JP2002314552A - データ中継装置およびインターホンシステム - Google Patents

データ中継装置およびインターホンシステム

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JP2002314552A
JP2002314552A JP2001119209A JP2001119209A JP2002314552A JP 2002314552 A JP2002314552 A JP 2002314552A JP 2001119209 A JP2001119209 A JP 2001119209A JP 2001119209 A JP2001119209 A JP 2001119209A JP 2002314552 A JP2002314552 A JP 2002314552A
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Japan
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data
synchronization signal
relay device
communication
transmission line
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JP2001119209A
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Chiharu Suzuki
千春 鈴木
Tadao Ichinose
忠夫 一ノ瀬
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送路の特性インピーダンスを変化させるこ
となく、通信端末装置の接続数を増加させ、または、伝
送路を長くすることができ、通信データまたは同期信号
を正しく伝送させることができるデータ中継装置を提供
すること。 【解決手段】 データ中継装置100は、上位伝送路110に
送出されているシステム同期信号を受信するデータ受信
部52と、このシステム同期信号を検出するシステム同期
信号検出部53と、その検出タイミングとデータ位相から
システム同期信号と同期したクロックを生成するシステ
ム同期PLL54と、システム同期PLL54によって生成
されたクロック信号に基づいてシステム同期信号を発生
させるシステム同期信号生成部56とを備え、システム同
期信号生成部56によって生成されたシステム同期信号を
変調して下位伝送路120に出力するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターホンシス
テム、集合住宅システムおよびホームテレホンシステム
に関し、特に、マルチドロップ方式と呼ばれる有線接続
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、1つの伝送路上に通信用タイ
ムスロットと同期パターンを混在させ、システム全体の
同期をとり、伝送路上で交換を行い、かつ任意の通信装
置間で直接通信が可能なマルチドロップ方式で構成され
るインターホンシステムが実用化されている。このよう
なマルチドロップ方式のインターホンシステムの代表的
なものに、特開平11−122253号公報記載のもの
が知られており、このインターホンシステムを図9〜図
11に示す。
【0003】同公報記載のインターホンシステム10は、
図9に示すように、1対の伝送路11上にシステム同期信
号を出力する1つのマスター装置12と、複数のスレーブ
装置13とから構成されている。
【0004】このようなインターホンシステム10におけ
るマルチドロップ方式の伝送路上のデータフォーマット
21は、図10に示すように、各フレーム毎に、同期信号
(システム同期信号)22と、複数のタイムスロット(T
S#0〜n)23と、同期信号22とタイムスロット(TS
#0〜n)23の間にある区間24とから構成されている。
【0005】同期信号22は、インターホンシステム10の
マスター装置12が送信するシステム同期信号であり、タ
イムスロット(TS#0〜n)23は、通信用のタイムス
ロットである。また、区間24は、インターホンシステム
10の各スレーブ装置13の送受信遅延時間を吸収するガー
ド区間または制御データなど継続しない短時間データ通
信等に使用する区間である。
【0006】例えば、図11に示すようマスター装置12か
らスレーブ装置13bに映像データを伝送し、スレーブ装
置13aとスレーブ装置13bで相互通話を行う動作は、以
下のようになる。
【0007】マスター装置12は、圧縮映像データをタイ
ムスロット(TS#0)23aに送信し、スレーブ装置13
bは、タイムスロット(TS#0)23aを受信してスレ
ーブ装置13bにおける外部映像伸張回路に受信データを
出力する。これにより、マスター装置12からスレーブ装
置13bに映像データが伝送される。
【0008】また、スレーブ装置13aは、通話回路の送
信データをタイムスロット(TS#1)23bに送信し、
タイムスロット(TS#2)23cを受信してスレーブ装
置13aにおける外部通話回路受信側に出力するととも
に、スレーブ装置13bは、通話回路の送信データをタイ
ムスロット(TS#2)23cに送信し、タイムスロット
(TS#1)23bを受信してスレーブ装置13bにおける
外部通話回路受信側に出力する。これにより、スレーブ
装置13aとスレーブ装置13b間で相互通話を行なうこと
ができるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、伝送路
長や伝送路の配線形態によって伝送路の特性インピーダ
ンスが大きく変化し、同期信号あるいは通信データが正
しく伝送されない場合があり、一般にシステムとして伝
送路長や伝送路の配線形態、または接続する通信装置数
に制限を設けなければならず、システム規模を拡大する
ことが困難であった。
【0010】本発明は、このような従来の問題を解決す
るためになされたものであり、従来のシステムのN倍の
規模のインターホンシステムを提供するとともに、シス
テムの信頼性向上を図り、さらに通信装置間の通信速度
向上させたデータ中継装置を提供することを目的とする
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のデータ中継装置は、マスター装置によって
生成されたシステム同期信号に基づいて伝送される通信
データを伝送路上で時分割多重交換を行うデジタルマル
チドロップシステムにおけるデータ中継装置であって、
前記マスター装置が接続された上位伝送路に接続される
とともに、スレーブ装置のみ接続された下位伝送路に接
続されており、前記上位伝送路から前記マスター装置が
生成したシステム同期信号が検出される検出手段と、前
記検出手段によって検出された前記システム同期信号に
基づいてクロック信号を生成するクロック信号生成手段
と、前記クロック信号生成手段によって生成された前記
クロック信号に基づいて前記下位伝送路用のシステム同
期信号を生成する同期信号生成手段と、前記同期信号生
成手段によって生成された前記下位伝送路用のシステム
同期信号を前記下位伝送路に出力する出力手段とを備え
た構成を有している。
