JP2002322687A - 建設機械の安全装置 - Google Patents

建設機械の安全装置

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JP2002322687A
JP2002322687A JP2001131609A JP2001131609A JP2002322687A JP 2002322687 A JP2002322687 A JP 2002322687A JP 2001131609 A JP2001131609 A JP 2001131609A JP 2001131609 A JP2001131609 A JP 2001131609A JP 2002322687 A JP2002322687 A JP 2002322687A
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engine
construction machine
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safety
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JP2001131609A
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Masaki Tamaru
正毅 田丸
Kenzo Kimoto
健蔵 木元
Masaki Naruse
真己 成瀬
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロック部材のロックおよび解除が容易でかつ
汎用性を向上できる建設機械の安全装置を提供する。 【解決手段】 建設機械のキャビン内の座席25に、建
設機械を動作する作業機操作レバーおよび走行操作レバ
ーを設ける。座席25のキャブ20の出入り口側に、ロ
ック部材移動手段の電動機にて進退する安全バーを配設
する。回転センサにてエンジン15を駆動すると、制御
手段にて電動機を駆動し、安全バーを進出させ出入り口
に位置するロック状態にし、出入り口からの乗降を自動
的に防止できる。エンジン15の停止や安全スイッチの
設定操作により、エンジン15の駆動にかかわらず、自
動的に安全バーを後退させて解除状態にして乗降でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械の安全装
置に係り、詳しくは、運転開始時に不用意に操縦および
作業機の操作系を操作できなくするようにした建設機械
の安全装置に関する。
【0002】
【背景技術】従来、例えばクローラ式の下部走行部と、
この下部走行部に旋回可能に設けられバケットやクラッ
シャ等の作業機を有した上部旋回部と、この上部旋回部
に設けられたドアが開閉可能な出入り口を有した運転台
としてのキャブとを備えたショベルなどの建設機械が知
られている。そして、キャブは、建設機械を動作させる
オペレータが乗り降り可能に、ドアが開閉可能に設けら
れた出入り口を有している。また、キャブ内には、オペ
レータが腰掛ける座席が設けられている。さらに、座席
の近傍には、キースイッチ、および、オペレータが建設
機械を作動させるための作業機操作レバーおよび走行操
作レバーが配設されている。
【0003】また、座席の近傍には、棒状の安全バーを
移動可能に備えた安全装置が設けられている。この安全
装置の安全バーは、キャブの出入り口からオペレータが
出入り可能な位置と、キャブの出入り口からの出入りを
規制する位置とに手動により移動可能に設けられてい
る。また、安全装置は、安全バーを手動により出入り口
からの出入りを規制する位置に移動させないと、キー操
作によるエンジンが駆動することを防止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た建設機械の安全装置では、建設機械のエンジンを始動
する時と、建設機械の作業機操作を開始する時とによっ
て、その都度安全バーの所定位置が異なり、人為的に所
定位置を移動させて切り替える必要があり、建設機械の
エンジン始動に連動して作業機操作系の操作不能ロック
が解除され、建設機械のエンジン停止に連動して作業機
操作系が操作不能にロックされるという、ワンタッチ安
全操作の実現に至っていないものである。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑み、エン
ジンの始動および停止のワンタッチ操作に応じて、操作
系を不能ロックに連動制御すると共に、係る安全制御の
作動確認として安全作動バーを連動して出現および退避
するようにした建設機械の安全装置を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段と作用効果】請求項1に記
載の建設機械の安全装置は、駆動源の始動信号を制御手
段に入力する始動信号系と、走行・作業機および車体の
操作信号を前記制御手段に入力する電気式操縦系とを有
する建設機械における建設機械の安全装置であって、前
記制御手段は、前記駆動源の始動信号に応じて前記電気
