JP2002315684A - 手洗装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手を乾燥する際に、洗浄液吐出口に付いた洗
浄液や水受部の前面内部壁面上に残った洗浄液の飛散を
防止し、清潔で快適な手洗装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 水石けん等をムース状に吐出する洗浄液
吐出部と、水又は湯を吐水する吐水口と、手に付着した
水滴等を吹き飛ばす気体を吹き出す気体吹出口と、前記
洗浄液吐出部からの洗浄液と前記吐水口からの吐水及び
前記吹き飛ばされた水滴等を受ける水受部と、該水受部
に排水口とを備え、前記気体吹出口は前記水受部の内部
壁面に配設され、前記洗浄液吐出部は前記水受部の気体
吹出口の対面側壁面に設け、前記洗浄液吐出部に洗浄液
飛散防止手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、濡れた手を乾燥さ
せる乾燥機能を備えた手洗装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】この種の手洗装置として、本出願人は、
図１２に示すようなものを先に提案している。

【０００３】このものは、図１２に示すように、水受部
５０の溢れ縁部の後部を上方に延出させた部分６０に洗
浄液吐出部３００を設け、キャビネット部１１０には、
洗浄液タンク５００と洗浄液を供給する洗浄液供給手段
６００と洗浄液吐出部３００と洗浄液供給手段６００と
を連絡する洗浄液供給管８００と、空気を供給する空気
供給手段７００と洗浄液吐出部３００とを連絡する空気
供給管９００が設けてある。

【０００４】また、気体吹出口２００は洗浄液吐出部３
００と対向する水受部５０の前面内部壁面に設けて、手
洗い動作を行った後、移動することなく濡れた手を乾燥
させるというものである。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、手を洗浄する際、洗浄液吐出部３００から吐
出後、ムース状の洗浄液が表面張力にて洗浄液吐出部３
００の先端部に残り、手４００を乾燥する際、気体吹出
口２００から吹き出された気体が手４００に当り更に、
水受部５０の内面に沿って流れ、洗浄液吐出部３００の
先端部に当り、洗浄液吐出部３００先端部に付いた洗浄
液が飛散し、身体やカウンターに付着し使用者に不快感
を与えるものであった。

【０００６】また、洗浄液を吐出した時、洗浄液を手４
００に取らない場合、前記洗浄液吐出部の延長線上の、
水受部５０の前面内部壁面上７０に洗浄液がつき、吐水
しても洗浄液が流れず水受部５０の前面内部壁面上７０
に残り、手４００を乾燥する際、気体吹出口２００から
吹き出された気体が手４００に当り更に、水受部５０の
内面に沿って流れ水受部５０の前面内部壁面上７０につ
いた洗浄液が飛散し、身体やカウンターに付着し使用者
に不快感を与えるものであった。

【０００７】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、手を乾燥する際に、洗浄
液吐出部や水受部の前面内部壁面上に残った洗浄液の飛
散を防止し、清潔で快適な手洗装置を提供することにあ
る。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、水石けん等をムース状に吐出する洗浄液吐
出部と、水又は湯を吐水する吐水口と、手に付着した水
滴等を吹き飛ばす気体を吹き出す気体吹出口と、前記洗
浄液吐出部からの洗浄液と前記吐水口からの吐水及び前
記吹き飛ばされた水滴等を受ける水受部と、該水受部に
排水口とを備え、前記気体吹出口は前記水受部の内部壁
面に配設され、前記洗浄液吐出部は前記水受部の気体吹
出口の対面側内壁面に設け、前記洗浄液吐出部に洗浄液
飛散防止手段を設けたことを特徴としている。

【０００９】従って、この構成によれば、手を乾燥する
際に洗浄液吐出部の先端に付着した洗浄液の飛散が防止
でき使用者に不快感を与えない清潔で快適な手洗装置を
提供することができる。

