JP2002320145A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

Info

Publication number
JP2002320145A
JP2002320145A JP2001125225A JP2001125225A JP2002320145A JP 2002320145 A JP2002320145 A JP 2002320145A JP 2001125225 A JP2001125225 A JP 2001125225A JP 2001125225 A JP2001125225 A JP 2001125225A JP 2002320145 A JP2002320145 A JP 2002320145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
center
signal
signal level
gravity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001125225A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Nishizawa
明仁 西澤
Naoki Yamamoto
直樹 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001125225A priority Critical patent/JP2002320145A/ja
Publication of JP2002320145A publication Critical patent/JP2002320145A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】画素欠陥補正における、事前の有無試験に伴う
製造コストの上昇や、あるいは、経年変化や温度変化で
欠陥となる画素に対する不適切な補正を防止する。 【解決手段】映像撮影中にリアルタイムの処理で重心画
素とその周囲の画素から信号のパターンを判別し、周囲
と比較して1画素だけ極端の大きいレベルや小さいレベ
ルの画素を欠陥とみなし画素欠陥補正を行なう。この構
成により、事前の画素欠陥試験を行なうことなく、ま
た、経年変化や温度等で欠陥に位置が変ったり増えたり
しても確実に欠陥画素だけを補正する事が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画素欠陥補正を行
う撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、特開平1−103376記載
のように撮像素子の画素欠陥の有無試験を予め行い、そ
の結果に基づいて画素欠陥の補正を行なう位置を予め記
憶しておき、該位置情報によって撮影時の画素欠陥の補
正を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、予
め画素欠陥の位置を記憶しておく必要があるため、画素
欠陥の有無試験は最も画素欠陥が発生しやすい高温で行
い、撮影の条件により欠陥になる可能性がある全ての画
素位置を洗い出し、その全ての画素について欠陥補正を
施していた。このため欠陥が多く現れない比較的低い温
度では正常に撮像できている画素まで補正されてしまう
という問題については十分考慮されていなかった。ま
た、撮像素子の画素サイズの微細化や高画素化をおこな
うと欠陥位置を記憶しておくデータ保持回路の規模が大
きくなることに関しても十分考慮されていなかった。更
に、事前に画素欠陥の有無試験が必要であるため製造コ
ストの上昇や、あるいは、経年変化で新たに欠陥となっ
た画素に対しては一切補正されないという点に関しても
十分考慮されていなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する為
に、映像撮影中にリアルタイムの処理で重心画素とその
周囲の画素から信号のパターンを判別し、周囲と比較し
て1画素だけ極端の大きいレベルや小さいレベルの画素
を欠陥とみなし画素欠陥補正を行なう構成とした。この
ような構成により、事前の画素欠陥試験を行なうことな
く、また、経年変化や温度等で欠陥に位置が変ったり増
えたりしても確実に欠陥画素だけを補正する事が可能に
なる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施例を図1及び
図2を用いて説明する。図2は図1における画素欠陥補
正の一実施例を表した図である。図1の実施例と図2の
実施例はCCD撮像素子1、CDS・AGC・AD2、CCD駆動3、
1H遅延4、画素欠陥補正5、画像処理6、比較51、
2画素遅延52、周囲画素平均レベル算出53、選択5
4、欠陥判定55から構成され、CCD駆動3で駆動され
たCCD撮像素子1からの出力信号をCDS・AGC・AD2で信
号成分の抽出と信号レベル合わせを施した後デジタル信
号に変換し、6個の1H遅延で1H遅延した信号、2H遅
