JP2002315293A - アクチュエータ - Google Patents

アクチュエータ

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JP2002315293A
JP2002315293A JP2001112926A JP2001112926A JP2002315293A JP 2002315293 A JP2002315293 A JP 2002315293A JP 2001112926 A JP2001112926 A JP 2001112926A JP 2001112926 A JP2001112926 A JP 2001112926A JP 2002315293 A JP2002315293 A JP 2002315293A
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rotor
frame
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rotation center
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JP2001112926A
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Tomio Kurosu
富男 黒須
Toshiaki Takei
敏明 武井
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Nidec Precision Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K33/00Motors with reciprocating, oscillating or vibrating magnet, armature or coil system
    • H02K33/16Motors with reciprocating, oscillating or vibrating magnet, armature or coil system with polarised armatures moving in alternate directions by reversal or energisation of a single coil system

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Diaphragms For Cameras (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】永久磁石と一体の出力ピンを有する回転子が、
固定子コイルへの通電方向に対応して所定の角度内で回
転するようにした小型化,低コスト化に適した電流制御
式アクチュエータを提供すること。 【解決手段】回転子は、柱状をした永久磁石18と、射
出成形加工によって永久磁石18に一体成形された合成
樹脂製の枠体19とで構成されている。永久磁石18
は、周面にV溝18a,18b,18c,18dが形成
され、二つの回転中心部位には、凹部18e,18fが
形成されている。枠体19は、それらのV溝や凹部内に
形成された凸部を有している帯部19a,19b,19
c,19dと、軸部19g,19hと、出力ピン19i
とからなっている。従って、永久磁石18と枠体19は
確実に一体化され、且つ従来の円筒形をした永久磁石を
有するものよりも小型化することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定子コイルに通
電すると、永久磁石を有する回転子が、その通電方向に
対応した方向へ、所定の角度だけ回転するようにした電
流制御式の小型のアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】カメラの技術分野では、ムービングマグ
ネット型モータと称されることもある、電流制御式の小
型のアクチュエータが知られている。このアクチュエー
タは、固定子コイルに通電すると、永久磁石を有する回
転子が、その通電方向に対応した方向へ所定の角度範囲
内で回転し、その永久磁石と一体的に作動する出力ピン
が被駆動部材を駆動するように構成されたものであっ
て、ステップモータに比較して、低コストで小型化が可
