JP2002317655A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置

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JP2002317655A
JP2002317655A JP2001119846A JP2001119846A JP2002317655A JP 2002317655 A JP2002317655 A JP 2002317655A JP 2001119846 A JP2001119846 A JP 2001119846A JP 2001119846 A JP2001119846 A JP 2001119846A JP 2002317655 A JP2002317655 A JP 2002317655A
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exhaust
cylinder
flow
exhaust gas
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JP2001119846A
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Yasuki Tamura
保樹 田村
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Mitsubishi Motors Corp
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気圧を上昇させた場合であっても、従来の
2次エア技術のようなコストアップなく排気系内の反応
を確実に行わせ、排気浄化効率の向上を実現可能な内燃
機関の排気浄化装置を提供する。 【解決手段】 それぞれの気筒群(#1,#4及び#2,#3)毎に
独立に設けられた2つの排気通路(20a,20b)を連通する
連通路(15,16)と、2つの排気通路内の排気流動を抑制
する排気流動制御手段(40)と、排気昇温が必要なとき、
2つの気筒群のうちのいずれか一方の気筒群(#1,#4)か
ら排出される排気中の酸素量を増大させる排出酸素量増
大手段とを備え、排気流動制御手段(40)は、排出酸素量
増大手段により一方の気筒群(#1,#4)から排出される排
気中の酸素量が増大させられると、該一方の気筒群(#1,
#4)から排出される排気の流動抑制度合いが他方の気筒
群(#2,#3)から排出される排気の流動抑制度合いよりも
大きくなるように排気流動を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の排気浄
化装置に係り、詳しくは、排気系(排気ポート〜触媒を
含む)内反応を用いて内燃機関からの有害物質の排出量
を低減する技術に関する。
【0002】
【関連する背景技術】排気中の有害物質(HC、CO、
2等の未燃物の他、スモーク、NOx等を含む)を低減
させることを目的とした技術として、触媒上での反応を
利用した排気浄化技術が知られている。その一つとし
て、排気ポートに排気系外からエア(以下、2次エア)
を供給して触媒の早期昇温を行い、有害物質を低減させ
る技術がある。
【0003】そして、2次エアを供給するとともに、排
気圧を上昇させることにより、例えば冷態時における触
媒の早期活性化を図る技術が特開平8−158897号
公報等に開示されている。これにより、2次エアの供給
による触媒上での反応が促進され、排ガスの浄化能力が
増強され、浄化効率の向上及び触媒の早期活性化が図ら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、2次エアの
供給による排気系内での反応を十分に促進させるために
は、排気圧を933hPa(700mmHg)程度まで上昇さ
せる必要があり、そのためには、2次エアを供給する2
次エアポンプに当該排気圧よりも大きな吐出圧が要求さ
れる。
【0005】しかしながら、2次エアの供給用として一
般に使用されるエアポンプは吐出圧が200hPa(15
0mmHg)程度であることから、上記のような大きな吐出
圧を有したエアポンプを装備するためにはエアポンプの
大幅な性能向上が要求され、コストアップに繋がり好ま
しいことではない。また、エアポンプを駆動する電動モ
ータの駆動消費電力が増大することになり、燃費悪化に
繋がるという問題もある。
【0006】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、排気圧を
上昇させた場合であっても、従来の2次エア技術のよう
なコストアップなく排気系内の反応を確実に行わせ、排
気浄化効率の向上を実現可能な内燃機関の排気浄化装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1の発明では、多気筒内燃機関の気筒を
