JP2002314179A - 光利得等化器、光増幅装置及び光伝送システム - Google Patents

光利得等化器、光増幅装置及び光伝送システム

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JP2002314179A JP2001110197A JP2001110197A JP2002314179A JP 2002314179 A JP2002314179 A JP 2002314179A JP 2001110197 A JP2001110197 A JP 2001110197A JP 2001110197 A JP2001110197 A JP 2001110197A JP 2002314179 A JP2002314179 A JP 2002314179A
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gain
light
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temperature coefficient
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Junya Maeda
純也 前田
Masahiro Koto
雅弘 湖東
Kazuyuki Tadatomo
一行 只友
Koichi Taniguchi
浩一 谷口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度変化に影響されることなく利得等化特性
を平坦化する。 【解決手段】 筐体4内に光の伝搬方向に並んで配置さ
れた2枚のエタロンフィルタ7として、温度係数が互い
に正と負の相反する値を示すように設定されたものを採
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光を増幅する利
得媒質の利得が波長に依存して変化する場合に、この利
得の波長依存性を補償するために使用される光利得等化
器、このような光利得等化器を備えた光増幅装置、及び
これらから構成された光伝送システムに関し、特に温度
補償対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信システムの大容量化を実現
する技術の1つとして、1つの光ファイバに複数の波長
の光信号を多重化して伝送する波長多重伝送(WDM:
Wavelength Division Multiplexing)方式が注目されて
いる。このようなWDM方式においては、エルビウム等
の希土類をドープした光ファイバを増幅媒体としたエル
ビウムドープファイバアンプ(EDFA)が複数の波長
の信号を一括して増幅することができることから、有効
な増幅手段として考えられている。
【0003】しかし、EDFAの利得は大きな波長依存
性を持っているため、増幅後の各信号の出力レベルが波
長毎に異なってしまう。さらに、EDFAを多段接続し
た場合には、上記増幅後の各信号の出力レベル差は累積
されてしまう。
【0004】このため、各増幅段毎に利得等化するフィ
ルタを備えた光利得等化器を取り付けることが試みられ
ている。例えば、利得等化フィルタとしてエタロンフィ
ルタを用いた光利得等化器では、高精度の利得等化特性
が得られることが報告されている(「光ファイバ増幅器
用利得等化器」 NEC技報Vol.51 No4/1998 第49〜53
頁、特開平9−289349号公報及び特開2000−
106544号公報参照)。
【0005】この光利得等化器では、必要とする透過特
性を波長に対するフーリエ級数に展開し、それぞれのフ
ーリエ展開項と同じ振幅、周期及び位相の正弦波状損失
特性を有するエタロンフィルタを光の伝搬方向に並べて
配置することにより、所望の利得等化特性を得るという
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の如き
光利得等化器に用いられるエタロンフィルタは、温度が
変化すると膨張して厚さが変化したり、屈折率が変化し
て位相ズレが生ずる。特に、上記の各光利得等化器で
は、エタロンフィルタはいずれも同一材質であるため、
各段毎の温度変化による特性変化が累積されて大きくな
り、広い温度範囲で平坦な利得等化特性を持たせること
が困難になる。
【0007】この発明はかかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、温度変化に影響され
ることなく利得等化特性を平坦化させることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、個々のエタロンフィルタの温度変化に
よる特性変化を互いに相殺するようにしたことを特徴と
する。
【0009】具体的には、請求項1に記載の発明は、筐
体内に複数枚のエタロンフィルタが光の伝搬方向に並ん
で配置され、利得媒質を経て増幅された光が上記各エタ
ロンフィルタを透過することで当該増幅光に損失を与え
て利得の波長依存性を低減する光利得等化器において、
各エタロンフィルタとして、温度係数が互いに正と負の
相反する値を示すように設定されたものを採用したこと
を特徴とする。
【0010】上記の構成により、請求項1に記載の発明