延した信号、3H遅延した信号、4H遅延した信号、5H
遅延した信号、6H遅延した信号を生成し、三つの画素
欠陥補正5のうち一番目の画素欠陥補正5にはCDS・AGC
・AD2の出力と2H遅延した信号及び4H遅延した信号を
入力し、二番目の画素欠陥補正5には1H遅延した信号
の出力と3H遅延した信号及び5H遅延した信号を入力
し、三番目の画素欠陥補正5には2H遅延した信号の出
力と4H遅延した信号及び6H遅延した信号を入力し、該
三つの画素欠陥補正5の出力から画像処理6で画像処理
を施し、動画像を生成している。画素欠陥補正5は入力
された3種類のそれぞれ信号に付いて2画素遅延52で
2画素遅延した信号と4画素遅延した信号を生成し、入
力も含め9種類の信号から画素欠陥を判定している。周
囲画素平均レベル算出53では該9種類の信号のうち重
心の画素を除く8種類の周囲画素の平均信号レベルを生
成し、8個の比較51では該重心の画素と8種類の周囲
画素とを比較し、欠陥判定55では該8種類の比較結果
と外部から与えられる閾値レベルとから重心画素が欠陥
であるかを判定し、判定結果が欠陥である場合はリアル
タイムで重心画素を周囲画素の平均信号レベルに選択5
4で置換している。本実施例では予め画素欠陥の位置を
記録しておく必要が無く、重心画素とその周画素から重
心画素が欠陥であるかを判定し、該判定結果に基づきリ
アルタイムで欠陥が補正され画像処理されるので、温度
や経年変化で欠陥画素の位置がずれても正しく補正がで
きる。また、予め欠陥の位置を必要としないので欠陥位
置を記憶しておくメモリや製造途中での画素欠陥の試験
を行なう必要が無い。欠陥の判定を行なう際には上下や
左右だけではなく上下左右斜め全てを見ているため解像
度劣化や誤った補正を引き起こす事が非常に少ない。本
実施例は市松の色フィルタが付いた撮像素子の例である
がRGBや補色のストライプの撮像素子の場合にも有効な
技術である。ストライプの場合は図1及び2の実施例に
おいて、三つの画素欠陥補正5のうち一番目の画素欠陥
補正5にはCDS・AGC・AD2の出力と1H遅延した信号及
び2H遅延した信号を入力し、二番目の画素欠陥補正5
には1H遅延した信号の出力と2H遅延した信号及び3H
遅延した信号を入力し、三番目の画素欠陥補正5には2
H遅延した信号の出力と3H遅延した信号及び4H遅延し
た信号を入力し、画素欠陥補正5の内部では2画素遅延
を3画素遅延に変えることにより市松の撮像素子と同等
の効果が得られる。また、撮像素子はCCDに限定される
ものではなく、例えばCMOS撮像素子であっても構わな
い。更に、本実施例の画素欠陥補正5では重心画素と同
色の8個の周囲画素から欠陥の判定を行なっているが、
上下と左右又は右上下と左上下の4画素から判定しても
同様の効果が得られる。本実施例では比較回路51では
重心画素と周囲画素とを比較して欠陥判定を行なってい
るが、欠陥判定を行なう時に使う周囲画素の平均信号レ
ベルと重心画素を比較しても同様な効果が得られる。撮
像素子の有効画素より一回り小さくした領域で欠陥判定
55を有効にすることにより撮像素子の有効画素の端の
部分での誤った欠陥判定を防止する事もできる。
【0006】本発明の第2の実施例を図3及び図4を用
いて説明する。第一の実施例と重複する部分は同一の番
号を付け説明を省略し、異なる部分に関してのみ説明す
る。本実施例では図2に示した画素欠陥補正5の他の図
4に示した画素欠陥補正7を用いて画素欠陥の判定を行
なっている。図1の一番目の画素欠陥補正5にはCDS・A
GC・AD2の出力と2H遅延した信号及び4H遅延した信号
を入力しているが本実施例では1H遅延した信号及び3H
遅延した信号を入力し、図1の二番目の画素欠陥補正5
には1H遅延した信号の出力と3H遅延した信号及び5H
遅延した信号を入力しているが本実施例ではCDS・AGC・
AD2の出力と2H遅延した信号及び4H遅延した信号を入
力し、図1の三番目の画素欠陥補正5には2H遅延した
信号の出力と4H遅延した信号及び6H遅延した信号を入
力しているが本実施例では1H遅延した信号の出力と3H
遅延した信号を入力することで1H遅延回路を削減した
例である。本実施例では1H遅延回路を削減するために
画素欠陥補正7では同色の左右と上又は左右と下の画素
から画素欠陥の判定を行なうようにしている。図3及び
図4に示した8は図3での端子と図4での端子の対応を
表したものである。本実施例は図1の実施例に対して1
H遅延回路を削減する効果があり、他の効果については
第一の実施例と同一の効果が得られる。また、第一の実
施例と同様に画素欠陥補正5及び7に信号の取り口を隣
接ラインにし、該画素欠陥補正5及び7のなかの2画素
遅延を3画素遅延にすればストラプの色フィルタの撮像
素子についても第一の実施例と同様に補正することがで
きる。
【0007】本発明の第3の実施例を図5を用いて説明
する。第一の実施例と重複する部分は同一の番号を付け
説明を省略し、異なる部分に関してのみ説明する。本実
施例ではCDS・AGC・AD2の出力に選択10を設け該CDS
