JP2002316141A - 水処理業務の管理センタ及びネットワーク・システム - Google Patents

水処理業務の管理センタ及びネットワーク・システム

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JP2002316141A
JP2002316141A JP2001124065A JP2001124065A JP2002316141A JP 2002316141 A JP2002316141 A JP 2002316141A JP 2001124065 A JP2001124065 A JP 2001124065A JP 2001124065 A JP2001124065 A JP 2001124065A JP 2002316141 A JP2002316141 A JP 2002316141A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水処理業務を統合的に管理し、かつ作業員を最
適配置する。 【解決手段】管理センタ10は、複数の水処理施設20
と電子通信手段を介して接続されており、水道事業体3
0から水処理施設の運転基準情報を受け取ってデータベ
ース(DB)11に記憶し、水処理施設20から運転実
績情報を受け取ってDB12に記憶する。運転情報分析
評価部16は、DB11の運転基準情報に基づいて、各
水処理施設の基準運転のスケジュールを作成し、DB1
2の運転実績情報、並びに気象情報機関40、河川・湖
沼情報センサ50及び吸水センサ60からの情報に基づ
いて、各水処理施設の運転のスケジュールを修正する。
そして、作成・修正されたスケジュールに基づき、各水
処理施設20に対して運転操作情報を提供する。また、
作業員派遣、薬品、部品供給のスケジュールも作成し
て、作業員派遣団体70、薬品メーカ80、部品メーカ
90に対して通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、水処理業務を情報通信技
術を用いて総合的に運営管理するための管理センタ及び
管理ネットワーク・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水処理の維持管理システムにおい
ては、対症療法的な設備の保全が行われており、設備の
整備計画においても実験、経験、感などによる整備に頼
っている傾向がある。したがって、高度に熟練した運転
要員及び点検要員を必要としているとともに、予防的な
保全を行うための具体的な提案がなされていない。。ま
た、気象変動等の影響を受けやすい水処理施設をどのよ
うに保全すればよいのか、さらには、水処理施設の運転
要員及び点検要員等の作業要員を低減するためには、ど
のようにすればよいのか等についても、具体的な提案が
なされていない。
【0003】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
なされたものであり、本発明の目的は、情報通信技術を
用いて、水道事業を含めた水処理業務全体を、水処理施
設の予防保全を含めて適切に維持管理すること、及び作
業員の最適配置を行うことができる水処理業務の管理セ
ンタ及び管理ネットワーク・システムを提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、所定の地域の水処理業務を統合的に
管理するための管理センタであって、該水処理業務に関
連する複数の水処理施設と電子通信手段を介して接続さ
れている管理センタにおいて、水処理業務に関連する複
数の水処理施設の運転基準情報を記憶した第1の記憶手
段と、それぞれの水処理施設における運転状況を表す運
転実績情報を記憶する第2の記憶手段と、第1の記憶手
段に記憶された運転基準情報に基づいて、各水処理施設
の基準運転のスケジュールを作成し、かつ第2の記憶手
段に記憶された運転実績情報に基づいて、各水処理施設
の運転のスケジュールを修正するスケジューリング手段
と、スケジューリング手段で作成及び修正されたスケジ
ュールに基づき、各水処理施設に対して運転操作情報を
提供する手段とからなることを特徴とする管理センタを
提供する。
