JP2002119433A - 手洗装置 - Google Patents

手洗装置

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JP2002119433A
JP2002119433A JP2000319378A JP2000319378A JP2002119433A JP 2002119433 A JP2002119433 A JP 2002119433A JP 2000319378 A JP2000319378 A JP 2000319378A JP 2000319378 A JP2000319378 A JP 2000319378A JP 2002119433 A JP2002119433 A JP 2002119433A
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JP
Japan
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lid
cleaning liquid
supply port
liquid supply
water
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JP2000319378A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Kumamoto
保弘 熊本
Kazuaki Tawara
一秋 田原
Yoshihiro Yonezawa
義弘 米澤
Junichi Yano
淳一 矢野
Satoru Kato
悟 加藤
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Toto Ltd
Koito Industries Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Koito Industries Ltd
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Priority to TW090115654A priority patent/TWI221167B/zh
Priority to CNA018146694A priority patent/CN1525831A/zh
Priority to KR1020027017783A priority patent/KR20030060070A/ko
Priority to US10/312,358 priority patent/US20040083546A1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補給作業を容易に行うことができるととも
に、カウンターや機能ケースを汚すことがなく、信頼性
の高い手洗装置を提供することにある。 【解決手段】 水又は湯を吐水する吐水口4と、手に付
着した汚れや細菌等を除去するための水石けん等を吐出
する水石けん吐出口3と、この水石けん吐出口3に水石
けんを供給する水石けん供給手段13と、吐水口4から
の吐水及び水石けん吐出口3からの水石けんを受ける水
受部2と、この水受部2の下方部に設けた排水口7とを
備え、水石けん供給手段13は、水石けんを入れるタン
ク14と、このタンク14へ水石けんを補給する水石け
ん補給口6と、タンク14と水石けん補給口6を連通さ
せる補給路15と、タンク14内の水石けんを水石けん
供給路18を介して水石けん吐出口3に供給するための
ポンプPとから構成し、水石けん補給口6を水受部2の
内面に配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭やパブリ
ックのトイレ又は洗面所などに設置される手洗装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の手洗装置として、例え
ば、特開平1-236023号公報に記載のものが知ら
れている。
【0003】このものは、図17に示すように、手洗装
置本体100のボール部200縁に沿ったカウンター4
00上に機能ケース300を取り付け、この機能ケース
300前面に手洗装置本体100に内蔵された水石けん
供給装置、手洗水供給装置、温風発生装置に夫々連通接
続した水石けん吐出ノズル500、手洗水吐出ノズル6
00、温風吹出しノズル700を設けたものである。
【0004】また、機能ケース300の上部には、水石
けんを補給するための補給口800が設けられており、
この補給口800を覆うようにして機能ケース300上
端にカバー900が取り付けられている。尚、500
a、600a、700aは、水石けん吐出ノズル50
0、手洗水吐出ノズル600、温風吹出しノズル700
の近傍に設けられて、近付けられた手を検出してその検
出信号を制御部に送るための手検出センサである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、水石けんを補給する際に、機能ケース3
00のカバー900を取り外さなければならないため、
補給作業が面倒であり、また、補給する際に水石けんが
こぼれて機能ケース300やカウンター400が汚れた
り、各手検出センサ500a、600a、700aにこ
ぼれた水石けんが付着して、近付けられた手が検出され
ずに水石けん吐出ノズル500から水石けんが吐出され
なかったり、手洗水吐出ノズル600から吐水されない
という不具合が生じていた。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、補給作業を容易に行うこ
とができるとともに、カウンターや機能ケースを汚すこ
