JP2002320016A - 携帯通信端末 - Google Patents

携帯通信端末

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JP2002320016A
JP2002320016A JP2001126569A JP2001126569A JP2002320016A JP 2002320016 A JP2002320016 A JP 2002320016A JP 2001126569 A JP2001126569 A JP 2001126569A JP 2001126569 A JP2001126569 A JP 2001126569A JP 2002320016 A JP2002320016 A JP 2002320016A
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Yuji Tsunoda
裕次 角田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両手で操作する際の操作性を向上させた携帯
通信端末を提供する。 【解決手段】 携帯電話機1の各部の制御を行う制御部
と、使用者が制御部に種々の指示を行う第一、第二の入
力部161、162(第一、第二の入力手段)と、表示
部17とを設ける。略長方形平版形状の電話機本体2の
長手方向の一端側にスピーカ18を設け、他端側にはマ
イク19を設ける。電話機本体2に、スピーカ18とマ
イク19の並び方向(長手方向)に沿って、マイク19
側から順に、第一の入力部161、表示部17、第二の
入力部162を設ける。制御部を、表示部17に対し、
表示内容の上下方向が電話機本体2の長手方向に略平行
となるようにして表示させる縦方向表示モードと、表示
部17に対し、表示内容をその上下方向が電話機本体2
の長手方向に略直交するようにして表示させる横方向表
示モードとを切り換える構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機やPH
S(登録商標)等の携帯通信端末に係り、特に、通信機
能の他にアプリケーションの付加機能を有する携帯通信
端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機は電話機としての利用
形態から総合情報ツールとしての進化を遂げており、メ
ール機能やゲーム機能などのアプリケーション機能を有
している。携帯電話機は、電話機本体にスピーカとマイ
クとが設けられており、電話機として使用した際にスピ
ーカとマイクとがそれぞれ使用者の耳と口の近傍に位置
するように、これらは所定距離離間して設けられた構成
とされている。また、携帯電話機には、携帯性を向上さ
せるためにより一層の小型・軽量化が求められているの
で、電話機本体は、スピーカとマイクとの間の距離は確
保しつつ、スピーカとマイクの並び方向(長手方向とす
る)、幅方向、厚み方向の寸法は最低限に抑えられてい
る。すなわち、電話機本体は、長手方向の一端側にスピ
ーカが設けられ、他端側にマイクが設けられた構成とさ
れている。
【0003】さらに、電話機本体においてスピーカとマ
イクとの間には、そのスピーカ側の位置に各種情報を表
示するための液晶表示装置等の表示部が設けられてい
る。表示部よりもマイク側の位置には、使用者が種々の
指示を行うための入力手段が設けられている。ここで、
表示部の表示内容の表示方向は、スピーカ側が上、マイ
ク側が下とされている。この携帯電話機を使用するにあ
たって、携帯電話機を電話機として使用して電話番号を
入力する場合はもちろん、メール機能やゲーム機能等の
アプリケーション機能を使用する場合には、使用者は電
話機本体をマイク側の端部が手前側、スピーカ側の端部
が奥側に位置する向きにして(この向きを縦向きとす
る)マイク側の端部近傍を片方の手で保持し、表示部の
表示を確認しながら、電話機本体を保持している手の親
指で入力手段を操作することが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯電話機は入
力手段の操作を片手で行うことができるという点は長所
であるが、使用者の両手が空いている場合には当然なが
ら両手で操作する方が効率が良い。また、ゲームを行う