では、個々のエタロンフィルタの温度変化による位相ズ
レが相殺されてトータルでの温度ズレがなくなり、広い
温度範囲で平坦な利得等化特性が安定して得られる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、温度係数は、屈折率の温度係数である
ことを特徴とする。
【0012】上記の構成により、請求項2に記載の発明
では、温度変化を相殺する具体的な手段が明示される。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、温度係数は、線膨張係数であることを
特徴とする。
【0014】上記の構成により、請求項3に記載の発明
では、温度変化を相殺する具体的な別の手段が明示され
る。
【0015】請求項4に記載の発明は、光増幅装置とし
て、伝送途中で信号光を増幅する光増幅器と、この光増
幅器の利得を等化する請求項1〜3のいずれか1項に記
載の光利得等化器とを備えたことを特徴とする。
【0016】上記の構成により、請求項4に記載の発明
では、利得特性が平坦化された光増幅装置が得られる。
【0017】請求項5に記載の発明は、光伝送システム
として、波長多重された信号光を送出する送信機と、信
号光を受信する受信機と、上記送信機と受信機とを接続
する光ファイバ網と、この光ファイバ網に介設された請
求項4記載の光増幅装置とを備えたことを特徴とする。
【0018】上記の構成により、請求項5に記載の発明
では、光伝送システム全体において利得特性の平坦化が
補償される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面に基づいて説明する。
【0020】図6はこの発明の一実施形態に係る光伝送
システム100の概略構成を示す。この光伝送システム
100は、信号光を送出する送信機101と、信号光を
受信する受信機102とを備え、上記送信機101と受
信機102とは、信号光を伝送する光ファイバ103の
ファイバ網で接続され、この光ファイバ網に複数(図6
では2つのみ表れる)の光増幅装置(光ファイバ増幅装
置)10が介設されている。
【0021】上記光増幅装置10は、伝送途中で信号光
を増幅する光ファイバ増幅器11と、この光ファイバ増
幅器11の利得を等化する光利得等化器1とを備えてい
る。図5に示すように、上記光ファイバ増幅器11は、
エルビウムドープ光ファイバ12と、このエルビウムド
ープ光ファイバ12を励起するための励起光源13とを
備えている。励起光源13は、例えば波長1.48μm
帯又は波長0.98μm帯の励起光(pump light)を発
するレーザ光源であり、光ファイバ103に介設された
光カプラ14により上記エルビウムドープ光ファイバ1
2に接続されている。
【0022】このように構成された光増幅装置10で
は、図5左側から光ファイバ103を伝搬してきた信号
光(波長:例えば1538〜1564nm)は光カプラ
14へ入力される一方、励起光源13からの励起光も光
ファイバ103を介して光カプラ14へ入力される。そ
して、この光カプラ14において、上記入力した信号光
及び励起光が結合されてエルビウムドープ光ファイバ1
2へ出力され、エルビウムドープ光ファイバ12で信号
光の強度が増幅される。この増幅された信号光は波長に
依存した強度のばらつきを有するが、出力側(受信機1
02側)の光利得等化器1に入力されて信号光強度のば
らつきを補償するようにフィルタリングされ、これによ
り利得が等化(平坦化)された信号光は出力される。
【0023】一方、上記光利得等化器1は、図1に示す
ように、両端が開口した円筒形の筒体2と、この筒体2
の両端に接続された一対のスリーブ3とからなる筐体4
を備え、上記各スリーブ3には光ファイバ103が接続
されている。一方、上記筒体2内の両端開口側には、一
対のコリメータレンズ5がスペーサ6によってそれぞれ
取り付けられているとともに、これらコリメータレンズ
5の間には、2枚のエタロンフィルタ7が光の伝搬方向
に間隔をあけて並んで配置されている。これら2段のエ
タロンフィルタ7はそれぞれ支持具8を介して回転板9
に取り付けられ、回転板9を回転させることでエタロン
フィルタ7に対する信号光の入射角を調整して厚み誤差
や取付け誤差による利得等化特性のシフトを補正するよ
うになっている。
【0024】この光利得等化器1のフィルタリング特性
は、利得媒質(エルビウムドープ光ファイバ)全体の最
終的なゲイン特性に応じて決定される。利得媒質全体の
ゲイン特性が例えば図2(a)の曲線に示される波長依
存性を持つ場合、光利得等化器1のフィルタリング特性
は図2(d)の曲線に示すような波長依存性を持つよう
に設計される。図2(a)及び(d)から明らかなよう
に、図2(d)の光利得等化器1の曲線はフィルタリン
グ前の図2(a)の曲線の利得の相対的に高い部分に対
してより大きな損失を与えるプロファイルを有してい
る。図2(d)の曲線に示すような波長依存性を持つフ
ィルタリング特性は、入力側(図1左側)のエタロンフ
ィルタ7のフィルタリング特性(図2(b))と、出力
側(図1右側)のエタロンフィルタ7のフィルタリング
特性(図2(c))との組み合わせにより得られる。利
得媒質によって増幅された出力光の強度は、図2(a)
のゲイン特性に応じた波長依存性を持つに至るが、その
後、出力光強度の相対的に高い成分が光利得等化器1に
