JP2002323074A - ディスクブレーキ - Google Patents

ディスクブレーキ

Info

Publication number
JP2002323074A
JP2002323074A JP2001123980A JP2001123980A JP2002323074A JP 2002323074 A JP2002323074 A JP 2002323074A JP 2001123980 A JP2001123980 A JP 2001123980A JP 2001123980 A JP2001123980 A JP 2001123980A JP 2002323074 A JP2002323074 A JP 2002323074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
pad
holding
mounting
guide plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001123980A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohisa Kuwana
弘久 桑名
Masahiko Nakajima
昌彦 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosei Brake Industry Co Ltd
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Hosei Brake Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Hosei Brake Industry Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2001123980A priority Critical patent/JP2002323074A/ja
Publication of JP2002323074A publication Critical patent/JP2002323074A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動キャリパに組付けた両パッドがマウンテ
ィングに組付けた保持ピンによりロータ径外方への移動
を規制される構成の利点(脱着容易性・小型軽量化)を
阻害することなく、保持ピンにより保持される両パッド
の信頼性・耐久性を向上させること。 【解決手段】 保持ピン50とこれによってロータ径方
向にて保持される両パッド20,30の裏板21,31
におけるロータ周方向端部21c,31c間に、保持ピ
ン50とともにマウンティング60に組付けられるガイ
ドプレート40を介装して、同ガイドプレート40に各
裏板21,31のロータ周方向端部21c,31cが略
板厚全体で摺動可能に面接触して保持されるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクブレー
キ、特に、ピストンをロータ軸方向へ移動可能に支持す
る可動キャリパに組付けたインナパッドおよびアウタパ
ッドが、これら両パッドの裏板におけるロータ周方向端
部にてマウンティングに対して保持ピンを介してロータ
径方向にて脱着可能に組付けられて、ロータ軸方向へ移
動可能に支持され、ディスクロータを挟持可能なディス
クブレーキ(フローティングキャリパ型のディスクブレ
ーキ)に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のディスクブレーキは、例えば、
特開昭64−87929号公報に示されていて、同公報
のディスクブレーキにおいては、可動キャリパに組付け
た両パッドの裏板におけるロータ周方向端部がマウンテ
ィングに組付けた保持ピンによりロータ径外方への移動
を規制される構成が採用されている。この構成では、保
持ピンをマウンティングから取り外すことにより、両パ
ッドと可動キャリパをマウンティングからロータ径方向
へ容易に脱着することが可能である。また、可動キャリ
パにマウンティングへの取付部を設ける必要がないた
め、当該ディスクブレーキの小型・軽量化が可能であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した公報のディス
クブレーキにおいては、両パッドの裏板におけるロータ
周方向端部に保持ピンが直接に当接していて、かかる構
成では、ピストン、可動キャリパ、インナパッドおよび
アウタパッド等からなる組立体の加振による反力と、制
動力によるパッド回転反力(偶力)が、保持ピンと裏板
の直接的な当接部に作用する。