式操縦系の操作信号を操作可能および操作不可能にロッ
クするロック制御手段と、このロック制御手段に連動し
てシーケンスに前記ロック制御手段の作動および不作動
をオペレータに確認認識させる標識起動制御手段とを備
え、前記オペレータの運転席乗降通路へ電動モータによ
り通路障害張出と退避駆動される安全バーを具備したこ
とを特徴としたものである。
【0007】この発明では、駆動源の停止時に操作不能
になる走行・操作機および車体の電気式操縦系が、駆動
源の始動系の始動信号を制御手段に入力するだけで操作
不能ロック状態を操作可能に切り換えられ、この切換が
運転台の乗降時に電動モータにより駆動される安全バー
にてオペレータに認識されるようにしたので、電気式操
縦系の操作ロック解除または操作ロック、および、安全
バーがワンタッチにて、確実に安全措置されるようにな
る。
【0008】請求項2に記載の建設機械の安全装置は、
請求項1に記載の建設機械の安全装置において、駆動源
の駆動状態において電気式操縦系の操作可能状態を操作
不可能に切り換える切換スイッチ手段を有し、制御手段
は、前記切換スイッチ手段の切換信号の入力を受けて安
全バーを運転席乗降通路から退避にする標識退避制御手
段を有したことを特徴としたものである。
【0009】この発明では、例えば駆動源が駆動する状
態を維持しながら運転席から離れるときは、安全バーに
より電気式操縦系の操作ロックを促され、切換スイッチ
手段を作動するだけで操作ロックと安全バーの退避によ
り安全状態を確認のうえ降車することが可能となる。
【0010】請求項3に記載の建設機械の安全装置は、
請求項1または2に記載の建設機械の安全装置におい
て、駆動源の始動信号は、前記駆動源の始動キースイッ
チから制御手段に入力される信号であることを特徴とし
たものである。
【0011】この発明では、駆動源の始動キースイッチ
から制御手段に駆動源の始動信号を入力するので、電気
式操縦系の操作ロック解除または操作ロック、および、
安全バーのワンタッチによる確実な安全措置が容易とな
る。
【0012】請求項4に記載の建設機械の安全装置は、
請求項1または2に記載の建設機械の安全装置におい
て、駆動源の始動信号は、タッチパネルに設けた始動指
令信号から制御手段に入力される信号であることを特徴
としたものである。
【0013】この発明では、タッチパネルに設けた始動
指令信号から制御手段に駆動源の始動信号を入力するの
で、電気式操縦系の操作ロック解除または操作ロック、
および、安全バーの確実な安全措置がワンタッチとな
り、操作が容易となる。
【0014】請求項5に記載の建設機械の安全装置は、
請求項1ないし4のいずれかに記載の建設機械の安全装
置において、制御手段は、駆動源(15)の回転センサ信
号の入力を有し、駆動源(15)の始動信号が入力されて
も前記駆動源(15)の回転センサ信号による未回転状態
の判断をした時は、電気式操縦系を操作ロック状態に保
持すると共に、安全バーを運転席乗降通路から退避状態
のままに維持する標識退避制御手段を具備したことを特
徴としたものである。
【0015】この発明では、駆動源の始動信号が発信さ
れても駆動源が駆動状態にならないと電気式操縦系の操
作ロックが解除されないようにしたので、確実な安全措
置となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0017】図1において、1は例えばショベルなどの
建設機械で、この建設機械1は、図示しない油圧モータ
を有したクローラ式走行装置2を具備した下部走行部3
を備えている。さらに、下部走行部3の上部には、この
下部走行部3に対して旋回可能な上部旋回部4が設けら
れている。
【0018】また、上部旋回部4には、作業機5が設け
られている。この作業機5は、先端側が上下方向に回動
可能に基端側が上部旋回部4に軸支されたブーム6を有
している。また、ブーム6の先端部には、先端側を回転
可能に基端側を軸支されたアーム7が設けられている。
さらに、このアーム7の先端には、バケットやクラッシ
ャなどの作業機部8が回動および着脱可能に取り付けら
れる。また、作業機5には、ブーム6、アーム7および
作業機部8を動作させる図示しない油圧回路が設けられ
ている。そして、これらブーム6、アーム7、作業機部
8および油圧回路により作業機5が構成される。
【0019】さらに、上部旋回部4には、駆動部10が
設けられている。この駆動部10は、上面が開放された
略箱状のエンジンルーム11を有している。そして、こ
のエンジンルーム11には、上面を開閉可能に閉塞する
ボンネット12が設けられている。また、ボンネット1
2には、図示しない鎖錠手段が設けられている。この鎖
錠手段は、ボンネット12の外部から操作可能な図示し
ない操作ボタンと、この操作ボタンの操作によりエンジ
ンルーム11内に設けられた凹部に係脱可能な図示しな
いフック状部とを有している。そして、この鎖錠手段
は、フック状部の凹部への係合により、ボンネット12
がエンジンルーム11を閉塞する状態を保持する。
【0020】また、駆動部10は、エンジンルーム11