【0005】上記した本発明に係る管理センタにおい
て、スケジューリング手段はさらに、気象情報機関から
の現在の気象情報及び将来の気象情報に基づいて、各水
処理施設の運転のスケジュールを修正するよう構成され
ていることが好ましい。また、管理センタはさらに、第
1の記憶手段に記憶された運転実績情報、河川・湖沼情
報センサ及び給水情報センサからの情報に基づいて、水
処理施設に障害が生じたか否かを判定する障害判定手段
を含み、第1の記憶手段はさらに、各水処理施設にどの
ような職種の作業員を何人派遣すべきかを表す作業員基
準情報を記憶しており、スケジューリング手段は、作業
員基準情報に基づいて、それぞれの水処理施設に派遣す
べき作業員の派遣スケジュールを作成するとともに、第
2の記憶手段に記憶された運転実績情報に基づいて、作
業員の派遣スケジュールを修正し、かつ、障害判定手段
においていずれかの水処理施設に障害が生じたと判定し
た場合に、障害復旧のための作業員を派遣するための作
業員派遣指示を作成するよう構成されていることが好ま
しい。管理センタはさらに、給水情報センサからの給水
情報、及び対象地域の人口変動予測に基づき、将来の給
水量の推定を行う給水量分析評価手段を備え、第1の記
憶手段は、各水処理施設の施設台帳情報を記憶してお
り、管理センタは、第1の記憶手段に記憶された施設台
帳情報、第2の記憶手段に記憶された運転実績情報、給
水量分析評価手段が推定した将来の給水量に基づいて、
対象地域の水処理施設ネットワークの将来の最適プラン
を作成する施設情報分析評価手段を備えていることが好
ましい。
【0006】本発明はまた、所定の地域の水処理業務を
統合的に管理するための、上記した構成を有する管理セ
ンタと、該該管理センタと電子通信手段を介して接続さ
れた、水処理業務に関連する複数の水処理施設とからな
るネットワーク・システムを提供する。該ネットワーク
・システムにおいては、水処理施設が、浄水施設、下水
処理施設、及び屎尿処理施設の少なくとも1種類の施設
を含んでいる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、水処理施設の予防保全
の考え方を取り入れており、次のような観点に基づいて
発明されたものである。 1.設備保全の核機能を統合化したオンライン/データ
ベースの構築による、人とコンピュータとの対話型管理
システムであり、保全員の適時及び適地の配置を行う。 2.設備診断機器や生産管理システムとのリンケージに
よる定量的劣化情報、生産情報等に基づく予知保全を行
う。 3.各種保全形式のうちでも最も経済的な組合せによ
る、保全効果の定量的測定を行う。 4.各種保全情報が蓄積されたデータは、管理者、技術
スタッフ、及び保全担当者のいずれもが容易に検索でき
るようにする。
【0008】以上のような観点による本発明の水処理業
務の管理システムにおいては、設備の保全全般にわたる
情報を一元的に及び体系的に処理し、各種設備保全情報
が人員派遣部門にも伝達されるため、機動的な人員配置
を高めることになる。そして、維持管理から保全へ、保
全から維持管理へと情報がフィードバックされるので、
適切な維持管理が可能となり、水処理施設のライフサイ
クル・コストを低減することができる。
【0009】図1は、本発明に係る水処理業務管理セン
タ10を中心とした水処理業務ネットワーク・システム
を示した説明図である。図1において、20は水処理施
設、30は水道事業体(地方自治体)、40は気象情報
機関、50は河川・湖沼情報センサ、60は給水情報セ
ンサ、70は作業員派遣団体、80は薬品メーカ、90
は部品メーカである。水処理施設20は、対象地域に設
けられた浄水施設、下水処理施設、及び屎尿処理施設の
少なくとも1種類を含み、水道事業体30の管理管轄の
施設である。これら施設はそれぞれ、対象地域内又は地
域外に1又は複数設けられている。図1においては、代
表的に1つのみを示している。
【0010】河川・湖沼情報センサ50及び給水情報セ
ンサ60もそれぞれ、代表して1つのみを示している
が、対象地域内又は地域外に通常複数設けられており、
また、河川・湖沼情報センサ50は、浄水施設の水源等
の、対象地域以外の箇所にも設置されている。なお、図