【0004】ところで、保持ピン(断面円形のピン)と
裏板の直接的な当接は線状面で生じるものであるため、
同当接部での面圧はかなり高くなって、保持ピンと裏板
の当接部には凹み(陥没)が発生するおそれがある。こ
の凹み(陥没)は、当接の繰り返しによって増大するお
それがあり、上記した組立体のマウンティングに対する
ガタ増の原因となるばかりか、両パッドのマウンティン
グに対する移動不良(ロータ軸方向への摺動不良)の原
因となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を解決するために、ピストンをロータ軸方向へ移動可能
に支持する可動キャリパに組付けたインナパッドおよび
アウタパッドが、これら両パッドの裏板におけるロータ
周方向端部にてマウンティングに対して保持ピンを介し
てロータ径方向にて脱着可能に組付けられて、ロータ軸
方向へ移動可能に支持され、ディスクロータを挟持可能
なディスクブレーキにおいて、前記保持ピンとこれによ
ってロータ径方向にて保持される前記両パッドの裏板に
おけるロータ周方向端部間に、前記保持ピンとともに前
記マウンティングに組付けられるガイドプレートを介装
して、同ガイドプレートに前記各裏板のロータ周方向端
部が略板厚全体で摺動可能に面接触して保持されるよう
にしたこと(請求項1に係る発明)に特徴がある。
【0006】この場合において、前記ガイドプレート
が、前記インナパッドの裏板におけるロータ周方向端部
に面接触するインナ保持部と、前記アウタパッドの裏板
におけるロータ周方向端部に面接触するアウタ保持部
と、これら両保持部を一体的に連結するブリッジ部を備
えていること(請求項2に係る発明)が望ましい。
【0007】また、前記ガイドプレートと前記保持ピン
が車両の前進時におけるロータ回入側にのみ設定され、
車両の前進時におけるロータ回出側では、前記マウンテ
ィングにロータ回入側に向けて開口する略コ字状のパッ
ドガイド溝が設けられ、同パッドガイド溝に前記各裏板
のロータ周方向端部がロータ軸方向へ移動可能に嵌合さ
れること(請求項3に係る発明)が望ましい。
【0008】
【発明の作用・効果】本発明によるディスクブレーキ
(請求項1に係る発明)においては、インナパッドとア
ウタパッドがロータ軸方向へ移動されることにより、デ
ィスクロータが両パッドにより挟持されて制動され、そ
の制動力がマウンティングで受け止められる。また、保
持ピンとこれによってロータ径方向にて保持される両パ
ッドの裏板におけるロータ周方向端部間にガイドプレー
トが介装されていて、ピストン、可動キャリパ、インナ
パッドおよびアウタパッド等からなる組立体の加振によ
る反力と、制動力によるパッド回転反力(偶力)が、ガ
イドプレートを介して保持ピンにより受け止められる。
また、保持ピンをマウンティングから取り外すことによ
り、両パッドと可動キャリパをマウンティングからロー
タ径方向へ容易に脱着することが可能である。また、可
動キャリパにマウンティングへの取付部を設ける必要が
ないため、当該ディスクブレーキの小型・軽量化が可能
である。
【0009】ところで、ガイドプレートは、保持ピンと
ともにマウンティングに組付けられていて、このガイド
プレートに各裏板のロータ周方向端部が略板厚全体で摺
動可能に面接触して保持されるようにしてあるため、ガ
イドプレートと裏板の当接部での面圧を低くすることが
できて、同当接部での凹み(陥没)の発生を抑制するこ
とができる。したがって、ガイドプレートを追加する設
定により、保持ピンにより保持される両パッドの信頼性
・耐久性を向上させることができる。
【0010】また、本発明の実施に際して、ガイドプレ
ートが、インナパッドの裏板におけるロータ周方向端部
に面接触するインナ保持部と、アウタパッドの裏板にお
けるロータ周方向端部に面接触するアウタ保持部と、こ
れら両保持部を一体的に連結するブリッジ部を備えてい
る場合(請求項2に係る発明)には、部品数の低減を図
って、ガイドプレートのマウンティングへの組付性の向
上とコスト低減を図ることができる。
【0011】また、本発明の実施に際して、ガイドプレ
ートと保持ピンが車両の前進時におけるロータ回入側に
のみ設定され、車両の前進時におけるロータ回出側で
は、マウンティングにロータ回入側に向けて開口する略
コ字状のパッドガイド溝が設けられ、同パッドガイド溝
に各裏板のロータ周方向端部がロータ軸方向へ移動可能
に嵌合されるようにした場合(請求項3に係る発明)に
は、ロータ回入側とロータ回出側の両側にガイドプレー
トと保持ピンを設定する場合に比して、当該ディスクブ
レーキの構成部品数を低減できて組立性を良好とするこ
とができるとともに、車両の前進時におけるロータ回出
側での両パッドのロータ軸方向への移動性能を的確に確