2つの気筒群に分け、それぞれの気筒群毎に独立に設け
られた2つの排気通路と、これら2つの排気通路を連通
する連通路と、前記2つの排気通路内の排気流動を抑制
する排気流動制御手段と、排気昇温が必要なとき、前記
2つの気筒群のうちのいずれか一方の気筒群から排出さ
れる排気中の酸素量を増大させる排出酸素量増大手段と
を備え、前記排気流動制御手段は、前記排出酸素量増大
手段により前記一方の気筒群から排出される排気中の酸
素量が増大させられると、該一方の気筒群から排出され
る排気の流動抑制度合いが他方の気筒群から排出される
排気の流動抑制度合いよりも大きくなるように排気流動
を抑制することを特徴としている。
【0008】従って、排気昇温が必要なとき、排出酸素
量増大手段により一方の気筒群から排出される排気中の
酸素量を増大させ(例えば、リーン空燃比運転を行
い)、且つ、該一方の気筒群から排出される排気の流動
抑制度合いが他方の気筒群から排出される排気の流動抑
制度合いよりも大きくなるように排気流動を抑制するこ
とにより、一方の気筒群から排出される酸素量の多い排
気の排気圧が他方の気筒群から排出される排気の排気圧
よりも高くなり、この圧力差によって、酸素量の多い排
気が一方の気筒群の排気通路から連通路を介して他方の
気筒群の排気通路に容易に供給される。
【0009】これにより、排気流動を抑制し排気圧を上
昇させた場合において、容量の大きな2次エアポンプを
装備することなく簡単な構成にしてコストアップなく排
気系内の反応を確実に促進させることが可能とされ、反
応の促進により排気温度が急速に上昇し、触媒の早期活
性化が実現されて排気浄化効率の向上が図られる。ま
た、請求項2の発明では、排出酸素量増大手段は、前記
2つの気筒群のうちのいずれか一方の気筒群の燃料供給
を停止することを特徴としている。
【0010】従って、一方の気筒群について燃料供給を
しないことにより、容易にして一方の気筒群から排出さ
れる酸素量を増大させることが可能とされ、排気系内の
反応が十分且つ確実に促進される。また、請求項3の発
明では、前記排気流動制御手段は、前記2つの排気通路
の断面積をそれぞれ変更する2つの流路面積変更手段を
有し、一方の流路面積変更手段による前記一方の気筒群
の排気通路の流路面積の絞り量を他方の流路面積変更手
段による前記他方の気筒群の排気通路の流路面積の絞り
量に比べて大きくすることを特徴としている。
【0011】従って、一方の流路面積変更手段による一
方の気筒群の排気通路の流路面積の絞り量を他方の流路
面積変更手段による他方の気筒群の排気通路の流路面積
の絞り量に比べて大きくすることで、容易に排気流動が
抑制されて一方の気筒群から排出される酸素量の多い排
気の排気圧が他方の気筒群から排出される排気の排気圧
よりも高くなり、酸素量の多い排気が一方の気筒群の排
気通路から他方の気筒群の排気通路に容易にして確実に
供給される。
【0012】また、請求項4の発明では、前記2つの排
気通路には触媒コンバータが介装されており、前記一方
の流路面積変更手段については前記触媒コンバータの上
流に設けられ、前記他方の流路面積変更手段については
前記触媒コンバータの下流に設けられていることを特徴
としている。従って、他方の気筒群の排気通路内は排気
によって極めて高温になるが、触媒コンバータの下流で
は当該排気の熱が触媒コンバータの昇温に使用されて排
気温度は低下しているため、流路面積変更手段の過熱が
防止され、流路面積変更手段の耐久性が向上する。
【0013】さらに、触媒コンバータ上流の高温となる
排気通路内に流路面積変更手段が設けられた場合には排
気の熱が流路面積変更手段の昇温に使用されて排気温が
低下し、触媒コンバータを十分に昇温させられなくなる
おそれがあるが、他方の流路面積変更手段を触媒コンバ
ータの下流に配設することで、このような排気温の低下
が防止され、触媒コンバータの昇温が十分に達成され
る。
【0014】また、請求項5では、前記2つの排気通路
は1つに合流するとともに、当該合流点の下流に触媒コ
ンバータが配置されていることを特徴としている。従っ
て、他方の気筒群の排気通路内の昇温した排気の熱で触
媒コンバータが早期に活性化され、排出酸素量増大手段
による一方の気筒群から排出される排気中の酸素量の増
大が終了された後は、当該一方の気筒群の排気通路から
排出される排気についても他方の気筒群の排気通路から
排出される排気とともに当該活性化された触媒コンバー
タによって良好に浄化処理される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。先ず、実施例1について説明す
る。図1を参照すると、本発明に係る内燃機関の排気浄
化装置の概略構成図が示されており、以下、当該排気浄
化装置の構成を説明する。
【0016】同図に示すように、内燃機関であるエンジ
ン1は、多気筒エンジンであり、ここでは、例えば筒内
噴射型4気筒ガソリンエンジンが使用される。なお、エ
