JP2002324982A - キャビネットのシャーシへの取り付け構造およびキャビネット装置ならびに電子機器 - Google Patents

キャビネットのシャーシへの取り付け構造およびキャビネット装置ならびに電子機器

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JP2002324982A
JP2002324982A JP2001126210A JP2001126210A JP2002324982A JP 2002324982 A JP2002324982 A JP 2002324982A JP 2001126210 A JP2001126210 A JP 2001126210A JP 2001126210 A JP2001126210 A JP 2001126210A JP 2002324982 A JP2002324982 A JP 2002324982A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 樹脂製のキャビネットのシャーシへの取り付
け時において、過剰な撓みによる破損が生じにくい取り
付け構造およびキャビネット装置ならびに電子機器を提
供する。 【解決手段】 平面部23および当該平面部23の両端
に連結された両側面部21,21を有するシャーシ2へ
キャビネット1を取り付けるその取り付け構造におい
て、キャビネット1は、平面部23と両側面部21,2
1の端面を少なくとも覆う前面部10と、シャーシ2の
両側面部21,21にそれぞれはめ込まれるキャビネッ
ト側面部11,11と、シャーシ2の平面部23にはめ
込まれるキャビネット平面部13を有し、延出部11
b,11bと同方向に延出されキャビネット1をシャー
シ2へ取り付ける際のガイドとなるガイド用凸部13b
が設けられ、はめ込み可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器等におけ
る樹脂製のキャビネットを筐体であるシャーシへ取り付
ける、その取り付け構造およびキャビネット装置ならび
に電子機器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、オーディオ機器のシャーシに
は、樹脂製のキャビネットが前面に取り付けられる。こ
のキャビネットは、シャーシ内部に配置されたメカ本体
を覆い隠すものであり、前面部には、例えば、コンパク
トディスク(CD)やミニディスク(MD)の挿入口
や、再生、停止、選曲等、種々の操作を行うためのスイ
ッチ操作用のツマミ等が設けられている。以下に、従来
のキャビネットのシャーシへの取り付け構造に関して、
図9および図10を用いて説明する。
【0003】図9および図10は、キャビネットをシャ
ーシへ取り付ける際および取り付け後の状態を示した図
で、図9は取り付け途中段階、図10は取り付け終了段
階をそれぞれ示したものである。
【0004】図9および図10に示すように、キャビネ
ット1の側面部11には、前方から見て奥側の端部11
aからさらに奥側に延出された延出部11bが形成され
ている。そして、この延出部11bには、シャーシ2の
側面部21に設けられた係合凸部22にはまり込む係合
凹部12が設けられている。また、キャビネット1の平
面部(本実施の形態では、当該平面部は底面部として利
用されるため、以下、底面部という)13には、延出部
11bと同様、前方から見て奥側の端部13aからさら
に奥側に延出されたガイド用凸部13bが形成されてい
る。なお、図9および図10では、片側の側面部11の
み示したが、キャビネット1の側面部11は前面部10
の左右両端にそれぞれ設けられており、コの字状のシャ
ーシ2の両側面部21(図9および図10では片側のみ
示されている)に各々はめ込まれるようになっている。
【0005】上述のキャビネット1をシャーシ2へ取り
付ける従来の取り付け方法および取り付け構造について
説明する。まず、図9に示すように、キャビネット1を
上部側が手前側に倒れるように傾けながら、上述のガイ
ド用凸部13b先端側に設けられた引っ掛かり部13c
を、シャーシ2の平面部(本実施の形態では、当該平面
部は底面部として利用されるため、以下、底面部とい
う)23に設けられた係合凹部23b内に引っ掛ける。
このとき、キャビネット1の上部は、まだシャーシ2に
嵌合していないので、ガイド用凸部13bは、撓んだ状
態となっている(図10中の2点鎖線円内の2点鎖線参
照)。
【0006】そして、この図9に示した傾いた状態か