・AGC・AD2の出力を1H遅延に送るかメモリ9からの出
力を1H遅延に送るかの切り換え、該選択10の出力と
該選択10の出力を1H遅延した信号と2H遅延した信号
と3H遅延した信号と4H遅延した信号とを生成し画像処
理6に送ると共に、該選択10の出力と2H遅延した信
号4H遅延した信号とを画素欠陥補正5に送り、画素欠
陥補正5で欠陥が補正された信号をメモリ9に送ってい
る。本実施例は静止画像生成に応用した例であり、撮像
素子からの出力に対して画素欠陥の補正を行なった結果
を一画面分一旦メモリに格納し、再度メモリから一画面
分のデータを読み出し、該読み出した信号と該信号を1
〜4H遅延した信号から画像処理6で静止画の映像を生
成している。本実施例は図1の実施例を静止画用に変更
した例であり第一の実施例と本質的に等しく同等の効果
が得られる。また、一度メモリに格納する事で1H遅延
回路も節約している。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、事前の画素欠陥試験を
行なうことなく、また、経年変化や温度等で欠陥に位置
が変ったり増えたりしても確実に欠陥画素だけを補正す
る事が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図
【図2】本発明の第1の実施例における補正を示す図
【図3】本発明の第2の実施例を示す図
【図4】本発明の第2の実施例における補正を示す図
【図5】本発明の第3の実施例を示す図
【符号の説明】
1・・・CCD撮像素子 2・・・CDS・AGC・AD回路 3・・・CCD駆動 4・・・1H遅延 5・・・画素欠陥補正 6・・・画像処理 7・・・画素欠陥補正 8・・・画素欠陥補正入力端子 9・・・メモリ 10・・・選択 51・・・比較 52・・・2画素遅延 53・・・周囲画素平均レベル算出 54・・・選択 55・・・欠陥判定
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C021 PA52 PA76 PA78 SA22 SA25 YA06 5C024 CX21 GY01 HX14 HX21 HX29 HX58 5C066 AA01 CA08 KD01 KE05 KE07 KM02 KP05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像素子と、該撮像素子から出力された信
    号に処理加工を施す画像処理手段と有する撮像装置にお
    いて、 該画像処理手段は、画像処理の重心となる画素の信号レ
    ベルと該重心画素の周囲で少なくとも3画素以上の周囲
    画素の信号レベルを得る手段と、 該重心画素の信号レベルと該周囲画素の信号レベルとを
    比較する比較手段とを有し、該比較手段の結果により撮
    像素子の画素欠陥をリアルタイムに補正することを特徴
    とする撮像装置。
  2. 【請求項2】撮像素子と、該撮像素子から出力された信
    号に処理加工を施して動画像を得る動画像処理手段と、
    該撮像素子から出力された信号を遅延する遅延手段とを
    有する撮像装置において、動画像処理手段は、画像処理
    処理の重心となる画素の信号レベルと該重心画素の周囲
    で少なくとも3画素以上の周囲画素の信号レベルとを得
    る手段と、該重心画素の信号レベルと該周囲画素の信号
    レベルとを比較する比較手段と、該比較結果から画素欠
    陥であることを判断する判断手段と、該判断手段により
    該重心画素が欠陥画素であると判断されたときに、該重
    心画素の信号レベルを変える手段とを有することを特徴
    とする撮像装置。
  3. 【請求項3】撮像素子と、該撮像素子からの出力信号あ
    るいは該撮像素子からの出力信号を記憶した記憶手段か
    らの出力の信号を遅延する遅延手段と、該撮像素子から
    の信号に処理加工を施し静止画画像を得る静止画画像処
    理手段を有する撮像装置において、 該静止画画像処理手段は、画像処理の重心となる重心画
    素の信号レベルと該重心画素の周囲で少なくとも3画素
    以上の周囲画素の信号レベルとを得る手段と、該重心画
    素の信号レベルと該周囲画素の信号レベルとを比較する
    比較手段と、該比較結果から該重心画素が画素欠陥であ
    ることを判断する判断手段と、該判断手段により該重心
    画素が画素欠陥であるときに、該重心画素の信号レベル
    を変える手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮
    像装置において、前記比較手段は、前記重心画素の信号
    レベルと前記周囲画素の平均の信号レベルとの差を比較
    することを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮
    像装置において、前記判断手段は、前記比較手段の比較
    結果と予め設定された閾値レベルとのズレ量から判断す