ンジン1は、2気筒以上の多気筒エンジンであればいか
なるエンジンであってもよく、吸気ポートに燃料を噴射
する吸気管噴射型ガソリンエンジンであもよく、リッチ
運転可能であればディーゼルエンジンでもよく、液体燃
料エンジンに限らず気体燃料エンジンであってもよい。
【0017】同図に示すように、筒内噴射型のエンジン
1のシリンダヘッド2には、各気筒毎に点火プラグ4と
ともに電磁式の燃料噴射弁6が取り付けられており、こ
れにより、燃料を燃焼室内に直接噴射可能である。点火
プラグ4には高電圧を出力する点火コイル8が接続され
ている。また、燃料噴射弁6には、燃料パイプ7を介し
て燃料タンクを擁した燃料供給装置(図示せず)が接続
されている。より詳しくは、燃料供給装置には、低圧燃
料ポンプと高圧燃料ポンプとが設けられており、これに
より、燃料タンク内の燃料を燃料噴射弁6に対し低燃圧
或いは高燃圧で供給し、該燃料を燃料噴射弁6から燃焼
室内に向けて所望の燃圧で噴射可能である。
【0018】シリンダヘッド2には、各気筒毎に略直立
方向に吸気ポートが形成されており、各吸気ポートと連
通するようにして吸気マニホールド10の一端がそれぞ
れ接続されている。なお、吸気マニホールド10には吸
入空気量を調節する電磁式のスロットル弁14が設けら
れている。また、シリンダヘッド2には、各気筒毎に略
水平方向に排気ポートが形成されており、各排気ポート
と連通するようにして排気マニホールド12の一端がそ
れぞれ接続されている。排気マニホールド12として
は、ここでは、デュアル型エキゾーストマニホールドシ
ステムが採用される。
【0019】そして、排気マニホールド12の他端には
排気管20が接続されている。図2を参照すると、当該
エンジン1の排気系の詳細図が示されており、以下同図
に基づきエンジン1の排気系の構成について説明する。
エンジン1の燃焼順序は#1−#3−#4−#2の順で
ある。従って、デュアル型エキゾーストマニホールドシ
ステムからなる排気マニホールド12は、排気干渉を避
けるため、連続しない気筒同士、即ち#1気筒と#4気
筒の排気通路が合流して1本の排気通路を形成し、#2
気筒と#3気筒の排気通路が合流して別の1本の排気通
路を形成している。つまり、デュアル型エキゾーストマ
ニホールドシステムからなる排気マニホールド12は、
出口において排気通路は2本である。
【0020】また、#1気筒の排気通路(排気ポート、
排気マニホールド12、排気管20を含む、以下同じ)
と#3気筒の排気通路、及び#2気筒の排気通路と#4
気筒の排気通路とはそれぞれ細径の連通路15、16で
接続されている。なお、連通路15、16は、#1気筒
の排気ポートと#2気筒の排気ポート、及び#4気筒の
排気ポートと#3気筒の排気ポートを連通するようにシ
リンダヘッド2内に形成してもよい。
【0021】同図に示すように、排気管20は排気管2
0aと排気管20bの2本に分割されており、排気管2
0aが#1気筒と#4気筒からの排気通路に接続され、
排気管20bが#2気筒と#3気筒からの排気通路に接
続されている。そして、排気管20には、排気管20a
と排気管20bのそれぞれの管路内の排気の流動を制御
するようにして排気流動制御装置(排気流動制御手段)
40が介装されている。
【0022】排気流動制御装置40は、排気流動の抑
制、即ち排気圧上昇、排気密度増加及び排気流速低下の
少なくともいずれか一つを実施することが可能に構成さ
れている。具体的には、排気流動制御装置40は排気管
20aと排気管20bのそれぞれの流路面積を調節可能
な密閉型開閉弁(流路面積変更手段)42によって構成
されている。
【0023】密閉型開閉弁42としては種々の方式が考
えられるが、ここでは、例えば、図3に概略示すような
2連式バタフライ弁が採用される。この2連式バタフラ
イ弁は、排気管20aに対応する弁体44aと排気管2
0bに対応する弁体44bとが独立である一方、双方と
もに回転軸43に固定され、当該回転軸43に同期回転
するよう構成されている。つまり、密閉型開閉弁42
は、2連式バタフライ弁として、2つの弁体44a、4
4bが1つの回転軸43を共有して一体に構成されてい
る。
【0024】そして、回転軸43にはアクチュエータ4
5が接続されており、当該バタフライ弁は、当該アクチ
ュエータ45で回転軸43を回転させることにより開閉
作動する。詳しくは、回転軸43は弁体44aの取り付
けられた軸体43aと弁体44bの取り付けられた軸体
43bとからなり、これら軸体43aと軸体43bと
は、スプリング43cを介し、弁体44aと弁体44b
とが回転軸43回りで所定角度ずれるように直列に連結
されている。つまり、当該バタフライ弁は、回転軸43
を閉弁側に回転させたときに、弁体44aによる排気管
20aの流路面積の絞り量の方が大きく、弁体44bに
よる排気管20bの流路面積の絞り量の方が小さくなる
ように構成されており、一方、回転軸43を開弁側に全
開位置まで回転させたときには、スプリング力に抗して