とがなく、信頼性の高い手洗装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために本発明は、水又は湯を吐水する吐
水口と、手に付着した汚れや細菌等を除去するための水
石けん等を吐出する洗浄液吐出口と、該洗浄液吐出口に
洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、前記吐水口からの
吐水及び前記洗浄液吐出口からの洗浄液を受ける水受部
と、該水受部の下方部に設けた排水口とを備え、前記洗
浄液供給手段は、洗浄液を入れるタンクと、該タンクへ
洗浄液を補給する洗浄液補給口と、前記タンクと前記洗
浄液補給口を連通させる補給路と、前記タンク内の洗浄
液を洗浄液供給路を介して前記洗浄液吐出口に供給する
ためのポンプとから構成し、前記洗浄液補給口は、前記
水受部の内面に配設してなることを特徴としている。
【0008】従って、この構成によれば、水受部内部で
水石けん等の洗浄液の補給を行うことができるため、洗
浄液がこぼれた場合でも容易に洗浄して排水口から排出
することができ、従来のように、例えば、吐水口や洗浄
液吐出口を機能ケースに設けても、その機能ケースやカ
ウンターを汚すことがなく、信頼性の高い手洗装置を提
供するこができる。
【0009】また、前記水受部を左右方向に幅広とした
略楕円状に形成し、前記洗浄液補給口は、前記水受部の
左右側面のいずれかに配設すれば、比較的大きな洗浄液
補給用容器であっても、楽な姿勢で簡単に洗浄液の補給
を行うことができる。
【0010】また、前記洗浄液補給口を、前記水受部の
上端から底面までの深さの上端から約1/3の深さ位置
に配設すれば、洗浄液を補給する際に洗浄液補給口に対
して洗浄液補給用容器の注ぎ口を容易に位置させること
ができるため、洗浄液をこぼすことなく楽に補給作業を
行うことができる。
【0011】また、前記水受部は、その後部を上方に延
出させて延出部を形成し、該延出部に前記吐水口と洗浄
液吐出口を配設するとともに、その前部に手に付着した
水滴等を吹き飛ばす気体吹出口を設ければ、洗浄液補給
口から吐水口、洗浄液吐出口、気体吹出口が離れた部位
に位置するため、洗浄液を補給する際に、吐水口、洗浄
液吐出口、気体吹出口の機能部に悪影響を与えることが
なく、また、吹き飛ばされた水滴等が延出部で受け止め
られるため、カウンター等を汚すことを防止することが
できる。
【0012】また、前記洗浄液補給口を塞ぐための蓋を
設けるとともに、該蓋を着脱手段により前記洗浄液補給
口に着脱自在に取り付けるようにすれば、洗浄液補給口
内へのごみ等の侵入を防止することができる。
【0013】更に、前記着脱手段を、前記洗浄液補給口
の内周面又は蓋の外周面に形成した凹部と、前記蓋の外
周面又は洗浄液補給口の内周面に形成して前記凹部内に
挿入されて係合する凸部と、前記洗浄液補給口の内面又
は蓋の外面に形成して前記凹部から前記凸部が通過する
溝部と、前記洗浄液補給口の内周面と前記蓋の外周面と
の間に介装して、前記洗浄液補給口に前記蓋を取り付け
たときに前記蓋が前記洗浄液補給口から離れる方向に付
勢するばねとから構成すれば、洗浄液補給口の凹部と蓋
の凸部による係合が蓋を回転させることで、ばねの付勢
力により蓋の凸部が溝部から通過して蓋が浮き上がるた
め、簡単な構成で洗浄液補給口から蓋を容易に取り外す
ことができる。
【0014】更にまた、前記蓋の外側部に、前記蓋を掴
むための把手部を設ければ、更に簡便に蓋を取り外すこ
とができる。
【0015】また、前記着脱手段は、前記蓋に、前記洗
浄液補給口の内周面に接合する内側接合部と、前記洗浄
液補給口の外周面に接合する外側接合部とを形成すると
ともに、前記内側接合部及び外側接合部の一部を切り欠
いた切欠き部を形成し、該切欠き部に前記洗浄液補給口
の内周面に付勢する圧接部を有する付勢部材を設けれ
ば、付勢部材を付勢力に抗して縮めることで、洗浄液補
給口と蓋との係合が解除されるため、簡単な構成で洗浄
液補給口と蓋との着脱を容易に行うことができる。
【0016】また、前記着脱手段は、前記蓋を弾性体で
形成するとともに、前記蓋を前記洗浄液補給口に取り付
けたときに、前記蓋が前記水受部の内方に突出するよう
に断面視円弧状に形成し、且つ、前記蓋の外周に前記洗
浄液補給口に係合する係合部を設け、前記洗浄液補給口
の外面に前記係合部が係合する被係合部を設ければ、蓋
の中央を押すことで蓋が弓状に反って洗浄液補給口と蓋
との係合が解除されるため、簡単な構成で洗浄液補給口
から蓋を容易に取り外すことができる。
【0017】また、前記着脱手段は、前記蓋の外周部又
は前記洗浄液補給口の内周部のいずれか一方に磁性体を
設け、他方に前記磁性体と吸着する非磁性体を設けれ
ば、簡単な構成で洗浄液補給口と蓋との着脱を容易に行
うことができる。
【0018】更に、前記磁性体及び前記非磁性体を、前
記蓋又は洗浄液補給口の対称部位に夫々設けるととも
に、一方に設けた部位よりも他方の部位を内方に位置さ
せて設ければ、蓋の一部を押すことで蓋が浮き上がるた
め、更に簡便に蓋を取り外すことができる。
【0019】また、前記蓋の外側部に、前記蓋を掴むた
めの把手部を設ければ、更に簡便に蓋を取り外すことが
できる。
【0020】また、前記蓋と前記洗浄液補給口とを連結
するための連結部材を設けるようにすれば、洗浄液補給
口から蓋を取り外しても、洗浄液補給口と蓋とが連結さ
れているので、蓋の紛失を防止することができる。
【0021】また、前記洗浄液補給口を塞ぐための蓋を
設けるとともに、該蓋を連結手段により前記洗浄液補給
口に開閉自在に取り付けるようにすれば、洗浄液補給口
内へのごみ等の侵入を防止できるとともに、蓋の紛失も
防止することができる。
【0022】更に、前記連結手段を、前記洗浄液補給口
と蓋とをヒンジにより開閉自在に構成すれば、簡単な構
成で蓋の開閉を容易に行うことができる。