内に配設され、ボンネット12によるエンジンルーム1
1の上面の開放により露出する駆動源としてのエンジン
15と、このエンジン15に供給する図示しない燃料を
貯留する燃料タンクと、エンジン15の駆動により動作
し油圧回路を動作させる図示しない油圧ポンプとを備え
ている。そして、エンジン15の駆動により駆動する油
圧ポンプは、油圧回路を動作させて下部走行部3のクロ
ーラ式走行装置2を駆動したり、下部走行部3に対して
上部旋回部4を回転させたり、作業機5を動作させる。
【0021】さらに、建設機械1の上部旋回部4には、
運転台としてのキャブ20が設けられている。このキャ
ブ20は、作業機5に隣接して設けられ、作業機5の動
作を容易に確認可能に側面がほぼ透光性の壁面にて略四
角形の箱状に形成されている。また、キャブ20には、
作業機5と反対側の面にオペレータAが出入りするため
の図示しない出入り口が開口形成されている。さらに、
キャブ20には、出入り口を開閉可能に閉塞するドア2
1が設けられている。
【0022】また、キャブ20内には、図2に示すよう
に、建設機械1を操作するオペレータAが腰掛ける座席
25が設けられている。この座席25は、腰掛け部26
と、この腰掛け部26に設けられた背もたれ部27と、
腰掛け部26の左右方向に一対設けられ肘掛けとしても
機能するコンソール28とを有している。この座席25
は、腰掛けたオペレータAが見える方向が前方となり、
クローラ式走行装置2の前進方向となる状態で配設され
ている。
【0023】そして、この座席25の一対のコンソール
28には、作業機5の動作を設定操作するための電気式
操縦系としての作業機操作レバー30がそれぞれ設けら
れている。さらに、座席25の他方のコンソール28に
は、クローラ式走行装置2の動作を設定操作するための
電気式操縦系としての走行操作レバー31が設けられて
いる。
【0024】また、座席25には、ドア21に隣接する
側である他方のコンソール28の下部に位置して、標識
手段としてのロック部材である棒状の安全バー33が設
けられている。この安全バーは、コンソール28から進
出することにより、出入り口に位置してオペレータAが
出入り口を介してキャブ20に乗降することができなく
なるロック状態と、コンソール28内に後退することに
より、出入り口に位置せずオペレータAが出入り口を介
してキャブ20を乗降な解除状態とに移動可能に設けら
れている。
【0025】次に、上記一実施の形態の建設機械の内部
構成を図面に基づいて説明する。
【0026】図3において、建設機械1の上部旋回部4
のキャブ20内には、制御手段35が設けられている。
この制御手段35は、ロック制御手段と、標識起動制御
手段と、標識退避制御手段とを備えている。そして、ロ
ック制御手段は、入力されたエンジン15の始動信号に
応じて作業機操作レバー30および走行操作レバー31
の操作に対応した操作信号により作業機5やクローラ式
走行装置2、旋回などを操作可能、あるいは、操作不可
能にロックする。また、標識起動制御手段は、ロック制
御手段に連動してシーケンスにロック制御手段の動作お
よび不動作、すなわち作業機操作レバー30および走行
操作レバー31による操作可能状態あるいは操作不可能
な操作ロック状態をオペレータAに確認認識させる。
【0027】そして、この制御手段35には、始動キー
スイッチとしてのキースイッチ36が接続されている。
そして、制御手段35は、キースイッチ36に操作キー
37が装着されてこの操作キー37が操作されることを
認識し、別途設けられた図示しないエンジン15の駆動
状態を制御する電子制御部に、操作キー37の操作内容
に対応した信号を伝送する。
【0028】また、制御手段35には、作業機操作レバ
ー30および走行操作レバー31が接続されている。そ
して、制御手段35は、走行・作業機5および車体の操
作信号が入力、すなわち作業機操作レバー30および走
行操作レバー31の操作信号を認識して、油圧回路や油
圧ポンプ、電子制御部に操作に対応する信号を伝送す
る。なお、油圧回路や油圧ポンプ、電子制御部は、作業
機操作レバー30および走行操作レバー31の操作によ
る操作信号に対応して作業機5やクローラ式走行装置2
を動作させる。
【0029】さらに、制御手段35には、エンジン15
の駆動状態を制御する電子制御部を構成するエンジン1
5の回転速度を検出する駆動検出手段としての回転セン
サ39が接続されている。そして、制御手段35は、回
転センサ39にて検出する回転速度により、エンジン1
5の回転状態、すなわちエンジン15の駆動状態である
駆動か停止かを判断する。
【0030】また、制御手段35には、ロック部材移動
手段41が接続されている。このロック部材移動手段4
1は、制御手段35に接続された電動モータである電動
機42と、この電動機42により回転するピニオン43
と、このピニオン43に係合しこのピニオン43の回転
により軸方向に沿って移動されるラック44とを備えて
いる。そして、ラック44の一端には安全バー33が一
体的に略同軸に取り付けられ、安全バー33はロック部
材移動手段41の電動機42の駆動によりラック44が