ら、ガイド用凸部13bを回動中心として撓みを戻しな
がら、キャビネット1の上部側をシャーシ2に接近する
方向に回動させる。これによって、前面部10の左右両
端に形成された両側面部11の各係合凹部12が、シャ
ーシ2の両側面に形成された各係合凸部22に同時には
まり込む。この結果、図10に示すように、キャビネッ
ト1は、シャーシ2に水平な状態で取り付けられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、樹脂
製のキャビネット1は、ガイド用凸部13bの引っ掛か
り部13cをシャーシ2の係合凹部23bに引っ掛けた
状態で撓ませながら回動させて、金属製のシャーシ2に
取り付けられる。すなわち、全体が樹脂製で形成された
キャビネット1は、ガイド用凸部13bの弾性を利用し
て金属製の固いシャーシ2に取り付けられる。そのた
め、それ程剛性の高くないガイド用凸部13bが、取り
付け時において過剰に撓んで、折れたり欠けたりして破
損するいう問題が生じる。
【0008】本発明は、樹脂製のキャビネットのシャー
シへの取り付け時において、過剰な撓みによる破損が生
じにくい取り付け構造およびキャビネット装置ならびに
電子機器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、平面部および当該平面部の両端に連結さ
れた両側面部を少なくとも有するシャーシへキャビネッ
トを取り付けるその取り付け構造において、キャビネッ
トは、平面部と両側面部の端面を少なくとも覆う前面部
と、シャーシの両側面部にそれぞれはめ込まれるキャビ
ネット側面部と、シャーシの平面部にはめ込まれるキャ
ビネット平面部を有し、各キャビネット側面部には、前
方から見て奥側の端部からさらに奥側に延出された複数
の延出部がそれぞれ形成され、これら複数の延出部にシ
ャーシの側面部に各々形成された複数の被係合部にはま
り込む複数の係合部をそれぞれ設けると共に、キャビネ
ット平面部には延出部と同方向に延出されキャビネット
をシャーシへ取り付ける際のガイドとなるガイド用凸部
が設けられ、キャビネットをシャーシに対して水平方向
へ移動させることで、複数の係合部を複数の被係合部へ
同時にはめ込み可能としたことを特徴としている。
【0010】このように、ガイド用凸部をガイドとしな
がら、キャビネットを水平に移動させ、複数の係合部を
複数の被係合部に同時にはめ込むようにすると、キャビ
ネットをほとんど撓ませずにシャーシにはめ込むことが
できる。したがって、撓みに起因する部材の破損が生じ
ず、組み立て作業が容易となる。
【0011】また、他の発明は、平面部および当該平面
部の両端に連結された両側面部を少なくとも有するシャ
ーシへキャビネットを取り付けるその取り付け構造にお
いて、キャビネットは、平面部と両側面部の端面を少な
くとも覆う前面部と、シャーシの両側面部にそれぞれは
め込まれる2つのキャビネット側面部と、シャーシの平
面部にはめ込まれるキャビネット平面部を有し、キャビ
ネット側面部の厚み方向外側には、前方から見て奥側の
端部からさらに奥側に延出された複数の延出部がそれぞ
れ形成され、これら複数の延出部にシャーシ側面部に各
々形成された複数の被係合部にはまり込む複数の係合部
をそれぞれ設けると共に、キャビネット側面部の厚み方
向内側には各延出部と同方向に延出されたガイド片がそ
れぞれ設けられ、キャビネットをシャーシへ取り付ける
際、各複数の延出部と各ガイド片とで、各シャーシ側面
部の組み込み時の案内を可能に構成したことを特徴とし
ている。
【0012】キャビネットが取り付けられる前の状態の
シャーシは、その形状や材質によっては変形し易く、例
えば、両側面部が内側に入り込んでしまったり外側に開
いてしまったりして、幅方向(前面部から見て左右方
向)の寸法の狂いが生じ易い。そのため、キャビネット
をはめ込む際に、寸法の狂いからキャビネットの係合部
とシャーシの被係合部とのはめ込みができない場合が生
じる。この場合、はめ込み作業を行う前に、内側に入り
込んだり外側に開いてしまった両側面部を精密に変形さ
せ、上述の寸法の狂いを矯正する作業が必要となる。
【0013】しかし、上述の発明のように、各延出部を
厚み方向外側に、ガイド片を厚み方向外側に配置するこ
とにより組み込み時の案内を行うように構成すると、厳
密な寸法矯正をすることなく、キャビネットの係合部と
シャーシの被係合部とのはめ込みを容易に行うことがで
きる。
【0014】また、他の発明は、上述の各取り付け構造
