JP2002323700A - 光学シート及びこれを用いたバックライトユニット - Google Patents

光学シート及びこれを用いたバックライトユニット

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JP2002323700A
JP2002323700A JP2001129096A JP2001129096A JP2002323700A JP 2002323700 A JP2002323700 A JP 2002323700A JP 2001129096 A JP2001129096 A JP 2001129096A JP 2001129096 A JP2001129096 A JP 2001129096A JP 2002323700 A JP2002323700 A JP 2002323700A
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polymer
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light
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Masakazu Kamikita
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Keiwa Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性、寸法安定性及び強度が格段に高く、
ランプの発熱による撓みの発生が低減される光学シー
ト、及び、かかる光学シートを用いて輝度ムラの発生を
低減するバックライトユニットの提供を目的とするもの
である。 【解決手段】 粒径が5nm以上100nm以下の無機
超微粒子5を分散含有する合成樹脂製の基材層2を備え
る光学シート1である。基材層2を構成するポリマーと
しては、結晶性ポリマー、特にポリアミド又はポリエス
テルが好ましく、分子状に分散した層状の粘土好物を用
いることができる。無機超微粒子5の配合量としては基
材層2のポリマー分100部に対して0.1部以上20
部以下が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散、集光、屈
折、反射等の諸機能を有し、特に液晶表示装置のバック
ライトユニットに好適な光学シート、及び、これを用い
たバックライトユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、液晶層を背面から照ら
して発光させるバックライト方式が普及し、液晶層の下
面側にバックライトユニットが装備されている。かかる
バックライトユニット20は、一般的には図3(a)に
示すように、光源としての棒状のランプ21と、このラ
ンプ21に端部が沿うように配置される方形板状の導光
板22と、この導光板22の表面側に積層された複数枚
の光学シート23とを装備している。この光学シート2
3はそれぞれ、屈折、拡散等の特定の光学的機能を有す
るものであり、具体的には、導光板22の表面側に配設
される光拡散シート24、光拡散シート24の表面側に
配設されるプリズムシート25などが該当する。
【0003】このバックライトユニット20の機能を説
明すると、まず、ランプ21より導光板22に入射した
光線は、導光板22裏面の反射ドット又は反射シート
(図示されず)及び各側面で反射され、導光板22表面
から出射される。導光板22から出射した光線は光拡散
シート24に入射し、拡散され、光拡散シート24表面
より出射される。その後、光拡散シート24から出射さ
れた光線は、プリズムシート25に入射し、プリズムシ
ート25の表面に形成されたプリズム部25aによっ
て、略真上方向にピークを示す分布の光線として出射さ
れる。このように、ランプ21から出射された光線が、
光拡散シート24によって拡散され、またプリズムシー
ト25によって略真上方向にピークを示すように屈折さ
れ、さらに上方の図示していない液晶層全面を照明する
ものである。
【0004】また図示していないが、上述のプリズムシ
ート25などの集光特性を考慮し、光拡散シートやプリ
ズムシートなどの光学シート23をさらに配設したバッ
クライトユニットもある。