弁体44a、44bがともに全開となるよう構成されて
いる。この場合、弁体44aにより排気管20aの流路
面積を完全に遮断するようにしてもよく、このようにす
れば、弁体44aを通過するHC等の有害排ガスが遮断
されるため、昇温中の有害排ガス量をより一層抑制する
ことが可能である。
【0025】なお、ここでは2連式バタフライ弁、即ち
2つの弁体44a、44bを一体とした密閉型開閉弁4
2を用いるようにしているが、排気管20a用の密閉型
開閉弁及びアクチュエータと排気管20b用の密閉型開
閉弁及びアクチュエータとをそれぞれ個別に設けるよう
にしてもよい。そして、密閉型開閉弁42の下流では、
排気管20は1本に合流しており(合流点)、当該合流
して1本となった排気管20には、排気浄化触媒装置と
して三元触媒(触媒コンバータ)30が介装されてい
る。この三元触媒30は、担体に活性貴金属として銅
(Cu),コバルト(Co),銀(Ag),白金(P
t),ロジウム(Rh),パラジウム(Pd)のいずれ
かを有している。
【0026】また、同図に示すように、排気管20a、
20bには、それぞれ排気圧を検出する排気圧センサ2
2、23が配設されている。電子コントロールユニット
(ECU)60は、エンジン1を含めた排気浄化装置の
総合的な制御を行うものである。ECU60の入力側に
は、上述した排気圧センサ22、23等の各種センサ類
が接続されており、これらセンサ類からの検出情報が入
力される。
【0027】一方、ECU60の出力側には、上述の燃
料噴射弁6、点火コイル8、スロットル弁14、アクチ
ュエータ45等の各種出力デバイスが接続されており、
これら各種出力デバイスには各種センサ類からの検出情
報に基づき演算された燃料噴射量、燃料噴射時期、点火
時期、排気流動制御量等がそれぞれ出力され、これによ
り、燃料噴射弁6から適正量の燃料が適正なタイミング
で噴射され、点火プラグ4により適正なタイミングで火
花点火が実施され、所望の排気流動制御量(例えば、目
標排気圧)となるよう適正なタイミングで密閉型開閉弁
42が開閉操作される。
【0028】以下、このように構成された本発明に係る
排気浄化装置の作用、即ち排気系反応制御について説明
する。図4を参照すると、ECU60が実行する、排気
系反応制御の制御ルーチンを示すフローチャートが示さ
れており、以下同フローチャートに沿い説明する。ステ
ップS10では、排気昇温が必要な状況にあるか否かを
判別する。排気昇温が必要な状況とは、例えばエンジン
1の始動直後のように、三元触媒30の早期活性化が必
要なときである。判別結果が偽(No)で排気昇温が必
要でないと判定された場合には、当該ルーチンを抜け、
判別結果が真(Yes)で排気昇温が必要な状況にある
と判定された場合には、ステップS12に進む。
【0029】ステップS12では、#1気筒と#4気筒
について燃料カットを行う。つまり、#2気筒及び#3
気筒についてのみ燃料噴射弁6から燃料供給を行って燃
焼運転を行い、#1気筒と#4気筒については燃料供給
を行わないようにする。このようにすると、#2気筒及
び#3気筒(燃焼グループ、他方の気筒群)からは燃焼
ガスが排気マニホールド12を経て排気管20bに排出
され、一方、#1気筒と#4気筒(酸素富化グループ、
一方の気筒群)からは燃焼室内に吸入された空気がその
まま排気マニホールド12を経て排気管20aに排出さ
れる(排出酸素量増大手段)。
【0030】ステップS14では、排気流動制御装置4
0のアクチュエータ45を作動させて密閉型開閉弁42
を閉弁状態とする。つまり、2連式バタフライ弁の弁体
44a、44bをともに閉作動させて排気管20a、2
0bの流路面積をともに絞るようにする。これにより、
排気管20a内及び排気管20b内の排気流動が抑制さ
れ、排気圧が上昇する。
【0031】ところで、上述したように、2連式バタフ
ライ弁からなる密閉型開閉弁42は、弁体44aによる
排気管20aの流路面積の絞り量の方が弁体44bによ
る排気管20bの流路面積の絞り量よりも大きくなるよ
うに構成されている。従って、密閉型開閉弁42を閉弁
状態とすると、排気管20a内の排気流動の抑制度合い
の方が排気管20b内の排気流動の抑制度合いよりも大
きくなり、排気管20a内の排気圧Pa(例えば、10
66hPa(800mmHg))の方が排気管20b内の排気
圧Pb(例えば、933hPa(700mmHg))よりも高く
なる(Pa>Pb)。つまり、#1気筒と#4気筒の燃料
カットにより、排気管20a内には排気空気のみが流
れ、一方排気管20b内には燃焼ガスが流れているが、
排気管20a内の排気空気圧の方が排気管20b内の燃
焼ガス圧よりも高くなる。
【0032】このように、排気管20a内の排気空気圧
の方が排気管20b内の燃焼ガス圧よりも高くなると、
当然に排気マニホールド12の#1気筒及び#4気筒の
排気通路内の排気空気圧の方が#2気筒及び#3気筒の
排気通路内の燃焼ガス圧よりも高くなり、排気空気圧と