移動してコンソール28から進退可能に移動、すなわち
ロック状態と解除状態とに移動される。
【0031】さらに、制御手段35には、ロック解除手
段としての切換スイッチ手段である例えば押しボタン式
の安全スイッチ46が接続されている。そして、制御手
段35は、安全スイッチ46が操作されると、安全バー
33によるロック状態を解除してロック部材移動手段4
1により安全バー33を解除状態に移動させる制御をす
る。なお、この安全スイッチ46は、通常時は外部から
操作できない、すなわち作業中に安全スイッチ46に接
触できないように、図示しないスイッチカバーなどにて
覆われている。そして、安全バー33を解除状態にする
場合のみ、スイッチカバーを移動して安全スイッチ46
を露出させて操作可能となる。
【0032】そして、制御手段35は、エンジン15が
駆動している状態では、標識起動制御手段にて運転席乗
降通路へ通路障害張出状態すなわち安全バー33を進出
させてロック状態とし、オペレータAに認識させる。ま
た、制御手段35は、エンジン15が停止している状態
および安全スイッチ46の設定操作の少なくともいずれ
か一方により、標識起動制御手段および標識退避制御手
段にて運転席乗降通路から退避すなわち安全バー33を
後退させて解除状態とする。
【0033】すなわち、制御手段35は、キースイッチ
36からのエンジン15の始動信号である操作キー37
の操作によりキースイッチ36がオンとなってエンジン
15が始動され、回転センサ39にてエンジン15が駆
動していると判断する。このことにより、制御手段35
は、ロック部材移動手段41の電動機42を制御し、安
全バー33をロック状態に移動させる。また、制御手段
35は、操作キー37の操作によりキースイッチ36を
オフにすることにより、電子制御部にてエンジン15を
停止させる制御をするとともに、回転センサ39にてエ
ンジン15が停止していると判断する。このことによ
り、制御手段35の標識退避制御手段は、ロック部材移
動手段41の電動機42を制御し、安全バー33を解除
状態に移動させる。
【0034】なお、制御手段35は、キースイッチ36
がオン状態でも、回転センサ39にてエンジン15が駆
動していないと判断した場合、すなわち例えばいわゆる
エンスト状態では、標識退避制御手段にて安全バー33
を運転席乗降通路から退避状態のままに維持、すなわち
ロック部材移動手段41の電動機42を制御し、安全バ
ー33を解除状態に移動させる制御をする。
【0035】さらに、上述したように、制御手段35の
標識退避制御手段は、安全スイッチ46が操作されるこ
とにより、キースイッチ36のオンオフおよびエンジン
15の駆動状態にかかわらず、ロック部材移動手段41
の電動機42を制御し、安全バー33を解除状態に移動
させる制御をする。
【0036】なお、制御手段35は、エンジン15が駆
動している状態で安全バー33が解除状態に位置してい
る時に再び安全スイッチ46の設定操作を認識すると、
ロック部材移動手段41の電動機42を制御し、安全バ
ー33をロック状態に移動させる。すなわち、例えば安
全スイッチ46を設定操作し、エンジン15が駆動して
いる状態で安全バー33を解除状態に位置させて降車し
たオペレータAが再び乗車する。この場合、エンジン1
5が駆動している状態でオペレータAが乗車しているこ
ととなるので、安全バー33をロック状態に移動させる
必要がある。このため、再び安全スイッチ46が設定操
作されると、制御手段35は安全バー33をロック状態
に移動させる制御をする。
【0037】そして、これら制御手段35、安全バー3
3、ロック部材移動手段41、回転センサ39および安
全スイッチ46により、建設機械1の安全装置48が構
成される。
【0038】また、制御手段35には、開放規制手段5
0が接続されている。この開放規制手段50は、ボンネ
ット12に設けられた例えば爪状の係合部51に係脱可
能な係止部52と、制御手段35に接続され係止部52
をボンネット12の係合部51と係脱させる例えばソレ
ノイドなどの鎖錠電動機53とを有している。
【0039】そして、制御手段35は、鎖錠電動機53
を適宜駆動して、係止部52による係合部51の係脱を
制御する。この開放規制手段50の係止部52による係
合部51の係止解除と、鎖錠手段のフック状部の凹部へ
の係止の解除の双方によりボンネット12が移動可能と
なり、エンジンルーム11の上面が開放される。
【0040】さらに、制御手段35には、整備許可手段
としての整備スイッチ55が接続されている。この整備
スイッチ55は、安全スイッチ46と同様に、図示しな
いスイッチカバーなどにて覆われている。
【0041】そして、制御手段35は、回転センサ39
にてエンジン15の停止を検出した場合、および、整備
スイッチ55が設定操作された場合の少なくともいずれ
か一方の場合には、鎖錠電動機53を駆動させてボンネ
ット12の鎖錠状態を解除して、鎖錠手段の係合状態の
解除によりボンネット12にてエンジンルーム11を開
放可能とする。
【0042】すなわち、制御手段35は、操作キー37
の操作によりキースイッチ36がオンとなってエンジン