【0005】上述の構造を有するバックライトユニット
20の光拡散シート24としては、一般的には図3
(b)に示すように、透明な合成樹脂製の基材層26と
光拡散層27とが積層されたものが用いられており、こ
の光拡散層27はバインダー28中に樹脂ビーズ、ガラ
スビーズ等の光拡散剤29が分散した構造を有してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記光拡散シート24
等の光学シート23は、バックライトユニット20にお
いてランプ21から熱が照射され、ランプ近傍は一般的
に80℃から90℃程度の温度下に曝されるため、高い
耐熱性及び熱的寸法安定性が要求される。
【0007】一方、光拡散シート24の基材層26の材
料としては透明性等を考慮してポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンナフタレート、アクリル樹脂、ポリ
カーボネート等が用いられているため、基材層26の耐
熱性があまり高くなく、バックライトユニット20のラ
ンプ21の熱により光学シート23に撓み(変形)が生
じるおそれがある。
【0008】また、光拡散シート24の耐熱性を改善す
るために、光拡散層27のバインダー28中に炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム、タルク、硫酸バリウム等の
無機微粒子を分散配合する技術も開発されているが、無
機微粒子の分散性が悪く、十分な耐熱性が得られておら
ず、さらに、無機微粒子とバインダー28との密着性も
十分ではなく、強度及び光線透過率の低下を招来するお
それがある。
【0009】上記ビーズ塗工タイプの光拡散シート24
以外の光学シート23、例えばプリズムシート25やエ
ンボスタイプの光拡散シートでも、基材層26と同様の
材料が用いられており、同様の不都合がある。
【0010】本発明はこれらの不都合に鑑みてなされた
ものであり、耐熱性、寸法安定性及び強度が格段に高
く、ランプの発熱による撓みの発生が低減される光学シ
ート、及び、かかる光学シートを用いて輝度ムラの発生
を低減するバックライトユニットの提供を目的とするも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた発明は、粒径が5nm以上100nm以下の
無機超微粒子を分散含有する合成樹脂製の基材層を備え
る光学シートである。ここで、「粒径」とは平均粒子直
径を意味する。
【0012】当該光学シートによれば、上記無機超微粒
子の分散含有によって基材層の結晶化度(見かけ上の結
晶化度を含む概念である。以下同じ)を上昇させ、耐熱
性、寸法安定性及び強度を高めることができ、熱による
撓みを抑えることができる。また、耐熱性の向上のため
に分散含有させるものが粒径が上記範囲の超微粒子であ
るため、基材層の透明性を阻害せず、また良好な分散性
により耐熱性を均一にかつ効果的に奏し、さらに基材層
を構成するポリマーと無機超微粒子との密着性が良好で
あり、強度及び光線透過率の低下を防止することができ
る。
【0013】上記基材層を構成するポリマーとして結晶
性ポリマーを用いるとよい。かかる結晶性ポリマーは元
来耐熱性が比較的高く、上記無機超微粒子の少量の添加
により格段に高い耐熱性、寸法安定性及び強度を示す。
かかる結晶性ポリマーの中でも、耐熱性、寸法安定性及
び強度が高いポリアミドが好ましく、加えて透明性が高
いポリエステルがさらに好ましい。
【0014】上記無機超微粒子の配合量としては基材層
のポリマー分100部に対して0.1部以上20部以下
が好ましい。ここで、「部」で示す数値は質量を基準と
した比を意味する。上記無機超微粒子の配合量を上記範
囲とすることで、透明性や強度などの光学シートの基材
層として必要な機能に悪影響を与えることなく、上述の
耐熱性及び寸法安定性の向上作用を十分に達成すること
ができる。
【0015】上記無機超微粒子としては分子状に分散し
た層状の粘土鉱物を用いるとよい。ここで「分子状に分
散した」とは、粘土鉱物の層間にポリマー等が侵入し、
各層が分子状に分散していることを意味する。かかる層
状の粘土鉱物を基材層中に分散させると、この層状の粘
土好物とポリマーとがイオン結合などの強い相互作用に
より結合して樹脂が架橋した構造を有する。すなわち、