よって部分的にカットされるため、最終的には図2
(e)の曲線で示される光を得ることができる。
【0025】つまり、厚さd、屈折率nのエタロンフィ
ルタ7の両面に反射率Rの半透過膜を施した場合、その
エタロンフィルタ7の透過光の波長特性は次式で表すこ
とができる。
【0026】
【数1】 ここで、λは光の波長、θはエタロンフィルタ7へのビ
ーム入射角である。
【0027】したがって、必要とする透過特性を波長に
対するフーリエ級数に展開し、それぞれのフーリエ展開
項と同じ振幅、周期及び位相の上記(1)式で示される
正弦波状損失特性を有するエタロンフィルタ7を光の伝
搬方向に並べて配置することにより、光ファイバ増幅器
11の増幅特性(利得特性)を平坦化することができ
る。
【0028】この発明の特徴として、上記2つのエタロ
ンフィルタ7は、屈折率の温度係数や線膨張係数等の温
度係数が互いに正と負の相反する値を示すように設定さ
れている。これら2つのエタロンフィルタ7を組み合わ
せることでそれぞれの温度変化によるフィルタリング特
性のズレを相殺するようにしている。つまり、温度が変
化すると、熱膨張によりエタロンフィルタ7の厚さdが
変化するとともに、エタロンフィルタ7の屈折率nも変
化するため、位相ずれが生ずるが、この位相ズレを温度
係数が互いに正と負の相反する値を示す2つのエタロン
フィルタ7により補正しようとするものである。
【0029】次に、上述の如く温度係数が互いに正と負
の相反する値を示すように設定されたエタロンフィルタ
7を備えた光利得等化器1の実施例を比較例と共に具体
的に説明する。
【0030】(実施例1)下記に示す屈折率の温度係数
が互いに正と負の相反する値を示す2枚のエタロンフィ
ルタ7を図1のように距離をあけて筐体4内に組み付け
てエタロンフィルタ7が2段の光利得等化器1を構成
し、入射側をASE(amplified spontaneous emissio
n)光源に、出射側を光スペクトラムアナライザにそれ
ぞれ接続する。この光利得等化器1を温度が可変である
恒温槽に入れ、環境温度0℃と70℃での透過光特性を
測定した。その測定結果を図3(a)に示す。このデー
タから明らかなように、環境温度が0℃から70℃に変
化しても、波長特性の損失変動量が0.08dB以下に
抑えられていることが判る。
【0031】<屈折率の温度係数が負のエタロンフィル
タの材料特性> 材質:SPECTROSIL(TSL(英国)製) 厚さ:45.0μm ビーム入射角:3.3deg 反射率:3.3% 線膨張係数:5.3×10-7(/℃) 屈折率の温度係数:−0.9×10-5〜−0.7×10
-5(/℃) <屈折率の温度係数が正のエタロンフィルタの材料特性
> 材質:VIOSIL(信越化学製) 厚さ:30.0μm ビーム入射角:6.2deg 反射率:8.0% 線膨張係数:4.5×10-7〜5.5×10-7(/℃) 屈折率の温度係数:0.7×10-5〜1.0×10
-5(/℃) (比較例1)下記に示す屈折率の温度係数が正のエタロ
ンフィルタ7を図1のように距離をあけて筐体4内に2
枚組み付けてエタロンフィルタ7が2段の光利得等化器
1を構成し、実施例1と同じ条件で透過光特性を測定し
た。その測定結果を図3(b)に示す。このデータから
明らかなように、環境温度が0℃から70℃に変化する
と位相が大きく変化し、波長特性の損失変動量が0.1
6dBと変化することが確認された。
【0032】<屈折率の温度係数が正のエタロンフィル
タの材料特性> 材質:VIOSIL(信越化学製) 厚さ:45.0μm ビーム入射角:3.0deg 反射率:3.3% 線膨張係数:4.5×10-7〜5.5×10-7(/℃) 屈折率の温度係数:0.7×10-5〜1.0×10
-5(/℃) <屈折率の温度係数が正のエタロンフィルタの材料特性
> 材質:VIOSIL(信越化学製) 厚さ:30.0μm ビーム入射角:6.2deg 反射率:8.0% 線膨張係数:4.5×10-7〜5.5×10-7(/℃) 屈折率の温度係数:0.7×10-5〜1.0×10
-5(/℃) (実施例2)下記に示す屈折率の温度係数が互いに正と
負の相反する値を示す2枚のエタロンフィルタ7を接触
させて筐体4内に組み付けてエタロンフィルタ7が1段
の光利得等化器1を構成し、実施例1と同じ条件で透過
光特性を測定した。その測定結果を図4(a)に示す。
このデータから明らかなように、環境温度が0℃から7
0℃に変化しても、波長特性の損失変動量が0.02d
B以下に抑えられていることが判る。
【0033】<屈折率の温度係数が負のエタロンフィル
タの材料特性> 材質:SPECTROSIL(TSL(英国)製) 厚さ:49.99μm ビーム入射角:5.0deg 反射率:5.0% 線膨張係数:5.3×10-7(/℃) 屈折率の温度係数:−0.9×10-5〜−0.7×10
-5(/℃) <屈折率の温度係数が正のエタロンフィルタの材料特性
> 材質:VIOSIL(信越化学製) 厚さ:50.00μm ビーム入射角:5.0deg 反射率:5.0% 線膨張係数:4.5×10-7〜5.5×10-7(/℃) 屈折率の温度係数:0.7×10-5〜1.0×10
-5(/℃) (比較例2)下記に示す屈折率の温度係数が正の1枚の
エタロンフィルタ7を筐体4内に組み付けてエタロンフ
ィルタ7が1段の光利得等化器1を構成し、実施例1と