能であり、消費電力も少なくて済むという優れた特徴を
有している。そのため、カメラにおいては、主にシャッ
タ羽根や絞り羽根の駆動源として用いられているが、そ
の用途は、カメラに限定されることなく、種々の製品に
活用することが可能である。
【0003】このようなアクチュエータについては、従
来から種々の構成が提案され実施されてきたが、最近に
おける典型的な構成例が、特開2000−197326
号公報と特開2000−292827号公報に記載され
ている。そして、これらの公報に記載のアクチュエータ
は、固定子の構成も回転子の構成も異なっているが、永
久磁石の径方向に着磁された磁極数が同じであり、形状
寸法に問題さえなければ、両者の回転子を入れ替えて
も、夫々機能するようになっている。また、回転子は、
前者の公報に記載のものの方が製作が簡単であるかのよ
うに思われるが、現状においては、材料が高いことと大
きな磁力(磁束密度)を得にくいことなどから、カメラ
用のアクチュエータとしては、殆ど後者の公報に記載の
ものが採用されている。本発明は、このような後者の公
報に記載されているタイプの回転子を備えたアクチュエ
ータに関するものである。
【0004】そこで、このタイプの回転子(本発明で
は、出力ピンも含めて、永久磁石に一体化された回転体
全体を回転子という)の構成を具体的に説明すると、径
方向に着磁された永久磁石は円筒形をしている。また、
永久磁石の中空部に存在し、そこから突き出た両端部を
固定子に軸受けされている回転軸と、その径方向位置に
存在する出力ピン(駆動ピン)とは、合成樹脂で一体的
に形成されている。このような出力ピンは、一つだけ設
ける場合が多いが、カメラに用いる場合でも、シャッタ
羽根や絞り羽根の構成次第で、180°の対称位置に二
つ設ける場合もあり、その数は要求仕様によって選択可
能である。そして、このような合成樹脂製の構成部は、
別部材として製作した後に、永久磁石に対して接着又は
圧入によって取り付けたものもあるが、射出成形の所謂
アウトサート加工によって、その構成部の成形と同時に
永久磁石に取り付ける方が、コスト上は有利となってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなアクチュエ
ータに対しても、最近では更なる小型化の要求が強くな
っている。しかしながら、特開2000−292827
号公報に記載された形式のアクチュエータは、既に、円
筒形をした固定子の外径寸法が4〜5mm程度にまで小
型化され、回転子の永久磁石の直径も2mm前後にまで
小型化されてきている。そのため、これ以上の小型化は
極めて難しい状況にある。特に、回転子の永久磁石の場
合には、それくらいの直径になると、僅かに直径を小さ
くしただけでも質量の減量割合が大きなものとなって、
所定の磁力を確保するのが難しくなったり、量産上、許
容し得る範囲の永久磁石を安定して得ることが難しくな
ったりしてしまう。従って、これまで以上に小型化しよ
うとすると、極めてコストが高くなるという問題点があ
る。
【0006】そこで、考えられる方法は、永久磁石を円
柱形に形成することによって、直径を小さくしてもこれ
まで通りの質量を確保できるようにすることである。ま
た、永久磁石の直径を小さくしないで円柱形にした場合
には、必然的に大きな磁力が得られることにもなる。し
かし、そのようにする場合には、軸受けされる部位や出
力ピンを、どのように構成するかが問題になるが、それ
を可能にするための構成としては、これまでにも、軸受
けされる部位と出力ピンとを特殊な形状の別部品として
製作しておき、それに対して永久磁石を接着又は圧入で
取り付けるようにしたものが提案されている。しかしな
がら、部品が小さくなればなるほど、接着や圧入によっ
て一つ一つ組み付けることが難しくなり、良品の回転子
を安定して生産することが困難になるため、そのように
して製作されたものは、当然のことながらコストが高い
ものとなってしまう。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、固
定子コイルに電流を供給することによって、その電流の
供給方向に対応した方向へ回転子を所定の角度範囲で回
転させるアクチュエータであって、その回転子が、柱状
をした永久磁石に対して、軸受けされる部位と出力ピン
とを、合成樹脂の射出成形加工によって一体的に製作さ
れているようにした小型で低コストな電流制御式のアク
