JP2002322030A - 凹凸補正化粧料 - Google Patents
凹凸補正化粧料Info
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Abstract
し、目立たなくさせる肌の凹凸補正効果に優れ、伸び広
がり、みずみずしさ等の使用感が良好で、しかも塗布時
にヨレを生じない優れた凹凸補正化粧料を提供する。 【解決手段】成分(a)部分架橋型オルガノポリシロキ
サン重合物 1〜10質量%、成分(b)部分架橋型ポ
リエ−テル変性オルガノポリシロキサン重合物0.05
〜1質量%、成分(c)屈折率1.3〜1.5の粉体
10〜30質量%、成分(d)シリコ−ン油、成分
(e)水を含有し、成分(a)及び成分(b)の質量比
が、(a)/(b)=10〜50であることを特徴とす
る凹凸補正化粧料。
Description
ノポリシロキサン重合物、部分架橋型ポリエ−テル変性
オルガノポリシロキサン重合物、屈折率1.3〜1.5
の粉体、シリコーン油及び水をそれぞれ特定量含有する
凹凸補正化粧料に関し、更に詳細には、小皺や毛穴等の
肌上の微小な凹凸を自然にぼかし、目立たなくさせる肌
の凹凸補正効果に優れ、伸び広がり、みずみずしさ等の
使用感が良好で、しかも塗布時にヨレを生じない優れた
凹凸補正化粧料に関するものである。
等の好ましくない微小な凹凸を目立たなくする化粧料で
あり、ファンデーションやコンシーラー、コントロール
等のメーキャップ化粧料の前後に塗布する特殊用途の化
粧料や、肌上の凹凸を目立たなくする機能を付加したメ
ーキャップ化粧料等が商品化されている。近年の高齢化
社会において、いつまでも若々しい肌でいたいという女
性のニーズにより、種々の凹凸補正効果を有する化粧料
が開発されている。例えば、特開平11−60445号
公報には、屈折率1.3〜1.5の粉体と高粘度のシリ
コ−ン油とを含有する透明性の高い組成物を用いて、肌
上の凹部を埋め、凸部を平滑にする技術が開示されてい
る。また、特開平09−227332号公報には、脂肪
相と部分的に架橋した固体有機ポリシロキサンエラスト
マーからなるメーキャップ用組成物を用いて、肌表面で
の光を拡散させることにより、ツヤを消し、肌の凹凸を
不明瞭にする技術が開示されている。
11−60445号公報に開示された技術は、粉体とシ
リコ−ン油の屈折率が近似することにより、透明性の高
い凹凸補正組成物を得られるというものであるが、シリ
コ−ン油は肌との親和性が低く、肌馴染みが悪いため、
塗布時に高粘度シリコーン油と該粉体による凝集体が発
生する、いわゆる「ヨレ」を生じる場合があった。ま
た、特開平09−227332号公報に開示された技術
は、部分的に架橋した固体有機ポリシロキサンエラスト
マー自身のツヤ消し効果を利用したものであるが、この
場合も、塗布時のヨレを生じる場合があり、みずみずし
く、伸び広がりの良好な使用感が得られ難かった。更
に、みずみずしさを付与するために、水を含有させる場
合は、界面活性剤を用いる必要があり、界面活性剤によ
る油っぽさは、少なからず拭えないものであった。この
ため、小皺や毛穴等の肌上の微小な凹凸を自然にぼか
し、目立たなくさせる、肌の凹凸補正効果に優れ、伸び
広がり、みずみずしさ等の使用感が良好で、しかも塗布
時にヨレを生じない凹凸補正化粧料の開発が望まれてい
た。
発明者らは鋭意研究を重ねた結果、部分架橋型オルガノ
ポリシロキサン重合物と部分架橋型ポリエ−テル変性オ
ルガノポリシロキサン重合物及びシリコーン油を含有す
るシリコーン組成物に、屈折率1.3〜1.5の粉体及
び水をそれぞれ特定量含有した化粧料が、小皺や毛穴等
の肌上の微小な凹凸を自然にぼかし、目立たなくさせる
肌の凹凸補正効果に優れ、上記課題を解決する凹凸補正
化粧料が得られることを見出し、本発明を完成させた。
(e); (a)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物 1〜
10質量% (b)部分架橋型ポリエ−テル変性オルガノポリシロキ
サン重合物 0.05〜1質量% (c)屈折率1.3〜1.5の粉体 10〜30質量% (d)シリコ−ン油 (e)水 を含有し、成分(a)及び成分(b)の質量比が、
(a)/(b)=10〜50であることを特徴とする凹
凸補正化粧料を提供するものである。