粘土鉱物が層と層との結合力(ファンデアワールス力、
静電引力など)を越えて、一層ごとに完全に分離して単
独で存在し、かつその層が有する陰電荷と樹脂の末端あ
るいは側鎖に有する陽電荷(オニウムイオン)がイオン
結合により結合している。そのため、当該層状の粘土好
物は、ポリマーに対する分散性及び安定性が高く、少量
の添加で上記耐熱性等の向上作用を効果的に奏すること
ができる。
【0016】上記層状の粘土鉱物としては表面に有機オ
ニウムイオンが結合したものが好ましい。有機オニウム
イオンが結合した粘土鉱物の層間にはポリマーが入り込
みやすく、ポリマーに対する分散性及び安定性をさらに
高めることができる。
【0017】上記無機超微粒子としてはコロイダルシリ
カ又はコロイダル酸化アルミニウムが好ましい。これら
の無機超微粒子は、高温でも安定であり、上記耐熱性、
寸法安定性及び強度を向上させる作用が大きく、さらに
取り扱いも安全である。
【0018】また、当該光学シートの基材層の表面に
は、バインダー中に光拡散剤が分散した光拡散層もしく
はポリマー中に気泡が分散した光拡散層をさらに備える
ことができ、又は、表面にエンボス加工により形成され
た微細凹凸を略均一に有することができる。
【0019】これらの光拡散層又は微細凹凸を備えるこ
とで、透過する光線を略均一に分散することができ、そ
の結果、耐熱性、寸法安定性及び強度が格段に高い光拡
散シートを得ることができる。なお、上記バインダー又
はポリマー中に上記無機超微粒子を分散含有することも
可能であり、上記耐熱性、寸法安定性及び強度をさらに
高めることができる。
【0020】さらに、当該光学シートの表面には、三角
柱状のプリズム部をストライプ状に有することもでき
る。このように、表面にストライプ状に形成されたプリ
ズム部により透過光線を法線方向側に屈折させることが
でき、その結果、耐熱性、寸法安定性及び強度が格段に
高いプリズムシートを得ることができる。
【0021】また、上記基材層の裏面に積層された合成
樹脂製の裏面被覆層をさらに備えることができる。この
ように、裏面被覆層を備えることで、基材層の裏面が保
護され、基材層の裏面への傷付きを防止することがで
き、さらに、この裏面被覆層中に少量の光拡散剤を分散
させることで、当該光学シートの裏面側に積層される導
光板等とのスティッキングを防止することができる。
【0022】従って、ランプから発せられる光線を分散
させて表面側に導く液晶表示装置用のバックライトユニ
ットにおいて当該光学シートを備えると、上述のように
当該光学シートの高い耐熱性、寸法安定性及び強度によ
り、ランプの熱による撓みの発生を防止できるため、撓
みによる輝度ムラの発生等の経時的な品質の劣化を低減
することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しつつ本発
明の実施の形態を詳説する。図1は本発明の一実施形態
に係る光学シートを示す模式的断面図で、図2は図1の
光学シートとは異なる形態の光学シートを示す模式的断
面図である。
【0024】図1の光学シート1は、具体的には光拡散
シートであり、基材層2と、この基材層2の表面に積層
される光拡散層3とを備えている。
【0025】基材層2は、樹脂組成物からなるマトリッ
クス4と、マトリックス4中に略均一に分散含有する無
機超微粒子5とから構成されている。当該基材層2は、
無機超微粒子を分散含有することで、結晶化度を上昇さ
せ、耐熱性、寸法安定性及び強度を高めることができ、
光学シート1の熱撓みを抑えることができる。
【0026】マトリックス4を構成するポリマーとして
は、光線を透過させる必要があるので透明、特に無色透
明のものであれば特に限定されるものではなく、例え
ば、ポリアミド、ポリエステル(例えばポリエチレンテ
レフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、アクリ
ル樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリオレフ
ィン、セルロースアセテート、耐候性塩化ビニル等が用
いられる。中でも、耐熱性、寸法安定性及び強度が高い
結晶性ポリマー、特にポリアミドが好ましく、加えて透
明性が高いポリエステルがさらに好ましい。このように
元来耐熱性等に優れる結晶性ポリマーに無機超微粒子5