際には、片手で操作を行うことは困難である場合が多
い。一般に広く普及している家庭用ゲーム機や携帯用ゲ
ーム機等に用いられるコントローラは、両手でコントロ
ーラを保持して、両手の親指でコントローラの操作キー
を操作するものが一般的であるが、従来の携帯電話機
は、電話機本体の形状及び入力手段の配置は電話機とし
て使用した際の利便性、及び片手で操作する際の操作性
を考慮して設定されており、これらは両手で操作しやす
いようには構成されていなかった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、入力手段を両手で操作する際の操作性を向上させた
携帯通信端末を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる携帯通信端末は、端末本体に通話用
のスピーカとマイクとが設けられ、各種情報を表示する
表示手段と、通話時と通話時以外の動作時とで異なる指
示を行う第一、第二の入力手段と、前記表示手段の表示
を制御する制御手段とを有し、前記端末本体には、前記
スピーカと前記マイクの並び方向に沿って、前記第一の
入力手段、前記表示手段、前記第二の入力手段がこの順
に設けられ、前記制御手段は、前記表示手段に対し、表
示内容をその上下方向が前記並び方向に略平行となるよ
うにして表示させる縦方向表示モードと、前記表示手段
に対し、表示内容をその上下方向が前記並び方向に略直
交するようにして表示させる横方向表示モードとを切り
換えることを特徴としている。このように構成される携
帯通信端末においては、端末本体には、スピーカとマイ
クの並び方向に沿って、第一の入力手段、表示手段、第
二の入力手段がこの順に設けられており、表示手段の表
示内容の表示方向は制御手段によって縦方向と横方向と
に切り換えることが可能である。これにより、制御手段
を縦方向表示モードに切り換えて、端末本体を前記並び
方向が縦向きとなるようにした状態で端末本体の前記並
び方向の一端を片手で保持することで、従来の携帯通信
端末と同様にして片手による第一または第二の入力手段
の操作が可能である。さらに、制御手段を横方向表示モ
ードに切り換えて、端末本体を縦向きの状態から時計回
りもしくは反時計回りに約90°回転させて横向きと
し、端末本体の前記並び方向の一端側を一方の手で保持
し他端側を他方の手で保持することで、表示手段の表示
内容を使用者に対して適切な向きに表示させた状態で第
一及び第二の入力手段を両手で操作することが可能とな
る。この状態では、家庭用ゲーム機や携帯用ゲーム機等
に用いられるコントローラに近い感覚で、携帯通信端末
を操作することができる。
【0007】また、この携帯通信端末において、制御手
段は、縦方向表示モードと横方向表示モードとで第一、
第二の入力手段の機能を変更する制御を行う構成として
もよい。この場合には、例えば縦方向表示モードでは第
一、第二の入力手段に従来の携帯通信端末と同様に縦向
きにした状態で片手で操作するのに適した機能を持た
せ、また横方向表示モードでは横向きにした状態で両手
で操作するのに適した機能を持たせることができる。
【0008】また、この携帯通信端末において、第一、
第二の入力手段のうち少なくとも一方に方向キーが設け
られていてもよい。ここで、方向キーは、例えば表示手
段の表示上においてカーソルや選択領域等を少なくとも
直交する2方向に進退させる機能を有するものである。
この場合には、方向キーを操作することで、独立した操
作キーを操作する場合に比べて例えば表示手段の表示上
でカーソルや選択領域等を複数方向に進退させる際の操
作性が向上する。
【0009】また、この携帯通信端末において、スピー
カとマイクは、それぞれ端末本体の対向する端部にそれ
ぞれ離間して設けられていてもよい。この場合には、ス
ピーカとマイクとの間の距離を確保して電話機として使
用する際の機能性を維持しつつ、端末本体においてスピ
ーカとマイクの並び方向の寸法を最低限に抑えることが
できる。
【0010】また、この携帯通信端末は、方向キーにス
ピーカまたはマイクが設けられた構成としてもよい。こ
の場合には、方向キーと、スピーカまたはマイクとを別
々の位置に設けた場合に比べてこれらを設置するのに要
するスペースを節約することができ、より端末本体を小
型化することができる。