【0012】この構成により、本発明のデータ中継装置
は、クロック信号生成手段が、検出手段に上位伝送路か
ら検出されたシステム同期信号に基づいてクロック信号
を生成するとともに、同期信号生成手段が、このクロッ
ク信号に基づいて下位伝送路用のシステム同期信号を生
成し、出力手段が、この生成されたシステム同期信号を
下位伝送路に出力する。したがって、マスター装置が接
続された上位伝送路に接続されるとともに、スレーブ装
置のみ接続された下位伝送路に接続されることによっ
て、マスター装置から送出されるシステム同期信号に基
づいて、下位伝送路に出力するシステム同期信号を生成
することができるので、システム規模を拡大するとき、
伝送路長や伝送路の配線形態によって伝送路の特性イン
ピーダンスが大きく変化することなく、同期信号あるい
は通信データを正しく伝送することができる。
【0013】また、本発明のデータ中継装置は、複数の
前記下位伝送路に接続され、前記出力手段が、前記複数
の下位伝送路に前記同期信号生成手段によって生成され
た前記下位伝送路用のシステム同期信号を出力する構成
を有している。
【0014】この構成により、本発明のデータ中継装置
は、出力手段が、複数の下位伝送路に上位伝送路に送出
されたシステム同期信号に基づいて生成された下位伝送
路用のシステム同期信号を出力する。したがって、下位
伝送路が複数接続された場合であっても、システム同期
信号を出力することができるので、システム規模を拡大
するとき、伝送路長や伝送路の配線形態によって伝送路
の特性インピーダンスが大きく変化することなく、同期
信号あるいは通信データを正しく伝送することができ
る。
【0015】また、本発明のデータ中継装置は、複数の
前記上位伝送路に接続され、前記検出手段が、前記各上
位伝送路における前記各システム同期信号を検出すると
ともに、前記検出手段によって検出された前記各システ
ム同期信号の何れかを選択する選択手段を設けた構成を
有している。
【0016】この構成により、本発明のデータ中継装置
は、マスター装置からシステム同期信号が送出されてい
る複数の上位伝送路に接続されている場合、選択手段
が、各システム同期信号の何れかを選択する。したがっ
て、上位伝送路におけるインターホンシステムなどのシ
ステムにおける同期系の故障時に他の上位伝送路におけ
るシステム同期信号を切り換えることができるので、シ
ステム規模が大きい場合に、各上位伝送路におけるシス
テムが互いに同期していれば、システム全体の信頼性を
向上させることができる。
【0017】また、本発明のデータ中継装置は、前記各
上位伝送路におけるシステム同期信号の有無を検出する
構成を有している。
【0018】この構成により、本発明のデータ中継装置
は、各上位伝送路におけるシステム同期信号の有無を検
出する。したがって、故障などによって上位伝送路に接
続されたマスター装置からシステム同期信号が送出され
なかった場合、また、これらのマスター装置よりデータ
中継装置が先に立ち上がった場合などに、各上位伝送路
におけるシステム同期信号を検出することができるの
で、この検出結果に基づいて選択手段を選択することが
できる。
【0019】また、本発明のデータ中継装置は、前記上
位伝送路における前記システム同期信号が検出されない
場合、前記同期信号生成手段が、自己固有のクロックに
基づいて前記下位伝送路用のシステム同期信号を生成す
る構成を有している。
【0020】この構成により、本発明のデータ中継装置
は、上位伝送路におけるシステム同期信号が検出されな
い場合、同期信号生成手段が、自己固有のクロックに基
づいて下位伝送路用のシステム同期信号を生成する。し
たがって、上位伝送路におけるシステム同期信号が検出
されなかった場合であっても、下位伝送路におけるシス
テム同期信号を送出することができるので、システム同
期信号を維持することができ、下位伝送路に接続された
各通信端末装置においては、互いに通信を行うことがで
きる。
【0021】また、本発明のデータ中継装置は、前記上
位伝送路に自己固有のクロックに基づいて生成したシス
テム同期信号を出力する構成を有している。
【0022】この構成により、本発明のデータ中継装置
は、上位伝送路におけるシステム同期信号が検出されな
い場合、上位伝送路に下位伝送路用のシステム同期信号
を出力する。したがって、上記伝送路におけるシステム
同期信号が検出されなくても、下位伝送路用のシステム
同期信号を上位伝送路に出力することができるので、上
位伝送路におけるシステム同期信号を維持することがで
き、各伝送路に接続された通信端末装置間において、通
信を行うことができる。
【0023】また、本発明のデータ中継装置は、前記上
位伝送路における前記システム同期信号が検出されない
場合、前記システム同期信号が検出されるまで前記下位
伝送路に前記システム同期信号を出力しない構成を有し
ている。
【0024】この構成により、本発明のデータ中継装置
は、上位伝送路におけるシステム同期信号が検出されな
い場合、当該システム同期信号が検出されるまで下位伝
送路に下位伝送路用のシステム同期信号を出力しない。
したがって、インターホンシステムの運用開始時など
に、下位伝送路におけるシステムの立ち上がりが、上位
伝送路の立ち上がりより早くても、下位伝送路における
システムは、上位システムの安定動作開始後に動作開始
することができ、システム全体の同期を効率的に確立す
ることができる。
【0025】また、本発明のデータ中継装置は、前記ク
ロック信号生成手段から出力されるクロック信号を外部
に出力する構成を有している。
【0026】この構成により、本発明のデータ中継装置
は、他のシステムに対して自己のシステムにおけるシス
テム同期信号を提供することができる。
【0027】また、本発明のデータ中継装置は、外部よ
り外部クロック信号が入力される外部入力手段を設け、
前記クロック信号生成手段が、前記外部入力手段によっ
て入力された前記外部クロック信号および前記検出手段
によって検出された前記システム同期信号の何れかに基
づいて前記クロック信号を生成する構成を有している。
【0028】この構成により、本発明のデータ中継装置
は、外部入力手段を介して入力された外部クロック信号
および検出手段によって検出されたシステム同期信号を
選択してクロック信号を生成する。したがって、外部入
力手段を介して入力されたシステム同期信号に基づいて
伝送路に送出するシステム同期信号を生成することがで
きる。
【0029】また、本発明のデータ中継装置は、前記同
期信号生成手段によって生成される前記システム同期信
号のビット配列を前記各伝送路毎に変更する構成を有し
ている。
【0030】この構成により、本発明のデータ中継装置
は、システム同期信号を送出する各伝送路毎にシステム
同期信号のビット配列を変更して出力する。したがっ
て、複数の伝送路間におけるシステム同期信号のクロス
トークにより、他の伝送路おけるシステム同期信号を受
信して誤った同期を確立してしまうといった誤動作(擬
似同期)を防止することができる。
【0031】また、本発明のデータ中継装置は、前記ビ
ット配列を任意に、または、複数の何れかから選択する
構成を有している。
【0032】この構成により、本発明のデータ中継装置
は、システム同期信号におけるビット配列を任意に、ま