を分散させることで、基材層2の耐熱性、寸法安定性及
び強度を格段に向上させることができる。
【0027】基材層2の厚みは、特には限定されない
が、例えば10μm以上500μm以下、好ましくは7
5μm以上250μm以下とされる。基材層2の厚みが
上記範囲未満であると、光拡散層3を形成する樹脂組成
物を塗工した際にカールが発生しやすくなってしまう、
取扱いが困難になる等の不都合が発生する。逆に、基材
層2の厚みが上記範囲を超えると、液晶表示装置の輝度
が低下してしまうことがあり、またバックライトユニッ
トの厚みが大きくなって液晶表示装置の薄型化の要求に
反することにもなる。
【0028】無機超微粒子5としては、シリコン、銅、
ニッケル、セリウムなどの金属、及び、それらの金属の
酸化物、窒化物、硫化物等が挙げられ、具体的には、コ
ロイダルシリカ、コロイダル酸化アルミニウム、コロイ
ダル炭酸カルシウム、スメクタイト、マイカ、酸化チタ
ン、酸化ジルコン、酸化アンチモン、酸化亜鉛、酸化マ
グネシウム、タルク、アルミナ、硫酸バリウム、アスベ
ストなどを用いることができる。中でも、コロイダルシ
リカ及びコロイダル酸化アルミニウムは、超微粒子であ
り、高温でも安定で耐熱性、熱的寸法安定性及び強度を
向上させる作用が大きいこと、取り扱いが安全であるこ
と等の観点から、当該無機超微粒子5に好適である。こ
の無機超微粒子5の形状は、特に限定されるものではな
く、例えば、球状、立方状、針状、棒状、紡錘形状、板
状、鱗片状、繊維状などが挙げられる。
【0029】また、無機超微粒子5として、分子状に分
散した層状の粘土鉱物を用いることができる。かかる層
状の粘土鉱物を含有することによって、基材層2の耐熱
性、寸法安定性及び強度がさらに高められる。
【0030】上記粘土鉱物としては、例えば、モンモリ
ロナイト、サポナイト、ヘクトライト、バイデライト、
スティブンサイト、ノントロナイトなどのスメクタイト
系クレイ、バーミキュライト、ハロイサイト等がある。
天然のものでも、合成されたものでもよい。
【0031】基材層2を構成するポリマー中に層状の粘
土鉱物を分子状に分散させるためには、表面に有機オニ
ウムイオンを結合した粘土鉱物を使用するとよい。有機
オニウムイオンが結合した粘土鉱物の層間にはポリマー
が入り込みやすく、ポリマー中に粘土鉱物が均一に分散
した基材層2が得られる。このように有機オニウムイオ
ンで修飾した粘土鉱物を用いると、基材層2を構成する
ポリマー中に層状の粘土鉱物を分子状に分散させ、層状
の粘土鉱物にこのポリマーを含ませることができる。ま
た、この混合の際に、他の無機超微粒子5を加えること
もできる。
【0032】上記有機オニウムイオンとしては、例え
ば、ヘキシルアンモニウムイオン、オクチルアンモニウ
ムイオン、2−エチルヘキシルアンモニウムイオン、ド
デシルアンモニウムイオン、ラウリルアンモニウムイオ
ン、オクタデシルアンモニウムイオン、ステアリルアン
モニウムイオン、ジオクチルジメチルアンモニウムイオ
ン、トリオクチルアンモニウムイオン、ジステアリルジ
メチルアンモニウムイオン、又はラウリン酸アンモニウ
ムイオン等を用いることができる。また上記有機オニウ
ムイオンとしては、炭素数6以上のものが好ましい。炭
素数が6未満の場合には、有機オニウムイオンの親水性
が高まり、ポリマーとの相溶性が低下するおそれがあ
る。
【0033】粘土鉱物としては、ポリマーとの接触面積
が大きいものを用いることが好ましい。これにより粘土
鉱物の層間を大きく膨潤させることができる。具体的に
は、粘土鉱物の陽イオンの交換容量は、50〜200ミ
リ当量/100gであることが好ましい。50ミリ当量
/100g未満の場合には、有機オニウムイオンの交換
が十分に行われず、粘土鉱物の層間を膨潤させることが
困難な場合がある。一方、200ミリ当量/100gを
越える場合には、粘土鉱物の層間の結合力が強固とな
り、粘土鉱物の層間を膨潤させることが困難な場合があ
る。
【0034】また有機オニウムイオンは、粘土鉱物のイ
オン交換容量の0.3〜3当量用いることが好ましい。
粘土鉱物のイオン交換容量が0.3当量未満では粘土鉱
物層間を膨潤させることが困難となる場合があり、3当
量を越える場合はポリマーの劣化の原因となり、基材層
2の着色原因となるおそれがある。更に好ましくは、有
機オニウムイオンは、粘土鉱物のイオン交換容量の0.