【0023】更にまた、前記ヒンジを、前記蓋が手前側
に開閉するように構成すれば、蓋の開閉をより簡便に行
うことができる。
【0024】また、前記ヒンジは、前記蓋が前記洗浄液
補給口の内方に開閉するように構成すれば、洗浄液を補
給する際に、蓋が邪魔にならずに容易に補給作業を行う
ことができる。
【0025】更に、前記蓋は、自重により閉状態となる
ように前記蓋の下部に重心を位置させるとともに、前記
蓋を閉じたときに、前記蓋が鉛直又は前記蓋の下端部が
前記水受部の外方に位置すべく傾斜するように、前記洗
浄液補給口を前記水受部に配設すれば、より簡便に蓋の
開閉を行うことができる。
【0026】また、前記蓋は、自重により閉状態となる
ように前記蓋の下部に重心を位置させ、且つ、前記蓋を
閉じたときに、前記蓋が略鉛直状態になるように前記洗
浄液補給口を前記水受部に配設し、前記蓋の下部又は洗
浄液補給口の下部のいずれか一方に磁性体を設けるとと
もに他方に前記磁性体と吸着する非磁性体を設ければ、
より簡便に蓋の開閉を行うことができるとともに、蓋が
不用意に開くことを防止することができる。
【0027】前記連結手段を、前記蓋に設けた回転軸
と、前記洗浄液補給口に設けた前記回転軸が挿通する挿
通孔と、前記回転軸が前記挿通孔から抜けないように前
記回転軸の先端部に設けた抜け止め部とから構成すれ
ば、簡単な構成で蓋の開閉を容易に行うことができる。
【0028】また、前記蓋が不用意に開かないための係
止手段を設ければ、例えば、水受部内での行為中に手な
どが触れても簡単に蓋が開かないので、使い勝手が向上
するとともに、洗浄液補給口内へのごみ等の侵入を防止
できる。
【0029】更に、前記係止手段は、前記蓋又は洗浄液
補給口のいずれか一方に磁性体を設けるとともに他方に
前記磁性体と吸着する非磁性体を設けたり、前記洗浄液
補給口に係合部又は被係合部を形成し、前記蓋に前記洗
浄液補給口の係合部又は被係合部に係止する被係合部又
は係合部を形成すれば、簡単な構成で蓋が不用意に開く
ことを防止することができる。
【0030】また、前記洗浄液補給口の内部に、埃等の
侵入を阻止するためのストレーナを設ければ、洗浄液を
補給する際に埃等の侵入を阻止できるので、埃等により
洗浄液供給路が詰まって洗浄液吐出口から洗浄液が吐出
されなかったり、ポンプの破損等を防止することができ
る。
【0031】また、前記ストレーナに把手部を設けると
ともに、前記ストレーナーを位置決めするためのスット
パーを前記洗浄液補給口内部に設ければ、ストレーナー
に付着した埃等の清掃を容易に行うことができる。
【0032】また、前記洗浄液補給口内の洗浄液の上面
が所定の液位に達したことを検出する液位検出手段を設
け、該液位検出手段からの検出信号に基づいて、前記所
定の液位に達したことを報知する報知手段を設ければ、
洗浄液を補給する際に、洗浄液補給口内の洗浄液の満水
状況を容易に把握することができ、洗浄液が溢れるのを
防止することができる。
【0033】また、前記洗浄液補給口内部に、前記洗浄
液補給口内の洗浄液が略満水になった時に浮力にて上昇
するフロートを設ければ、洗浄液を補給する際に、洗浄
液補給口内の洗浄液の満水状況がフロートの動きで容易
に分かるため、簡単な構成で洗浄液が溢れるのを防止す
ることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る手洗
装置の全体構成を示す外観斜視図であり、図2は、カウ
ンター下部の内部空間を示す正面図である。
【0035】図1及び図2に示すように、手洗装置A
は、カウンター9と、カウンター9に嵌め込まれて、水
受部2の後部を上方に延出させて形成した延出部2aに
設けた水石けん吐出口3及び吐水口4と、水受部2の側
面に配設した水石けん補給口6と、水受部2の前部に配
設した気体吹出口5と、水受部2の下方部に設けられた
排水口7とを有する手洗い器本体8とから構成されてい
る。
【0036】水受部2は、左右方向に幅広とした略楕円
状に形成しており、図示において左側面に水石けん補給
口6を設けている。尚、12は、水石けん補給用容器で
あり、水石けん補給用容器12としては、通常、一般的
に市販の飲料水用ペットボトルとして使用されている長
さ350mmの2L入りポリ容器が使用されるので、水
受部2の幅広側の長さ寸法は350mm以上に形成する
のが好ましい。このように構成すれば、水石けん補給用
容器12が水受部2に横向きにして容易に入るため、楽
な姿勢で簡単に水石けんを水受部2内部で水石けん補給
口6から補給でき、水石けんがこぼれた場合でも容易に
洗浄することができる。
【0037】また、水石けん補給口6を水受部2の上端
から底面までの深さの上端から約1/3(好ましくは、
上端から100mm程度)の深さ位置に配設するとよ
く、このようにすれば、水石けんを補給する際に水石け
ん補給口6に対して水石けん補給用容器12の注ぎ口を
容易に位置させることができるため、洗浄液をこぼすこ
となく楽に補給作業を行うことができる。
【0038】手洗い器本体8は、カウンター9の略中央
部に、例えば、セルフリミング式、フレーム式等の方式
により取り付けられている。
【0039】カウンター9の下方には、キャビネット部
1が設けられており、キャビネット部1内には、水石け
ん吐出口3に水石けんを供給する水石けん供給手段13
と、吐水口4に水を供給する水供給部16と、気体吹出
口5に高圧気体を供給する気体供給手段17が配設され
ている。
【0040】水石けん供給手段13は、水石けんを入れ
るタンク14と、タンク14へ水石けんを補給する水石
けん補給口6と、タンク14と水石けん補給口6を連通
させる補給路15と、タンク14内の水石けんを水石け
ん供給路18を介して水石けん吐出口3に供給するため
のポンプPとから構成されている。
