JP2002318769A - 通信システム及び通信装置 - Google Patents

通信システム及び通信装置

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JP2002318769A
JP2002318769A JP2001121359A JP2001121359A JP2002318769A JP 2002318769 A JP2002318769 A JP 2002318769A JP 2001121359 A JP2001121359 A JP 2001121359A JP 2001121359 A JP2001121359 A JP 2001121359A JP 2002318769 A JP2002318769 A JP 2002318769A
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Yoshifumi Tanimoto
好史 谷本
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送達確認の電子メールを受信した時の処理を
効率よく行うことができる通信システムと、その通信シ
ステムで用いる通信装置を提供する。 【解決手段】 送信側装置1からMDNによる送達確認
要求付き電子メールを受信側装置2に送信すると、受信
側装置2でこの電子メールを受け取り、送達確認の電子
メールを返送する。このとき受信側装置2では、送達確
認の電子メールのヘッダ部の特定の項目に送達確認のメ
ッセージを含めておく。送達確認の電子メールを受け取
った送信側装置1では、ヘッダ部の特定項目からメッセ
ージを抽出し、例えば記録部13から記録出力する。こ
れによって送達確認の電子メールの本体部を解析する等
の処理を行わずに効率的に送達結果をユーザに提示でき
る。またユーザは単純なメッセージとして送達確認が提
示されるので、一見して結果を理解することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信側装置と受信
側装置との間で電子メールを転送する通信システム及び
その通信システムで用いられる通信装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】インターネット等のネットワークを利用
して電子メールを転送する通信システムにおいては、そ
の電子メールが相手先へ届いたか否かを確認するため、
DSN(デリバリ・ステータス・ノーティフィケーショ
ン)あるいはMDN(メッセージ・ディスポジション・
ノーティフィケーション)等によって、送信側装置から
の電子メールの送信時に送達確認を要求することができ
る。このうちMDNでは、電子メールの宛先である受信
側装置が電子メールを受信すると、送達確認要求時に指
示された送り先に対して、受信した電子メールに対する
送達確認の電子メールを送信する。
【0003】図5は、送達確認の電子メールの一例の説
明図である。電子メールは一般にヘッダ部と本体部から
構成される。送達確認の電子メールでは、ヘッダ部の件
名(Subject)欄に“Disposition
Notification”と記載されている。また、
本体部は図中の〜で示す3つの部分から構成され
る。の部分は、送達時の処理結果を人間が見て分かる
文章で記述する部分である。の部分は、送達時の処理
結果が所定のフォーマットで記述される部分である。
の部分には、受け取った電子メールのヘッダ部あるいは
ヘッダ部及び本体部が挿入される。
【0004】このような送達確認の電子メールを受信し
た装置(例えば送信側装置)では、送達確認の電子メー
ルのヘッダ部から、受け取った電子メールが送達確認の
電子メールであることを認識し、さらに本体部から送達
時の処理結果をユーザに提示する処理を行っている。例
えば送達確認の電子メールをそのままユーザに提示する
こともできるが、ユーザにとって不要な情報が多い。そ
のため、一見して送達されたか否かを知ることができな
い。また、例えば用紙に記録出力すると、送達されたか
否かを知るためだけに数枚の用紙を無駄にするといった
こともある。
【0005】上述のように図5に示した例のの部分に
は送達の結果が見て分かるように記述されているはずで
あるので、この部分を抽出してユーザに提示すれば、ユ
ーザは送達の結果が分かるはずである。しかし、この部
分の記述はそれぞれの受信側装置において異なる場合が
多い。そのため、の部分を抽出したとしても、一見し
て送達されたか否かを知ることができない場合もある。
さらに、例えば日本語によって記述されている送達確認
の電子メールが英字しか処理できない装置に返送された
場合には、人間が見てもわからない。
【0006】図5に示した例のの部分を参照すること
によって機械的な処理により送達結果を取得し、ユーザ
に対して提示することも可能である。しかし、の部分
を取得するにしても、の部分を取得するにしても、そ
のためには本体部の最初から調べてゆかなければなら