【００１０】また、前記洗浄液吐出部は、吐出ノズルを
備え、前記洗浄飛散防止手段は、前記吐出ノズルの外周
を筒側壁で囲った構成にすれば、前記気体吹出口から吹
き出された気体が前記洗浄液吐出部の前記吐出ノズル先
端に当りにくくなりなり前記洗浄液吐出部の前記吐出ノ
ズル先端に付着した洗浄液の飛散を防止することができ
る。

【００１１】また、前記筒壁面を洗浄液吐出部の吐出ノ
ズルより着脱可能に構成にすれば、前記洗浄液吐出口の
前記吐出ノズルの着脱がやりやすくなり前記吹出ノズル
内部の清掃性が向上し、ノズル詰まり等による飛散を防
止することができる。

【００１２】また、前記洗浄液吐出部は、吐出ノズルを
備え、前記吐出ノズルは、前記洗浄液吐出部より着脱可
能に構成すれば、前記洗浄液吐出部の前記吐出ノズル内
部の清掃性が向上し、ノズル詰まり等による飛散を防止
できる。

【００１３】また、前記洗浄液吐出部は、吐出ノズルを
備え、前記洗浄液飛散防止手段は、洗浄液吐出上流側か
ら下流側に向かって前記吐出ノズルの口径を徐々に狭く
した構成すれば、洗浄液の吐出量が少なくでき前記洗浄
液吐出部の吐出ノズル先端に残る洗浄液を減少でき洗浄
液の飛散を防止できる。

【００１４】また、前記洗浄液吐出部は、吐出ノズルを
備え、前記洗浄液飛散防止手段は、前記吐出ノズルの下
流側の外壁に溝を設けた構成にすれば、前記吐出ノズル
の下流側の外壁の溝で洗浄液が前記洗浄液吐出部前記吐
出ノズルの水受部の排水口側に沿って流れるのを防止す
ることができる。

【００１５】また、前記吐出ノズルは、下流側先端開口
部の一部を外壁から開口中心に向かって閉塞する閉塞部
を備える構成にすれば、洗浄液の吐出角度を調整でき前
記水受部にたまる洗浄液を少なくでき、洗浄液の飛散を
防止できる。

【００１６】更に、前記閉塞部は、前記排水口側が開口
するように閉塞した構成にすれば、前記洗浄液を前記水
受部の前面内部壁面上の前記排水口方向に吐出できる。

【００１７】更にまた、前記閉塞部は、前記吐出ノズル
の先端開口部の約半分を閉塞した構成にすれば、前記洗
浄液を前記水受部の前面内部壁面上の前記排水口近くに
吐出でき、前記吐水口からの吐水にて前記洗浄液が流が
れやすくなり前記水受部に洗浄液が残らず洗浄液の飛散
を防止できる。

【００１８】また、前記吐出ノズルは、下流側先端開口
部を吐出ノズル中心線方向と所定の角度を成すように開
口したことで、開口方向により洗浄液の吐出角度を調整
することで前記水受部にたまる洗浄液を少なくでき、洗
浄液の飛散を防止できる。

【００１９】また、前記洗浄液吐出部の突起部先端外周
に凹部を、前記突起部根元外周にはオスネジを設け、前
記洗浄液吐出部の吐出ノズル根元外周に凸部を、前記洗
浄液吐出部の吐出ノズル外周中ほどにおよそ垂直に突起
部を、前記円筒壁面の内側中ほどにおよそ垂直に突起部
を設け、前記突起部外周先端の凹部に、前記洗浄液吐出
部の吐出ノズル根元外周の凸部を合せ、前記円筒壁面に
設けたメスネジを前記洗浄液吐出部に設けたオスネジに
ねじ込み、前記洗浄液吐出部の吐出ノズル外周中ほどに
設けたおよそ垂直な突起部を前記円筒側面内側中ほどの
およそ垂直な突起部で押さえ、固定する構成にすれば、
前記洗浄液吐出部の吐出ノズルの位置決めと固定が容易
に出来る。