【0041】また、水供給部16は、水供給管19を介
して吐水口4に連通接続されており、気体供給手段17
は、気体供給管20を介して気体吹出口5に連通継続さ
れている。
【0042】水石けん吐出口3と吐水口4の近傍には、
差し出された手を検出する手検出手段10、11が夫々
設けられており、手検出手段10、11からの検出信号
に基づいて、水石けん吐出口3からの吐出動作及び吐水
口4からの吐水動作を制御する制御部(図示せず)が設
けられている。
【0043】また、気体吹出口5の近傍には、差し出さ
れた手を検出する手検出手段(図示せず)が設けられて
おり、手検出手段からの検出信号に基づいて、気体吹出
口5からの気体吹き出し動作を制御する制御部(図示せ
ず)が設けられている。
【0044】以上のように構成された手洗装置Aの作動
について、以下に説明する。
【0045】手洗動作を行うときは、使用者が水石けん
吐出口3付近に手を差出すと、その手を手検出手段10
により検出し、その検出信号が制御部に入力されて、ポ
ンプPが動作してタンク14から水石けん供給路18を
介して水石けん吐出口3から水石けんが吐出され、使用
者は手に付着している汚れや細菌等を除去する動作を行
うことができる。
【0046】次に、使用者が吐水口4付近に手を差し出
すと、その手を手検出手段11により検出し、その検出
信号が制御部に入力されて、水供給部16が動作して水
供給管19を介して吐水口4から水が吐水され、使用者
は手に付いている水石けんを洗い流す動作を行うことが
できる。
【0047】手洗い動作の後、濡れた手を気体吹出口5
付近に差し出すと、その手を手検出手段(図示せず)に
より検出し、その検出信号が制御部に入力されて、気体
供給手段17が動作して気体供給管20を介して気体吹
出口5から高速の気体が吹き出され、手に付着した水等
が吹き飛ばされて手の乾燥が行われる。
【0048】そして、吐出した水石けんや吐水された水
及び吹き飛ばされた水等は、排水口7から排出される。
【0049】水石けんを補給する場合は、水石けん補給
口6から水石けん補給用容器12等を使用して水石けん
を補給し、補給路15を介してタンク14へ溜めるよう
になっている。
【0050】図3は、水石けん補給口6と蓋21との着
脱手段を示す部分断面図であり、図4は、図3のX−X
線断面図である。
【0051】図3及び図4に示すように、水石けん補給
口6の入口には、蓋21が着脱手段により着脱自在に取
り付けられており、水石けんの補給時以外は水石けん補
給口6を塞ぐように構成されている。
【0052】着脱手段は、水石けん補給口6の内周面に
形成した凹部6aと、蓋21の外周面に形成して凹部6
a内に挿入して係合する凸部21aと、水石けん補給口
6の内面に形成して凹部6aから凸部21aが通過する
溝部21bと、水石けん補給口6の内周面と蓋21の外
周面との間に介装して、水石けん補給口6に蓋21を取
り付けたときに蓋21が水石けん補給口6から離れる方
向に付勢するばね22とから構成されている。尚、21
cは、蓋21を掴むための把手部である。
【0053】従って、把手部21cを手で掴んで図4の
矢印で示すように蓋21を回転させると、蓋21の凸部
21aが水石けん補給口6の凹部6aに沿って移動し、
凸部21aが溝部21bの位置にくると凹部6aと凸部
21aとの係合が解除されるとともに、ばね22の付勢
力により蓋21が浮き上がるので、水石けん補給口6か
ら蓋21を容易に取り外すことができる。
【0054】このように、水石けん補給口6と蓋21と
の着脱を簡便な構成で容易に行うことができるととも
に、水石けん補給口6内へのごみ等の侵入を防止するこ
とができる。
【0055】尚、水石けん補給口6に凸部を形成すると
ともに、蓋21に凹部、溝部を形成するようにしてもよ
い。
【0056】図5は、水石けん補給口6と蓋21との着
脱手段の他の実施例を示す部分断面図であり、図6は、
蓋21を背面側から見た背面図である。
【0057】図5及び図6に示すように、着脱手段は、
蓋21に、水石けん補給口6の内周面6cに接合する内
側接合部21eと、水石けん補給口6の外周面6dに接
合する外側接合部21dとを形成するとともに、内側接
合部21e及び外側接合部21dの一部を切り欠いた切
欠き部21fを形成し、切欠き部21fに水石けん補給
口6の内周面6cに付勢する圧接部24aを有する付勢
部材24を設けた構成としている。
【0058】従って、水石けん補給口6から蓋21を取
り外すときは、付勢部材24を付勢力に抗して縮める
と、水石けん補給口6の内周面6cに圧接している付勢
部材24の圧接部24aが緩んで水石けん補給口6から
蓋21を取り外すことができる。また、水石けん補給口
6に蓋21を取り付けるときは、同様に付勢部材24を
付勢力に抗して縮めて蓋21を水石けん補給口6に挿入
し、付勢部材24の縮めを解除すると、付勢部材24の
圧接部24aが付勢力により水石けん補給口6の内周面
6cに圧接して水石けん補給口6に蓋21を取り付ける
ことができる。
【0059】このように構成しても、水石けん補給口6
と蓋21との着脱を簡便な構成で容易に行うことができ
るとともに、水石けん補給口6内へのごみ等の侵入を防
止することができる。
【0060】尚、付勢部材24を両側から縮めて2個所
の圧接部24aにより水石けん補給口6の内周面6cに
圧接するようにしたが、これに限らず、付勢部材24の
片側のみを縮めて1個所の圧接部24aにより水石けん
補給口6の内周面6cに圧接するようにしてもよく、ま
た、2個所以上の圧接部24aを設けるようにしてもよ
い。
【0061】図7は、水石けん補給口6と蓋21との着
脱手段の更に他の実施例を示す部分断面図である。
【0062】図7に示すように、蓋21を弾性体で形成
するとともに、蓋21を水石けん補給口6に取り付けた