チュエータを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のアクチュエータは、固定子コイルへの電
流供給方向に対応する方向へ回転子が所定の角度範囲で
回転させられるアクチュエータであって、前記回転子
が、回転中心線に直交する面と回転中心線を囲む面とを
有する柱状の永久磁石と、前記永久磁石に一体成形され
た枠体とからなっており、前記枠体は、前記永久磁石の
二つの回転中心部を覆い且つ前記永久磁石の回転中心線
を囲む面を複数の露出面が得られるように覆っていて、
それらの回転中心部を覆う部位には固定子に軸受けされ
る被軸受け部が形成され、一方の回転中心部の径方向に
延伸した部位には前記回転中心線と平行になるようにし
て出力ピンが形成されている。
【0009】また、本発明のアクチュエータにおいて
は、前記永久磁石の回転中心部と該中心部を覆う前記枠
体とが対向する面に、一方には多角形の凹部が形成さ
れ、他方にはその凹部内に配置される略同じ形状の凸部
が形成されているようにすると、永久磁石と枠体との一
体化が好適となる。
【0010】また、本発明のアクチュエータにおいて
は、前記永久磁石の回転中心線を囲む面と該面を覆前記
枠体とが対向する面に、一方には凹部が形成され、他方
にはその凹部内に配置される略同じ形状の凸部が形成さ
れているようにしても、永久磁石と枠体との一体化が好
適に維持される。
【0011】また、本発明のアクチュエータにおいて
は、前記永久磁石が径方向に2極に着磁されていて、前
記回転中心線と直交する面の少なくとも一方には、その
着磁境界線上に溝が形成されており、前記枠体は、その
一部が該溝内に形成され、前記出力ピンを該着磁境界線
から延長した部位に形成しているようにすると、永久磁
石と枠体との一体化が好適に維持されるだけではなく、
製作上、永久磁石の着磁方向に対する出力ピンの位置付
けが極めて容易になる。
【0012】更に、本発明のアクチュエータにおいて
は、前記枠体が、前記永久磁石の180度対称位置に、
前記出力ピンともう一つの出力ピンとを形成しているよ
うにすると、出力ピンが一つの場合とは異なる用途が可
能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図示した
二つの実施例によって説明する。尚、図1〜図5は、第
1実施例を説明するためのものであって、本発明のアク
チュエータをカメラ用のシャッタ機構に適用した場合の
一例を示したものである。また、図6は、第2実施例を
説明するためのものである。
【0014】[第1実施例]上記したように、本実施例
は、本発明のアクチュエータをカメラ用のシャッタ機構
に適用したものである。そして、図1は被写体側から見
てシャッタの閉鎖状態を示した平面図であり、図2は図
1の要部断面図である。また、図3は図2に示されてい
る固定子用のカバー枠を単体部品として示したものであ
って、図3(a)は図2と同じようにして見た断面図で
あり、図3(b)は図3(a)の上方から見た平面図で
あり、図3(c)は図3(a)の下方から見た底面図で
ある。図4は図2に示されている回転子を示したもので
あって、図4(a)はその正面図であり、図4(b)は
図4(a)の上方から見た平面図であり、図4(c)は
回転子を構成している永久磁石だけの正面図であり、図
4(d)は図4(c)の上方から見た平面図である。更
に、図5は図1と同じようにして見てシャッタの全開状
態を示した平面図である。
【0015】そこで、先ず、本実施例の構成を説明する
が、その説明に際しては、被写体側を表面側と称し、そ
の反対側を背面側と称することにする。シャッタ地板1
は、合成樹脂製であって、円形をした開口部1aと、円
弧状をした長孔1bとを形成しているが、図1には長孔
1bを図示せず図5に示してあり、また、その断面形状
は図2に示されている。また、後述のアクチュエータを
取り付けるために、複数の位置決め用の孔1cが形成さ
れているが、それらの一つだけを図2に明示してある。
更に、表面側には、可撓性を有する二つのフック部1
d,1eを有しており、背面側には、後述する3枚のシ
ャッタ羽根を取り付けるための三つの軸部1f,1g,1
hを形成している。
【0016】シャッタ地板1の背面側には、シャッタ地
板1と同じ外形をした羽根押さえ2が図示していない手
段によって取り付けられていて、それらの間に羽根室を