【００２０】また、前記洗浄液吐出部は、洗浄液を供給
する洗浄液供給手段と、空気を供給する空気供給手段で
構成され、前記洗浄液の吐出動作停止時には、前記空気
供給手段の停止後、一定時間経過後に洗浄液供給手段を
停止するようにすれば、前記洗浄液の吐出を停止した時
前記洗浄液吐出部の吐出ノズル先端に残ったムース状の
洗浄液を洗浄液で押出し前記洗浄液吐出部の吐出ノズル
先端に洗浄液が残るのを防止できる。

【００２１】また、前記空気供給手段は、供給する空気
の量を調整するバルブを設けた構成にすれば、前記洗浄
液吐出部の吐出ノズルから吐出されるムースの比重を調
整でき、例えば、ムースの比重を重くすることにより、
前記吐出ノズル先端にムースが残ることを防止し、洗浄
液の飛散を防止できる。

【００２２】なお、以上述べてきた洗浄液飛散防止手段
は１つもしくは、組合わせて実施してもよい。

【００２３】

【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。

【００２４】図１は、本発明に係る手洗装置の全体構成
を示す外観斜視図である。図１に示すように、手洗装置
は、水受部６の後部を上方に延出させて形成した部分に
設けた水受部壁面に設けた洗浄液吐出部３及び、吐水口
４と、水受部６前部の吐水口４と対応する部分に配設し
た気体吹出口２とを有する手洗器本体７とから構成され
ている。

【００２５】洗浄液吐出部３の近傍には、差出された手
を検出する手検出手段８が、吐水口４の近傍には、差出
された手を検出する手検出手段９が、気体吹出口２の近
傍には、差出された手を検出する手検出手段（図示せ
ず)が設けられている。また、水受部６の下方部には、
排水口５が設けられている。

【００２６】手洗器本体７は、カウンター１０の略中央
部に、例えば、セルフリミング式、フレーム式等の方式
により取り付けられている。

【００２７】カウンター１０の下方には、キャビネット
部１１が設けられている。

【００２８】図示はないが、キャビネット部１１内に
は、洗浄液供給手段、空気供給手段、水供給部、気体供
給手段が設けられており、洗浄液吐出部、吐水口、気体
吹出口と夫々連通継続されている。

【００２９】また、各手検出手段からの検出信号に基づ
いて、各動作を制御する制御部が設けられている。

【００３０】以上のように構成された手洗装置の作動に
ついて、以下に説明する。

【００３１】使用者が洗浄液吐出部３付近に手を差出す
と、その手を手検出手段８により検出し、その検出信号
が制御部に入力されて、洗浄液供給手段が動作して洗浄
液が洗浄液吐出部３に送られ、同時に空気供給手段が動
作して空気が洗浄液吐出部３に送られ空気と洗浄液が混
合されムース状で洗浄液吐出部３より吐出され、使用者
は手洗浄動作を行うことができるが、洗浄液吐出部先端
に表面張力により洗浄液が残る。また、吐出した洗浄液
を手に取らない場合は、洗浄液が水受部の前面内部壁面
上につき、吐水しても洗浄液が流れず水受部の前面内部
壁面上に残る。

【００３２】次に、使用者が吐水口４付近に手を差し出
すと、その手を手検出手段９により検出し、その検出信
号が制御部に入力されて、水供給部が動作して水供給管
を介して吐水口４から水が吐水され、使用者は手洗い動
作を行うことができる。

【００３３】手洗い動作の後、濡れた手を気体吹出口２
付近に差し出すと、その手を手検出手段により検出し、
その検出信号が制御部に入力されて、気体供給手段が動
作し気体供給管を介して気体吹出口２から高速の気体が
吹き出され、手に付着した水等が吹き飛ばされて手の乾
燥が行われる。

【００３４】そして、吐出した洗浄液や吐水された水及
び、吹き飛ばされた水等は、排水口５から排出される。

【００３５】図２は、本発明に係る手洗装置の第１の実
施例を示す外観斜視図である。

【００３６】図２に示すように、洗浄液吐出部３の吐出
ノズル１２の外周を筒側壁１４で囲ったものである。

【００３７】このように構成すれば、気体吹出口２から
吹き出された気体が、洗浄液吐出部３の吐出ノズル１２
の先端に当りにくくなり洗浄液吐出部３の吐出ノズル１
２先端部に付着した洗浄液の飛散を防止できる。なお、
本実施の形態では筒側壁１４を円形状としたが、その形
状に限定するものでないことは、言うまでもない。