保し得て、その信頼性を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明による車両
用のディスクブレーキAを示していて、このディスクブ
レーキAにおいては、可動キャリパ組立体10がインナ
パッド20およびアウタパッド30とともにガイドプレ
ート40と保持ピン50を介して(用いて)マウンティ
ング60に対してロータ径方向に脱着可能に組付けられ
ている。また、インナパッド20およびアウタパッド3
0は、マウンティング60にロータ軸方向へ摺動可能に
支持されていて、ディスクロータ70(図3参照)を挟
持可能とされている。
【0013】可動キャリパ組立体10は、図3に示した
ように、キャリパ本体11と、これに組付けたピストン
12、シールリング13およびブーツ14等によって構
成されている。キャリパ本体11は、アウタパッド30
をディスクロータ70に向けて押圧するアーチ状の反力
アーム部11aをアウタ側に有し、インナ側に有底のシ
リンダ部11bを有している。シリンダ部11bは、デ
ィスクロータ70に向けて開口していて、その内部には
インナパッド20をディスクロータ70に向けて押圧す
るピストン12(ディスクロータ70に向けて開口する
カップ形状に形成されている)がシールリング13を介
してロータ軸方向へ摺動可能に挿入されている。なお、
シリンダ部11bの開口端とピストン12の突出部外周
間にはブーツ14が組付けられている。
【0014】インナパッド20は、パッド裏板21とパ
ッドライニング22によって構成されていて、パッド裏
板21の背面には3個の係合突起21a(図4参照)と
1個の保持突起21b(図4では省略、図3参照)が一
体的に設けられている。このインナパッド20は、3個
の係合突起21aをピストン12の開口部に嵌合すると
ともに、保持突起21bに組付けた板ばねS1をピスト
ン12に弾撥的に係合させることでピストン12に一体
的に組付けられている。
【0015】アウタパッド30は、パッド裏板31とパ
ッドライニング32によって構成されていて、パッド裏
板31の背面には2個の係合突起31a(図4参照)と
1個の保持突起31b(図4では省略、図1および図3
参照)が一体的に設けられている。このインナパッド3
0は、2個の係合突起31aをキャリパ本体11の反力
アーム部11aに設けた係合孔11a1に嵌合するとと
もに、保持突起31bに組付けた板ばねS2をキャリパ
本体11の反力アーム部11aに弾撥的に係合させるこ
とでキャリパ本体11の反力アーム部11aに一体的に
組付けられている。
【0016】ガイドプレート40は、板厚が例えば0.
8〜2.0mm程度の金属プレートからなるものであ
り、車両の前進時におけるロータ回入側にて、保持ピン
50とともにマウンティング60に組付けられていて、
保持ピン50と両パッド20,30のパッド裏板21,
31におけるロータ周方向端部21c,31c間に後述
するインナ保持部41とアウタ保持部42が介在してい
る。
【0017】このガイドプレート40は、図4に示した
ように、インナパッド20のパッド裏板21におけるロ
ータ周方向端部21cに略板厚全体で摺動可能に面接触
して保持するインナ保持部41と、アウタパッド30の
パッド裏板31におけるロータ周方向端部31cに略板
厚全体で摺動可能に面接触して保持するアウタ保持部4
2と、これら両保持部41,42の一端を一体的に連結
するブリッジ部43を備えるとともに、各保持部41,
42の他端から延出するシム部44,45を備えてい
る。各シム部44,45は、各パッド裏板21,31の
ロータ周方向端部21c,31c端面とマウンティング
60に介在して、各パッド20,30のロータ周方向へ
の移動量を規定する。
【0018】保持ピン50は、インナパッド20および
アウタパッド30とガイドプレート40のロータ径方向
への移動を規制して保持するものであり、マウンティン
グ60に設けた各ピン取付孔61,62にアウタ側から
挿通されて、インナ側端部に設けたクリップ取付孔51
に組付けられるクリップRによって抜け止めされるよう
になっている。
【0019】マウンティング60は、車両の前進時にお
けるロータ回入側に、上記したピン取付孔61,62
と、各パッド20,30のロータ周方向端部21c,3
1cをロータ軸方向へ摺動可能に支持するL字状受け部
63,64とを有し、車両の前進時におけるロータ回出
側に、各パッド20,30のロータ周方向端部21d,
31dをロータ軸方向へ摺動可能に支持するパッドガイ
ド溝65を有している。また、マウンティング60は、
車体への取付孔66,67を有している。
【0020】パッドガイド溝65は、ロータ回入側に向
けて開口する略コ字状の溝であり、この溝には各パッド