1に示した水処理業務ネットワーク・システムには、複
数の地方自治体の複数の水道事業体30が含まれてもよ
く、その場合、複数の水道事業体30で同一の水処理施
設20を共有したり、河川・湖沼情報センサ50を共有
したりする場合もある。管理センタ10は、水処理基準
データベース(DB)11、水処理実績DB12、気象
DB13、河川DB14、給水DB15を備え、さら
に、運転情報分析評価部16、施設情報分析評価部1
7、給水量分析評価部18を備えている。運転情報分析
評価部16、施設情報分析評価部17、給水量分析評価
部18は、コンピュータがDB11〜15に記憶された
データに基づいて実行する機能ブロックを表している。
【0011】水道事業体30は、地方自治体が管理セン
タ10に対して業務委託した水処理事業に必要なすべて
の情報を提供する。これら情報は、水処理施設20毎の
施設台帳情報、運転基準情報、及び作業員基準情報を含
んでおり、管理センタ10の水処理基準DB11に格納
される。施設台帳は、水処理施設の構造及び保全に関す
る情報であり、運転基準情報は、例えば季節毎に水処理
施設20が提供すべき水の流量及び水質に関する情報、
並びに、そのような流量及び水質を保持するために必要
なユーティリティ及び薬品の種類及び量に関する基準情
報である。作業員基準情報は、それぞれの水処理施設2
0を維持管理するために必要な運転要員及び点検要員等
の作業員に関する基準情報である。
【0012】水処理施設20は、上記したように浄水施
設、下水処理施設、及び屎尿処理施設であり、地方自治
体すなわち水道事業体30が保有する施設である。水処
理施設20は、管理センタ10の運転情報分析評価部1
6からの運転操作情報によって遠隔制御され、また、運
転実績を管理センタ10に通知する。通知された運転実
績情報は、管理センタ10の水処理実績DB12に記憶
される。運転実績情報は、水処理の結果得られた水量
(水位)及び水質、ポンプ等の運転及び停止タイミン
グ、並びに、使用電力量等の運転状況を表すデータを含
んでいる。運転状況は、遠隔監視システムによって自動
的に観測されて、運転実績情報として自動的に管理セン
タ10に通知される。なお、作業員派遣団体70から派
遣される点検要員が運転状況を定期的に観測し、管理セ
ンタ10に適宜の通信手段を用いて通信することもあ
る。
【0013】気象情報機関40は、気象庁又は気象台及
び測候所であり、現在及び将来の気象情報を管理センタ
10に提供する。気象情報は、管理センタ10の気象D
B13に記憶される。河川・湖沼情報センサ50は、水
処理施設20が浄水施設の場合、水源池又は水源となる
河川の水質及び水量を計測するものであり、河川の上流
点、水処理施設20への取水点(水処理施設の樋門)、
及び下流にそれぞれ設置される。また、水処理施設20
が下水処理施設及び屎尿処理施設の場合、これら施設か
ら排水される河川の下流に、河川・湖沼情報センサ50
を配置して、排水が河川にどのような影響を及ぼしてい
るかを計測する。河川・湖沼情報センサ50によって計
測された水量及び水質は、管理センタ10に通知されて
河川DB14に記憶される。気象DB13及び河川DB
14に記憶された情報は、運転分析評価部16において
浄水施設の水源の現在の状況を把握するためだけでな
く、給水量分析評価部18において将来の状況を予測す
るために使用される。
【0014】給水情報センサ60は、対象地域内の適宜
の複数箇所に設けられた水量及び水質を測定するセンサ
(水量に関しては水道メータ)である。測定された給水
量も管理センタ10に通知され、給水DB15に記憶さ
れるとともに、水処理実績DB12にも記憶される。こ
のように給水センサ60を複数箇所に設けておくことに
より、センサとセンサとの間の水道管に破裂等の障害が
生じたか否かを、それぞれの給水センサの水量を監視す
ることによって検出することができる。水道管の障害等
の管路状況を監視するセンサを設けてもよい。なお、給
水センサ60から得られる対象地域内の総給水量は、該
地域内の下水の総量(総下水量)とほぼ比例関係にある
ことが統計的に実証されているため、総給水量が得られ
れば総下水量を推定することができる。したがって、推
定された総下水量に基づいて、下水処理施設の運転を計