同じ条件で透過光特性を測定した。その測定結果を図4
(b)に示す。このデータから明らかなように、環境温
度が0℃から70℃に変化すると位相が大きく変化し、
波長特性の損失変動量が0.22dBと大きく変化する
ことが確認された。
【0034】<屈折率の温度係数が正のエタロンフィル
タの材料特性> 材質:VIOSIL(信越化学製) 厚さ:50.00μm ビーム入射角:5.0deg 反射率:10.0% 線膨張係数:4.5×10-7〜5.5×10-7(/℃) 屈折率の温度係数:0.7×10-5〜1.0×10
-5(/℃) なお、上記の実施例1では、2枚のエタロンフィルタ7
を伝搬方向に間隔をあけて並べて2段に配置したが、3
段以上であってもよく、また、実施例2のような2枚一
組としたエタロンフィルタ7を複数段に配置してもよ
い。
【0035】また、上記各実施例では、屈折率の温度係
数が互いに正と負の相反する値を示すように設定された
エタロンフィルタ7を採用したが、線膨張係数が互いに
正と負の相反する値を示すように設定されたエタロンフ
ィルタ7も用いても同様の作用効果を奏することができ
るものである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、筐体内に光の伝搬方向に並んで配置された複数枚の
エタロンフィルタの温度係数を互いに正と負の相反する
値を示すように設定したので、個々のエタロンフィルタ
の温度変化による位相ズレを相殺して温度変化に左右さ
れることなく平坦な利得特性を安定して得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】光利得等化器の概略構成図である。
【図2】(a)は光ファイバ増幅器の増幅特性を示すグ
ラフ、(b)は1段目のエタロンフィルタの損失特性を
示すグラフ、(c)は2段目のエタロンフィルタの損失
特性を示すグラフ、(d)は1段目及び2段目のエタロ
ンフィルタの波長を合成した損失特性を示すグラフ、
(e)はフィルタリング後の特性を示すグラフである。
【図3】(a)は実施例1の透過光の波長依存性を示す
グラフ、(b)は比較例1の透過光の波長依存性を示す
グラフである。
【図4】(a)は実施例2の透過光の波長依存性を示す
グラフ、(b)は比較例2の透過光の波長依存性を示す
グラフである。
【図5】光増幅装置の概略構成図である。
【図6】光伝送システムの概略構成図である。
【符号の説明】
1 光利得等化器 4 筐体 7 エタロンフィルタ 10 光増幅装置 11 光ファイバ増幅器 12 エルビウムドープ光ファイバ(利得
媒質) 100 光伝送システム 101 送信機 102 受信機 103 光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/16 H04B 9/00 M 10/17 10/18 (72)発明者 只友 一行 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 谷口 浩一 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 Fターム(参考) 2H038 AA22 BA23 BA25 BA32 2H048 GA03 GA09 GA13 GA21 GA51 GA62 5F072 AB09 AK06 JJ05 KK08 PP07 RR01 YY17 5K002 AA01 AA03 AA06 BA31 CA02 CA10 CA13 DA02 FA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に複数枚のエタロンフィルタが光
    の伝搬方向に並んで配置され、利得媒質を経て増幅され
    た光が上記各エタロンフィルタを透過することで当該増
    幅光に損失を与えて利得の波長依存性を低減する光利得
    等化器であって、 上記各エタロンフィルタは、温度係数が互いに正と負の
    相反する値を示すように設定されていることを特徴とす
    る光利得等化器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光利得等化器において、 温度係数は、屈折率の温度係数であることを特徴とする
    光利得等化器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光利得等化器において、 温度係数は、線膨張係数であることを特徴とする光利得
    等化器。
  4. 【請求項4】 伝送途中で信号光を増幅する光増幅器
    と、 この光増幅器の利得を等化する請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の光利得等化器とを備えたことを特徴とする
    光増幅装置。
  5. 【請求項5】 波長多重された信号光を送出する送信機
    と、 信号光を受信する受信機と、 上記送信機と受信機とを接続する光ファイバ網と、 この光ファイバ網に介設された請求項4記載の光増幅装
    置とを備えたことを特徴とする光伝送システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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