たは、複数の何れかから選択する。したがって、任意の
ビット配列または複数のビット配列から選択したものに
おけるシステム同期信号を伝送路に送出することができ
る。
【0033】また、本発明のデータ中継装置は、前記通
信データを送受信する送受信手段を設け、前記伝送路の
何れかから検出された前記通信データを他の前記伝送路
に出力する構成を有している。
【0034】この構成により、本発明のデータ中継装置
は、送受信手段によって通信データを送受信するととも
に、何れかの伝送路から検出された通信データを他の伝
送路に出力する。したがって、任意の伝送路に送出され
た通信データを他の伝送路に中継することができるの
で、各伝送路に接続された通信端末装置間において、互
いに通信を行うことができる。
【0035】また、本発明のデータ中継装置は、前記通
信データの一部に前記通信データの誤りを訂正するため
の冗長データを付加し、前記送受信手段が、前記冗長デ
ータに基づいて前記通信データの誤りを訂正するととも
に、新たに前記冗長データを付加してデータ送信する構
成を有している。
【0036】この構成により、通信データの一部に通信
データの誤りを訂正するための冗長データを付加すると
ともに、送受信手段が、この冗長ビットに基づいて通信
データの誤りを訂正し、訂正した通信データに新たに冗
長データを付加する。したがって、通信における誤り率
を増加させずに、データ通信における信頼性を向上させ
ることができる。
【0037】また、本発明のデータ中継装置は、前記送
受信手段が、前記マスター装置および前記スレーブ装置
と制御データを通信する構成を有している。
【0038】この構成により、本発明のデータ中継装置
は、送受信手段が、各マスター装置およびスレーブ装置
と制御データを通信する。したがって、収容される伝送
路上に接続されるスレーブ装置およびマスター装置の通
信状態および各伝送路の使用状態を把握することができ
る。
【0039】また、本発明のインターホンシステムは、
マスター装置によって生成されたシステム同期信号に基
づいて伝送される通信データを伝送路上で時分割多重交
換を行うとともに、各スレーブ装置の同期をとるデジタ
ルマルチドロップシステムを用いたインターホンシステ
ムであって、マスター装置が接続された上位伝送路に接
続されるとともに、スレーブ装置のみ接続された下位伝
送路に接続されたデータ中継装置を有し、前記データ中
継装置が、前記上位伝送路から前記マスター装置が生成
したシステム同期信号を検出する検出手段と、前記検出
手段によって検出された前記システム同期信号に基づい
てクロック信号を生成するクロック信号生成手段と、前
記クロック信号生成手段によって生成された前記クロッ
ク信号に基づいて前記下位伝送路用のシステム同期信号
を生成する同期信号生成手段と、前記同期信号生成手段
によって生成された前記下位伝送路用のシステム同期信
号を前記下位伝送路に出力する出力手段とを備え構成を
有している。
【0040】この構成により、本発明のインターホンシ
ステムは、データ中継装置において、クロック信号生成
手段が、検出手段に上位伝送路から検出されたシステム
同期信号に基づいてクロック信号を生成するとともに、
同期信号生成手段が、このクロック信号に基づいて下位
伝送路用のシステム同期信号を生成し、出力手段が、こ
の生成されたシステム同期信号を下位伝送路に出力す
る。したがって、マスター装置が接続された上位伝送路
に接続されるとともに、スレーブ装置のみ接続された下
位伝送路に接続されることによって、上位伝送路にマス
ター装置から送出されるシステム同期信号を下位伝送路
に出力することができるので、システム規模を拡大する
とき、伝送路長や伝送路の配線形態によって伝送路の特
性インピーダンスが大きく変化することなく、同期信号
あるいは通信データを正しく伝送することができる。
【0041】また、本発明のインターホンシステムは、
前記データ中継装置に前記データを送受信する送受信手
段を設け、前記伝送路の何れかから検出された前記通信
データを他の前記伝送路に出力する構成を有している。
【0042】この構成により、本発明のデータ中継装置
は、送受信手段によって通信データを送受信するととも
に、何れかの伝送路から検出された通信データを他の伝
送路に出力する。したがって、各伝送路に接続された通
信端末装置間において、互いに通信を行うことができ
る。
【0043】また、本発明のインターホンシステムは、
前記通信データの一部に通信データの誤りを訂正するた
めの冗長データを付加するとともに、前記データ中継装
置における前記送受信手段が、前記冗長データに基づい
て前記通信データの誤りを訂正するとともに、新たに前
記冗長データを付加してデータ送信する構成を有してい
る。
【0044】この構成により、本発明のインターホンシ
ステムは、通信データの一部に通信データの誤りを訂正
するための冗長データを付加するとともに、送受信手段
が、この冗長ビットに基づいて通信データの誤りを訂正
し、訂正した通信データに新たに冗長データを付加す
る。したがって、通信における誤り率を増加させずに、
データの通信における信頼性を向上させることができ
る。
【0045】また、本発明のインターホンシステムは、
前記伝送路上の通信データの各フレームに前記システム
同期信号を配するとともに、複数の通信用タイムスロッ
トを備えた構成を有している。
【0046】この構成により、本発明のインターホンシ
ステムは、伝送路上の通信データにおいて、各フレーム
毎にシステム同期信号および複数の通信用タイムスロッ
トを有する。したがって、1本の伝送路上に複数の通信
を行うことができる。
【0047】また、本発明のインターホンシステムは、
前記マスター装置、前記各スレーブ装置および前記デー
タ中継装置間を複数の伝送路で接続するとともに、前記
複数の伝送路上の通信用タイムスロットを同時に使用す
る構成を有している。
【0048】この構成により、本発明のインターホンシ
ステムは、各マスター装置、各スレーブ装置およびデー
タ中継装置を複数の伝送路で接続するとともに、前記複
数の伝送路上において通信タイムスロットを同期に使用
する。したがって、複数の伝送路を使用することができ
るので、伝送路の性能または伝送路のフォーマットを変
更することなく、システムを大規模にすることができる
とともに、高速なデータ通信を行うことができる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。
【0050】〔第1実施形態〕図1は、本発明に係るデ
ータ中継装置およびインターホンシステムの第1実施形
態を示す図であり、本実施形態は、インターホンシステ
ムなどの有線通信システムにおけるデータ中継装置の実
施形態である。
【0051】図1に示すデータ中継装置100は、図示し
ないシステム同期信号を送出するマスター装置が接続さ
れた上位伝送路110と、図示しない通信端末装置のみ接
続された下位伝送路120とを接続するようになってお
り、上位伝送路110に接続されたマスター装置から送出
されたシステム同期信号を下位伝送路120に接続された
各通信端末装置に中継し、通信システムを確立するよう
になっている。
【0052】このデータ中継装置100は、上位伝送路110
の変調信号を受信し、デジタル値に復調するモデム受信
部50と、受信データを正しいデータ位相でサンプリング