画することができる。
【0015】これらDB11〜DB15は、管理センタ
10内に必ずしも配置する必要がなく、適宜の箇所に集
中配置されていても、又は分散配置されていてもよい。
例えば、水処理事業体20内に構築されているデータベ
ースを水処理基準DB11として使用してもよく、ま
た、気象庁等である気象情報機関30内に構築されてい
るDBをそのまま気象DB13として活用してもよい。
【0016】管理センタ10の運転情報分析評価部16
は、水処理基準DB11に記憶された施設台帳情報、及
び運転基準情報に基づいて、水処理施設20における例
えば1ヶ月間の運転のスケジューリングを行い、標準の
運転操作情報を作成する。標準の運転操作情報には、定
常状態において水処理施設20が処理又は出力すべき水
量及び水質の他、必要なユーティリティの種類及びその
量、派遣すべき作業員(運転要員及び点検要員)の資格
種類及びその人数(作業員基準情報)も含まれている。
したがって、運転情報分析評価部16は、作成した運転
操作情報を水処理施設20に通知するとともに、薬品メ
ーカ80、作業員派遣団体70に、必要なユーティリテ
ィ及び作業員の手配のための通知を行う。
【0017】運転情報分析評価部16は、また、水処理
実績DB12、気象DB13、河川DB14、及び給水
DB15に順次格納される水量及び水質に基づいて、標
準の運転操作情報を適宜修正する。運転操作情報の修正
は、水処理施設20に異常が生じた場合、及び異常が生
じる可能性が高い場合の対策も含んでいる。運転情報分
析評価部16は、修正した運転操作情報を水処理施設2
0に通知し、また必要に応じて、配送すべきユーティリ
ティの変更を薬品メーカ80に通知し、補修のための作
業員及び部品を確保するための情報を作業員派遣団体7
0及び部品メーカ90に通知する。例えば、水処理施設
20が浄水施設の場合、河川DB14に格納されたデー
タが取水口の水質が通常よりも汚染されていることを示
している場合には、混和剤を増量するよう運転操作情報
を修正する。必要ならば薬品メーカ80にも薬品の追加
依頼を通知する。また、浄水施設は、図2に示すよう
に、調整池、混和池、フロック形成池、沈殿池、排水池
で構成されているが、混和池、フロック形成池、沈殿池
等の滞留時間を増加させるよう、運転操作情報を修正す
る。なお、浄水施設からの運転実績情報には、これら池
の水位及び水質が含まれている。
【0018】さらに、河川DB14に格納されたデータ
が河川上流の水量が通常よりも減少している場合、又は
気象DB13に格納された気象予報データが河川上流の
降水量の減少を予知している場合には、他の水系を水源
とする浄水施設からの数量を増大させるように、該浄水
施設の運転操作情報を修正する。また、給水DB15に
格納された給水量すなわち水使用量が夏等において急激
に増大した場合には、その給水量にあわせて水処理量を
増大させるように、運転操作情報を修正する。逆に、気
象DB13に、大雨予報及び台風予報が記憶されている
場合には、河川の水位及び流量が大幅に増大するので、
下水処理施設へ河川から逆流することが予想される。こ
のような場合は、下水処理施設に対して、逆流を防止す
るための対策を通知する。なお、気象情報は、比較的狭
い地域毎の情報を気象情報機関40から得ることができ
る。したがって、運転情報分析評価部16は、気象変化
によってどの河川がどの程度水位が変動し、それによっ
てどの水処理施設20をどのように運転すべきか、及
び、どの水処理施設20がどのような影響を被るかを、
比較的高精度で推定することができる。
【0019】施設情報分析評価部17は、水処理基準D
B11に記憶されている設備台帳情報、及び水処理施設
20の作業員から通知される施設に関する情報に基づい
て、現時点で緊急に行う必要がある施設の保全補修のた
めの部品調達プランを作成する。また、施設情報分析評
価部17は、短期的、中期的、及び長期的に対象地域内
の水処理施設をどのようなにすべきか(種類、規模、位
置)の最適プランの算出も行う。将来(短期的、中期
的、及び長期的)の最適プランの算出においては、各水
処理施設20に関する環境負荷及びコストが最小となる
ように、施設プランが選択される。このとき、給水量分