ときに、蓋21が水受部2の内方に突出するように断面
視円弧状に形成し、且つ、蓋21の外周に水石けん補給
口6に係合する係合部21gを設け、水石けん補給口6
の外面に係合部21gが係合する被係合部6eを設けて
いる。
【0063】従って、水石けん補給口6から蓋21を取
り外すときは、蓋21の中央部を押すと、蓋21が弓状
に反り返って係合部21gが被係合部6eから外れるこ
とで、水石けん補給口6から蓋21を取り外すことがで
きる。
【0064】このように構成しても、水石けん補給口6
と蓋21との着脱を簡便な構成で容易に行うことができ
るとともに、水石けん補給口6内へのごみ等の侵入を防
止することができる。
【0065】図8は、水石けん補給口6と蓋21との着
脱手段の更にまた他の実施例を示す部分断面図である。
【0066】図8に示すように、蓋21の外周部の対称
部位に夫々マグネット25、25を設けるとともに、一
方のマグネット25を他方に設けられたマグネット25
の部位よりも蓋21の内方に位置させて設け、各マグネ
ット25、25に吸着する金属部26、26を水石けん
補給口6に設けている。
【0067】従って、水石けん補給口6から蓋21を取
り外すときは、マグネット25を蓋21の内方に位置さ
せて設けた方の蓋21の外周部を押すことにより、てこ
の原理で他方に設けられたマグネット25と金属部26
との吸着が解除されて浮き上がるため、容易に水石けん
補給口6から蓋21を取り外すことができる。
【0068】尚、一方のマグネット25を蓋21の内方
に位置させて設けずに、蓋21の外周部に2個所若しく
は複数のマグネットを設けるとともにそのマグネットに
吸着する金属部を水石けん補給口6に設けるようにして
もよく、この場合、蓋21の外側部に蓋21を掴むため
の把手部を設けるとよい。
【0069】また、水石けん補給口6にマグネットを設
けるとともにそのマグネットに吸着する金属部を蓋21
に設けるようにしてもよい。
【0070】このように構成しても、水石けん補給口6
と蓋21との着脱を簡便な構成で容易に行うことができ
るとともに、水石けん補給口6内へのごみ等の侵入を防
止することができる。
【0071】尚、図3乃至図8に示す各実施例におい
て、水石けん補給口6と蓋21とを連結する鎖等の連結
部材を設けて蓋21の紛失を防止するようにしてもよ
い。
【0072】図9は、水石けん補給口6と蓋21との連
結手段を示す部分断面図である。
【0073】図9に示すように、水石けん補給口6と蓋
21とを連結するヒンジ27を水石けん補給口6と蓋2
1の下部に設け、蓋21を手前に開閉するように構成さ
れている。
【0074】このように構成すれば、水石けん補給口6
と蓋21との開閉を簡単な構成で容易に行うことができ
るとともに、水石けん補給口6内へのごみ等の侵入を防
止することができ、また、蓋21の紛失を防止すること
ができる。
【0075】尚、ヒンジ27は、水石けん補給口6と蓋
21の下部に限らず、水石けん補給口6と蓋21dの円
周上の一部分に設ける構造としてもよい。
【0076】図10は、水石けん補給口6と蓋21との
連結手段の他の実施例を示す部分断面図である。
【0077】図10に示すように、水石けん補給口6と
蓋21とを連結するヒンジ27を水石けん補給口6と蓋
21の上部に設けるとともに、蓋21が手前に開かない
ように水石けん補給口6の上縁部にストッパー部6fを
設け、蓋21が水石けん補給口6の内方に開閉するよう
に構成されている。
【0078】また、蓋21が自重により閉状態となるよ
うに、蓋21の下部に重り28を設けるとともに、蓋2
1を閉じたときに、蓋21が略鉛直状態になるように水
石けん補給口6を水受部2に配設し、蓋21の下部にマ
グネット39を配設するとともにマグネット39が吸着
する金属部40を水石けん補給口6の下部に設けてい
る。
【0079】このように構成すれば、水石けんを補給す
る際に、蓋21が邪魔にならずに容易に補給作業を行う
ことができるとともに、より簡便に蓋21の開閉を行う
ことができ、また、蓋21が不用意に開くことを防止す
ることができる。
【0080】尚、重り28を設けずに、蓋21自体を蓋
21の重心が下部に位置するように形成してもよい。ま
た、蓋21を閉じたときに、蓋21が鉛直又は蓋21の
下端部が水受部2の外方に位置すべく傾斜するように水
石けん補給口6を水受部2に配設するようにしてもよ
く、この場合、マグネット39及び金属部40は設けな
くてもよい。
【0081】図11は、水石けん補給口6と蓋21との
連結手段の更に他の実施例を示す部分断面図である。
【0082】図11に示すように、連結手段は、蓋21
の下部に設けた回転軸21hと、水石けん補給口6に設
けて回転軸21hが挿通する挿通孔6gと、回転軸21
hが挿通孔6gから抜けないように回転軸21hの先端
部に設けた抜け止め部21iとから構成している。
【0083】従って、回転軸21hを支点として蓋21
が左右方向に回転することができ、簡単な構成で蓋21
の開閉を容易に行うことができる。
【0084】尚、回転軸21h、挿通孔6g、抜け止め
部21iは、水石けん補給口6と蓋21の下部に限ら
ず、水石けん補給口6と蓋21の円周上の一部分に設け
る構造としてもよい。
【0085】また、図9乃至図11に示す各実施例にお
いて、図12に示すように、蓋21が不用意に開かない
ための係止手段を設けるようにしてもよい。
【0086】即ち、係止手段は、水石けん補給口6と蓋
21とを連結して設けられたヒンジ27と相対する蓋2
1の部位にマグネット29を設けるとともに、マグネッ
ト29に吸着する金属部30を水石けん補給口6に設け
た構成としている。
【0087】従って、水石けん補給口6に蓋21を閉じ
た際に、水石けん補給口6に設けられた金属部30に蓋
21に設けられたマグネット29がしっかりと吸着する
