JP2002316643A - 2つの車両または車両部品の間のジョイント - Google Patents

2つの車両または車両部品の間のジョイント

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JP2002316643A
JP2002316643A JP2002075622A JP2002075622A JP2002316643A JP 2002316643 A JP2002316643 A JP 2002316643A JP 2002075622 A JP2002075622 A JP 2002075622A JP 2002075622 A JP2002075622 A JP 2002075622A JP 2002316643 A JP2002316643 A JP 2002316643A
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vehicle
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arms
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JP2002075622A
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Robert Koch
コホ ロベルト
Jens Karasek
カラゼク イェンズ
Horst J Gumpert
ヨアヒム グムペルト ホルスト
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Huebner GmbH and Co KG
Original Assignee
Huebner GmbH and Co KG
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60DVEHICLE CONNECTIONS
    • B60D5/00Gangways for coupled vehicles, e.g. of concertina type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61DBODY DETAILS OR KINDS OF RAILWAY VEHICLES
    • B61D3/00Wagons or vans
    • B61D3/10Articulated vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D47/00Motor vehicles or trailers predominantly for carrying passengers
    • B62D47/02Motor vehicles or trailers predominantly for carrying passengers for large numbers of passengers, e.g. omnibus
    • B62D47/025Motor vehicles or trailers predominantly for carrying passengers for large numbers of passengers, e.g. omnibus articulated buses with interconnecting passageway, e.g. bellows

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、たとえば連節バスやレ
ール使用車両などの2つの車両または車両部品の間のジ
ョイントを提供する。 【解決手段】 たとえば連節バスやレール使用車
両などの2つの車両または車両部品の間のジョイントで
あり、該ジョイント(1;100)は、車両(2,3;
102,103)の中心長軸から間隔をおいて配置され
た少なくとも2つのジョイント部材(11,12;11
a,21a;111a,112a)を有するとともに、
両方のジョイント部材を中心として回転可能に支承され
た少なくとも1つ、好適には2つのジョイントアーム
(12a;12,22;113,114)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば連節バス
やレール使用車両などの2つの車両または車両部品の間
のジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば連節バスなどにおける2つの車
両または車両部品の間のジョイントは、十分に公知であ
る。この場合、中央のジョイントは、車両の中心長軸に
配置された軸をもつセンタピボット型ジョイントとして
設けられており、カーブ走行をするとき、車両はこの軸
を中心にして折曲する。
【0003】公知のセンタピボット型ジョイントの欠点
は、両方の車両または車両部品をつなぐジョイントの長
さによって、約1.600mmの間隔が必要になること
である。両方の車両または車両部品をつなぐジョイント
が必要とするこうしたスペースは、原則として、限定的
にしか利用可能でないスペースであるが、場合によって
は現在以上の座席列を車両または車両部品に収容できる
ようにするために、このスペース、およびそれに伴う両