ず、送達確認の電子メールに対して効率的な処理を行う
ことができなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、送達確認の電子メールを受
信した時の処理を効率よく行うことができる通信システ
ムと、その通信システムで用いる通信装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信側装置と
受信側装置との間で電子メールを転送する通信システム
において、前記受信側装置は、前記送信側装置から送達
確認要求付き電子メールを受信すると所定の位置に所定
のメッセージを含めて送達確認の電子メールを送信し、
前記送信側装置は、送達確認の電子メールを受信すると
前記所定の位置から前記メッセージを抽出することを特
徴とするものである。
【0009】また本発明は、受信側装置に対して電子メ
ールを転送する通信装置において、ネットワークを通じ
て通信を行う通信手段と、該通信手段を介して送達確認
要求付き電子メールを送信するとともに送信した電子メ
ールについての送達確認の電子メールを前記通信手段を
介して前記受信側装置から受け取ったとき該送達確認の
電子メールの所定の位置からメッセージを抽出する処理
手段を有することを特徴とするものである。この通信装
置において、さらに情報の記録を行う記録手段を有し、
前記処理手段は、複数の前記送達確認の電子メールにお
ける所定の位置から抽出したメッセージをまとめて前記
記録手段に記録させるように構成することができる。
【0010】さらに本発明は、送信側装置から送られて
くる電子メールを受信する通信装置において、ネットワ
ークを通じて通信を行う通信手段と、該通信手段を介し
て前記送信側装置から送達確認要求付き電子メールを受
信すると所定の位置に所定のメッセージを含めて送達確
認の電子メールを前記通信手段に送信させる処理手段を
有することを特徴とするものである。
【0011】このように本発明では、送達確認の電子メ
ールの所定の位置に所定のメッセージを含めて返信し、
それを受け取った側では、所定の位置からメッセージを
抽出する。このように、メッセージを所定の位置に含め
ることによって、例えば送達の成否を所定のメッセージ
としておけば、所定の位置を参照するだけで送達の成否
を知ることが可能になる。従って、送達確認の電子メー
ルを受け取った装置では、本体部を解析するなどの処理
を行わなくても、所定位置を参照するだけでユーザに対
して送達の成否を知らせることが可能になり、効率的に
送達確認の電子メールに対する処理を行うことができ
る。また、ユーザも一見しただけで、送った電子メール
が送達されたか否かを知ることができるようになる。そ
れとともに、不要な情報が多い送達確認の電子メールを
参照する必要がなくなり、またそのような不要な情報を
記録出力せずに、送達の成否など必要な情報のみを出力
させることができる。また、例えば上述のように複数の
送達確認の電子メールから抽出したメッセージをまとめ
ることによって、記録紙を節約することも可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の通信システムの
実施の一形態を示す構成図である。図中、1は送信側装
置、2は受信側装置、3はネットワーク、11,21は
通信部、12,22は処理部、13は記録部である。送
信側装置1及び受信側装置2は、ともにネットワーク3
に接続されたネットワーク機器であり、ネットワーク3
を介して通信可能に構成されている。ネットワーク3
は、例えばインターネットやLANなどで構成される。
この例では説明の都合上、電子メールの送信元となるネ
ットワーク機器を送信側装置1とし、その電子メールの
受信先(宛先)となるネットワーク機器を受信側装置2
として示している。しかし、特定の装置が常に送信側装
置1が送信元、受信側装置2が受信先となる必要はな
い。
【0013】送信側装置1は、通信部11,処理部1
2,記録部13等を含んで構成されている。通信部11
はネットワーク3を介して他のネットワーク装置との間
で通信を行う。また記録部13は、処理部12から送ら
れてくる情報を例えば用紙上に記録する。記録方法は任
意である。
【0014】処理部12は、送信側装置1における各種
の処理を行うものである。特に、通信部11を介して、
ネットワーク3に接続されている他のネットワーク装置
との間で電子メールの送受信を行う。電子メールの送信
を行う際には、MDNによる送達確認要求を付して送信
することができる。また、送達確認要求付きの電子メー
ルを送信後、その電子メールの受信先のネットワーク装
置(ここでは受信側装置2)から返送されてくる送達確
認の電子メールを受け取る。そして、受け取った送達確
認の電子メール中の所定の位置からメッセージを抽出
し、ユーザに提示する。このメッセージには、後述する
ように受信側装置2において送達確認に関する情報が含
まれているため、このメッセージを抽出することによっ
て、ユーザが必要とする送達確認に関する情報を取得す