ため、水受部2内での行為中に手などが触れても簡単に
蓋21が開くことがなく、使い勝手が向上するととも
に、水石けん補給口6内へのごみ等の侵入を防止するこ
とができる。
【0088】尚、水石けん補給口6にマグネットを設け
るとともにマグネットに吸着する金属部を蓋21に設け
るようにしてもよく、また、マグネット29及び金属部
30をヒンジ27と相対する部位に設けたが、これに限
らず、蓋21及び水石けん補給口6の円周上の一部分に
設けるように構成してもよい。
【0089】図13は、係止手段の他の実施例を示す部
分断面図である。
【0090】図13に示すように、水石けん補給口6と
蓋21とを連結して設けられたヒンジ27と相対する蓋
21の部位に係合部としての弾性を有する凸部32を設
けるとともに、凸部32が嵌まり込んで係止する被係合
部としての凹部31を水石けん補給口6に設けている。
【0091】このように構成しても、水石けん補給口6
に蓋21を閉じる際に、蓋21に設けられた凸部32が
撓みながら水石けん補給口6内に挿入されて、水石けん
補給口6に設けられた凹部31に弾性力により凸部32
が嵌まり込んで係止されるため、蓋21が不用意に開く
ことを防止することができる。
【0092】尚、蓋21に凹部を設けるとともに水石け
ん補給口6に凸部を設けるようにしてもよく、また、凸
部32及び凹部31をヒンジ27と相対する部位に設け
たが、これに限らず、蓋21及び水石けん補給口6の円
周上の一部分に設けるように構成してもよい。
【0093】図14は、水石けん補給口6にストレーナ
ー33を設けた実施例を示す部分断面図であり、図8に
示した実施例と同様の構成は同一の符号を付し、その説
明は省略する。
【0094】図14に示すように、水石けん補給口6の
内部に、埃等の侵入を阻止するためのストレーナー33
を設けている。
【0095】ストレーナー33には、把手部35を設け
るとともに、ストレーナー33を位置決めするためのス
ットパー34を水石けん補給口6内部に設けている。
【0096】従って、このように構成すれば、水石けん
を補給する際に、水石けん補給口6内への埃等の侵入を
阻止できるので、埃等により水石けん供給路18が詰ま
って水石けん吐出口3から水石けんが吐出されなかった
り、ポンプPの破損等を防止することができるととも
に、把手部35によりストレーナー33を水石けん補給
口6内部から容易に取り出すことができ、ストレーナー
33に付着した埃等の清掃を容易に行うことができる。
【0097】図15は、液位検出手段36を設けた実施
例を示す部分断面図であり、図14に示した実施例と同
様の構成は同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0098】図15に示すように、水石けん補給口6内
の水石けんの上面が所定の液位に達したことを検出する
液位検出手段36を、水石けん補給口6内部に設けてい
る。
【0099】また、水受部2内部の水石けん補給口6に
は、報知手段としてのブザー発信部37が設けられてお
り、水石けん補給口6内の水石けんの上面が所定の液位
に達するとその液位を液位検出手段36により検出し、
その検出信号が制御部(図示せず)に入力されて、制御
部からブザー発信部37にブザーを発するように出力す
べく構成されている。
【0100】従って、このように構成すれば、水石けん
を補給する際に、水石けん補給口6内の水石けんの満水
状況を容易に把握することができ、水石けんが水石けん
補給口6から溢れるのを防止することができる。
【0101】尚、液位検出手段36として、光電センサ
ー、フロートスイッチ、電極センサー、超音波センサ
ー、静電容量センサーのいずれかを用いるとよく、ま
た、超音波センサー、静電容量センサーは、水石けん補
給口6内部に限らず、水受部2近傍に設けてもよい。
【0102】更に、ブザー発信部37を水受部2内部の
水石けん補給口6に設けるようにしたが、これに限ら
ず、水受部2周囲やカウンター9上に設けるようにして
もよい。更にまた、報知手段としてブザー発信部37を
設けるようにしたが、これに限らず、音声やランプの点
灯/点滅、若しくは文字情報により報知するようにして
もよい。
【0103】図16は、フロート38を設けた実施例を
示す部分断面図であり、図14に示した実施例と同様の
構成は同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0104】図16に示すように、水石けん補給口6内
部に設けられたストレーナー33にフロート38を設け
ている。
【0105】フロート38は、液位の上下動に伴って浮
力により上下動するフロート部38aと、フロート部3
8aの上下動に連動して上下動し、通常時はストレーナ
ー33に係止するストッパー部38bと、フロート部3
8aとストッパー部38bを連結する連結部38cとか
ら構成されており、ストレーナー33に設けた挿通孔3
3aに連結部38cを摺動自在に挿入させている。
【0106】従って、このように構成すれば、水石けん
を補給する際に、水石けん補給口6内の水石けんが略満
水状態になると、フロート部38aが浮力にて上昇する
とともにストッパー部38bがストレーナー33から上
昇するため、水石けん補給口6内の水石けんの満水状況
を容易に把握することができ、簡単な構成で水石けんが
水石けん補給口6から溢れるのを防止することができ
る。
【0107】上記した内容はあくまで本発明の一実施形
態に関するものであって、本発明が上記内容のみに限定
されることを意味するものでない。例えば、水受部2の
後部を上方に延出させて形成した延出部2aに水石けん
吐出口3や吐水口4を設けるようにしたが、これに限ら
ず、延出部2aを形成せずに別途独立した水石けん吐出
口や吐水口をカウンター9上に配設するようにしてもよ