方の車両または車両部品の間隔を、最低限に抑えること
に関心が寄せられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、ジョイントによって相互に連結された両方の車両
または車両部品の間隔を、従来式のセンタピボット型ジ
ョイントよりも減らすことのできるジョイント、特にセ
ンタピボット型ジョイントを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば、第1案では、ジョイントが、車両の中心長軸から間
隔をおいて配置された少なくとも2つのジョイント部材
を有するとともに、両方のジョイント部材を中心として
回転可能に支承された少なくとも1つ、好適には2つの
ジョイントアームを有することによって解決される。も
っとも単純な場合、つまり2つのジョイント部材と1つ
のジョイントアームを有する実施形態の場合、自在ドア
と同じように、ジョイントアームはカーブの方向に応じ
て選択的に一方のジョイント部材の軸か、または他方の
ジョイント部材の軸を中心として回転する。この場合、
その都度機能していないほうのジョイント部材は剛直で
あることが保証される。
【0006】中央のセンタピボット型ジョイントを、そ
れぞれ回転軸を有する車両の中心長軸の範囲外すなわち
車両の側方にある2つのジョイント部材に分割したこと
により、ジョイントの領域で、両方の車両ないし車両部
分の間隔の縮小が達成される。特にこの場合、間隔を従
来の1.600mmから約1.100mm以下まで減ら
すことができ、このことは、車両ないし車両部分に新た
な座席列を配置することを可能にする。さらに、車両間
の間隔が短くなることによってベローズを半分近く短縮
することができるという利点があり、このことは特に安
定化部材としての中央フレームを省略できるという意味
で、価格面の利点がある。さらに、2つのジョイント部
材に分割したことによる運動機構の変化によって、ベロ
ーズがわずかな横ずれしか受けないという利点があり、
このことはベローズの耐久性にプラスの影響を及ぼす。
【0007】設計面では、従来技術で設けられていた中
央のセンタピボット型ジョイントを、車両の中心長軸か
ら間隔をおいて配置された2つのジョイント部材に分割
したことにより、車両が通過するべきカーブに応じて一
方または他方のいずれかのジョイントが活動化されるこ
とが達成される。また、横ずれが少ないことによって高
い剛性をもつように構成することができるベローズも長
さが短くなるので、カーブ走行のとき、特に下方に向か
って膨出することが少なくなる。その意味で、このよう
な種類のジョイントないしベローズを用いれば、バスの
最低地上高をこれまでよりも低く構成することもできる
(低フロアバス)。
【0008】上記の案の別の好適な実施形態および構成
要件は、従属請求項に記載されている。
【0009】たとえば2つのジョイントアームを備える
第1実施形態では、特に、それぞれの車両ないし車両部
分が軸受台を有しており、それぞれの軸受台がジョイン
トアームを受容しているのが有利である。この場合、ジ
ョイントアームは回転可能に軸受台と連結される。軸受
台を備えるジョイントを車両に連結することは、ジョイ
ントをいわばユニットとして両方の車両または車両部分
の間に挿入することができるという利点がある。
【0010】さらに好適には、上下方向に作用するモー
メントが車両ないし車両部分に導入されるのを防ぐため
に、それぞれの軸受台が一直線上に並ぶように、つまり
互いに同じ高さで、車両ないし車両部分に配置されるこ
とが意図される。
【0011】別の構成要件によれば、ジョイント全体の
高さを最低限に抑えるために、両方のジョイントアーム
が、対応する軸受台の上側と下側に配置されることが意
図される。
【0012】直線走行のときにジョイントが活動化され
ないという事態を防ぐため、両方のジョイントアームは
ジョイント部材における各々の回転軸の領域で、対応す
る軸受台と回転不能に連結される。このことは、さら
に、カーブ走行のときに対応するジョイントアームが一
方または他方の軸受台と回転可能に連結されることも意
味しており、この場合、それぞれのジョイント部材の係
止ないし固定は、その都度通過されるべきカーブに応じ
て決まる。具体的には、回転止めのために、少なくとも
1つのジョイント部材を一方の軸受台と連結する少なく
ともそれぞれ1つのボルトが設けられる。
【0013】両方のジョイントアームは相互に連結され
ているので、ボルトが回転しないように一方のジョイン
トを固定するには、一方のジョイント部材だけでなく、
他方のジョイント部材も把持されなくてはならない。
【0014】別の好適な構成要件によれば、車両が窪み
を通過したり隆起を乗り越えることができるようにする
ために、一方の軸受台を上下方向へ旋回可能に車両ない
し車両部分と連結可能である。
【0015】第2および第3の実施形態によれば、本発
明の課題は、車両の中心長軸から間隔をおいて配置され
たジョイント部材が、車両の中心長軸に対して横向きに
スライド可能なように、一方の車両または一方の車両部
分によって受容可能であり、両方のジョイントアームは
他方の端部で、車両の中心長軸に配置された回転ジョイ
ントによって、他方の車両または他方の車両部分と連結
されることによって解決される。このことから明らかな