5〜2当量用いる。これにより、粘土鉱物層間を更に膨
潤させることができ、また樹脂複合材の劣化、変色をよ
り一層防止できる。
【0035】上述の有機オニウムイオンが結合した粘土
鉱物として、当該粘土鉱物の存在下に重合性のモノマー
が重合されたものを使用するとよい。この重合性のモノ
マーとは、基材層2を構成するポリマーに使用するモノ
マーが好適である。
【0036】さらに、上記有機オニウムイオンが結合し
た粘土鉱物としては、(a)有機オニウムイオンと重合
性の官能基の両方をもつ化合物が結合したもの、(b)
有機オニウムイオンと重合性の官能基の両方をもつ化合
物の存在下、他の重合性モノマーを重合させたもの、
(c)有機オニウムイオンと重合性の官能基の両方をも
つ化合物と他の重合性モノマーの重合によって合成され
た有機オニウムイオンを含むポリマーを結合したもの、
が好適である。
【0037】無機超微粒子5の粒径は、100nm以下
とされ、50nm以下が特に好ましい。無機超微粒子5
の粒径が可視光の波長以下の100nm以下であるため
に光線のロスが防止され、50nm以下とすることで短
波長の影響を受けて光学シート1が青白く濁ってしまう
のを防ぐことができる。また、粒径が100nm以下の
超微粒子であるため、マトリックス4に対する分散性が
向上し、上記耐熱性等の向上効果を促進することができ
る。一方、無機超微粒子5の粒径は小さいほど好ましい
のでその下限は特に限定されないが、製造性等の観点か
ら5nm以上が一般的に用いられる。
【0038】無機超微粒子5の配合量としては、マトリ
ックス4のポリマー分100部に対して0.1部以上2
0部以下が好ましく、1部以上10部以下が特に好まし
い。この無機超微粒子5は上述のように超微粒子であり
分散性に優れるため、上記少量の配合で耐熱性、寸法安
定性等を向上させる効果を発揮することができる。その
ため、無機超微粒子5を添加しても基材層2の機械的性
質、例えば可撓性等に悪影響を及ぼすことを防止するこ
とができる。
【0039】光拡散層3は、バインダー6と、バインダ
ー6中に分散する光拡散剤7とから構成されている。こ
のように光拡散剤7を分散させることにより、光拡散層
3を裏側から表側に透過する光線を均一に拡散させるこ
とができる。また光拡散剤7は、その上端がバインダー
6から突出したものやバインダー6に埋設されているも
のを設けることで、光線をより良く拡散させることがで
きる。かかる光拡散層3の厚み(光拡散剤7を除いたバ
インダー6部分の厚みを意味する)は特には限定されな
いが、例えば1μm以上30μm以下程度とされてい
る。
【0040】バインダー6に用いられるポリマーとして
は、例えばアクリル系樹脂、ポリウレタン、ポリエステ
ル、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリアミドイミ
ド、エポキシ樹脂等が挙げられる。またバインダー6に
は、上記のポリマーの他、例えば可塑剤、安定化剤、劣
化防止剤、分散剤等が配合されてもよい。バインダー6
は光線を透過させる必要があるので透明とされており、
特に無色透明が好ましい。
【0041】光拡散剤7は、光線を拡散させる性質を有
する粒子であり、無機フィラーと有機フィラーに大別さ
れる。無機フィラーとしては、具体的には、シリカ、水
酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、硫化
バリウム、マグネシウムシリケート、又はこれらの混合
物を用いることができる。有機フィラーの具体的な材料
としては、アクリル樹脂、アクリロニトリル樹脂、ポリ
ウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアクリ
ロニトリル、ポリアミド等を用いることができる。
【0042】光拡散剤7の形状は、特に限定されるもの
ではなく、例えば球状、立方状、針状、棒状、紡錘形
状、板状、鱗片状、繊維状などが挙げられ、中でも光拡
散性に優れる球状のビーズが好ましい。
【0043】光拡散剤7の粒径の下限としては3μm、
特に5μm、さらに8μmが好ましく、光拡散剤7の粒
径の上限としては25μm、特に20μm、さらに15
μmが好ましい。これは、光拡散剤7の粒径が上記範囲
未満であると、光拡散剤7によって形成される光拡散層
3表面の凹凸が小さくなり、光拡散シートとして必要な
光拡散性を満たさないおそれがあり、逆に、光拡散剤7
の平均粒径が上記範囲を越えると、光学シート1の厚さ
が増大し、かつ、均一な拡散が困難になることからであ
る。
【0044】光拡散剤7の配合量としては、バインダー
6中のポリマー分100部に対して0.1部以上500
部以下が好ましく、5部以上300部以下が特に好まし
