JP2002321173A - 電動工具 - Google Patents
電動工具Info
- Publication number
- JP2002321173A JP2002321173A JP2001121948A JP2001121948A JP2002321173A JP 2002321173 A JP2002321173 A JP 2002321173A JP 2001121948 A JP2001121948 A JP 2001121948A JP 2001121948 A JP2001121948 A JP 2001121948A JP 2002321173 A JP2002321173 A JP 2002321173A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- rotating shaft
- power tool
- felt packing
- felt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Portable Power Tools In General (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】回転軸の軸受の内部に粉塵が侵入すると軸受け
の回転機能が低下してしまうので、粉塵の侵入を確実に
防ぐことで、ディスクグラインダなどの電動工具に使用
される軸受の長寿命化を図る。 【解決手段】モータの回転動力を伝達する回転軸と、該
回転軸を回転可能に支承する軸受と、該軸受内に侵入す
る粉塵を防ぐためのフェルトパッキンとを備えた電動工
具において、フェルトパッキン４を回転軸１ａの外径に
設けた凸凹部６に接触させて設ける。
の回転機能が低下してしまうので、粉塵の侵入を確実に
防ぐことで、ディスクグラインダなどの電動工具に使用
される軸受の長寿命化を図る。 【解決手段】モータの回転動力を伝達する回転軸と、該
回転軸を回転可能に支承する軸受と、該軸受内に侵入す
る粉塵を防ぐためのフェルトパッキンとを備えた電動工
具において、フェルトパッキン４を回転軸１ａの外径に
設けた凸凹部６に接触させて設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクグライン
ダ等の電動工具に使用される軸受防塵機構に関するもの
である。
ダ等の電動工具に使用される軸受防塵機構に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来の電動工具における軸受防塵機構を
図３及び図４を用いて説明する。図３及び図４はディス
クグラインダに具備されている軸受防塵機構を示す一部
省略縦断側面図であり、軸受防塵機構は、回転軸１ａを
回転可能に支承する軸受２（ボールベアリング）の端面
に密着し且つ回転軸１ａの外径に接触するフェルトパッ
キン４を有している。このフェルトパッキン４は、回転
軸１ａに設けた冷却ファン１ｂの回転に伴いハウジング
内に空気（冷却風）と共に流入する粉塵が軸受２の内部
に侵入するのを防ぐために設けられている。つまり図３
に示すように回転軸１ａの外径にフェルトパッキン４が
隙間なく配されることで粉塵の侵入を防いでいる。しか
し、図４に示すようにフェルトパッキン４の製作時或い
は組立時に生じるバラツキにより、即ち製作された各フ
ェルトパッキン４の内径誤差或いは組立作業者の熟練度
に応じて回転軸１ａの外径とフェルトパッキン４との間
に隙間５が生じてしまう場合があった。
図３及び図４を用いて説明する。図３及び図４はディス
クグラインダに具備されている軸受防塵機構を示す一部
省略縦断側面図であり、軸受防塵機構は、回転軸１ａを
回転可能に支承する軸受２（ボールベアリング）の端面
に密着し且つ回転軸１ａの外径に接触するフェルトパッ
キン４を有している。このフェルトパッキン４は、回転
軸１ａに設けた冷却ファン１ｂの回転に伴いハウジング
内に空気（冷却風）と共に流入する粉塵が軸受２の内部
に侵入するのを防ぐために設けられている。つまり図３
に示すように回転軸１ａの外径にフェルトパッキン４が
隙間なく配されることで粉塵の侵入を防いでいる。しか
し、図４に示すようにフェルトパッキン４の製作時或い
は組立時に生じるバラツキにより、即ち製作された各フ
ェルトパッキン４の内径誤差或いは組立作業者の熟練度
に応じて回転軸１ａの外径とフェルトパッキン４との間
に隙間５が生じてしまう場合があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述したように回転軸
の外径とフェルトパッキンとの間に隙間が生じてしまう
と、ハウジング内に流入した粉塵が上記隙間を通過し軸
受の内部に侵入してしまうという問題があった。軸受の
内部に粉塵が侵入してしまうと、軸受の回転機能が低下
してしまうと共に、油切れなどを引き起こし軸受が早期
に破損してしまうという問題があった。
の外径とフェルトパッキンとの間に隙間が生じてしまう
と、ハウジング内に流入した粉塵が上記隙間を通過し軸
受の内部に侵入してしまうという問題があった。軸受の
内部に粉塵が侵入してしまうと、軸受の回転機能が低下
してしまうと共に、油切れなどを引き起こし軸受が早期
に破損してしまうという問題があった。
【０００４】本発明は、上記問題を解消し、粉塵の侵入
を確実に防ぐことにより電動工具に使用される軸受の長
寿命化を図ることである。
を確実に防ぐことにより電動工具に使用される軸受の長
寿命化を図ることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、回転軸外径
のフェルトパッキン嵌着部にフェルトパッキンの幅部と
平行となる凹凸部を設け、フェルトパッキンと回転軸外
径との間に生じる隙間を積極的になくすように構成する
ことにより達成される。
のフェルトパッキン嵌着部にフェルトパッキンの幅部と
平行となる凹凸部を設け、フェルトパッキンと回転軸外
径との間に生じる隙間を積極的になくすように構成する
ことにより達成される。
【０００６】
【発明の実施の形態】本実施例における電動工具を図１
及び図２を用いて説明する。図１は本実施例におけるデ
ィスクグラインダの軸受防塵機構を示す一部縦断側面
図、図２は図１のＡ部拡大断面図である。図１及び図２
においてディスクグラインダは、動力源であるモータ１
と、モータ１の回転を伝達するための回転軸１ａと、回
転軸１ａを回転可能に支承する軸受２（ボールベアリン
グ）と、軸受２内部に粉塵が侵入するのを防ぐためのフ
ェルトパッキン４とを具備している。上記フェルトパッ
キン４は、軸受２の端面に密着し且つ転造溝加工により
生じる凹凸溝部６を有する回転軸１ａの外径に接触する
位置に設けられている。このような構成にすることで回
転軸１ａとフェルトパッキン４との接触面積を大きくと