において、キャビネットをシャーシへ取り付けることに
より、キャビネットに設けられた静電気通過用部材がシ
ャーシの金属部分に接触し、これによりキャビネットで
発生する静電気が静電気通過用部材を介してシャーシへ
移動するように構成されたことを特徴としている。
【0015】そのため、従来、キャビネットの前面部表
面で発生する静電気を金属製のシャーシに誘導して前面
部表面から静電気を逃がすための構造を、リード線の引
き回し等、従来の面倒な作業なしで容易に形成すること
が可能となる。
【0016】また、他の発明のキャビネット装置は、キ
ャビネットおよびシャーシから構成され、かつ上述の各
取り付け構造を備えたことを特徴としている。そのた
め、キャビネットをシャーシへはめ込む際に、キャビネ
ットに破損が生じにくく、また組み立てやすいキャビネ
ット装置となる。
【0017】また、他の発明の電子機器は、上述のキャ
ビネット装置を機器の前面部分に備えたことを特徴とし
ている。そのため、キャビネットをシャーシへ組み込む
際におけるキャビネットの損傷率が低いものとなり、生
産効率が向上した電子機器となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明で
は、図9および図10に示した従来技術と構成が同様の
部材においては、図9および図10の説明において使用
したものと同符号を使用するものとする。
【0019】図1は、車載用のオーディオ機器(具体的
には、光媒体となるミニディスク(MD)再生装置を備
えたオーディオ機器)のキャビネット1を示した正面図
である。このキャビネット1は、樹脂成形により構成さ
れている。図1に示すように、キャビネット1の前面部
10の表面略中央上部には、MDを当該オーディオ機器
の内部に装填するための装填入り口10bが形成されて
いる。この装填入り口10bは、開口10cと、この開
口10cを塞ぐ回動自在な蓋10dから構成されてい
る。
【0020】また、この装填入り口10bの下部には、
オーディオ機器の動作状況等を表示するための表示部
(図示省略)と、当該表示部を露出させるための窓10
eが設けられている。さらに、キャビネット1の前面部
10には、スイッチ操作用ツマミ(図示省略)と、当該
ツマミを前方へ飛び出させるための複数の孔10fが設
けられている。このように形成された前面部10は、シ
ャーシ2への取り付けによって、シャーシ2の前方を覆
う位置に配置される。
【0021】なお、前面部10の両端には、それぞれ側
面部11が前面部10の裏面側に延出されるように連結
されている。また、前面部10の上部には上面部14
が、下部には底面部13が、それぞれ連結されている。
これら上面部14と下面部13と上述の両側面部11と
で、略長方形の筒状の枠体が前面部10の裏面に形成さ
れている。両側面部11は、それぞれシャーシ2の側面
部21の外側にはめ込まれる。また、底面部13は、シ
ャーシ2の底面部23の下方にはめ込まれる。
【0022】図2は、図1のキャビネット1を矢示II
方向から見た状態で、かつこのキャビネット1がはめ込
まれるシャーシ2の一部も併せて同方向から示した側面
図であり、片側の側面部11側のみ示されているが、反
対側の側面部も同様の構造となっている。また、図3
は、図1のIII−III断面図であり、側面部11の
厚み方向内側の面を示した図である。なお、以下の説明
は、図2および図3に示された側の側面部11に関して
行い、反対側の側面部に関する説明は構造が同様である
ため省略する。
【0023】図2に示すように、キャビネット1の側面
部11には、前方から見て奥側の端部11aからさらに
奥側に延出された延出部11bが、上部側と下部側に所
定間隔離して2つ形成されている。そして、これら2つ
の延出部11b,11bには、シャーシ2の側面部21
に設けられた2つの被係合部である係合凸部22,22
にそれぞれはまり込む係合部となる係合凹部12,12
が設けられている。
【0024】各延出部11bの先端部分における内側の
面(図2において紙面奥側の面)には、取り付け時にお
いてキャビネット1をシャーシ2に対して水平に移動さ
せた際に、シャーシ2に形成された係合凸部22,22
をスムーズに乗り越えるためのテーパー部11dが設け
られている。
【0025】なお、本実施の形態では、上述したよう
に、キャビネット1側に設けられた係合部を係合凹部1
2,12とし、シャーシ2側に設けられた被係合部を係
合凸部22,22としたが、これらは逆でも良い。すな