ように、ジョイントの折曲運動は2段階で進行する。そ
の1つは、中心長軸に配置された回転ジョイントによっ
て、ジョイント部材が他方の車両または車両部分と回転
ジョイント式に連結されていることで、一定の折曲角、
すなわち好適には最大15°の折曲角が可能となる。
【0016】たとえばこのような種類のバスが狭いカー
ブを通過しなければならない場合に、これ以上の折曲角
が必要になると、ジョイント部材の一方が車両の中心長
軸に対して横向きにスライドすることによって、折曲角
のいっそうの拡大が行われる。これは、どのようなカー
ブを通過するかに応じて、たとえば一方のジョイントア
ームが配置されている上下方向に向いた軸をもつ一方の
ジョイント部材が、他方のジョイントアームをもつ他方
のジョイント部材のほうへ接近運動することで行われ
る。すなわち、この場合には両方の車両または車両部分
の間隔がカーブの外側で広くなり、このとき、両方の車
両または車両部分の間隔が広くなる程度は、一方のジョ
イントアームが配置されているジョイント部材が、どの
程度まで他方のジョイントアームのほうへ接近運動でき
るかによって設定される。この場合、両方の車両または
車両部分の間隔の拡大は、さらに追加的に、ジョイント
アームの長さにも左右される。
【0017】ジョイントのこのような2段階の折曲の基
礎となっているのは、連節バスの走行時間の90%で
は、最高15°の折曲角が実現されさえすればよいとい
う知見である。これ以上の折曲角が必要となるのは例外
的なケースだけであり、この場合にもやはり26°を越
える折曲角は起こらないことが判明している。なお、2
6°という角度は、公知の従来技術に基づくジョイント
の最大折曲角にも匹敵している。
【0018】ジョイントのこのような特別な設計によっ
ても、車両ないし車両部分の間隔を当初の1.600m
mから1.100mm以下まで減らすことが可能である
ことが判明している。ベローズの長さは、取付状態でわ
ずか約800mmであり、このことは、車両ないし車両
部分のうちの1つに、新たな座席列を配置することを可
能にする。
【0019】周知のとおり、ジョイントの領域には、一
方の車両から他方の車両へ渡ることを可能にする移行部
が設けられている。この移行部は、移行部ブリッジと、
このブリッジとジョイントとをトンネル状に包囲するベ
ローズとを含んでいる。
【0020】この場合にも、第1案のところで説明した
のと同様の、ベローズの構成と耐久性に関する利点が成
立する。特に、ベローズが短くなる。運動機構に基づい
てベローズがわずかな横ずれしか受けず、このことは耐
久性にプラスの影響を及ぼす。ベローズが受ける横ずれ
がわずかであることにより、より高い剛性をもつように
ベローズを構成することができ、それによって、ベロー
ズが特に下方に向けて膨出する程度が少なくなる。
【0021】第2および第3の実施形態について、さら
に別の有利な構成要件が従属請求項11から24に記載
されている。
【0022】たとえば1つの格別に有利な構成要件によ
れば、ジョイントアームのジョイント部材がそれぞれ、
車両の中心長軸に対して横向きに可動なキャリッジに配
置されることが意図される。このとき好適には、キャリ
ッジはコンソール案内部に配置され、特にここでは、車
両ないし車両部分と連結された円形案内部を有するコン
ソール案内部に配置される。円形案内部をもつこのよう
な種類のコンソール案内部に、このコンソール案内部に
よってキャリッジを上下方向へスライド可能に受容可能
なので、ジョイントが全体として、たとえばこのような
種類の連接車両が窪みや隆起を通過したり乗り越えると
きに発生する上下運動に追随することができるという利
点がある。
【0023】他方の車両または車両部分には回転ジョイ
ントのためのコンソールが設けられており、この回転ジ
ョイントによって、ジョイントアームを回転ジョイント
式に受容可能である。
【0024】回転ジョイントを中心とするジョイントア
ームの回転運動を緩衝するために、緩衝装置が設けられ
る。このような種類の緩衝装置は、一方ではジョイント
アーム、また他方では車両ないし車両部分またはコンソ
ールと連結された、少なくとも1つのダンパを含んでい
る。好適には二重作用をもつダンパとして構成されるこ
のようなダンパは、たとえば、車両が直線走行をしてい
るときに、後側の車両部分がいわゆるプッシャである場
合、つまり最後の後車軸が駆動される車両である場合、
この車両が側方に逃げないように作用する。このときさ
らに好適には、ジョイントが旋回運動をしたときにダン
パがコンソールまたはジョイントアームに潜り込み、そ
れによって折曲角を全面的に利用できることが意図され
る。
【0025】さらに本発明の1つの構成要件によれば、
好適には、キャリッジとジョイントアームの間に緩衝部
材が設けられることが意図される(第2実施形態)。別
案として、緩衝部材がジョイントアーム同士の間、また
はより好ましくはキャリッジ同士の間に配置されていて
よい(第3実施形態)。キャリッジとジョイントアーム
の間にそれぞれ1つの緩衝部材を配置した場合には、こ
のような種類の緩衝部材が合計2つ必要なので、二重に
作用する1つの緩衝部材をキャリッジ同士の間、ないし
ジョイントアーム同士の間に備えている実施形態のほう
が安価である。
【0026】これらの緩衝部材、ないし1つの緩衝部材
は、まず第1に、回転ジョイントによって第1段階とし