20,30のロータ周方向端部21d,31dがロータ
軸方向へ移動可能に嵌合している。なお、各パッド2
0,30のロータ周方向端部21d,31dには、パッ
ドガイド溝65への嵌合(図6参照)を容易とするため
に面取21d1,31d1が施されている。
【0021】上記のように構成した本実施形態のディス
クブレーキAは、図5〜図7にて概略的に示した各工程
を経て図8に示したように組み立てられている。図5
は、可動キャリパ組立体10にインナパッド20とアウ
タパッド30を組付ける工程を示していて、この工程で
は、インナパッド20の係合突起21aがピストン12
の開口部に嵌合されるとともに板ばねS1がピストン1
2に弾撥的に係合し、またアウタパッド30の係合突起
31aがキャリパ本体11の反力アーム部11aに設け
た係合孔11a1に嵌合されるとともに板ばねS2がキ
ャリパ本体11の反力アーム部11aに弾撥的に係合す
る。
【0022】図6は、可動キャリパ組立体10に組付け
たインナパッド20とアウタパッド30をマウンティン
グ60に仮組する工程を示していて、この工程では、先
ず可動キャリパ組立体10、インナパッド20、アウタ
パッド30等が所定量傾いた状態で両パッド20,30
のロータ周方向端部21d,31dがマウンティング6
0のパッドガイド溝65に嵌合され、その後に両パッド
20,30のロータ周方向端部21c,31cがマウン
ティング60のL字状受け部63,64に当接するまで
回転される。
【0023】図7は、可動キャリパ組立体10に組付け
たインナパッド20とアウタパッド30をマウンティン
グ60に組付ける工程を示していて、この工程では、先
ずガイドプレート40がその各シム部44,45を各パ
ッド裏板21,31のロータ周方向端部21c,31c
端面とマウンティング60間に差し込まれ、その後に保
持ピン50がマウンティング60の各ピン取付孔61,
62にアウタ側から挿通されてクリップRによって抜け
止めされ、図8に示したようにディスクブレーキAの組
付が完了する。
【0024】また、上記のように構成した本実施形態に
おいては、キャリパ本体11のシリンダ部11bに作動
油が供給されて、インナパッド20とアウタパッド30
がロータ軸方向へ移動されると、ディスクロータ70が
両パッド20,30により挟持されて制動され、その制
動力がマウンティング60で受け止められる。また、保
持ピン50とこれによってロータ径方向にて保持される
両パッド20,30のパッド裏板21,31におけるロ
ータ周方向端部21c,31c間にガイドプレート40
が介装されていて、キャリパ本体11、ピストン12、
インナパッド20およびアウタパッド30等からなる組
立体の加振による反力と、車両の前進時に制動されて生
じる制動力によるパッド回転反力(偶力)が、ガイドプ
レート40を介して保持ピン50により受け止められ
る。
【0025】また、上記のように構成した本実施形態に
おいては、保持ピン50をマウンティング60から取り
外すことにより、両パッド20,30と可動キャリパ組
立体10をマウンティング60からロータ径方向へ容易
に脱着することが可能である。また、キャリパ本体11
にマウンティング40への取付部を設ける必要がないた
め、当該ディスクブレーキAの小型・軽量化が可能であ
る。
【0026】ところで、ガイドプレート40は、保持ピ
ン50とともにマウンティング60に組付けられてい
て、このガイドプレート40に各パッド裏板21,31
のロータ周方向端部21c,31cが略板厚全体で摺動
可能に面接触して保持されるようにしてあるため、ガイ
ドプレート40と各パッド裏板21,31の当接部での
面圧を低くすることができて、同当接部での凹み(陥
没)の発生を抑制することができる。したがって、ガイ
ドプレート40を追加する設定により、保持ピン50に
より保持される両パッド20,30の信頼性・耐久性を
向上させることができる。
【0027】また、本実施形態においては、ガイドプレ
ート40が、インナパッド20のパッド裏板21におけ
るロータ周方向端部21cに面接触するインナ保持部4
1と、アウタパッド30のパッド裏板31におけるロー
タ周方向端部31cに面接触するアウタ保持部42と、
これら両保持部41,42を一体的に連結するブリッジ
部43を備えていて、部品数の低減が図られているた
め、ガイドプレート40のマウンティング60への組付
性の向上とコスト低減を図ることができる。
【0028】また、本実施形態においては、ガイドプレ
ート40と保持ピン50が車両の前進時におけるロータ
回入側にのみ設定され、車両の前進時におけるロータ回
出側では、マウンティング60にロータ回入側に向けて
開口する略コ字状のパッドガイド溝65が設けられ、同