わち、キャビネット1側に設けられる係合部を凸部で構
成し、シャーシ2側に設けられる被係合部を凹部で構成
しても良い。加えて、本実施の形態では、係合部を貫通
孔となる係合凹部12,12で構成したが、係合部は貫
通孔ではなく有底の凹部でも良い。
【0026】また、キャビネット1の底面部13には、
各延出部11bと同様、前方から見て奥側の端部13a
からさらに奥側に延出されたガイド用凸部13bが形成
されている。本実施の形態では、ガイド用凸部13b
は、幅方向における略中央部分に1つだけ形成されてい
るが、ガイド用凸部13bは複数設けられていても良
い。なお、このガイド用凸部13bの先端部分の下側の
面には、テーパー部13dが設けられている。
【0027】この構成は、キャビネット1のシャーシ2
へのはめ込みの際、スムーズにキャビネット1をシャー
シ2側へ誘導するための構成となっている。すなわち、
はめ込み時に、当該ガイド用凸部13bの先端部分が、
シャーシ2の底面部23の入り口部分にぶつかってそれ
以上の奥への水平移動を阻止してしまうのを防止するた
めの構造である。なお、このテーパー部13dがシャー
シ2の底面部23の入り口部分を通過するタイミング
と、上述の両延出部11bのテーパー部11dが各係合
凸部22を乗り越えるタイミングとは、ほぼ同時か若干
ガイド用凸部13bのテーパー部13dの方が早いよう
に構成されている。
【0028】また、キャビネット1の上面部14には、
当該キャビネット1をシャーシ2にはめ込んで組み立て
られたキャビネット装置を、他の装置(例えば、車のカ
ーステレオ装填用の枠)等にはめ込むための係合用の突
起14bを先端側に備えた凸部14aが設けられてい
る。
【0029】また、図3に示すように、キャビネット1
の両側面部11の幅方向内側の面11eには、キャビネ
ット1の前面部10の表面上で発生する静電気をシャー
シ2に逃がすための静電気通過用部材となる金属片16
が取り付けられている。この金属片16は、その先端部
分が当該キャビネット1をシャーシ2に取り付けること
により、シャーシ2の金属部分に接触するように構成さ
れている。
【0030】次に、上述の本実施の形態のキャビネット
1をシャーシ2へ取り付けるその取り付け方法および取
り付け構造について説明する。なお、キャビネット1を
シャーシ2に取り付けることによりキャビネット装置と
なる。そして、このキャビネット装置は、例えば、車載
用のオーディオ機器の前面部に配置されることとなる。
【0031】まず、図2に示すように、シャーシ2の底
面部23に対してキャビネット1の底面部13を平行に
して、キャビネット1をシャーシ2側へ水平方向に移動
させる(矢示A参照)。これにより、キャビネット1の
底面部13の略中央に設けられたガイド用凸部13b
が、底面部23の上面(内側面)に乗り上げる。また、
ほぼ同時もしくは若干後に、キャビネット1の各延出部
11b(左右双方に各2つずつ計4つ)が、若干外側に
撓みながらシャーシ2の各係合凸部22に乗り上げる。
【0032】なお、上述したようにガイド用凸部13b
の先端には、テーパー部13dが形成されているため、
この乗り上げはスムーズとなる。そのため、組立が容易
である。また、計4つ設けられた各延出部11bの先端
部には、それぞれテーパー部11dが形成されているた
め、これら4箇所の乗り上げもスムーズとなる。そのた
め、組立が容易である。なお、この乗り上げ時、各延出
部11bは、弾性により若干撓むが、それ程大きな撓み
ではない。しかも各延出部11bは、ガイド用凸部13
dのように小さな部位ではないため、多少の撓みでは破
損が生じる危険性はほとんどない。
【0033】そして、キャビネット1が奥側(矢示A方
向)にさらに進出すると、各延出部11bの撓みが戻
り、各延出部11bに設けられている係合凹部12がシ
ャーシ2の各係合凸部22に同時にはまり込む。このは
め込みにより、上述の金属片16がシャーシ2の金属部
分に接触する。これによって、キャビネット1は、前面
部10がシャーシ2の前方の開放部分を覆い、両側面部
11がシャーシ2の両側面部21にそれぞれはまり込む
こととなる。また、同時に、単にはめ込みを行うだけ
で、キャビネット1の前面部10の表面で発生する静電
気が、シャーシ2に移動し、表面からは除かれることと
なる。
【0034】以上説明したように、上述の第1の実施の
形態は、キャビネット1を水平移動させることによりシ
ャーシ2へはめ込むことができる。したがって、はめ込
み動作を、ガイド凸部13bを全く撓ませることなく行