15が始動され、回転センサ39にてエンジン15が駆
動していると判断する。このことにより、制御手段35
は、開放規制手段50の鎖錠電動機53を制御し、係止
部52とボンネット12の係合部51とを係止させ、鎖
錠手段にかわらずエンジンルーム11の開放を防止す
る。また、制御手段35は、操作キー37の操作により
キースイッチ36をオフにすることにより、電子制御部
にてエンジン15を停止させる制御をするとともに、回
転センサ39にてエンジン15が停止していると判断す
る。このことにより、制御手段35は、開放規制手段5
0の鎖錠電動機53を制御し、係止部52によるボンネ
ット12の係合部51との係止を解除し、鎖錠手段の操
作でエンジンルーム11を開放可能とする。
【0043】なお、制御手段35は、キースイッチ36
がオン状態でも、回転センサ39にてエンジン15が駆
動していないと判断した場合には、係止部52によるボ
ンネット12の係合部51との係止を解除し、鎖錠手段
の操作でエンジンルーム11を開放可能とする。
【0044】さらに、上述したように、制御手段35
は、整備スイッチ55が設定操作されることにより、キ
ースイッチ36のオンオフおよびエンジン15の駆動状
態にかかわらず、係止部52によるボンネット12の係
合部51との係止を解除し、鎖錠手段の操作でエンジン
ルーム11を開放可能とする。
【0045】また、制御手段35は、整備スイッチ55
が設定操作されることにより、ロック部材移動手段41
の電動機42を制御し、安全バー33を解除状態に移動
させる。
【0046】さらに、制御手段35は、エンジン15が
駆動する状態で安全バー33を解除状態に位置させる制
御をした場合、作業機操作レバー30および走行操作レ
バー31の操作による作業機5およびクローラ式走行装
置2の動作や旋回を禁止する制御をする。
【0047】そして、これら制御手段35、回転センサ
39、開放規制手段50および整備スイッチにより、ボ
ンネット開閉規制装置56が構成される。
【0048】また、制御手段35には、キャブ20内に
配設されたタッチパネルであるタッチ式モニタ60が接
続されている。このタッチ式モニタ60は、キースイッ
チ36の状態、エンジン15の駆動状態、安全バー33
の位置、ボンネット12によるエンジンルーム11の開
閉状態、燃料の残量、およびクローラ式走行装置2の走
行速度などを表示する。このことにより、オペレータA
は確認認識できる。さらに、このタッチ式モニタ60
は、オペレータAの操作により、例えば安全スイッチ4
6やキースイッチ36などと同様の機能を有している。
【0049】次に、上記一実施の形態の動作を説明す
る。
【0050】まず、キャブ20のドア21を開け、出入
り口よりキャブ20内に入り込み、座席25に腰掛け
る。このキャブ20内への乗車の際、通常エンジン15
は駆動していない。このため、安全バー33は後退して
解除状態となっている。また、このキャブ20内への乗
車の際、オペレータAが作業機操作レバー30や走行操
作レバー31に接触しても、エンジン15が駆動してい
ないので、作業機5が作動したり、上部旋回部4が旋回
したり、下部走行部3のクローラ式走行装置2が走行す
るなどの不用意な動作である誤作動を生じず、安定して
乗車できる。
【0051】次に、座席25に腰掛けたオペレータA
は、キースイッチ36に操作キー37を係合させ、操作
キー37を操作してキースイッチ36をオンにし、エン
ジン15を始動させる。このキースイッチ36のオンお
よびエンジンの始動により、制御手段35は、回転セン
サ39にてエンジン15の駆動を検出する。この後、制
御手段35は、安全装置48のロック部材移動手段41
の電動機42を駆動し、ラック44およびピニオン43
により安全バー33を移動して座席25のコンソール2
8から進出させる。この安全バー33の進出により、キ
ャブ20内に乗り込んだオペレータAは、出入り口から
降車できなくなり、安全措置を確認認識する。
【0052】なお、エンジン15の始動に失敗してエン
ジン15が停止したいわゆるエンスト状態の場合には、
制御手段35は安全装置48のロック部材移動手段41
の電動機42を駆動し、安全バー33を後退させて解除
状態に制御する。
【0053】そして、オペレータAは、エンジン15の
駆動を認識することにより、既にエンジン15が駆動し
た状態にて制御手段35のロック制御手段にて操作可能
状態となった作業機操作レバー30および走行操作レバ
ー31を適宜操作する。これら作業機操作レバー30お
よび走行操作レバー31の操作による操作信号を制御手
段35が認識する。そして、制御手段35は、作業機操
作レバー30および走行操作レバー31の操作に対応し
て油圧ポンプ、油圧回路を適宜動作させて作業機5や旋
回部分、クローラ式走行装置2などを適宜動作させる。
【0054】この作業中にオペレータAが休憩などのた
めに降車する作業中断の場合、操作キー37を操作して
キースイッチ36をオフにし、エンジン15を停止させ
る。このエンジン15の停止により、制御手段35は回
転センサ39にてエンジン15の停止を検出し、安全装
置48のロック部材移動手段41の電動機42を駆動さ