するための受信クロックを再生する受信用PLL51と、
受信用PLL51によって再生される受信クロックにより
受信データをラッチするデータ受信部52とを備え、上位
伝送路110からの通信データを受信するようになってい
る。
【0053】また、データ中継装置100は、受信した通
信データに基づいて上位伝送路110のマスター装置から
送出されるシステム同期信号を検出するシステム同期信
号検出部53と、その検出タイミングとデータ位相からマ
スター装置と同期したクロックを生成するシステム同期
PLL54と、システム同期PLL54によって生成したク
ロックを用いてマスター装置と同様の構成からなるフレ
ームタイミングを生成するフレームタイミング生成部55
と、システム同期PLL54によって生成されたクロック
およびフレームタイミング生成部55によって生成された
フレームタイミングによってシステム同期信号を発生さ
せるシステム同期信号生成部56と、システム同期信号生
成部56によって生成されたシステム同期信号を変調して
伝送路に送出するモデム送信部57とを備え、変調信号を
モデム送信部57を介して下位伝送路120に送出するよう
になっている。
【0054】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、マスター装置が接続された上位伝送路110に接続さ
れるとともに、スレーブ装置のみ接続された下位伝送路
120に接続されることによって、上位伝送路にマスター
装置から送出されるシステム同期信号に基づいて下位伝
送路に出力するシステム同期信号を生成することができ
るので、インターホンシステムなどの有線通信システム
のシステム規模を拡大するとき、伝送路長や伝送路の配
線形態によって伝送路の特性インピーダンスが大きく変
化することなく、同期信号あるいは通信データを正しく
伝送することができる。
【0055】〔第2実施形態〕図2は、本発明に係るデ
ータ中継装置およびインターホンシステムの第2実施形
態を示す図であり、本実施形態は、インターホンシステ
ムなどの有線通信システムにおけるデータ中継装置の実
施形態である。
【0056】なお、本実施形態は、第1実施形態におい
て、複数の下位伝送路を接続する点に特徴があり、その
他の構成は、第1実施形態と同様であるため、同一部材
には同一番号を付して説明を省略する。ただし、本実施
形態では、2つの下位伝送路を接続するようになってい
るが、伝送路の接続数は、これに限定されず、2以上の
下位伝送路を接続してもよい。
【0057】図2に示すデータ中継装置200は、それぞ
れ、2組のフレームタイミング生成部55a、55bおよび
システム同期信号生成部56a、56bを有しており、各シ
ステム同期信号生成部56a、56bでは、上位伝送路110
のシステム同期信号を受信して生成した上位マスター装
置と同期したクロックを用いて、システム同期信号を発
生させるとともに、モデム送信部57a、57bにおいて変
調して各下位伝送路120a、120bに送出するようになっ
ている。
【0058】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、第1実施形態の効果に加えて、下位伝送路が複数接
続された場合であっても、上位伝送路110に送出されて
いるシステム同期信号に基づいて下位伝送路120用のシ
ステム同期信号を各下位伝送路に出力することができる
ので、インターホンシステムのシステム規模を拡大する
とき、伝送路長や伝送路の配線形態によって伝送路の特
性インピーダンスが大きく変化することなく、同期信号
あるいは通信データを正しく伝送することができる。
【0059】なお、本実施形態では、各下位伝送路毎
に、システム同期信号を生成して送出するようになって
いるが、下位伝送路の系統毎にシステム同期信号の送出
タイミングを制御する必要が無ければ、1組のフレーム
タイミング生成部およびシステム同期信号生成部によっ
て生成されるシステム同期信号を複数のモデム送信部を
介して複数の各下位伝送路に送出するように構成するこ
とも可能である。
【0060】〔第3実施形態〕図3は、本発明に係るデ
ータ中継装置およびインターホンシステムの第3実施形
態を示す図であり、本実施形態は、インターホンシステ
ムなどの有線通信システムにおけるデータ中継装置の実
施形態である。
【0061】なお、本実施形態は、第2実施形態におい
て、複数の上位伝送路に接続される点、および、各上位
伝送路に送出されている複数のシステム同期信号、外部
から入力されたクロック信号および内部クロック信号の
何れかから下位伝送路用のシステム同期信号を生成する
かを選択する選択手段を設けた点に特徴があり、その他
の構成は、第2実施形態と同様であるため、同一部材に
は同一番号を付して説明を省略する。ただし、本実施形
態は、上位伝送路および下位伝送路とも2つの伝送路を
接続するようになっているが、各伝送路の接続数は、こ
れに限定されず、2以上の上位伝送路および下位伝送路
を接続するようになっていてもよい。
【0062】本実施形態のデータ中継装置300は、2系
統の上位伝送路のシステム同期信号を受信し、その受信
タイミングとデータ位相を検出する機能であるモデム受
信部50a、50bおよび受信用PLL51a、51bと、デー
タ受信部52a、52bと、システム同期信号を検出するシ
ステム同期信号検出部53a、53bとを、それぞれ、2個
づつ有し、各システム信号が入力され、入力されたシス
テム信号の何れかを選択する選択手段61と、各システム
同期信号検出部53a、53bにおける検出結果に基づい
て、各上位伝送路110a、110bのシステム同期信号が連
続して検出できたか、または、連続して検出できなかっ
たかを判定する同期保護部62とを備えている。
【0063】また、データ中継装置300は、同期保護部6
2において判定された判定信号により選択手段61を切り
替えるように構成するようになっており、上位の同期系
の故障時に同期系を自動的に切り替えるようになってい
る。
【0064】したがって、同期保護部62に入力されたそ
れぞれの検出結果に基づいて、選択手段61によって複数
の中から1系統を選択した後、システム同期PLL54に
よって上位伝送路に送出されたシステム同期信号と同期
したクロックを生成し、各システム同期信号生成部55
a、55bは、これを用いて下位伝送路120a、120bに送
出するシステム同期信号を生成するようになっている。
【0065】このように、データ中継装置300によっ
て、m系統の上位システムとn系統の下位システムを接
続することができるようになっている。
【0066】また、本実施形態では、選択手段61に、本
データ中継装置300における固有の内部クロックを入力
し、選択手段61においてこの内部クロックを選択すると
ともに、内部クロックをシステム同期PLL54に出力す
るように構成するようになっている。このため、本デー
タ中継装置300を下位伝送路120a、120bにおいて、シ
ステムの同期マスターと動作させることができるように
なっている。
【0067】また、データ中継装置300は、選択手段61
およびシステム同期PLL54の動作を上位伝送路のシス
テム同期信号が検出されるまで同期クロックを出力しな
いよう構成するようになっており、システム運用開始時