形成している。そして、この羽根押さえ2にも開口部1
aと同じ形状の開口部2aが形成されていて、それを開
口部1aと同心上に配置することによって露光開口部を
形成している。また、図2に断面だけを示したように、
羽根押さえ2にも、長孔1bと略同じ形状の長孔2b
が、長孔1bと対向する位置に形成されている。更に、
符号を付けていないが、三つの孔が形成されていて、上
記したシャッタ地板1の軸部1f,1g,1hが、それら
に嵌合している。
【0017】羽根室内には3枚のシャッタ羽根3,4,5
が配置されている。そして、シャッタ羽根3は、符号を
付けていない円形の孔と長孔3aを有していて、その円
形の孔を上記の軸部1fに回転可能に嵌合させている。
また、シャッタ羽根4は、符号を付けていない円形の孔
と長孔4aを有していて、その円形の孔を上記の軸部1
gに回転可能に嵌合させている。更に、シャッタ羽根5
は、符号を付けていない円形の孔と長孔5aを有してい
て、その円形の孔を上記の軸部1hに回転可能に嵌合さ
せている。
【0018】また、シャッタ地板1の表面側には、アク
チュエータが取り付けられているが、本実施例の場合
は、その基枠6を直接的に取り付けるようにしている。
そして、その基枠6は、合成樹脂製であって、複数のピ
ン6a(図2には二つ示されている)をシャッタ地板1
の位置決め用の孔1cに嵌合させ、上記した二つのフッ
ク部1d,1eによってシャッタ地板1に固定されてい
る。また、この基枠6には、図2に示すように、後述す
る回転子の軸受け用の孔6bが形成され、その下側には
後述のコイルを巻装するための凹溝6cが形成されてい
る。更に、基枠6には、突起6dと、円弧状の長孔6e
と、孔6fとが形成されている。
【0019】図2において、基枠6の上部には、合成樹
脂製のカバー枠7が配置されている。図3は、そのカバ
ー枠7を単体で示したものである。このカバー枠7は、
図3(a)における上方の板部が、図3(b)の平面図
から分かるように、全体として円板状になっていて、そ
の略中央には、後述する回転子の軸受け用の孔7aが形
成されている。また、後述するコイルを巻装するため
に、その孔7aを形成している面も含めてコ字状に三つ
の凹溝7b,7c,7dが形成されている。
【0020】また、図3(a)における下方の板部は二
つに分かれていて、一方は二つの柱7e,7fによって
上方の板部に連結され、他方は他の二つの柱7g,7h
によって上方の板部に連結されている。そして、下方の
板部の一方には段部7iが形成され、他方にはピン7j
が形成されているが、段部7iは、基枠6の突起6dに
係合させることによって、基枠6の孔6fとピン7jと
の嵌合部における回転止めの役目をしている。このよう
に、カバー枠7は、四つの柱7e,7f,7g,7hの
間に細長い四つの開口を形成しており、それらを繋げる
ようにして形成されている下方の開口は、その一部を、
基枠6の長孔eに臨ませている。
【0021】基枠6とカバー枠7で囲われた空間内には
回転子が配置されているが、本実施例の回転子は、図4
(a),図4(b)に示されているように、柱状をして
いる永久磁石8と、その永久磁石8に射出成形加工によ
って一体成形された枠体9とからなっている。図4
(c)は、永久磁石8の正面図であって、図4(d)は
その平面図であるが、これらの図面からも分かるよう
に、本実施例の永久磁石8は柱状であって、従来の永久
磁石のように中空部を設けていない。そして、回転中心
線と直交する二つの面は、正方形の四隅を円弧にした形
状をしている。
【0022】他方、枠体9は、永久磁石8の上下の回転
中心部を覆い且つ永久磁石8の回転中心線を囲む面を四
つの露出面が得られるように覆っていて、それらの回転
中心部を覆っている部位には、カバー枠7の孔7aに回
転可能に嵌合して軸受けされる軸部9aと、基枠6の孔
6bに回転可能に嵌合して軸受けされる軸部9bが形成
されている。尚、本実施例の場合には、回転子側の枠体
9に軸部9a,9bを形成し、固定子側のカバー枠7と
基枠6に孔7a,6bを形成しているが、枠体9の方に
は二つの孔を形成し、固定子側には、それに嵌合させる
軸部を二つ形成するようにしても構わないし、両方に孔
と軸部とを一つずつ形成するようにしても差し支えな
い。
【0023】また、枠体9は、四つの帯部9c,9d,
9e,9fを有していて、帯部9d,9fの断面が帯部
9c,9eの断面よりも肉厚になるように形成されてい