【0011】また、この携帯通信端末は、端末本体のう
ち、前記並び方向に沿う端面に、少なくとも通話時以外
の動作時に所定の指示を行う第三、第四の入力手段がそ
れぞれ前記並び方向に離間して設けられ、これら第三、
第四の入力手段は、前記端末本体のうち、前記並び方向
に略直交する方向に沿う端面から1〜3cmの距離に位
置して設けられている構成としてもよい。この場合に
は、使用者は、端末本体を横向きにした状態で両手で操
作する際に、例えば第一、第二の入力手段を両手の親指
で操作し、さらに人差し指によって第三、第四の入力手
段を操作することができ、操作の自由度が向上する。こ
こで、第三、第四の入力手段が、端末本体の並び方向に
略直交する方向に沿う端面に対して1cmよりも近い位
置に設けられている場合には、これら第三、第四の入力
手段が並び方向の端面に近すぎて操作が困難となり、ま
た3cmよりも離間している場合には、指が届きにくく
なって操作が困難となるので、第三、第四の入力手段
は、端末本体のうち、前記並び方向に略直交する方向に
沿う端面から1〜3cmの距離に位置して設けることが
好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る携帯通信端末
の一実施形態を、図1から図5を用いて説明する。本実
施の形態では、携帯通信端末として、無線通信回線を利
用した電話機としての機能の他、メール機能やゲーム機
能などのアプリケーション機能を有する携帯電話機1を
例にとって説明する。ここで、図1は携帯電話機1の電
気的構成を示すブロック図であり、図2は携帯電話機1
の形状を示す斜視図、図3は携帯電話機1の使用時の様
子を示す正面図、図4、図5は携帯電話機1の動作を示
すフローチャートである。
【0013】まず、携帯電話機1の内部構成をブロック
図1を参照して説明する。図1において、携帯電話機1
は、無線通信のためのアンテナ10と、無線通信に係る
処理を行う無線処理部11と、各部の制御を行う制御部
12と、種々のデータが一時的に格納される内部記憶装
置13と、使用者が制御部12に種々の指示を行うため
の第一〜第四の入力部161〜164と、液晶表示装置
等からなる表示部17と、音声を出力するスピーカ18
と、音声を受け取るマイク19とを有している。
【0014】無線処理部11は、アンテナ10を介して
受信する信号の復調を行い、外部に送信する信号を変調
してアンテナ10を介して送信するものである。制御部
12は、CPU(中央処理装置)121、種々のプログ
ラムが格納されているROM(Read Only Memory)1
22、データが一時的に格納されるRAM(Random Acc
ess Memory)123から構成されている。CPU121
は、ROM122、RAM123、もしくは内部記憶装
置13に格納されている種々のプログラムを実行するこ
とにより、電話機としての動作や各種アプリケーション
の動作等の各種処理を行う。この処理には、表示部17
の表示を制御してその表示内容の表示方向を切り換える
処理も含まれている。ここで、CPU121が処理する
プログラムは、予めROM122に格納されているプロ
グラムの他、ネットワークを介してダウンロードするな
どしてRAM123または内部記憶装置13内に格納さ
れたプログラムも含まれる。また、RAM123または
内部記憶装置13には、動作中のアプリケーションの一
時点における処理状態の情報(各種の設定事項の情報も
含む)を格納することができるようになっており、この
情報をもとにして格納した処理状態からアプリケーショ
ンの動作を再開することができるようになっている。
【0015】第一〜第四の入力部161〜164は、そ
れぞれ本発明の第一〜第四の入力手段に相当するもので
ある。図2に示すように、これら入力部は、数字キー1
66の他、通話を開始する際に使用する開始キー(発呼
キーを兼用)、通話を終了する際に使用する終了キー、
電源キー、及び方向キー等の各種機能キー167等の操
作キーから構成されている。ここで、方向キーは、例え
ば表示部17の表示上においてカーソルや選択領域等を
少なくとも上下左右方向に進退させる機能を有するもの
である。これら各操作キーの機能の割り当ては制御部1
2によって制御されており、各操作キーの機能は機能の