うことができるため、従来技術の問題である、はめ込み
時のガイド部材の破損が生じない。
【0035】以下に、本発明の第2の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、この第2の実施の形
態は、上述の第1の実施の形態の構成では、解決できな
い問題も解消するものである。その問題点の説明も含め
て以下に説明する。
【0036】図4に示すように、シャーシ2は、底面部
23およびこの底面部23の両端に連結された両側面部
21からなり、天板となる位置が開放された形状を有し
ている。そのため、シャーシ2は、変形し易い。すなわ
ち、図4に示すように、両側面部21が内側に入り込ん
でしまったり外側に開いてしまったりして、幅方向(図
4における左右方向)に寸法の狂いが生じ易い。なお、
図4に示したシャーシ2は、天板部分が開放されたコの
字状であるが、天板部分も備えた矩形状のものも当該シ
ャーシ2の材質や厚みによっては、やはり幅方向に寸法
の狂いが生じる可能性がある。
【0037】例えば、シャーシ2が変形して両側面部2
1が内側に入り込んでしまっている場合は、図5に示す
ように、キャビネット1をシャーシ2にはめ込んだ後、
係合凹部12を備えた延出部11bとシャーシ2の側面
部21との間に隙間(クリアランス)Gが形成されてし
まう。そのため、キャビネット1の係合凹部12内に、
シャーシ2の側面部21に設けられた係合凸部22が入
り込めない。
【0038】また、例えば、シャーシ2が変形して両側
面部21が外側に開いてしまっている場合は、図6に示
すように、キャビネット1をシャーシ2にはめ込む際
に、係合凹部12を備えた延出部11bの先端が、シャ
ーシ2の側面部21の前端にぶつかってしまう。そのた
め、キャビネット1をさらに奥側へ押し込むことができ
ず、キャビネット1の係合凹部12とシャーシ2の係合
凸部22とのはめ込みを行えない。
【0039】上述したように、シャーシ2が変形しては
め込みが行えない場合、はめ込み作業を行う前に内側に
入り込んだり外側に開いてしまった両側面部21を精密
に変形し直し、はめ込みが可能となるように寸法の狂い
を矯正する作業が必要となる。本実施の形態では、この
ように再変形による寸法の矯正をすることなく、キャビ
ネット1をシャーシ2にはめ込むことができる構成とな
っている。
【0040】その具体的な構成について、図7および図
8に基づいて説明する。
【0041】図7は、第2の実施の形態を説明するため
の側面図である。なお、この第2の実施の形態は、この
図7に示された取り付け部分以外の構成が上述の第1の
実施の形態と同様であり、片側の側面部11のみ示され
ているが、反対側の側面部も同様の構造となっている。
また、図8は、キャビネット1をシャーシ2にはめ込ん
だ状態でキャビネット装置の上方から見た状態で、かつ
キャビネット1の両側面部11から各々延出された延出
部11b,11bを断面で示した部分断面平面図であ
る。
【0042】図7に示すように、キャビネット装置を構
成するキャビネット1の側面部11には、前方(図7に
おける左側)から見て奥側の端部11aからさらに奥側
に延出された延出部11bが、上部側と下部側に所定間
隔離して2つ形成されている。そして、これら2つの延
出部11b,11bには、シャーシ2の側面部21に設
けられた被係合部となる2つの係合凸部22,22に、
それぞれはまり込む係合部となる係合凹部12,12が
設けられている。なお、各延出部11bの先端部分にお
ける内側の面(図7において紙面奥側の面)には、テー
パー部11dが設けられている。このテーパー部11d
は、上述の第1の実施の形態と同様な役割を果たすもの
である。
【0043】なお、図8に示すように、各延出部11b
は、各側面部11の厚み方向(図8における左右方向)
外側に設けられている。そして、上述のテーパー部11
dは、それぞれ各延出部11bの内側の面に形成されて
いる。
【0044】また、各側面部11にそれぞれ設けられた
2つの延出部11b間には、キャビネット1のシャーシ
2へのはめ込み時にガイドとなるガイド片15が設けら
れている。このガイド片15は、各側面部11の厚み方
向内側に設けられており、テーパー部15dがその外側
の面の先端部分に形成されている。
【0045】このため、厚み方向で見ると、外側に配置
された2つの延出部11bと、内側に配置されたガイド
片15との間には、僅かな隙間G1が形成される。ま
た、2つの延出部11bに形成された各テーパー部11