ての折曲角の15°の限界に達したときに初めて、折曲
の第2段階が起こるように働く役目を有している。15
°の折曲角になるまで、1つまたは複数の緩衝部材によ
ってキャリッジはその位置で係止される。15°の折曲
角に達すると、1つまたは複数の緩衝部材が柔軟にな
り、その結果、通過されるべきカーブに応じて、それぞ
れのキャリッジがコンソール案内部の上で他方のキャリ
ッジのほうへ接近運動する。1つないし複数の緩衝部材
は、15°を越える折曲角のときでもわずかながらある
程度の緩衝作用をもたらすものの、主要な緩衝部分は、
カーブ方向に応じて作用するダンパによってもたらされ
る。それは、カーブの外側に位置しているほうのダンパ
である。
【0027】すでに上述したように、コンソール案内部
は一種の円形案内部のように構成されており、この円形
案内部によって受容されたキャリッジは上下方向へ旋回
可能である。別案として、このような種類の上下運動に
追随できるようにするために、他方の車両にあるコンソ
ールが、水平方向の軸を中心として旋回可能に構成され
ることが意図されている。このようなケースでは、キャ
リッジのためのコンソール案内部は、上下方向でも剛直
に構成され、同時に、コンソール案内部とコンソール
は、車両ないし車両部分のシャシの横方向支持体を形成
することもでき、それによって一方では重量を節減し、
また他方では費用を節減する。
【0028】より小さなローリング運動を受け止められ
るようにするために、好適には、キャリッジが、円形案
内部によって受容するための弾性的な滑りブッシュを有
することが意図される。
【0029】第2案によれば、たとえば連節バスやレー
ル使用車両などの2つの車両または車両部分の間のジョ
イントであって、このジョイントは、両方の車両または
車両部分を連結するピボット軸受を有しており、このピ
ボット軸受は、車両または車両部分の中心長軸に対して
横向きにスライド可能なように、車両または車両部分に
よって受容可能であるものが意図される。このような設
計でも、第1案の各実施形態の場合とまったく同様に、
短く構成されたベローズを実現することができ、第1案
およびこれに付属する各実施形態に関してすでに説明し
た利点がそのまま得られる。
【0030】この案の場合でも重要なのは、一定の折曲
角から、すなわち15°を越える折曲角から、中心長軸
に対して横向きに、つまり車両ないし車両部分の外側に
向かって、回転点のスライドが行われるということであ
る。このことは、15°の折曲角まではピボット軸受が
通常のジョイントと同じように機能し、車両の中心長軸
上の位置も変化させないことを意味している。15°を
越える折曲角になったときに初めて、このピボット軸受
は、通過されるべきカーブに応じて、車両の一方または
他方の外側へ向かって移動する。
【0031】この関連で具体的には、それぞれの車両な
いし車両部分がピボット軸受のための案内部を有するこ
とが意図される。この案内部は、中心長軸に対して横向
きに延びるコンソールとして構成されており、このとき
ピボット軸受は両側に、コンソールによってスライド可
能に受容可能なそれぞれ1つのキャリッジを有する。
【0032】ピボット軸受が、15°の折曲角を越えた
ときに初めてスライドすることを保証するために、コン
ソールは、ピボット軸受と連結された緩衝装置を備えて
いる。それによって明らかなように、15°の折曲角ま
では緩衝装置が剛直であり、その結果、ピボット軸受は
車両の中心長軸上の位置で固定されている。15°の折
曲角を越えたときに初めて緩衝部が柔軟になり、その結
果、必要となる上記以上の大きな折曲角に備えるため
に、ピボット軸受がコンソールの上で外方に向かって移
動する。
【0033】このような種類のジョイントを備える車両
が、隆起や窪みも通過できることを保証するために、少
なくとも1つのコンソールが水平方向の軸を中心として
旋回可能なように車両または車両部分に配置されること
が意図される。
【0034】折曲角を制限するために、コンソール同士
の間には中心長軸から間隔をおいてそれぞれストッパが
設けられており、このとき好適には、ストッパは案内機
能を有している。このことは、このようなジョイントの
設計によって、特にストッパの構成を考えたとき、ジョ
イントがローリング運動を受け止めることもできること
を意味している。そのために、具体的にはストッパが2
つのアームを有しており、それぞれ1つのアームがコン
ソールに配置されており、両方のアームはそれぞれフォ
ーク状に構成されるとともに、互いに入り込むようにス
ライド可能である。このことは、このような種類のジョ
イントを備える車両が直線走行をするときには、ストッ
パの両方のアームが互いに入り込むように案内され、カ
ーブ走行をしたときに初めてそれぞれ外側の組のアーム
が相互の接触を失うが、他方の組のアーム、すなわちカ
ーブの内側に位置している組のアームは、引き続き接触
したままであり、ローリング運動を受け止めることがで
きることを意味している。
【0035】個々の車両部分がジョイントによって相互
に連結された、たとえば連節バスやレール使用車両など
の連接車両であって、ジョイントが、上述したような両
方の案ないし実施形態の、1つまたは複数の構成要件を
備えている連接車両も、同じく本発明の対象である。