析評価部18において得られる将来の給水量の需要予測
も加味して、最適プランが算出される。得られた最適プ
ランは、他の作成した施設プランとともに、水道事業体
30に提供される。
【0020】給水量分析評価部18は、給水DB15に
記憶された給水量の実績に基づき、対象地域内の人口変
動及び産業構造の変化を考慮して、短期的、中期的及び
長期的な将来の給水量の需要予測を行う。特に、短期的
な給水量の予測に関しては、給水量分析部18は、季節
要因も考慮して、給水量の需要を予測するとともに、気
象DB13に記憶された気象予報を考慮して、短期的に
供給可能な給水量を予測する。給水量の需要予測値が供
給可能予測値を上回っている場合には、どの程度の給水
制限を行うべきか、及び節水キャンペーンを行うべきで
あることを、水道事業体30に通知する。これら将来の
給水量の需要予測は、上記したように、施設情報分析評
価部17において、将来の施設の最適プランを算出する
ために利用される。
【0021】図3を参照して、図1に示した水処理業務
管理センタ10の運転情報分析評価部16において実行
される、気象情報機関40からの気象情報(自然状況)
及び河川・湖沼センサ50からの情報に基づいて、浄水
施設の運転を管理するための処理を一例として、詳細に
説明する。河川・湖沼センサ50からの情報は、流入水
量及び流入水質に関する情報、及び湖沼内水質及び水棲
生物、流状況に関する情報を含んでいるものとする。運
転情報分析評価部16のこの例における処理は、以下の
3つの処理ブロックに大別される。 ・浄水施設の水源である河川・湖沼へ流入する水量及び
水質の将来値をシミュレーションするブロックB1 ・浄水施設の水源である河川・湖沼の水量及び水質の将
来値をシミュレーションするブロックB2 ・浄水施設の水質・水量及び運転を監視し、かつ作業員
の派遣を指示するブロックB3
【0022】ブロックB1においては、気象情報機関4
0からの自然状況に関する情報に基づいて、河川・湖沼
への流入水量及び水質の変化を予測する。この予測にお
いては、まず、汚濁発生負荷モデルを作成し、発生負荷
量を算定し、オペレータ等により選定されたシミュレー
ション項目に基づいて、シミュレーション・モデルを決
定し、該シミュレーション・モデルに基づいて、現在か
ら所定期間後までの河川・湖沼の流入水量及び水質を予
測する、すなわち、現在予測値及び将来予測値を演算す
る。そして、河川・湖沼情報センサ50からの流入水量
及び水質の現在値に基づき、流入水量及び水質の現在予
測値が適切であるか否かを評価し、適切でない場合に
は、再度シミュレーション項目を選定し直して別のシミ
ュレーション・モデルを作成し、該モデルに基づいて、
河川・湖沼の流入水量及び水質の現在予測値及び将来予
測値を演算する。流入水量及び水質の現在予測値が現在
値とほぼ一致して予測が適切であると評価した場合、現
在予測値及び将来予測値が、ブロックB2において利用
される。
【0023】ブロックB2においては、河川・湖沼情報
センサ40からの湖沼内水質、水棲生物、流況に関する
情報、並びに、ブロックB1からの河川・湖沼の流入水
量及び水質の現在予測値及び将来予測値に基づいて、河
川・湖沼の将来の水質及び水量を予測する。この予測に
おいては、まず、オペレータにより選定されたシミュレ
ーション項目に基づいてシミュレーション・モデルを作
成する。次いで、ブロックB1からの河川・湖沼の流入
水量及び水質の現在予測値をシミュレーション・モデル
に適用して、河川・湖沼の水量及び水質の現況を再現す
る。そして、シミュレーション・モデルに基づいて得ら
れた河川・湖沼の現況すなわち水量及び水質の現在推定
値が、河川・湖沼情報センサ50からの現在の水質及び
水量とほぼ一致しているか否かを判定し、一致していな
い場合には、シミュレーション項目を選定し直して、別
のシミュレーション・モデルを作成する。このようにし
て、水量及び水質の現在推定値が現在値と一致するシミ
ュレーション・モデルを作成する。そして、ブロックB
1において得られた河川・湖沼の流入水量及び水質の将
来予測値に基づいて、河川・湖沼の水位及び水質の将来
予測値を演算する。シミュレーション・モデルは、ブロ
ックB3の分析結果に基づいて、適宜修正される。