い。これは、当該配合量が上記範囲未満であると、光拡
散シートとしての光拡散性が不十分となってしまい、一
方、当該配合量が上記範囲を越えると全光線透過率が低
下することからである。
【0045】次に、当該光学シート1の製造方法につい
て説明する。まず、無機超微粒子5を高温に加熱し、水
分を除去する処理を施すとよい。これは、無機超微粒子
5は比表面積が大きく、単位重量当たりの吸着水分は多
いことから、水分を含んだままマトリックス4中に混入
するとシルバーマークや気泡を生じるおそれがあるため
である。その後、溶融状態のマトリックス4中に無機超
微粒子5を混練し、これを押出法などによりシート状に
形成することによって基材層2の製造が完了する。次
に、バインダー6を構成する樹脂組成物中に光拡散剤7
を混合した塗工液を調製し、この塗工液を基材層2の表
面にを塗工し、乾燥させることで光拡散層3の形成が完
了する。
【0046】図2の光学シート11は、基材層2と、こ
の基材層2の表面に積層された光拡散層12と、基材層
2の裏面に積層されたスティッキング防止層(上記裏面
被覆層に相当する)13とを備えている。この基材層2
は上記図1の光学シート1と同様であり、マトリックス
4中への無機超微粒子5の分散混合によって耐熱性、寸
法安定性及び強度が格段に高められる。
【0047】光拡散層12は、バインダー6中に光拡散
剤7が分散する構造である点で上記図1の光学シート1
と同様であるが、バインダー6中にさらに無機超微粒子
5を分散含有している。光拡散層12のバインダー6中
にも無機超微粒子5を分散させることで、耐熱性等の向
上をさらに促進することができる。
【0048】光拡散層12における無機超微粒子5の配
合量としては、バインダー6中のポリマー分100部に
対して10部以上500部以下が好ましく、10部以上
100部以下が特に好ましい。
【0049】スティッキング防止層13は、バインダー
14と、このバインダー14中に分散するビーズ15と
から構成され、このビーズ15の下部がバインダー14
の裏面側界面から突出するよう構成されている。このよ
うに裏面に突出したビーズ15によって、当該光学シー
ト11とこの光学シート11の裏面側に配設される導光
板等とのスティッキングが防止される。このスティッキ
ング防止層13におけるバインダー14は上記光拡散層
3のバインダー6と同様であり、ビーズ15の材料とし
ても上記光拡散層3の光拡散剤7と同様のものを用いる
ことができる。
【0050】このビーズ15の粒径は、スティッキング
防止の観点から、1μm以上30μm以下が好ましく、
1μm以上15μm以下が特に好ましい。また、ビーズ
15の配合量は比較的少量とされ、ビーズ15は互いに
離間してバインダー14中に分散し、ビーズ15の多く
はその下端がバインダー14から突出している。スティ
ッキング防止層13の厚み(ビーズ15を除いたバイン
ダー14部分の厚み)は特には限定されないが、例えば
1μm以上10μm以下程度とされる。
【0051】従って、図3(a)に示すようなバックラ
イトユニット20に図1又は図2の光学シート1、11
を使用すると、当該光学シート1、11の高い耐熱性、
寸法安定性及び強度により、ランプ21の熱による光学
シート1、11の撓みが低減され、輝度ムラの発生等の
経時的な品質の低下を防止することができる。また、当
該光学シート1、11の基材層2の高い強度により基材
層2の厚さを低減することが可能であり、その結果、バ
ックライトユニット20の薄型化を促進することも可能
である。
【0052】なお、本発明の光学シートは上記実施形態
に限定されるものではなく、例えばポリマー中に気泡が
分散した光拡散層を備える光学シート(光拡散シート)
にも適用可能であり、この光学シートの基材層に上記無
機超微粒子5を分散含有させることで耐熱性等を向上さ
せることができる。かかる光拡散層における気泡の平均
径としては0.5μm以上100μm以下が好ましく、
気泡のポリマーに対する体積比としては1vol%以上
80vol%以下が好ましい。
【0053】また、基材層の表面にエンボス加工により
微細凹凸が略均一に形成された光学シート(光拡散シー
ト)や、基材層の表面に三角柱状のプリズム部をストラ
イプ状に有する光学シート(プリズムシート)にも適用
可能であり、この基材層に上記無機超微粒子5を分散含
有させることで耐熱性等を向上させることができる。
【0054】さらに、上記スティッキング防止層13以
外の裏面被覆層、例えば基材層2の傷付きを防止するた
めの保護層などにも適用可能であり、この裏面被覆層に
上記無機超微粒子5を分散含有させることで耐熱性等を
より高めることができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光学シー