停止を含めて任意の機能に変更することができるように
なっている。そして、これら操作キーは、通話時には電
話機としての使用に適した機能に変更され、通話時以外
の動作時にはその動作に適した機能に変更される。
【0016】次に、携帯電話機1の形状からみた構成を
説明する。図2に示すように、携帯電話機1の電話機本
体2は、略長方形状をなす一面(正面2aとする)と、
正面2aに隣接しかつ互いに略直交する四つの端面と、
正面2aに対向する図示せぬ背面とを有する略長方形平
版形状をなしている。正面2aにおいて、長手方向の一
端側にはスピーカ18が設けられ、他端側にはマイク1
9が設けられ、スピーカ18とマイク19との間には、
スピーカ18側に位置して表示部17が設けられてい
る。このように、この携帯電話機1は、上記のようにス
ピーカ18とマイク19との間の距離を確保して電話機
として使用した際の機能性を保ちつつ、電話機本体2の
長手方向の寸法を最低限に抑えている。また、電話機本
体2においてスピーカ18側の端面(第一の端面2bと
する)にはアンテナ10が設けられている。このアンテ
ナ10の位置は任意であって、携帯電話機1の操作に支
障のない位置に設けられる。
【0017】さらに、電話機本体2の正面2aには、ス
ピーカ18とマイク19の並び方向、すなわち長手方向
に沿って、マイク19側から順に、第一の入力部16
1、表示部17、第二の入力部162が設けられてい
る。本実施の形態では、第一の入力部161は、従来の
携帯電話機に設けられる入力手段と同様、数字キー16
6と、略円板形状をなす第一の方向キー168を含む各
種機能キー167とを有しており、第二の入力部162
は、略十字形状をなす第二の方向キー169を有してい
る。ここで、スピーカ18は、第二の方向キー169の
真中に位置して設けられており、これらの設置スペース
の節約が図られている。また、電話機本体2において、
正面2a側からみて第一の端面2bに対して時計回り方
向に隣接する第二の端面2cには、第三、第四の入力部
163、164をなす機能キー167が、それぞれ長手
方向に離間して設けられている。第三の入力部163
は、第一の端面2b側の縁部から1〜3cmの距離に位
置して設けられており、第四の入力部164は、第一の
端面2bに対向する第三の端面2dから1〜3cmの距
離に位置して設けられている。
【0018】この携帯電話機1は、第一〜第四の入力部
161〜164として設けられる各種操作キーの操作に
より各種動作モードが設定できるようになっている。こ
の動作モードには、表示部17の表示内容をその上下方
向が電話機本体2の長手方向に略平行となるようにして
表示させる縦方向表示モードと、表示内容をその上下方
向が電話機本体2の長手方向に略直交するようにして表
示させる横方向表示モードとが含まれている。本実施の
形態では、縦方向表示モード時には、表示部17の表示
内容はスピーカ18側が上、マイク19側が下となるよ
うに表示され、横方向表示モード時には、表示部17の
表示内容は電話機本体2の第二の端面2c側が上、第二
の端面2cに対向する第四の端面2e側が下となるよう
に表示される。
【0019】この表示モードの切換えは、例えば表示部
17に表示したメニュー表示上で表示モードを選択する
か、あるいは操作キーのうち特定の機能を有する機能キ
ー167を操作して、制御部12に表示モードの切換を
指示することによって行うことができるようになってい
る。ここで、表示モードの切換操作は、この例に限らな
いことはもちろんである。また、このように制御部12
に直接表示モードの切換を指示するほかに、例えば制御
部12が横方向表示モードで使用するよう設定されたア
プリケーションを実行する指示を受けたことを条件とし
て自動的に横方向表示モードに切り替わる構成としても
よい。なお、携帯電話機1は、電源が投入された直後は
縦方向表示モードが選択されるようになっている。
【0020】さらに、この携帯電話機1では、表示モー
ドの切換えに伴って、各操作キーの機能が選択した表示
モードでの操作に適した機能に自動的に変更されるよう
になっており、縦方向表示モードでは操作キーは従来の
携帯通信端末と同様に片手で操作するのに適した機能が
割り当てられ、横方向表示モードでは操作キーに両手で
操作するのに適した機能が割り当てられる。ここで、縦
