JP2002317941A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JP2002317941A
JP2002317941A JP2001117862A JP2001117862A JP2002317941A JP 2002317941 A JP2002317941 A JP 2002317941A JP 2001117862 A JP2001117862 A JP 2001117862A JP 2001117862 A JP2001117862 A JP 2001117862A JP 2002317941 A JP2002317941 A JP 2002317941A
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JP
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temperature
heating
cooking
power supply
cooling air
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JP2001117862A
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Masato Yamauchi
真人 山内
Yuji Washimi
裕司 鷲見
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波加熱装置において、異常な周囲温度環
境においても電力供給装置を温度要因による破壊から保
護し、安定した被加熱物自動加熱調理を実現すること。 【解決手段】 加熱室1と、電力供給装置2と、冷却手
段3と、自動調理検知センサー4と、冷却風吸気温度の
変化を検知する手段5と、自己発熱量の多い電力供給装
置の部品6とを備え、冷却風温度が上昇した場合、冷却
風吸気温度の変化を検知する手段5がその温度変化を読
み取り、予め設定した温度限度を超えないようマイコン
制御により電力供給を制御するように構成したので、自
己発熱量の多い電力供給装置の部品6の発熱量を制御で
き、簡単な構成で安全性の高い動作を実現することが出
来るようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加熱物を加熱す
る加熱装置に関し、特に高周波電力供給装置の安全動作
と調理検知センサーの検知性能を温度による過熱から保
護するための電力制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、加熱装置としては、例えば、自動
調理検知センサー装置は、温度起因による性能を確保す
るため、調理開始時に温度環境が限度を超えた場合自動
調理を開始できない、また自動調理加熱中に温度環境が
限度を超えた場合調理を的確に終了できない構成であっ
た。一方、電力供給装置は温度過熱による不具合を防止
するための手段を備えていても、過熱による部品破壊を
防止するため調理途中で電力供給を機械的な手段で強制
的に停止するような構成が一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、高周波電力供給途中に電力供給装置もし
くは調理検知センサーの温度が機能や性能確保のための
温度限度をいずれか一方が超えた場合に、例え調理途中
であっても機械的に突然電力供給を停止したり、その加
熱停止の理由も表示されないという課題や、それぞれ異
なる温度限度レベルを簡単な構成で温度変化を検知して
電力制御を行うことが困難であるという課題があった。
【0004】本発明は、前記従来の課題を簡単な構成で
一度に解決するもので、異常な周囲温度環境においても
電力供給装置を温度要因による破壊から保護し、かつ安
定した被加熱物自動加熱調理の実現及び温度要因による
調理不能時に使用者にその原因説明を表示出来るとい
う、安全性を高めると共に、使用者に安心して使用して
いただける高周波加熱装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の電力供給制御は、自動調理検知セン
サーの温度起因による性能確保のための電力供給制御開
始温度設定レベルと、電力供給装置の自己発熱による過
熱破壊保護のための電力供給制御開始温度設定レベル
と、調理開始時の冷却風温度が高い時、加熱途中での前
記電力供給装置の過熱破壊保護のための電力供給制御開
始温度設定レベルをそれぞれ個別に設定することで、温
度感知装置の検知する温度がそれぞれの温度限度レベル
に到達した時、正常な機能確保の為、高周波出力の制御
を実施する。
【0006】これによって、自動調理センサーは調理途
中に停止することなく正常な検知性能を確保することが
出来、また自動センサー調理以外のマニュアル時間設定
調理においても電力供給装置が過熱破壊に至る前に高周
波出力を制御することが可能となり、いかなる冷却温度
環境の変化においても事前に防ぐことが可能となる。
【0007】また、自動調理センサー検知を利用した調
理開始時に、自動調理センサー検知が温度的に正常動作
が行えなくなる程冷却温度環境が高い場合でも、その旨
を表示することで使用者に自動センサー調理の完了が遅
れたり、一時的に機能停止した場合でもその理由を伝え
ることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、電気部
品冷却に影響する冷却風温度をモニターし、それぞれの
機能や性能確保に応じた温度限度を設定することによ
り、使用状況に則した的確な出力制御を行い、電気部品
の過熱破壊保護や自動調理センサーを利用した加熱性能
の機能安定化を実現することができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の電力制御による調理の遅延や一時的な停止状況
を使用者に伝え、安心して行える調理を実現することが
できる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0011】(実施例1)図1は、本発明の実施例にお
ける高周波加熱装置の構造図を示すものである。図1に
おいて、1は加熱室、2は電力供給装置、3は電力供給
装置を冷却する冷却手段、4は自動調理検知センサー、
5は温度変化を検知する温度検知手段、6は自己発熱の
多い電力供給装置の部品、7は冷却風吸気部である。
【0012】以上のように構成された高周波加熱装置に
ついて、以下にその動作、作用を説明する。
【0013】まず、図1において、被加熱物を加熱し始
めると、自己発熱によって電力供給装置の部品温度は次
第に上昇していく。特に自己発熱量の多い電力供給装置
の部品6は周囲温度環境の変化による冷却風の温度上昇