等、上位システムの立ち上がりよりも下位システムの立
ち上がりが早くても、下位システムは上位システムの安
定動作開始後に動作を開始させることができるようにな
っている。
【0068】さらに、データ中継装置300に外部クロッ
ク入出力部63を設け、システム同期PLL54の出力であ
る同期クロックを外部クロック出力として外部に出力す
るように構成するようになっており、他のシステムや装
置に対し、自己システムの同期信号を提供することが可
能になるとともに、選択手段61に、外部クロック入出力
部63に入力されるクロックを選択する構成を有すること
によって、他のシステムからの同期信号に同期させた動
作をさせることができるようになっている。
【0069】また、本実施形態において、複数存在する
システム同期信号生成部55a、55bによって生成するシ
ステム同期信号のビット配列パターンを各々個別に生成
できるように構成し、同時に、複数存在するシステム同
期信号生成部55a、55bにおける検出ビット配列パター
ンを任意に設定できるように構成することも可能であ
る。この構成により、1対の伝送路上の装置で構成され
るシステム相互間で異なったシステム同期信号で運用す
ることができるようになる。
【0070】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、第2実施形態の効果に加えて、選択手段61によって
各上位伝送路110a、110bにおけるシステム同期信号の
何れかを選択することができるので、上位伝送路110a
(110b)に接続されたマスター装置における同期系の
故障時に他の上位伝送路110b(110a)におけるシステ
ム同期信号を切り換えることができ、システム規模を拡
大することができるとともに、システム全体の信頼性を
高めることができる。
【0071】また、システム同期信号検出部53によっ
て、各上位伝送路110a、110bにおけるシステム同期信
号の有無を検出することができるので、故障などによっ
て上位伝送路110a(110b)に接続されたマスター装置
からシステム同期信号が送出されなかった場合、また、
これらのマスター装置よりデータ中継装置300が先に立
ち上がった場合などに、各上位伝送路110a、110bにお
けるシステム同期信号を検出することができ、この検出
結果に基づいて選択手段61を選択することができる。
【0072】また、選択手段61に自己固有のクロックを
入力するとともに、選択手段61によって自己固有のクロ
ックを選択することができ、この選択によって、システ
ム同期PLL54は、クロック信号を生成することができ
るので、上位伝送路110におけるシステム同期信号が検
出されなかった場合であっても、下位伝送路120におけ
るシステム同期信号を送出することができる。したがっ
て、システム同期信号を維持することができ、下位伝送
路120に接続された各通信端末装置間においては、互い
に通信を行うことができる。
【0073】また、上位伝送路110におけるシステム同
期信号が検出されない場合、当該システム同期信号が検
出されるまで下位伝送路120に下位伝送路用120のシステ
ム同期信号を出力しないので、インターホンシステムの
運用開始時などに、上位伝送路110におけるシステムの
立ち上がりが早くても、下位伝送路120におけるシステ
ムは、上位システムの安定動作開始後に動作開始するこ
とができ、システム全体の同期を効率的に確立すること
ができる。
【0074】また、各システム同期信号生成部56a、56
bにおいて、システム同期信号を送出する各伝送路毎に
システム同期信号のビット配列を任意に変更または複数
あるビット配列の何れかから選択して出力することがで
きるので、複数の伝送路間におけるシステム同期信号の
クロストークにより、他の伝送路おけるシステム同期信
号を受信して誤った同期を確立してしまうといった誤動
作(擬似同期)を防止することができる。
【0075】〔第4実施形態〕図4は、本発明に係るデ
ータ中継装置およびインターホンシステムの第4実施形
態を示す図であり、本実施形態は、インターホンシステ
ムなどの有線通信システムにおけるデータ中継装置の実
施形態である。
【0076】なお、本実施形態は、第3実施形態におい
て、上位伝送路に接続されスレーブノードとして動作す
る複数の通信部と、下位伝送路に接続されマスターノー
ドとして動作する複数の通信部を設けた点に特徴があ
り、その他の構成は、第3実施形態と同様であるため、
同一部材には同一番号を付して説明を省略する。ただ
し、本実施形態は、上位伝送路および下位伝送路とも2
つの伝送路を接続するようになっているが、各伝送路の
接続数は、これに限定されず、2以上の上位伝送路およ
び下位伝送路を接続するようになっていてもよい。
【0077】本実施形態のデータ中継装置400は、上位
伝送路110a、110bに接続されスレーブノードとして動
作する通信部101a、101bと、下位伝送路120a、120b
に接続されマスターノードとして動作する通信部102
a、102bと、同期生成部71と、通信部101a、101bお
よび通信部102a、102bを介して伝送路上のタイムスロ
ットに入出力する通信データを相互に交換する通信デー
タ交換部72と、これらの交換経路を制御する制御部73と
から構成される。
【0078】なお、同期生成部71は、第3実施形態にお
けるシステム同期PLL54、選択手段61、および同期保
護部62から構成されるようになっている。
【0079】通信部101a、101bは、上位伝送路110と
の通信されたデータを送受信するモデム81と、システム
同期信号を受信するとともに、同期クロック信号を生成
する同期信号受信部82と、通信データを受信する通信デ
ータ受信部83と、制御データを受信する制御データ受信
部84とを備えており、同期信号受信部82は、生成したク
ロック信号を同期信号生成部71に出力するとともに、通
信データ受信部83は、通信データを通信データ交換部72
に出力し、制御データ受信部84は、制御データを制御部
73に出力するようになっている。
【0080】また、各通信部101a、101bは、通信デー
タ交換部72から入力された通信データを送信する通信デ
ータ送信部86a、86bと、同期信号生成部71から入力さ
れた同期信号に基づいてシステム同期信号を生成するシ
ステム同期信号生成部87a、87bと、制御部73から入力
された制御データを送信する制御データ送信部88a、88
bと、これらの各部から出力された各データを送信デー
タに加工する送信データ組立部85a、85bとを備え、生
成された送信データをモデム81a、81bを介して上位伝
送路110a、110bに出力するようになっている。
【0081】通信部102a、102bは、下位伝送路110
a、110bとの通信されたデータを送受信するモデム91
a、91bと、通信データを受信する通信データ受信部92
a、92bと、制御データを受信する制御データ受信部93
a、93bとを備えており、通信データ受信部92a、92b
は、通信データを通信データ交換部72に出力するととも
に、制御データ受信部93は、制御データを制御部73に出
力するようになっている。
【0082】また、各通信部102a、102bは、通信デー
タ交換部72から入力された通信データを送信する通信デ
ータ送信部94a、94bと、同期信号生成部71から入力さ