方向表示モードでは電話機本体2を片手で保持すること
が想定されるので、電話機本体2の第二の端面2cに設
けられた第三、第四の入力部163、164をなす機能
キー167は、誤操作を防ぐために機能が停止されるよ
うにしてもよい。また、縦方向表示モードでは電話機と
して使用する場合があるので、スピーカ18を耳に当て
た際にスピーカ18側に設けられた第二の入力部162
をなす第二の方向キー169を誤操作してしまうことの
ないように、その機能が停止されるようにしてもよい。
【0021】このように構成される携帯電話機1を使用
する際は、使用者は、縦方向表示モード時には従来の携
帯電話機と同様にマイク19が設けられる側を手前にし
て(電話機本体2を縦向きにして)、マイク19側の端
部を片手で保持した状態で使用する。この状態では、電
話機本体2を保持する手の親指で、電話機本体2の正面
2aにおいて表示部17とマイク19との間に設けられ
た第一の入力部161を操作することが可能である。
【0022】そして、横方向表示モード時には、使用者
は、電話機本体2を縦向きの状態から反時計回りに約9
0°回転させて、第四の端面2eが手前側、第二の端面
2cが奥側になるように横向きにし、左手で電話機本体
2のスピーカ18側を保持し、右手でマイク19側を保
持した状態で使用する。この状態では、左手の親指で電
話機本体2の正面2aにおいて表示部17のスピーカ1
8側に設けられた第二の方向キー169(第二の入力部
162)を操作することが可能となり、右手の親指で表
示部17とマイク19との間に設けられた第一の入力部
161を操作することが可能となる。また、この状態で
は、使用者の左手の人差し指は第二の端面2cのスピー
カ18側に位置し、右手の人差し指は第二の端面2cの
マイク19側に位置することとなるので、使用者は、左
手の人差し指で第二の端面2cのスピーカ18側に設け
られた機能キー167(第三の入力部163)を操作す
ることが可能であり、右手の人差し指で第二の端面2c
のマイク19側に設けられた機能キー167(第四の入
力部164)を操作することが可能である。
【0023】ここで、第三の入力部163が、第一の端
面2bに対して1cmよりも近い位置に設けられている
場合には、第三の入力部163が第一の端面2bに近す
ぎて左手の人差し指による操作が困難となり、また3c
mよりも離間している場合には、人差し指が届きにくく
なって操作が困難となる。このため、第三の入力部16
3は、第一の端面2bから1〜3cmの距離に位置して
設けることが好ましい。同様に、第四の入力部164
は、右手の人差し指による操作性が容易となるように、
第三の端面2dから1〜3cmの距離に位置して設ける
ことが好ましい。
【0024】このように構成される携帯電話機1の動作
を図4から図5に記載のフローチャートを参照して説明
する。図4は、表示部17の表示方向を縦方向表示モー
ドから横方向表示モードに切り換える際の動作を示して
いる。図4において、携帯電話機1の電源を投入したの
ち、第一〜第四の入力部161〜164として設けられ
る操作キーの操作により、まずメニュー画面を表示する
(ステップ100)。次いで、横方向表示モードのメニ
ューが選択されたか否かが判定され(ステップ10
1)、横方向表示モードが選択された場合には、横方向
表示モードが設定されたか否かが判定される(ステップ
102)。表示モードの設定は、前述したように表示部
17に表示したメニュー表示上で表示モードをキー操作
により選択するか、あるいは特定の機能を有する機能キ
ー167を操作することにより設定される。ここで、上
記のように直接表示モードの設定操作を行う以外にも、
例えば横方向表示モードを前提として使用されるアプリ
ケーションを選択、実行する際に、横方向表示モードが
設定されるようにしてもよい。また、この場合には、ア
プリケーションの終了に伴って縦方向表示モードが設定
されるようにしてもよい。
【0025】ステップ102で、横方向表示モードが設
定されていると判定された場合には、ステップ103で
表示モードが横方向表示モードに切換えられるととも
に、第一〜第四の入力部161〜164の操作キーの機
能が両手で操作するのに適した機能に変更される。ま
た、ステップ101で横方向表示モードのメニューが選