本発明に用いられる成分(a)の部分架橋型オルガノポ
リシロキサン重合物とは、ベンゼンに不溶であるが、自
重と同重量以上のベンゼンを含みうる三次元架橋構造を
有するオルガノポリシロキサン重合物で、特公平8−6
035号公報等に記載されているものが例示される。部
分架橋型オルガノポリシロキサン重合物は、オルガノポ
リシロキサンを架橋結合させて得られる重合物であり、
一部に三次元架橋構造を有し、R1 2SiO単位及びR1
SiO1.5単位よりなり、R1 3SiO0.5単位及び/又は
SiO2単位を含んでいても良い。(但し、各構成単位
のR 1は水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基等
のアルキル基、フェニル基、トリル基等などのアリール
基、およびビニル基等の脂肪族不飽和基等が例示され、
同種又は異なった種類であっても良い。) このような成分(a)は、市販品として、部分架橋型オ
ルガノポリシロキサン重合物とシリコ−ン油を混合した
ものである、KSG−15(架橋型メチルポリシロキサ
ン5質量%(以下、単に「%」と略す。)、デカメチル
シクロペンタシロキサン95%)、KSG−16(架橋
型メチルポリシロキサン20〜30%、メチルポリシロ
キサン70〜80%)、KSG−18(架橋型メチルフ
ェニルポリシロキサン10〜20%、メチルフェニルポ
リシロキサン80〜90%)(何れも、信越化学工業社
製)等が挙げられる。
(a)の含有量は、1〜10質量%であれば良く、3〜
10%が好ましい。成分(a)の含有量が1%未満であ
ると、伸び広がりの良さが得られない場合があり好まし
くなく、含有量が10%を超える場合は、肌との密着性
が悪くなり、ヨレを生じる場合があり好ましくない。
型ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン重合物と
は、オルガノハイドロジェンポリシロキサンと脂肪族不
飽和基含有化合物とを付加重合させたもので、特開平4
−272932号公報、特開平5−140320号公報
等に記載されているものが例示される。部分架橋型ポリ
エーテル変性オルガノポリシロキサン重合物は、下記一
般式(1) R2aR3bHcSiO(4-a-b-c)/2 …(1) {式中、R2は同種又は異種の炭素数1〜18の非置
換、又は置換のアルキル基、アリール基、アラルキル基
又はハロゲン化炭化水素基、R3は一般式CtH2tO
(C2H4O)d(C3H6O)eR4〔ここにR4は水
素原子又は炭素数1〜10の飽和脂肪族炭化水素基もし
くは−(CO)−R5(R5は炭素数1〜5の飽和脂肪
族炭化水素基)で示される基、dは2〜200の整数、
eは0〜200の整数、d+eは3〜200の整数、t
は2〜6をそれぞれ示す〕で示されるポリオキシアルキ
レン基、aは1.0≦a≦2.5、bは0.001≦b
≦1.0、cは0.001≦c≦1.0をそれぞれ示
す}で表わされるオルガノハイドロジェンポリシロキサ
ン及び/又は下記一般式(2) R2fHgSiO(4-f-g)/2 …(2) {式中、R2は上記と同じ、fは1.0≦f≦3.0、
gは0.001≦g≦1.5をそれぞれ示す}で表わさ
れるオルガノハイドロジェンポリシロキサンと下記一般
式(3) CsH2s-1O(C2H4O)h(C3H6O)iCsH2s-1 …(3) {式中、hは2〜200の整数、iは0〜200の整
数、h+iは3〜200の整数、sは2〜6をそれぞれ
示す}で表わされるポリオキシアルキレン及び/又は一
般式(4) R2jR6kSiO(4-j-k)/2 …(4) {式中、R2は前記に同じ、R6は末端に脂肪族不飽和
基を有する炭素数2〜10の1価炭化水素基、jは1.
0≦j≦3.0、kは0.001≦k≦1.5をそれぞ
れ示す}で表わされるオルガノポリシロキサンとの組合
せにおいて、上記一般式(3)及び/又は一般式(4)
で表わされる成分を必須成分とする重合物である。この
ような成分(b)は、市販品として、部分架橋型ポリエ
−テル変性オルガノポリシロキサン重合物とシリコ−ン
油を混合したものである、KSG−21(部分架橋型ポ
リエ−テル変性オルガノポリシロキサン22〜32%、
メチルポリシロキサン68〜78%)(信越化学工業社
製)等が挙げられる。
(b)の含有量は、0.05〜1%であれば良く、0.