パッドガイド溝65に各パッド裏板21,31のロータ
周方向端部21d,31dがロータ軸方向へ移動可能に
嵌合されるようにしたため、ロータ回入側とロータ回出
側の両側にガイドプレート40と保持ピン50を設定す
る場合に比して、当該ディスクブレーキAの構成部品数
を低減できて組立性を良好とすることができるととも
に、車両の前進時におけるロータ回出側での両パッド2
0,30のロータ軸方向への移動性能を的確に確保し得
て、その信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるディスクブレーキの一実施形態
を示す正面図である。
【図2】 図1に示したディスクブレーキの平面図であ
る。
【図3】 図1に示したディスクブレーキの中央縦断側
面図である。
【図4】 図1に示したディスクブレーキの概略的な分
解斜視図である。
【図5】 図1〜図3に示したディスクブレーキの可動
キャリパ組立体にインナパッドとアウタパッドを組付け
る工程を示す斜視図である。
【図6】 図1〜図3に示したディスクブレーキの可動
キャリパ組立体に組付けたインナパッドとアウタパッド
をマウンティングに仮組する工程を示す斜視図である。
【図7】 図1〜図3に示したディスクブレーキの可動
キャリパ組立体に組付けたインナパッドとアウタパッド
をマウンティングに組付ける工程を示す斜視図である。
【図8】 図1〜図3に示したディスクブレーキの組付
け完了時の斜視図である。
【符号の説明】
10…可動キャリパ組立体、11…キャリパ本体、11
a…反力アーム部、11b…シリンダ部、12…ピスト
ン、13…シールリング、14…ブーツ、20…インナ
パッド、21…パッド裏板、21c,21d…ロータ周
方向端部、22…パッドライニング、30…アウタパッ
ド、31…パッド裏板、31c,31d…ロータ周方向
端部、32…パッドライニング、40…ガイドプレー
ト、41…インナ保持部、42…アウタ保持部、43…
ブリッジ部、50…保持ピン、60…マウンティング、
61,62…ピン取付孔、63,64…L字状受け部、
65…パッドガイド溝、70…ディスクロータ、A…デ
ィスクブレーキ。
フロントページの続き (72)発明者 中嶋 昌彦 愛知県豊田市和会町道上10番地 豊生ブレ ーキ工業株式会社内 Fターム(参考) 3J058 AA43 AA53 AA63 AA73 AA77 AA87 BA46 BA53 BA55 CA74 EA02 FA01 FA11 FA21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンをロータ軸方向へ移動可能に支
    持する可動キャリパに組付けたインナパッドおよびアウ
    タパッドが、これら両パッドの裏板におけるロータ周方
    向端部にてマウンティングに対して保持ピンを介してロ
    ータ径方向にて脱着可能に組付けられて、ロータ軸方向
    へ移動可能に支持され、ディスクロータを挟持可能なデ
    ィスクブレーキにおいて、前記保持ピンとこれによって
    ロータ径方向にて保持される前記両パッドの裏板におけ
    るロータ周方向端部間に、前記保持ピンとともに前記マ
    ウンティングに組付けられるガイドプレートを介装し
    て、同ガイドプレートに前記各裏板のロータ周方向端部
    が略板厚全体で摺動可能に面接触して保持されるように
    したことを特徴とするディスクブレーキ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のディスクブレーキにお
    いて、前記ガイドプレートが、前記インナパッドの裏板
    におけるロータ周方向端部に面接触するインナ保持部
    と、前記アウタパッドの裏板におけるロータ周方向端部
    に面接触するアウタ保持部と、これら両保持部を一体的
    に連結するブリッジ部を備えていることを特徴とするデ
    ィスクブレーキ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のディスクブレ
    ーキにおいて、前記ガイドプレートと前記保持ピンが車
    両の前進時におけるロータ回入側にのみ設定され、車両
    の前進時におけるロータ回出側では、前記マウンティン
    グにロータ回入側に向けて開口する略コ字状のパッドガ
    イド溝が設けられ、同パッドガイド溝に前記各裏板のロ
    ータ周方向端部がロータ軸方向へ移動可能に嵌合される
    ようにしたことを特徴とするディスクブレーキ。