ることができる。よって、製作時或いは組立時に生じる
多少のバラツキによりフェルトパッキン４内径の一部が
外方に若干拡がってしまっても回転軸１ａの凹凸部６に
フェルトパッキン４の介入されている状態であれば、回
転軸１ａの凹凸部６とフェルトパッキン４が接触してい
る部分があるため、軸受２の内部に粉塵が侵入してしま
うことを防ぐことができる。また、回転軸１ａに設ける
凹凸部６の数を増やし、この凹凸部６と接触するフェル
トパッキン４の面積を増やすことにより、軸受２の内部
に粉塵が侵入してしまうことをより確実に防ぐことがで
きる。なお、凹凸部６は回転軸１ａの円周上に設けられ
る複数のリング溝により形成されている。
及び図２を用いて説明する。図１は本実施例におけるデ
ィスクグラインダの軸受防塵機構を示す一部縦断側面
図、図２は図１のＡ部拡大断面図である。図１及び図２
においてディスクグラインダは、動力源であるモータ１
と、モータ１の回転を伝達するための回転軸１ａと、回
転軸１ａを回転可能に支承する軸受２（ボールベアリン
グ）と、軸受２内部に粉塵が侵入するのを防ぐためのフ
ェルトパッキン４とを具備している。上記フェルトパッ
キン４は、軸受２の端面に密着し且つ転造溝加工により
生じる凹凸溝部６を有する回転軸１ａの外径に接触する
位置に設けられている。このような構成にすることで回
転軸１ａとフェルトパッキン４との接触面積を大きくと
ることができる。よって、製作時或いは組立時に生じる
多少のバラツキによりフェルトパッキン４内径の一部が
外方に若干拡がってしまっても回転軸１ａの凹凸部６に
フェルトパッキン４の介入されている状態であれば、回
転軸１ａの凹凸部６とフェルトパッキン４が接触してい
る部分があるため、軸受２の内部に粉塵が侵入してしま
うことを防ぐことができる。また、回転軸１ａに設ける
凹凸部６の数を増やし、この凹凸部６と接触するフェル
トパッキン４の面積を増やすことにより、軸受２の内部
に粉塵が侵入してしまうことをより確実に防ぐことがで
きる。なお、凹凸部６は回転軸１ａの円周上に設けられ
る複数のリング溝により形成されている。
【０００７】
【発明の効果】本発明によれば、フェルトパッキンを回
転軸の外径に設けた凹凸形状に接触させて設けること
で、粉塵の侵入を確実に防ぐことができ、電動工具に使
用される軸受の長寿命化を図ることができる。
転軸の外径に設けた凹凸形状に接触させて設けること
で、粉塵の侵入を確実に防ぐことができ、電動工具に使
用される軸受の長寿命化を図ることができる。
【図１】 本発明になるディスクグラインダを示す一部
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図２】 図１のＡ部拡大断面図である。
【図３】 従来のディスクグラインダに具備されている
軸受防塵機構を示す一部省略縦断側面図である。
軸受防塵機構を示す一部省略縦断側面図である。
【図４】 従来のディスクグラインダに具備されている
軸受防塵機構を示す一部省略縦断側面図である。
軸受防塵機構を示す一部省略縦断側面図である。
１はモータ、１ａは回転軸、１ｂは冷却ファン、２は軸
受、３はハウジング、４はフェルトパッキン、５は隙
間、６は転造溝加工による凸凹部である。
受、３はハウジング、４はフェルトパッキン、５は隙
間、６は転造溝加工による凸凹部である。
Claims (2)
- 【請求項１】 モータの回転動力を伝達する回転軸と、
該回転軸を回転可能に支承する軸受と、該軸受内に侵入
する粉塵を防ぐためのフェルトパッキンとを備えた電動
工具において、前記フェルトパッキンを前記回転軸の外
径に設けた凹凸形状に接触させて設けることを特徴とす
る電動工具。 - 【請求項２】 前記凹凸形状は、前記回転軸の円周上に
設けられる複数のリング溝により形成されることを特徴
とする請求項１記載の電動工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001121948A JP2002321173A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | 電動工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001121948A JP2002321173A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | 電動工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002321173A true JP2002321173A (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=18971730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001121948A Pending JP2002321173A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | 電動工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002321173A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007237357A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Hitachi Koki Co Ltd | 動力工具 |
| US7744447B2 (en) | 2005-03-16 | 2010-06-29 | Goei, Co., Ltd. | Abrasive disc |
-
2001
- 2001-04-20 JP JP2001121948A patent/JP2002321173A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7744447B2 (en) | 2005-03-16 | 2010-06-29 | Goei, Co., Ltd. | Abrasive disc |
| JP2007237357A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Hitachi Koki Co Ltd | 動力工具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050928 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080826 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081224 |