JP2002320294A - 半導体エレクトレットコンデンサマイクロホン - Google Patents

半導体エレクトレットコンデンサマイクロホン

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JP2002320294A
JP2002320294A JP2001122861A JP2001122861A JP2002320294A JP 2002320294 A JP2002320294 A JP 2002320294A JP 2001122861 A JP2001122861 A JP 2001122861A JP 2001122861 A JP2001122861 A JP 2001122861A JP 2002320294 A JP2002320294 A JP 2002320294A
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chip
condenser microphone
electret condenser
semiconductor
electret
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Takanobu Takeuchi
孝信 竹内
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 S/N比が向上した小型で安価な信頼性の高
い半導体エレクトレットコンデンサマイクロホンを提供
すること。 【解決手段】 半導体のICチップ2の裏面をエレクト
レットコンデンサマイクロホンのコンデンサの一端とし
て使用するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイク電極の一端
をICチップの裏面に形成した半導体エレクトレットコ
ンデンサマイクロホンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレクトレットコンデンサマイク
ロホンの一例を図7を参照しながら説明する。図7は、
エレクトレットコンデンサマイクロホンの電極の一端を
ICチップの表面に構成したものである。
【0003】図7に示されるように、エレクトレットコ
ンデンサマイクロホンのICチップ50には、コンデン
サの一端の背面電極52が形成され、ギャップを取るた
めに、例えばポリイミド等の凸部54を設けることによ
って構成されている。凸部54の上部にはエレクトレッ
ト化された高分子フィルムの振動膜56が配置されてお
り、背面電極52と振動膜56によりコンデンサが形成
されている。ICチップ50等の素子は、カバー58に
より閉塞されたパッケージ60内に収納されており、I
Cチップ50に形成された電気回路はワイヤボンド62
を介してパッケージ60に電気的に接続されている。
【0004】上記構成のエレクトレットコンデンサマイ
クロホンにおいては、カバー58に穿設された音孔58
aを介して音響が振動膜56に伝達され、振動膜56の
振動によりコンデンサの容量が変化することを利用し
て、音声を電気信号に変換している。
【0005】また、特開平11−331988号公報に
開示された半導体エレクトレットコンデンサマイクロホ
ンは、これまでウェハ部とエレクトレット層に形成され
ていた貫通孔を不要にし、かつ、小型化を達成するため
に、ケースに背室を設け、この背室をエレクトレット層
と振動膜との間の空間にスペーサ間に設けられた連通部
を介して連通するようにしている。
【0006】さらに、特開2000−165999号公
報に開示された半導体エレクトレットコンデンサマイク
ロホンにおいては、部品点数を減少させるとともに小型
化を達成するために、片面に電極を形成した高分子FE
Pフィルムをエレクトレット化することにより振動膜を
形成している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図7に示される従来の
エレクトレットコンデンサマイクロホンにおいては、エ
レクトレットのマイク容量は背面電極52の大きさと凸
部54の厚みにより決まる一方、エレクトレットコンデ
ンサマイクロホンの感度は振動膜56の径、凸部54の
厚み及び背面電極52の大きさで決まってくる。しかし
ながら、感度を大きくするとチップサイズが大きくなる
ため、感度を犠牲にする必要があり、S/N比を向上す
る上で大きな問題がある。
