JP2002317500A - 木造建築の柱脚柱頭接合金物 - Google Patents
木造建築の柱脚柱頭接合金物Info
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- JP2002317500A JP2002317500A JP2002191729A JP2002191729A JP2002317500A JP 2002317500 A JP2002317500 A JP 2002317500A JP 2002191729 A JP2002191729 A JP 2002191729A JP 2002191729 A JP2002191729 A JP 2002191729A JP 2002317500 A JP2002317500 A JP 2002317500A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】柱脚柱頭接合金物の種類が数種類ある点、引張
力によっては窓枠やその他上方造作物施工の際に妨げに
なるという点及び引張力の増大に対して金物を複数個取
付ける場合には柱の二面、三面に取付ける方法でしか対
応できないという点である。 【解決手段】本金物二個を蝶番構造のパイプ支持部を利
用して互いに逆向きに水平方向に組み合わせることで、
金物種類を増やすことなく、垂直方向に寸法を大きくす
ることなく、柱の一面に取り付ける方法で、引張力の増
大に対応する。
力によっては窓枠やその他上方造作物施工の際に妨げに
なるという点及び引張力の増大に対して金物を複数個取
付ける場合には柱の二面、三面に取付ける方法でしか対
応できないという点である。 【解決手段】本金物二個を蝶番構造のパイプ支持部を利
用して互いに逆向きに水平方向に組み合わせることで、
金物種類を増やすことなく、垂直方向に寸法を大きくす
ることなく、柱の一面に取り付ける方法で、引張力の増
大に対応する。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は木造建築物の柱を基
礎、土台、梁または桁等の下部横架材及び梁または桁等
の上部横架材に緊結固定する金物に関するものである。
礎、土台、梁または桁等の下部横架材及び梁または桁等
の上部横架材に緊結固定する金物に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】木造建築物において、柱脚柱頭固定の際
は、柱の一面につき金物を一つつける方法が知られてい
る。
は、柱の一面につき金物を一つつける方法が知られてい
る。
【０００３】柱に生じる引抜力は一定ではない。
【０００４】そこで、引張力の増大に対応して、柱脚柱
頭接合金物の垂直方向の寸法を増大させる、つまり成を
高くすることで引張力に対応する方法が知られている。
しかし、成が高い金物は、窓枠やその他上方造作物施工
の際に妨げになるという欠点があった。
頭接合金物の垂直方向の寸法を増大させる、つまり成を
高くすることで引張力に対応する方法が知られている。
しかし、成が高い金物は、窓枠やその他上方造作物施工
の際に妨げになるという欠点があった。
【０００５】また、単一の金物では対応できない程大き
な引抜力が柱に生じる場合は、柱の別の面に一つ、さら
に別の面に一つと、取り付ける金物の個数を増やすこと
で対応する方法が知られている。
な引抜力が柱に生じる場合は、柱の別の面に一つ、さら
に別の面に一つと、取り付ける金物の個数を増やすこと
で対応する方法が知られている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、柱脚柱頭接合金物の種類が数種類ある点、引張力
によっては金物寸法が窓枠やその他上方造作物施工の際
に妨げになるという点及び金物を複数個取付ける場合に
は柱の２面、三面に取付ける方法でしか対応できないと
いう点である。
点は、柱脚柱頭接合金物の種類が数種類ある点、引張力
によっては金物寸法が窓枠やその他上方造作物施工の際
に妨げになるという点及び金物を複数個取付ける場合に
は柱の２面、三面に取付ける方法でしか対応できないと
いう点である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、引張力の増大
に対して、柱脚柱頭接合金物の種類を増やすことなく、
水平方向に二個一組上下逆方向に、短い円筒状の金物部
分を蝶番のごとく組み合わせて使用することを最も主要
な特徴とする。
に対して、柱脚柱頭接合金物の種類を増やすことなく、
水平方向に二個一組上下逆方向に、短い円筒状の金物部
分を蝶番のごとく組み合わせて使用することを最も主要
な特徴とする。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施の形態として第１実施例
を図１〜図３に基づいて説明する。
を図１〜図３に基づいて説明する。
【０００９】aは柱、bはコンクリート基礎またはその上