せ、ラック44およびピニオン43により安全バー33
を座席25のコンソール28内に後退させて解除状態に
する制御をする。この安全バー33の後退により、オペ
レータAはキャブ20の出入り口から降車可能となる。
【0055】一方、作業中に作業機5に引っ掛かった物
を取り除くためや、天災などにより作業場所から直ちに
避難するため、あるいはエンジン15の駆動状態を点検
するためなど、エンジン15が駆動している状態で建設
機械1から降車する場合には、安全装置48の安全スイ
ッチ46を設定操作する。そして、制御手段35は、こ
の安全スイッチ46の設定操作を認識し、エンジン15
の駆動状態にかかわらず、安全装置48のロック部材移
動手段41の電動機42を駆動させ、ラック44および
ピニオン43により安全バー33を座席25のコンソー
ル28内に後退させて解除状態に制御をする。このこと
により、操作キー37を操作してキースイッチ36をオ
フにし、エンジン15を停止させる制御をすることな
く、エンジン15が駆動する状態でも、オペレータAは
解除状態を確認認識してキャブ20の運転席乗降通路の
出入り口から降車可能となる。
【0056】なお、降車の際に作業機操作レバー30お
よび走行操作レバー31に接触しても、安全バー33が
解除状態に制御されて既に制御手段35のロック制御手
段にて操作不可能状態にロック、すなわち作業機5およ
びクローラ式走行装置2の動作や旋回が禁止されている
ので建設機械1が不用意に動作することがなく、誤作動
を生じない。
【0057】そして、このエンジン15が駆動している
状態で再び乗車する場合、安全バー33がコンソール2
8内に後退して解除状態となっているので、そのまま乗
車できる。また、エンジン15が駆動している状態で安
全バー33が解除状態に位置している非通常状態である
ことから、連動して作業機5およびクローラ式走行装置
2の動作や旋回が禁止されている。このため、乗車の際
にオペレータAが作業機操作レバー30および走行操作
レバー31に接触しても、建設機械1が不用意に動作す
ることがなく、誤作動を生じない。
【0058】この乗車後、安全スイッチ46を再び設定
操作する。そして、制御手段35は、エンジン15が駆
動し安全バー33が解除状態に位置している状態で安全
スイッチ46が設定操作されたことと認識する。このこ
とにより、制御手段35は、ロック部材移動手段41の
電動機42を制御し、安全バー33をロック状態に移動
させる。この後、制御手段35は、作業機操作レバー3
0および走行操作レバー31の操作による作業機5およ
びクローラ式走行装置2の動作や旋回を禁止する制御を
解除する。このことにより、作業機操作レバー30およ
び走行操作レバー31の操作により、再び作業機5およ
びクローラ式走行装置2の動作や旋回が可能となる。
【0059】また、作業が終了した場合には、作業の中
断の場合と同様に、操作キー37を操作してキースイッ
チ36をオフにし、エンジン15を停止させる。そし
て、制御手段35は、回転センサ39にてエンジンの停
止を検出する。このことにより、制御手段35は、安全
装置48のロック部材移動手段41の電動機42を駆動
させて安全バー33をコンソール28内に後退させて解
除状態とする。この後、オペレータAは、安全バー33
の後退により降車可能となったキャブ20の出入り口か
ら降車する。
【0060】上述の本一実施の形態によれば、次に示す
効果がある。
【0061】(1)制御手段35により、回転センサ39
にてエンジン15の駆動を検出すると、ロック部材移動
手段41にて安全バー33をキャブ20の出入り口から
オペレータAが出入りして乗降できないロック状態に移
動させる。また、制御手段35により、回転センサ39
にてエンジン15の停止および安全スイッチ46の設定
操作の少なくともいずれか一方を認識すると、ロック部
材移動手段41にて安全バー33をオペレータAが乗降
可能な解除状態に移動させる。このことにより、乗降を
規制するロックおよび乗降を可能とする解除の切替を自
動化でき、操作性を向上できるとともに、エンジン15
が駆動する場合に出入りを規制して安全を確保しつつ、
例えばエンジン15が駆動する状態でエンジン15を点
検するなどの通常状態ではない場合にも安全スイッチ4
6の設定操作のみで容易に対応できる。このため、安全
装置48のロックおよび解除の切替操作が容易で作業性
を向上できるとともに、通常状態ではない場合にも対応
でき汎用性を向上できる。
【0062】(2)ロック解除手段として安全スイッチ4
6を用いる。このため、安全装置48のロックおよび解
除の切替を、簡単な構成ででき、製造性を向上できる。
【0063】(3)ロック部材として移動可能な棒状の安
全バー33を用いた。この安全バー33によりオペレー
タAの乗降を規制する構成とした。このため、安全装置
48を簡単な構成で形成でき、製造性を向上できるとと
も、安全バー33を進退させることにより安全装置48
のロックおよび解除ができることから、ロック部材移動
手段41を電動機42、ピニオン43およびラック44
の簡単な構成で形成でき、製造性の向上および小型軽量