【0008】また、パッケージにワイヤボンド領域が必
要になるため、パッケージ寸法が大きくなり、また、高
さの制限についてもワイヤボンド62の高さの確保が必
要なために、小型化が困難となっている。
【0009】さらに、エレクトレットコンデンサマイク
ロホンの振動膜には高分子のフィルムを使用しているた
め、耐熱性が低く、半田フローができず、アセンブリ工
程が複雑であった。
【0010】また、特開平11−331988号公報あ
るいは特開2000−165999号公報に開示された
半導体エレクトレットコンデンサマイクロホンにおいて
は、ICチップの表面側に電極が形成されており、電極
サイズがICチップのサイズに大きく影響を受ける構成
であることから、感度及びS/N比の向上の点でまだま
だ改善の余地があった。
【0011】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、S/N比が向上した
小型で安価な信頼性の高い半導体エレクトレットコンデ
ンサマイクロホンを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、エレクト
レットコンデンサマイクロホンと、該エレクトレットコ
ンデンサマイクロホンの出力を増幅する回路を備え、半
導体のICチップの裏面に上記エレクトレットコンデン
サマイクロホンの電極を設けたことを特徴とする。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、上記IC
チップとパッケージの接続にフリップチップ方式を採用
したことを特徴とする。
【0014】さらに、請求項3に記載の発明は、上記I
Cチップの裏面に形成した上記エレクトレットコンデン
サマイクロホンの電極とエレクトレット膜のギャップを
上記ICチップの裏面よりエッチングすることにより形
成したことを特徴とする。
【0015】また、請求項4に記載の発明は、上記エッ
チングをSiOをマスクにした等方性エッチングある
いは異方性エッチングとしたことを特徴とする。
【0016】また、請求項5に記載の発明は、上記エッ
チング後のSiOを上記ICチップの一部に残存させ
たことを特徴とする。
【0017】また、請求項6に記載の発明は、上記エッ
チングにより上記ICチップの一部に通気孔を形成した
ことを特徴とする。
【0018】また、請求項7に記載の発明は、上記IC
チップの裏面に導電性板を接合し、該導電性板により上
記エレクトレットコンデンサマイクロホンの電極を構成
したことを特徴とする。
【0019】また、請求項8に記載の発明は、上記導電
性板に通気孔を形成したことを特徴とする。
【0020】また、請求項9に記載の発明は、上記IC
チップをリードフレームを用いた樹脂パッケージで囲繞
したことを特徴とする。
【0021】また、請求項10に記載の発明は、上記I
Cチップの裏面にエレクトレット膜としてのSiO
を形成したことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。実施の形態1.図1
及び図2は、本発明の実施の形態1にかかるエレクトレ
ットコンデンサマイクロホンM1を示している。
【0023】図1及び図2に示されるように、エレクト
レットコンデンサマイクロホンM1は、その出力を増幅
する所定の電子回路が形成された略矩形の半導体ICチ
ップ2と、このICチップ2に対向する略円形の振動膜
4が取り付けられ、ICチップ2に取り付けられる略矩
形の振動膜取付台6とを備え、ICチップ2等の部品は
パッケージ8及びカバー10により囲繞されている。
【0024】上記所定の電気回路はICチップ2の表面
(図1及び図2では下面)に形成されており、ICチッ
プ2の裏面(図1及び図2では上面)にはエッチング面
12が形成されている。
【0025】さらに詳述すると、ICチップ2の裏面の
四隅に所定幅のSIOの酸化膜14を略L字状に形成
し、この酸化膜14をマスクにして等方性あるいは異方
性エッチングを施すことにより、ICチップ2の裏面の
酸化膜14が設けられていない部分にエッチング面12
が形成されるとともに、酸化膜14の下には凸部16が
形成される。また、隣接する凸部16間には所定幅の通
気孔18が形成される。
【0026】エッチング面12はSi面が露出している
が、この露出したSi面を、本発明においてはマイクロ
ホンの電極の一端として使用している。エッチング後、