【0036】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の両方の案とそれぞれの実施形態について一例を挙げ
て詳しく説明する。
【0037】図1から図5を見るとわかるように、全体
として符号1を付されている第1案の第1実施形態のセ
ンタピボット型ジョイントは、第1の軸受台10と、第
2の軸受台20とで構成されている。軸受台10は車両
部分2に固着して配置されているのに対し、軸受台20
は上下方向へ可動であり、すなわち、水平方向に延びる
軸4によって他方の車両部分3と連結されている。この
ような種類の連結によって、車両が窪みでも隆起でも乗
り越えられることが達成される。さらに、軸受台10
は、軸11の形態の第1のジョイント部材を有してお
り、この軸に、一方のジョイントアーム12が回転可能
に配置されている。他方の第2の軸受台20は、軸21
の形態の第2のジョイント部材によって回転可能なよう
に、他方の第2のジョイントアーム22を有しており、
このとき軸21は軸受台20によってこのジョイントア
ーム22とだけでなく、さらにジョイントアーム12と
も連結されている。このことは、両方のジョイントアー
ム12および22が軸受台20によって一貫して相互に
連結されていることを意味している。
【0038】このことからさらに明らかなように、一方
の軸受台は2つのジョイントアームと連結されており、
他方の軸受台はただ1つのジョイントアームと連結され
ている。このとき軸受台20に関しては、両方のジョイ
ントアームがこの軸受台20の上側と下側に配置されて
おり、それによってジョイントの構造を、高さの点から
最低限に抑えている(図5参照)。
【0039】直線走行のときにジョイントが引き離され
るのを防ぐため、両方のジョイントアーム12,22は
各々の軸11,21を中心として回転しないよう止めら
れることが意図される。このとき、軸受台とジョイント
アームの間、ないしは軸受台と両方のジョイントアーム
12,22の間に、回転不能な結合を成立させるボルト
17ないし27が設けられている(図4と図5参照)。
【0040】たとえば図1に示すようなカーブ走行のと
き、ジョイントアーム12は軸11を中心として自由に
回転可能であるのに対し、ジョイントアーム22は軸2
1を中心として不動である。それに対して図2に示すよ
うな左カーブのとき、軸受台10はジョイントアーム1
2と不動に結合され、この場合には、ボルト27が軸受
台20と係合していない。
【0041】ジョイントアームをロックするための別の
案を、図2に模式的に見ることができる。ここでは能動
的または受動的な油圧部材29を見ることができ、この
油圧部材は、油流動の遮断によって個々のジョイントア
ーム12,22を回転しないよう止めるものであり、そ
の原理についてはすでに上述したとおりである。
【0042】図6は、弾性的に可撓な材料からなるスリ
ーブ25の中の、回転軸の支承部を示している。スリー
ブが相応に寸法決めされていれば、材料を相応に選択す
ることによって、走行時に発生するローリング運動や上
下運動を受け止められるようにすることが可能となる。
このような場合、軸受台20は、センタピボット型ジョ
イントと車両の間の剛直な連結部として設計することが
できる。
【0043】第1案の図13の実施形態は、ジョイント
アーム12aと、両方のジョイント部材11a,21a
とを示している。ここではジョイントアーム12aはカ
ーブに応じて選択的に、一方のジョイント部材11aを
中心として、または他方のジョイント部材21aを中心
として旋回可能である。この機能様式は、2つのジョイ
ントを備える自在ドアに類似している。能動的または受
動的な油圧部材29により、その都度1つのジョイント
部材だけがカーブ走行のときに活動化されることが保証
される。直線走行のときには両方の油圧部材29がロッ
クされるので、ジョイントが引き離されることはない。
【0044】全体として符号100を付されている第1
案の第2実施形態のジョイントは、模式的に図示された
前車両102と、同じく模式的に図示された後車両10
3との間に介在している。後車両103には、両方のキ
ャリッジ111および112を長軸50に対して横向き
にスライド可能に受容するコンソール案内部110が枢
支されている。キャリッジ111および112には、ペ
ンドラムジョイントとして構成されたジョイント部材1
11aおよび112aによって、両方のジョイントアー
ム113および114が枢着されている。特に、ペンド
ラムジョイント111aおよび112aは上下方向を向
いた軸を含んでおり、この軸を中心としてジョイントア
ーム113および114が回転可能または旋回可能に配
置されている。
【0045】ジョイントアーム113および114は、
他方の端部で、回転ジョイント120によって相互に連
結されており、この回転ジョイント120は、やはり前
車両102に配置されているコンソール130の構成要
素である。前車両102に対するコンソール130の連
結は、それぞれ水平方向を向いた軸を有する旋回ベアリ
ング135,136によって行われ、この軸によってコ
ンソール130が上下方向へ可動に受容されているの
で、車両が窪みを通過したり、隆起を乗り越えることが
できる。この旋回ベアリング135,136は金属ゴム
ベアリングとして構成されているので、両方の車両の連
結部は、ある程度の範囲内で弾性的に撓曲可能なように
構成されている。
