JP2002323923A - プラント運転支援装置 - Google Patents
プラント運転支援装置Info
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Abstract
供等を行うプラントのオペレーション支援機能として、
過去の事例データの収集と蓄積とを容易に行うことがで
きるプラント運転支援装置を提供すること。 【解決手段】 アラームや操作パターンが予め登録され
た事例登録条件データファイル10と、この事例登録条
件データファイル10からの事例登録条件に従い、事例
データが自動蓄積される事例登録候補データファイル9
とを備えている。
Description
用されるコンピュータをはじめとする情報機器を使用し
たシステムにおいて、アラーム予測、およびプロセスデ
ータの傾向予測や操作ガイダンスを行うプラント運転支
援装置に関する。
測やプロセスデータの傾向予測を行うには、将来類似す
る事象として検索するために、膨大な過去のデータを事
例データとして蓄積が必要であった。
ム予測やプロセスデータの傾向を予測して、操作ガイダ
ンスを提示するためには、豊富な事例データの蓄積が不
可欠となるが、膨大なプロセスデータの中から事例とし
て、アラームや操作イベントおよびプロセスデータ値等
を抽出して保存するためには、かなりの労力と時間を必
要とし、充分な事例収集は殆ど不可能であった。
向予測、および的確な操作ガイダンス等の提供は、プラ
ントオペレーション支援機能として広く求められている
大きな課題であった。
タを元に予測やガイダンス提供等を行うプラントのオペ
レーション支援機能として、過去の事例データの収集と
蓄積とを容易に行うことができるプラント運転支援装置
を提供することにある。
援装置は、過去のプラント運転時におけるアラームある
いは操作パターンと現在のプラントの状況を照合するこ
とにより、類似の事象が発生した時に、今後発生するア
ラーム、プロセスデータの傾向予測および操作のガイダ
ンスを提示するプラント運転装置において、アラームあ
るいは操作パターンが予め登録された事例登録条件デー
タファイルと、この事例登録条件データファイルからの
事例登録条件に従い、事例データが自動蓄積される事例
登録候補データファイルとを備えたことを特徴とするも
のである。
いては、前記事例登録候補データファイルには、一連の
アラーム、操作あるいはプロセスデータがグルーピング
されて記憶されることを特徴とするものである。
おいては、前記事例登録条件データファイルに蓄積され
た事例データは、オペレータの要求に応じて表示手段に
表示させることを特徴とするものである。
おいては、前記表示手段に表示された事例データの内容
に基いて、オペレータが事例データとしての登録有無の
判断を行うことを特徴とするものである。
おいては、オペレータの判断に従い、前記事例登録候補
データファイルからデータを抽出する事例登録候補抽出
部を有することを特徴とするものである。
おいては、前記表示手段には、事例データの内容に基い
た操作ガイダンスを表示することを特徴とするものであ
る。
おいては、過去のプラント運転時におけるアラームや操
作パターンと現在のプラントの状況を照合することで、
類似の事象が発生した時に、今後発生するアラームやプ
ロセスデータの傾向予測、および操作のガイダンスを提
示するプラント運転装置において、アラームや操作パタ
ーンが予め登録された事例登録条件データファイルと、
この事例登録条件データファイルからの事例登録条件に
従い、事例データが自動蓄積される事例登録候補データ
ファイルとを備え、さらに、オペレータの登録操作実行
によって起動され、グルーピング情報を元に複合アラー
ム・操作パターンデータベースに事例データを登録する
事例データ保存部を設けたことを特徴とするものであ
る。
おいては、前記事例データ保存部がグルーピング情報を
元に複合アラーム・操作パターンデータベースに事例デ
ータを登録すると共に、プロセスデータベースからプロ
セスデータの特徴量を抽出し、その抽出結果が記憶保存
される特徴量抽出データベースを具備したことを特徴と
するものである。
至図3について説明する。
形態を示した構成ブロック図である。
去の事例を記憶しているデータベースで、アラーム履歴
データベース2、操作履歴データベース3、および複合
アラーム・操作パターンデータベース4等とプロセスデ
ータベース5との関連付けを記憶している。
4は、アラームの発生、確認、ならびに回復等の順序や
間隔、発生時刻、時間幅、および重要度等について、オ
ペレータのコメントや関連プラントデータ名称集合デー
タベース6との関連付けを記憶している。
・操作パターン時間幅分のプロセスデータの特徴量抽出
結果を記憶していて、このことが特徴量抽出データベー
ス7との関連付けを記憶していることになる。
ロセスデータ等の現在値を含む最近のデータは、生デー
タファイル8に記憶されていて、事例候補データファイ
ル9には事例登録条件に合致した事例登録候補データを
生データファイル8から抽出したものが記憶されてい