で過熱による破壊に至ることがある。本発明の実施例で
は、図のように冷却風の吸気温度の変化を感知しやすい
部品の表面に温度検知手段を設けることで、例え台所等
の周囲環境温度上昇による冷却風温度上昇時において
も、自己発熱量の多い電力供給装置の部品6を過熱破壊
から保護したり、自動調理センサー性能確保のためそれ
を保証できる温度限度に到達時に電力制御を行なうもの
である。この際、その部品の温度変化を読み取りマイコ
ンで温度判別することで、全ての電力を停止しなくても
温度限度を超えないレベルで一時的に低電力に絞ること
が出来、部品の過熱破壊を防ぐのみならず、突然機械的
に調理加熱停止を行うことなく安定して調理を完了する
ことが可能となる。またこの電力制御時、表示部に“Ho
t−Power Controlled"のように表示することで、調理
時間の変化を使用者に分かり易く伝えることも可能にな
る。
【0014】図2は、電力制御開始前後の温度検知手段
5の検知温度変化と各温度限度の関係を示す図である。
図2において、図1で示す温度検知手段5の感知温度は
電力供給開始後、図のように上昇する。
【0015】図3は、調理開始時の温度が温度限度より
低く、かつ調理途中に温度検知手段5の感知温度が温度
限度に到達した時の電力制御による温度検知手段5の検
知温度の変化を示す図である。図3において温度検知手
段5の感知温度が図のようにそれぞれ設定した温度限度
に到達した時、マイコンの判別に従って電力制御を行
い、マニュアル設定のみならず自動加熱調理においても
十分に品質確保出来るように温度限度を超えない範囲で
電力供給を続けることが出来ることを示す図である。
【0016】図4は、調理開始時の温度が温度限度より
高い時、温度検知手段5の検知温度に応じた電力制御の
変化を示す図である。図4において、温度検知手段5の
温度は温度限度を下回り、更に電力供給開始レベルに到
達するまで電力停止を行う。この際、表示部に“HOT−P
OWER CONTROLLED"のように表示することで電力供給出来
ない理由を使用者に分かり易く伝えることが可能とな
る。電力供給が開始された後の電力制御の変化は、図3
における場合と同一である。
【0017】図5は、本発明の実施例における電力制御
中の表示方法の一例を示す図である。このように電力制
御時の調理遅延や、加熱停止内容を表示することでその
理由を使用者に容易に伝えることが出来るものである。
【0018】以上のように、本実施例においては高周波
加熱装置の冷却風の温度変化を温度検知手段5で検知
し、様々な異なる安全や性能上問題となる部品の保障温
度限度を超えないようマイコン判別に従って容易に電力
制御を行うことが可能になり、温度過熱による部品破壊
を防いだり、センサー検知による自動調理性能を確保す
ることが出来る。また本実施例では、表示部に電力制御
による調理時間の遅延や電力停止中である内容を表示す
ることで、容易に使用者に伝えることが出来る。
【0019】
【発明の効果】以上のように、請求項1、2に記載の発
明によれば、過熱防止のための部品を冷却する風や、そ
の温度影響を受ける近傍部品の温度変化を感知し、電力
制御を行うことで安全や性能上問題となる様々な異なる
仕様の部品保証を簡単な構成で実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における高周波加熱装置の構
造を説明する図
【図2】同高周波加熱装置における温度検知手段の高周
波加熱時の温度変化を説明する図
【図3】同高周波加熱装置における温度検知手段の電力
制御時の感知温度変化を説明する図
【図4】同高周波加熱装置における温度検知手段の調理
開始時の冷却風温度が温度限度を超えた時の感知温度変
化を説明する図
【図5】同高周波加熱装置の電力制御中の表示方法の一
例を示す図
【符号の説明】
1 加熱室 2 電力供給装置 3 冷却手段 4 自動調理検知センサー 5 冷却風吸気温度の変化を検知する手段 6 自己発熱量の多い電力供給装置の部品 7 冷却風吸気部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K086 AA07 BA08 BB08 CA00 CB18 CC01 3K090 AA07 AA11 BA01 EB14 EB21 3L086 AA01 BE11 CB01 CB20 CC21 DA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱物を収納する加熱室と、それを加
    熱する手段と、電力供給装置の発熱を冷却する手段と、
    前記被加熱物の加熱状態を判断し加熱方法を制御する自
    動調理検知センサーと、その信号を判別し電力制御を行
    うマイクロコンピューターを有し、前記電力供給装置の
    自己発熱の大きい部品及び前記自動調理検知センサーを
    冷却する冷却風の温度変化を感知する装置を冷却風吸気
    口近傍に設け、電力供給装置の過熱保護や、自動調理セ
    ンサー検知性能確保のため冷却風も温度変化に応じて電
    力を制御する構成とした高周波加熱装置。
  2. 【請求項2】 電力供給装置の過熱保護及び調理検知セ
    ンサー動作性能確保のため、電力制御中又は停止中であ
    ることを使用者に伝えるための表示装置を備えた請求項
    1に記載の高周波加熱装置。
JP2001117862A 2001-03-13 2001-04-17 高周波加熱装置 Withdrawn JP2002317941A (ja)

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US10/095,177 US6677562B2 (en) 2001-03-13 2002-03-11 High-frequency heating apparatus and cooling system for magnetron-driving power supply utilized in the apparatus
CNB021056935A CN1182757C (zh) 2001-03-13 2002-03-13 高频加热装置及该装置中用于磁控管驱动电源的冷却系统
CN200410006634.4A CN1553747B (zh) 2001-03-13 2002-03-13 高频加热装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150132698A (ko) * 2014-05-15 2015-11-26 쿠쿠전자주식회사 전기 조리기의 냉각 모터 제어 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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