【0046】さらに、両方のダンパ141を備える緩衝
装置140が設けられており、これらのダンパの各々
は、一方ではジョイントアーム113,114と、また
他方ではコンソール130と、それぞれ連結されてい
る。これらのダンパ141は二重に作用する油圧シリン
ダとして構成されており、最終的にはジョイントの安定
性ないし剛性のために働く。
【0047】さらに、一方のキャリッジ111,112
と他方のジョイントアーム113,114との間に配置
された、油圧シリンダの形態の緩衝部材160が設けら
れている。緩衝部材160の機能は、主として、15°
の折曲角まではキャリッジ111,112が外側の最終
位置にとどまるように、つまり互いに接近運動をしない
ように働くことにある。緩衝部材160は、回転ジョイ
ント12を中心とするジョイントアームの旋回によって
15°の折曲角全体が消尽された後で初めて、それぞれ
のキャリッジが(通過されるべきカーブに応じて)中心
長軸50の方へ、つまり他方のキャリッジに向かう方向
へ接近運動するように、可撓に構成されている。この場
合、このような緩衝部材160はある程度の小さな範囲
内で緩衝作用を発揮するものの、主な緩衝はそれぞれの
ダンパ141によって、通過するカーブに応じて行われ
る。
【0048】コンソール案内部110は、図7から図9
の実施形態では、キャリッジ111および112のため
の純粋な水平案内部として構成されている。その意味
で、すでに上述したように、旋回ベアリング135,1
36が上下方向の運動を許すことが必要である。
【0049】図10から図12に示す、ジョイントの第
1案の第3実施形態が、図7から図9のジョイントの第
2実施形態と異なっている点は、特に、コンソール案内
部110がキャリッジ111,112のための円形案内
部190を有するので、コンソール130を直接的に、
つまり旋回ベアリング135,136なしで、後車両1
03に配置することができるという点である。さらに、
この実施形態では両方の緩衝部材160の代わりに、両
方のキャリッジ111,112の間に直接配置された1
つの緩衝部材166が設けられている。この緩衝部材1
66の機能は、図7から図9の実施形態における緩衝部
材160の機能に相当している。同じ対象物には、どち
らの実施形態でも同じ符号が付してある。
【0050】第2案は、図13から図17に示されてい
る。車両部分2および3の間に、全体として符号200
を付されたジョイントが配置されている。このジョイン
ト200は、2つのコンソール210,220を有して
おり、コンソール220は水平方向の軸230を中心と
して上下方向に旋回可能になるように車両部分3に配置
されており、それにより、車両が隆起でも窪みでも通過
できることを保証している。両方のコンソール210,
220は、全体として符号240が付されたピボット軸
受を受容している。ピボット軸受240は、両方の側に
それぞれキャリッジ241および242を有しており、
両方のキャリッジ241および242は、コンソール2
10,220のC字型の形材に支承されている。車両間
における牽引力や制動力の伝達は、このピボット軸受に
よって行われる。
【0051】緩衝装置250は、ピストンロッド251
とシリンダ252とを有しており、シリンダ252はキ
ャリッジ242に取り付けられている。このとき緩衝装
置250は、能動的または受動的な油圧式ダンパとして
構成されていてよい。この緩衝装置250のピストンロ
ッド251は、たとえば図16からわかるように、端部
側でコンソール210に配置されている。アーム22
6,227はフォーク状に構成され、前側に対応するよ
うにフォーク状に構成されたアーム216,217に入
り込み、両方のフォーク部材をつなぐボルト228,2
29が設けられている。直線走行の状態では(図14参
照)、車両の中心長軸50の両側でコンソールに配置さ
れているアーム216,217ないし226,227が
相互に連結されているので、両方のアーム結合によっ
て、この位置で発生する両方の車両の間のローリング運
動を受け止めることができる。これらのアームのペア
は、折曲角を限定するためのストッパとしての役目も果
たす。
【0052】折曲角が約15°である図15に示す位置
では、カーブの内側に位置しているアーム227,21
7が、互いに入り込んで最終位置に達したときに上述し
たストッパを構成する。15°を越える折曲角が必要に
なると(図16参照)、ピボット軸受240がコンソー
ルでカーブの内側に移動する。この場合、緩衝装置25
0は、ピボット軸受240のこのようなスライドを可能
にするために柔軟になっており、15°の折曲角まで、
緩衝装置は、ピボット軸受が車両の中央長軸50上の位
置にとどまることを保証するために剛直である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1案の第1実施形態によるセンタピ
ボット型ジョイントを右カーブの状態で示す平面図であ
る。
【図2】図2は、図1の図面のセンタピボット型ジョイ
ントを左カーブの状態で示す図である。
【図3】図3は、図1のIII−III線に沿った断面
図である。
【図4】図4は、図1のIV−IV線に沿った断面図で
ある。
【図5】図5は、図1のVI−VI線に沿った断面図で
ある。
【図6】図6は、弾性的に可撓な材料からなるスリーブ