    ることを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮
    像装置において、前記周囲画素は重心画素に対して上と
    左右の同色3画素である事を特徴とする撮像装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮
    像装置において、前記周囲画素は重心画素に対して下と
    左右の同色3画素である事を特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮
    像装置において、前記判断手段は対象となる画素領域が
    指定できる事を特徴とする撮像装置。
  9. 【請求項9】請求項2乃至5のいずれか1項に記載の撮
    像装置において、前記遅延手段は、前記動画像処理手段
    または前記静止画画像処理手段の信号処理で用いられる
    信号遅延手段と共用されていることを特徴とする撮像装
    置。
JP2001125225A 2001-04-24 2001-04-24 撮像装置 Pending JP2002320145A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001125225A JP2002320145A (ja) 2001-04-24 2001-04-24 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001125225A JP2002320145A (ja) 2001-04-24 2001-04-24 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002320145A true JP2002320145A (ja) 2002-10-31

Family

ID=18974482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001125225A Pending JP2002320145A (ja) 2001-04-24 2001-04-24 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002320145A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3984936B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
US8160381B2 (en) Method and apparatus for image noise reduction using noise models
US8571346B2 (en) Methods and devices for defective pixel detection
US7133072B2 (en) Image processing apparatus having an image correction circuit and its processing method
JP4742652B2 (ja) 撮像装置
JP5337049B2 (ja) デジタル画像内の位置に依存するノイズの低減
JP2006013988A (ja) イメージセンサ
JP2000285229A (ja) ディジタルイメージャのための不良画素フィルタリング
JP2002010108A (ja) 画像信号処理装置および画像信号処理方法
JP3717725B2 (ja) 画素欠陥検出方法及び画像処理装置
US7796806B2 (en) Removing singlet and couplet defects from images
JP4059686B2 (ja) 白点故障補完回路及びこの白点故障補完回路を用いたイメージセンサ
JP4591046B2 (ja) 欠陥検出補正回路及び欠陥検出補正方法
JP2005101829A (ja) 信号処理装置
JP2000059799A (ja) 画素欠陥補正装置及び画素欠陥補正方法
US20050030412A1 (en) Image correction processing method and image capture system using the same
JP3884952B2 (ja) 撮像装置
JP4288954B2 (ja) 欠陥検出回路及び欠陥検出方法
JP4057216B2 (ja) 固体撮像装置および画素欠陥検出方法
JP2010068329A (ja) 撮像装置
JP2010258620A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP4252045B2 (ja) 画素欠陥補正方法
JP2002320145A (ja) 撮像装置
JP2000101924A (ja) 画像入力装置における欠陥検出補正装置
JP2004064512A (ja) 欠陥画素の検出方法および装置、並びに撮像装置