1〜1%が好ましい。成分(b)の含有量が0.05%
未満であると、肌との密着性が悪くなり、ヨレを生じる
場合があり好ましくなく、含有量が1%を超える場合
は、塗布時の伸び広がりが悪くなる場合があり好ましく
ない。
成分(a)と成分(b)の質量比は、(a)/(b)=
10〜50であることが必要である。(a)/(b)が
10未満の場合は、塗布時の伸び広がりが悪くなる場合
があり好ましくない、(a)/(b)が50を超える場
合は、肌へ密着性が悪くなり、塗布時のヨレを生じる場
合があり好ましくない。
成分(b)の部分架橋型ポリエ−テル変性オルガノポリ
シロキサン重合物は、成分(e)の水を成分(d)のシ
リコーン油中に安定分散させる機能も有する。すなわち
成分(b)を用いることにより、成分(e)を5〜20
μmという比較的大きい乳化滴として、成分(d)中に
安定分散させることにより、みずみずしさをより実感で
きる凹凸補正化粧料を得ることができる。成分(a)と
一般的な親油性界面活性剤の組合わせでは、このような
大きさの粒径で成分(e)を安定分散することは困難で
ある。尚、本発明の凹凸補正化粧料は、実質的に界面活
性剤を含有しないことが好ましい。
スネルの法則による屈折率が1.3〜1.5の範囲にあ
る粉体であり、本発明の凹凸補正化粧料において、小皺
や毛穴をぼかすことにより、肌の凹凸を目立たなくする
ものである。具体的には、無水ケイ酸、ナイロンパウダ
−、ポリエチレンパウダ−、ポリスチレンパウダ−、ポ
リアクリル酸アルキルパウダ−、炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウム、硫酸バリウム等が挙げられ、これらを一
種又は二種以上用いることができる。また、成分(c)
の粒径は、特に限定されないが、肌の凹凸を目立たなく
する観点より、1〜30μmが好ましい。尚、本発明の
凹凸補正化粧料において、成分(c)の代わりに、屈折
率が1.3未満の粉体を用いると、化粧膜の透明性が高
くなり、小皺や毛穴をぼかす効果が得にくいため好まし
くなく、屈折率が1.5を超える粉体を用いると、化粧
膜が不透明になり、不自な然仕上がりになるため好まし
くない。
(c)の含有量は、10〜30%であれば良く、20〜
28%が好ましい。成分(c)の含有量が、10%未満
であると肌の凹凸を目立たなくする効果に劣り好ましく
ない、含有量が30%を超えると伸び広がりが悪くなる
場合があり好ましくない。
ン油は、本発明の凹凸補正化粧料において、伸び広がり
を良好にする成分であり、外相を形成するものである。
具体的には、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニル
ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサ
ン、デカメチルシクロペンタシロキサン等が挙げられ、
これらを一種又は二種以上用いることができる。尚、本
発明において、成分(d)として、オクタメチルシクロ
テトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン
等の環状シリコーン、25℃での粘度が1〜100mm
2/sの直鎖シリコ−ン等の揮発性シリコーン油を選択
することにより、べた付き感が無く、伸び広がりがより
良好な凹凸補正化粧料を得ることができる。このような
成分(d)は、市販品として、シリコンKF96 6c
s、10cs、20cs、30cs、50cs、100
cs、シリコンKF−995、KF−994(何れも、
信越化学工業社製)、シリコンDC−345、シリコン
SH−245(何れも、東レ・ダウコ−ニング社製)等
を挙げることができる。
(d)のシリコ−ン油は、40〜80%が好ましく、5
0〜80%が特に好ましい。含有量がこの範囲であれ
ば、伸び広がりが特に良好な凹凸補正化粧料を得ること
ができる。
(e)の含有量は、1〜20%が好ましく、5〜15%
が特に好ましい。
て本発明の効果を損なわない量的、質的範囲において、
上記成分の他に通常化粧料に使用される成分、例えば、
成分(d)以外の油剤、多価アルコール、成分(c)以
外の粉体、紫外線吸収剤、水溶性高分子、パラオキシ安
息香酸誘導体、フェノキシエタノール等の防腐剤、植物
抽出物等の美容成分、香料等を配合することができる。
ト剤、感触調整剤等の目的で成分(d)以外の油剤とし
て、通常化粧料に用いられる油剤であり、動物油、植物
油、合成油等の起源、及び、固形油、半固形油、液体
油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、
ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アル
コール類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類、油性ゲル
化剤類等が挙げられる。具体的には、流動パラフィン、
スクワラン、ワセリン、ポリイソブチレン、ポリブテ
ン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロ
クリスタリンワックス、エチレンプロピレンコポリマ
ー、モクロウ、モンタンワックス、フィッシュトロプス
ワックス等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ油、ホホ
バ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミ
ツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、
ゲイロウ等のロウ類、セチルイソオクタネート、ミリス
チン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリ
スチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリ
ル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステ
アリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリル、ロジ