の中の軸の支承部である。
【図7】図7は、本発明によるジョイントの第1案の第
2実施形態を、連接車両が直線走行している状態で示す
図である。
【図8】図8は、15°の操舵角の状態で示す図7のジ
ョイントである。
【図9】図9は、15°の操舵角と追加の11°の振子
角の状態で示す図7のジョイントである。
【図10】図10は、ジョイントの第1案の第3実施形
態を、連接車両が直線走行している状態で示す図であ
る。
【図11】図11は、15°の操舵角の状態で示す図1
0のジョイントである。
【図12】図12は、15°の操舵角と追加の11°の
振子角の状態で示す図10のジョイントである。
【図13】図13は、2つのジョイント部材と1つだけ
のジョイントアームとを備える第1実施形態の運動機構
である。
【図14】図14は、ジョイントの第2案を直線走行の
状態で示す図である。
【図15】図15は、15°の折曲角の状態で図14の
第2案を示す図である。
【図16】図16は、26°の折曲角の状態で図14の
第2案を示す図である。
【図17】図17は、図16のXVI−XVI線に沿っ
た断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルスト ヨアヒム グムペルト ドイツ国 D−38226 ザルツギッター 1 ビルケングルント 4

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 たとえば連節バスやレール使用車両など
    の2つの車両または車両部品の間のジョイントにおい
    て、該ジョイント(1;100)が、車両(2,3;1
    02,103)の中心長軸から間隔をおいて配置された
    少なくとも2つのジョイント部材(11,21;11
    a,21a;111a,112a)を有するとともに、
    両方のジョイント部材を中心として回転可能に支承され
    た少なくとも1つ、好適には2つのジョイントアーム
    (12a;12,22;113,114)を有すること
    を特徴とするジョイント。
  2. 【請求項2】 両方のジョイントアーム(12,22)
    が相互に連結されている請求項1記載のジョイント。
  3. 【請求項3】 それぞれの車両ないし車両部分(2,
    3)が軸受台(10,20)を有しており、それぞれの
    軸受台(10,20)がジョイントアーム(12,2
    2)を受容している請求項1記載のジョイント。
  4. 【請求項4】 ジョイント部材(11,21)が旋回可
    能に軸受台(10,20)と連結可能である請求項3記
    載のジョイント。
  5. 【請求項5】 一方の軸受台(20)が両方のジョイン
    トアーム(12,22)と連結されており、それに対し
    て他方の軸受台(10)は一方のジョイントアーム(1
    2)と連結されている請求項3記載のジョイント。
  6. 【請求項6】 両方のジョイントアーム(12,22)
    が一方の軸受台(20)の上側と下側に配置されている
    請求項3記載のジョイント。
  7. 【請求項7】 ジョイント部材(11,21)が垂直方
    向の軸を有しており、この軸を中心としてジョイントア
    ーム(12,22)が旋回可能に支承されている請求項
    1記載のジョイント。
  8. 【請求項8】 ジョイントアーム(12,22)が、カ
    ーブ走行のときに(通過すべきカーブに応じて)選択的
    に一方または他方の軸受台(10,20)と回転止めさ
    れた状態で連結可能である請求項3記載のジョイント。
  9. 【請求項9】 回転止めをするため、少なくとも1つの
    ジョイントアーム(12,22)を軸受台(10,2
    0)と結合する少なくとも1つのボルト(17,27)
    が設けられている請求項8記載のジョイント。
  10. 【請求項10】 ジョイント部材(111a,112
    a)が、車両の中央長軸(50)に対して横向きにスラ
    イド可能なように一方の車両または車両部分によって受
    容可能であり、両方のジョイントアーム(113,11
    4)は他方の端部で、車両の中心長軸(50)に配置さ
    れた回転ジョイント(120)によって他方の車両また
    は車両部分と連結されている請求項1記載のジョイン
    ト。
  11. 【請求項11】 ジョイントアーム(113,114)
    のためのジョイント部材(111a,112a)がそれ
    ぞれ車両(102,103)の中心長軸(50)に対し
    て横向きに可動なキャリッジ(111,112)に配置
    されている請求項10記載のジョイント。
  12. 【請求項12】 キャリッジ(111,112)が、一
    方の車両ないし車両部分(102,103)と連結され
    たコンソール案内部(110)に配置されている請求項
    10記載のジョイント。
  13. 【請求項13】 コンソール案内部(110)が円形案
    内部(190)を有しており、キャリッジ(111,1
    12)は円形案内部(190)によって上下方向へ旋回
    可能なように受容可能である請求項12記載のジョイン
    ト。
  14. 【請求項14】 キャリッジ(111,112)とジョ
    イントアーム(113,114)の間に緩衝部材(16