燃焼ガス圧間に圧力差が生じる。そして、この圧力差に
より、#1気筒の排気通路内の排気空気は連通路15を
通って#3気筒の排気通路に流入し、#4気筒の排気通
路内の排気空気は連通路16を通って#2気筒の排気通
路に流入する。即ち、#1気筒及び#4気筒から排出さ
れた排気空気が#2気筒及び#3気筒の排気通路に供給
される。
【0033】つまり、燃料カットする#1気筒及び#4
気筒(酸素富化グループ)から排出される排気空気圧を
燃焼運転する#2気筒及び#3気筒(燃焼グループ)か
ら排出される燃焼ガス圧よりも高くすることで、従来の
2次エア技術を用いることなく、容易に排気系内反応を
促進させることができるのである。特に、排気流動の抑
制により排気圧を高めて排気系内反応を促進させる場
合、2次エアポンプの吐出圧が小さいと、排気圧の方が
高くなるために排ガス中に2次エアを十分に混流させる
ことができないのであるが、このように酸素富化グルー
プの排気通路と燃焼グループの排気通路を連通路15、
16で連結し、酸素富化グループの排気通路内の排気圧
Pa、即ち排気空気圧を燃焼グループの排気通路の排気
圧Pb、即ち燃焼ガス圧よりも高くすることにより、排
気流動の抑制による排気圧の上昇に拘わらず常に確実に
排気系内反応を促進させることができる。これにより、
容量の大きな2次エアポンプを装備する必要が一切なく
なり、コストアップを防止することができる。
【0034】そして、このように排気空気が排気管20
b側に確実に供給されることで、排気流動の抑制により
排気圧が高められた排気管20b内において、酸素と排
ガス中の燃焼成分との反応が促進されることになり、排
気温度が急速に上昇し、三元触媒30の早期活性化が達
成される。ステップS16では、#1気筒及び#4気筒
の燃料カットを開始してから所定時間t1経過したか否
かを判別する。判別結果が偽(No)で未だ所定時間t
1が経過していない場合にはステップS12及びステッ
プS14の実行を繰り返し、排気昇温が必要とされてい
る間に亘り排気系反応制御を継続する。一方、判別結果
が真(Yes)で所定時間t1が経過したと判定された
場合には、排気昇温の終了に伴い排気系反応制御を終了
し、#1気筒及び#4気筒の燃料カットを解除して全筒
運転を行う。
【0035】これにより、三元触媒30の早期活性化が
達成され、以後、排気管20bから排出される排ガスの
みならず燃料カットの解除された排気管20aから排出
される排ガスについても三元触媒30によって良好に浄
化される。さらに、当該実施例1では、排気流動制御装
置40を1つの密閉型開閉弁42で構成し、弁体44
a、44bを一体として1つのアクチュエータ45で駆
動させるようにしているので、排気流動制御装置40の
コンパクト化を図り、コスト削減を図ることができると
いう利点もある。
【0036】次に、実施例2について説明する。図5を
参照すると、実施例2に係るエンジン1の排気系の詳細
図が示されており、以下同図に基づき実施例2の構成及
び作用を説明する。なお、ここでは、上記実施例1と共
通の部分については説明を省略し、異なる部分について
のみ説明する。
【0037】図5に示すように、当該実施例2では、排
気管20aに対応する密閉型開閉弁(流路面積変更手
段)42a’が三元触媒30の上流に独立に介装されて
いる一方、排気管20bに対応する密閉型開閉弁(流路
面積変更手段)42b’が、排気管20bではなく排気
管20の三元触媒30下流の部分に独立に介装されてい
る。即ち、ここでは密閉型開閉弁42a’と密閉型開閉
弁42b’とから排気流動制御装置40’が構成されて
いる。そして、これら密閉型開閉弁42a’、密閉型開
閉弁42b’についても、例えばバタフライ弁が採用さ
れている。
【0038】つまり、当該実施例2では、#1気筒及び
#4気筒から排出される排気空気については、上記実施
例1の場合と同様に三元触媒30の上流で流動が抑制さ
れ、一方、#2気筒及び#3気筒から排出される燃焼ガ
スについては、三元触媒30をも含めた範囲で流動が抑
制される。そして、これら密閉型開閉弁42a’、42
b’は、密閉型開閉弁42a’による排気管20aの流
路面積の絞り量の方が密閉型開閉弁42b’による排気
管20の三元触媒30下流部分の流路面積の絞り量より
も大きくなるように構成されている。
【0039】従って、当該実施例2においても、密閉型
開閉弁42a’、42b’をともに閉弁状態とすると、
上記実施例1の場合と同様、排気管20a内の排気流動
の抑制度合いの方が排気管20b内の排気流動の抑制度
合いよりも大きくなり、即ち排気管20a内の排気空気
圧の方が排気管20b内の燃焼ガス圧よりも高くなり、
排気空気圧と燃焼ガス圧間に圧力差が生じる。そして、
この圧力差により、#1気筒及び#4気筒(酸素富化グ
ループ)から排出された排気空気が確実に#2気筒及び
#3気筒(燃焼グループ)の排気通路に供給される。
【0040】さらに、当該実施例2では、密閉型開閉弁