トによれば、透明性を維持しつつ、耐熱性、寸法安定性
及び強度を向上させることができ、ランプの発熱によっ
ても撓みが発生し難くなる。また、当該光学シートを用
いたバックライトユニットによれば、輝度ムラの発生を
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光学シートを示す模
式的断面図である。
【図2】図1の光学シートとは異なる形態の光学シート
を示す模式的断面図である。
【図3】(a)は一般的なエッジライト型バックライト
ユニットを示す模式的斜視図、(b)は一般的な光拡散
シートを示す模式的断面図である。
【符号の説明】
1・・・光学シート 2・・・基材層 3・・・光拡散層 4・・・マトリックス 5・・・無機超微粒子 6・・・バインダー 7・・・光拡散剤 11・・・光学シート 12・・・光拡散層 13・・・スティッキング防止層 14・・・バインダー 15・・・ビーズ 20・・・バックライトユニット 21・・・ランプ 22・・・導光板 23・・・光学シート 24・・・光拡散シート 25・・・プリズムシート 25a・・・プリズム部 26・・・基材層 27・・・光拡散層 28・・・バインダー 29・・・光拡散剤
フロントページの続き Fターム(参考) 2H042 BA02 BA04 BA12 BA15 BA20 2H091 FA21Z FA23Z FA32Z FA41Z FB02 FB13 FC14 FC19 FD06 LA04 LA18 2K009 AA02 AA12 CC03 CC09 CC34 DD02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒径が5nm以上100nm以下の無機
    超微粒子を分散含有する合成樹脂製の基材層を備える光
    学シート。
  2. 【請求項2】 上記基材層を構成するポリマーとして結
    晶性ポリマーが用いられている請求項1に記載の光学シ
    ート。
  3. 【請求項3】 上記結晶性ポリマーがポリアミド又はポ
    リエステルである請求項2に記載の光学シート。
  4. 【請求項4】 上記無機超微粒子の配合量が、基材層の
    ポリマー分100部に対して0.1部以上20部以下で
    ある請求項1、請求項2又は請求項3に記載の光学シー
    ト。
  5. 【請求項5】 上記無機超微粒子として、分子状に分散
    した層状の粘土鉱物が用いられている請求項1から請求
    項4のいずれか1項に記載の光学シート。
  6. 【請求項6】 上記層状の粘土鉱物が表面に有機オニウ
    ムイオンが結合したものである請求項5に記載の光学シ
    ート。
  7. 【請求項7】 上記無機超微粒子として、コロイダルシ
    リカ又はコロイダル酸化アルミニウムが用いられている
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光学シー
    ト。
  8. 【請求項8】 上記基材層の表面に光拡散層を備え、こ
    の光拡散層がバインダー中に光拡散剤が分散した構造で
    ある請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の光学
    シート。
  9. 【請求項9】 上記基材層の表面に光拡散層を備え、こ
    の光拡散層がポリマー中に気泡が分散した構造である請
    求項1から請求項7のいずれか1項に記載の光学シー
    ト。
  10. 【請求項10】 上記バインダー又はポリマー中に上記
    無機超微粒子を分散含有する請求項8又は請求項9に記
    載の光学シート。
  11. 【請求項11】 表面に三角柱状のプリズム部をストラ
    イプ状に有する請求項1から請求項7のいずれか1項に
    記載の光学シート。
  12. 【請求項12】 表面にエンボス加工により形成された
    微細凹凸を略均一に有する請求項1から請求項7のいず
    れか1項に記載の光学シート。
  13. 【請求項13】 上記基材層の裏面に積層された合成樹
    脂製の裏面被覆層をさらに備える請求項1から請求項1
    2のいずれか1項に記載の光学シート。
  14. 【請求項14】 ランプから発せられる光線を分散させ
    て表面側に導く液晶表示装置用のバックライトユニット
    において、請求項1から請求項13のいずれか1項に記
    載の光学シートを備えていることを特徴とする液晶表示
    装置用のバックライトユニット。
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