る。そのため、帯部9dは、柱7g,7hの間に配置さ
れ、帯部9fは、柱7e,7fの間に配置されている。
そして、永久磁石8は、図4(b)において、それらの
二つの帯部9d,9fを結ぶ線分を境界線として、径方
向に2極に着磁されている。更に、枠体9には、径方向
に且つ斜め下方に延伸し、基枠6の長孔6eに挿入され
る部位が形成されており、その先端には、永久磁石8の
回転中心線と平行になるようにして、出力ピン9gが形
成されている。そして、この出力ピン9gは、シャッタ
地板1の長孔1bと補助地板2の長孔2bに挿入され、
羽根室内において、シャッタ羽根3,4,5の長孔3
a,4a,5aに嵌合している。
【0024】上記のように、基枠6とカバー枠7で構成
された固定子枠に、回転子を回転可能に軸支した後、そ
の二つの軸受け孔6b,7aを覆うようにして、凹溝6
c,7b,7c,7d内にコイル10を巻回している。
そして、そのコイル10を包むようにして、カバー枠7
の外周面には、円筒形をしたヨーク11が嵌合されてい
る。尚、周知であるため図示していないが、回転子の近
接位置には磁性体部材が配置されていて、コイル10に
通電されていなくても、永久磁石8との間に作用する吸
引力を利用して、回転子が停止状態を維持できるように
なっている。
【0025】次に、本実施例の作動を簡単に説明する。
図1はシャッタの閉鎖状態を示したものであって、開口
部1aは3枚のシャッタ羽根3,4,5によって覆われ
ている。このとき、アクチュエータのコイル10には通
電されていない。そのため、本来であれば、回転子の停
止位置は非常に不安定なものとなっており、カメラに振
動が加わった場合等には、シャッタ羽根3,4,5を作
動させ、フィルムを感光させてしまう可能性がある。し
かしながら、本実施例の場合には、回転子の近傍位置に
図示していない磁性体部材が配置されているため、その
磁性体部材との間に働く永久磁石8の磁力によって、回
転子は反時計方向へ回転するように付勢されている。と
ころが、出力ピン9gがシャッタ地板1に形成された円
弧状の長孔1bの端面に接触しているため、その回転を
阻止され、この状態が維持されている。
【0026】このような図1の状態においてカメラの電
源スイッチがオンになると、測光回路や測距回路が機能
する。次に、撮影に際してレリーズボタンが押される
と、コイル10に対して順方向に電流が供給される。そ
のため、回転子は図1において時計方向へ回転し、出力
ピン9gによってシャッタ羽根3,4,5を回転させ
る。このとき、シャッタ羽根3,4は、軸部1f,1g
で反時計方向へ回転され、シャッタ羽根5は、軸部1h
で時計方向へ回転させられるが、シャッタ羽根3,4
は、支点と作用点との位置関係が異なるため、シャッタ
羽根4の回転の方が速くなる。そのため、シャッタ羽根
3,4の重なり量は大きくなっていく。そして、このよ
うな回転は、開口部1aを全開にした直後に、出力ピン
9gが、シャッタ地板1に形成されている円弧状の長孔
1bの端面に当接することによって停止する。その状態
が図5に示されているが、この図5は、主にアクチュエ
ータの形状を一部省略して示したものである。
【0027】このようにして図5の状態になっても、露
光時間が短いときには、コイル10に対する通電を断た
ず、閉じ信号が出たときに、順方向の電流を断ち且つ逆
方向の電流を供給することになるが、露光時間が長いと
きは、電池の消耗を避けるために、コイル10に対する
通電を断って非通電状態にする。本実施例の場合には、
そのように非通電状態にしても、図5の状態が好適に保
たれるようになっている。即ち、この状態においては、
上記した図示していない磁性体部材との間に働く永久磁
石8の磁力によって、回転子は時計方向へ回転するよう
に付勢されているからである。
【0028】そして、その後、閉じ信号が出たとき、コ
イル10に対して逆方向の電流が供給される。そうする
と、回転子は、図5において反時計方向へ回転し、出力
ピン9gによって、シャッタ羽根3,4,5を上記の場
合とは逆方向へ回転させ、開口部1aを閉じさせてい
く。そして、その回転は、シャッタ羽根3,4,5が開
口部1aを完全に閉鎖した直後に、出力ピン9gが、シ
ャッタ地板1の長孔1bの端面に当接することによって
停止される。また、回転子の回転が停止した直後には、
コイル10に対する通電が断たれて図1の状態に復帰
し、次の撮影まで、この状態が維持される。