ることができる。このように送達確認の電子メールから
送達に関する情報を抽出する際に、電子メール全体を解
析することなく、所定の位置のみを参照するので、効率
よく送達確認の電子メールに対する処理を行うことがで
きる。
【0015】メッセージのユーザへの提示の際には、例
えば記録部13により記録出力することができる。ある
いは、図示しない表示部に表示させたり、外部へ転送し
てもよい。なお、メッセージの提示の際には、例えば複
数の送達確認の電子メールから抽出したメッセージをま
とめて提示することができる。例えば記録部13で記録
出力する場合には、1枚の用紙に複数件のメッセージを
記録出力することができ、用紙を節約することができ
る。
【0016】受信側装置2も送信側装置1と同様、通信
部21,処理部22等を含んで構成されている。通信部
21はネットワーク3を介して他のネットワーク装置と
の間で通信を行う。
【0017】処理部22は、受信側装置2における各種
の処理を行うものである。特に、通信部21を介して、
ネットワーク3に接続されている他のネットワーク装置
との間で電子メールの送受信を行う。他のネットワーク
装置(ここでは送信側装置1)からMDNによる送達確
認要求付きの電子メールを受信すると、指定された宛先
に送達確認の電子メールを返送する。この時、送達確認
の電子メールにおける所定の位置、例えばヘッダ部の所
定の項目や本体部の第1行目などに、送達結果を示す所
定のメッセージを含めて送信する。
【0018】図2は、本発明の通信システムにおいて受
信側装置2から送信側装置1へ返信される送達確認の電
子メールの一例の説明図である。この例では送信側装置
1のメールアドレスが“ME@tmA.NET”、受信
側装置2のメールアドレスが“YOU@tmB.NE
T”であるとき、受信側装置2から送信側装置1への送
達確認の電子メールを示している。そのため、1行目の
From欄には受信側装置2のメールアドレスが、また
3行目のTo欄には送信側装置1のメールアドレスが設
定されている。2行目は送信日時を示している。
【0019】4行目に示されているSubject(件
名)欄には、通常のMDNでは図5に示したように、
“Disposition Notificatio
n”と記述されるが、この例では図2に示すように“R
ECEIVED”と記述し、送達が完了したことを示す
所定のメッセージを記述している。もちろん、このメッ
セージの記述はこの例に限られるものではなく任意であ
るが、ユーザが一見して送達の成否が分かる記述である
ことが望ましい。
【0020】なお、そのほかのヘッダ部及び本体部の記
述については、図5に示した従来の送達確認の電子メー
ルと同様である。
【0021】この例では、ヘッダ部のSubject
(件名)欄を用いて所定のメッセージを記述したが、こ
れに限らず、メッセージを記述可能であれば、任意の欄
をメッセージの記述欄として決めて利用することが可能
である。例えば例で示したような短いメッセージであれ
ばFrom欄のメールアドレスの後に挿入することも可
能である。また、例えば本体部の先頭位置にメッセージ
を記述しておいてもよい。どの部分にメッセージを記述
するかは、予め送信側装置1と受信側装置2との間で決
めておけばよい。あるいは、送達確認要求の際に指定す
るように構成してもよい。ただし、本体部の解析を行わ
ずにメッセージを抽出可能な位置である必要がある。
【0022】以下、図2に示した送達確認の電子メール
を受信側装置2から送信側装置1へ送信するものとし
て、動作を簡単に説明する。なお、送達確認のメッセー
ジは、ヘッダ部のSubject欄に記述するものとす
る。
【0023】受信側装置2では、MDNによる送達確認
要求付きの電子メールを、通信部21を介して受け取る
と、処理部22において図2に示すようにヘッダ部のS
ubject欄に所定のメッセージを含めて送達確認の
電子メールを作成し、送達確認要求時に指示された返送
先に対して通信部21を介して送信する。
【0024】送信側装置1では、送達確認要求付き電子
メールを受信側装置2に送り、受信側装置2から図2に
示すような送達確認の電子メールを、通信部11を介し
て受信すると、その電子メールのヘッダ部を処理部12
で解析する。図2に示した例では、ヘッダ部にはFro
m欄、Date欄、To欄、Subject欄、MIM
E−Version欄、Content−Type欄の
6つの欄が設けられている。このうち、From欄によ
って、この電子メールがメールアドレス“YOU@tm
B.NET”(この例では受信側装置2)からのもので
あることが分かる。またContent−Type欄の
フィールドに“report−type=dispos
ition−notification”と記述されて
おり、これによって、受け取った電子メールが送達確認
のためのものであることが分かる。
【0025】送達確認の電子メールであることが分かる
と、送信側装置1では、ヘッダ部のSubject欄か
ら、受信側装置2が含めたメッセージ“RECEIVE