凸部16上に残存するSiOの酸化膜14に、振動膜
4が取り付けられた振動膜取付台6が接続される。ま
た、振動膜4にはエレクトレット化された高分子フィル
ム等が用いられており、電荷が固定されるので、ICチ
ップ2の裏面と振動膜4によりコンデンサが形成され
る。この時のコンデンサのギャップは、エッチングによ
り形成された凸部16の高さとなる。さらに、凸部16
間に通気孔18を設けたことで、振動膜4が振動した時
に発生する空気の流れをICチップ2のエッチング面1
2と振動膜4との間のスペースより外部に逃がすことが
でき、応答性が向上する。
【0027】また、パッケージ8は略矩形状で、その内
部には凹部が形成され、その底壁には電極20が形成さ
れている。さらに、底壁の片側には、振動膜取付台6に
形成された接続端子6aを介して振動膜4に接続される
パッド22が形成されている。
【0028】さらに、図2に示されるように、ICチッ
プ2の表面には複数のバンプ24が設けられており、I
Cチップ2をパッケージ凹部の所定位置に配置すると、
バンプ24がパッケージ8に設けられた電極20と当接
し電気的に接続される。また、ICチップ2の凸部16
に取り付けられた振動膜6は振動膜取付台6の接続端子
6aを介してパッド22に接続される。
【0029】パッケージ8の凹部にICチップ2及び振
動膜4等が収納された後、パッケージ8の開口部にカバ
ー10が取り付けられ、閉塞される。このカバー10に
は、その中央部に音孔10aが穿設されており、この音
孔10aを介して音響が振動膜4に伝達され、ICチッ
プ2の裏面と振動膜4により形成されたコンデンサの静
電容量が振動膜4の振動により変化する。この電圧変化
は振動板取付台6からパッケージ8の配線を介し電気信
号としてICチップ2に伝達される。
【0030】なお、マイクとして感度を上げるために
は、動作に影響するマイク容量は大きいほどよいが、影
響しない個所の容量は小さい方がよい。本実施の形態で
はICチップ2の凸部16において動作に影響しない個
所の容量が発生する。そのため、誘電率の低い酸化膜を
残し、容量値を下げる構成にしている。
【0031】また、ICチップ2とパッケージ8との接
続については、従来のワイヤボンド方式と異なり、ここ
ではICチップ2にバンプ24を形成し、フリップチッ
プ方式で電気的接続を達成している。
【0032】実施の形態2.図3及び図4は、本発明の
実施の形態2にかかるエレクトレットコンデンサマイク
ロホンM2を示している。
【0033】このエレクトレットコンデンサマイクロホ
ンM2に用いられているICチップ2aの裏面は略平坦
で、実施の形態1と異なり、エッチング面は形成されて
いない。ICチップ2aの裏面はSiOの酸化膜26
で覆われており、この酸化膜26には電荷を固定してお
くことも可能で、本実施の形態では、マイクロホンの電
極の一端として使用している。
【0034】また、酸化膜26の上には電気的に接続さ
れた略矩形の金属板等の導電性板28が取り付けられて
おり、導電性板28には円周状に等間隔に形成された複
数の通気孔28aが設けられている。
【0035】この導電性板28は、外気から酸化膜26
を保護し、酸化膜26の耐湿性を向上するために設けら
れたものである。すなわち、従来より酸化膜に電荷を溜
めることは可能であったが、耐湿性が弱く電荷が抜けて
しまうため、エレクトレット膜として使用できなかっ
た。しかしながら、本実施の形態に示されるように、酸
化膜26を導電性板28で覆うことにより耐湿性が向上
して実用化が可能となり、マイクロホンの電極の一端と
して使用することができる。
【0036】導電性板28には円形開口部30aを有す
るスペーサ30が接合されており、振動膜取付台6に取
り付けられた振動膜4のマイクロホンの電極の他の一端
とのギャップを制御している。
【0037】上述したように、振動膜4には高分子フィ
ルム等が用いられており、電荷を固定することが可能な
ため、振動膜4あるいは導電性板28を含む酸化膜26
のいずれか一方に電荷を固定すればよく、ICチップ2
の裏面と振動膜4によりコンデンサが形成される。
【0038】本実施の形態の他の構成は、実施の形態1
と同じなので、その説明は省略する。なお、本実施の形
態においては、導電性板28を大きくすることによりマ
イク容量を増大することができる。
【0039】実施の形態3.図5及び図6は、本発明の
実施の形態3にかかるエレクトレットコンデンサマイク
ロホンM3を示している。