を独立に設けたことにより、上記実施例1の場合には弁
体44aと弁体44bとが回転軸43で連結されている
ために排気昇温により上昇した排気管20b内の排気熱
が弁体44bから弁体44aに伝達されて排気管20a
内の排気空気によって冷却されてしまうのであるが、こ
のような熱損失が防止され、排気管20b内において良
好に排気昇温が実施され、三元触媒30をより早期に活
性化することができる。
【0041】また、このように密閉型開閉弁42b’を
三元触媒30下流の部分に配設すると、排気管20b内
の排気昇温によって三元触媒30の上流では極めて高温
であった排気が、三元触媒30の下流では熱が三元触媒
30の昇温に使用されることにより排気温度は低温とな
っているので、密閉型開閉弁42b’の過熱が防止さ
れ、密閉型開閉弁42b’の耐久性が向上することにな
る。
【0042】次に、実施例3について説明する。図6を
参照すると、実施例3に係るエンジン1の排気系の詳細
図が示されており、以下同図に基づき実施例3の構成及
び作用を説明する。なお、ここでは、上記実施例2の場
合と同様、上記実施例1と共通の部分については説明を
省略し、異なる部分についてのみ説明する。
【0043】図6に示すように、当該実施例3では、排
気管20の三元触媒30の下流の部分が曲折されてその
一定範囲が排気管20aに沿って延びている。そして、
かかる一定範囲の部分には、排気管20aと排気管20
の三元触媒30の下流の部分のそれぞれの管路内の排気
の流動を制御するようにして排気流動制御装置40”が
介装されている。
【0044】ここでは、排気流動制御装置40”として
上記実施例1の場合と同様に2連式バタフライ弁からな
る密閉型開閉弁42”が採用されている。即ち、密閉型
開閉弁42”は、上記同様、排気管20aに対応する弁
体44aと排気管20の三元触媒30の下流の部分に対
応する弁体44bとが1つの回転軸43を共有し且つ回
転軸43回りで所定角度ずれるようして一体に構成され
ている。
【0045】従って、当該実施例3においても、密閉型
開閉弁42”を閉弁状態とすると、上記実施例1、2の
場合と同様、排気管20a内の排気流動の抑制度合いの
方が排気管20b内の排気流動の抑制度合いよりも大き
くなり、即ち排気管20a内の排気空気圧の方が排気管
20b内の燃焼ガス圧よりも高くなり、排気空気圧と燃
焼ガス圧間に圧力差が生じる。そして、この圧力差によ
り、#1気筒及び#4気筒(酸素富化グループ)から排
出された排気空気が確実に#2気筒及び#3気筒(燃焼
グループ)の排気通路に供給される。
【0046】また、当該実施例3においても、上記実施
例2と同様、排気昇温により上昇した排気管20b内の
排気熱が排気管20a側に伝達されて冷却されることが
ないので、熱損失が防止され、排気管20b内において
良好に排気昇温が実施され、三元触媒30をより早期に
活性化することができる。また、やはり上記実施例2と
同様、三元触媒30の下流では当該排気昇温の熱が三元
触媒30の昇温に使用されて排気温度は低下しているの
で、密閉型開閉弁42”の過熱が防止され、密閉型開閉
弁42”の耐久性が向上する。
【0047】さらに、当該実施例3では、実施例2に対
して密閉型開閉弁42”を別体とせずに一体に構成して
いるので、実施例1と同様にコスト削減を図ることがで
きることになる。以上で説明を終えるが、本発明は上記
実施形態に限られるものではない。例えば、上記実施形
態では、#1気筒と#4気筒について燃料カットを行う
ようにし、#2気筒及び#3気筒について燃焼運転を行
うようにしたが、逆に、#2気筒と#3気筒について燃
料カットを行い、#1気筒及び#4気筒について燃焼運
転を行うようにしてもよく、また、燃料カットを行う酸
素富化グループからの排気管と燃焼運転を行う燃焼グル
ープからの排気管とを独立に構成するものとすれば、い
ずれか1気筒のみを燃料カットさせてもよく、また、い
ずれか3気筒を酸素富化グループとして燃料カットさせ
ることも可能である。また、エンジン1の要求出力或い
は振動モードに応じて燃料カットする気筒数を変更する
ようにしてもよい。さらに、所定期間毎に燃料カットを
行う気筒と燃焼運転を行う気筒とを交互に切り換えるよ
うにすると、各気筒の燃焼室状態や三元触媒30の昇温
状態等を均一に保持することができる。
【0048】また、連通路15、16には、燃焼ガスが
排気空気側に逆流しないようそれぞれ逆止弁を介装する
ようにしてもよく、連通路15、16に通路面積変更手
段、例えば電磁弁を設け、排気空気が必要なときには開
弁して排気空気を流通させ、排気空気が必要でないとき
には閉弁して排気空気を遮断するようにしてもよい。さ
らに、当該電磁弁をデューティ制御することで排気空気
量を調節するようにしてもよい。この際、燃焼ガスの流
通する排気管20bにA/Fセンサを設け、当該A/F
センサからの情報に基づいて電磁弁を制御するようにす
れば、排気空気量を適正なものにできる。