れた同期信号に基づいてシステム同期信号を生成するシ
ステム同期信号生成部95a、95bと、制御部73から入力
された制御データを送信する制御データ送信部96a、96
bと、これらの各部から出力された各データを送信デー
タに加工する送信データ組立部97a、97bとを備え、モ
デム91a、91bを介して下位伝送路120a、120bに出力
するようになっている。
【0083】また、データ中継装置400は、通常、上位
伝送路110a、110bと下位伝送路120a、120bの通信速
度が等しいので、上記のような構成を有することによっ
て、通信データ交換部72においてはデータの速度変換や
揺らぎ吸収を行うことなく、上位伝送路110a、110bと
下位伝送路120a、120b間の通信データを自由に交換す
ることができるようになっている。
【0084】さらに、通信部101a、101bと通信部102
a、102bに制御データ受信部84a、84b、93a、93b
および制御データ送信部88a、88b、96a、96bが設け
てあるので、伝送路上の規定位置に配置される制御デー
タを送受信可能になっている。
【0085】また、一般に、制御データは、ランダムな
間隔で送受信されるため、制御部73を介して各通信装置
とデータ中継装置間の制御データ通信、または、伝送路
間の制御データの中継が可能になっている。
【0086】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、第3実施形態の効果に加えて、各システム同期信号
検出部53において、上位伝送路110におけるシステム同
期信号が検出されない場合、上位伝送路110に下位伝送
路120用のシステム同期信号を出力することができるの
で、上記伝送路110におけるシステム同期信号が検出さ
れなくても、下位伝送路120用のシステム同期信号を出
力することができるとともに、上位伝送路110における
システム同期信号を維持することができ、各伝送路間お
いて、データ通信を行うことができる。したがって、各
通信端末装置間においては、互いに通信を行うことがで
きる。
【0087】また、制御データの中継機能が付加される
とともに、データ中継装置400において、システムに接
続されるすべての通信装置の状態および伝送路の使用状
態を把握することができ、すなわち、システムの主制御
装置として動作することができる構成となる。
【0088】〔第5実施形態〕図5は、本発明に係るデ
ータ中継装置およびインターホンシステムの第5実施形
態を示す図であり、本実施形態は、インターホンシステ
ムなどの有線通信システムにおけるデータ中継装置の実
施形態である。
【0089】なお、本実施形態は、第4実施形態におい
て、各通信部に誤り検出・訂正部と冗長ビット付加部を
設けた点に特徴があり、その他の構成は、第4実施形態
と同様であるため、同一部材には同一番号を付して説明
を省略する。
【0090】本実施形態のデータ中継装置500は、第4
の実施形態と同様に通信データの中継が可能な構成であ
り、かつ、受信データの誤り訂正機能と送信データへの
誤り訂正用冗長ビットの付加が可能な構成となってい
る。
【0091】このデータ中継装置500は、図5に示すよ
うに、通信部101に、通信データ受信部83から出力され
た通信データを入力し、通信データにおける誤り検出お
よび誤り訂正を行う誤り検出・訂正部98と、誤り検出お
よび訂正が行われた通信データに冗長ビットを付加する
冗長ビット付加部99とを備え、冗長ビット付加部99は、
冗長ビットが付加された通信データを通信データ交換部
72を介して通信部102a、102bの通信データ送信部94に
出力するようになっている。
【0092】なお、図5は、上位伝送路から下位伝送路
への通信データ中継の構成を示しているが、誤り検出・
訂正部98および冗長ビット付加部99は、通信部101だけ
でなく、通信部102においても、同様な構成を有し、通
信データ受信部92において受信した受信データを誤り検
出および訂正並びに冗長ビット付加を行うようになって
いる。したがって、上位伝送路110a(110b)から上位
伝送路110b(110a)に通信データの中継および下位伝
送路120a(120b)から下位伝送路120b(120a)に通
信データ中継も実現可能である。
【0093】次に、本実施形態の通信データの受信動作
について説明する。なお、図5における上位伝送路110
a、110bから下位伝送路120a、120bにデータを中継
する場合を例に取り説明する。
【0094】まず、通信データ受信部83において受信デ
ータから所望のタイムスロットのデータを選択受信する
と、受信した通信データには、送信装置から誤り検出用
の冗長ビットが付加されているので、誤り検出・訂正部
98では、これを用いて誤り検出および誤りを訂正し冗長
ビットを削除した受信データを出力する。
【0095】次いで、冗長ビット付加部99において、新
たに誤り検出用の冗長ビットを付加し、通信データ交換
部72、通信データ送信部94を介して下位伝送路120a、1
20bの所望のタイムスロットに送信データを出力する。
【0096】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、第4実施形態の効果に加え、通信データの一部に通
信データの誤りを訂正するための冗長ビットを付加する
とともに、データ中継装置500に誤り検出・訂正部98お
よび冗長ビット付加部99を設けてあるので、この冗長ビ
ットに基づいて通信データの誤りを訂正し、訂正した通
信データに新たに冗長データを付加することができ、通
信における誤り率を増加させずに、データの通信におけ
る信頼性を向上させることができる。
【0097】〔第6実施形態〕図6、図7は、本発明に
係るデータ中継装置およびインターホンシステムの第6
実施形態を示す図であり、本実施形態は、インターホン
システムなどの有線通信システムの実施形態である。
【0098】なお、本実施形態は、複数のデータ中継装
置と各データ中継装置毎に複数の通信端末装置(スレー
ブ装置)から構成されるインターホンシステムであり、
データ中継装置を主制御装置(マスター装置)として用
いるとともに、各データ中継装置を互いに同期させて通
信を行うようになっている。また、データ中継装置は、
第5実施形態と同様の構成を有しており、同一部材には
同一番号を付して説明を省略する。ただし、本実施形態
は、4台のデータ中継装置を互いに接続するようになっ
ているが、データ中継装置の台数は、これに限定されな
い。
【0099】本実施形態のインターホンシステム600
は、図6に示すように、4台の各データ中継装置601
a、601b、601c、601dを備え、各データ中継装置601
a、601b、601c、601d毎に、複数の伝送路を収容
し、それぞれ、複数の通信端末装置602と接続するよう
になっており、収容する伝送路のマスターかつ主制御装
置として動作するようになっている。
【0100】また、データ中継装置601a、601b、601
c、601dに収容される各伝送路には、それぞれ、通信
端末装置602および他のデータ中継装置601が接続される
ようになっており、各データ中継装置601a、601b、60
1c、601dは、互いに同期クロックによって結合して各
装置間を同期させるようになっている。