【0024】ブロックB3においては、ブロックB2に
おいて得られた河川・湖沼の水位及び水質の将来予測
値、並びに、水処理施設内の水量及び水質の現在値に基
づき、浄水施設の運転を監視する。このため、水量及び
水質モニタ監視計画を作成し、該計画に従って浄水施設
の水質及び水量を監視し、かつ、水質が水道水質基準等
に合致しているか否かを分析判定する。判定結果は、水
質モニタ監視計画にフィードバックしてより適切な計画
となるように修正するとともに、先述したように、ブロ
ックB2にフィードバックして、シミュレーション・モ
デルを適宜修正する。
【0025】ブロックB3においては、また、浄水施設
の運転監視計画を作成し、作業員派遣団体70に対し
て、作業員派遣の指示を通知する。作業員の派遣につい
ては、派遣すべき作業員の種類及び人数とともに、派遣
作業員が行うべき作業フローも含まれている。したがっ
て、作業員は作業フローに基づいて水質検査等を行うこ
とができるので、必ずしも高度な経験を有する必要がな
い。このようにして、運転情報分析評価部16は、気象
情報機関40、河川・湖沼情報センサ50、及び水道事
業体20からの情報、並びに、浄水場の水量及び水質に
関する情報に基づいて、水道水基準に一致するように、
浄水場の運転を適切に管理することができる。
【0026】次に、運転情報分析評価部16の、管理す
るすべての水処理施設20への作業員派遣について、説
明する。図4は、ある地域における下水処理施設、浄水
施設、屎尿処理施設において必要な作業員の種類及び数
を表している。なお、これらの数は、水処理施設の種類
及び規模に応じて1カ所の施設の状況のみで必要な作業
員を選定している。図4に示すように、10000m3
/dの規模を有する下水処理施設においては、マルチ技
術者、電気主任、機械主任、及び水質主任を1人づつ配
置し、オペレータを9人、ワーカを4人配置することが
一般的である。10000m3/dの規模を有する浄水
施設においては、マルチ技術者、電気主任、機械主任、
水質主任を1人づつ配置し、オペレータを7人、ワーカ
を2人配置することが一般的である。100kl/dの
規模の屎尿処理施設においては、マルチ技術者、及び電
気主任を1人づつ配置し、オペレータを2人、ワーカを
1人配置することが一般的である。
【0027】しかしながら、これら作業員の内、例え
ば、電気主任、機械主任は、水処理施設に異常が生じた
場合、あるいは定期点検作業を行う場合にのみ必要であ
って、通常の運転作業では必要がない。また、本発明に
係る管理センタ10によって水処理施設20の水質が常
時モニタされ、その結果が水処理施設20の運転にフィ
ードバックされているため、水質主任も各水処理施設2
0に常駐する必要がない。マルチ技術者、オペレータ、
及びワーカについても、同様に、各水処理施設20に定
められた作業員のすべての人数が常駐する必要がないこ
とが多い。すなわち、本発明に係る管理センタ10によ
って、複数の水処理施設20がネットワーク化され、か
つ各水処理施設20の運転状況を常時監視している状態
では、作業員を常駐させる必要性が低減する。
【0028】そこで、本発明に係る管理センタ10にお
いては、ネットワーク化された複数の水処理施設20に
おいて作業員(運転要員及び点検要員)を共有化するこ
とにより、全体として作業員の数を低減することを意図
している。そのため、運転情報分析評価部16は、図5
に示すように、まず、ステップS1において、水処理基
準DB11に格納された作業員情報に基づいて、作業員
派遣のための基準スケジュール(図3のブロックB3中
の「運転監視計画」に関連)を作成する。この基準スケ
ジュールにおいては、例えば、マルチ技術者及び電気主
任が、浄水施設、下水処理施設、及び屎尿処理施設を例
えば1日又は数日で巡回するよう計画を立てる。作成さ
れた基準スケジュールは、運転情報分析評価部16中の
適宜の記憶装置に格納され、かつ作業員派遣団体70に
通知される。
【0029】そして、ステップS2において、水処理実
績DB12に記憶された運転実績情報、河川・湖沼DB
14に記憶された水質情報、給水DB15に記憶された
給水の水質に基づいて、水処理施設20に障害が現時点
で生じているか否かを判定し、給水DB15に記憶され