【0040】このエレクトレットコンデンサマイクロホ
ンM3は、実施の形態2における導電性板28として、
所謂IC構造のリードフレームのダイパッド部分を利用
することによりIC構造を実現したものである。
【0041】ICチップ2の電気回路とリードフレーム
32はワイヤボンド34を介して電気的に接続されてお
り、成形時、ICチップ2及びワイヤボンド34はリー
ドフレーム32の一部とともに樹脂パッケージ36に埋
設される。
【0042】また、導電性板28の上には、図3及び図
4に示される実施の形態2と同様、スペーサ30と、振
動膜4を有する振動膜取付板6とが載置されるととも
に、カバー10により覆わている。
【0043】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。本
発明のうちで請求項1に記載の発明によれば、半導体の
ICチップの裏面にエレクトレットコンデンサマイクロ
ホンの電極を設けたので、従来ICチップの表面に形成
していた電極が不要となり、半導体エレクトレットコン
デンサマイクロホンの小型化を達成することができる。
また、マイクの電極面積をチップ面積と同じにすること
ができるので、感度が向上し、S/N比が向上する。
【0044】また、請求項2に記載の発明によれば、I
Cチップとパッケージの接続にフリップチップ方式を採
用したので、ICチップとパッケージの接合高さを低く
抑えることができ、例えば1mmの厚みのパッケージを
使用した構成も可能になるとともに、アセンブリも容易
になる。
【0045】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
エレクトレットコンデンサマイクロホンの電極とエレク
トレット膜のギャップをICチップの裏面よりエッチン
グすることにより形成したので、例えば10〜20μm
のギャップを形成する場合でも非常によく制御でき、安
定した感度が得られる。また、スペーサが不要になるの
で、構成が簡素になり安価な半導体エレクトレットコン
デンサマイクロホンを提供することができる。
【0046】また、請求項4に記載の発明によれば、エ
ッチングをSiOをマスクにした等方性エッチングあ
るいは異方性エッチングとしたので、SiO酸化膜を
用いたエッチングマスクを利用することにより工程を削
除でき、安価な半導体エレクトレットコンデンサマイク
ロホンを提供することができる。
【0047】また、請求項5に記載の発明によれば、エ
ッチング後のSiOをICチップの一部に残存させる
ようにしたので、誘電率の低いSiOの使用によりマ
イクの寄生容量を低減でき、感度の向上した高いS/N
比の製品を得ることができる。
【0048】また、請求項6に記載の発明によれば、エ
ッチングによりICチップの一部に通気孔を形成したの
で、高周波数領域においても感度が低下することなく音
の信号を忠実に電気信号に変換することができ、信頼性
の高い半導体エレクトレットコンデンサマイクロホンを
提供することができる。
【0049】また、請求項7に記載の発明によれば、I
Cチップの裏面に接合した導電性板によりエレクトレッ
トコンデンサマイクロホンの電極を構成したので、チッ
プ面積にかかわらずマイクの面積を大きくすることがで
き、マイク感度を向上することができる。さらに、回路
に必要な面積のみでチップ面積を構成できるので、小型
で安価なチップを使用することができ、小型で安価な半
導体エレクトレットコンデンサマイクロホンを提供する
ことができる。
【0050】また、請求項8に記載の発明によれば、導
電性板に通気孔を形成したので、高周波数領域において
も感度が低下することなく音の信号を忠実に電気信号に
変換することができ、信頼性の高い半導体エレクトレッ
トコンデンサマイクロホンを提供することができる。
【0051】また、請求項9に記載の発明によれば、I
Cチップをリードフレームを用いた樹脂パッケージで囲
繞したので、量産化が可能となり、安価な製品を提供す
ることができる。
【0052】また、請求項10に記載の発明によれば、
ICチップの裏面にエレクトレット膜としてのSiO
膜を形成したので、このSiO膜を導電性板で覆うこ
とによりSiO膜を耐湿性に優れたエレクトレット膜
として使用することができ、信頼性のある半導体エレク
トレットコンデンサマイクロホンを提供することができ
る。さらに、従来のエレクトレット膜は高分子フィルム
の使用により耐熱性が劣り、リフローできないという問