【0101】なお、データ中継装置601a、601bは、同
期信号を伝送する伝送路610によって接続されており、
データ中継装置601a、601bにおいて、伝送路611は、
下位伝送路であるとともに、各データ中継装置601c、6
01dにおいては、上位伝送路となる。また、各データ中
継装置601a、601b、601c、601dが収容する複数の伝
送路612、613は、各データ中継装置601a、601b、601
c、601dにおいて下位伝送路となり、特に、伝送路613
は、複数の伝送路613a、613bから構成されている。
【0102】このように各データ中継装置各データ中継
装置601a、601b、601c、601dを介して縦列接続され
たインターホンシステムを構成するようになっている。
【0103】次に、図7を用いて各通信端末装置602に
ついて説明する。なお、下位伝送路613a、613bに接続
された通信端末装置602を用いて説明する。
【0104】各通信端末装置602は、各下位伝送路613
a、613bに接続されスレーブノードとして動作する通
信部621a、621bと、それぞれ受信した通信データを多
重および高速なデータを1伝送路の通信速度毎に分離す
る通信データ多重分離部622と、高速データを画像デー
タ等に変換するデータ処理部623と、通信制御を行なう
制御部624とから構成される。
【0105】通信部621a、621bは、下位伝送路613
a、613bとの通信されたデータを送受信するモデム631
a、631bと、システム同期信号を受信するとともに、
同期クロック信号を生成する同期信号受信部632a、632
bと、通信データを受信する通信データ受信部633a、6
33bと、制御データを受信する制御データ受信部634
a、634bとを備えており、通信データ受信部633a、63
3bは、通信データを通信データ多重分離部622に出力
し、制御データ受信部634a、634bは、制御データを制
御部624に出力するようになっている。
【0106】また、各通信部621a、621bは、通信デー
タ多重分離部622から入力された通信データを送信する
通信データ送信部635a、635bと、制御部624から入力
された制御データを送信する制御データ送信部636a、6
36bと、これら各部から出力された各データを送信デー
タに加工する送信データ組立部637a、637bとを備え、
生成された送信データをモデム631a、631bを介して各
下位伝送路613a、613bに出力するようになっている。
【0107】なお、本通信端末装置602は、2つの通信
部621a、621bを備えているが、伝送路611、612に接続
されている通信端末装置602における通信部の数は、1
つとなる。
【0108】次に、図8において、通信データの多重分
離について説明する。例えば、伝送路上の1フレームあ
たりのタイムスロット数をN、伝送路の1タイムスロッ
トあたりの伝送速度をX(bps)とすると、すべての
タイムスロットを使用しても最大伝送速度はN×X(b
ps)となる。
【0109】そこで、複数の伝送路のタイムスロットを
1ストリームのデータに多重、また逆に高速のストリー
ムデータを複数の伝送路のタイムスロットデータに分離
することにより、N×X(bps)を超える通信装置間
の通信が可能となる。
【0110】なお、図8は、2伝送路の8タイムスロッ
トを使用することにより、8×N(bps)の高速デー
タに多重分離する1例であり、図8(a)は、伝送路
a、bにおいて、多重処理を行う前の任意のフレームデ
ータの一例、図8(b)は、伝送路a、bにおける各フ
レームを多重処理したフレームデータの一例、図8
(c)は、伝送路c、dに多重処理されたフレームデー
タを分離したフレームデータの一例である。
【0111】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、データ中継装置601がマスター装置になるととも
に、各データ中継装置601において互いに同期を取るこ
とができるとともに、各通信端末装置602と通信を行う
ことができるので、インターホンシステムなどの有線通
信システムのシステム規模を拡大するとき、伝送路長や
伝送路の配線形態によって伝送路の特性インピーダンス
が大きく変化することなく、同期信号あるいは通信デー
タを正しく伝送することができる。
【0112】
【発明の効果】本発明のデータ中継装置は、マスター装
置が接続された上位伝送路に接続されるとともに、スレ
ーブ装置のみ接続された下位伝送路に接続されることに
よって、上位伝送路にマスター装置から送出されるシス
テム同期信号を下位伝送路に出力することができるの
で、システム規模を拡大するとき、伝送路長や伝送路の
配線形態によって伝送路の特性インピーダンスが大きく
変化することなく、同期信号あるいは通信データを正し
く伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ中継装置およびインターホ
ンシステムの第1実施形態を示す図であり、かかるデー
タ中継装置の構成を示す図
【図2】本発明に係るデータ中継装置およびインターホ
ンシステムの第2実施形態を示す図であり、かかるデー
タ中継装置の構成を示す図
【図3】本発明に係るデータ中継装置およびインターホ
ンシステムの第3実施形態を示す図であり、かかるデー
タ中継装置の構成を示す図
【図4】本発明に係るデータ中継装置およびインターホ
ンシステムの第4実施形態を示す図であり、かかるデー
タ中継装置の構成を示す図
【図5】本発明に係るデータ中継装置およびインターホ
ンシステムの第5実施形態を示す図であり、かかるデー
タ中継装置の構成の一部を示す図
【図6】本発明に係るデータ中継装置およびインターホ
ンシステムの第6実施形態を示す図であり、かかるイン
ターホンシステムの構成を示す図
【図7】本発明に係るデータ中継装置およびインターホ
ンシステムの第6実施形態を示す図であり、かかる通信
端末装置の構成を示す図
【図8】第6実施形態の通信データにおける多重処理を
説明するための図であり、多重処理の一例を示した図
【図9】従来のインターホンシステムの構成を示す図
【図10】従来のインターホンシステムにおける通信デー
タ構成を示す図
【図11】従来のインターホンシステムの各装置における
任意のデータの送受信を説明するための図
【符号の説明】
50 モデム受信部(出力手段) 53 システム同期信号検出部(検出手段) 54 システム同期PLL(クロック信号生成手段) 56 システム同期信号生成部(同期信号生成手段) 57 モデム送信部(出力手段) 61 選択手段 63 外部入出力端子(外部入力手段) 83、92 通信データ受信部(送受信手段) 86、94 通信データ送信部(送受信手段) 98 誤り検出・訂正部(送受信手段) 99 冗長ビット付加部(送受信手段) 100、200、300、400、500、601 データ中継装置 110 上位伝送路 120 下位伝送路 602 通信端末装置(スレーブ装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 CB03 CB15 DB11 DB17 DB18

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスター装置によって生成されたシステ