D”を抽出する。これによって、ユーザに対して提示す
る送達確認の情報を得ることができる。このようにヘッ
ダ部を参照するのみでユーザに提示する情報を取得でき
るので、効率よく処理を行うことができる。従来のよう
にユーザに提示する部分を取得するために電子メールの
本体部を解析するといった処理は必要ない。
【0026】抽出されたメッセージは、例えばFrom
欄及びDate欄の情報などとともに記録部13から出
力する。あるいは、図示しない表示部が設けられていれ
ば、表示部に表示してもよい。あるいは、再び通信部1
1から電子メールにより他のネットワーク装置などに転
送したり、イメージ化してファクシミリ転送したり、あ
るいは図示しない他のインタフェースを介して他の機器
に対して転送してもよい。
【0027】図3は、送信側装置1の記録部13で記録
出力された送達結果の一例の説明図である。図3(A)
に示す例では、図2に示す送達確認の電子メールにおけ
るヘッダ部のうち、From欄及びDate欄の情報
と、Subject欄から抽出したメッセージ“REC
EIVED”を、それぞれ送信先、送達日時、送達結果
として記録出力した例を示している。この例を見ても分
かるように、一見して送達結果を知ることができる。
【0028】例えば送達確認の電子メールをすべて記録
すると、図2に示した例の部分だけでも1ページを要し
ており、送達確認のためだけで複数枚の用紙を必要とす
る場合もある。また、例えば本体部の図5で説明した
の部分を抽出して記録出力したとしても、一見して分か
る内容でない場合もある。これに対して、図3(A)に
示すように本発明では一見して送達結果を知ることが可
能である。しかも、このような記録出力のための処理量
は非常に少なく、効率よくユーザに対して送達結果を提
示することができる。
【0029】このような送達結果を記録出力する際に
は、複数の送達確認の電子メールにおける送達結果をま
とめて記録出力することができる。この例を図3(B)
に示している。このように複数の送達結果をまとめて記
録出力することによって、送達確認のために使用する用
紙の枚数を削減することができる。
【0030】このような送達結果をまとめて記録出力す
る機能を利用し、例えば電子メールの送信時にCC欄や
BCC欄を用いるなど、複数の宛先を指定し、複数の受
信先に対して同報送信を行った場合、各受信先から返送
されてくる送達確認の電子メールから取得した送達結果
をまとめて記録することも可能である。これによって、
送信した電子メールに対する複数の受信先についての送
達結果を一見して知ることが可能になる。
【0031】なお、図3に示した例において記録出力し
た項目は一例であって、その他、各種の情報を記録出力
することもできる。また、記録出力の際のフォーマット
なども任意である。
【0032】上述の説明では、送信側装置1において受
け取る送達確認の電子メールには、受信側装置2におい
て所定の位置にメッセージを含めているものとして説明
した。しかし、そのような機能を有しない受信先に対し
て電子メールを送信した場合には、例えば図5に示すよ
うな従来の送達確認の電子メールが返送されてくる。従
って、このような従来の送達確認の電子メールが返送さ
れてきた場合、所定の位置、例えばヘッダ部のSubj
ect欄に記述されているメッセージを抽出しても送達
結果を知ることができない。そのための対策として、所
定の位置、例えばヘッダ部のSubject欄を参照し
て所定のメッセージが含まれていなければ、あるいは、
通常の送達確認の際のメッセージである場合には、従来
と同様に送達確認の電子メールの本体部を解析するよう
に構成すればよい。
【0033】あるいは、本発明の機能を有しているある
いは有していない装置が分かっていれば、そのメールア
ドレスを登録しておき、受け取った送達確認の電子メー
ルのFrom欄を参照してそのメールアドレスが登録さ
れているか否かによって、所定の位置からメッセージを
抽出するか、本体部を解析するかを判断してもよい。
【0034】図4は、本発明の通信システムにおいてD
SNによって返信される送達確認の電子メールの一例の
説明図である。上述の例では、MDNにより送達確認を
行う例を示した。しかしこれに限らず、例えばDSNに
よって送達確認を行う場合についても、同様にして所定
の位置にメッセージを含めて転送するように構成するこ
とができる。なお、DSNの場合には、メールサーバが
同じドメイン内のクライアントに対する電子メールを受
信した時に送達確認の電子メールを返信することにな
る。もちろん、メールサーバ2が電子メールの最終の宛
先であってもよい。
【0035】図4では、図2に示した例と同様に、Su
bject欄にメッセージを記述する例を示している。
通常、この欄には例えば“Return Receip
t”などといったように送達確認のための電子メールで
ある旨を示す内容が一律的に記されている。しかし、一
般的にはこの内容から送達の成否を判断することはでき
ない。本発明では、例えば図4に示すようにSubje