化を容易に図ることができる。
【0064】(4)ロック部材移動手段41として、簡単
な構成の電動機42、ピニオン43およびラック44に
より構成して棒状の安全バー33を適宜移動させて安全
装置48をロックおよび解除する構成とした。このた
め、ロック部材移動手段41の小型軽量化により、配置
スペースを縮小でき、キャブ20内のオペレータAの空
間を拡張でき、作業性の向上を図ることができる。
【0065】(5)安全装置48のロック状態および解除
状態の切替をするためのエンジン15の駆動状態を検出
する駆動検出手段として、エンジン15の駆動を制御す
る電子制御部を構成する回転センサ39を利用するた
め、別途エンジン15の駆動状態を検出するための構成
が不要で、構成を簡略化でき、製造性の向上、コストの
低減および軽量小型化を図ることができる。
【0066】(6)設定操作してエンジン15が駆動する
状態でもエンジンルーム11を開放させるための整備ス
イッチ55を設け、この整備スイッチ55の設定操作に
よりロック部材移動手段41の電動機42を制御し、安
全バー33を解除状態に移動させる構成とした。このこ
とにより、特に駆動する状態のエンジン15を点検する
際に、別途安全スイッチ46を設定操作する必要なく安
全バー33が自動的に解除状態に移動されるので、作業
性を向上できる。
【0067】(7)エンジン15が駆動する状態で安全バ
ー33を解除状態に位置させる制御をした場合、作業機
操作レバー30および走行操作レバー31の操作による
作業機5およびクローラ式走行装置2の動作や旋回を禁
止する制御をする構成とした。このことにより、通常状
態ではないエンジン15が駆動する状態で乗降する際に
も、作業機操作レバー30および走行操作レバー31に
接触して、不用意に建設機械1が動作する誤作動を確実
に防止できる。
【0068】(8)ロック解除手段として押しボタン式の
安全スイッチ46を用いる。このため、通常状態では設
定操作することなくエンジン15の駆動により自動的に
ロック状態にでき、通常状態ではない場合のみ設定操作
すればよく、操作性を向上できる。
【0069】(9)通常時は安全スイッチ46をスイッチ
カバーにて覆う。このことにより、作業中に安全スイッ
チ46が誤って操作され、安全装置48のロック状態が
解除されることを確実に防止できる。
【0070】(10)上述したように、エンジン15の停
止時に操作不能になる走行・操作機5および車体の作業
機操作レバー30および走行操作レバー31が、エンジ
ン15のキースイッチ36のオンして始動させる始動信
号が制御手段36に入力することにより、操作不能ロッ
ク状態が操作可能に切り換えられ、この切換がキャブ2
0の乗降時に電動機42により駆動される安全バー33
にてオペレータAに認識されるようにしたので、作業機
操作レバー30および走行操作レバー31の操作ロック
解除または操作ロック、および、安全バー33がワンタ
ッチにて、確実に安全措置されるようになった。そし
て、エンジン15が駆動する状態を維持しながらキャブ
20の運転席である座席25から離れるときは、安全バ
ー33により作業機操作レバー30および走行操作レバ
ー31の操作ロックを促され、安全スイッチ46を作動
するだけで操作ロックと安全バー46の退避により安全
状態を確認のうえ降車することができる。さらに、エン
ジン15の始動信号が発信されてもエンジン15が駆動
している回転状態にならないと作業機操作レバー30お
よび走行操作レバー31の操作ロックが解除されないよ
うにしたので、確実な安全措置になっている。
【0071】なお、本発明は、上記一実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で
の変形、改良は、本発明に含まれるものである。
【0072】すなわち、例えば上記一実施の形態におい
て、建設機械1としては、クローラ式ではなく車輪式な
どでもよく、作業機としてショベルに限らずダンプなど
いずれの建設作業に供されるものでも対応でき、いずれ
の建設機械に対応できる。
【0073】そして、ロック部材として、棒状の安全バ
ー33を用いて説明したが、棒状に限らず、板状、格子
状などいずれの形状のものでもよく、さらにはドアの施
錠装置など、エンジン15が駆動する状態でのオペレー
タAの乗降を規制するためのいずれの構成でもできる。
【0074】また、駆動源として、内燃機関のエンジン
15を用いて説明したが、蓄電池からの電力により駆動
する電動機を用いる電動式のものでも対応できる。
【0075】そして、エンジン15の駆動状態を検出す
る駆動検出手段として、エンジン15の回転速度の検出
に限らず、熱や電圧値、電流値など、エンジン15の駆
動および停止を検出できるいずれの構成のものでも利用
できる。
【0076】ロック解除手段として安全スイッチ46を
用いたが、例えばオンオフスイッチなど安全装置48の
ロックおよび解除を切替させるための設定操作ができる
いずれのものでもよい。なお、押しボタン式の安全スイ
ッチ46によれば、上述したように、通常状態では設定
操作することなくエンジン15の駆動により自動的にロ