る。
て、図2に示したプログラム手順でプラント運転の支援
が行われる。
たプログラムのフローチャートで、図1と同一構成部分
には同一符号を付して示してあり、以下ではその部分の
詳細な説明は省略し、図1と相違する部分についてのみ
主として説明する。
ル10では1点、もしくは複数点のアラーム発生と操作
とが論理条件“AND/OR"で設定され、また、アラ
ームや操作の繰り返し発生頻度の条件設定も行われる。
る一連のプロセスデータを予めグループとして指定する
と共に、現在のアラーム発生状態や操作状況から自動的
にグルーピングするか否かの機能の指定が行われる。
または操作イベントの発生をトリガーとして起動され、
事例登録条件データファイル10の内容を元に、生デー
タファイル8のデータを参照し、現在の状況が事例登録
条件に合致していれば、生データファイル8のデータを
事例登録条件データファイル10からのグルーピング情
報に従い抽出し、事例候補データファイル9に格納す
る。
ることも可能であるが、プラントの現在の状況に応じて
アラームと操作の発生頻度によりグルーピングを判断し
てもよく、そうすることによって、プロセスデータに関
しても、アラームや操作に関連するものを、そのグル−
プに含めることが出来る。
タは生データファイル8から事例候補データファイル9
へと格納される。
納が完了すると、事例候補データが存在することをCR
T12に表示し、その表示を介してオペレータに通知さ
れる。
12の表示画面上のアイコンを点滅させるなどの方法で
行われる。
をクリックする等のオペレータ操作により起動され、事
例登録候補データを生データファイル8から取り出し
て、プロセスデータとアラームおよび操作ガイダンス等
を同時表示される。
表示形態が示されていて、ある事例登録条件データに合
致するプロセスデータの変化が線グラフ1Aおよび1B
で表示されており、その変化は時系列で示されている。
データの変化がパーセント(%)でそれぞれ示されてい
る。
アラームの発生状況を表示しており、さらに、黒三角印
3Aおよび3Bで操作の実行時点を示している。
ら、オペレータは事例データとして保存するか否かの判
断を行うのであるが、もし、オペレータによって保存が
必要と判断された場合、オペレータは登録者名や事例に
関するコメント情報、および事例の重要度などの情報を
付加して登録操作を実行する。
よって事例データ保存部14(図2)が起動される。
と、事例データ保存部14はグルーピング情報を元に複
合アラーム・操作パターンデータベース4に事例データ
を登録すると共に、プロセスデータベース5(図1)か
らプロセスデータの特徴量を抽出し、その抽出結果を特
徴量抽出データベース7に記憶保存する。
うことができ、その後のプラントのアラーム予測や傾向
予測、および操作ガイダンスの提供に、この事例データ
の活用がはかられる。
索で使われるプロセスデータの蓄積が容易に行うことが
でき、結果として豊富な事例データを蓄積することが容
易となる。
に蓄積されることから、蓄積される事例データも豊富と
なり、その結果、オペレータに的確な支援情報を提供す
ることが出来る。
去の類似事例を参考にしたプラントのオペレーションが
出来るので、安定した操作が可能になる。
タに基づく的確な操作ガイダンスを提供させることが出
来るので、新人のための教育手段としても活用でき、併
せて、信頼性の高いプラントの自動オペレーションも可
能となる。
構成ブロック図である。
のフローチャートである。
示した線および棒グラフである。
Claims (8)
- 【請求項1】 過去のプラント運転時におけるアラーム
あるいは操作パターンと現在のプラントの状況を照合す
ることにより、類似の事象が発生した時に、今後発生す
るアラーム、プロセスデータの傾向予測および操作のガ
イダンスを提示するプラント運転装置において、アラー
ムあるいは操作パターンが予め登録された事例登録条件
データファイルと、この事例登録条件データファイルか
らの事例登録条件に従い、事例データが自動蓄積される
事例登録候補データファイルとを備えたことを特徴とす
るプラント運転支援装置。 - 【請求項2】 前記事例登録候補データファイルには、
一連のアラーム、操作あるいはプロセスデータがグルー
ピングされて記憶されることを特徴とする請求項1記載
のプラント運転支援装置。 - 【請求項3】 前記事例登録条件データファイルに蓄積
された事例データは、オペレータの要求に応じて表示手
段に表示させることを特徴とする請求項1記載のプラン
ト運転支援装置。 - 【請求項4】 前記表示手段に表示された事例データの
内容に基いて、オペレータが事例データとしての登録有
無の判断を行うことを特徴とする請求項3記載のプラン
ト運転支援装置。 - 【請求項5】 オペレータの判断に従い、前記事例登録
候補データファイルからデータを抽出する事例登録候補
抽出部を有することを特徴とする請求項4記載のプラン
ト運転支援装置。 - 【請求項6】 前記表示手段には、事例データの内容に
基いた操作ガイダンスを表示することを特徴とする請求