    ム同期信号に基づいて伝送される通信データを伝送路上
    で時分割多重交換を行うデジタルマルチドロップシステ
    ムにおけるデータ中継装置であって、 前記マスター装置が接続された上位伝送路に接続される
    とともに、スレーブ装置のみ接続された下位伝送路に接
    続されており、 前記上位伝送路から前記マスター装置が生成したシステ
    ム同期信号を検出する検出手段と、 前記検出手段によって検出された前記システム同期信号
    に基づいてクロック信号を生成するクロック信号生成手
    段と、 前記クロック信号生成手段によって生成された前記クロ
    ック信号に基づいて前記下位伝送路用のシステム同期信
    号を生成する同期信号生成手段と、 前記同期信号生成手段によって生成された前記下位伝送
    路用のシステム同期信号を前記下位伝送路に出力する出
    力手段とを備えたことを特徴とするデータ中継装置。
  2. 【請求項2】 複数の前記下位伝送路に接続され、 前記出力手段が、前記複数の下位伝送路に前記同期信号
    生成手段によって生成された前記下位伝送路用のシステ
    ム同期信号を出力することを特徴とする請求項1記載の
    データ中継装置。
  3. 【請求項3】 複数の前記上位伝送路に接続され、 前記検出手段が、前記各上位伝送路における前記各シス
    テム同期信号を検出するとともに、 前記検出手段によって検出された前記各システム同期信
    号の何れかを選択する選択手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1または2記載のデータ中継装置。
  4. 【請求項4】 前記各上位伝送路におけるシステム同期
    信号の有無を検出することを特徴とする請求項3記載の
    データ中継装置。
  5. 【請求項5】 前記上位伝送路における前記システム同
    期信号が検出されない場合、前記同期信号生成手段が、
    自己固有のクロックに基づいて前記下位伝送路用のシス
    テム同期信号を生成することを特徴とする請求項1乃至
    4の何れかに記載のデータ中継装置。
  6. 【請求項6】 前記上位伝送路に自己固有のクロックに
    基づいて生成したシステム同期信号を出力することを特
    徴とする請求項5記載のデータ中継装置。
  7. 【請求項7】 前記上位伝送路における前記システム同
    期信号が検出されない場合、前記システム同期信号が検
    出されるまで前記下位伝送路に前記システム同期信号を
    出力しないことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに
    記載のデータ中継装置。
  8. 【請求項8】 前記クロック信号生成手段から出力され
    るクロック信号を外部に出力することを特徴とする請求
    項1乃至7の何れかに記載のデータ中継装置。
  9. 【請求項9】 外部より外部クロック信号が入力される
    外部入力手段を設け、 前記クロック信号生成手段が、前記外部入力手段によっ
    て入力された前記外部クロック信号および前記検出手段
    によって検出された前記システム同期信号の何れかに基
    づいて前記クロック信号を生成することを特徴とする請
    求項1乃至8の何れかに記載のデータ中継装置。
  10. 【請求項10】 前記同期信号生成手段によって生成され
    る前記システム同期信号のビット配列を前記各伝送路毎
    に変更することを特徴とする請求項2乃至9の何れかに
    記載のデータ中継装置。
  11. 【請求項11】 前記ビット配列を任意に、または、複数
    の何れかから選択することを特徴とする請求項10記載の
    データ中継装置。
  12. 【請求項12】 前記通信データを送受信する送受信手段
    を設け、前記伝送路の何れかから検出された前記通信デ
    ータを他の前記伝送路に出力することを特徴とする請求
    項1乃至11の何れかに記載のデータ中継装置。
  13. 【請求項13】 前記通信データの一部に前記通信データ
    の誤りを訂正するための冗長データを付加し、 前記送受信手段が、前記冗長データに基づいて前記通信
    データの誤りを訂正するとともに、新たに前記冗長デー
    タを付加してデータ送信することを特徴とする請求項12
    記載のデータ中継装置。
  14. 【請求項14】 前記送受信手段が、前記マスター装置お
    よび前記スレーブ装置と制御データを通信することを特
    徴とする請求項12または13に記載のデータ中継装置。
  15. 【請求項15】 マスター装置によって生成されたシステ
    ム同期信号に基づいて伝送される通信データを伝送路上
    で時分割多重交換を行うとともに、各スレーブ装置の同
    期をとるデジタルマルチドロップシステムを用いたイン
    ターホンシステムであって、 前記マスター装置が接続された上位伝送路に接続される
    とともに、スレーブ装置のみ接続された下位伝送路に接
    続されたデータ中継装置を有し、 前記データ中継装置が、 前記上位伝送路から前記マスター装置が生成したシステ
    ム同期信号を検出する検出手段と、 前記検出手段によって検出された前記システム同期信号
    に基づいてクロック信号を生成するクロック信号生成手
    段と、 前記クロック信号生成手段によって生成された前記クロ
    ック信号に基づいて前記下位伝送路用のシステム同期信
    号を生成する同期信号生成手段と、 前記同期信号生成手段によって生成された前記下位伝送
    路用のシステム同期信号を前記下位伝送路に出力する出
    力手段とを備えたことを特徴とするインターホンシステ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記データ中継装置に前記通信データを
    送受信する送受信手段を設け、前記伝送路の何れかから
    検出された前記通信データを他の前記伝送路に出力する
    ことを特徴とする請求項15記載のインターホンシステ
    ム。
  17. 【請求項17】 前記通信データの一部に通信データの誤
    りを訂正するための冗長データを付加するとともに、 前記データ中継装置における前記送受信手段が、前記冗
    長データに基づいて前記通信データの誤りを訂正すると
    ともに、新たに前記冗長データを付加してデータ送信す
    ることを特徴とする請求項16記載のインターホンシステ
    ム。
  18. 【請求項18】 前記伝送路上の通信データの各フレーム
    に前記システム同期信号を配するとともに、複数の通信
    用タイムスロットを備えたことを特徴とする請求項15乃
    至17の何れかに記載のインターホンシステム。
  19. 【請求項19】 各前記マスター装置、スレーブ装置およ
    び前記データ中継装置間を複数の伝送路で接続するとと
    もに、前記複数の伝送路上の通信用タイムスロットを同
    時に使用することを特徴とする請求項18記載のインター
    ホンシステム。
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