く、また、従来のようにカウンター9上に機能ケースを
配設して、この機能ケースに水石けん吐出口や吐水口を
設けるようにしてもよい。
【0108】更に、水石けん吐出口3から水石けんを吐
出するようにしたが、ムース状の石けん水や消毒液等を
吐出させるようにしてもよい。
【0109】更にまた、水供給部16を制御して吐水口
4から水を吐水するように説明したが、これに限らず、
湯水供給部を設けて吐水口4から湯を吐水するようにし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手洗装置の全体構成を示す外観斜
視図である。
【図2】カウンター下部の内部空間を示す正面図であ
る。
【図3】水石けん補給口と蓋との着脱手段を示す部分断
面図でる。
【図4】図3のX−X線断面図である。
【図5】水石けん補給口と蓋との着脱手段の他の実施例
を示す部分断面図でる。
【図6】蓋を背面側から見た背面図である。
【図7】水石けん補給口と蓋との着脱手段の更に他の実
施例を示す部分断面図でる。
【図8】水石けん補給口と蓋との着脱手段の更にまた他
の実施例を示す部分断面図でる。
【図9】水石けん補給口と蓋との連結手段を示す部分断
面図である。
【図10】水石けん補給口と蓋との連結手段の他の実施
例を示す部分断面図である。
【図11】水石けん補給口と蓋との連結手段の更に他の
実施例を示す部分断面図である。
【図12】係止手段の実施例を示す部分断面図である。
【図13】係止手段の他の実施例を示す部分断面図であ
る。
【図14】水石けん補給口にストレーナーを設けた実施
例を示す部分断面図である。
【図15】液位検出手段を設けた実施例を示す部分断面
図である。
【図16】フロートを設けた実施例を示す部分断面図で
ある。
【図17】従来の手洗装置を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
A…手洗装置 2…水受部 3…水石けん吐出口 4…吐水口 5…気体吹出口 6…水石けん補給口 7…排水口 8…手洗い器本体 9…カウンター 10、11…手検出手段 12…水石けん補給用容器 13…水石けん供給手段 14…タンク 15…補給路 16…水供給部 17…気体供給手段 18…水石けん供給路 19…水供給管 20…気体供給管 21…蓋 22…ばね 24…付勢部材 25、29、39…マグネット(磁性体) 26、30、40…金属部(非磁性体) 27…ヒンジ 28…重り 31…凹部 32…凸部 33…ストレーナー 34…ストッパー 35…把手 36…液位検出手段 37…ブザー発信部(報知手段) 38…フロート
フロントページの続き (72)発明者 米澤 義弘 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 矢野 淳一 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内 (72)発明者 加藤 悟 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水又は湯を吐水する吐水口と、手に付着
    した汚れや細菌等を除去するための水石けん等を吐出す
    る洗浄液吐出口と、該洗浄液吐出口に洗浄液を供給する
    洗浄液供給手段と、前記吐水口からの吐水及び前記洗浄
    液吐出口からの洗浄液を受ける水受部と、該水受部の下
    方部に設けた排水口とを備え、前記洗浄液供給手段は、
    洗浄液を入れるタンクと、該タンクへ洗浄液を補給する
    洗浄液補給口と、前記タンクと前記洗浄液補給口を連通
    させる補給路と、前記タンク内の洗浄液を洗浄液供給路
    を介して前記洗浄液吐出口に供給するためのポンプとか
    ら構成し、前記洗浄液補給口は、前記水受部の内面に配
    設してなることを特徴とする手洗装置。
  2. 【請求項2】 前記水受部を左右方向に幅広とした略楕
    円状に形成し、前記洗浄液補給口は、前記水受部の左右
    側面のいずれかに配設してなることを特徴とする請求項
    1記載の手洗装置。
  3. 【請求項3】 前記洗浄液補給口は、前記水受部の上端
    から底面までの深さの上端から約1/3の深さ位置に配
    設してなることを特徴とする請求項1又は2記載の手洗
    装置。
  4. 【請求項4】 前記水受部は、その後部を上方に延出さ
    せて延出部を形成し、該延出部に前記吐水口と洗浄液吐
    出口を配設するとともに、その前部に手に付着した水滴
    等を吹き飛ばす気体吹出口を設けてなることを特徴とす
    る請求項1乃至3記載の手乾燥装置。
  5. 【請求項5】 前記洗浄液補給口を塞ぐための蓋を設け
    るとともに、該蓋を着脱手段により前記洗浄液補給口に
    着脱自在に取り付けてなることを特徴とする請求項1乃
    至4記載の手洗装置。
  6. 【請求項6】 前記着脱手段は、前記洗浄液補給口の内
    周面又は蓋の外周面に形成した凹部と、前記蓋の外周面
    又は洗浄液補給口の内周面に形成して前記凹部内に挿入
    されて係合する凸部と、前記洗浄液補給口の内面又は蓋
    の外面に形成して前記凹部から前記凸部が通過する溝部
    と、前記洗浄液補給口の内周面と前記蓋の外周面との間
    に介装して、前記洗浄液補給口に前記蓋を取り付けたと
    きに前記蓋が前記洗浄液補給口から離れる方向に付勢す
    るばねとから構成してなることを特徴とする請求項5記
    載の手洗装置。
  7. 【請求項7】 前記蓋の外側部に、前記蓋を掴むための
    把手部を設けてなることを特徴とする請求項5又は6記
    載の手洗装置。
  8. 【請求項8】 前記着脱手段は、前記蓋に、前記洗浄液
    補給口の内周面に接合する内側接合部と、前記洗浄液補