項4記載のプラント運転支援装置。 - 【請求項7】 過去のプラント運転時におけるアラーム
や操作パターンと現在のプラントの状況を照合すること
で、類似の事象が発生した時に、今後発生するアラーム
やプロセスデータの傾向予測、および操作のガイダンス
を提示するプラント運転装置において、アラームや操作
パターンが予め登録された事例登録条件データファイル
と、この事例登録条件データファイルからの事例登録条
件に従い、事例データが自動蓄積される事例登録候補デ
ータファイルとを備え、さらに、オペレータの登録操作
実行によって起動され、グルーピング情報を元に複合ア
ラーム・操作パターンデータベースに事例データを登録
する事例データ保存部を設けたことを特徴とするプラン
ト運転支援装置。 - 【請求項8】 前記事例データ保存部がグルーピング情
報を元に複合アラーム・操作パターンデータベースに事
例データを登録すると共に、プロセスデータベースから
プロセスデータの特徴量を抽出し、その抽出結果が記憶
保存される特徴量抽出データベースを具備したことを特
徴とする請求項7記載のプラント運転支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001128165A JP2002323923A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | プラント運転支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001128165A JP2002323923A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | プラント運転支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002323923A true JP2002323923A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=18976911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001128165A Withdrawn JP2002323923A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | プラント運転支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002323923A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011004454A1 (ja) | 2009-07-07 | 2011-01-13 | 新日本製鐵株式会社 | 操業支援装置、操業支援方法及びプログラム |
JP7187749B2 (ja) | 2015-05-04 | 2022-12-13 | フィッシャー-ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド | プロセス制御システム内のアラームパターンの根本的要因を検出するための方法及び装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0922301A (ja) * | 1995-07-06 | 1997-01-21 | Yokogawa Electric Corp | プラント運転支援装置 |
JPH11282507A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-15 | Toshiba Corp | 遠隔制御システム |
JP2001075642A (ja) * | 1999-09-06 | 2001-03-23 | Toshiba Corp | 多変量データ監視装置 |
-
2001
- 2001-04-25 JP JP2001128165A patent/JP2002323923A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001075642A (ja) * | 1999-09-06 | 2001-03-23 | Toshiba Corp | 多変量データ監視装置 |
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JP7187749B2 (ja) | 2015-05-04 | 2022-12-13 | フィッシャー-ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド | プロセス制御システム内のアラームパターンの根本的要因を検出するための方法及び装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050818 |
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