【0029】このように本実施例の場合には、永久磁石
8が柱状に形成されているので、従来のような円筒形の
ものに比較して大きな磁束密度を得ることが可能とな
る。また、従来の永久磁石より外形を小さくしても、従
来と同じ磁束密度を得ることが可能となるから、例え
ば、永久磁石の軸方向の寸法が同じとすれば径方向の寸
法を小さくすることが可能となって、ひいては、実施例
におけるヨーク11の直径を従来よりも小さくすること
が可能になる。また、永久磁石の径方向の寸法を同じに
すれば軸方向の寸法を小さくすることが可能となるか
ら、図2におけるアクチュエータの上下寸法を従来より
も小さくすることが可能になる。
【0030】また、本実施例の場合には、射出成形加工
によって、枠体9を永久磁石8に一体的に形成するよう
にしている。しかしながら、このような加工方法を用い
ても、永久磁石8と枠体9の接触面は完全な固着状態と
はならない。そのため、本実施例において、枠体9に帯
部9c,9eが形成されていないときには、永久磁石8
が移動したり脱落してしまうおそれがあるが、本実施例
の場合には、永久磁石8の形状と、四つの帯部9c,9
d,9e,9fの存在によって、そのようなことが絶対
に生じないようになっている。
【0031】尚、本実施例における永久磁石8は、回転
軸と直交する面の形状が、図4(d)に示されているよ
うに、正方形に近い形状をしているが、例えば八角形で
あっても差し支えない。そして、そのようにした場合に
は、帯部の数は、上記した趣旨から、三つであっても構
わない。また、本実施例においては、図4(a)から分
かるように、先端に出力ピン9gを形成している部位
が、厳密に言うと、回転子の径方向であって且つ約45
度の角度で斜め下方に延伸しているが、本発明は、この
ような形状に限定されず、上記の部位が水平に延伸して
いても差し支えない。要するに、少なくとも径方向に延
伸していることだけが必須であって、水平か斜めかは問
題でなく、また、その延伸の長さも問題ではない。従っ
て、このことは、下記の第2実施例の場合も同じであ
る。
【0032】更に、本実施例に場合には、小型化の一貫
として、コイル10の巻回スペースの効率をよくするた
めに、カバー枠7は、その柱7eと柱7gの間、及び柱
7fと柱7hの間に、細長い開口部を形成しているが、
その必要がない場合には、それらの開口部を塞ぐように
形成しても差し支えない。また、柱7gと柱7hとの間
に形成されている細長い開口部は、小型化に伴って、枠
体9の帯部9dがカバー枠7に接触しないようにするた
めに形成したものであるが、設計上問題がないのであれ
ば、その開口部を塞ぐようにしても差し支えない。この
ことは、下記の第2実施例の場合も同じである。
【0033】[第2実施例]本実施例のアクチュエータ
は、第1実施例の場合と回転子の構成が異なるだけであ
る。そのため、固定子の構成は説明を省略するが、第1
実施例の説明において、固定子のみについて説明したこ
と、及び固定子と回転子との相対関係について説明した
ことは、本実施例の場合にも適用される。そこで、図6
を用いて、本実施例の回転子を説明するが、図6(a)
はその回転子の正面図であり、図6(b)は図6(a)
の上方から見た平面図であり、図6(c)は回転子を構
成している永久磁石だけの平面図であり、図6(d)は
図6(c)の中央横断面図である。
【0034】本実施例の回転子は、円柱に近い柱状をし
た永久磁石18と、その永久磁石18に射出成形加工に
よって一体成形された枠体19とからなっている。そし
て、永久磁石18には、回転中心線と直交する二つの面
に、回転中心部を通って直線状のV溝18a,18bが
形成されており、円周面にはそれらのV溝18a,18
bをつなぐようにして、直線状にV溝18c,18dが
形成されている。また、この永久磁石18は、径方向に
着磁された2極の永久磁石であって、上記のV溝18
a,18b,18c,18dは、その境界線上に形成さ
れている。そして、更に、V溝18a,18bの中央
部、即ち、上下の回転中心部には、直方体形状の凹部1
8e,18fが形成されている。
【0035】それに対して枠体19は、上記のV溝18
a,18b,18c,18dと凹部18e,18fの内
部を充填した凸部を有する四つの帯部19a,19b,
19c,19dをロ字状に形成している。また、二つの
回転中心部には、固定子枠に軸受けされる軸部19g,
19hが形成されているが、第1実施例の場合で説明し