に乗載設置した横木等の土台であり、c1及びc2は柱脚柱
頭接合金物である。
に乗載設置した横木等の土台であり、c1及びc2は柱脚柱
頭接合金物である。
【００１０】柱脚柱頭接合金物c1及びc2は、取付け孔３
を介して柱へ固定される金物１、及び金物１の高さ方向
の中心線より下側に、ボルト支持用金物２を金物１の側
端部に固定したものである。
を介して柱へ固定される金物１、及び金物１の高さ方向
の中心線より下側に、ボルト支持用金物２を金物１の側
端部に固定したものである。
【００１１】c2はc1を上下逆に取り付けたもので、ボル
ト支持用金具２を連結させてアンカーボルト４を介して
ナット５を螺合することによって基礎と緊結する。この
場合、単体で固定金具cを用いる場合よりも高い強度に
対応できるようになる。
ト支持用金具２を連結させてアンカーボルト４を介して
ナット５を螺合することによって基礎と緊結する。この
場合、単体で固定金具cを用いる場合よりも高い強度に
対応できるようになる。
【００１２】上記実施例は、柱へ固定される金具を板状
のもの、アンカーボルトを介して基礎に固定される金具
を円筒状のものとして説明したが、請求項各項にあるよ
うな各形態についても同様に、実施できる。
のもの、アンカーボルトを介して基礎に固定される金具
を円筒状のものとして説明したが、請求項各項にあるよ
うな各形態についても同様に、実施できる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明の固定金具
は、引張力の増大に対して水平方向に個数を増やして対
応するもので、ボルト支持部を蝶番状の構造としたこと
により2個の固定金具を容易かつ納まりよく組み合わせ
ることが出来るという利点がある。
は、引張力の増大に対して水平方向に個数を増やして対
応するもので、ボルト支持部を蝶番状の構造としたこと
により2個の固定金具を容易かつ納まりよく組み合わせ
ることが出来るという利点がある。
【図１】本発明木造建築の柱脚柱頭接合金物の第１実施
例の斜視図である。
例の斜視図である。
【図２】同上の分解状態の斜視図である。
【図３】同上の柱脚柱頭接合金物の単体（通常取付け状
態、上下反転取付け状態）及び２体組み合わせ状態の斜
視図である。
態、上下反転取付け状態）及び２体組み合わせ状態の斜
視図である。
【図４】同上の柱脚柱頭接合金物の第２実施例の斜視図
である。
である。
【図５】同上の柱脚柱頭接合金物の第３実施例の斜視図
である。
である。
a 柱 b 土台 c1 固定用金具（通常取付け状態） c2 固定用金具（上下反転取付け状態） １ 柱へ固定される部分 ２ ボルトを支持する部分 ３ 取付け孔 ４ 接合具 ５ アンカーボルト ６ ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 泰世 埼玉県越谷市東町２丁目266番地１ Ｆターム(参考） 2E125 AA03 AA13 AA18 AA45 AB12 AC23 BB03 BB08 BB18 BB19 BC09 BD01 CA77 EA33
Claims (1)
- 【請求項１】 板状または角柱状または円筒状の細長い
金物と円筒状または角筒状の短い金物を一体化した金物
を、上下反転することによって点対称となり組み合わせ
使用できるように構成されていることを特徴とする木造
建築物における柱脚柱頭接合金物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002191729A JP2002317500A (ja) | 2002-07-01 | 2002-07-01 | 木造建築の柱脚柱頭接合金物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002191729A JP2002317500A (ja) | 2002-07-01 | 2002-07-01 | 木造建築の柱脚柱頭接合金物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002317500A true JP2002317500A (ja) | 2002-10-31 |
Family
ID=19195511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002191729A Pending JP2002317500A (ja) | 2002-07-01 | 2002-07-01 | 木造建築の柱脚柱頭接合金物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002317500A (ja) |
-
2002
- 2002-07-01 JP JP2002191729A patent/JP2002317500A/ja active Pending
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