JP2001123980A 2001-04-23 2001-04-23 ディスクブレーキ Pending JP2002323074A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001123980A JP2002323074A (ja) 2001-04-23 2001-04-23 ディスクブレーキ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001123980A JP2002323074A (ja) 2001-04-23 2001-04-23 ディスクブレーキ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002323074A true JP2002323074A (ja) 2002-11-08

Family

ID=18973448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001123980A Pending JP2002323074A (ja) 2001-04-23 2001-04-23 ディスクブレーキ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002323074A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101394074B1 (ko) 2010-05-13 2014-05-14 주식회사 만도 디스크 브레이크
WO2019189508A1 (ja) * 2018-03-27 2019-10-03 曙ブレーキ工業株式会社 ディスクブレーキ用パッド
US11773931B2 (en) 2018-03-27 2023-10-03 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Floating-type disc brake

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101394074B1 (ko) 2010-05-13 2014-05-14 주식회사 만도 디스크 브레이크
WO2019189508A1 (ja) * 2018-03-27 2019-10-03 曙ブレーキ工業株式会社 ディスクブレーキ用パッド
CN111902648A (zh) * 2018-03-27 2020-11-06 曙制动器工业株式会社 盘式制动器用垫
US11773931B2 (en) 2018-03-27 2023-10-03 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Floating-type disc brake

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7370736B2 (en) Laminated shim for disc brake and pad unit having the laminated shim
JP2004132545A (ja) ブレーキキャリパー
JP2006010079A (ja) ブレーキ組立体
US7849982B1 (en) Garnish plate mounting structure
WO2019049539A1 (ja) 車両用ディスクブレーキ
JP2023089292A (ja) ディスクブレーキおよびカバー部品
JPS6030856B2 (ja) 浮動キャリパ−・スポット型デイスク・ブレ−キ
JP2020034043A (ja) ディスクブレーキ
JP2008185133A (ja) ディスクブレーキ
JPS59117923A (ja) デイスクブレ−キ用スプリング
JPH10110756A (ja) ディスクブレーキ
JP2002323074A (ja) ディスクブレーキ
JP3792805B2 (ja) ディスクブレーキ
JP2014001784A (ja) 対向型ディスクブレーキ
JP7308824B2 (ja) 車両用ディスクブレーキ
JPH08170666A (ja) ディスクブレーキ用パッドサポートスプリング
JP2005249134A (ja) ディスクブレーキ
JP2000213570A (ja) ピンスライド型車両用ディスクブレ―キのスライドピン取り付け構造と該スライドピンの取り付けに用いるカシメ治具
JPS628654B2 (ja)
JPH0722502Y2 (ja) ディスクブレーキ
JP2593184Y2 (ja) ピンスライド型車両用ディスクブレーキ
JP2709327B2 (ja) ディスクブレーキ
JP4693243B2 (ja) 保持ばね装置を備えたブレーキパッド
JPS5923870Y2 (ja) デイスクブレ−キの板状パツドスプリング
JP3566560B2 (ja) ディスクブレーキ