    給口の外周面に接合する外側接合部とを形成するととも
    に、前記内側接合部及び外側接合部の一部を切り欠いた
    切欠き部を形成し、該切欠き部に前記洗浄液補給口の内
    周面に付勢する圧接部を有する付勢部材を設けてなるこ
    とを特徴とする請求項5記載の手洗装置。
  9. 【請求項9】 前記着脱手段は、前記蓋を弾性体で形成
    するとともに、前記蓋を前記洗浄液補給口に取り付けた
    ときに、前記蓋が前記水受部の内方に突出するように断
    面視円弧状に形成し、且つ、前記蓋の外周に前記洗浄液
    補給口に係合する係合部を設け、前記洗浄液補給口の外
    面に前記係合部が係合する被係合部を設けてなることを
    特徴とする請求項5記載の手洗装置。
  10. 【請求項10】 前記着脱手段は、前記蓋の外周部又は
    前記洗浄液補給口の内周部のいずれか一方に磁性体を設
    け、他方に前記磁性体と吸着する非磁性体を設けてなる
    ことを特徴とする請求項5記載の手洗装置。
  11. 【請求項11】 前記磁性体及び前記非磁性体を、前記
    蓋又は洗浄液補給口の対称部位に夫々設けるとともに、
    一方に設けた部位よりも他方の部位を内方に位置させて
    設けてなることを特徴とする請求項10記載の手洗装
    置。
  12. 【請求項12】 前記蓋の外側部に、前記蓋を掴むため
    の把手部を設けてなることを特徴とする請求項10又は
    11記載の手洗装置。
  13. 【請求項13】 前記蓋と前記洗浄液補給口とを連結す
    るための連結部材を設けてなることを特徴とする請求項
    5乃至12記載の手洗装置。
  14. 【請求項14】 前記洗浄液補給口を塞ぐための蓋を設
    けるとともに、該蓋を連結手段により前記洗浄液補給口
    に開閉自在に取り付けてなることを特徴とする請求項1
    乃至4記載の手洗装置。
  15. 【請求項15】 前記連結手段は、前記洗浄液補給口と
    蓋とをヒンジにより開閉自在に構成してなることを特徴
    とする請求項14記載の手洗装置。
  16. 【請求項16】 前記ヒンジは、前記蓋が手前側に開閉
    するように構成されてなることを特徴とする請求項15
    記載の手洗装置。
  17. 【請求項17】 前記ヒンジは、前記蓋が前記洗浄液補
    給口の内方に開閉するように構成されてなることを特徴
    とする請求項15記載の手洗装置。
  18. 【請求項18】 前記蓋は、自重により閉状態となるよ
    うに前記蓋の下部に重心を位置させるとともに、前記蓋
    を閉じたときに、前記蓋が鉛直又は前記蓋の下端部が前
    記水受部の外方に位置すべく傾斜するように、前記洗浄
    液補給口を前記水受部に配設してなることを特徴とする
    請求項17記載の手洗装置。
  19. 【請求項19】 前記蓋は、自重により閉状態となるよ
    うに前記蓋の下部に重心を位置させ、且つ、前記蓋を閉
    じたときに、前記蓋が略鉛直状態になるように前記洗浄
    液補給口を前記水受部に配設し、前記蓋の下部又は洗浄
    液補給口の下部のいずれか一方に磁性体を設けるととも
    に他方に前記磁性体と吸着する非磁性体を設けてなるこ
    とを特徴とする請求項17記載の手洗装置。
  20. 【請求項20】 前記連結手段は、前記蓋に設けた回転
    軸と、前記洗浄液補給口に設けた前記回転軸が挿通する
    挿通孔と、前記回転軸が前記挿通孔から抜けないように
    前記回転軸の先端部に設けた抜け止め部とから構成して
    なることを特徴とする請求項14記載の手洗装置。
  21. 【請求項21】 前記蓋が不用意に開かないための係止
    手段を設けてなることを特徴とする請求項14乃至18
    記載の手洗装置。
  22. 【請求項22】 前記係止手段は、前記蓋又は洗浄液補
    給口のいずれか一方に磁性体を設けるとともに他方に前
    記磁性体と吸着する非磁性体を設けてなることを特徴と
    する請求項21記載の手洗装置。
  23. 【請求項23】 前記係止手段は、前記洗浄液補給口に
    係合部又は被係合部を形成し、前記蓋に前記洗浄液補給
    口の係合部又は被係合部に係止する被係合部又は係合部
    を形成してなることを特徴とする請求項21記載の手洗
    装置。
  24. 【請求項24】 前記洗浄液補給口の内部に、埃等の侵
    入を阻止するためのストレーナを設けてなることを特徴
    とする請求項1乃至23記載の手洗装置。
  25. 【請求項25】 前記ストレーナに把手部を設けるとと
    もに、前記ストレーナーを位置決めするためのスットパ
    ーを前記洗浄液補給口内部に設けてなることを特徴とす
    る請求項24記載の手洗装置。
  26. 【請求項26】 前記洗浄液補給口内の洗浄液の上面が
    所定の液位に達したことを検出する液位検出手段を設
    け、該液位検出手段からの検出信号に基づいて、前記所
    定の液位に達したことを報知する報知手段を設けてなる
    ことを特徴とする請求項1乃至25記載の手洗装置。
  27. 【請求項27】 前記洗浄液補給口内部に、前記洗浄液
    補給口内の洗浄液が略満水になった時に浮力にて上昇す
    るフロートを設けてなることを特徴とする請求項1乃至
    26記載の手洗装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002315684A (ja) * 2001-04-20 2002-10-29 Toto Ltd 手洗装置
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