ct欄に“successfully deliver
ed to mailbox…”といったような一見し
て送達の成否が分かるような内容のメッセージを記述す
る。これによって、送達確認の電子メールを受け取った
例えば送信側装置1では、Subject欄のメッセー
ジを抽出してユーザに提示すれば、ユーザは送達の成否
を一見して知ることができる。この場合、MDNの場合
と同様に電子メールの本体部を解析しなくてもよいの
で、効率的に送達確認の電子メールに対する処理を行う
ことができる。なお、メッセージのユーザへの提示は、
複数件まとめて提示することができる。
【0036】もちろんDSNの場合にも、Subjec
t欄以外の所定の位置にメッセージを含めておくことが
できる。また、メッセージの内容も任意であるが、ユー
ザが一見して理解できる内容であることが望ましい。ま
たこの例のように、宛先のアドレスを含めておくなど、
種々の情報を含めておくことも可能であり、上述のMD
Nの場合についても同様である。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、送達確認要求付き電子メールの受信側で所定
の位置に所定のメッセージを含めて送達確認の電子メー
ルを返送し、もとの電子メールの送信側では送達確認の
電子メールの所定の位置からメッセージを抽出してユー
ザに提示する。これによって、送達確認の電子メールを
受け取った際に本体部の解析処理などを行わずに所定の
位置を参照するだけで、ユーザに対して送達結果を提示
することができ、効率的に処理を行うことができる。ま
た、ユーザは一見しただけで送達確認であることを認識
することができるという効果がある。また、複数の送達
確認をまとめて記録出力することにより、記録紙を節約
することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信システムの実施の一形態を示す構
成図である。
【図2】本発明の通信システムにおいて受信側装置2か
ら送信側装置1へ返信される送達確認の電子メールの一
例の説明図である。
【図3】送信側装置1の記録部13で記録出力された送
達結果の一例の説明図である。
【図4】本発明の通信システムにおいてDSNによって
返信される送達確認の電子メールの一例の説明図であ
る。
【図5】従来の送達確認の電子メールの一例の説明図で
ある。
【符号の説明】
1…送信側装置、2…受信側装置、3…ネットワーク、
11,21…通信部、12,22…処理部、13…記録
部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側装置と受信側装置との間で電子メ
    ールを転送する通信システムにおいて、前記受信側装置
    は、前記送信側装置から送達確認要求付き電子メールを
    受信すると所定の位置に所定のメッセージを含めて送達
    確認の電子メールを送信し、前記送信側装置は、送達確
    認の電子メールを受信すると前記所定の位置から前記メ
    ッセージを抽出することを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 受信側装置に対して電子メールを転送す
    る通信装置において、ネットワークを通じて通信を行う
    通信手段と、該通信手段を介して送達確認要求付き電子
    メールを送信するとともに送信した電子メールについて
    の送達確認の電子メールを前記通信手段を介して前記受
    信側装置から受け取ったとき該送達確認の電子メールの
    所定の位置からメッセージを抽出する処理手段を有する
    ことを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 さらに情報の記録を行う記録手段を有
    し、前記処理手段は、複数の前記送達確認の電子メール
    における所定の位置から抽出したメッセージをまとめて
    前記記録手段に記録させることを特徴とする請求項2に
    記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 送信側装置から送られてくる電子メール
    を受信する通信装置において、ネットワークを通じて通
    信を行う通信手段と、該通信手段を介して前記送信側装
    置から送達確認要求付き電子メールを受信すると所定の
    位置に所定のメッセージを含めて送達確認の電子メール
    を前記通信手段に送信させる処理手段を有することを特
    徴とする通信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7787155B2 (en) 2002-11-25 2010-08-31 Sharp Kabushiki Kaisha Communications device and communications method

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