たように、軸部19g,19hの代わりに孔を形成し、
それに嵌合する軸部を固定子側に設けるようにしても差
し支えない。更に、枠体19には、帯部19cを径方向
に且つ若干斜め下方に延伸した部位が形成されていて、
その先端には、出力ピン9gが形成されている。尚、本
実施例のアクチュエータは、第1実施例の場合に準じて
作動させられるので、その作動説明を省略する。
【0036】このように本実施例の場合も、永久磁石1
8が円柱状に形成されているので、従来の円筒形のもの
に比較して大きな磁束密度を得ることが可能である。そ
のため、従来の永久磁石より外形を小さくしても、従来
と同じ磁束密度を得ることが可能となる。また、本実施
例の場合には、永久磁石18の周囲にV溝18a,18
b,18c,18dと凹部18e,18fが形成され、
帯部19a,19b,19c,19dの凸部が、それら
の内部に配置されているので、永久磁石18と枠体19
の相対位置がずれたり、永久磁石18が枠体19から脱
落してしまうようなことはない。
【0037】尚、本実施例においては、永久磁石18の
周囲に、V溝18a,18b,18c,18dと凹部1
8e,18fが形成されているが、それらの一部又は全
部を、枠体19の方に形成したとしても、目的を達成す
ることが可能である。また、V溝18a,18b,18
c,18dと凹部18e,18fは、それらの全てを形
成しなくても目的を達成することができるが、それらの
うちの一つを形成するだけでは無理である。また、V溝
18a,18b,18c,18dの夫々は、種々の形状
をした一つ又は複数の孔に代えることが可能である。更
に、凹部18e,18fは、図6(c)において正方形
をしているが、その形状には限定がない。しかし、永久
磁石18が枠体19に対して回転してしまわないように
するためには、多角形をしていることが好ましい。
【0038】また、本実施例の永久磁石18は、成形時
にV溝18a,18b,18c,18dを形成してお
き、V溝18a,18bと直交する方向へ2極に着磁し
ている。そして、周知のように、磁極数が2極の場合に
は、出力ピン19iは、磁極の境界線の延長線上に配置
されているのが好ましい。そのため、本実施例のように
構成すると、第1実施例の場合に比較して、製作時に、
出力ピンと着磁方向の相対位置関係が確実に得られ、且
つ製作後に永久磁石18と枠体19の相対位置が変わら
ないという利点がある。但し、そのようなことを余り考
慮しなくてよい場合や、製作コストを余り考えなくてよ
い場合には、本実施例のように、180度対称な位置に
おいて、永久磁石18の円周面に二つのV溝18c,1
8dを形成せず、異なる角度位置に形成してもよく、ま
た、場合によっては、円周面に三つ以上のV溝を形成し
ても構わない。
【0039】尚、上記の各実施例においては、出力ピン
を一つだけ設けているが、被駆動機構の構成によっては
複数設けることも可能である。しかしながら、この種の
アクチュエータは極めて小型であることから、製作上の
ことを考慮すると、二つの場合が好ましい。そして、カ
メラ用のシャッタ機構や絞り機構に採用する場合は、そ
れらを、180度の対称位置に設けるのが最適である。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明は、固定子コイル
に電流を供給することによって、その電流の供給方向に
対応した方向へ回転子を所定の角度範囲で回転させるア
クチュエータにおいて、その回転子が、柱状をした永久
磁石を有していて、その永久磁石に対して、軸受けされ
る部位と出力ピンとを、合成樹脂の射出成形加工によっ
て一体的に製作されるようにしたから、回転子はもとよ
り、アクチュエータ全体が小型に且つ低コストで製作で
きるという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のシャッタ機構を被写体側から見た
平面図であって、シャッタの閉鎖状態を示したものであ
る。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】図2に示されている固定子用のカバー枠を単体
部品として示したものであって、図3(a)は図2と同
じようにして見た断面図であり、図3(b)は図3
(a)の上方から見た平面図であり、図3(c)は図3
(a)の下方から見た底面図である。
【図4】図2に示されている回転子を示したものであっ