【００３８】図３は、本発明に係る手洗装置の第２の実
施例を示す部分断面図である。

【００３９】図３に示すように、円筒壁面１４を洗浄液
吐出部３の吐出ノズル１２より着脱可能に取付けたもの
である。

【００４０】このように構成すると、円筒壁面１３の取
外しが簡単にでき、前記洗浄液吐出部３の前記吐出ノズ
ル１２の着脱がやりやすくなり前記吹出ノズル１２内部
の清掃性が向上し、ノズル詰まり等による飛散を防止き
る。

【００４１】図４は、本発明に係る第３の実施例を示す
部分断面図である。

【００４２】図４に示すように、洗浄液飛散防止手段を
設けた洗浄液吐出部３の吐出ノズル１２を洗浄液吐出部
３より着脱可能としたものである。

【００４３】このように構成にすれば、洗浄液吐出部３
の吐出ノズル１２内部の清掃性が向上し、ノズル詰まり
等による飛散を防止できる。

【００４４】図５は、本発明に係る手洗装置の第４の実
施例を示す外観斜視図である。

【００４５】図５示すように、洗浄液吐出部３は洗浄液
吐出部３上流側から下流側に向かって洗浄液吐出部３の
吐出ノズル１２を細く、下流開口径を最小にしたもので
ある。

【００４６】このように構成すれば、洗浄液の吐出量が
少なくでき洗浄液吐出部３の吐出ノズル１２に残る洗浄
液を減少できる。

【００４７】図６は、本発明に係る手洗装置の第５の実
施例を示す外観斜視図である。

【００４８】図６に示すように、洗浄液吐出部３の吐出
ノズル１２ａの下流側先端側の外壁に溝１３を設けたも
のである。

【００４９】このように構成すれば、洗浄液吐出部３の
吐出ノズル１２ａの下流側の外壁の溝１３で、洗浄液が
洗浄液吐出部３の吐出ノズル１２ａ下部の、水受部の排
水口側に沿って流れるのを防止できる。

【００５０】図７は、本発明に係る手洗装置の第６の実
施例を示す外観斜視図で、図８は部分断面図である。

【００５１】図７、図８に示すように、洗浄液吐出部３
の吐出ノズル１２ｂの下流側先端開口部の一部を外壁か
ら開口中心に向かって閉塞部１６で閉塞したものである

【００５２】このように構成すると、洗浄液の吐出角度
が調整できる。

【００５３】また、洗浄液吐出部３の吐出ノズル１２ｂ
の水受部６の排水口５側が開口するように閉塞したもの
である。

【００５４】このように構成すると、洗浄液を水受部６
の内部壁面上の排水口５方向に吐出できる。

【００５５】更に、洗浄液吐出部３の吐出ノズル１２ｂ
の先端開口部の約半分を閉塞したものである。

【００５６】このように構成すると、洗浄液を水受部６
の内部壁面上の排水口５近くに吐出でき、吐水口４から
の吐水にて洗浄液が流れやすくなる。

【００５７】図９は、本発明に係る手洗装置の第７の実
施例を示す部分断面図である。

【００５８】図９に示すように、洗浄液吐出部３の吐出
ノズル１２ｂの先端開口部方向１５を吐出ノズル１２ｂ
の中心線方向と所定の角度を成すように開口したもので
ある。