    0)が設けられている請求項11記載のジョイント。
  15. 【請求項15】 両方のジョイントアーム(113,1
    14)の間に緩衝部材(166)が配置されている請求
    項11記載のジョイント。
  16. 【請求項16】 緩衝部材(166)がキャリッジ(1
    11,112)の間に配置されている請求項11記載の
    ジョイント。
  17. 【請求項17】 他方の車両または車両部分(102)
    に、回転ジョイント(120)のためのコンソール(1
    30)が配置されている請求項10記載のジョイント。
  18. 【請求項18】 ジョイント部材(111a,112
    a)を中心とするジョイントアーム(113,114)
    の振子運動を緩衝するために緩衝装置(140)が設け
    られている請求項10記載のジョイント。
  19. 【請求項19】 緩衝装置(140)が、一方ではジョ
    イントアーム(113,114)と、また他方では車両
    (102)ないし車両部分またはコンソール(130)
    と連結された、少なくとも1つのダンパ(141)を含
    んでいる請求項18記載のジョイント。
  20. 【請求項20】 コンソール(130)及びジョイント
    (100)が旋回運動をすると、ダンパ(141)がコ
    ンソール(130)またはジョイントアーム(113,
    114)に潜り込むように構成されている請求項19記
    載のジョイント。
  21. 【請求項21】 ジョイントアーム(113,114)
    が角度をつけて回転ジョイント(120)の方へ向かう
    ようにキャリッジ(111,112)に配置されている
    請求項11記載のジョイント。
  22. 【請求項22】 コンソール(130)が水平方向の軸
    (135,136)を中心として旋回可能なように車両
    または車両部分(102)に枢着されている請求項17
    記載のジョイント。
  23. 【請求項23】 キャリッジ(111,112)が、円
    形案内部(190)で受容するための弾性的な滑りブッ
    シュを有する請求項13記載のジョイント。
  24. 【請求項24】 コンソール(130)ないしコンソー
    ル案内部(110)が、車両ないし車両部分(102,
    103)のフレームの横方向支持体である請求項17記
    載のジョイント。
  25. 【請求項25】 たとえば連節バスやレール使用車両な
    どの2つの車両または車両部品の間のジョイントにおい
    て、前記ジョイント(200)が、両方の車両または車
    両部分(2,3)を連結するピボット軸受(240)を
    有しており、このピボット軸受は、車両または車両部分
    の中心長軸(50)に対して横向きにスライド可能なよ
    うに車両または車両部分によって受容可能であることを
    特徴とするジョイント。
  26. 【請求項26】 それぞれの車両または車両部分(2,
    3)がピボット軸受(240)のための案内部(21
    0,220)を有する請求項25記載のジョイント。
  27. 【請求項27】 前記案内部が、中心長軸(50)に対
    して横向きに延びるコンソール(210,220)とし
    て構成されている請求項26記載のジョイント。
  28. 【請求項28】 ピボット軸受(240)が、コンソー
    ル(210,220)によってスライド可能に受容可能
    なキャリッジ(241,242)を両側に有する請求項
    27記載のジョイント。
  29. 【請求項29】 コンソール(210,220)が、ピ
    ボット軸受(240)と連結された緩衝装置(250)
    を有する請求項27記載のジョイント。
  30. 【請求項30】 コンソール(210,220)が、水
    平方向の軸(230)を中心として旋回可能なように車
    両または車両部分(2,3)に配置されている請求項2
    7記載のジョイント。
  31. 【請求項31】 コンソール(210,220)の間
    に、それぞれ中心長軸から間隔をおいてストッパ(21
    6,226;217,227)が設けられている請求項
    30記載のジョイント。
  32. 【請求項32】 前記ストッパが案内機能を有する請求
    項31記載のジョイント。
  33. 【請求項33】 前記ストッパが2つのアーム(21
    6,226;217,227)を含んでおり、それぞれ
    のアーム(216,226;217,227)はコンソ
    ール(210,220)に配置されており、両方のアー
    ムはそれぞれフォーク状に構成されていて互いに入り込
    むようにスライド可能である請求項32記載のジョイン
    ト。
  34. 【請求項34】 個々の車両部分がジョイントによって
    相互に連結された、たとえば連節バスやレール使用車両
    などの連接車両において、前記ジョイント(1;10
    0,200)が請求項1から33までのいずれか1項ま
    たは複数項に基づいて構成されていることを特徴とする
    連接車両。
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