ン酸ペンタエリトリットエステル、ジオクタン酸ネオペ
ンチルグリコール、コレステロール脂肪酸エステル、N
−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベ
ヘニル・オクチルドデシル)等のエステル類、ステアリ
ン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソス
テアリン酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステアリン
酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコ
ール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソ
ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級ア
ルコール類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタ
ン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラ
ノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、
ラノリンアルコール等のラノリン誘導体類等が挙げら
れ、これらを一種又は二種以上用いることができる。本
発明の凹凸補正化粧料にこれら油剤を含有する場合の含
有量は、概ね1〜30%が好ましい。
防腐剤、保湿剤等の目的で、通常化粧料に使用される多
価アルコールとして、例えば、プロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、グリセリン、ジグリセリ
ン、ポリグリセリン等が挙げられ、これらを一種又は二
種以上用いることができる。本発明の凹凸補正化粧料に
これら多価アルコールを含有する場合の含有量は、1〜
30%が好ましい。
定されないが、使用性の観点より、乳液状、クリ−ム
状、ゲル状等の形態が好ましい。また、本発明の凹凸補
正化粧料は、メーキャップ化粧料の前後に使用する凹凸
補正料、ファンデーションやコンシーラー、コントロー
ル等のメーキャップ化粧料に肌上の凹凸を目立たなくす
る機能を付加したもの等に適用可能である。
説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものでは
ない。
凸補正料 表1及び表2に示すゲル状凹凸補正料を以下に示す製造
方法により調製し、「凹凸補正効果」、「伸び広がりの
良さ」、「みずみずしさ」、「塗布時のヨレの無さ」の
各項目について以下に示す評価方法及び判断基準により
評価し、結果を併せて表1及び表2に示した。
する。 D:Cを容器に充填して、ゲル状凹凸補正料を得た。
5才の一般女性パネル20名に、実施例及び比較例のゲ
ル状凹凸補正料を右目尻部に約0.2g、指で塗布して
もらい、各自が鏡にて、左目尻部と比較し、「凹凸(小
皺、毛穴)が目立たなくなった」と感じた人数により、
下記の判定基準に従って判定した。
ずみずしさ」、「塗布時のヨレの無さ」)化粧品専門パ
ネル40名に上記実施例及び比較例のゲル状凹凸補正料
を使用してもらい、「伸び広がりの良さ」、「みずみず
しさ」、「塗布時のヨレの無さ」の各項目について、各
自が以下の基準に従って5段階評価し、更に、全パネル
の評点の平均点を以下の判定基準に従って判定した。
に係わる実施例1〜8のゲル状凹凸補正料は、成分
(e)の乳化滴が何れも5〜20μmの範囲内であり、
小皺や毛穴等の肌上の凹凸を自然にぼかし、目立たなく
させる肌の凹凸補正効果に優れ、伸び広がり、みずみず
しさ等の使用感が良好で、しかも塗布時にヨレを生じな
い優れた凹凸補正化粧料であった。一方、成分(a)の
含有量が1%未満である比較例1は伸び広がりの良さに
おいて、成分(a)の含有量が10%を超える比較例2
はみずみずしさ、伸び広がりの良さにおいて、成分
(b)の代わりに界面活性剤を用いた比較例3は成分
(e)の乳化滴が3μm程度であり、塗布時のヨレの無
さにおいて、成分(a)/成分(b)が50を超える比
較例4は伸び広がりの良さにおいて、成分(c)の含有
量が10%未満である比較例5は凹凸補正効果におい
て、成分(c)の含有量が30%を超える比較例6は伸
び広がりの良さ、塗布時のヨレの無さにおいて、成分
(e)を含有していない比較例7はみずみずしさ、伸び
広がりの良さにおいて、何れも実施例より劣るものであ
った。
る。 D:Cを容器に充填して、乳液状凹凸補正下地料を得
た。 実施例9の乳液状状凹凸補正下地料は、成分(e)の乳
化滴が10μmであり、小皺や毛穴等の肌上の凹凸を自
然にぼかし、目立たなくさせる肌の凹凸補正効果に優
れ、伸び広がり、みずみずしさ等の使用感が良好で、し
かも塗布時にヨレを生じない優れた凹凸補正化粧料であ
った。
化粧料は、小皺や毛穴等の肌上の微小な凹凸を自然にぼ
かし、目立たなくさせる肌の凹凸補正効果に優れ、伸び
広がり、みずみずしさ等の使用感が良好で、しかも塗布
時にヨレを生じない優れた凹凸補正化粧料であった。
Claims (1)
- 【請求項1】 次の成分(a)〜(e); (a)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物 1〜
10質量% (b)部分架橋型ポリエ−テル変性オルガノポリシロキ
サン重合物 0.05〜1質量% (c)屈折率1.3〜1.5の粉体 10〜30質量% (d)シリコ−ン油 (e)水 を含有し、成分(a)及び成分(b)の質量比が、
(a)/(b)=10〜50であることを特徴とする凹
凸補正化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001130300A JP2002322030A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 凹凸補正化粧料 |
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