た水量に基づいて、給水管(水道管)に障害が生じてい
るか否かを判定する。障害の発生は、種々のセンサから
の水量(及びその差分)並びに水質が予め設定したしき
い値を超えたか否かによって、自動的に判定される。
【0030】障害が生じている場合に、ステップS3に
おいて、運転情報分析評価部16は、その障害状況を分
析して、どのような作業員を追加派遣すべきかを決定
し、作業員派遣団体70に対して、追加派遣の要請を通
知する。また、運転情報分析評価部16は、ステップS
4において、水処理実績DB13に記憶された運転実績
情報、気象DB13及び河川DB14に記憶された情報
に基づいて、水処理施設20及び給水管に短期的(及び
中期的)な将来、障害が生じる可能性があるかどうかを
判定する。障害が生じる可能性がある場合、ステップS
3において、その障害発生を防止するために必要な作業
員を派遣するよう、作業員派遣団体70に通知する。
【0031】なお、運転情報分析評価部16の記憶装置
は、水処理施設20からの運転実績情報、河川・湖沼情
報センサ50からの水量及び水質情報、及び給水センサ
60からの水量及び水質情報と、障害の種類とを対応づ
けるための対照テーブル、並びに、障害の種類、該障害
の解消方法及び派遣すべき作業員とを対応づけるための
対照テーブルを、予め記憶している。これら対照テーブ
ルを参照することにより、運転情報分析評価部16は、
どのような障害が生じているか又は生じる可能性がある
かを自動的に判定することができ、また、派遣すべき作
業員を決定することができ、さらに、障害を解消するた
めの手法を作業員に指示することができる。
【0032】派遣された作業員は、水処理施設20等に
おいて行った運転作業、点検作業、及び補修作業の作業
状況を運転情報分析評価部16に通知する。運転情報分
析評価部16は、ステップS5において、作業員からの
作業状況を受け取り、記憶装置に記憶する。これによ
り、運転情報分析評価部16は、通知された作業結果と
水処理実績DB12の運転実績情報とを評価して、適切
な作業が行われたかどうかの判定を行い、かつ、その結
果を運転操作情報に反映させる。また、より適切な対処
が可能となるように、対照テーブルを修正することがで
きる。
【0033】上記においては、作業員の派遣に関して詳
細に説明したが、水処理施設20において必要なユーテ
ィリティ及び部品の調達についても同様に、水処理基準
DB11を参照して基準スケジューリングを作成し、か
つ、対照テーブルを参照して障害が生じたときに必要な
薬品等のユーティリティを配送するよう通知する。
【0034】以上のように、本発明に係る水処理業務管
理センタによれば、点在する複数の水処理施設を該処理
現場と密接に連携しつつ統合的に管理することができる
ので、極めて効率的に管理することができる。特に、給
水サービスの品質を確保しつつ緊急時の対応も迅速に行
うことができる。また、水処理施設の運転要員及び点検
要員等の必要な作業員を、基準スケジュールに基づき、
又は種々のセンサからのデータに基づいて変更したスケ
ジュールに基づいて派遣しているので、各水処理施設に
作業員を固定的に配置する必要がなくなり、必要な要員
の数を最小化することができる。しかも、障害時の作業
員派遣についても迅速に決定することができるので、緊
急異常時にも適切かつ迅速に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水処理業務ネットワーク・システ
ムの概略ブロック図である。
【図2】図1に示した水処理施設の一例である浄水施設
の構成を示す説明図である。
【図3】浄水施設の運転を管理するための処理の一例を
示すフローチャートである。
【図4】水処理施設において必要な運転要員及び点検要
員の種類及び人数の一例を示す表図である。
【図5】本発明に係る水処理管理センタにおいて実行さ
れる作業員派遣に関する処理を行うためのフローチャー
トである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 利光 学 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 浅井 良紀 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 BB03 BB74 DD08 DD49 EE12 FF01 FF04 FF19 FF20 GG11 GG14 GG18 GG21 GG23 GG66