択されていないと判定された場合には、他の処理を実行
し(ステップ104)、その後、この処理の実行を終了
する。さらに、ステップ102で横方向表示モードが設
定されていない場合には、縦方向表示モードを継続する
(ステップ105)。
【0026】ここで、縦方向表示モードから横方向表示
モードへの切り換えは、上記のステップ100に立ち戻
り、表示モードの設定段階で縦方向表示モードを選択、
設定することで行われる。そして、この表示モードの切
換に伴って、第一〜第四の入力部161〜164の操作
キーの機能も片手で操作するのに適した機能に変更され
る。
【0027】次に、携帯電話機1に付属機能として用意
されたメール機能、ゲーム機能等のアプリケーションの
使用時における携帯電話機1の動作を図5のフローチャ
ートに示す。図5において、まず第一〜第四の入力部1
61〜164の所定のキー操作により、メニュー画面の
表示が行われ(ステップ200)、次いで、使用者によ
りメニューから実行するアプリケーションが選択、指定
される(ステップ201)。この結果、使用者により指
定されたアプリケーションのプログラムがROM12
2、RAM123、もしくは内部記憶装置13から読み
出され、このプログラムがCPU121によって実行さ
れる(ステップ202)。
【0028】そして、アプリケーションの動作中に着呼
信号を受信すると(ステップ203)、予め設定されて
いる着信音をスピーカ18から出力するか、または着信
メロディ用の楽曲データをROM122、RAM12
3、もしくは内部記憶装置13から読み出してCPU1
21により再生してスピーカ18から出力することによ
って使用者に着信を報知するか、または図示せぬバイブ
レータを駆動することにより使用者に着信を報知する。
さらに、この着信の報知と前後して着信時におけるアプ
リケーションの処理状態の情報(各種の設定事項の情報
も含む)がRAM123または内部記憶装置13に格納
されて(ステップ204)、その後アプリケーションが
終了または一時休止状態とされて、着信可能な状態に移
行する(ステップ205)。
【0029】次いで、使用者が開始キーを操作すること
により通話相手と通話を行い(ステップ206)、終話
が検出されると(ステップ207)、切断処理が行われ
る(ステップ208)。そして、切断処理が行われた後
にメニュー選択によって復帰モードを選択するか、また
は切断処理が行われた時点で自動的に処理が行われるこ
とによって、アプリケーションが着信時の状態に復帰さ
せられて(ステップ209)、着信時の状態から引き続
きアプリケーションの処理が再開される。これにより、
アプリケーションの使用中に着信した場合にはアプリケ
ーションの処理を一時中断して通話することが可能とな
り、かつ通話終了後には再びアプリケーションの処理を
着信時の状態から再開することができる。
【0030】このように構成される携帯電話機1によれ
ば、制御部12を縦方向表示モードとして電話機本体2
を縦向きにすることで、従来の携帯電話機と同様に片手
による第一の入力部161の操作が可能であり、さら
に、制御部12を横方向表示モードとして電話機本体2
を横向きにすることで、表示部17の表示内容を使用者
に対して適切な向きに表示させた状態で、表示部17に
対して電話機本体2の長手方向の両側に位置して設けら
れた第一、第二の入力部161、162及び第三、第四
の入力部163、164を両手で操作することが可能と
なり、操作性及び入力効率を著しく向上させることがで
きる。また、この状態では、家庭用ゲーム機や携帯用ゲ
ーム機等に用いられるコントローラに近い感覚で、携帯
通信端末を操作することができる。
【0031】さらに、この携帯電話機1においては、縦
方向表示モードにある場合と横方向表示モードにある場
合とで第一〜第四の入力部161〜164の操作キーの
機能が変更されるので、縦方向表示モードでは従来の携
帯通信端末と同様に片手で操作するのに適した機能を持
たせ、また横方向表示モードでは両手で操作するのに適
した機能を持たせて、それぞれの状態における第一〜第
四の入力部161〜164の操作性を向上させることが
できる。
【0032】なお、上記実施の形態では、第二の入力部
162として、電話機本体2の正面2aに第二の方向キ
ー169を設けた例を示したが、これに限られることな