【0049】なお、排気空気量は、例えば排気管20a
内の排気空気圧と排気管20b内の燃焼ガス圧の圧力差
を制御することでも調節可能である。この場合、例えば
排気管20b内の燃焼ガス圧を調整可能に排気流動制御
装置を構成すればよい。また、連通路15、16はエン
ジン1の排気バルブに極力近い位置に設けるのがよく、
これにより排気空気をできるだけ上流に供給し、排気系
内での反応をより一層促進させることができる。
【0050】また、連通路15、16の形状や大きさ
は、エンジン1の要求出力が高い全筒運転時において排
気干渉によってトルク低下が発生しないように最適に設
定されるのがよい。また、上記実施形態では、密閉型開
閉弁としてバタフライ弁を用い、酸素富化グループ側の
流路面積の絞り量と燃焼グループ側の流路面積の絞り量
とに差を設けることで排気管20a内の排気空気圧と排
気管20b内の燃焼ガス圧間に圧力差を発生させるよう
にしたが、流路面積の絞り量については同一とし、リリ
ーフ圧の設定値が異なるリリーフ弁を排気管20aと排
気管20bとにそれぞれ配設して圧力差を発生させるよ
うにしてもよく、排気管20bにのみ配設するようにし
て圧力差を発生させるようにしてもよい。
【0051】また、上記実施形態では、燃料カットを行
うことで排気空気のみを供給するようにしたが、燃料カ
ットに代えてリーン空燃比運転を行うようにし、余剰酸
素を多く含む排ガスを燃焼グループ側に供給するように
してもよく(排出酸素量増大手段)、このようにしても
上記同様の効果が得られる。また、上記実施形態では、
触媒コンバータとして三元触媒30を用いるようにした
が、その他、NOxトラップ触媒、選択還元型NOx触
媒、HCトラップ触媒を用いるようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の請
求項1の内燃機関の排気浄化装置によれば、排気昇温が
必要なとき、排出酸素量増大手段により一方の気筒群か
ら排出される排気中の酸素量を増大させ(例えば、リー
ン空燃比運転を行い)、且つ、該一方の気筒群から排出
される排気の流動抑制度合いが他方の気筒群から排出さ
れる排気の流動抑制度合いよりも大きくなるように排気
流動を抑制するので、一方の気筒群から排出される酸素
量の多い排気の排気圧を他方の気筒群から排出される排
気の排気圧よりも高くでき、この圧力差により、酸素量
の多い排気を一方の気筒群の排気通路から連通路を介し
て他方の気筒群の排気通路に容易に供給することができ
る。
【0053】従って、排気流動を抑制し排気圧を上昇さ
せた場合において、容量の大きな2次エアポンプを装備
することなく簡単な構成にしてコストアップなく排気系
内の反応を確実に促進させることができ、これにより、
排気温度を急速に上昇させ、触媒の早期活性化を実現し
て排気浄化効率の向上を図ることができる。また、請求
項2の内燃機関の排気浄化装置によれば、一方の気筒群
について燃料供給せず燃料カットすることにより、容易
にして一方の気筒群から排出される酸素量を増大させる
ことができ、排気系内の反応を十分且つ確実に促進させ
ることができる。
【0054】また、請求項3の内燃機関の排気浄化装置
によれば、一方の流路面積変更手段による一方の気筒群
の排気通路の流路面積の絞り量を他方の流路面積変更手
段による他方の気筒群の排気通路の流路面積の絞り量に
比べて大きくすることにより、容易に排気流動を抑制し
て一方の気筒群から排出される酸素量の多い排気の排気
圧を他方の気筒群から排出される排気の排気圧よりも高
くできる。これにより、酸素量の多い排気を一方の気筒
群の排気通路から他方の気筒群の排気通路に容易にして
確実に供給することができる。
【0055】また、請求項4の内燃機関の排気浄化装置
によれば、触媒コンバータの下流では排気の熱が触媒コ
ンバータの昇温に使用されて排気温度は低下しているの
で、流路面積変更手段の過熱を防止でき、流路面積変更
手段の耐久性を向上させることができる。また、請求項
5の内燃機関の排気浄化装置によれば、他方の気筒群の
排気通路内の昇温した排気の熱で触媒コンバータが早期
に活性化され、排出酸素量増大手段による一方の気筒群
から排出される排気中の酸素量の増大が終了された後
は、当該一方の気筒群の排気通路から排出される排気に
ついても他方の気筒群の排気通路から排出される排気と
ともに当該活性化された触媒コンバータによって良好に
浄化処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内燃機関の排気浄化装置の概略構
成図である。
【図2】実施例1に係るエンジンの排気系の詳細図であ
る。
【図3】排気流動制御装置としての2連式バタフライ弁
を示す図である。
【図4】排気系反応制御の制御ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図5】実施例2に係るエンジンの排気系の詳細図であ
る。