て、図4(a)はその正面図であり、図4(b)は図4
(a)の上方から見た平面図であり、図4(c)は回転
子を構成している永久磁石だけの正面図であり、図4
(d)は図4(c)の上方から見た平面図である。図3
の底面図である。
【図5】図1と同じようにして見た平面図であって、シ
ャッタの全開状態を示したものである。
【図6】第2実施例の回転子を示したものであって、図
6(a)はその正面図であり、図6(b)は図6(a)
の上方から見た平面図であり、図6(c)は回転子を構
成している永久磁石だけの平面図であり、図6(d)は
図6(c)の中央横断面図である。
【符号の説明】
1 シャッタ地板 1a,2a 開口部 1b,2b,3a,4a,5a,6e 長孔 1c,6b,6f,7a 孔 1d,1e フック部 1f,1g,1h,9a,9b,19g,19h 軸部 2 羽根押さえ 3,4,5 シャッタ羽根 6 基枠 6a,7j ピン 6c,7b,7c,7d 凹溝 6d 突起 7 カバー枠 7i 段部 7e,7f,7g,7h 柱 8,18 永久磁石 9,19 枠体 9c,9d,9e,9f,19a,19b,19c,1
9d 帯部 9g,19i 出力ピン 10 コイル 11 ヨーク 18a,18b,18c,18d V溝 18e,18f 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H080 AA55 AA64 2H081 BB17 5H621 GA02 GA10 GA12 GA16 HH01 JK02 JK05 JK08 JK15 JK17 5H622 AA03 CA01 CA07 PP01 PP03 PP20 5H633 BB03 GG02 GG04 HH03 HH06 HH11 HH16 HH17 JA02 JA05 JA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子コイルへの電流供給方向に対応す
    る方向へ回転子が所定の角度範囲で回転させられるアク
    チュエータであって、前記回転子が、回転中心線に直交
    する面と回転中心線を囲む面とを有する柱状の永久磁石
    と、前記永久磁石に一体成形された枠体とからなってお
    り、前記枠体は、前記永久磁石の二つの回転中心部を覆
    い且つ前記永久磁石の回転中心線を囲む面を複数の露出
    面が得られるように覆っていて、それらの回転中心部を
    覆う部位には固定子に軸受けされる被軸受け部が形成さ
    れ、一方の回転中心部の径方向に延伸した部位には前記
    回転中心線と平行になるようにして出力ピンが形成され
    ていることを特徴とするアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記永久磁石の回転中心部と該中心部を
    覆う前記枠体とが対向する面に、一方には多角形の凹部
    が形成され、他方にはその凹部内に配置される略同じ形
    状の凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に
    記載のアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記永久磁石の回転中心線を囲む面と該
    面を覆前記枠体とが対向する面に、一方には凹部が形成
    され、他方にはその凹部内に配置される略同じ形状の凸
    部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記永久磁石が径方向に2極に着磁され
    ていて、前記回転中心線と直交する面の少なくとも一方
    には、その着磁境界線上に溝が形成されており、前記枠
    体は、その一部が該溝内に形成され、前記出力ピンを該
    着磁境界線から延長した部位に形成していることを特徴
    とする請求項1乃至3の何れかに記載のアクチュエー
    タ。
  5. 【請求項5】 前記枠体が、前記永久磁石の180度対
    称位置に、前記出力ピンともう一つの出力ピンとを形成
    していることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記
    載のアクチュエータ。
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