く、第二の入力部162としては、表示部17に対して
スピーカ18側に操作キーが一つ以上設けられていれば
よく、この操作キーの機能、配置、形状及び個数は任意
である。同様に、第三、第四の入力部163、164の
操作キーの機能、配置、形状及び個数も任意である。
【0033】また、上記実施の形態では、横方向表示モ
ード時における表示部17の表示内容は、電話機本体2
の第二の端面2c側が上、第四の端面2e側が下となる
ように表示される例を示したが、これに限られることな
く、例えば横方向表示モード時における表示部17の表
示内容は、電話機本体2の第四の端面2e側が上、第二
の端面2c側が下となるように表示させてもよい。この
場合、図6の正面図に示すように、上記実施の形態で第
二の端面2c側に設けていた第三、第四の入力部16
3、164は、第四の端面2e側に設けられることとな
る。ただし、第三の入力部163は、第四の端面2eに
おいて第三の端面2d側、第四の入力部164は第四の
端面2eにおいて第一の端面2b側に設けられることと
なる。このように、横方向表示モード時において電話機
本体2を表示部17の表示方向が使用者に対して適切な
向きとなるように位置させた場合に、使用者の左手側に
第一の入力部161及び第三の入力部163が位置し、
右手側に第二の入力部162及び第四の入力部164が
位置する。このことから、横方向表示モード時における
表示部17の表示内容を第二の端面2c側と第四の端面
2e側のいずれの側を上にして表示させるかによって、
操作キーの配置が変わることとなるので、横方向表示モ
ード時の表示部17の表示内容の表示方向を選択するこ
とができるようにして、使用者の好みに応じて操作キー
の配置を変えることができるようにしてもよい。この場
合、第三、第四の入力部163、164は、第二、第四
の端面2c、2eの両方に設けてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る携帯
通信端末によれば、制御手段を縦方向表示モードとして
端末本体を縦向きとすることで従来の携帯電話機と同様
に片手による第一または第二の入力手段の操作を可能に
しながら、制御手段を横方向表示モードとして端末本体
を横向きとすることで表示手段の表示内容を使用者に対
して適切な向きに表示させた状態で、第一及び第二の入
力手段を両手で操作することが可能となる。これによ
り、両手の指で操作キーを操作することができるので、
携帯通信端末の操作性及び入力効率を著しく向上させる
ことができる。さらに、端末本体を横向きとした状態に
おける第一、第二の入力手段の配置は、一般に広く普及
している家庭用ゲーム機や携帯用ゲーム機等に用いられ
るコントローラに近い配置であるので、家庭用ゲーム機
や携帯用ゲーム機等に用いられるコントローラに近い感
覚で、携帯通信端末を操作することができる。
【0035】また、制御手段を、縦方向表示モードにあ
る場合と横方向表示モードにある場合とで第一、第二の
入力手段の機能を変更する制御を行う構成とすること
で、例えば縦方向表示モードでは第一、第二の入力手段
に従来の携帯通信端末と同様に片手で操作するのに適し
た機能を持たせ、また横方向表示モードでは両手で操作
するのに適した機能を持たせて、それぞれの状態におけ
る第一、第二の入力手段の操作性を向上させることがで
きる。
【0036】また、この携帯通信端末において、第一、
第二の入力手段のうち少なくとも一方に方向キーを設け
ることで、独立した操作キーを操作する場合に比べて例
えば表示手段の表示上でカーソルや選択領域等を複数方
向に進退させる際の操作性を向上させることができる。
【0037】また、この携帯通信端末において、スピー
カとマイクを、端末本体の対向する端部にそれぞれ離間
させて設けることで、スピーカとマイクとの間の距離を
確保して電話機として使用する際の機能性を保ちつつ、
端末本体のスピーカとマイクの並び方向の寸法を最低限
に抑えることができる。
【0038】また、この携帯通信端末を、端末本体にお
いて方向キーにスピーカまたはマイクを設けた構成とす
ることで、方向キーと、スピーカまたはマイクとを別々
の位置に設けた場合に比べてこれらを設置するのに要す
るスペースを節約することができるので、より端末本体
を小型化することができる。