題があったが、SiO膜をエレクトレット膜として使
用することにより耐熱性が向上し、信頼性の高い半導体
エレクトレットコンデンサマイクロホンを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかる半導体エレク
トレットコンデンサマイクロホンの分解斜視図である。
【図2】 図1の半導体エレクトレットコンデンサマイ
クロホンの断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態2にかかる半導体エレク
トレットコンデンサマイクロホンの分解斜視図である。
【図4】 図3の半導体エレクトレットコンデンサマイ
クロホンの断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態3にかかる半導体エレク
トレットコンデンサマイクロホンの斜視図である。
【図6】 図5の半導体エレクトレットコンデンサマイ
クロホンの断面図である。
【図7】 従来の半導体エレクトレットコンデンサマイ
クロホンの断面図である。
【符号の説明】
2,2a ICチップ、 4 振動膜、 6 振動膜取
付台、6a 接続端子、 8 パッケージ、 10 カ
バー、 10a 音孔、12 エッチング面、 14,
26 酸化膜、 16 凸部、18,28a 通気孔、
20 電極、 22 パッド、 24 バンプ、28
導電性板、 30 スペーサ、 32 リードフレー
ム、34 ワイヤボンド、 36 樹脂パッケージ、M
1,M2,M3 半導体エレクトレットコンデンサマイ
クロホン。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレクトレットコンデンサマイクロホン
    と、該エレクトレットコンデンサマイクロホンの出力を
    増幅する回路を備え、半導体のICチップの裏面に上記
    エレクトレットコンデンサマイクロホンの電極を設けた
    ことを特徴とする半導体エレクトレットコンデンサマイ
    クロホン。
  2. 【請求項2】 上記ICチップとパッケージの接続にフ
    リップチップ方式を採用したことを特徴とする請求項1
    に記載の半導体エレクトレットコンデンサマイクロホ
    ン。
  3. 【請求項3】 上記ICチップの裏面に形成した上記エ
    レクトレットコンデンサマイクロホンの電極とエレクト
    レット膜のギャップを上記ICチップの裏面よりエッチ
    ングすることにより形成したことを特徴とする請求項1
    あるいは2に記載の半導体エレクトレットコンデンサマ
    イクロホン。
  4. 【請求項4】 上記エッチングをSiOをマスクにし
    た等方性エッチングあるいは異方性エッチングとしたこ
    とを特徴とする請求項3に記載の半導体エレクトレット
    コンデンサマイクロホン。
  5. 【請求項5】 上記エッチング後のSiOを上記IC
    チップの一部に残存させたことを特徴とする請求項3あ
    るいは4に記載の半導体エレクトレットコンデンサマイ
    クロホン。
  6. 【請求項6】 上記エッチングにより上記ICチップの
    一部に通気孔を形成したことを特徴とする請求項3乃至
    5のいずれか1項に記載の半導体エレクトレットコンデ
    ンサマイクロホン。
  7. 【請求項7】 上記ICチップの裏面に導電性板を接合
    し、該導電性板により上記エレクトレットコンデンサマ
    イクロホンの電極を構成したことを特徴とする請求項1
    に記載の半導体エレクトレットコンデンサマイクロホ
    ン。
  8. 【請求項8】 上記導電性板に通気孔を形成したことを
    特徴とする請求項7に記載の半導体エレクトレットコン
    デンサマイクロホン。
  9. 【請求項9】 上記ICチップをリードフレームを用い
    た樹脂パッケージで囲繞したことを特徴とする請求項7
    あるいは8に記載の半導体エレクトレットコンデンサマ
    イクロホン。
  10. 【請求項10】 上記ICチップの裏面にエレクトレッ
    ト膜としてのSiO 膜を形成したことを特徴とする請
    求項7乃至9のいずれか1項に記載の半導体エレクトレ
    ットコンデンサマイクロホン。
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