【００５９】このように構成すると、洗浄液の吐出角度
が調整できると共に、洗浄液を水受部の内部壁面上の排
水口方向に吐出できる。

【００６０】図１０は、本発明に係る手洗装置の第８の
実施例を示す部分断面図である。

【００６１】図１０に示すように、洗浄液吐出部３の突
起部先端外周に凹部１８を、突起部根元外周にはオスネ
ジ２２を設け、洗浄液吐出部３の吐出ノズル１２ｂ根元
外周に凸部１９を、外周中ほどにおよそ垂直な突起部２
０を円筒壁面１３ａの内側中ほどにおよそ垂直な突起部
２１を設け、突起部外周先端の凹部１８に、洗浄液吐出
部３の吐出ノズル１２ｂの凸部１９を合わせ、円筒側面
１３ａに設けたメスネジ２３を洗浄液吐出部３に設けた
オスネジ２２にねじ込み洗浄液吐出部３の吐出ノズル１
２ｂ外周中ほどのおよそ垂直な突起部２０を円筒側壁３
内側のおよそ垂直な突起部２１で押え固定している。

【００６２】このように構成すると、洗浄液吐出部３の
吐出ノズル１２ｂの位置決めと固定が容易にできる。

【００６３】また図示はないが、洗浄液の吐出動作停止
時には、空気供給手段の停止後、一定時間停止後に洗浄
液供給手段を停止するようにしている。

【００６４】このように構成すると、洗浄液の吐出動作
を停止した時に、洗浄液吐出部３の吐出ノズル１２ｂの
先端に残ったムース状の洗浄液を洗浄液で押出し洗浄液
吐出部３の吐出ノズル１２ｂの先端に洗浄液が残るのを
防止できる。

【００６５】図１１は、本発明に係る手洗装置の第９の
実施例を示す部分断面図である。

【００６６】図１１に示すように、空気供給手段２６に
空気供給量を調整するバルブ２７を設けたものである。

【００６７】このように構成すると、バルブ２７を閉め
ることにより、空気供給手段２６への空気供給量を少な
くし、洗浄液の混合比率を多くすることで、吐出ノズル
１２ｂから吐出されるムースの比重を重くすることがで
き、吐出ノズル１２ｂ先端にムースが残らず洗浄液の飛
散を防止できる。

【００６８】

【発明の効果】以上述べてきた通り、本発明の構成によ
り、手を乾燥する際に、洗浄液吐出部３や水受部の前面
内部壁面上に残った洗浄液の飛散を防止し、清潔で快適
な手洗装置を提供することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る手洗装置の全体構成を示す外観斜
視図である。

【図２】本発明に係る手洗装置の第１の実施例を示す外
観斜視図である。

【図３】本発明に係る手洗装置の第２の実施例を示す部
分断面図である。

【図４】本発明に係る手洗装置の第３の実施例を示す部
分断面図である。

【図５】本発明に係る手洗装置の第４の実施例を示す外
観斜視図である。

【図６】本発明に係る手洗装置の第５の実施例を示す外
観斜視図である。

【図７】本発明に係る手洗装置の第６の実施例を示す外
観斜視図である。

【図８】本発明に係る手洗装置の第７の実施例を示す部
分断面図である。

【図９】本発明に係る手洗装置の第７の実施例を示す部
分断面図である。

【図１０】本発明に係る手洗装置の第８の実施例を示す
部分断面図である。

【図１１】本発明に係る手洗装置の第９の実施例を示す
部分断面図である。

【図１２】従来の手洗装置を示す概略断面図である。

【符号の説明】

１、１２，１２ａ，１２ｂ…吐出ノズル、２…気体吹出
口、３…洗浄液吐出部、４…吐水口、５…排水口、６…
水受部、７…手洗器本体、８，９…手検出手段、１０…
カウンター、１１…キャビネット、１３…溝、１４…円
筒側壁、１５…開口、１６…閉塞部、１７…洗浄液吐出
地点、１８…凹部、１９…凸部、２０，２１…突起部、
２２…オスネジ、２３…メスネジ、２４…０リング、２
５…メッシュ、２６…空気供給手段、２７…バルブ