【0039】また、この携帯通信端末において、端末本
体のうち、前記並び方向に沿う端面に第三、第四の入力
手段をそれぞれ前記並び方向に離間して設けることで、
使用者が端末本体を横向きにした状態で両手で操作する
際に、例えば第一、第二の入力手段を両手の親指で操作
し、さらに人差し指によって第三、第四の入力手段を操
作することができ、操作の自由度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における携帯電話機(携
帯通信端末)の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態における携帯電話機の形
状を示す斜視図である。
【図3】 本発明の一実施形態における携帯電話機の使
用時の様子を示す正面図である。
【図4】 本発明の一実施形態における携帯電話機の動
作を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の一実施形態における携帯電話機の動
作を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の一実施形態における携帯電話機の他
の形状例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機(携帯通信端末) 2 電話機本体
(端末本体) 12 制御部(制御手段) 17 表示部
(表示手段) 18 スピーカ 19 マイク 161 第一の入力部(第一の入力手段) 162 第二の入力部(第二の入力手段) 163 第三の入力部(第三の入力手段) 164 第四の入力部(第四の入力手段) 168 第一の方向キー 169 第二の
方向キー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末本体に通話用のスピーカとマイクと
    が設けられ、 各種情報を表示する表示手段と、通話時と通話時以外の
    動作時とで異なる指示を行う第一、第二の入力手段と、
    前記表示手段の表示を制御する制御手段とを有し、 前記端末本体には、前記スピーカと前記マイクの並び方
    向に沿って、前記第一の入力手段、前記表示手段、前記
    第二の入力手段がこの順に設けられ、 前記制御手段は、前記表示手段に対し、表示内容をその
    上下方向が前記並び方向に略平行となるようにして表示
    させる縦方向表示モードと、前記表示手段に対し、表示
    内容をその上下方向が前記並び方向に略直交するように
    して表示させる横方向表示モードとを切り換えることを
    特徴とする携帯通信端末。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記縦方向表示モード
    と前記横方向表示モードとで前記第一、第二の入力手段
    の機能を変更する制御を行うことを特徴とする請求項1
    記載の携帯通信端末。
  3. 【請求項3】 前記第一、第二の入力手段のうち少なく
    とも一方には方向キーが設けられていることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の携帯通信端末。
  4. 【請求項4】 前記スピーカと前記マイクは、前記端末
    本体の対向する端部にそれぞれ離間して設けられている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の携
    帯通信端末。
  5. 【請求項5】 前記方向キーには前記スピーカまたは前
    記マイクが設けられていることを特徴とする請求項3ま
    たは4に記載の携帯通信端末。
  6. 【請求項6】 前記端末本体のうち、前記並び方向に沿
    う端面には、少なくとも通話時以外の動作時に所定の指
    示を行う第三、第四の入力手段がそれぞれ前記並び方向
    に離間して設けられ、 これら第三、第四の入力手段は、前記端末本体のうち、
    前記並び方向に略直交する方向に沿う端面から1〜3c
    mの距離に位置して設けられていることを特徴とする請
    求項1から5のいずれかに記載の携帯通信端末。
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