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の地域の水処理業務を統合的に管理
    するための管理センタであって、該水処理業務に関連す
    る複数の水処理施設と電子通信手段を介して接続されて
    いる管理センタにおいて、 水処理業務に関連する複数の水処理施設の運転基準情報
    を記憶した第1の記憶手段と、 それぞれの水処理施設における運転状況を表す運転実績
    情報を記憶する第2の記憶手段と、 第1の記憶手段に記憶された運転基準情報に基づいて、
    各水処理施設の基準運転のスケジュールを作成し、かつ
    第2の記憶手段に記憶された運転実績情報に基づいて、
    各水処理施設の運転のスケジュールを修正するスケジュ
    ーリング手段と、 スケジューリング手段で作成及び修正されたスケジュー
    ルに基づき、各水処理施設に対して運転操作情報を提供
    する手段とからなることを特徴とする管理センタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の管理センタにおいて、ス
    ケジューリング手段はさらに、気象情報機関からの現在
    の気象情報及び将来の気象情報に基づいて、各水処理施
    設の運転のスケジュールを修正するよう構成されている
    ことを特徴とする管理センタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の管理センタにおい
    て、 管理センタはさらに、第1の記憶手段に記憶された運転
    実績情報、河川・湖沼情報センサ及び給水情報センサか
    らの情報に基づいて、水処理施設に障害が生じたか否か
    を判定する障害判定手段を含み、 第1の記憶手段はさらに、各水処理施設にどのような職
    種の作業員を何人派遣すべきかを表す作業員基準情報を
    記憶しており、 スケジューリング手段は、作業員基準情報に基づいて、
    それぞれの水処理施設に派遣すべき作業員の派遣スケジ
    ュールを作成するとともに、第2の記憶手段に記憶され
    た運転実績情報に基づいて、作業員の派遣スケジュール
    を修正し、かつ、障害判定手段においていずれかの水処
    理施設に障害が生じたと判定した場合に、障害復旧のた
    めの作業員を派遣するための作業員派遣指示を作成する
    よう構成されていることを特徴とする管理センタ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれかに記載の管理セン
    タにおいて、 管理センタはさらに、給水情報センサからの給水情報、
    及び対象地域の人口変動予測に基づき、将来の給水量の
    推定を行う給水量分析評価手段を備え、 第1の記憶手段は、各水処理施設の施設台帳情報を記憶
    しており、 管理センタはさらに、第1の記憶手段に記憶された施設
    台帳情報、第2の記憶手段に記憶された運転実績情報、
    給水量分析評価手段が推定した将来の給水量に基づい
    て、対象地域の水処理施設ネットワークの将来の最適プ
    ランを作成する施設情報分析評価手段を備えていること
    を特徴とする管理センタ。
  5. 【請求項5】 所定の地域の水処理業務を統合的に管理
    するための管理センタと、該該管理センタと電子通信手
    段を介して接続された、水処理業務に関連する複数の水
    処理施設とからなるネットワーク・システムにおいて、 管理センタが請求項1〜4いずれかに記載の管理センタ
    で構成され、 水処理施設が、浄水施設、下水処理施設、及び屎尿処理
    施設の少なくとも1種類の施設を含んでいることを特徴
    とする水処理業務ネットワーク・システム。
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