【図6】実施例3に係るエンジンの排気系の詳細図であ
る。
【符号の説明】
1 エンジン 6 燃料噴射弁 12 排気マニホールド 15 連通路 16 連通路 20 排気管 20a 排気管 20b 排気管 30 三元触媒(触媒コンバータ) 40、40’、40” 排気流動制御装置(排気流動制
御手段) 42、42” 密閉型開閉弁(流路面積変更手段) 42a 密閉型開閉弁(流路面積変更手段) 42b 密閉型開閉弁(流路面積変更手段) 44a 弁体 44b 弁体 45 アクチュエータ 60 ECU(電子コントロールユニット)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 3/32 301 F01N 3/32 301A 7/08 7/08 B F02D 17/02 F02D 17/02 R 41/04 330 41/04 330M 380 380M Fターム(参考) 3G004 BA06 DA21 DA24 FA04 3G065 AA04 AA09 AA10 CA12 CA23 DA04 EA01 EA02 GA00 GA06 HA06 KA02 KA16 3G091 AA17 AA18 AA23 AA24 AA28 AB03 AB06 AB09 AB10 BA11 BA14 BA15 BA19 CA27 CB01 CB08 DA08 EA17 FA02 FA04 FA12 FA13 FB02 FC07 GB01W GB05W GB06W GB07W HA35 HB03 HB07 3G092 AA01 AA02 AA05 AA06 AA13 AB02 AB03 BB01 BB06 CB01 CB05 DC12 DC15 DC16 DE01S DG02 DG08 FA00 FA15 FA17 FA18 FA37 GA01 GA02 GA04 GA05 HB01X HB02X HD01X HD08X HD08Z HD09X HD09Z 3G301 HA01 HA02 HA04 HA06 HA22 JA21 KA05 LB04 MA01 MA24 NE15 PD01Z PD14Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多気筒内燃機関の気筒を2つの気筒群に
    分け、それぞれの気筒群毎に独立に設けられた2つの排
    気通路と、 これら2つの排気通路を連通する連通路と、 排気昇温が必要なとき、前記2つの排気通路内の排気流
    動を抑制する排気流動制御手段と、 前記2つの気筒群のうちのいずれか一方の気筒群から排
    出される排気中の酸素量を増大させる排出酸素量増大手
    段とを備え、 前記排気流動制御手段は、前記排出酸素量増大手段によ
    り前記一方の気筒群から排出される排気中の酸素量が増
    大させられると、該一方の気筒群から排出される排気の
    流動抑制度合いが他方の気筒群から排出される排気の流
    動抑制度合いよりも大きくなるように排気流動を抑制す
    ることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 【請求項2】 排出酸素量増大手段は、前記2つの気筒
    群のうちのいずれか一方の気筒群の燃料供給を停止する
    ことを特徴とする、請求項1記載の内燃機関の排気浄化
    装置。
  3. 【請求項3】 前記排気流動制御手段は、前記2つの排
    気通路の断面積をそれぞれ変更する2つの流路面積変更
    手段を有し、一方の流路面積変更手段による前記一方の
    気筒群の排気通路の流路面積の絞り量を他方の流路面積
    変更手段による前記他方の気筒群の排気通路の流路面積
    の絞り量に比べて大きくすることを特徴とする、請求項
    1または2記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 【請求項4】 前記2つの排気通路には触媒コンバータ
    が介装されており、 前記一方の流路面積変更手段については前記触媒コンバ
    ータの上流に設けられ、前記他方の流路面積変更手段に
    ついては前記触媒コンバータの下流に設けられているこ
    とを特徴とする、請求項3記載の内燃機関の排気浄化装
    置。
  5. 【請求項5】 前記2つの排気通路は1つに合流すると
    ともに、当該合流点の下流に触媒コンバータが配置され
    ていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか記
    載の内燃機関の排気浄化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2005124130A1 (ja) * 2004-06-21 2008-04-10 三菱自動車工業株式会社 車両用内燃機関の排気浄化装置
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