フロントページの続き (72)発明者 熊本 保弘 福岡県北九州市小倉北区中島２丁目１番１ 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 田原 一秋 福岡県北九州市小倉北区中島２丁目１番１ 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 米澤 義弘 福岡県北九州市小倉北区中島２丁目１番１ 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 児玉 浩明 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内 (72)発明者 友部 正人 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 水石けん等をムース状に吐出する洗浄液
   吐出部と、水又は湯を吐水する吐水口と、手に付着した
   水滴等を吹き飛ばす気体を吹き出す気体吹出口と、前記
   洗浄液吐出部からの洗浄液と前記吐水口からの吐水及び
   前記吹き飛ばされた水滴等を受ける水受部と、該水受部
   に排水口とを備え、 前記気体吹出口は前記水受部の内部壁面に配設され、前
   記洗浄液吐出部は前記水受部の気体吹出口の対面側内壁
   面に設け、 前記洗浄液吐出部に洗浄液飛散防止手段を設けたことを
   特徴とする手洗装置。
2. 【請求項２】 前記洗浄液吐出部は、吐出ノズルを備
   え、前記洗浄飛散防止手段は、前記吐出ノズルの外周を
   筒側壁で囲ったものであることを特徴とする請求項１記
   載の手洗装置。
3. 【請求項３】 前記筒側壁は、前記洗浄液吐出部に着脱
   可能に取付けたことを特徴とする請求項２記載の手洗装
   置。
4. 【請求項４】 前記洗浄液吐出部は、吐出ノズルを備
   え、前記吐出ノズルは、前記洗浄液吐出部より着脱可能
   としたことを特徴とする請求項１記載の手洗装置。
5. 【請求項５】前記洗浄液吐出部は、吐出ノズルを備え、
   前記洗浄液飛散防止手段は、洗浄液吐出上流側から下流
   側に向かって前記吐出ノズルの口径を徐々に狭くしたこ
   とを特徴とする請求項１乃至４記載の手洗装置。
6. 【請求項６】 前記洗浄液吐出部は、吐出ノズルを備
   え、前記洗浄液飛散防止手段は、前記吐出ノズルの下流
   側の外壁に溝を設けたものであることを特徴とする請求
   項１乃至５記載の手洗装置。
7. 【請求項７】 前記吐出ノズルは、下流側先端開口部の
   一部を外壁から開口中心に向かって閉塞する閉塞部を備
   えることを特徴とする請求項２乃至６記載の手洗装置。
8. 【請求項８】 前記閉塞部は、前記排水口側が開口する
   ように閉塞したことを特徴とする請求項７記載の手洗装
   置。
9. 【請求項９】 前記閉塞部は、前記吐出ノズルの先端開
   口部の約半分を閉塞したことを特徴とする請求項８記載
   の手洗装置。
10. 【請求項１０】 前記吐出ノズルは、下流側先端開口部
    を吐出ノズル中心線方向と所定の角度を成すように開口
    することを特徴とする請求項２乃至６手洗装置。
11. 【請求項１１】 前記洗浄液吐出部の突起部先端外周に
    凹部を、前記突起部根元外周にはオスネジを設け、前記
    洗浄液吐出部の吐出ノズル根元外周に凸部を、前記洗浄
    液吐出部の吐出ノズル外周中ほどにおよそ垂直に突起部
    を、前記円筒壁面の内側中ほどにおよそ垂直に突起部を
    設け、前記突起部外周先端の凹部に、前記洗浄液吐出部
    の吐出ノズル根元外周の凸部を合せ、前記円筒壁面に設
    けたメスネジを前記洗浄液吐出部に設けたオスネジにね
    じ込み、前記洗浄液吐出部の吐出ノズル外周中ほどに設
    けたおよそ垂直な突起部を前記円筒側面内側中ほどのお
    よそ垂直な突起部で押さえ、固定したことを特徴とする
    請求項７乃至９記載の手洗装置。
12. 【請求項１２】 前記洗浄液吐出部は、洗浄液を供給す
    る洗浄液供給手段と、空気を供給する空気供給手段で構
    成され、前記洗浄液の吐出動作停止時には、前記空気供
    給手段の停止後、一定時間経過後に洗浄液供給手段を停
    止することを特徴とする請求項１乃至１１記載の手洗装
    置。
13. 【請求項１３】 前記空気供給手段は、供給する空気の
    量を調整するバルブを設けたことを特徴とする請求項１
    ２記載の手洗装置。