dと、ガイド片15に形成されたテーパー部15dとが
厚み方向において向かい合うように配置され、両テーパ
ー部11d,15dにより開き角αが約30度くらいの
呼び込み口S1が形成される。
【0046】なお、この呼び込み口S1の最大幅部分
(最先端部=図8における最上部)の幅(厚み)方向の
寸法は、その奥側に配置される隙間G1より大きく、約
3倍程度となっている。上述の隙間G1は、シャーシ2
の側面部21が入り込むためのスペースとなっており、
呼び込み口S1はシャーシ2の側面部21を隙間G1内
に誘導するためのものとなっている。
【0047】すなわち、この第2の実施の形態では、樹
脂成形により構成されるキャビネット1に、シャーシ2
への取り付け時におけるシャーシ2の側面部21を導く
ための、間口の広い入り口(呼び込み口)S1を設けた
ことが特徴となっている。そのため、シャーシ2の両側
面部21が多少変形し、幅方向における寸法が多少狂っ
ていたとしても、その寸法の狂いが上述の呼び込み口S
1に収まる範囲の狂いであれば、両側面部21が呼び込
み口S1の奥側の隙間G1内に誘導される。
【0048】すなわち、シャーシ2の両側面部21が変
形していたとしても、その変形の幅が呼び込み口S1の
幅に収まる範囲であれば、両側面部21は呼び込み口S
1からその奥側の隙間G1へ誘導されることとなる。こ
の結果、シャーシ2の両側面部21に多少の変形があっ
ても、寸法を修正するための再変形を行うことなく、容
易にキャビネット1をシャーシ2へ組み込むことが可能
となる。このため、シャーシ2を再変形して幅方向にお
ける寸法を修正する工程が不要となる。
【0049】また、この第2の実施の形態では、図7に
示すように、第1の実施の形態と同様、先端部分にはめ
込み誘導用のテーパー部13dを備えたガイド用凸部1
3dが設けられている。この構成は、キャビネット1の
シャーシ2へのはめ込みの際、スムーズにキャビネット
1をシャーシ2側へ誘導するための構成となっている。
すなわち、はめ込み時に、当該ガイド用凸部13bの先
端部分が、シャーシ2の底面部23の入り口部分にぶつ
かってそれ以上の奥への水平移動を阻止してしまうのを
防止するための構造である。
【0050】なお、このテーパー部13dがシャーシ2
の底面部23の入り口部分を通過するタイミングと、上
述の両延出部11bのテーパー部11dが各係合凸部2
2を乗り越えるタイミングとは、上述した第1の実施の
形態と同様、ほぼ同時か若干ガイド用凸部13bのテー
パー部13bの方が早いように構成されている。
【0051】そのため、本実施の形態では、まず、シャ
ーシ2の側面部21の先端部分が、上述の呼び込み口S
1を通過し、奥側の隙間G1に進入した後、ほぼ同時に
テーパー部13dがシャーシ2の底面部23の入り口部
分を通過し、両延出部11bのテーパー部11dが各係
合凸部22を乗り越えることとなる。このように、本実
施の形態も、上述の第1の実施の形態と同様、部材をほ
とんど撓ませずに水平移動によってキャビネット1をシ
ャーシ2に容易にしかも確実にはめ込むことができる。
したがって、部材の撓みによる破損等の問題が生じず、
組み立てやすいものとなる。
【0052】なお、第2の実施の形態では、キャビネッ
ト1の厚み方向外側に延出部11bを、厚み方向内側に
ガイド片15をそれぞれ設け、両者11b,15の先端
部分に呼び込み口S1を設けて、隙間G1内にシャーシ
2の側面部21を呼び込んで両者11b,15で側面部
21を挟むように構成されている。この構成は、上述し
た第1の実施の形態で説明した特徴点とは独立した効果
を奏するものであるため、第1の実施の形態では必須と
なる構成が、この第2の実施の形態ではなくても良い。
【0053】具体的に言うと、キャビネット1をシャー
シ2へはめ込む際のガイドとなるガイド用凸部13b
は、この第2の実施の形態ではなくても良い。この第2
の実施の形態では、延出部11bとガイド片15との間
に呼び込み口S1が設けられているため、この呼び込み
口S1がガイドとしての役割をある程度は果たすことが
できる。
【0054】また、第2の実施の形態では、上述の第1
の実施の形態における上面部14に設けられた係合用の
突起14bを有する凸部14aを備えていないが、第1
の実施の形態と同様に、当該キャビネット装置を他の装
置等に取り付けるための凸部が上面部14に設けられて
いても良い
【0055】なお、上述の各実施の形態は、本発明の好
適な実施の形態の各例であるが、これらに限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種
