて使用される無線通信装置であって、無線伝
送された受信データの受信状態を検出する検出手段と、
検出結果に応じて再送回数の上限を決定し、上限未満の
回数で通信相手にデータの再送を要求する再送制御手段
と、を具備することを特徴とする無線通信装置。 - 【請求項11】 前記検出手段は、受信データのエラー
率および受信データの受信レベルを検出し、前記再送制
御手段は、検出されたエラー率および受信レベルに応じ
て再送回数の上限を決定することを特徴とする請求項1
0記載の無線通信装置。 - 【請求項12】 複数のアンテナと、無線伝送された受
信データの受信状態を検出する検出手段と、検出結果に
応じて通信に使用するアンテナおよび通信チャネルを切
り替える切り替え手段と、を具備することを特徴とする
無線通信装置。 - 【請求項13】 前記検出手段は、受信データのエラー
率および受信データの受信レベルを検出し、前記切り替
え手段は、検出されたエラー率および受信レベルに応じ
てアンテナおよび通信チャネルを切り替えることを特徴
とする請求項12記載の無線通信装置。 - 【請求項14】 無線伝送された受信データの受信状態
を検出する検出工程と、検出結果に応じて受信データを
廃棄するか否か決定する決定工程と、を具備することを
特徴とする無線通信方法。 - 【請求項15】 データの伝送速度に対してデータ内容
の変化が遅い無線通信システムにおいて使用される無線
通信方法であって、無線伝送された複数個の受信データ
を参照して受信データの内容を判定する判定工程と、受
信データのエラー率を検出する検出工程と、検出された
エラー率に応じて前記判定手段にて参照される受信デー
タの個数を変化させる制御工程と、を具備することを特
徴とする無線通信方法。 - 【請求項16】 無線伝送された受信データの受信状態
を検出する検出工程と、画像データをイントラフレーム
またはインターフレームに符号化する符号化工程と、検
出結果に応じてインターフレーム数に対するイントラフ
レーム数を決定する決定工程と、を具備することを特徴
とする無線通信方法。 - 【請求項17】 データの再送が行われる無線通信シス
テムにおいて使用される無線通信方法であって、無線伝
送された受信データの受信状態を検出する検出工程と、
検出結果に応じて再送回数の上限を決定し、上限未満の
回数で通信相手にデータの再送を要求する再送制御工程
と、を具備することを特徴とする無線通信方法。 - 【請求項18】 複数のアンテナを備える無線通信装置
における無線通信方法であって、無線伝送された受信デ
ータの受信状態を検出する検出工程と、検出結果に応じ
て通信に使用するアンテナおよび通信チャネルを切り替
える切り替え工程と、を具備することを特徴とする無線
通信方法。
Priority Applications (1)
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JP2001127279A JP2002325074A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 無線通信装置および無線通信方法 |
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JP2001127279A JP2002325074A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 無線通信装置および無線通信方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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