ック状態にでき、通常状態ではない場合のみ設定操作す
ればよく、操作性を向上できる。
【0077】また、キースイッチ36をオンにしてエン
ジン15を始動した後に安全バー33をロック状態に移
動して説明したが、例えばキースイッチ36をオフから
オンに切り替えた際に安全バー33をロック状態に移動
させてもできる。この構成によれば、ロック状態となっ
た後にエンジン15が駆動するので、エンジン15が駆
動する状態で確実にオペレータAの乗降を規制できる。
【0078】また、整備スイッチ55を設け、この整備
スイッチ55の設定操作により、安全装置48のロック
状態を解除状態に解除して説明したが、整備スイッチ5
5と連動させず、別途安全スイッチ46を設定操作して
ロック状態を解除する構成としてもよい。
【0079】そして、タッチ式モニタ60を操作して安
全スイッチ46やキースイッチ36の操作と同様に動作
および制御させてもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る建設機械を示す背面
斜視図である。
【図2】同上のキャブ内の座席を示す斜視図である。
【図3】同上の建設機械の内部構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 建設機械 5 作業機 15 駆動源としてのエンジン 20 運転台としてのキャブ 30 電気操縦系である操作手段としての作業機操作レ
バー 31 電気操縦系である操作手段としての走行操作レバ
ー 33 標識手段であるロック部材としての安全バー 35 制御手段 39 駆動検出手段 41 ロック部材移動手段 46 ロック解除手段としての切換スイッチ手段である
安全スイッチ 48 安全装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成瀬 真己 大阪府枚方市上野3−1−1 株式会社小 松製作所大阪工場内 Fターム(参考) 2D015 GA03 GB01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源(15)の始動信号を制御手段(3
    5)に入力する始動信号系(36)と、走行・作業機(5)
    および車体の操作信号を前記制御手段(35)に入力する
    電気式操縦系(30,31)とを有する建設機械(1)にお
    ける建設機械の安全装置(48)であって、 前記制御手段(35)は、前記駆動源(15)の始動信号に
    応じて前記電気式操縦系(30,31)の操作信号を操作
    可能および操作不可能にロックするロック制御手段と、
    このロック制御手段に連動してシーケンスに前記ロック
    制御手段の作動および不作動をオペレータ(A)に確認認
    識させる標識起動制御手段とを備え、 前記オペレータ(A)の運転席乗降通路へ電動モータ(4
    2)により通路障害張出と退避駆動される安全バー(3
    3)を具備したことを特徴とした建設機械の安全装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の建設機械の安全装置に
    おいて、 駆動源(15)の駆動状態において電気式操縦系(30,
    31)の操作可能状態を操作不可能に切り換える切換ス
    イッチ手段(46)を有し、 制御手段(A)は、前記切換スイッチ手段(46)の切換信
    号の入力を受けて安全バー(33)を運転席乗降通路から
    退避にする標識退避制御手段を有したことを特徴とした
    建設機械の安全装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の建設機械の安
    全装置において、 駆動源(15)の始動信号は、前記駆動源(15)の始動キ
    ースイッチ(36)から制御手段(35)に入力される信号
    であることを特徴とした建設機械の安全装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の建設機械の安
    全装置において、 駆動源(15)の始動信号は、タッチパネル(60)に設け
    た始動指令信号から制御手段に入力される信号であるこ
    とを特徴とした建設機械の安全装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の建
    設機械の安全装置において、 制御手段(35)は、駆動源(15)の回転センサ信号の入
    力を有し、駆動源(15)の始動信号が入力されても前記
    駆動源(15)の回転センサ信号による未回転状態の判断
    をした時は、電気式操縦系(30,31)を操作ロック状
    態に保持すると共に、安全バー(33)を運転席乗降通路
    から退避状態のままに維持する標識退避制御手段を具備
    したことを特徴とした建設機械の安全装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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