々変形実施可能である。例えば、上述の各実施の形態の
キャビネット装置では、キャビネット1をシャーシ2へ
はめ込むことにより、静電気通過用部材となる金属片1
6がシャーシ2の金属部分に接触するような構成となっ
ているが、この部分は従来通りリード線を引き出して接
続するような構造となっていても良い。
【0056】また、上述の各実施の形態では、オーディ
オ機器の前面パネル部分に配置するキャビネット装置を
示したが、オーディオ機器の前面パネル以外のキャビネ
ット装置やオーディオ機器以外、たとえばビデオやパソ
コン等の電子機器のキャビネット装置にも本発明を適用
することができる。
【0057】また、上述の各実施の形態では、キャビネ
ット1の側面部11に2つの延出部11bをそれぞれ設
けた構成となっているが、延出部11bは複数、具体的
には2ではなく3つ以上でも設けられていても良い。
【0058】また、さらに、上述の各実施の形態では、
シャーシ2が天板位置が開放されたコの字状の形状とな
っているが、シャーシ2は他の形状、例えば天板部分も
備えた矩形状(箱状)のものとなっていても良い。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の取り付け
構造によれば、ガイド用凸部をガイドとしながら、キャ
ビネットを水平に移動させ、複数の係合部を複数の被係
合部に同時にはめ込むようにするため、樹脂製のキャビ
ネットをほとんど撓ませずにシャーシにはめ込むことが
できる。したがって、撓みに起因する部材の破損が生じ
ず、組み立て作業が容易となる。この結果、作業効率が
向上し、生産コストの引き下げも可能となる。
【0060】また、他の発明の取り付け構造は、各延出
部とガイド片とでシャーシの側面部をその隙間部分へ案
内し、厚み方向両側から挟むような構成となっているた
め、厳密な寸法矯正をすることなく、キャビネットの係
合部とシャーシの被係合部とのはめ込みを容易に行うこ
とができる。このため、組み立て作業が容易となり、作
業効率が向上する。
【0061】また、他の発明のキャビネット装置は、上
述した各発明の取り付け構造を有するものとなっている
ので、キャビネットをシャーシへはめ込む際に、キャビ
ネットに破損が生じにくく、また組み立てやすいものと
なる。
【0062】また、他の発明の電子機器は、上述のキャ
ビネット装置を機器の前面部分に備えたものとなってい
るため、キャビネットをシャーシへ組み込む際における
キャビネットの損傷率が低いものとなり、生産効率が向
上したものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のキャビネット装置
のキャビネットの前面部を示した正面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のキャビネット装置
におけるキャビネットのシャーシへの取り付け構造を説
明するための図で、キャビネット装置の側方から見た分
解側面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のキャビネット装置
のシャーシの正面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のキャビネット装置
の特徴を説明するための図で、本実施の形態のような構
造としない場合であって、シャーシの側面部がキャビネ
ットの側面部の内側に入り込むように変形している場合
の不具合を説明するための平面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のキャビネット装置
の特徴を説明するための図で、本実施の形態のような構
造としない場合であって、シャーシの側面部がキャビネ
ットの側面部の外側に拡がるように変形している場合の
不具合を説明するための平面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態のキャビネット装置
におけるキャビネットのシャーシへの取り付け構造を説
明するための図で、キャビネット装置の側方から見た分
解側面図である。
【図8】図7のキャビネット装置をキャビネットをシャ
ーシにはめ込んだ状態で上方から見た状態で、かつキャ
ビネットの両側面部から各々延出された延出部を断面で
示した部分断面平面図である。
【図9】従来のキャビネット装置の構造を説明するため
の図で、キャビネットをシャーシにはめ込む途中部分を
側方から示した側面図である。
【図10】図9のキャビネット装置において、キャビネ
ットをシャーシにはめ込んだ状態で側方から示した側面
図で、2点鎖線の円内はガイド用凸部部分を拡大した拡
大図である。
【符号の説明】
1 キャビネット 2 シャーシ 10 前面部 11 側面部 11b 延出部 12 係合凹部(係合部) 13 底面部(平面部) 13b ガイド用凸部 15 ガイド片 16 金属片(静電気通過用部材) 21 側面部 22 係合凸部(被係合部) 23 底面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E353 AA18 AA19 BB04 BB13 CC32 CC36 DD02 DD05 DD11 DR04 DR52 GG21 GG29 4E360 AA02 AB20 AB21 EA03 EA11 EA28 EC12 ED03 ED12 ED23 ED28 FA02 GA53

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面部および当該平面部の両端に連結さ
    れた両側面部を少なくとも有するシャーシへキャビネッ
    トを取り付けるその取り付け構造において、上記キャビ
    ネットは、上記平面部と上記両側面部の端面を少なくと
    も覆う前面部と、上記シャーシの両側面部にそれぞれは
    め込まれるキャビネット側面部と、上記シャーシの平面
    部にはめ込まれるキャビネット平面部を有し、上記各キ
    ャビネット側面部には、前方から見て奥側の端部からさ
    らに奥側に延出された複数の延出部がそれぞれ形成さ
    れ、これら複数の延出部に上記シャーシの側面部に各々
    形成された複数の被係合部にはまり込む複数の係合部を
    それぞれ設けると共に、上記キャビネット平面部には上
    記延出部と同方向に延出され上記キャビネットを上記シ
    ャーシへ取り付ける際のガイドとなるガイド用凸部が設
    けられ、上記キャビネットを上記シャーシに対して水平
    方向へ移動させることで、上記複数の係合部を上記複数
    の被係合部へ同時にはめ込み可能としたことを特徴とす
    るキャビネットのシャーシへの取り付け構造。
  2. 【請求項2】 平面部および当該平面部の両端に連結さ
    れた両側面部を少なくとも有するシャーシへキャビネッ
    トを取り付けるその取り付け構造において、上記キャビ
    ネットは、上記平面部と上記両側面部の端面を少なくと
    も覆う前面部と、上記シャーシの両側面部にそれぞれは
    め込まれる2つのキャビネット側面部と、上記シャーシ
    の平面部にはめ込まれるキャビネット平面部を有し、上
    記キャビネット側面部の厚み方向外側には、前方から見
    て奥側の端部からさらに奥側に延出された複数の延出部
    がそれぞれ形成され、これら複数の延出部に上記シャー
    シ側面部に各々形成された複数の被係合部にはまり込む
    複数の係合部をそれぞれ設けると共に、上記キャビネッ
    ト側面部の厚み方向内側には上記各延出部と同方向に延
    出されたガイド片がそれぞれ設けられ、上記キャビネッ
    トを上記シャーシへ取り付ける際、上記各複数の延出部
    と上記各ガイド片とで、上記各シャーシ側面部の組み込
    み時の案内を可能に構成したことを特徴とするキャビネ
    ットのシャーシへの取り付け構造。
  3. 【請求項3】 前記キャビネットを前記シャーシへ取り
    付けることにより、前記キャビネットに設けられた静電
    気通過用部材が前記シャーシの金属部分に接触し、これ
    によりキャビネットで発生する静電気が静電気通過用部
    材を介してシャーシへ移動するように構成されたことを
    特徴とする請求項1または2記載のキャビネットのシャ
    ーシへの取り付け構造。
  4. 【請求項4】 キャビネットおよびシャーシから構成さ
    れ、かつ請求項1から3のいずれか1項記載のキャビネ
    ットのシャーシへの取り付け構造を備えたことを特徴と
    するキャビネット装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のキャビネット装置を機器
    の前面部分に備えたことを特徴とする電子機器。
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